JP2001096929A - 転写画像形成部品及びそれを用いた機器装置 - Google Patents
転写画像形成部品及びそれを用いた機器装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写画像部品が紫外線にさらされた際、画像
の色合いが変質せず、長期間にわたり鮮明な画像を維持
する。 【解決手段】 転写画像形成部品(時計文字板10)の
受容層12は透明なポリウレタン樹脂100重量部に、
2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール
なる紫外線吸収剤を2.5重量部分散配合した塗料でも
って略20μmの厚みに塗布形成し、その表面は研磨に
よって平滑面を形成する。この受容層12には転写紙か
ら180°Cの加熱と4Kg/cm2 の加圧のもとで画
像転写を行い転写画像1aを形成する。紫外線にさらし
ても画像の色合いが変質しない。この時計用文字板は携
帯時計に組み込むことにより長期間にわたり画像が鮮明
な耐光性に優れた時計が提供できる。他の機器装置の表
示板に適用できる。
の色合いが変質せず、長期間にわたり鮮明な画像を維持
する。 【解決手段】 転写画像形成部品(時計文字板10)の
受容層12は透明なポリウレタン樹脂100重量部に、
2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール
なる紫外線吸収剤を2.5重量部分散配合した塗料でも
って略20μmの厚みに塗布形成し、その表面は研磨に
よって平滑面を形成する。この受容層12には転写紙か
ら180°Cの加熱と4Kg/cm2 の加圧のもとで画
像転写を行い転写画像1aを形成する。紫外線にさらし
ても画像の色合いが変質しない。この時計用文字板は携
帯時計に組み込むことにより長期間にわたり画像が鮮明
な耐光性に優れた時計が提供できる。他の機器装置の表
示板に適用できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇華性染料インク
で画像印刷した転写紙を被転写物の受容層に加熱・加圧
して画像を転写して転写画像を形成する転写画像形成部
品及びそれを用いた機器装置に関する。
で画像印刷した転写紙を被転写物の受容層に加熱・加圧
して画像を転写して転写画像を形成する転写画像形成部
品及びそれを用いた機器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、昇華性染料インクを用いた絵画、
写真画、文字画、模様画等の画像を転写紙に印刷し、こ
の転写紙に印刷された画像を金属板やガラス板等の表面
に形成した受容層に加熱・加圧のもとで転写して、金属
板やガラス板等に転写画像を形成することが行われてい
る。
写真画、文字画、模様画等の画像を転写紙に印刷し、こ
の転写紙に印刷された画像を金属板やガラス板等の表面
に形成した受容層に加熱・加圧のもとで転写して、金属
板やガラス板等に転写画像を形成することが行われてい
る。
【0003】図5は、被転写物の受容層に画像を転写す
る転写状態を示し、図5(a)は転写前、図5(b)は
転写後の状態を説明する断面図である。図5において、
昇華性染料インクで画像1aを印刷形成した転写紙1
を、画像1aを下面側にして受容層2bに形成した被転
写物2の上に重ね合わせて、加熱のもとで加圧装置3で
加圧して、被転写物2の受容層2bに画像1aを転写す
るものである。
る転写状態を示し、図5(a)は転写前、図5(b)は
転写後の状態を説明する断面図である。図5において、
昇華性染料インクで画像1aを印刷形成した転写紙1
を、画像1aを下面側にして受容層2bに形成した被転
写物2の上に重ね合わせて、加熱のもとで加圧装置3で
加圧して、被転写物2の受容層2bに画像1aを転写す
るものである。
【0004】被転写物2は、基体2aと受容層2bから
成るもので、基体2aは金属、プラスチック、繊維、ガ
ラス等色々な材質のものが利用される。受容層2bはポ
リウレタン樹脂やポリエステル樹脂等が選択され、印刷
方法や塗装方法等によって形成される。
成るもので、基体2aは金属、プラスチック、繊維、ガ
ラス等色々な材質のものが利用される。受容層2bはポ
リウレタン樹脂やポリエステル樹脂等が選択され、印刷
方法や塗装方法等によって形成される。
【0005】上記から構成される被転写物2の上に画像
形成した転写紙1を重ねて、加温のもとで加圧すると、
昇華性染料が気化してその気化した染料が受容層2b内
に浸透して入り込み、受容層2b内で同一画像1a(正
確には反対画像)が描かれる。
形成した転写紙1を重ねて、加温のもとで加圧すると、
昇華性染料が気化してその気化した染料が受容層2b内
に浸透して入り込み、受容層2b内で同一画像1a(正
確には反対画像)が描かれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
にして形成された転写画像は初期的には鮮明な画像が得
られるものの、外光に長期間さらされたり外気温の変動
する中で長期間使用していると、画像の色合いが変わっ
たり、色合いが薄れてきて画像が不鮮明になると言う問
題を有している。これは、昇華性染料が紫外線に弱く、
紫外線で変質し易いことに起因する。
にして形成された転写画像は初期的には鮮明な画像が得
られるものの、外光に長期間さらされたり外気温の変動
する中で長期間使用していると、画像の色合いが変わっ
たり、色合いが薄れてきて画像が不鮮明になると言う問
題を有している。これは、昇華性染料が紫外線に弱く、
紫外線で変質し易いことに起因する。
【0007】また、携帯時計にあっては絶えず腕にはめ
られて毎日の如く紫外線にさらされた状態で使用され
る。このようなことから、紫外線等による耐光性を十分
保証するような構造が取られている。例えば、携帯時計
の文字板にあっては、紫外線の耐光性を評価するための
サンシャインウエザーメータ試験なる耐光試験を行って
耐光性を保証することが行われる。時計部品において
は、このサンシャインウエザーメータのウエット試験で
100時間保証できれば十分耐光性が保証できるものと
認められている。
られて毎日の如く紫外線にさらされた状態で使用され
る。このようなことから、紫外線等による耐光性を十分
保証するような構造が取られている。例えば、携帯時計
の文字板にあっては、紫外線の耐光性を評価するための
サンシャインウエザーメータ試験なる耐光試験を行って
耐光性を保証することが行われる。時計部品において
は、このサンシャインウエザーメータのウエット試験で
100時間保証できれば十分耐光性が保証できるものと
認められている。
【0008】上記の従来技術で製作した文字板をサンシ
