JP2001096860A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2001096860A JP2001096860A JP27897799A JP27897799A JP2001096860A JP 2001096860 A JP2001096860 A JP 2001096860A JP 27897799 A JP27897799 A JP 27897799A JP 27897799 A JP27897799 A JP 27897799A JP 2001096860 A JP2001096860 A JP 2001096860A
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- Japan
- Prior art keywords
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- image
- memory
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- forming apparatus
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワーク上で使用される画像形成装置を
用いた偽造事件の早期解決に役立つことができる画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置において、ネットワークを
介して印字データを入力する。第１メモリは、画像形成
装置による印字についてのデータを記憶する。また、第
２メモリは、入力手段に入力される印字データから、ホ
ストについての情報を取り出して記憶する。そして、印
字データに含まれる画像データに、第１メモリと第２メ
モリに記憶されたデータを追跡情報データとして追加
し、用紙上に画像を形成する。
用いた偽造事件の早期解決に役立つことができる画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置において、ネットワークを
介して印字データを入力する。第１メモリは、画像形成
装置による印字についてのデータを記憶する。また、第
２メモリは、入力手段に入力される印字データから、ホ
ストについての情報を取り出して記憶する。そして、印
字データに含まれる画像データに、第１メモリと第２メ
モリに記憶されたデータを追跡情報データとして追加
し、用紙上に画像を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ、
カラー複写機などの画像形成装置に関する。
カラー複写機などの画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の画像形成装置の偽造防止の分野で
は、1つの手法では、紙幣、有価証券、旅行者小切手、
小切手、公文書などの偽造を防止したい原稿の特徴をす
べて記憶し、パターンマッチングの結果、複写を禁止す
る。また、別の手法では、偽造複写そのものは禁止はで
きないが、複写されたコピーそのものに通常は目に見え
ない特殊な暗号を打ち込む。これにより、偽造が起こっ
た場合、その用紙から偽造コピーに使用された印字装置
のメーカー名、機種名、シリアル番号、コピーした日
時、管理カードの番号、またはその一部を特定し、偽造
事件の早期解決に役立てる。
は、1つの手法では、紙幣、有価証券、旅行者小切手、
小切手、公文書などの偽造を防止したい原稿の特徴をす
べて記憶し、パターンマッチングの結果、複写を禁止す
る。また、別の手法では、偽造複写そのものは禁止はで
きないが、複写されたコピーそのものに通常は目に見え
ない特殊な暗号を打ち込む。これにより、偽造が起こっ
た場合、その用紙から偽造コピーに使用された印字装置
のメーカー名、機種名、シリアル番号、コピーした日
時、管理カードの番号、またはその一部を特定し、偽造
事件の早期解決に役立てる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】偽造を防止したい原稿
が複写されることをパターンマッチングにより検出して
複写を禁止するには、偽造を防止したい原稿の特徴を記
憶する必要がある。しかし、全世界の偽造を防止したい
原稿の特徴をすべて記憶することは、記憶容量、処理時
間、新しい紙幣などの発行などにより不可能である。ま
た、複写されたコピーに特殊な暗号を打ち込む手法は、
画像形成装置がネットワーク上で使用された場合を考慮
すると、画像出力時の情報だけでは事件の早期解決には
不充分であり、プリントを指示したコンピュータ名や使
用者なども前述したデータに追加して特定できるように
しないと、犯行現場や犯行時間が特定できない。
が複写されることをパターンマッチングにより検出して
複写を禁止するには、偽造を防止したい原稿の特徴を記
憶する必要がある。しかし、全世界の偽造を防止したい
