[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2001092319A - 画像形成装置及び該画像形成装置を備えた画像処理装置 - Google Patents

画像形成装置及び該画像形成装置を備えた画像処理装置

Info

Publication number
JP2001092319A
JP2001092319A JP26890399A JP26890399A JP2001092319A JP 2001092319 A JP2001092319 A JP 2001092319A JP 26890399 A JP26890399 A JP 26890399A JP 26890399 A JP26890399 A JP 26890399A JP 2001092319 A JP2001092319 A JP 2001092319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
image
forming apparatus
charge
fee
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26890399A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Sakawaki
吉彦 坂脇
Masato Terao
正人 寺尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP26890399A priority Critical patent/JP2001092319A/ja
Publication of JP2001092319A publication Critical patent/JP2001092319A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 課金によるコピーサービスにおいて事業者本
意という印象を与えないフェアな料金徴収を実現させ、
料金不足の場合、ユーザに不満を生じさせない状態まで
の処理を行う。 【解決手段】 ユーザが設定したモード(画像形成条
件)に従う全画像の形成に必要な料金を、読み込んだ原
稿の原稿サイズ、枚数及び画像形成条件により算出し、
算出結果を印刷開始前に表示する。ユーザは表示を見て
モード設定を変更可能とする。印刷の実行に先立ち投入
料金をチェックし、不足の場合実行させない、或いは、
投入料金内でリピート枚数や原稿枚数等の設定を区切り
の良い出力が得られるように変更する(図4に示さ
ず)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】複写機、プリンタ、ファクシ
ミリ装置、の画像処理装置において、本発明は、画像形
成装置に関し、より詳細には、コインラック等の料金徴
収装置を有し、設定された画像形成条件及び入力された
徴収料金に従い、蓄積されている原稿画像データに基づ
く画像形成の制御を行う画像形成装置及び該画像形成装
置を備えた画像処理装置(例えば、複写機、プリンタ、
ファックス及びこれらの機能を複合した複合機或いは複
数の画像データの印刷出力を行う電子ファイル等)に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機やプリンタなどの画像
形成装置により作成されたコピー等の印刷物の料金を印
刷結果に応じて計算し、料金の提示を行う装置を装備し
た画像形成装置が提案されている。その1つは、プリン
ト或いはコピー終了後に、記録用紙サイズ毎に使用した
料金が演算され、演算結果が表示される仕組みとなって
いる。また、従来、コインラックが接続されているコピ
ー機においてコピーサービスを受けようとする場合、コ
ピー開始前に料金を投入し、コピー実行後にコピー実行
に要した費用を差し引いた金額を返金するか、設定した
コピーの要求内容に対し投入金額不足でコピー実行の継
続が不可能となった時点で、コピーの要求内容と無関係
に一律にコピー実行が停止される仕組みが一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たコインラックによるコピーサービスについて、ユーザ
側の観点に立つと、コピー実行終了後に初めて正確な費
用が知らされる点、ユーザの都合とは無関係に料金が不
足した時点でコピー動作を停止させる点、いずれも料金
徴収が事業者本意で行われているように映ると考えられ
る。本発明は、コインラック等の料金徴収装置を持つ画
像形成装置によるコピー等のサービスにおける上述の従
来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、その目
的は、事業者本意であるという印象を与えないフェアな
料金徴収を実現させ、かつ投入料金不足の場合、ユーザ
に不満を生じさせない適当な状態で画像形成を停止させ
ることを可能にする画像形成装置及び該画像形成装置を
備えた画像処理装置(例えば、複写機、プリンタ、ファ
ックス及びこれらの機能を複合した複合機或いは複数の
画像データの印刷出力を行う電子ファイル等)を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
形成条件を設定する手段と、料金徴収手段とを有し、設
定された画像形成条件及び料金徴収手段への入力金額に
従い、蓄積されている原稿画像データに基づく画像形成
の制御を行う画像形成装置において、前記設定された画
像形成条件に従う全ての画像形成を行うために必要な料
金を、前記画像形成条件の設定内容並びに設定対象とし
