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JP2001035266A - ケーブル及びケーブル識別方法 - Google Patents

ケーブル及びケーブル識別方法

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Publication number
JP2001035266A
JP2001035266A JP20571899A JP20571899A JP2001035266A JP 2001035266 A JP2001035266 A JP 2001035266A JP 20571899 A JP20571899 A JP 20571899A JP 20571899 A JP20571899 A JP 20571899A JP 2001035266 A JP2001035266 A JP 2001035266A
Authority
JP
Japan
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cable
value
scale value
lot number
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20571899A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Tachikura
正男 立蔵
Shigenori Uruno
重則 宇留野
Chikashi Izumida
史 泉田
Nobuo Tomita
信夫 富田
Yutaka Yagi
裕 八木
Kenichi Tomita
研一 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP20571899A priority Critical patent/JP2001035266A/ja
Publication of JP2001035266A publication Critical patent/JP2001035266A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続先などの情報の識別・管理をケーブル
ごと或いは心線ごとに容易に行なうことのできるケーブ
ル及びケーブル識別方法を提供すること。 【解決手段】 ケーブルの外被に、このケーブルの長
手方向に沿って同一間隔毎に、当該ケーブルの端部から
の距離に応じて一様に増加などする目盛り値とこのケー
ブルのロット番号が表示されているケーブル。また、そ
れぞれのケーブルの目盛り値の開始値と終了値などをロ
ット番号と共に電子化したデータとしてデータベースに
登録しておき、検索対象ケーブルの外被に表示されたロ
ット番号と目盛り値を検索キーにして、データベースに
登録されたケーブルデータを検索することにより、検索
対象ケーブルの所要データを取得するケーブル識別方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信用ケーブルや
電力用ケーブルなど、様々な用途のケーブルを対象とし
たケーブルの識別、殊に敷設後の識別が容易なケーブル
及びケーブルの識別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信ケーブルなどが多数配線・敷設され
るところでは、ケーブルが輻輳してケーブルの経路をた
どることが難しい。したがって、輻輳したケーブルを、
いかに識別し管理するかが極めて重要である。ところ
で、ケーブルの管理を充分に行うには、個々のケーブル
ごとに、各ケーブルを厳密に識別することのできるID
番号などを付すことが考えられる。ID番号を付すこと
により、敷設後における個々のケーブルの識別が容易か
つ確実になる。ここで、ケーブルの製造番号が、工場製
造時にケーブル全長にわたって外被に表示してあれば、
この製造番号をID番号として使うことが考えられる。
つまり、各ケーブルは、製品のケーブル(現場で使用さ
れるケーブル)としての寸法よりも遥かに長いケーブル
を工場にて製造して、大きなドラム(以下「親ドラム」
という)に巻き取っておき、注文に応じて、必要長をそ
こから切断することにより得られるものである。親ドラ
ムに巻き取られているケーブルに、その長手方向に、同
じ文字列を特定間隔で印刷などして表示すること自体は
容易である。現在でも多くのケーブルが親ドラムごと
に、製造会社や製造年、ケーブル型式などをロット番号
