JP2001089346A - 口腔用組成物 - Google Patents
口腔用組成物Info
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- JP2001089346A JP2001089346A JP27085599A JP27085599A JP2001089346A JP 2001089346 A JP2001089346 A JP 2001089346A JP 27085599 A JP27085599 A JP 27085599A JP 27085599 A JP27085599 A JP 27085599A JP 2001089346 A JP2001089346 A JP 2001089346A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 歯槽膿漏及び口内炎等の歯周辺部及び口腔内
疾患の予防及び治癒に有効な成分として、又香味剤とし
て、ナタマメ属の植物を含む、治療的効果に優れ、香り
が良く、さらに清掃、使用性、味等にすぐれた品質の良
い練歯磨、粉歯磨、軟膏、リニメント、クリーム、ゼリ
ー、ペースト、洗口液、及び噴霧液の形態の製品を提供
すること。 【解決手段】 ナタマメ属の植物を有効成分として、又
ナタマメ属の植物を香味料として含むこと。
疾患の予防及び治癒に有効な成分として、又香味剤とし
て、ナタマメ属の植物を含む、治療的効果に優れ、香り
が良く、さらに清掃、使用性、味等にすぐれた品質の良
い練歯磨、粉歯磨、軟膏、リニメント、クリーム、ゼリ
ー、ペースト、洗口液、及び噴霧液の形態の製品を提供
すること。 【解決手段】 ナタマメ属の植物を有効成分として、又
ナタマメ属の植物を香味料として含むこと。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は歯槽膿漏、口内炎等
の歯周辺部及び口腔内疾患の予防及び治癒に有効な成分
として、又は香味剤として、乾燥及び/又は焙じたナタ
マメの種子の粉砕末又は水及び/又は有機溶媒による抽
出エキスを含む口腔用組成物に関する。
の歯周辺部及び口腔内疾患の予防及び治癒に有効な成分
として、又は香味剤として、乾燥及び/又は焙じたナタ
マメの種子の粉砕末又は水及び/又は有機溶媒による抽
出エキスを含む口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歯槽膿漏や口内炎等の歯周辺部及
び口腔内疾患の予防及び治癒に有効な成分として、塩化
リゾチーム、ヒノキチオール、アラントイン、酢酸トコ
フェロール、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ジガ
リウム、グリチルリチン酸二カリウム、ラウロイルサル
コシン酸ナトリウム、イソプロピルメチルフェノール、
銅クロロフィリンナトリウム、カルバゾクロム等の化合
物及びカミツレチンキ、ラタニアチンキ、ミルラチン
キ、ベニバナ乾燥エキス、エンゴサク、キキョウエキス
・末、セネガ乾燥エキス・末、オウレン、シコンエキ
ス、カンゾウエキス、オウバク末等の生薬を用いた練歯
磨、軟膏、リニメント、クリーム、ペースト及び洗口液
が工夫されているが、ナタマメ属の植物を有効成分とし
て含む、又はナタマメ属の植物を香味剤として含む口腔
用組成物についてはこれまでに全く工夫されていない。
び口腔内疾患の予防及び治癒に有効な成分として、塩化
リゾチーム、ヒノキチオール、アラントイン、酢酸トコ
フェロール、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸ジガ
リウム、グリチルリチン酸二カリウム、ラウロイルサル
コシン酸ナトリウム、イソプロピルメチルフェノール、
銅クロロフィリンナトリウム、カルバゾクロム等の化合
物及びカミツレチンキ、ラタニアチンキ、ミルラチン
キ、ベニバナ乾燥エキス、エンゴサク、キキョウエキス
・末、セネガ乾燥エキス・末、オウレン、シコンエキ
ス、カンゾウエキス、オウバク末等の生薬を用いた練歯
磨、軟膏、リニメント、クリーム、ペースト及び洗口液
が工夫されているが、ナタマメ属の植物を有効成分とし
て含む、又はナタマメ属の植物を香味剤として含む口腔
用組成物についてはこれまでに全く工夫されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、歯槽
膿漏及び口内炎等の歯周辺部及び口腔内疾患の予防及び