ャインウエザーメータのウエット試験を行うと、約30
時間前後で退色を起こし、時計用文字板には全く使用で
きないと言う問題があった。
ャインウエザーメータのウエット試験を行うと、約30
時間前後で退色を起こし、時計用文字板には全く使用で
きないと言う問題があった。
【0009】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、昇華性染料で形成する転写画像形は非常に鮮
やかな画像を形成し外観的な装飾を豊かにする。時計用
文字板や、室内電話や携帯電話等の表示部分、或いは、
複写機やファックス等の事務機器、オーデオ機器等の表
示部分に利用すると装飾性が豊かになる。十分な耐光性
を有する転写画像形成部品及びそれを用いた機器装置を
提供するものである。
のであり、昇華性染料で形成する転写画像形は非常に鮮
やかな画像を形成し外観的な装飾を豊かにする。時計用
文字板や、室内電話や携帯電話等の表示部分、或いは、
複写機やファックス等の事務機器、オーデオ機器等の表
示部分に利用すると装飾性が豊かになる。十分な耐光性
を有する転写画像形成部品及びそれを用いた機器装置を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る転写画像形成部品は、昇華
性染料インクで画像を印刷形成した転写紙を被転写物の
受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧のもとで転写紙
の画像を転写して形成した転写画像形成部品において、
前記受容層に 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散したことを特徴とするものである。
に、本発明の請求項1に係る転写画像形成部品は、昇華
性染料インクで画像を印刷形成した転写紙を被転写物の
受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧のもとで転写紙
の画像を転写して形成した転写画像形成部品において、
前記受容層に 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散したことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の請求項2に係る転写画像形
成部品は、昇華性染料インクで画像を印刷形成した転写
紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧
のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像形成
部品において、前記受容層の表面に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散した紫外線吸収層を設けたことを特徴とするも
のである。
成部品は、昇華性染料インクで画像を印刷形成した転写
紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧
のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像形成
部品において、前記受容層の表面に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散した紫外線吸収層を設けたことを特徴とするも
のである。
【0012】また、本発明の請求項3に係る転写画像形
成部品は、昇華性染料インクで画像を印刷形成した転写
紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧
のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像形成
部品において、昇華性染料インクで画像を印刷形成した
転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・
加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像
形成部品において、前記受容層を前記請求項1記載の受
容層で形成すると共に、この受容層の上面に前記請求項
2記載の紫外線吸収層を設けたことを特徴とするもので
ある。
成部品は、昇華性染料インクで画像を印刷形成した転写
紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧
のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像形成
部品において、昇華性染料インクで画像を印刷形成した
転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・
加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像
形成部品において、前記受容層を前記請求項1記載の受
容層で形成すると共に、この受容層の上面に前記請求項
2記載の紫外線吸収層を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0013】また、本発明の請求項4に係る転写画像形
成部品は、前記受容層の表面を平滑な研磨面に形成した
ことを特徴とするものである。
成部品は、前記受容層の表面を平滑な研磨面に形成した
ことを特徴とするものである。
【0014】また、本発明の請求項5に係る転写画像形
成部品は、昇華性染料インクで画像を印刷形成した転写
紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧
のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像形成
部品において、前記受容層は、透明なポリウレタン樹脂
等のバインダー100重量部に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類を略0.5〜10重量部含有した塗料をもって略1
0〜80μmの厚みに塗布形成し、その表面を研磨して
平滑面を形成したことを特徴とするものである。
成部品は、昇華性染料インクで画像を印刷形成した転写
紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧
のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像形成
部品において、前記受容層は、透明なポリウレタン樹脂
等のバインダー100重量部に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類を略0.5〜10重量部含有した塗料をもって略1
