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JP2001001212A - 金属切断用の鋸 - Google Patents

金属切断用の鋸

Info

Publication number
JP2001001212A
JP2001001212A JP11170566A JP17056699A JP2001001212A JP 2001001212 A JP2001001212 A JP 2001001212A JP 11170566 A JP11170566 A JP 11170566A JP 17056699 A JP17056699 A JP 17056699A JP 2001001212 A JP2001001212 A JP 2001001212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tooth
tip
thickness direction
chamferred
saw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11170566A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3391736B2 (ja
Inventor
Yukinori Matsuoka
幸典 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUOKA METALSAW KK
Original Assignee
MATSUOKA METALSAW KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUOKA METALSAW KK filed Critical MATSUOKA METALSAW KK
Priority to JP17056699A priority Critical patent/JP3391736B2/ja
Publication of JP2001001212A publication Critical patent/JP2001001212A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3391736B2 publication Critical patent/JP3391736B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被切断材にバリが発生しにくい金属切断用の
鋸を得る。 【解決手段】 図2に示すごとく、丸鋸20の右側面に
おいては、第一歯1の面取部1a以外には面取部がな
く、また、丸鋸20の左側面においては、第三歯3の面
取部3a以外には面取部がない。このようにバリ発生の
原因である面取部が少ないので、被切断材にバリが発生
しにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸鋸、帯鋸、普通
の板状鋸等の金属切断用の鋸に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の鋸として以下の如きもの
は知られている。従来例1として、歯先の左右両側面が
面取りされた多数の歯を有するものが知られている。ま
た、従来例2として、歯先の厚さ方向中央より右寄りに
歯先の厚さ方向と直交するように形成された溝を有する
第一歯と、この第一歯に続く、歯先の厚さ方向中央より
左寄りに歯先の厚さ方向と直交するように形成された溝
を有する第二歯とを交互に有するものが知られている。
【0003】
【従来技術の欠点等】前記従来の鋸には以下の如き欠点
があった。従来例1にあっては、歯先が幅狭となされて
いるので、歯欠けが発生しやすく、また、被切断材を幅
狭の歯先が突き切る直前において、幅狭の歯先が被切断
材を押して変形させつつ切断するかたちとなるので、バ
リが発生しやすいという欠点があった。従来例2にあっ
ては、歯先が幅狭となされていないので、従来例1の欠
点はないが、他方、切削抵抗が大きいという欠点があっ
た。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、歯先の右側面又は左側面の一方が面取りされた
第一歯と、この第一歯に続く、歯先の厚さ方向中央に歯
先の厚さ方向と直交するように形成された溝を有する第
二歯と、この第二歯に続く、第一歯の面取り側面と逆側
の、歯先の側面が面取りされた第三歯と、この第三歯に
続く、歯先の厚さ方向中央に歯先の厚さ方向と直交する
ように形成された溝を有する第四歯とを1ユニットと
し、このユニットを複数有するものである。請求項2の
発明は、前記第二歯の歯先及び第四歯の歯先が、第一歯
の歯先及び第三歯の歯先より低くなされている請求項1
記載のものである。
【0005】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、歯欠けの発生が少なく、ま
た、バリが発生しにくく、更に、切削抵抗が少ない金属
切断用の鋸を得ることが出来る。 請求項2の発明によれば、第二歯の歯先及び第四歯の
歯先が、第一歯の歯先及び第三歯の歯先より低くなされ
ていて、歯先の側面が面取りされた第一歯及び第三歯に
よって主に切削作業を行なうので、切削抵抗を請求項1
の発明に比較して更に小さくすることが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。なお、この説明において、左とは図1紙面裏側
を、右とは同表側をいう。
【0007】例えば直径が250mmで厚さが2mm程
度の金属切断用の丸鋸20は、歯先の右側面を面取りし
て形成された面取部1aを有する第一歯1と、この第一
歯1に続く、歯先の厚さ方向中央に歯先の厚さ方向と直
交するように形成された溝2aを有する第二歯2と、こ
の第二歯2に続く、第一歯1の面取り側面と逆側の、歯
先の側面、即ち左側面を面取りして形成された面取部3
aを有する第三歯3と、この第三歯3に続く、歯先の厚
さ方向中央に歯先の厚さ方向と直交するように形成され
た溝4aを有する第四歯4とを1ユニットとし、このユ
ニットを複数有している。ここでご注目戴きたいのは、
図2に示すごとく、丸鋸20の右側面には、第一歯1の
面取部1a以外には面取部がなく、また、丸鋸20の左
側面には、第三歯3の面取部3a以外には面取部がない
ことである。このようにバリ発生の原因である面取部が
少ないので、被切断材にバリが発生しにくい。他方、第
一歯1が面取部1aを有し、第三歯3が面取部3aを有
しているので、切削抵抗は従来例2に比較して小さい。
【0008】前記第二歯2の歯先及び第四歯4の歯先
は、第一歯1の歯先及び第三歯3の歯先より、「h
(0.2mm程度)」だけ低くなされている。なお、前
記全ての歯1〜4の歯先が同一高さとなされる場合(全
ての歯先が同一の仮想円上に位置するようになされる場
合)もある。
【0009】前記面取部1a及び面取部3aは、歯先の
先端を狭めるように、例えば、歯先の先端が丸鋸20の
厚さの2/3程度になるように、形成されている。
【0010】前記溝2a及び溝4aの深さは0.6mm
〜1.0mm程度で、溝2a及び溝4aの幅は0.3m
m〜0.5mm程度である。
【0011】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)金属切断用の鋸には、丸鋸、帯鋸、普通の板状鋸
等が含まれる。 (2)第一歯1〜第四歯4の側面形状は図示の形状に限
定されない。 (3)第一歯1の歯先の左側面を面取りし、第三歯3の
歯先の右側面を面取りするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す要部の拡大側面図で
ある。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【符号の説明】
1 第一歯 1a 面取部 2 第二歯 2a 溝 3 第三歯 3a 面取部 4 第四歯 4a 溝 20 丸鋸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯先の右側面又は左側面の一方が面取り
    された第一歯と、この第一歯に続く、歯先の厚さ方向中
    央に歯先の厚さ方向と直交するように形成された溝を有
    する第二歯と、この第二歯に続く、第一歯の面取り側面
    と逆側の、歯先の側面が面取りされた第三歯と、この第
    三歯に続く、歯先の厚さ方向中央に歯先の厚さ方向と直
    交するように形成された溝を有する第四歯とを1ユニッ
    トとし、このユニットを複数有する金属切断用の鋸。
  2. 【請求項2】 前記第二歯の歯先及び第四歯の歯先が、
    第一歯の歯先及び第三歯の歯先より低くなされている請
    求項1記載の金属切断用の鋸。
JP17056699A 1999-06-17 1999-06-17 金属切断用の鋸 Expired - Fee Related JP3391736B2 (ja)

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JP17056699A JP3391736B2 (ja) 1999-06-17 1999-06-17 金属切断用の鋸

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JP3391736B2 JP3391736B2 (ja) 2003-03-31

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102756182A (zh) * 2012-07-20 2012-10-31 上海星合机电有限公司 错齿倒棱刀

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102756182A (zh) * 2012-07-20 2012-10-31 上海星合机电有限公司 错齿倒棱刀

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JP3391736B2 (ja) 2003-03-31

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