治癒に有効な成分として、また香味料として、ナタマメ
属の植物を含む、治療的効果に優れ、香りが良く、さら
に清掃、使用性、味等にすぐれた品質の良い練歯磨、粉
歯磨、軟膏、リニメント、クリーム、ゼリー、ペース
ト、洗口液及び噴霧液等の形態の製品を提供することを
目的とする。
膿漏及び口内炎等の歯周辺部及び口腔内疾患の予防及び
治癒に有効な成分として、また香味料として、ナタマメ
属の植物を含む、治療的効果に優れ、香りが良く、さら
に清掃、使用性、味等にすぐれた品質の良い練歯磨、粉
歯磨、軟膏、リニメント、クリーム、ゼリー、ペース
ト、洗口液及び噴霧液等の形態の製品を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するため鋭意研究を重ねた結果、ナタマメ属の植物
の種子を乾燥又は焙じた後に粉砕した粉末または、水及
び/又は有機溶媒を用いてナタマメ属の植物の種子から
抽出されたエキス又はその乾燥エキスを調整し、これら
を配合することにより、練歯磨、粉歯磨、軟膏、リニメ
ント、クリーム、ゼリー、ペースト等の半固形、洗口
液、噴霧液等の溶液又は懸濁液等の液状の口腔用組成物
製品を得ることが出来た。
達成するため鋭意研究を重ねた結果、ナタマメ属の植物
の種子を乾燥又は焙じた後に粉砕した粉末または、水及
び/又は有機溶媒を用いてナタマメ属の植物の種子から
抽出されたエキス又はその乾燥エキスを調整し、これら
を配合することにより、練歯磨、粉歯磨、軟膏、リニメ
ント、クリーム、ゼリー、ペースト等の半固形、洗口
液、噴霧液等の溶液又は懸濁液等の液状の口腔用組成物
製品を得ることが出来た。
【0005】更にこれらの口腔用組成物製品は歯槽膿漏
及び口内炎等の歯周辺部及び口腔内疾患の治癒又は香味
剤として有効であることが分かり、本発明を完成した。
及び口内炎等の歯周辺部及び口腔内疾患の治癒又は香味
剤として有効であることが分かり、本発明を完成した。
【0006】本発明において用いるナタマメ属の植物に
は熱帯アジアを原産地とするナタマメ、南米熱帯原産の
タチナタマメ、インド洋から太平洋の温暖な地域の海岸
に広く分布するハマナタマメがあり、このなかでナタマ
メ、タチナタマメが好適であり、特にナタマメが好適で
ある。
は熱帯アジアを原産地とするナタマメ、南米熱帯原産の
タチナタマメ、インド洋から太平洋の温暖な地域の海岸
に広く分布するハマナタマメがあり、このなかでナタマ
メ、タチナタマメが好適であり、特にナタマメが好適で
ある。
【0007】このナタマメは、熱帯アジアを原産地と
し、中国の南方地域でも栽培されている豆科の植物であ
り、開花期は6〜7月、結実期は8〜10月である。
し、中国の南方地域でも栽培されている豆科の植物であ
り、開花期は6〜7月、結実期は8〜10月である。
【0008】本発明において用いるナタマメ属の植物の
種子の乾燥又は焙じた後に粉砕した粉末の粒度は30メ
ッシ以下、より好ましくは50メッシ以下、更に好まし
くは100メッシ以下であり、乾燥温度は50〜100
℃、焙じる温度は140〜170℃近辺である。この際
調製に用いる機械の種類は任意であり特に限定されな
い。
種子の乾燥又は焙じた後に粉砕した粉末の粒度は30メ
ッシ以下、より好ましくは50メッシ以下、更に好まし
くは100メッシ以下であり、乾燥温度は50〜100
℃、焙じる温度は140〜170℃近辺である。この際
調製に用いる機械の種類は任意であり特に限定されな
い。
【0009】本発明において用いるナタマメ属の植物の
種子由来の水及び/又は有機溶媒抽出エキス及びその乾
燥エキスは次のように調製されたものである。即ち、ナ
タマメ属の植物の種子を乾燥又は焙じた後に粉砕した粉
末に水、水/エタノール混液、水/アセトン混液、エタ
ノール、アセトン又はエーテル等の浸出溶媒を加えて冷
浸(15〜25℃)、温浸(35〜45℃)又は高温浸
(70〜95℃)により1昼夜放置して浸出し、浸出液
を濃縮し抽出エキスを得る。また、抽出エキスに澱粉
類、白糖、乳糖、マンニトール、キシリトール、カンゾ
ウ末又はリン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、シリ
カ、等の粉末を加えて任意の方法で乾燥して乾燥エキス
の粉末を得る。
種子由来の水及び/又は有機溶媒抽出エキス及びその乾
燥エキスは次のように調製されたものである。即ち、ナ
タマメ属の植物の種子を乾燥又は焙じた後に粉砕した粉