0〜80μmの厚みに塗布形成し、その表面を研磨して
平滑面を形成したことを特徴とするものである。
【0015】また、本発明の請求項6に係る転写画像形
成部品は、昇華性染料インクで画像を印刷形成した転写
紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧
のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像形成
部品において、前記受容層の表面を研磨して平滑面を形
成し、その受容層の表面に、透明なポリウレタン樹脂等
のバインダー100重量部に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類を略0.5〜10重量部含有した塗料をもって略1
0〜30μmの厚みに塗布形成し、その表面を研磨して
平滑面を形成したことを特徴とするものである。
成部品は、昇華性染料インクで画像を印刷形成した転写
紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧
のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像形成
部品において、前記受容層の表面を研磨して平滑面を形
成し、その受容層の表面に、透明なポリウレタン樹脂等
のバインダー100重量部に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類を略0.5〜10重量部含有した塗料をもって略1
0〜30μmの厚みに塗布形成し、その表面を研磨して
平滑面を形成したことを特徴とするものである。
【0016】また、本発明の請求項7に係る転写画像形
成部品は、昇華性染料インクで画像を印刷形成した転写
紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧
のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像形成
部品において、前記受容層を前記請求項5記載の受容層
で形成すると共に、この受容層の上面に前記請求項6記
載の紫外線吸収層を設けたことを特徴とするものであ
る。
成部品は、昇華性染料インクで画像を印刷形成した転写
紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・加圧
のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像形成
部品において、前記受容層を前記請求項5記載の受容層
で形成すると共に、この受容層の上面に前記請求項6記
載の紫外線吸収層を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0017】また、本発明の請求項8に係る転写画像形
成部品を用いた機器装置は、昇華性染料インクで画像を
印刷形成した転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わ
せて、加熱・加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成
した転写画像形成部品を用いた機器装置において、前記
受容層に 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散し、且つ、その受容層の表面は平滑な研磨面に
形成したことを特徴とするものである。
成部品を用いた機器装置は、昇華性染料インクで画像を
印刷形成した転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わ
せて、加熱・加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成
した転写画像形成部品を用いた機器装置において、前記
受容層に 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散し、且つ、その受容層の表面は平滑な研磨面に
形成したことを特徴とするものである。
【0018】また、本発明の請求項9に係る転写画像形
成部品を用いた機器装置は、昇華性染料インクで画像を
印刷形成した転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わ
せて、加熱・加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成
した転写画像形成部品を用いた機器装置において、前記
受容層の表面を研磨して平滑面を形成し、その受容層の
表面に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散した紫外線吸収層を設けたことを特徴とするも
のである。
成部品を用いた機器装置は、昇華性染料インクで画像を
印刷形成した転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わ
せて、加熱・加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成
した転写画像形成部品を用いた機器装置において、前記
受容層の表面を研磨して平滑面を形成し、その受容層の
表面に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散した紫外線吸収層を設けたことを特徴とするも
のである。
【0019】また、本発明の請求項10に係る転写画像
形成部品を用いた機器装置は、昇華性染料インクで画像
を印刷形成した転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合
わせて、加熱・加圧のもとで転写紙の画像を転写して形
成した転写画像形成部品を用いた機器装置において、前
記請求項1なる受容層の上面に、前記請求項2なる紫外
線吸収層を設け、紫外線吸収剤の入った層を二層積層し
たことを特徴とするものである。
形成部品を用いた機器装置は、昇華性染料インクで画像
を印刷形成した転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合
わせて、加熱・加圧のもとで転写紙の画像を転写して形
成した転写画像形成部品を用いた機器装置において、前
記請求項1なる受容層の上面に、前記請求項2なる紫外
線吸収層を設け、紫外線吸収剤の入った層を二層積層し
たことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明におけ
る転写画像形成部品及びそれを用いた機器装置について