た前記原稿画像データの原稿サイズ及び枚数により算出
し、算出結果を画像形成処理の開始前に表示することを
特徴とする画像形成装置を構成する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載された
画像形成装置において、前記料金徴収手段への入力金額
が、前記設定された画像形成条件に従う全ての画像形成
を行うために必要な料金として画像形成処理の開始前の
時点で算出された金額に、満たない場合に、画像形成処
理を行わせないようにすることを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項3の発明は、請求項1に記載された
画像形成装置において、前記料金徴収手段への入力金額
が、前記設定された画像形成条件に従う全ての画像形成
を行うために必要な料金として画像形成処理の開始前の
時点で算出された金額に満たない場合に、画像形成条件
を変更することにより画像形成枚数を減らし、前記料金
徴収手段への入力金額が画像形成を行うために必要な料
金を満たす設定にし、変更した画像形成条件による画像
形成処理を実行することを特徴とするものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項3に記載された
画像形成装置において、変更する画像形成条件がリピー
ト数及び/又は原稿枚数であることを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項5の発明は、前記請求項1乃至4の
いずれかに記載された画像形成装置において、原稿読取
手段を装備させ、前記蓄積されている原稿画像データが
前記原稿読取手段により読み取られたデータであること
を特徴とするものである。
【0009】請求項6の発明は、前記請求項1乃至5の
いずれかに記載された画像形成装置を備えたことを特徴
とする画像処理装置を構成する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置を添付する
図面とともに示す以下の実施例に基づき説明する。図1
は、本発明の実施例としてのデジタル複写機の全体構成
を概略図として示す。図1を参照し、本機の装置構成及
び本機の基本的な動作の概略を原稿のコピー動作の流れ
に沿って、以下に説明をする。原稿束が自動原稿送り装
置(以下「ADF」と記す)1の原稿台2に原稿の画像
面を上にして載置され、オペレータにより操作部(図2
参照)上のプリント(スタート)キー25が押下される
と、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によ
ってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。
読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の
原稿の画像データが読み取られ、その後、読み取り終え
た原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出
される。さらに、原稿セット検知器7にて原稿台2に次
の原稿が有ることを検知すると、前原稿と同様の動作に
より排出までの処理がなされる。給送ローラ3、給送ベ
ルト4、排送ローラ5はモータ(図示せず)によって駆
動される。
【0011】書き込みユニット57では、読み取りユニ
ット50にて読み込まれた画像データに基づいて生成さ
れた作像データにより書き込みユニット57のレーザの
発光を制御し、感光体15にレーザ書き込みにより潜像
を作る。潜像を担う感光体15は現像ユニット27を通
過することによってトナー像が形成される。感光体15
の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されなが
ら、感光体15上のトナー像が転写紙に転写される。転
写紙は第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に
積載され、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、
第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット1
4によって感光体15に当接する位置まで搬送される。
転写後にトナー像を担う転写紙は、定着ユニット17に
て画像が定着され、排紙ユニット18によって排紙トレ
イ19に(なお、ここに後処理装置としてフィニシャが
装備されている場合には、フィニシャに)排出される。
【0012】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排
紙トレイ19側に導かないで、経路切り替えの為の分岐
爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニッ
ト111にストックする。その後、両面給紙ユニット1
11にストックされた転写紙は再び感光体15に作像さ
れたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット1
11から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪112
を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。この様に
転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット
111は使用される。感光体15、搬送ベルト16、定
