JP2001073501A - パネル及びパネル取付構造 - Google Patents
パネル及びパネル取付構造Info
- Publication number
- JP2001073501A JP2001073501A JP24688499A JP24688499A JP2001073501A JP 2001073501 A JP2001073501 A JP 2001073501A JP 24688499 A JP24688499 A JP 24688499A JP 24688499 A JP24688499 A JP 24688499A JP 2001073501 A JP2001073501 A JP 2001073501A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- frame
- face material
- holding groove
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
ネルを作り、そのパネルを簡単な方法で天井や壁面を製
する組付構造を提供する。 【解決手段】 面材の四周縁部に亘って枠材が取着され
るこの枠材には、内側に向けて開口される保持溝の内側
壁面に更に係止溝が形成され、面材の縁部に挿入された
際に縁部に設けられた突部が係止溝に凹凸嵌合して係止
され、パネルが製せられる。このパネルを連設して支持
体にボルト止めし、パネル間の隙間にゴム弾性の目地型
材を挟設させると容易に組付けることが出来る。
Description
や壁面に取り付けられるパネル及びパネル取付構造に関
する。
ルとしては、枠体が異形型材であって面材をはめ込む挿
入溝と面材をボルトで止着する凸縁と支持体に固定され
る固定翼とによって形成され、該枠体の挿入溝に面材が
四周に亘ってはめ込まれると共に、挿入溝にはめ込まれ
た部分の面材の裏面方向から凸縁を介してボルトを突入
させて止着されていた。また、パネルを連設させて相互
の固定翼を重ね、ボルトにて支持体に螺着させ、相互の
隙間に目地型材を嵌入させた取付構造が開示されてい
る。
来の技術に於いては、面材の四周を枠体の溝に挿入して
数多くのボルトにて強く螺着せねばならず、作業工程が
非常に煩雑となってコストや納期面で不都合があった。
また、面材が四周に亘ってボルトによって固定されてい
るので、設置後の気温の昇降によって面材の膨張収縮が
繰り返される中で、例えば夏季に直射日光を受けて膨張
すると吸収代がないために面材が緩んで凹凸に波打ち、
光のムラが出来てしまって外観上見苦しいばかりでな
く、面材の材質上無理がかかって品質の低下を来してい
た。更に上記パネルを並べて枠間の隙間に目地型材が嵌
入されるものの、必然的に生ずる隙間のばらつきに対応
しきれずに、隙間が狭すぎて嵌入が困難であったり、又
は緩すぎて外れやすくなったりして安定した嵌入がなさ
れない取付構造に問題があった。
枠体への挿入溝に係止させたパネル形態と、このパネル
を連設させたときのパネル間の目地型材が隙間のばらつ
きに対応させて容易に取付けられる構造を提供せんとす
るものである。
亘って枠材が取着されるこの枠材には、内側に向けて開
口される保持溝が長さ方向に沿って形成され、且つ保持
溝の内側壁面に更に係止溝が保持溝と平行に形成され
て、面材の縁部が挿入された際に縁部に設けられた突部
が係止溝に凹凸嵌合して係止されてパネルが製せられ
る。
紙、無機材料又はそれらの複合材料のいずれであっても
よく、設置場所や環境、要求性能によって好適に選定さ
れてよい。また、枠材は例えばアルミ型材によって成型
されたもので、寸法精度や外観に優れたものである。
尚、面材の端縁に設けられる突部は面材の加工によって
凸部が設けられたり、金具等を打ち込んで或いは止着し
て形成されてよく、面材が圧入される保持溝に設けられ
た係止溝に凹凸嵌合される大きさ乃至形状であれば特に
限定するものではない。
有し、且つこの側の開口端縁が広がって突部が圧入され
やすいように形成される。即ち、突部が前記保持溝の開
口端縁に当たっても圧入することによって、導き入れる
ことが出来るように傾斜角が設けられている。
の端縁に打ち込まれて突部が形成されてよい。コ字型ピ
ンは例えば書類などを綴じるために汎用的に使用される
金具の類似で、エアーガン等の設備を使って面材に強力
に打ち込まれる。打ち込まれたときの引抜強度が強い面
材であれば、コ字型突部は間隔を置いて少なく設けられ
てよいが、引き抜き強度の弱い例えば木や紙などの面材
は密に打ち込まれ又は裏面に引っかかりを設けて圧入に
耐え得るようになされるとよい。
に於いて、保持溝から面材と直角にしてパネルの裏面方
向に壁面が形成され、更に枠体の外方向にL字状に屈曲
して固定翼が設けられると共に、保持溝と背を向け且つ
保持溝から固定翼間に目地係合溝が形成されてなる枠体
によってパネルが形成され、かかるパネルが連設された
ときに前記固定翼が互いに重なり合って支持体にボルト
で螺着され、且つボルトで螺着された固定翼を覆うよう
にして枠体間の隙間に目地型材が圧入されて取り付けら
れる。
からなり、目地型材の横断面形状が蓋面の両端縁にフラ
ンジを設けて2列の脚部を出し、該脚部の下端から外側
に跳ね返り突辺が設けられ、前記フランジと跳ね返り突
辺とによって枠体間の隙間のばらつきに対応させた目地
処理を可能にさせている。即ち隙間の多少によって蓋面
の両側にあるフランジが隙間に対応させて枠材壁面で突
っ張りながら折れ曲がり、更に脚部跳ね返り突辺が前記
枠材の壁面に設けた係合溝に入って外れにくくさせるも
のである。
いて図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明のパ
ネルの斜視図であり、図2は図1の一部切欠き断面図、
図3は図1の角部組付け斜視図である。また、図4は本
発明の実施の一形態を示す目地型材の一部斜視図で、図