説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる
時計用文字板の断面図である。
る転写画像形成部品及びそれを用いた機器装置について
説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる
時計用文字板の断面図である。
【0021】図1において、時計用文字板10は、その
中心に指針取付用の小孔11aが設けられ、裏面には時
計ムーブメント取付用の足11bが2個設けられている
真鍮板で形成された文字板基板11と、この文字板基板
11の上面に施された転写画像1aを形成した受容層1
2と、受容層12の上の一部分に接着固定した時字13
とから構成される。文字板基板11は目付等の模様が施
され、更にメッキ処理が施されているものである。
中心に指針取付用の小孔11aが設けられ、裏面には時
計ムーブメント取付用の足11bが2個設けられている
真鍮板で形成された文字板基板11と、この文字板基板
11の上面に施された転写画像1aを形成した受容層1
2と、受容層12の上の一部分に接着固定した時字13
とから構成される。文字板基板11は目付等の模様が施
され、更にメッキ処理が施されているものである。
【0022】前記受容層12は、透明なポリウレタン樹
脂100重量部に、2-(3,5- シ゛ -t-フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニ
ル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール なる紫外線吸収剤を2.5重量部分
散配合した塗料でもって略20μmの厚みに塗布形成し
たものであり、その表面は研磨によって平滑面になって
いる。
脂100重量部に、2-(3,5- シ゛ -t-フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニ
ル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール なる紫外線吸収剤を2.5重量部分
散配合した塗料でもって略20μmの厚みに塗布形成し
たものであり、その表面は研磨によって平滑面になって
いる。
【0023】そして、この受容層12には昇華性染料イ
ンクで印刷画像を形成した転写紙から180°Cの加熱
と、4Kg/cm2 の加圧のもとで画像転写を行って転
写画像1aを形成している。
ンクで印刷画像を形成した転写紙から180°Cの加熱
と、4Kg/cm2 の加圧のもとで画像転写を行って転
写画像1aを形成している。
【0024】以上の構成とした結果、サンシャインウエ
ザーメータのウエット試験100時間の結果において転
写画像に何の変質も認められず非常に良い耐光性を得ら
れた。
ザーメータのウエット試験100時間の結果において転
写画像に何の変質も認められず非常に良い耐光性を得ら
れた。
【0025】本実施の形態の受容層は、ポリウレタン樹
脂100重量部に対して、化学式
脂100重量部に対して、化学式
【化1】 を示す、2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛
トリアソ゛ール の紫外線吸収剤を2.5重量部配合したもので
ある。この紫外線吸収剤は粉末状では淡黄色を呈してい
るもので、配合量は耐光性の性能と受容層の色調具合を
見て設定しなければならない。配合量が少ないと耐光性
が悪くなり、逆に多いと耐光性は非常に良くなるが受容
層に色が付き、転写画像に調色が現れて本来の画像色調
が出ないと言うことが生じる。各種の実験の結果、略
0.5〜10重量割合が好ましい範囲である。
トリアソ゛ール の紫外線吸収剤を2.5重量部配合したもので
ある。この紫外線吸収剤は粉末状では淡黄色を呈してい
るもので、配合量は耐光性の性能と受容層の色調具合を
見て設定しなければならない。配合量が少ないと耐光性
が悪くなり、逆に多いと耐光性は非常に良くなるが受容
層に色が付き、転写画像に調色が現れて本来の画像色調
が出ないと言うことが生じる。各種の実験の結果、略
0.5〜10重量割合が好ましい範囲である。
【0026】また、受容層のバインダーは二液性のポリ
ウレタン樹脂を使用したが、これに限定されるものでは
ないく、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹
脂等の樹脂も選択することができる。
ウレタン樹脂を使用したが、これに限定されるものでは
ないく、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹
脂等の樹脂も選択することができる。
【0027】受容層の厚みは昇華性染料の浸透する深さ
に影響を及ぼすので大変重要な管理要素になる。厚みが
浅いと温度変化等によって染料が抜け出してしまって画
像が退色する現象が現れる。実験結果から受容層の厚み
は10μm以上あることが好ましいものと分かった。ま
た、厚い方については特に限定するものではなく、厚け
れば染料の浸透する深さを深くすることができ、深くす
る程染料の抜け出しを抑えることができるので好ましい
ものである。逆に印刷コストが高くなると言う問題も出
てくる。厚い方は80μmの厚みが有れば十分である。
更に、この受容層はその表面が研磨した光沢のある平滑
面であると、表面全体が一様な加圧力のもとで転写が行
われるので転写画像は色ムラが発生せず綺麗な転写画像
が得られる。
に影響を及ぼすので大変重要な管理要素になる。厚みが
浅いと温度変化等によって染料が抜け出してしまって画
像が退色する現象が現れる。実験結果から受容層の厚み
は10μm以上あることが好ましいものと分かった。ま
た、厚い方については特に限定するものではなく、厚け
れば染料の浸透する深さを深くすることができ、深くす
る程染料の抜け出しを抑えることができるので好ましい
ものである。逆に印刷コストが高くなると言う問題も出
てくる。厚い方は80μmの厚みが有れば十分である。
更に、この受容層はその表面が研磨した光沢のある平滑
面であると、表面全体が一様な加圧力のもとで転写が行
われるので転写画像は色ムラが発生せず綺麗な転写画像
が得られる。
【0028】図2は、本発明の第2の実施の形態に係わ
る時計用文字板の断面図である。図2において、時計用
文字板20は、真鍮板の文字板基板11と、その上面に
設けられて転写画像1aを形成した受容層22と、更
に、その上に透明なポリウレタン樹脂100重量部に対
して、化学式
る時計用文字板の断面図である。図2において、時計用
文字板20は、真鍮板の文字板基板11と、その上面に
設けられて転写画像1aを形成した受容層22と、更
に、その上に透明なポリウレタン樹脂100重量部に対