末に水、水/エタノール混液、水/アセトン混液、エタ
ノール、アセトン又はエーテル等の浸出溶媒を加えて冷
浸(15〜25℃)、温浸(35〜45℃)又は高温浸
(70〜95℃)により1昼夜放置して浸出し、浸出液
を濃縮し抽出エキスを得る。また、抽出エキスに澱粉
類、白糖、乳糖、マンニトール、キシリトール、カンゾ
ウ末又はリン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、シリ
カ、等の粉末を加えて任意の方法で乾燥して乾燥エキス
の粉末を得る。
【0010】本発明の口腔用組成物には、治療効果をよ
り高めるために、各種殺菌消毒剤を加えても良い。その
主なものとしては例えば、アズレンスルホン酸ナトリウ
ム、塩化セチルピリジニウム、塩化メチルロザニリン、
塩酸クロルヘキシジン、ポビドンヨード、塩化デカリニ
ウム、アクリノール及び塩化ベンザルコニウム、トリク
ロサン、ピオゾール、モノフルオロリン酸ナトリウム、
フツ化ナトリウム、イソプロピルメチルフェノールが挙
げられる。
り高めるために、各種殺菌消毒剤を加えても良い。その
主なものとしては例えば、アズレンスルホン酸ナトリウ
ム、塩化セチルピリジニウム、塩化メチルロザニリン、
塩酸クロルヘキシジン、ポビドンヨード、塩化デカリニ
ウム、アクリノール及び塩化ベンザルコニウム、トリク
ロサン、ピオゾール、モノフルオロリン酸ナトリウム、
フツ化ナトリウム、イソプロピルメチルフェノールが挙
げられる。
【0011】本発明の口腔用組成物には、その風味を高
める目的でチモール、スピアミント油、アニス油、ウイ
キョウ油、冬緑油、アネトール、メントール、ハッカ油
及びチョウジ油等の各種香料、を配合しても良い。
める目的でチモール、スピアミント油、アニス油、ウイ
キョウ油、冬緑油、アネトール、メントール、ハッカ油
及びチョウジ油等の各種香料、を配合しても良い。
【0012】また、本発明の口腔用組成物には、その薬
効を更に高める目的でヒノキチオール、アラントイン又
はアルミニウムクロルヒドロキシアラントイン、ビサボ
ロール、グリセロフォスフェート、グリチルリチン酸、
グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸二カリ
ウム、酢酸トコフェロール・銅クロロフィリンナトリウ
ム、カルバゾクロム又は食塩等の化合物、塩化リゾチー
ム等のプロテアーゼ、アミラーゼ、SOD、溶菌酵素、デ
キストラナーゼ等及びカミツレチンキ、ラタニアチン
キ、ミルラチンキ、ベニバナ乾燥エキス、エンゴサク、
キキョウエキス・末、セネガ乾燥エキス・末、オウレ
ン、シコンエキス、カンゾウエキス、オウバク末等の生
薬を併用配合しても良い。
効を更に高める目的でヒノキチオール、アラントイン又
はアルミニウムクロルヒドロキシアラントイン、ビサボ
ロール、グリセロフォスフェート、グリチルリチン酸、
グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸二カリ
ウム、酢酸トコフェロール・銅クロロフィリンナトリウ
ム、カルバゾクロム又は食塩等の化合物、塩化リゾチー
ム等のプロテアーゼ、アミラーゼ、SOD、溶菌酵素、デ
キストラナーゼ等及びカミツレチンキ、ラタニアチン
キ、ミルラチンキ、ベニバナ乾燥エキス、エンゴサク、
キキョウエキス・末、セネガ乾燥エキス・末、オウレ
ン、シコンエキス、カンゾウエキス、オウバク末等の生
薬を併用配合しても良い。
【0013】本発明の口腔用組成物は、その他の成分と
して上記の他に研磨剤、界面活性剤、甘味料、着色料、
防腐剤、ビタミン剤及び防腐剤等を配合しても良く、そ
れらの成分の配合量は、従来から使用されている常用量
で良い。
して上記の他に研磨剤、界面活性剤、甘味料、着色料、
防腐剤、ビタミン剤及び防腐剤等を配合しても良く、そ
れらの成分の配合量は、従来から使用されている常用量
で良い。
【0014】その他の成分のうち研磨剤としては、沈降
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、リン酸二カルシウ
ム、リン酸三カルシウム、不溶性メタリン酸ナトリウ
ム、水酸化マグネシウム、シリカ、沈降性シリカ、シリ
カゲル、アルミノシリケート類、ケイ酸ジルコニウム、
有機ポリマー研磨剤、酸化チタン、ゼオライト、等が挙
げられ、その配合量は研磨剤65%以下、より好ましく
は50%以下、更に好ましくは45%以下である。