着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27
はメインモータ(図示せず)によって駆動され、各給紙
装置11〜13はメインモータの駆動を各々給紙クラッ
チ(図示せず)によって伝達駆動される。縦搬送ユニッ
ト14はメインモータの駆動を中間クラッチ(図示せ
ず)によって伝達駆動される。
【0013】図2は、図1の装置にオペレータが指令入
力を行う操作部の概略図を示す。操作部には、図2に示
すように、液晶タッチパネル21、テンキー22、SP
モード/初期設定キー23、省エネルギー移行/解除キ
ー24、プリントキー25、クリア/ストップキー2
6、があり、液晶タッチパネル21には、SPモード/
初期設定キー23の切り替えによるキー選択画面として
働き、機能キーのほか、部数、及び複写機の状態を示す
メッセージなどが表示される。機能キーには倍率を変更
する倍率キーや、用紙を変更する用紙キー、濃度を変更
する濃度キー、集約コピーを行う集約キーなどがある。
ユーザはこれらのキーを操作してコピーモードを設定
し、原稿を原稿台1の上に設置されたADF(自動原稿
搬送装置)の上におき、コピーを開始する。本デジタル
複写機では、セットされた原稿を感光体に直接作像する
のではなく、読み取りユニット50のCCDイメージセ
ンサ54を通して内部メモリへ取り込む。リピートコピ
ーや集約コピーでは、この取り込んだ画像データを使用
して、書き込みユニット57により感光体15上に作像
する。また、本機には、料金徴収手段(図示せず)が装
備されている。料金徴収手段としては、例えば、ICカ
ード、磁気カード及びコインラック等によるものを用い
ることができる。料金徴収手段への入力金額に従って画
像形成装置における制御手段は、画像形成の実行等の制
御を行う。
【0014】次に、本発明の画像形成装置が持つ料金算
出機能について、詳細に説明する。コピー料金を算出す
るためには、原稿サイズ及び枚数を知る必要がある。本
例に示すデジタル複写機の場合、すべての原稿サイズ及
び枚数は、読み込み画像を記憶する内部メモリからそこ
に記憶されている内容を調べることにより知り得るが、
読み込み画像を記憶する内部メモリの有無に関わらず、
原稿サイズ及び枚数を入力できる手段(図示せず)を用
意してもよい。画像読み込み終了以後、画像形成処理開
始以前に、料金の算出を行い、その表示を行う。そのた
めに、設定されたモード(コピー条件)による全コピー
出力に必要な記録媒体のサイズ及び枚数を検出し、検出
結果に応じた料金を計算する。なお、本発明において、
全ての原稿読み込みが完了していない場合は画像形成処
理は開始しない。また、記録媒体の枚数をサイズ毎に算
出し、サイズ毎に料金を計算し、サイズ毎に表示しても
いい。
【0015】本発明に係わる料金算出機能を持つ複写機
の第1の実施例を以下に説明する。図3は、料金算出機
能を持つ複写機の第1の実施例の動作フローを示す。図
3に示す複写機の動作フローでは、まず、ユーザにより
操作部のキー操作が行われ、コピー条件を決めるモード
設定がなされる(S30)。原稿束を原稿台1の上に設
置されたADF(自動原稿搬送装置)の上におき、コピ
ー動作を開始すると、ADFは原稿を読み取りユニット
50に搬送し、そこで原稿の読み取りが始まる(S3
1)。原稿束からADFにより送り込まれる原稿を順次
読み取り、原稿の読み取りが完了したかをチェックする
(S32)。読み取り完了を確認した時点で料金算出機
能を実行する手順に入る。
【0016】料金算出の最初の手順として、出力用紙枚
数を計算する(S33)。これは、原稿読み込み時に記
憶された各画像情報を、出力用紙枚数計算時に参照し、
各サイズ毎に印刷面数としてその数を検出し、得たサイ
ズ毎の印刷面数にリピート枚数を掛けた値をそのサイズ
の出力用紙枚数とする。また、表紙・合紙など白紙用紙
が挿入されるモードが設定されている場合は、その白紙
用紙枚数を同サイズの出力用紙枚数に別途加算する。次
に、料金を計算し、計算結果を表示する(S34)。料
金計算は、用紙1枚当たりの料金と出力用紙枚数との積
を各サイズ毎に算出し、その総和を料金とする。その具
体例を下記〔例1〕に示す。 〔例1〕 コピー条件:A4サイズの読み込み画像が5
枚、オモテ表紙(印刷なし)、片面コピー、ソート、リ
ピート3部、である場合、 A4出力用紙枚数 = (印刷面5枚×リピート3部)+(表紙
1枚×リピート3部)=18(枚) 料金 = (A4用紙1枚当たりの料金10円)×(A4出力用紙
枚数18枚)= 180(円)
【0017】料金計算及び計算結果の表示を行った後、
プリント(スタート)キー25が押下されたかをチェッ
クし(S35)、プリントキー25が押下されていない
場合には、さらに上記S30で最初に設定したコピーモ
ードが変更されているか否かを調べる(S36)。ここ
で、モード変更がある場合には、S30で最初に設定し
たモードを無効にして、コピーモードを再設定し(S3
7)、料金計算ををやり直す。料金計算及び計算結果の
表示を行った後、プリントキー25が押下されているこ
とが確認された場合に(S35−YES)、印刷を実行
するが、その前にコインラック等の料金徴収装置へ投入
された料金(課金)が少なくとも1画像の作成料金以上
であるかをチェックする(S38)。1画像の作成料金
以上の料金が投入されている場合に(或いは、投入され
ていない場合でも、その後1画像分の作成料金以上が投
入されるのを待って)、印刷を実行し(S39)、コピ
ー動作を完了する。
【0018】本発明に係わる料金算出機能を持つ複写機
の第2の実施例を以下に説明する。図4は、料金算出機
能を持つ複写機の第2の実施例の動作フローを示す。こ