して、化学式
【化2】 を示す、2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロ
ロヘ゛ンソ゛トリアソ゛ールの紫外線吸収剤を2.5重量部分散配合
した塗料で略20μmの厚みに塗布形成した紫外線吸収
層23を設け、その上面を平滑面に研磨し時字15を設
けた構成にしたものである。
ロヘ゛ンソ゛トリアソ゛ールの紫外線吸収剤を2.5重量部分散配合
した塗料で略20μmの厚みに塗布形成した紫外線吸収
層23を設け、その上面を平滑面に研磨し時字15を設
けた構成にしたものである。
【0029】ここでの受容層22はポリウレタン樹脂塗
料で印刷方法で略20μmの厚みに形成したもので、そ
の表面は研磨によって光沢のある平滑面になっている。
料で印刷方法で略20μmの厚みに形成したもので、そ
の表面は研磨によって光沢のある平滑面になっている。
【0030】上記の構成の時計用文字板をウエット状態
でのサンシャインウエザーメータ試験100時間の結
果、転写画像には何の変質も認められず、耐光性の良い
時計用文字板が得られた。
でのサンシャインウエザーメータ試験100時間の結
果、転写画像には何の変質も認められず、耐光性の良い
時計用文字板が得られた。
【0031】本実施の形態での紫外線吸収層は、略20
μmの厚みに施したが、薄いと耐光性が悪くなるので少
なくとも10μm以上の厚みにするのが好ましい。ま
た、逆に厚すぎると紫外線吸収剤の色調が濃く現れ、画
像が調色されて画像色調が著しく変わってくる。実験結
果、厚くても30μmであると画像色調に見劣りない色
調が得られた。このことより、紫外線吸収層は、略10
〜30μmの範囲の厚みが好ましいものと言える。
μmの厚みに施したが、薄いと耐光性が悪くなるので少
なくとも10μm以上の厚みにするのが好ましい。ま
た、逆に厚すぎると紫外線吸収剤の色調が濃く現れ、画
像が調色されて画像色調が著しく変わってくる。実験結
果、厚くても30μmであると画像色調に見劣りない色
調が得られた。このことより、紫外線吸収層は、略10
〜30μmの範囲の厚みが好ましいものと言える。
【0032】以上述べたように、第1の実施の形態で、
2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール
なる紫外線吸収剤を選択し、第2の実施の形態で、2-(3
-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリアソ゛ー
ルなる紫外線吸収剤を選択した。第1及び第2の実施の
形態は、何れも単一の紫外線吸収剤を使用したものであ
るが、この2つの紫外線吸収剤を混ぜ合わせて使用して
も同様な効果が得られる。
2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール
なる紫外線吸収剤を選択し、第2の実施の形態で、2-(3
-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリアソ゛ー
ルなる紫外線吸収剤を選択した。第1及び第2の実施の
形態は、何れも単一の紫外線吸収剤を使用したものであ
るが、この2つの紫外線吸収剤を混ぜ合わせて使用して
も同様な効果が得られる。
【0033】ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤は、
修酸アニリド系やベンゾフェミン系の紫外線吸収剤と比
べると高周波領域まで紫外線を吸収するので紫外線への
耐光性を高めるのに非常に有効である。また、紫外線吸
収剤として他に、化学式
修酸アニリド系やベンゾフェミン系の紫外線吸収剤と比
べると高周波領域まで紫外線を吸収するので紫外線への
耐光性を高めるのに非常に有効である。また、紫外線吸
収剤として他に、化学式
【化3】 なる、2-(5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 、
【化4】 なる、2-(3,5- シ゛ -t- アミル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリア
ソ゛ール 、
ソ゛ール 、
【化5】 なる、2-(3,5- シ゛ -t- フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛
ンソ゛トリアソ゛ール等が挙げられるが、各種実験結果、上記第1
及び第2の実施の形態で挙げたものに卓越した効果が得
られた。また、上記2種類の紫外線吸収剤にヒンダード
アミン、酸化防止剤をブレンドした光安定化剤を使用し
ても同様な効果を得ることができる。
ンソ゛トリアソ゛ール等が挙げられるが、各種実験結果、上記第1
及び第2の実施の形態で挙げたものに卓越した効果が得
られた。また、上記2種類の紫外線吸収剤にヒンダード
アミン、酸化防止剤をブレンドした光安定化剤を使用し
ても同様な効果を得ることができる。
【0034】図3は、本発明の第3の実施の形態に係わ
る液晶セルの断面図である。図3において、液晶セル3
0は、液晶表示素子31と、その上面側に設けられた紫
外線吸収剤を含有し転写画像1aを形成した受容層32
と、受容層32の上面に積層して設けられた紫外線吸収
層33とから構成される。
る液晶セルの断面図である。図3において、液晶セル3
0は、液晶表示素子31と、その上面側に設けられた紫
外線吸収剤を含有し転写画像1aを形成した受容層32
と、受容層32の上面に積層して設けられた紫外線吸収
層33とから構成される。
【0035】ここでの液晶表示素子31はPNLCD
(ポリマーネットワーク液晶)型液晶を使ったもので、
電圧無印加状態で白濁を呈し、印加状態で透明になる液
晶である。この液晶表示素子31は、対向した上下のガ
ラス基板31aの内面に透明電極31bを形成し、封止
部材31dによって液晶31cを封止した構造を取り、
裏面側に反射板31eが設けられているものである。
(ポリマーネットワーク液晶)型液晶を使ったもので、
電圧無印加状態で白濁を呈し、印加状態で透明になる液
晶である。この液晶表示素子31は、対向した上下のガ
ラス基板31aの内面に透明電極31bを形成し、封止
部材31dによって液晶31cを封止した構造を取り、
裏面側に反射板31eが設けられているものである。
【0036】前記受容層32は、透明なポリウレタン樹
脂100重量部に、2-(3,5- シ゛ -t-フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニ
ル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール なる紫外線吸収剤を2.5重量部配
合した塗料で略15μmの厚みに液晶表示素子31の上