として製造中に表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ID番
号は、個々のケーブルごとに、そのケーブルに特有の番
号として付さなければ意味がない。したがって、親ドラ
ムのロット番号をケーブルのID番号として使うことは
できない。ところで、親ドラムに巻き取られたケーブル
にID番号を付与しようとする場合、親ドラムに巻き取
られたケーブルが、予めどの位置で切断され、どのよう
な長さのケーブルとして使用されるのかを、前もって知
っておく必要があり、非現実的である。また、予め切断
位置を定めてID番号を付したとしても、予め定められ
た長さとは異なる長さのケーブルを親ドラムから得よう
とすると、一本のケーブルに異なるID番号が付与され
たり、同じID番号のケーブルが複数できてしまうとい
う事態が生じる場合があり、識別上問題がありID番号
としての意味をなさない。なお、ID番号を、個々のケ
ーブルの全長にわたって表示するためには、上記の親ド
ラムに巻き取っておく一括製造をやめて個別に製造する
か、或いは注文長を巻き取りながら別途表示することが
必要になるため、コスト的な負担が大きい。
【0004】次に、親ドラムからケーブルを切断した後
に、個々のケーブルごとにID番号を表示することも考
えらる。この方法として、購入後のケーブルに対してI
D番号を追加的に印刷や刻印などして表示することが考
えられる。しかし、ケーブル全長にわたってID番号を
表示するのは大きな労力がかかってコストアップとなる
ため、必要な箇所にID番号を表示する程度のことしか
なされない。したがって、一般には、ケーブル接続先の
装置等の情報をラベル等に書き込んで、ケーブルの途中
やケーブル端に取り付けておく程度であり、ID番号を
ケーブル全長にわたって表示する事はなされない。ま
た、ケーブルには、1本の心線のみを有する単心ケーブ
ルだけでなく、多数の心線を有する多心ケーブルがあ
り、それぞれの心線は、異なったコネクタに接続される
ことがある。したがって、ケーブルの心線ごとに接続先
などを識別し管理する必要がある。
【0005】そこで、本発明は、上記課題に鑑み、接続
先などの情報の識別・管理をケーブルごと或いは心線ご
とに行なうことのできる識別が容易なケーブル及びケー
ブル識別方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】上記課題に鑑み本発明者らは鋭意努力し、
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明のケーブ
ルは、ケーブルの外被に、当該ケーブルの長手方向に沿
って同一間隔毎に、当該ケーブルの端部からの距離に応
じて一様に増加若しくは減少する目盛り値と当該ケーブ
ルのロット番号が表示されていることを特徴とする。
【0007】また、本発明のケーブルは、少なくとも前
記目盛り値の開始値又は終了値のいずれか一方と前記開
始値と終了値の差分値が、前記ロット番号と共に、文字
とバーコードの組で、又は文字と2次元コードの組で、
或いは文字だけで、バーコードだけで、2次元コードだ
けで、前記ケーブルの少なくとも一端の外被に表示され
ていることを特徴とする。
【0008】ここで、目盛り値は、ケーブルの長さを意
味するものであり、ケーブルの全長にわたってケーブル
の長さ方向に単純に増加(減少)するように、必要箇所
に所定間隔で印刷や刻印などにより表示される。また、
ロット番号は、連続して製造したケーブル1本ごとに付
与される番号であり、目盛り値と同様に、ケーブルの全
長にわたって必要箇所に所定間隔で印刷や刻印などによ
り表示される。このロット番号は、通常はケーブルを巻
き取った親ドラムごとに付与されることになる。したが
って、ケーブルが1個の親ドラムから多数本に裁断され
るものである場合は、同一のロット番号を有するケーブ
ルが多数存在することになる。しかし、1個の親ドラム
に巻き取られたケーブルの外被に表示された多数の目盛
り値は全て異なっている。したがって、このケーブルを
多数本に裁断した場合でも、それぞれのケーブルピース
について両端の目盛り値の情報が管理されていれば、ど
のケーブルピースか特定することができ、しかも、該当
箇所がケーブル端からどれだけ離れているかも、簡単な
計算で知ることができる(つまり、ロット番号と目盛り
値を指定すれば、ケーブル箇所が一意的に決まる)。
【0009】なお、ロット番号は、製造後にずっと連続
して増やしていけるのが理想であるが、製造年や製造年
度ごとに番号をリセットして、0や1から始めることも