の実施例において、図4に示すように、コピー動作がモ
ード設定(S40)によりスタートしてからプリントキ
ー25が押下されていることを確認し(S45−YE
S)、印刷を実行する前まで(S40〜S47)は、上
記第1、第2の実施例と同じ動作手順を行う。異なる点
は、印刷を実行する前にチェックするコインラック等の
料金徴収装置へ投入された料金(課金)を本実施例にお
いて、全画像の作成料金以上であるかによっている(S
48)。つまり、全画像分の料金に満たない場合には印
刷を実行せず、満たす場合には(或いは、満たさない場
合でも、その後全画像分の料金が投入されるのを待っ
て)、印刷を実行し(S49)、コピー動作を完了す
る。
【0019】本発明に係わる料金算出機能を持つ複写機
の第3の実施例を以下に説明する。図5は、料金算出機
能を持つ複写機の第3の実施例の動作フローを示す。こ
の実施例において、図5に示すように、コピー動作がモ
ード設定(S50)によりスタートしてからプリントキ
ー25が押下されていることを確認し(S55−YE
S)、印刷を実行する前まで(S50〜S57)は、上
記第1、第2の実施例と同じ動作手順を行う。異なる点
は、本実施例において、印刷を実行する前に、コインラ
ック等の料金徴収装置へ投入された料金(課金)総額を
全画像の作成料金以上であるか否かをチェックし(S5
8)、全画像の作成料金に満たない場合で、なおかつ、
投入金額の総額で区切りの良い枚数のコピー作成が可能
であるかを判断し、可能であると判断された場合、区切
りの良い画像形成枚数の画像形成処理のみを実行すると
ころにある。
【0020】区切りの良い画像形成とは、設定されてい
るコピー条件の中のリピート枚数を減らしたり、読み込
み画像の一部について画像形成をせずに印刷を行うこと
である。この際の画像形成枚数減算の方法は、設定され
ているモード(コピー条件)に応じて予め決めておいて
もいいし、オペレータがその都度、入力操作により設定
できるようにしてもいい。例えばデジタル複写機によれ
ば、オペレータの操作によるモード設定の変更なしに画
像形成枚数を減らすことが可能である。それを実行する
ための方式の1例として、設定されているリピート枚数
を減らす方式を次に示す。この方式は、リピート枚数を
1減算し、同モード設定でのコピーを実行するために要
する料金を、先の料金計算ステップ(S53,S54)
で行ったと同様に算出し、算出結果は投入金額総額以下
であるという条件を満たすまでリピート枚数を減算し、
計算を繰り返し、結果を得る。その具体例を下記〔例
2〕に示す。 〔例2〕 コピー条件:A4サイズの読み込み画像が5
枚、オモテ表紙(印刷なし)、片面コピー、ソート、リ
ピート3部、を設定したときに、例えば投入金額が150円
であった場合、リピート回数を2部に減算し料金を計算
しなおすと、 A4出力用紙枚数 = (印刷面5枚×リピート2部)+(表紙
1枚×リピート2部) =12(枚) 料金 = (A4用紙1枚当たりの料金10円)×(A4出力用紙
枚数12枚)= 120(円) となり、計算結果としての減算後の料金は投入料金総額
未満となり前記条件を満たす。
【0021】上記した手順は、図5のフローにおいて、
料金徴収装置への投入料金総額が全画像の作成料金未満
である場合(S58−NO)に、区切りの良い画像形成枚
数/料金計算を行うステップ(S59)において実行さ
れる。そこでは、投入金額の総額未満の料金で区切りの
良いコピーの作成が可能となるコピー条件が判断され、
最初に設定されていたコピー条件の変更を行う。つま
り、上記具体例では、リピート枚数を、既に設定された
3から料金条件を満たすリピート枚数2に置き換えて、
上記120円分の画像形成処理のみを実行する。このよう
に、先に設定したコピー要求に必要な料金に投入金額の
総額が足りない場合でも、投入金額の総額未満の料金で
区切りの良いコピー条件を設定し直して、印刷を実行し
(S60)、印刷終了を確認し(S61)コピー動作を
完了する。
【0022】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明に対応する効果 設定したモード(画像形成条件)で全出力を得るために
必要な料金を、ユーザは画像形成開始以前に知ることが
でき、お金を用意することができる。また、例えば予算
より表示された料金が高い場合、ユーザはコピー枚数を
減らしたり、予算内で所望のコピーを完了させるために
両面コピーモード、集約コピーモードなどを選択し直し
たりすることが可能となる。 (2) 請求項2の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、設定された画像形成条件に
従う全ての画像形成を行うために必要な料金が入力金額
では不足している場合に、画像形成処理を実行させず、
その状況での対応をユーザの判断に任せることができ
る。つまり、再度、設定されているモード、リピート回
数、入力金額等を確認できる機会を提供することにな
り、料金を足して設定通りに処理するか、設定をし直す
かを選ぶことができる。例えば、前回実行された大量コ
ピーの設定がリセットされていないことに気付かずに、
ユーザが新規の少量コピーを実行する場合、不必要な画
像形成がなされる事態を回避することができる。また、
料金徴収装置への入力金額の誤認に由来するトラブルを
減少させ得る。 (3) 請求項3,4の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、設定された画像形成条件に
従う全ての画像形成を行うために必要な料金が入力金額
では不足している場合に、入力金額の範囲内に収まるよ