ガラス基板31a上に塗布形成し、表面を研磨によって
平滑面に仕上げてある。そして、図中電極が形成されて
いない一部分に転写画像1aを形成してある。紫外線吸
収層33は、透明なアクリル樹脂100重量部に超微粒
子の酸化亜鉛1重量部配合した塗料で略30μmの厚み
に塗布形成したものである。
脂100重量部に、2-(3,5- シ゛ -t-フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニ
ル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール なる紫外線吸収剤を2.5重量部配
合した塗料で略15μmの厚みに液晶表示素子31の上
ガラス基板31a上に塗布形成し、表面を研磨によって
平滑面に仕上げてある。そして、図中電極が形成されて
いない一部分に転写画像1aを形成してある。紫外線吸
収層33は、透明なアクリル樹脂100重量部に超微粒
子の酸化亜鉛1重量部配合した塗料で略30μmの厚み
に塗布形成したものである。
【0037】上記構成の液晶セルをウェット状態でのサ
ンシャインウエザーメータ試験を200時間行ったとこ
ろ、何ら画像に変質が認められず、非常に良い耐光性性
能が得られた。
ンシャインウエザーメータ試験を200時間行ったとこ
ろ、何ら画像に変質が認められず、非常に良い耐光性性
能が得られた。
【0038】本実施の形態では、紫外線吸収層に超微粒
子の酸化亜鉛を配合して形成した。この超微粒子酸化亜
鉛は超微粒子の酸化チタンと同様に優れた紫外線吸収性
能を有していると共に、超微粒子酸化亜鉛は透明である
ため画像色調に何ら影響を与えない。従って、画像の上
に比較的厚く塗装しても色調に影響を与えないので紫外
線保護としては好適である。また、この超微粒子酸化亜
鉛は抗菌作用にも優れているのでその最表面に設けると
衛生上良い効果を得ることができる。
子の酸化亜鉛を配合して形成した。この超微粒子酸化亜
鉛は超微粒子の酸化チタンと同様に優れた紫外線吸収性
能を有していると共に、超微粒子酸化亜鉛は透明である
ため画像色調に何ら影響を与えない。従って、画像の上
に比較的厚く塗装しても色調に影響を与えないので紫外
線保護としては好適である。また、この超微粒子酸化亜
鉛は抗菌作用にも優れているのでその最表面に設けると
衛生上良い効果を得ることができる。
【0039】本実施の形態では、超微粒子酸化亜鉛を1
重量部配合したが、0.5〜1.5重量部の配合で十分
あ紫外線吸収効果を出すことができる。
重量部配合したが、0.5〜1.5重量部の配合で十分
あ紫外線吸収効果を出すことができる。
【0040】本実施の形態では、受容層に2-(3,5- シ゛ -
t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール の有機の紫外
線吸収剤を配合し、更に、その上に超微粒子酸化亜鉛の
無機の紫外線吸収剤を配合した紫外線吸収層を設けて、
紫外線吸収層の積層した構成にしたものである。このよ
うに、重層することによって更に高い耐光性効果を得る
ことができる。
t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール の有機の紫外
線吸収剤を配合し、更に、その上に超微粒子酸化亜鉛の
無機の紫外線吸収剤を配合した紫外線吸収層を設けて、
紫外線吸収層の積層した構成にしたものである。このよ
うに、重層することによって更に高い耐光性効果を得る
ことができる。
【0041】超微粒子酸化亜鉛の紫外線吸収剤は、本実
施の形態では受容層の上に設けた紫外線吸収層に配合し
たものであるが、受容層の中に配合しても同様な効果が
得られる。
施の形態では受容層の上に設けた紫外線吸収層に配合し
たものであるが、受容層の中に配合しても同様な効果が
得られる。
【0042】本実施の形態での液晶表示素子は無印加状
態で白濁を呈し、印加状態で透明になるPNLCD型液
晶物質を使用した表示素子である。そして、電極を形成
していない部分、即ち、非表示部分に転写画像を形成し
てある。従って、転写画像は白濁した白地に近い下地の
上に形成してあるので、背景色とのコントラストが高く
なり、画像色調が鮮明な色調となって現れる。液晶表示
素子は特にPNLCD型液晶に限定するものではなく、
TN型液晶、STN液晶、DSM液晶にも使用できるも
のである。
態で白濁を呈し、印加状態で透明になるPNLCD型液
晶物質を使用した表示素子である。そして、電極を形成
していない部分、即ち、非表示部分に転写画像を形成し
てある。従って、転写画像は白濁した白地に近い下地の
上に形成してあるので、背景色とのコントラストが高く
なり、画像色調が鮮明な色調となって現れる。液晶表示
素子は特にPNLCD型液晶に限定するものではなく、
TN型液晶、STN液晶、DSM液晶にも使用できるも
のである。
【0043】また、液晶素子を使った表示板の上に転写
画像を形成し、紫外線吸収層を設ける構成は転写画像の
耐光性を向上させるばかりでなく液晶物質の耐光性も向
上させると言う二重の効果を得ることができるものであ
る。
画像を形成し、紫外線吸収層を設ける構成は転写画像の
耐光性を向上させるばかりでなく液晶物質の耐光性も向
上させると言う二重の効果を得ることができるものであ
る。
【0044】以上述べた3つの実施の形態は、 1.受容
層に紫外線吸収剤を分散したもの、または、 2.転写画
像を含む受容層の上に紫外線吸収層を積層したもの、更
に、3.紫外線吸収剤を分散した受容層の上に二重に紫
外線吸収層を積層したもので、転写画像を形成した時計
用文字板及び液晶セルの部品について説明した。
層に紫外線吸収剤を分散したもの、または、 2.転写画
像を含む受容層の上に紫外線吸収層を積層したもの、更
に、3.紫外線吸収剤を分散した受容層の上に二重に紫
外線吸収層を積層したもので、転写画像を形成した時計
用文字板及び液晶セルの部品について説明した。
【0045】図4は、図1で説明した時計用文字板を組
み込んだ携帯時計の部分断面図である。この携帯時計4
0は、ケース41と、ケース41の横孔に挿着したリュ
ーズ42と、ケース41の上に取り付けられてガラス4
3を固定すると共にクリックバネ44と係合するステン
レス材から形成された見返しリング45と、ケース41
に取り付けられて回動するレジスターリング46と係合
するクリックバネ44と、ケース41の内部に固定部材
を介して取り付けられるムーブ47と、このムーブ47
に取り付けられる本発明の第1の実施の形態で説明した
時計用文字板10と、見返しリング45に固定された時
計用文字板10上に取り付けられたガラス43とから構
成されている。尚、指針49が時計用文字板10とガラ