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、リン酸二カルシウ
ム、リン酸三カルシウム、不溶性メタリン酸ナトリウ
ム、水酸化マグネシウム、シリカ、沈降性シリカ、シリ
カゲル、アルミノシリケート類、ケイ酸ジルコニウム、
有機ポリマー研磨剤、酸化チタン、ゼオライト、等が挙
げられ、その配合量は研磨剤65%以下、より好ましく
は50%以下、更に好ましくは45%以下である。
【0015】その他の成分のうち結合剤としては、トラ
ガントゴム、カラヤゴム、グアガム、アラビアゴム、ポ
リビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、アルギン
酸プロピレングリコール、サンキサンタンガム等の天然
ゴム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、メチルセルロース、エチルセルロース及びカ
ルボキシメチルセルロースナトリウム等のセルロース誘
導体が挙げられる。
ガントゴム、カラヤゴム、グアガム、アラビアゴム、ポ
リビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、アルギン
酸プロピレングリコール、サンキサンタンガム等の天然
ゴム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、メチルセルロース、エチルセルロース及びカ
ルボキシメチルセルロースナトリウム等のセルロース誘
導体が挙げられる。
【0016】更に、その他の成分のうち希釈剤としては
水、グリセリン、ソルビトール及びプロピレングリコー
ル等、潤滑剤として流動パラフィン及びワセリン等、気
泡剤としてラウリル硫酸ナトリウム及びショ糖脂肪酸エ
ステル等、甘味料としてサッカリン等、パラオキシ安息
香酸エステル類、ビタミン剤として酢酸トコフェロール
及びアスコルビン酸等、のビタミン、局所麻酔剤として
塩酸ジブカイン等が挙げられる。
水、グリセリン、ソルビトール及びプロピレングリコー
ル等、潤滑剤として流動パラフィン及びワセリン等、気
泡剤としてラウリル硫酸ナトリウム及びショ糖脂肪酸エ
ステル等、甘味料としてサッカリン等、パラオキシ安息
香酸エステル類、ビタミン剤として酢酸トコフェロール
及びアスコルビン酸等、のビタミン、局所麻酔剤として
塩酸ジブカイン等が挙げられる。
【0017】
【実施例】次に本発明のナタマメを含む口腔用組成物に
ついて、その調製方法の実施例をあげて具体的に説明す
る。
ついて、その調製方法の実施例をあげて具体的に説明す
る。
【0018】
【実施例1】粉歯磨:乾燥ナタマメ種子の粉末20%に
水を80%を加え45℃で24時間放置して上澄み液
(ナタマメエキス)を採取し、これの5重量%及びリン
酸水素カリウム95重量%を混合して50℃で通風乾燥
し混合粉末を予製する。次に擂潰機にラウリル硫酸ナト
リウムの2重量%、プロピレングリコールの1重量%、
ステビアエキスの0.2重量%、グリチルリチン酸ジカ
リウムの0.1重量%、酢酸トコフェロールの0.1重
量%、ゼオライトの1重量%、及び塩化ナトリウムの5
重量%を秤取し30分間攪拌して均一に混合し、更にこ
れに前記の予製混合粉末の90.6重量%を攪拌しつつ
徐々に加えて全体を均一に混合後、50メッシュで篩通
する。粉歯磨の各100グラムずつアルミ缶に充てんし
製品とする。
水を80%を加え45℃で24時間放置して上澄み液
(ナタマメエキス)を採取し、これの5重量%及びリン
酸水素カリウム95重量%を混合して50℃で通風乾燥
し混合粉末を予製する。次に擂潰機にラウリル硫酸ナト
リウムの2重量%、プロピレングリコールの1重量%、
ステビアエキスの0.2重量%、グリチルリチン酸ジカ
リウムの0.1重量%、酢酸トコフェロールの0.1重
量%、ゼオライトの1重量%、及び塩化ナトリウムの5
重量%を秤取し30分間攪拌して均一に混合し、更にこ
れに前記の予製混合粉末の90.6重量%を攪拌しつつ
徐々に加えて全体を均一に混合後、50メッシュで篩通
する。粉歯磨の各100グラムずつアルミ缶に充てんし
製品とする。
【0019】
【実施例2】練歯磨:焙じたナタマメ種子の粉末15%
に水85%を加え45℃で24時間放置して上澄み液
(ナタマメエキス)を採取する。次に練合釜にリン酸カ
ルシウムの50重量%、濃グリセリン10重量%、70
重量%ソルビット液の10重量%、カルボキシメチルセ
ルロースの0.5重量%、サッカリンナトリウムの0.