原稿の特徴をすべて記憶することは、記憶容量、処理時
間、新しい紙幣などの発行などにより不可能である。ま
た、複写されたコピーに特殊な暗号を打ち込む手法は、
画像形成装置がネットワーク上で使用された場合を考慮
すると、画像出力時の情報だけでは事件の早期解決には
不充分であり、プリントを指示したコンピュータ名や使
用者なども前述したデータに追加して特定できるように
しないと、犯行現場や犯行時間が特定できない。
【０００４】本発明の目的は、ネットワーク上で使用さ
れている画像形成装置において、ネットワーク上の使用
に対しても偽造事件の早期解決に役立つことができる画
像形成装置を提供することである。
れている画像形成装置において、ネットワーク上の使用
に対しても偽造事件の早期解決に役立つことができる画
像形成装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、ネットワークを介して印字データを入力する入力
手段と、画像形成装置による画像形成についてのデータ
を記憶する第１メモリと、入力手段に入力される印字デ
ータから、ホストについての情報を取り出して記憶する
第２メモリと、印字データに含まれる画像データに、第
１メモリと第２メモリに記憶されたデータを追跡情報デ
ータとして追加する追跡情報追加手段とを備え、追跡情
報追加手段から出力された画像データに基いて用紙上に
画像を形成する。好ましくは、この画像形成装置は、さ
らに、原稿の画像データを読み取り、前記追跡情報追加
手段に出力する画像読取部を備える。第２メモリに記憶
される情報は、たとえば、ホストのユーザ名、ホストの
ＩＰアドレス、ホスト名またはホストのパスワードを含
む。
置は、ネットワークを介して印字データを入力する入力
手段と、画像形成装置による画像形成についてのデータ
を記憶する第１メモリと、入力手段に入力される印字デ
ータから、ホストについての情報を取り出して記憶する
第２メモリと、印字データに含まれる画像データに、第
１メモリと第２メモリに記憶されたデータを追跡情報デ
ータとして追加する追跡情報追加手段とを備え、追跡情
報追加手段から出力された画像データに基いて用紙上に
画像を形成する。好ましくは、この画像形成装置は、さ
らに、原稿の画像データを読み取り、前記追跡情報追加
手段に出力する画像読取部を備える。第２メモリに記憶
される情報は、たとえば、ホストのユーザ名、ホストの
ＩＰアドレス、ホスト名またはホストのパスワードを含
む。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態を説明する。なお、図面において、同じ
参照記号は同一または同等のものを示す。図１は、本発
明の実施の形態によるデジタルカラー複写機の構成を示
す。デジタルカラー複写機は、原稿画像を読み取るイメ
ージリーダー部１００と、イメージリーダー部１００で
読み取った画像を再現する印字部２００とに大きく分け
られる。イメージリーダー部１００の構成は従来と同様
である。イメージリーダー部１００において、スキャナ
は、原稿からの反射光を集光するロッドレンズアレー１
３と、集光された光を電気信号に変換する密着型のＣＣ
Ｄカラーイメージセンサー１４を備える。スキャナ１０
は、原稿を読み取るときはモータ１１により駆動され
て、矢印の方向(副走査方向)に移動し、プラテン１５の
上に載置された原稿を走査する。露光ランプ１２で照射
された原稿面の画像は、イメージセンサ１４で光電変換
される。イメージセンサ１４により得られたＲ、Ｇ、Ｂ
の３色の多値電気信号は読取信号処理部２０により、イ
エロー(Ｙ)、マゼンタ(Ｍ)、シアン(Ｃ)、ブラック(Ｋ)
のいずれかの８ビットの階調データに変換され、同期用
バッファ(ＦＩＦＯメモリ)３０に記憶される。
明の実施の形態を説明する。なお、図面において、同じ
参照記号は同一または同等のものを示す。図１は、本発
明の実施の形態によるデジタルカラー複写機の構成を示
す。デジタルカラー複写機は、原稿画像を読み取るイメ
ージリーダー部１００と、イメージリーダー部１００で
読み取った画像を再現する印字部２００とに大きく分け
られる。イメージリーダー部１００の構成は従来と同様
である。イメージリーダー部１００において、スキャナ
は、原稿からの反射光を集光するロッドレンズアレー１
３と、集光された光を電気信号に変換する密着型のＣＣ
Ｄカラーイメージセンサー１４を備える。スキャナ１０
は、原稿を読み取るときはモータ１１により駆動され
て、矢印の方向(副走査方向)に移動し、プラテン１５の
上に載置された原稿を走査する。露光ランプ１２で照射
された原稿面の画像は、イメージセンサ１４で光電変換
される。イメージセンサ１４により得られたＲ、Ｇ、Ｂ
の３色の多値電気信号は読取信号処理部２０により、イ
エロー(Ｙ)、マゼンタ(Ｍ)、シアン(Ｃ)、ブラック(Ｋ)
のいずれかの８ビットの階調データに変換され、同期用
バッファ(ＦＩＦＯメモリ)３０に記憶される。
【０００７】次に、印字部２００において、プリントヘ