ス43の間でムーブ47から突出した指針取り付け軸4
8に取り付けられて配設されている。また、ケース41
とリューズ42との間、ケース41と見返しリング45
の間及び見返しリング45とガラス43の間にはそれぞ
れパッキン50a、50b及び50cが挟設されて防水
構造が取られている。本発明の時計用文字板10を携帯
時計に組み込むことにより、鮮明な画像が長期間維持さ
れる耐光性に優れた携帯時計を出現させることができ
る。
み込んだ携帯時計の部分断面図である。この携帯時計4
0は、ケース41と、ケース41の横孔に挿着したリュ
ーズ42と、ケース41の上に取り付けられてガラス4
3を固定すると共にクリックバネ44と係合するステン
レス材から形成された見返しリング45と、ケース41
に取り付けられて回動するレジスターリング46と係合
するクリックバネ44と、ケース41の内部に固定部材
を介して取り付けられるムーブ47と、このムーブ47
に取り付けられる本発明の第1の実施の形態で説明した
時計用文字板10と、見返しリング45に固定された時
計用文字板10上に取り付けられたガラス43とから構
成されている。尚、指針49が時計用文字板10とガラ
ス43の間でムーブ47から突出した指針取り付け軸4
8に取り付けられて配設されている。また、ケース41
とリューズ42との間、ケース41と見返しリング45
の間及び見返しリング45とガラス43の間にはそれぞ
れパッキン50a、50b及び50cが挟設されて防水
構造が取られている。本発明の時計用文字板10を携帯
時計に組み込むことにより、鮮明な画像が長期間維持さ
れる耐光性に優れた携帯時計を出現させることができ
る。
【0046】本発明は、上記した携帯時計に限るもので
はなく、表示部のある計器や通信機器、事務機器等の転
写画像形成部品を用いた機器装置にも同様適用できるも
のである。また、単に、各種の銘板や各種シール板等に
も同様に適用できるものである。
はなく、表示部のある計器や通信機器、事務機器等の転
写画像形成部品を用いた機器装置にも同様適用できるも
のである。また、単に、各種の銘板や各種シール板等に
も同様に適用できるものである。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1及び請求項5
の構成により、受容層に紫外線吸収剤を分散することに
より、昇華性染料で形成した非常に鮮やかな転写画像が
退色することなく耐光性に優れた転写画像形成部品が得
られる。
の構成により、受容層に紫外線吸収剤を分散することに
より、昇華性染料で形成した非常に鮮やかな転写画像が
退色することなく耐光性に優れた転写画像形成部品が得
られる。
【0048】また、請求項2及び請求項6の構成によ
り、受容層に紫外線吸収層を積層することにより、転写
画像は長期間変質することがなく、上記と同様に耐光性
に優れた転写画像形成部品が得られる。
り、受容層に紫外線吸収層を積層することにより、転写
画像は長期間変質することがなく、上記と同様に耐光性
に優れた転写画像形成部品が得られる。
【0049】また、請求項3及び請求項7の構成によ
り、受容層に紫外線吸収剤を分散し、更に、その上に紫
外線吸収層を重層することにより、更に高い耐光性効果
を有する転写画像形成部品が得られる。
り、受容層に紫外線吸収剤を分散し、更に、その上に紫
外線吸収層を重層することにより、更に高い耐光性効果
を有する転写画像形成部品が得られる。
【0050】また、請求項4の構成により、受容層の表
面が研磨した光沢のある平滑面であるので、表面全体が
一様に加圧力のもとで転写が行われるので転写画像に色
ムラが発生せず綺麗な転写画像が得られる。
面が研磨した光沢のある平滑面であるので、表面全体が
一様に加圧力のもとで転写が行われるので転写画像に色
ムラが発生せず綺麗な転写画像が得られる。
【0051】また、請求項8〜10の構成により、昇華
性染料インクで画像を塗布形成した転写紙を被転写物の
受容層の上面に重ね合わせて、加熱・加圧のもとで転写
形成した耐光性を有する転写画像形成部品を、時計、電
話機、複写機やファックス等の機器装置、オーデオ機器
等の表示部分に用いることにより、装飾性豊かで鮮やか
な転写画像を長期間維持することができる。
性染料インクで画像を塗布形成した転写紙を被転写物の
受容層の上面に重ね合わせて、加熱・加圧のもとで転写
形成した耐光性を有する転写画像形成部品を、時計、電
話機、複写機やファックス等の機器装置、オーデオ機器
等の表示部分に用いることにより、装飾性豊かで鮮やか
な転写画像を長期間維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる時計用文字
板の線断面図である。
板の線断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わの時計用文字
板の線断面図である。
板の線断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係わる液晶セルの
断面図である。
断面図である。
【図4】図1の時計用文字板を組み込んだ携帯時計の部
分断面図である。
分断面図である。
【図5】従来技術の被転写物の受容層に画像を転写する
転写状態を示し、図5(a)は転写前、図5(b)は転
写後の状態を説明する断面図である。
転写状態を示し、図5(a)は転写前、図5(b)は転
写後の状態を説明する断面図である。
1a 転写画像 10、20 時計用文字板 11 基板 12、22、32 受容層 30 液晶セル 31 液晶表示素子 33 紫外線吸収層 40 携帯時計
Claims (10)
- 【請求項1】 昇華性染料インクで画像を印刷形成した
転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・
加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像
形成部品において、前記受容層に 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散したことを特徴とする転写画像形成部品。 - 【請求項2】 昇華性染料インクで画像を印刷形成した
転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・
加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像
形成部品において、前記受容層の表面に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散した紫外線吸収層を設けたことを特徴とする転
写画像形成部品。 - 【請求項3】 昇華性染料インクで画像を印刷形成した