5はパネルの連設部の取付部分断面図、図6は図5の枠
間の隙間を変えたときのパネル取付部分断面図である。
四周端縁に亘って嵌合され、角部にはL型金具がネジに
よって螺着されてパネルが形成されている。面材1はア
ルミなどの金属板又は樹脂板或いはそれらの複合板など
が使用され、その四周端縁にコ字型ピン11が打ち込ま
れて係止する突部12が設けられている。枠材2は図2
に示すようにアルミ型材からなり、面材1を圧入する挿
入溝21と挿入溝の内側面に前記突部12が係止される
係止溝22と支持体に固定される固定翼23と目地型材
が係合される係合溝24とで形成されている。
ために汎用的に使用される金具の類似で、エアーガン等
の設備を使って面材に強力に打ち込まれる。例えばアル
ミなどの金属板又は樹脂板などは打ち込まれたときの引
抜強度が強いので、コ字型ピン11は間隔を置いて少な
く設けられている。また枠材2の挿入溝21に面材端縁
が押し込まれる際に、前記コ字型ピン11の突部12が
挿入溝21入り口で引っかからないように挿入溝端部が
面取りされ、圧入することによってコ字型ピン11の突
部12が係止溝22に凹凸嵌合されて係止されるように
なされている。
材が嵌合されるが、必要に応じて四角にL型金具3がネ
ジによって螺着され、枠体2が一体化されてよい。
く、枠材2が湾曲して成型され、それに沿った曲面で面
材を形成させることが出来る。また、面材1に枠材2が
凹凸嵌合される手段として、面材1の3辺で枠材2を滑
らせてコ字型ピン11の突部を係止溝22に治めること
は至って容易に出来、残り1辺は例えばゴムハンマーで
叩いたり、又はプレスで圧入して嵌合するとよい。
枚のパネルが形成されるが、気温の変化に伴って面材1
が膨張収縮を繰り返すので、面材1が収縮する方向即ち
挿入溝21から抜ける方向にはコ字型ピン11の突部1
2が係止溝22に引っかかる溝角度が形成され、また面
材1が膨張する方向即ち挿入溝21に深く入り込む方向
にはコ字型ピン11の突部12が係止溝22を乗り越え
易い溝角度に形成されると共に、面材1の奥行きに膨張
する余裕代が設けられている。従って、特に夏場の直射
日光を受けて面材が膨張することがあっても、パネルが
歪むことなくまた面材の表面が波打って光の散乱を来す
ことはない。
示し、蓋面41と蓋面の両端縁にフランジ42と蓋面か
ら両脚を出して外方向に出した跳ね返り突辺43と両脚
間の固定ボルト収納スペース44とボルトに挟設するボ
ルト保持弁45とを有するゴム弾性成型体によって形成
されている。図5はかかる目地型材4がパネル取付けに
際してパネル間の隙間に挟着される状態を示すもので、
隣設するパネルの固定翼23が重なってボルト5によっ
て支持体6に螺着され、パネルの両枠体に挟まれた隙間
に前記目地型材4が詰め込まれている。この目地型材4
はパネルを連設させたときに発生する隙間のばらつきに
対応させることが出来る。即ち図5はその標準的な図を
示すが、図6(イ)は隙間が狭いとき、(ロ)は隙間の
広いときを示しており、蓋面41の両側フランジ42が
枠材の上面で挟設されると共に、跳ね返り突辺43が枠
体2の係合溝24に入って係合され、併せてボルト保持
弁45がボルトを把持するなどして取り外しにくい形態
がとられている。たとえ枠間の隙間が小さくても変形を
伴ってゴム弾性の反発力を高めて狭設され、隙間が大き
くても少なくとも跳ね返り突辺43とボルト保持弁45
とで係合または把持される。このようにしてパネル間の
隙間は目地型材によってシールされ、雨水や砂埃が隙間
に入りにくい構造がなされている。
に突部を設けると共に枠材の面材挿入溝の内壁面に係止
溝を設けることによって、面材と枠体とが容易に凹凸嵌
合させることが出来て、製作工程上極めて簡単にパネル
を製造し且つコストを低減することが出来る。
定翼を重ねて支持体にボルト止めする形態が取られてい
るので高所や危険な足場の元で極めて簡単に壁面や天井
面を形成することが出来、目地型材をその隙間に詰め込
むことによって少々の隙間のばらつきがあっても目地型
材は外れにくく、メンテナンスや耐久性の面に優れた対
応がなされて確実に挟設させることが出来る。このよう
にセメントやコーキング剤など乾燥を必要とする湿式工
法でなく、乾式工法によって簡単に且つ短時間で設置工
事を行うことが出来る上、組上がったパネルが年間を通
じての気温の変化に拘わらず、枠内にて面材の膨張収縮
に対応させる構造がとられているので、設置後に於いて
パネルの反りや曲がりが発生せず従って材質の低下や美
観上の不都合が起こらない。
視図である。
の断面図であって、(イ)は隙間が狭いとき、(ロ)は
隙間の広いときを示したものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 面材の四周縁部に亘って枠材が取着さ
れ、これらの枠材には内側に向けて開口される保持溝が
長さ方向に沿って形成され、且つ保持溝の内側壁面に更
に係止溝が保持溝と平行に形成されて、面材の縁部が挿
入された際に縁部に設けられた突部が係止溝に凹凸嵌合
して係止されたことを特徴とするパネル。 - 【請求項2】 前記係止溝を有する内側壁の保持溝開口
端縁が広がって突部が保持溝内に圧入されやすいように
形成されることを特徴とする請求項1に記載のパネル。 - 【請求項3】 面材にコ字型ピンが打ち込まれて前記突
部が形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の
パネル。 - 【請求項4】 前記枠体の断面形状に於いて、保持溝か
ら面材と直角にして裏面方向に壁面が形成され、更に枠
体の外方向にL字状に屈曲して固定翼が設けられると共
に、保持溝と背を向け且つ保持溝と固定翼間に目地係合
溝が形成されてなる枠体によってパネルが形成され、か
かるパネルが並設されたときに隣設する前記固定翼が互
いに重なり合ってボルトによって支持体に螺着され、且
つボルトで螺着された固定翼を覆うようにして枠体間の