できる。その場合のロット番号は、製造年のデータと組
にすることで、ユニークな番号になる。また、ケーブル
の種類が複数ある場合には、ケーブルごとに、ロット番
号を独立して付与するようにしてもよい。その場合のロ
ット番号は、ケーブル型式のデータと組にすることで、
ユニークな番号になる。また、複数の会社が同種のケー
ブルを製造し、それらを同じ場所で使用する可能性があ
る場合には、製造会社ごとにロット番号を独立に付与す
るようにしてもよい。その場合のロット番号は、製造会
社のデータと組にすることで、ユニークな番号になる。
また、製造時の目盛り値は0又は1から開始するのが常
識的ではあるが、それ以外のもっと大きな数値から始ま
ってもよい。また、目盛り値が重複しないのであれば、
別に製造したドラムについて同じロット番号にしても支
障はない。また、注文に応じて切断した際に、そのケー
ブルピース中に表示されている目盛りの開始値と最終値
をロット番号とともにラベル等に表示して、両方のケー
ブル端部に取り付けておくことが好ましい。このデータ
は、ケーブルを識別するための重要な識別データだから
である。
【0010】そして、本発明のケーブルは、前記ケーブ
ルが複数の心線を有し、その心線の個々の端部にタグを
取り付け、このタグに、前記ロット番号と前記目盛り値
の開始値と心線番号、又は前記ロット番号と前記目盛り
値の終了値と心線番号を、文字とバーコードの組で、又
は文字と2次元コードの組で、或いは文字だけ、バーコ
ードだけ、2次元コードだけで表示されていることを特
徴とする。ケーブルは単心の場合もあるが、複数の心線
が一つの外被に束ねられる多心の場合もある。タグは、
心線の一つ一つに取り付けられ、個別に識別することを
可能とする。
【0011】続いて、本発明のケーブル識別方法は、ケ
ーブルの外被に、少なくとも当該ケーブルの長手方向に
沿って同一間隔毎に当該ケーブルの端部からの距離に応
じて一様に増加若しくは減少する目盛り値と当該ケーブ
ルのロット番号が表示されているそれぞれのケーブルに
ついて、少なくとも前記それぞれのケーブルの前記目盛
り値の開始値と終了値、又は前記目盛り値の開始値若し
くは終了値の少なくとも一方と両者の差分値を、前記ロ
ット番号と共に電子化したデータとしてデータベースに
登録しておき、検索対象ケーブルの外被に表示された前
記ロット番号と前記目盛り値を検索キーにして、前記デ
ータベースに登録されたケーブルデータを検索すること
により、前記検索対象ケーブルの所要データを取得する
ことを特徴とする。ここで、ケーブルは請求項1又は請
求項2に記載のものでよい。ケーブルには目盛り値の開
始値と差分値が必ず表示されているので、差分値は容易
に求められる。なお、検索は、ロット番号が一致するこ
とが条件である。かつ、目盛り値は、目盛り値の開始値
が検索対象ケーブルの目盛り値以下で目盛り値の終了値
が検索対象ケーブルの目盛り値以上となることが条件で
ある。ただし、目盛り値が降順に付されている場合(目
盛り値の開始値よりも終了値の方が小さい場合)は、目
盛り値の開始値が検索対象ケーブルの目盛り値以上で目
盛り終了値が検索対象ケーブルの目盛り値以下となるこ
とが条件である。
【0012】また、本発明のケーブル識別方法は、前記
ケーブルが複数の心線を有するものである場合は、その
心線の個々の端部にタグを取り付け、このタグに、前記
ロット番号と前記目盛り値の開始値と心線番号、又は前
記ロット番号と前記目盛り値の終了値と心線番号を、文
字とバーコードの組で、又は文字と2次元コードの組
で、或いは文字だけ、バーコードだけ、2次元コードだ
けで表示されているものであり、前記データベースに
は、前記タグ上のデータが電子化して登録され、前記バ
ーコード又は2次元コードから読み込んだデータを検索
キーにして、当該心線を検索して所要データを取得する
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。 《第1の実施形態》 〔ケーブルの構成〕図1は、本発明の第1の実施形態に
係るケーブルである。このケーブル1は、光信号を伝送
する光コード12を多数本束ねて、外側を一括被覆した
構造になっている。この外側の被覆を外被11と呼ぶ。
ケーブル1の両端部は外被11をはぎ取って光コード1
2を露出させてあり、この光コード12の先端には、光
コード12の数に応じた光コネクタブラグ13が取り付
けてある。この光コネクタブラグ13は、図示しない光
伝送装置、或いは光配線盤のコネクタアダプタに取り付
けるためのものである。外被11をはぎ取って光コード
12を露出させる部分の適正な長さは、一般には接続相