転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・
加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像
形成部品において、前記受容層を前記請求項1記載の受
容層で形成すると共に、この受容層の上面に前記請求項
2記載の紫外線吸収層を設けたことを特徴とする転写画
像形成部品。 - 【請求項4】 前記受容層の表面は平滑な研磨面に形成
したことを特徴とする請求項1〜3のいづれか記載の転
写画像形成部品。 - 【請求項5】 昇華性染料インクで画像を印刷形成した
転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・
加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像
形成部品において、前記受容層は、透明なポリウレタン
樹脂等のバインダー100重量部に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は 超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一種類
を略0.5〜10重量部含有した塗料をもって略10〜
80μmの厚みに塗布形成し、その表面を研磨して平滑
面を形成したことを特徴とする転写画像形成部品。 - 【請求項6】 昇華性染料インクで画像を印刷形成した
転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・
加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像
形成部品において、前記受容層の表面を研磨して平滑面
を形成し、その受容層の表面に、透明なポリウレタン樹
脂等のバインダー100重量部に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類を略0.5〜10重量部含有した塗料でもって略1
0〜30μmの厚みに塗布形成した紫外線吸収層を積層
したことを特徴とする転写画像形成部品。 - 【請求項7】 昇華性染料インクで画像を印刷形成した
転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・
加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像
形成部品において、前記受容層を前記請求項5記載の受
容層で形成すると共に、この受容層の上面に前記請求項
6記載の紫外線吸収層を設けたことを特徴とする転写画
像形成部品。 - 【請求項8】 昇華性染料インクで画像を印刷形成した
転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・
加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像
形成部品を用いた機器装置において、前記受容層に 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散し、且つ、その受容層の表面は平滑な研磨面に
形成した転写画像形成部品を用いたことを特徴とする機
器装置。 - 【請求項9】 昇華性染料インクで画像を印刷形成した
転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱・
加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画像
形成部品を用いた機器装置において、前記受容層の表面
を研磨して平滑面を形成し、その受容層の表面に、 2-(3,5- シ゛ -t -フ゛チル -2- ヒト゛ロキシフェニル ) ヘ゛ンソ゛トリアソ゛ール 又は 2-(3-t- フ゛チル -5- メチル -2- ヒト゛ロキシフェニル )-5-クロロヘ゛ンソ゛トリ
アソ゛ール 又は超微粒子酸化亜鉛なる紫外線吸収剤を少なくとも一
種類分散した紫外線吸収層を設けた転写画像形成部品を
用いたことを特徴とする機器装置。 - 【請求項10】 昇華性染料インクで画像を印刷形成し
た転写紙を被転写物の受容層の上に重ね合わせて、加熱
・加圧のもとで転写紙の画像を転写して形成した転写画
像形成部品を用いた機器装置において、前記受容層を前
記請求項1記載の受容層で形成すると共に、この受容層
の上面に前記請求項2記載の紫外線吸収層を設けた転写
画像形成部品を用いたことを特徴とする機器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28223199A JP2001096929A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | 転写画像形成部品及びそれを用いた機器装置 |
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JP28223199A JP2001096929A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | 転写画像形成部品及びそれを用いた機器装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114995091A (zh) * | 2020-12-28 | 2022-09-02 | 深圳穿金戴银科技股份有限公司 | 无表针结构的手表 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH068649A (ja) * | 1986-04-11 | 1994-01-18 | Dainippon Printing Co Ltd | カード及びその製造方法 |
JPH06183184A (ja) * | 1992-12-21 | 1994-07-05 | Toppan Printing Co Ltd | 被転写シート |
JPH0834158A (ja) * | 1994-07-26 | 1996-02-06 | Sony Corp | 画像転写体 |
JP2000301897A (ja) * | 1999-04-26 | 2000-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | 画像転写方法および画像転写装置 |
-
1999
- 1999-10-04 JP JP28223199A patent/JP2001096929A/ja active Pending
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