05重量%、パラオキシ安息香酸メチルの0.1重量
%、ラウリル硫酸ナトリウムの2重量%、ナタマメエキ
スの5重量%、イソプロピルメチルフェノールの0.1
重量%、ポリエチレングリコールの0.5重量%、グリ
チルリチン酸ジカリウムの0.1重量%、緑茶エキスの
0.1重量%及び精製水の21.55%を秤取し、室温
下、減圧脱泡しつつ2時間練合し練歯磨を得る。練歯磨
の各50グラムを軟膏チューブに充てんし製品とする。
に水85%を加え45℃で24時間放置して上澄み液
(ナタマメエキス)を採取する。次に練合釜にリン酸カ
ルシウムの50重量%、濃グリセリン10重量%、70
重量%ソルビット液の10重量%、カルボキシメチルセ
ルロースの0.5重量%、サッカリンナトリウムの0.
05重量%、パラオキシ安息香酸メチルの0.1重量
%、ラウリル硫酸ナトリウムの2重量%、ナタマメエキ
スの5重量%、イソプロピルメチルフェノールの0.1
重量%、ポリエチレングリコールの0.5重量%、グリ
チルリチン酸ジカリウムの0.1重量%、緑茶エキスの
0.1重量%及び精製水の21.55%を秤取し、室温
下、減圧脱泡しつつ2時間練合し練歯磨を得る。練歯磨
の各50グラムを軟膏チューブに充てんし製品とする。
【0020】
【実施例3】練歯磨:焙じたナタマメ種子の粉末15%
にエタノール40%及び水45%を加え室温で24時間
放置して上澄み液を採取し、この上澄み液を半分の重量
まで煮沸濃縮して濃縮エキス液を得る。次に練合釜に無
水ケイ酸の30重量%、濃グリセリン10重量%、キシ
リトールの10重量%、カラギーナンの0.05重量
%、サッカリンナトリウムの0.05重量%、パラオキ
シ安息香酸メチルの0.1重量%、グリチルリチン酸ジ
カリウムの0.1重量%、ラウリル硫酸ナトリウムの
1.5重量%、ナタマメエキスの3重量%、ヒドロキシ
アパタイトの20重量%、及び精製水の25.2重量%
を秤取し、室温下、減圧脱泡しつつ2時間練合し練歯磨
を得る。練歯磨の各50グラムを軟膏チューブに充てん
し製品とする。
にエタノール40%及び水45%を加え室温で24時間
放置して上澄み液を採取し、この上澄み液を半分の重量
まで煮沸濃縮して濃縮エキス液を得る。次に練合釜に無
水ケイ酸の30重量%、濃グリセリン10重量%、キシ
リトールの10重量%、カラギーナンの0.05重量
%、サッカリンナトリウムの0.05重量%、パラオキ
シ安息香酸メチルの0.1重量%、グリチルリチン酸ジ
カリウムの0.1重量%、ラウリル硫酸ナトリウムの
1.5重量%、ナタマメエキスの3重量%、ヒドロキシ
アパタイトの20重量%、及び精製水の25.2重量%
を秤取し、室温下、減圧脱泡しつつ2時間練合し練歯磨
を得る。練歯磨の各50グラムを軟膏チューブに充てん
し製品とする。
【0021】
【実施例4】洗口液:焙じたナタマメ種子の粉末15%
に水85%を加え45℃で24時間放置して上澄み液
(ナタマメエキス)を採取する。次に攪拌釜にグリチル
リチン酸ジカリウムの0.1重量%、塩化セチルピリジ
ニウムの0.05重量%、濃グリセリンの5重量%、エ
タノールの5重量%、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
の1.0重量%、安息香ナトリウムの0.1重量%、ス
テビアエキスの0.02重量%、ナタマメエキスの1重
量%、及び精製水の87.73重量%を秤取し、室温
下、減圧脱泡しつつ3時間攪拌し洗口液を得る。洗口液
の各200mlを滴下瓶に充てんし製品とする。
に水85%を加え45℃で24時間放置して上澄み液
(ナタマメエキス)を採取する。次に攪拌釜にグリチル
リチン酸ジカリウムの0.1重量%、塩化セチルピリジ