手の装置によって異なる。
【0014】外被11には、識別用表示文字が、1m間
隔毎に表示されている。図1中で矢印で引き出して示し
てある文字列が表示された文字の例である。なお、現在
でも一部の通信ケーブルでこの目盛り値が表示されてお
り、レングスマーク(lengthmark)と呼ばれているが、
単に距離のみを意味するに過ぎない。
【0015】ケーブル1の片端(図1においてケーブル
1の左端)に近い外被11上には、 0204 0152-03-01 1999 と表示してある。最初の「0204」が目盛り値(メー
トル単位)であり、1m離れるごとに1づつ数値が増え
ていく。次の「0152」はロット番号(狭義のロット
番号)である。次の「03」はケーブル種別を、「0
1」は製造した会社の識別番号である。最後の「199
9」は、ケーブルロットの製造年を示す。狭義のロット
番号は、ケーブル種別ごと、製造年ごとなどに各製造会
社が独立に付与することを想定したものである。ちなみ
に、ロット番号を広義に解釈して「015203011
999」と見なすと、データとしてユニークになる。つ
まり、親ドラムに固有な番号となる。目盛り値と狭義の
ロット番号は上記のように隣接して表示するのが好まし
いが、両者を離して表示しても良い。
【0016】なお、1個の親ドラムに巻き取られた長い
ケーブルを切断することにより得られた各ケーブル1・
1・・に付される文字列の中身は、距離を示す目盛り値
以外のロット番号(広義のロット番号)は、各ケーブル
1・1・・のどの箇所でも同じになってしまう。例え
ば、図1中に記してあるように、ケーブル1の中間部分
には、 0223 0152-03-01 1999 と表示され、ケーブル1の反対側(図1においてケーブ
ル1の右端)の被覆端には、 0253 0152-03-01 1999 と表示されている。しかし、広義のロット番号が同じで
も、各ケーブル1・1・・に表示された目盛り値が異な
る。したがって、各ケーブル1・1・・について目盛り
値の開始値と終了値を把握しておけば、各ケーブル1・
1・・を個々に識別することは容易である。なお、図1
に示すケーブル1は、親ドラムに巻き取られた連続した
長いケーブルのうち、204m〜253m部分を裁断し
て切り出したものである。
【0017】ところで、従来、ケーブルにはケーブル型
式(種別)や製造した会社を、前記した「03」などの
ケーブル種別の識別番号や「01」などの会社の識別番
号ではなく、略式名称やロゴマークで表示しているのが
普通である。たとえば「NTT−2−64SM−IF
FRPE」で、ケーブルの型式及び外被材料を表す(詳
細は後述する)。これは、それ自体で作業者が目視して
認知できる利点があるため、上記の目盛り値や広義のロ
ット番号を構成する文字列と一緒に表示してもよい。そ
のとき、1行ではなく、上記の文字列と行を違えてもよ
い。また、両者を色分けしてもよい。さらに、両者は重
複する部分があることから、広義のロット番号を構成す
るケーブル種別の識別番号と製造会社の識別番号の表示
を省くことも可能である。ただし、表示を省く際には、
広義のロット番号のすべてが、直接的に印字されないた
め、データベースアプリケーションを工夫するなどし
て、入力を簡便にすることが好ましい。例えば、パソコ
ン画面上のケーブル型式名のリスト、製造会社のリスト
から該当するものを選んで、識別番号に変換する機能な
どである。
【0018】なお、本発明における目盛り値及び広義の
ロット番号の表示は、断面円周方向の2箇所以上に実施
するのが好ましい。ケーブル1が輻輳しているところで
は、表示が見えないからといって、ケーブル1を引き出
したり、捻ったりしてケーブル1の裏側(反対側)を見
ることが困難だからである。
【0019】本実施の形態では、識別用表示文字21を
つなぐように、表示ライン22を外被11上に表示して
いる。これは、識別用表示文字21を探しやすくするた
めのものである。図に示したように破線を表示するなど
すれば、実線表示に比べ、インク代を節約できる。ま
た、従来のケーブルと混在して配線してある場所では、
この表示ライン22により、従来のケーブルと区別がし
やすくなる利点もある。
【0020】なお、この実施の形態では、ケーブル1の
両端には、ケーブル情報を表示したケーブル識別ラベル
3が取り付けてある(図1参照)。図1中に示した例に
おいて、ケーブル1の左端側では、その表示文字列31
の内容は以下のようになっている。 NTT-2-64SM-IF FRPE 0152-03-01 1999 0204-0253-0 先ず、「NTT−2−64SM−1F」はケーブルの型