ッド部３１は、入力される階調データに対して感光体の
階調特性に応じた階調補正(ガンマ補正)を行った後、補
正後の画像データをＤ／Ａ変換して、半導体レーザ駆動
信号を生成して、この駆動信号により半導体レーザを発
光させる。階調データに対応して発光強度を変調して、
プリントヘッド部３１から発生されるレーザビームは、
反射鏡３９を介して、回転駆動される感光体ドラム４１
を露光する。感光体ドラム４１は、１複写ごとに露光を
受ける前にイレーサランプ４２で照射され、帯電チャー
ジャ４３により一様に帯電されている。この状態で露光
を受けると、感光体ドラム４１上に原稿の静電潜像が形
成される。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのト
ナー現像器４５ａ〜４５ｄのうちいずれか１つだけが選
択され、感光体ドラム４１の上の静電潜像を現像する。
一方、用紙は、用紙カセット５０より給紙され、転写ド
ラム５１上に巻きつけられる。現像されたトナー像は、
転写チャージャ４６により転写ドラム４１上の用紙に転
写される。この印字過程は、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックの４色について繰り返して行われる。この
とき、感光体ドラム４１と転写ドラム５１の動作に同期
してスキャナ１０はスキャン動作を繰り返す。その後、
用紙は、分離爪４７を作動させることによって転写ドラ
ム５１から分離され、定着装置４８を通って定着され、
排紙トレー４９に排紙される。
ッド部３１は、入力される階調データに対して感光体の
階調特性に応じた階調補正(ガンマ補正)を行った後、補
正後の画像データをＤ／Ａ変換して、半導体レーザ駆動
信号を生成して、この駆動信号により半導体レーザを発
光させる。階調データに対応して発光強度を変調して、
プリントヘッド部３１から発生されるレーザビームは、
反射鏡３９を介して、回転駆動される感光体ドラム４１
を露光する。感光体ドラム４１は、１複写ごとに露光を
受ける前にイレーサランプ４２で照射され、帯電チャー
ジャ４３により一様に帯電されている。この状態で露光
を受けると、感光体ドラム４１上に原稿の静電潜像が形
成される。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのト
ナー現像器４５ａ〜４５ｄのうちいずれか１つだけが選
択され、感光体ドラム４１の上の静電潜像を現像する。
一方、用紙は、用紙カセット５０より給紙され、転写ド
ラム５１上に巻きつけられる。現像されたトナー像は、
転写チャージャ４６により転写ドラム４１上の用紙に転
写される。この印字過程は、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックの４色について繰り返して行われる。この
とき、感光体ドラム４１と転写ドラム５１の動作に同期
してスキャナ１０はスキャン動作を繰り返す。その後、
用紙は、分離爪４７を作動させることによって転写ドラ
ム５１から分離され、定着装置４８を通って定着され、
排紙トレー４９に排紙される。
【０００８】図２は、読取信号処理部２０のブロック図
である。ＣＣＤイメージセンサ１４により読み取られた
ｒ、ｇ、ｂの３色の多値電気信号は、まずアナログ処理
部１２１において増幅され、最適化処理が施された後に
Ａ／Ｄ変換部１２２でＲ、Ｇ、Ｂの多値デジタル信号に
それぞれ変換される。Ａ／Ｄ変換部１２２により出力さ
れたデジタル信号は、シリアル信号化部１２３を介して
シェーディング補正部１２４に入力される。シェーディ
ング補正部１２４では、原稿を走査する前に読み取った
白色板のＲＧＢデジタル画像データに基いてシェーディ
ング補正を実行し、シェーディング補正がされたデータ
は、反射率／濃度変換部１２６に出力される。反射率／
濃度変換部１２６では、反射率データであるＲ、Ｇ、Ｂ
データを、２５６濃淡階調データであるＤＲ、ＤＧ、Ｄ
Ｂデータに変換する。得られたＤＲ、ＤＧ、ＤＢデータ
は、ＵＣＲ／ＢＰマスキング処理部１２７に出力され
る。
である。ＣＣＤイメージセンサ１４により読み取られた
ｒ、ｇ、ｂの３色の多値電気信号は、まずアナログ処理
部１２１において増幅され、最適化処理が施された後に
Ａ／Ｄ変換部１２２でＲ、Ｇ、Ｂの多値デジタル信号に
それぞれ変換される。Ａ／Ｄ変換部１２２により出力さ
れたデジタル信号は、シリアル信号化部１２３を介して
シェーディング補正部１２４に入力される。シェーディ
ング補正部１２４では、原稿を走査する前に読み取った
白色板のＲＧＢデジタル画像データに基いてシェーディ
ング補正を実行し、シェーディング補正がされたデータ
は、反射率／濃度変換部１２６に出力される。反射率／
濃度変換部１２６では、反射率データであるＲ、Ｇ、Ｂ
データを、２５６濃淡階調データであるＤＲ、ＤＧ、Ｄ
Ｂデータに変換する。得られたＤＲ、ＤＧ、ＤＢデータ
は、ＵＣＲ／ＢＰマスキング処理部１２７に出力され