うに、画像形成条件を変更することにより画像形成枚数
を減らし、しかもそれをリピート数及び/又は原稿枚数
を減らすことにより区切りの良い出力形態で行うように
したので、入力金額に見合うサービスが受けられ、さら
に区切りの良い出力形態が、例えばソートモードで出力
された最後の部のページ数が欠落する事態を回避し、ユ
ーザは出力枚数の所望の画像形成枚数に対する不足分を
容易に確認できるようにする。 (4) 請求項5の発明に対応する効果 原稿読取手段を装備させ、原稿読取手段により読み取ら
れた原稿の画像データ(読み取り時に取得した原稿サイ
ズ、原稿枚数データ)を用いて画像形成を行うことによ
り、複写機能をもった画像形成装置において上記(1)
〜(3)の効果を具現化する。 (5) 請求項6の発明に対応する効果 複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、或いは複数
の画像データの印刷出力を行う電子ファイル等の画像処
理装置において、上記(1)〜(4)に示される効果を
具現化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としてのデジタル複写機の全体
構成を概略図として示す。
【図2】図1の装置にオペレータが指令入力を行う操作
部の概略図を示す。
【図3】料金算出機能を持つ複写機の第1の実施例の動
作フローを示す。
【図4】料金算出機能を持つ複写機の第2の実施例の動
作フローを示す。
【図5】料金算出機能を持つ複写機の第3の実施例の動
作フローを示す。
【符号の説明】
1…自動原稿送り装置(ADF)、 2…原稿台、3…
給送ローラ、 4…給送ベルト、5…
排送ローラ、 6…コンタクトガラ
ス、7…原稿セット検知手段、 8…第1トレ
イ、9…第2トレイ、 10…第3トレ
イ、11…第1給紙ユニット、 12…第2給
紙ユニット、13…第3給紙ユニット、 14
…縦搬送ユニット、15…感光体、
16…搬送ベルト、17…定着ユニット、
18…排紙ユニット、19…排紙トレイ、
21…液晶タッチパネル、22…テンキー、
23…SPモード/初期設定キー、24
…省エネルギー移行/解除キー、25…プリントキー、
26…クリア/ストップキー、27…現
像ユニット、 54…CCDイメージセン
サ、57…書き込みユニット、 111…両面給
紙ユニット、112…分岐爪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB08 EH10 EJ06 EJ08 FA01 FA02 FD08 ZA07 5C075 AA90 GG05 9A001 BB02 BB03 BB04 HH23 JJ35 KK42 KK60 LL09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成条件を設定する手段と、料金徴
    収手段とを有し、設定された画像形成条件及び料金徴収
    手段への入力金額に従い、蓄積されている原稿画像デー
    タに基づく画像形成の制御を行う画像形成装置におい
    て、前記設定された画像形成条件に従う全ての画像形成
    を行うために必要な料金を、前記画像形成条件の設定内
    容並びに設定対象とした前記原稿画像データの原稿サイ
    ズ及び枚数により算出し、算出結果を画像形成処理の開
    始前に表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、前記料金徴収手段への入力金額が、前記設定され
    た画像形成条件に従う全ての画像形成を行うために必要
    な料金として画像形成処理の開始前の時点で算出された
    金額に、満たない場合に、画像形成処理を行わせないよ
    うにすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、前記料金徴収手段への入力金額が、前記設定され
    た画像形成条件に従う全ての画像形成を行うために必要
    な料金として画像形成処理の開始前の時点で算出された
    金額に満たない場合に、画像形成条件を変更することに
    より画像形成枚数を減らし、前記料金徴収手段への入力
    金額が画像形成を行うために必要な料金を満たす設定に
    し、変更した画像形成条件による画像形成処理を実行す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された画像形成装置にお
    いて、変更する画像形成条件がリピート数及び/又は原
    稿枚数であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至4のいずれかに記載さ
    れた画像形成装置において、原稿読取手段を装備させ、
    前記蓄積されている原稿画像データが原稿読取手段によ
    り読み取られたデータであることを特徴とする画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至5のいずれかに記載さ
    れた画像形成装置を備えたことを特徴とする画像処理装
    置。
JP26890399A 1999-09-22 1999-09-22 画像形成装置及び該画像形成装置を備えた画像処理装置 Pending JP2001092319A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26890399A JP2001092319A (ja) 1999-09-22 1999-09-22 画像形成装置及び該画像形成装置を備えた画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26890399A JP2001092319A (ja) 1999-09-22 1999-09-22 画像形成装置及び該画像形成装置を備えた画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001092319A true JP2001092319A (ja) 2001-04-06