式名、「FRPE」は外被材料の種別(難燃ポリエチレ
ン)を意味する。次に、「0152−03−01」は、
外被11に表示された識別用表示文字21と同じく、順
に、狭義のロット番号、ケーブル種別の識別番号、製造
した会社の識別番号であり、「1999」はケーブルロ
ット製造年を表している。「0204−0253」は、
このケーブルにおける目盛り値の開始値と終了値であ
り、最後の「0」はケーブルの両端を区別する識別子で
ある。この例では、目盛り値が小さい方の端部を
「0」、大きい方の端部を「1」としている。
【0021】このケーブル識別ラベル3に表示する内容
は、ケーブル1の敷設時にデータベースに入力する物品
データを全て含んでいることが好ましい。また、このデ
ータベースヘの入力については、手入力よりは、バーコ
ード又は2次元コード32を用いて、機器による入力方
法を採用した方が、誤りがないので望ましい。この実施
の形態では、このケーブル識別ラベル3に2次元コード
32を一緒に表示している。この2次元コード32には
ケーブル識別ラベル3に表示された表示文字列31と同
等のデータが記録してある。ただし、スペース上の制約
や利便性のため、2次元コード32にあるデータの一部
を、表示文字列31では省くとか、逆に2次元コード3
2にないデータを表示文字列31には入れておくことに
してもよい。
【0022】2次元コード32は、2次元パターンでデ
ータを記録するものであり、2次元バーコードとか2次
元シンボルと呼ばれることもある(他方、一般のバーコ
ードは、一次元バーコードと呼ばれることがある)。2
次元コード32の種類は、QRCode,MicroQ
R,DataCode,VeriCode,Aztec
Code,PDF417,MaxiCode,CPCo
deなど、多数種あるが、いずれを本発明に適用しても
よい。図1中では2次元コード32を模式的に表示して
いる。2次元コード32は、小さなスペースに表示でき
る利点がある。
【0023】この2次元コード32に記録する文字デー
タの例を以下に示す。 1NTT-2-64SM-IF FRPE 123456780152-03-01 1999 020
4-0253-0 実際には、途中のハイフン「−」や空白文字はデータと
して記録する必要はない。先の表示文字列31との違い
は、最初の「1」、及び途中にある「1234567
8」である。最初の「1」は、データフォーマットの区
別を示すフラグである。これは、2次元コード32の汎
用性を付与するための工夫である。別種の物品の管理な
どに別なデータフォーマットが適用された場合にも、こ
の数字を変えることによって、データベースアプリケー
ションの内部処理を切替えることが可能になる。途中に
ある「12345678」は、データベース内で管理さ
れている物品コードを意味する。これは、前の物品名
「NTT−2−64SM−IF」を表すものであるが、
ケーブル以外の多数の物品についても共通に管理するデ
ータベースのために与えられている。2次元コード32
は、多くのデータ量を記録できるため、データベース運
用上有用であれば、この例のように、重複するデータで
あっても付け加えておくことができる。
【0024】一次元バーコードの場合は、データ量に制
限があるが、(イ)データを極力削減する、(ロ)複数
のバーコードを使う、(ハ)手入力を併用するなどの工
夫により、適用することができる。データ量を削減する
という点では、「0204−0253−0」の代わり
に、「0204−39−0」、或いは「0253−39
−0」のようにして、桁数を減らす工夫ができる。もち
ろん、この場合も、ハイフォンや空白文字は、実際には
記録しない。ここで「0204」は目盛り開始値、「0
253」は目盛り終了値、「39」は目盛り値の開始値
と終了値の差である差分値、すなわちケーブルの長さに
相当する。ケーブルピース長が100m未満であるなら
ば2桁で表わせるので、開始値、終了値をそのまま表示
するよりも桁数が削減できる。このバーコードからデー
タを読み込んでデータベースに登録する際には、変換処
理により、差分値を使わずに、目盛り開始値と終了値の
組にすることができる。また、本発明の実施を西暦20
00年以降にするのであれば、ロット製造年の桁数も、
上位桁を省いて、2桁或いは3桁にすることができる。
【0025】なお、本実施の形態においては、目盛り値
を1mごとに表示したが、フィートなどの別な単位でも
よい。また、目盛り値が1ずつ増えるのではなくてもよ
い。或いは、メートルやインチなどの単位系にこだわら