る。
【０００９】ＵＣＲ／ＢＰマスキング処理部１２７は、
後で説明するようにＤＲ、ＤＧ、ＤＢデータに追跡情報
を追加した後、ＣＣＤイメージセンサ１４の読取特性と
トナーの用紙に対する付着特性を考慮して、用紙上に原
稿と同じ色が再現されるように所定のマスキング処理を
施した後、黒色の部分に対してＣ、Ｍ、Ｙのデータ値を
除去し、かわりにブラックの濃淡階調データを加算し、
印字工程に応じた色のデータを出力する。ＵＣＲ／ＢＰ
マスキング処理部１２７から出力されるＣ、Ｍ、Ｙ、Ｋ
のうちのいずれか１色のデータは、ＭＴＦ補正部１２８
において、平滑化、エッジ強調などの空間フィルタ処理
が施される。変倍移動処理部１２９は、ＭＴＦ補正部１
２８からのデータを用いて所定の変倍移動処理を実行す
る。ガンマ補正部１３０は、入力されるデータに所定の
階調補正を施した後、これをプリントヘッド部３１に出
力する。その後、プリントヘッド部３１は、入力される
階調データをＤ／Ａ変換して半導体レーザ駆動信号を生
成し、この駆動信号により半導体レーザを発光させ、感
光体ドラム４１を露光する。これを４印字色について繰
り返す。
後で説明するようにＤＲ、ＤＧ、ＤＢデータに追跡情報
を追加した後、ＣＣＤイメージセンサ１４の読取特性と
トナーの用紙に対する付着特性を考慮して、用紙上に原
稿と同じ色が再現されるように所定のマスキング処理を
施した後、黒色の部分に対してＣ、Ｍ、Ｙのデータ値を
除去し、かわりにブラックの濃淡階調データを加算し、
印字工程に応じた色のデータを出力する。ＵＣＲ／ＢＰ
マスキング処理部１２７から出力されるＣ、Ｍ、Ｙ、Ｋ
のうちのいずれか１色のデータは、ＭＴＦ補正部１２８
において、平滑化、エッジ強調などの空間フィルタ処理
が施される。変倍移動処理部１２９は、ＭＴＦ補正部１
２８からのデータを用いて所定の変倍移動処理を実行す
る。ガンマ補正部１３０は、入力されるデータに所定の
階調補正を施した後、これをプリントヘッド部３１に出
力する。その後、プリントヘッド部３１は、入力される
階調データをＤ／Ａ変換して半導体レーザ駆動信号を生
成し、この駆動信号により半導体レーザを発光させ、感
光体ドラム４１を露光する。これを４印字色について繰
り返す。
【００１０】追跡情報の画像データへの追加について説
明すると、データ処理部１３１は、画像形成についての
追跡情報データ(印字装置のメーカー、機種、シリアル
番号、管理カードの番号、コピーする日時など）を第１
メモリ１３２に記憶する。ＵＣＲ／ＢＰマスキング処理
部１２７は、反射率／濃度変換部１２６から出力された
ＤＲ、ＤＧ、ＤＢデータに、第１メモリ１３２より得ら
れる追跡情報データを暗号化して追加する。追跡情報デ
ータは、複写されたコピーそのものに通常は目に見えな
い小さな特殊なマーク（暗号）として打ち込まれる。し
たがって、偽造が起こった場合、偽造に用いられた用紙
から暗号を読み出し、偽造コピーに使用された印字装置
のメーカー名、機種名、シリアル番号、コピーした日
時、管理カードの番号など、または、その一部を特定で
きる。
明すると、データ処理部１３１は、画像形成についての
追跡情報データ(印字装置のメーカー、機種、シリアル
番号、管理カードの番号、コピーする日時など）を第１
メモリ１３２に記憶する。ＵＣＲ／ＢＰマスキング処理
部１２７は、反射率／濃度変換部１２６から出力された
ＤＲ、ＤＧ、ＤＢデータに、第１メモリ１３２より得ら
れる追跡情報データを暗号化して追加する。追跡情報デ
ータは、複写されたコピーそのものに通常は目に見えな
い小さな特殊なマーク（暗号）として打ち込まれる。し
たがって、偽造が起こった場合、偽造に用いられた用紙
から暗号を読み出し、偽造コピーに使用された印字装置
のメーカー名、機種名、シリアル番号、コピーした日
時、管理カードの番号など、または、その一部を特定で
きる。
【００１１】また、ネットワークに接続された場合は、
ホスト（コンピュータ３００）からインタフェース２４
を介してプリント指示が入力されると、本複写機はプリ
ンタとして機能する。このとき、前述した説明における
ＣＣＤセンサ１４から反射率／濃度変換部１２６までの
処理に代わり、プリントを指示したホスト（コンピュー
タ３００）からの画像データが、２５６濃淡階調データ
であるＤＲ、ＤＧ、ＤＢデータとしてＵＣＲ／ＢＰマス
キング処理部１２７に入力される。この場合、ネットワ
ークから取り出したホストについてのデータ（たとえ
ば、プリントを指示したホスト名（コンピュータ名）、
ＩＰアドレス、使用者、パスワード、出力年月日、ファ
イル名など）を第２メモリ１３３に記憶し、ＵＣＲ／Ｂ
Ｐマスキング処理部１２７は、そのデータを暗号化し、
第１メモリ１３２のデータとともに、追跡情報データと
して画像データに追加する。これにより、ネットワーク
上で使用されている画像形成装置に対しネットワーク上
からプリントが指示された場合、偽造コピーの用紙から
プリントを指示したホスト、その使用者なども特定でき
る。したがって、追跡データから使用者、使用ホスト、