ニウムの0.05重量%、濃グリセリンの5重量%、エ
タノールの5重量%、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
の1.0重量%、安息香ナトリウムの0.1重量%、ス
テビアエキスの0.02重量%、ナタマメエキスの1重
量%、及び精製水の87.73重量%を秤取し、室温
下、減圧脱泡しつつ3時間攪拌し洗口液を得る。洗口液
の各200mlを滴下瓶に充てんし製品とする。
【0022】結果 歯槽膿漏の成人被験者10名に、1ヶ月間、1日2回
(朝、夕)本発明の実施例1〜3の歯磨を歯ブラシにつ
け又実施例4の洗口液でうがいさせ歯肉を軽くマッサー
ジさせた。その結果、歯茎からの出血や発赤及び歯茎の
むずがゆさが軽減した。更に口臭はなくなり良臭が生じ
た。
(朝、夕)本発明の実施例1〜3の歯磨を歯ブラシにつ
け又実施例4の洗口液でうがいさせ歯肉を軽くマッサー
ジさせた。その結果、歯茎からの出血や発赤及び歯茎の
むずがゆさが軽減した。更に口臭はなくなり良臭が生じ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AB292 AB332 AB442 AC102 AC122 AC132 AC312 AC432 AC472 AC482 AC692 AC782 AC862 AD042 AD272 AD352 AD392 AD532 AD662 BB41 CC41 DD17 DD22 DD23 EE33 FF01 4C088 AB59 AC04 BA07 BA08 CA01 CA03 MA57 NA14 ZA67
Claims (11)
- 【請求項1】 ナタマメ属の植物を有効成分として含む
口腔用組成物。 - 【請求項2】 前記ナタマメ属の植物の有効成分が乾燥
及び/又は焙じたナタマメ属の植物の種子の粉砕末であ
ることを特徴とする請求項1記載の口腔用組成物。 - 【請求項3】 前記ナタマメ属の植物の有効成分がナタ
マメ属の植物の種子由来の水及び/又は有機溶媒抽出エ
キスであることを特徴とする請求項1記載の口腔用組成
物。 - 【請求項4】 前記ナタマメ属の植物の有効成分がナタ
マメ属の植物の種子由来の水及び/又は有機溶媒抽出の
乾燥エキスであることを特徴とする請求項1記載の口腔
用組成物。 - 【請求項5】 前記口腔用組成物の製品の形態が半固形
又は液状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
かに記載の口腔用組成物。 - 【請求項6】 ナタマメ属の植物を香味剤として含むこ
とを特徴とする口腔用組成物。 - 【請求項7】 前記ナタマメ属の植物の有効成分が乾燥
及び/又は焙じたナタマメ属の植物の種子の粉砕末であ
ることを特徴とする請求項6記載の口腔用組成物。 - 【請求項8】 前記ナタマメ属の植物の有効成分がナタ
マメ属の植物の種子由来の水及び/又は有機溶媒抽出エ
キスであることを特徴とする請求項6記載の口腔用組成
物。 - 【請求項9】 前記ナタマメ属の植物の有効成分がナタ
マメ属の植物の種子由来の水及び/又は有機溶媒抽出エ
キスの乾燥エキスであることを特徴とする請求項6記載
の口腔用組成物。 - 【請求項10】 前記口腔用組成物の製品の形態が半固
形又は液状であることを特徴とする請求項6〜9のいず
れかに記載の口腔用組成物。 - 【請求項11】 前記ナタマメ属の植物がタチナタマメ
及びナタマメであることを特徴とする請求項1〜4、6
〜9のいずれかに記載の口腔用組成物。
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