ず、全く任意の単位の間隔で表示してもよい。等間隔で
表示しさえすれば、必要な単位系に簡単に変換できるか
らである。ちなみに、目盛り値などの表示間隔は、見易
さと表示に要するコストとの兼ね合いなどにより定めら
れる。
【0026】〔ケーブル識別方法〕次に、本発明のケー
ブル識別方法について述べる。図2は、ケーブルの管理
テーブルの例である。図3は、本実施の形態のケーブル
識別方法に使われるケーブル識別装置のハードウェア構
成例である。図3において、ケーブル識別装置50は、
演算装置51、外部記憶装置52、入力装置53、出力
装置54を含んで構成される。演算装置51は、ケーブ
ル識別装置50全体を統括的に制御する。外部記憶装置
52にはデータベースが登録されている。入力装置53
は、キーボードやバーコードリーダ、マウスなどよりな
る。出力装置54はCRTやプリンタなどよりなる。
【0027】ケーブル1の識別には、データベースを想
定している。データベースには、ケーブル1の両端のケ
ーブル識別ラベル3に表示した広義のロット番号が項目
に分けて入力してある。なお、図2に示すテーブルの右
端の2項目はケーブルの両端の接続相手装置が入力して
ある。このデータベースには、本来この2項目の他に、
配線経路データ、購入年月日、ケーブル敷設年月日等、
設備運用に有用な多数のデータ項目を追加しておくこと
が好ましいが、具体的データ項目の説明は、本発明の内
容からはずれるので省略する。
【0028】本発明のケーブル識別方法によれば、ケー
ブル1が輻輳した場所において、たとえば1本のケーブ
ル1を損傷してしまったような場合、そのケーブル1の
両端の接続装置は、次のような作業によって探せる。こ
れによってケーブル1の検査や撤去作業が可能になる。
【0029】まず、対象のケーブル1の外被11に表示
されている広義のロット番号を見つける。ケーブル識別
装置50のデータベースの検索画面を出力装置54であ
るCRTに表示させる。図4は、そのデータベース検索
画面の例である。入力項目のすべて(すなわち広義のロ
ット番号全体)を入力して「検索」ボタンを押せば、デ
ータベースが検索されて、目的とするケーブルデータが
検索結果の表中に一行現われる。
【0030】ただ、ケーブル識別装置50への入力は手
作業になるので、全てを入力するのは手間がかかり、入
力ミスも生じやすい。そこで、入力項目すべてに入力し
なくても、条件に合うケーブルを検索して表示するよう
にする。検索対象のケーブル1は、全国或いは海外にも
出荷された全ケーブルピース1・1・・から検索するの
ではなく、特定のビルや、特定地域内に敷設されたケー
ブル1・1・・についてのデータベースから検索するの
であるから、項目の入力をある程度省略しても、対象の
ケーブル1が特定できる場合が多いからである。複数の
ケーブルデータが表示されてケーブル1が特定できなけ
れば、未入力の項目について追加入力し、「絞込み検
索」のボタン(図4参照)を押せば、抽出したデータの
中からさらに絞り込む検索が実行される。
【0031】データベース検索処理において、「ロット
番号」、「ケーブル種別」、「メーカ」、「ロット製造
年」については、文字列の一致が検索条件になる。また
「目盛り値」に関しては、目盛り開始値が入力した目盛
り値以下で、かつ目盛り終了値が入力した目盛り値以上
であることが検索条件になる。これら全てを満たすもの
が、検索対象のケーブル1である。ただし、目盛り値が
降順に付されている場合は、目盛り値の検索条件が目盛
り値が昇順に付されている場合とは逆になる。
【0032】なお、図4においては、ケーブル識別装置
50の出力装置54であるCRTの画面に表示される検
索結果の表の項目を省略して描いているが、項目は図2
の管理テーブルと同じでよい。図4の表は、上下にスク
ロールできるようにして、多数のケーブル1・1・・の
表示を可能にしている。ケーブル両端の接続装置名が表
中に含まれているので、当初の目的はこの表で満たされ
る。入力した目盛り値と、検索結果の目盛り開始値或い
は目盛り終了値との差から、両端の接続装置までの距離
も分かる。さらに、表中の対象のケーブルデータを、入
力装置53であるマウスによりダブルクリックなどすれ
ば、当該ケーブル1に関する詳細なデータが別画面で表
示されるようにしておくと利便性が向上する。
【0033】《第2の実施形態》次に、本発明の第2の
実施形態に係るケーブルを、図面を参照して説明する。
なお、第1の実施形態と共通する部材・要素には同一の
符号を付して、説明を省略する。図5は、第2の実施形
態のケーブルを示す図である。
【0034】〔ケーブルの構成〕ケーブル1は、第1の