ＩＰアドレス、出力年月日などのホスト側の情報も判断
でき、偽造事件の早期解決に役立てる。
ホスト（コンピュータ３００）からインタフェース２４
を介してプリント指示が入力されると、本複写機はプリ
ンタとして機能する。このとき、前述した説明における
ＣＣＤセンサ１４から反射率／濃度変換部１２６までの
処理に代わり、プリントを指示したホスト（コンピュー
タ３００）からの画像データが、２５６濃淡階調データ
であるＤＲ、ＤＧ、ＤＢデータとしてＵＣＲ／ＢＰマス
キング処理部１２７に入力される。この場合、ネットワ
ークから取り出したホストについてのデータ（たとえ
ば、プリントを指示したホスト名（コンピュータ名）、
ＩＰアドレス、使用者、パスワード、出力年月日、ファ
イル名など）を第２メモリ１３３に記憶し、ＵＣＲ／Ｂ
Ｐマスキング処理部１２７は、そのデータを暗号化し、
第１メモリ１３２のデータとともに、追跡情報データと
して画像データに追加する。これにより、ネットワーク
上で使用されている画像形成装置に対しネットワーク上
からプリントが指示された場合、偽造コピーの用紙から
プリントを指示したホスト、その使用者なども特定でき
る。したがって、追跡データから使用者、使用ホスト、
ＩＰアドレス、出力年月日などのホスト側の情報も判断
でき、偽造事件の早期解決に役立てる。
【００１２】具体的には、ネットワークに接続されてい
るホスト（コンピュータ３００）より印字データが送ら
れてくるとき、ホストからの印字出力ファイルには、画
像データの他に、各種のホスト側の情報が付加されてい
る。付加データは、ホスト名、ＩＰアドレス、使用者、
パスワードなどや、印字出力ファイルの作製日時、プリ
ント指示日時、ファイル名などを含む。データ処理部１
３１は、上述の付加データから必要なデータを抽出しメ
モリ１３３に記憶する。ＵＣＲ／ＢＰマスキング処理部
１２７は、２つの追跡情報用のメモリ１３２、１３３か
ら得られる追跡情報データを暗号化し、ＤＲ、ＤＧ、Ｄ
Ｂデータに追加する。なお、データ処理装置１３１は、
伝送された画像データに基いて、画像データに追加する
追跡情報のデータのレベルを設定してもよい。
るホスト（コンピュータ３００）より印字データが送ら
れてくるとき、ホストからの印字出力ファイルには、画
像データの他に、各種のホスト側の情報が付加されてい
る。付加データは、ホスト名、ＩＰアドレス、使用者、
パスワードなどや、印字出力ファイルの作製日時、プリ
ント指示日時、ファイル名などを含む。データ処理部１
３１は、上述の付加データから必要なデータを抽出しメ
モリ１３３に記憶する。ＵＣＲ／ＢＰマスキング処理部
１２７は、２つの追跡情報用のメモリ１３２、１３３か
ら得られる追跡情報データを暗号化し、ＤＲ、ＤＧ、Ｄ
Ｂデータに追加する。なお、データ処理装置１３１は、
伝送された画像データに基いて、画像データに追加する
追跡情報のデータのレベルを設定してもよい。
【００１３】
【発明の効果】画像形成装置がネットワーク上で使用さ
れる場合、従来の特殊な暗号に、さらに、プリントを指
示したコンピュータ名、使用者などが特定できるような
情報を追加するので、プリントアウトされた用紙から、
プリンタとして使用された機械のメーカー、機種名、シ
リアル番号、プリント日時、管理カードの番号などだけ
でなく、プリントを指示したコンピュータ名、使用者名
なども特定できる。このため、画像形成装置をネットワ
ーク上で使用した偽造事件に対しても早期解決に役立て
る。
れる場合、従来の特殊な暗号に、さらに、プリントを指
示したコンピュータ名、使用者などが特定できるような
情報を追加するので、プリントアウトされた用紙から、
プリンタとして使用された機械のメーカー、機種名、シ
リアル番号、プリント日時、管理カードの番号などだけ
でなく、プリントを指示したコンピュータ名、使用者名
なども特定できる。このため、画像形成装置をネットワ
ーク上で使用した偽造事件に対しても早期解決に役立て
る。
【図１】 デジタルカラー複写機の断面図
【図２】 デジタルカラー複写機の中の読取信号処理部
のブロック図
のブロック図
１２７ ＵＣＲ／ＢＰマスキング処理部、 １３１
データ処理部、 １３２ 第１メモリ、 １３３
第２メモリ、 ２００ デジタルカラー複写機本体
部、 ３００ コンピュータ。
データ処理部、 １３２ 第１メモリ、 １３３
第２メモリ、 ２００ デジタルカラー複写機本体
部、 ３００ コンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 1/00 Ｈ０４Ｎ 1/387 ５Ｃ０６２ 1/387 Ｇ０６Ｆ 15/66 Ｂ ５Ｃ０７６ (72)発明者 山本 浩二 大阪府大阪市中央区安土町二丁目３番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Ｆターム(参考） 2C061 AP01 AP04 AQ06 AR01 CL08 HH03 HJ06 HJ08 HK04 HN02 HN15 2C087 AB05 BB20 BC02 BC05 BD53 CB03 CB07 DA14 2H027 EJ08 EJ09 ZA07 5B021 AA01 AA19 BB04 LG07 LL05 NN18 NN19 5B057 AA11 BA11 CA19 CE08 CH11 5C062 AA05 AA13 AA35 AB22 AB42 AC04 AC24 AF12 AF14 BA00 5C076 AA14 BA03 BA04 BA06