Family

ID=17464881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26890399A Pending JP2001092319A (ja) 1999-09-22 1999-09-22 画像形成装置及び該画像形成装置を備えた画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001092319A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006092348A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Fuji Xerox Co Ltd 実行装置及び方法並びにジョブフローシステム
US7839519B2 (en) 2003-07-31 2010-11-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imaging device
CN109756647A (zh) * 2017-11-01 2019-05-14 夏普株式会社 信息处理装置、计算机可读取的记录介质以及控制方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7839519B2 (en) 2003-07-31 2010-11-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imaging device
JP2006092348A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Fuji Xerox Co Ltd 実行装置及び方法並びにジョブフローシステム
US8040543B2 (en) 2004-09-24 2011-10-18 Fuji Xerox Co., Ltd. Instruction file execution device, instruction file execution method and job flow system
CN109756647A (zh) * 2017-11-01 2019-05-14 夏普株式会社 信息处理装置、计算机可读取的记录介质以及控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7862029B2 (en) Image forming system, image forming device, post-processor, and program
US20120200886A1 (en) Image forming system
CN102025876B (zh) 图像读取装置以及图像形成装置
US8243347B2 (en) Image processing apparatus and method with reading mistake preventing function during document reading
JP2007219944A (ja) 課金システム、画像形成装置、情報処理装置、課金方法、及びプログラム
CN101931726A (zh) 图像处理装置以及图像处理装置的控制方法
US8305623B2 (en) Image forming apparatus provided with function of detecting errors in printing process
JP4129589B2 (ja) 画像形成装置
JP2001092319A (ja) 画像形成装置及び該画像形成装置を備えた画像処理装置
JP2020192724A (ja) 画像形成システム、画像形成装置の動作制御方法
EP1602498A2 (en) Image forming apparatus and display controlling method thereof
JP3496905B2 (ja) 画像形成装置
JP4267531B2 (ja) 画像形成装置
US6178298B1 (en) Image forming management apparatus that manages the number of image formations by image forming apparatus
JP2012234114A (ja) 画像形成装置
JP2008180772A (ja) 画像形成システム及び出力カウント方法
JP2003145878A (ja) 画像形成装置
JP3892453B2 (ja) 画像形成装置
JP2009284105A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JP2005062647A (ja) 画像形成装置
JP4404729B2 (ja) 画像形成装置
JP2004287042A (ja) 画像形成装置
JP2003244352A (ja) 画像形成装置
JP2021048497A (ja) 清掃指示装置、画像形成装置及びプログラム
JP2005070646A (ja) 画像形成装置、プログラム及び記録媒体