実施形態のものと同じであるが、心線たる各光コード1
2・12・・には、一の光コード12と他の光コード1
2を識別するためのタグ4が各々取り付けられている
(図5(a)参照)。このタグ4には、ケーブル1のロッ
ト番号と目盛り値の開始値と心線番号41、又はケーブ
ルのロット番号と目盛り値の終了値と心線番号41を、
文字又はバーコード又は2次元コード42、或いは文字
と他の一方の組で、表示するものである(図5(b)参
照)。なお、目盛り値、開始値、終了値、ロット番号な
どは、第1の実施形態で説明した内容を有するものであ
る。
【0035】本実施形態においては、このタグ4は、表
裏2個のプラスチック部品からなり、この2個のプラス
チック部品で1本の光コード12を機械的に挟み込んで
光コード12に取り付けている。このタグ4には、心線
番号41がレーザで刻印されている。図5(b)の「0
4」が心線番号41である。心線番号41は、当該ケー
ブル1の外被11内に束ねられた各心線を区別する番号
で、例えば1本のケーブル1に40の心線(光コード1
2)が収容されているならば、心線番号41は1から4
0までになる。
【0036】本実施の形態においては、2次元コード4
2もタグ4にレーザで刻印している。この2次元コード
42に記録されている文字データは、 2 0152-03-01 1999 0204-0-04 である。最初の「2」はデータフォーマット(フラ
グ)、「0152−03−01 1999」は広義のロ
ット番号、その後の「0204」はケーブルの目盛り開
始値、「0」はケーブル1の両端を区別するための識別
子、「04」は心線番号を表す。この場合、最初の
「2」を除いた数字を一体にしたものが、この心線端部
を表すID番号に相当する。これは光コード12の端に
取り付けた光コネクタプラグ13のID番号でもある。
なお、目盛り値の開始値の代わりに終了値を採用するこ
ともできる。
【0037】〔ケーブル識別方法〕各ケーブル1・1・
・の識別は、各光コード12・12・・の端部につい
て、ケーブル識別装置50内にデータベースを作成す
る。これに、光コネクタプラグ13の接続先の光伝送装
置のコネクタアダプタ番号などを入力しておけば、ケー
ブル1の光コード12単位(心線単位)での接続情報を
識別し管理できる。タグ4の2次元コード42を、光コ
ネクタ12の接続や取り外し作業時に読み込むようにす
れば、データベースヘの入力作業が簡略化される。ま
た、データベースをアクセスして作業直前の確認を行う
ことにより、間違った作業を防止することにも役立つ。
【0038】以上説明した、本発明は、前記した実施の
形態に限定されることなく、本発明の目的及び効果を奏
する範囲において適宜変更実施することができる。例え
ば、データベースとして、パソコン用の表計算ソフトを
利用してもよい。表計算ソフトとしては、マイクロソフ
ト社のエクセル(EXCEL)やロータス社のロータス
1−2−3などがある。これら表計算のマクロ機能を利
用すれば、ケーブルの検索やデータの登録などが容易に
なる。なお、識別するケーブル1の数が限られている場
合には、図2相当の表を紙ベースの帳簿に作成すること
によりケーブルを識別して管理することも可能である。
また、ケーブル識別装置を、遠隔地にあるサーバー(デ
ータベースを備える)と携帯電話などの携帯型端末装置
から構成して、携帯電話などからサーバーのデータベー
スにアクセスしてデータの検索やデータの書き込みなど
が行なえるようにすることもできる。ケーブルは光信号
を伝送するもに限定されることなく、電気信号や電源電
流を伝送する電気ケーブルにも本発明を適用することが
できる。さらには、流体用のホース、例えば計装用の空
気を伝送するエアホースや分析装置などにガスを供給す
るガスホースなどにも本発明を適用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、製造時
の簡単なケーブルへの外被表示とデータベースの利用に
より、ケーブルの任意部分の表示データからケーブルの
個別識別が可能になるものであるから、通信システムや
電力供給システム等の運用保守を画期的に効率化するこ
とができる。また、この際のケーブルの識別番号を、ケ
ーブル内の心線識別にも利用できるため、心線レベルの
識別を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るケーブルを
示した図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係るケーブルの