Claims (6)
- 【請求項１】 ネットワークを介して印字データを入力
する入力手段と、 画像形成についてのデータを記憶する第１メモリと、 入力手段に入力される印字データからホストについての
情報を取り出して記憶する第２メモリと、 印字データに含まれる画像データに、第１メモリと第２
メモリに記憶されたデータを追跡情報データとして追加
する追跡情報追加手段とを備え、 追跡情報追加手段から出力された画像データに基いて用
紙上に画像を形成する画像形成装置。 - 【請求項２】 さらに、原稿の画像データを読み取り、
前記追跡情報追加手段に出力する画像読取部を備えるこ
とを特徴とする請求項１に記載された画像形成装置。 - 【請求項３】 第２メモリに記憶される情報は、ホスト
のユーザ名を含むことを特徴とする請求項１に記載され
た画像形成装置。 - 【請求項４】 第２メモリに記憶される情報は、ホスト
のＩＰアドレスを含むことを特徴とする請求項１に記載
された画像形成装置。 - 【請求項５】 第２メモリに記憶される情報は、ホスト
名を含むことを特徴とする請求項１に記載された画像形
成装置。 - 【請求項６】 第２メモリに記憶される情報は、ホスト
のパスワードを含むことを特徴とする請求項１に記載さ
れた画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27897799A JP2001096860A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27897799A JP2001096860A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001096860A true JP2001096860A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17604716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27897799A Pending JP2001096860A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001096860A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008118201A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム |
| US8264719B2 (en) | 2006-06-05 | 2012-09-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing system and image processing method in which specific information including information concerning the own apparatus is added to image data after each processing by each component/step thereof |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27897799A patent/JP2001096860A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8264719B2 (en) | 2006-06-05 | 2012-09-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing system and image processing method in which specific information including information concerning the own apparatus is added to image data after each processing by each component/step thereof |
| JP2008118201A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
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