管理テーブルを例示した図である。
【図3】 本発明のケーブル識別方法に使われるケー
ブル識別装置のハードウェア構成例を示した図である。
【図4】 本発明のケーブル識別方法に係るデータベー
ス検索画面の例を示した図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態に係るケーブルを
示した図である。
【符号の説明】
1 ケーブル(光ファイバケーブル) 11 外被(ケーブル外被) 12 光コード(心線) 13 光コネクタフラグ 21 識別用表示文字 22 表示ライン 3 ケーブル識別ラベル 31 表示文字列 32 2次元コード 4 タグ 41 心線番号 42 2次元コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉田 史 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 富田 信夫 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 八木 裕 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 富田 研一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5G315 GA03 HA01 HA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルの外被に、当該ケーブルの長手方
    向に沿って同一間隔毎に、当該ケーブルの端部からの距
    離に応じて一様に増加若しくは減少する目盛り値と当該
    ケーブルのロット番号が表示されていることを特徴とす
    るケーブル。
  2. 【請求項2】少なくとも前記目盛り値の開始値又は終了
    値のいずれか一方と前記開始値と終了値の差分値が、前
    記ロット番号と共に、文字とバーコードの組で、又は文
    字と2次元コードの組で、或いは文字だけで、バーコー
    ドだけで、2次元コードだけで、前記ケーブルの少なく
    とも一端の外被に表示されていることを特徴とする請求
    項1に記載のケーブル。
  3. 【請求項3】前記ケーブルが複数の心線を有し、その心
    線の個々の端部にタグを取り付け、このタグに、前記ロ
    ット番号と前記目盛り値の開始値と心線番号、又は前記
    ロット番号と前記目盛り値の終了値と心線番号を、文字
    とバーコードの組で、又は文字と2次元コードの組で、
    或いは文字だけ、バーコードだけ、2次元コードだけで
    表示されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載のケーブル。
  4. 【請求項4】ケーブルの外被に、少なくとも当該ケーブ
    ルの長手方向に沿って同一間隔毎に当該ケーブルの端部
    からの距離に応じて一様に増加若しくは減少する目盛り
    値と当該ケーブルのロット番号が表示されているそれぞ
    れのケーブルについて、少なくとも前記それぞれのケー
    ブルの前記目盛り値の開始値と終了値、又は前記目盛り
    値の開始値若しくは終了値の少なくとも一方と両者の差
    分値を、前記ロット番号と共に電子化したデータとして
    データベースに登録しておき、検索対象ケーブルの外被
    に表示された前記ロット番号と前記目盛り値を検索キー
    にして、前記データベースに登録されたケーブルデータ
    を検索することにより、前記検索対象ケーブルの所要デ
    ータを取得することを特徴とするケーブル識別方法。
  5. 【請求項5】前記ケーブルが複数の心線を有するもので
    ある場合に、その心線の個々の端部にタグを取り付け、
    このタグに、前記ロット番号と前記目盛り値の開始値と
    心線番号、又は前記ロット番号と前記目盛り値の終了値
    と心線番号を、文字とバーコードの組で、又は文字と2
    次元コードの組で、或いは文字だけ、バーコードだけ、
    2次元コードだけで表示されているものであり、前記デ
    ータベースには、前記タグ上のデータが電子化して登録
    され、前記バーコード又は2次元コードから読み込んだ
    データを検索キーにして、当該心線を検索して所要デー
    タを取得することを特徴とする請求項4に記載のケーブ
    ル識別方法。
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