隙間に目地型材が圧入されてなるパネル取付構造。 - 【請求項5】 目地型材は長尺のゴム弾性成型体からな
り、横断面形状が蓋面の両端縁にフランジを設けて2列
の脚部を出し、該脚部の下端から外側に跳ね返り突辺が
設けられ、前記フランジと跳ね返り突辺とによって枠体
間の隙間のばらつきに対応させた目地加工がなされるこ
とを特徴とする請求項4に記載のパネル取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24688499A JP3540681B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24688499A JP3540681B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001073501A true JP2001073501A (ja) | 2001-03-21 |
JP3540681B2 JP3540681B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=17155187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24688499A Expired - Fee Related JP3540681B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3540681B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101099103B1 (ko) | 2010-02-02 | 2011-12-26 | 광건티앤씨(주) | 적층식 외벽패널의 용이 설치 및 교체를 위한 고정체 구조 |
JP2016178405A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム |
CN108915306A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-11-30 | 艺搭环保科技(上海)有限公司 | 一种连接件及具有该连接件的搭建组件 |
KR20190085411A (ko) * | 2018-01-10 | 2019-07-18 | 한수명 | 건물 외벽용 드라이비트 조립체 |
CN112482683A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-03-12 | 北京建院装饰工程设计有限公司 | 一种美观防护型墙面装饰板间隔分缝条 |
-
1999
- 1999-09-01 JP JP24688499A patent/JP3540681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101099103B1 (ko) | 2010-02-02 | 2011-12-26 | 광건티앤씨(주) | 적층식 외벽패널의 용이 설치 및 교체를 위한 고정체 구조 |
JP2016178405A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム |
KR20190085411A (ko) * | 2018-01-10 | 2019-07-18 | 한수명 | 건물 외벽용 드라이비트 조립체 |
KR102146298B1 (ko) * | 2018-01-10 | 2020-08-20 | 한수명 | 건물 외벽용 드라이비트 조립체 |
CN108915306A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-11-30 | 艺搭环保科技(上海)有限公司 | 一种连接件及具有该连接件的搭建组件 |
CN112482683A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-03-12 | 北京建院装饰工程设计有限公司 | 一种美观防护型墙面装饰板间隔分缝条 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3540681B2 (ja) | 2004-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7784857B2 (en) | Fastener assembly | |
US6286274B1 (en) | Clip mounting system for door frame | |
JP3225343B2 (ja) | パネル取付枠のパネル取付構造 | |
JP2001073501A (ja) | パネル及びパネル取付構造 | |
KR101773461B1 (ko) | 조립식가구용 체결부재 | |
JPS63161283A (ja) | 窓ガラス用封止兼圧縮止め具 | |
AU2016200453B2 (en) | Spa cabinet attachment | |
JPS6020539B2 (ja) | パネル組立体 | |
KR101795622B1 (ko) | 방화문 | |
JPH0748849Y2 (ja) | 外装板の取付構造 | |
JPS6246776Y2 (ja) | ||
KR101671843B1 (ko) | 밀착형 판상 벽면 마감재 | |
EP1265039B1 (en) | Rapidly assembled oven door | |
KR200273593Y1 (ko) | 건축외장재 고정장치 | |
JPH0138171Y2 (ja) | ||
JPH0424076Y2 (ja) | ||
KR200397161Y1 (ko) | 섀시 프레임의 모서리 고정구 | |
KR200222972Y1 (ko) | 창틀 코너 연결구 | |
CN110546336B (zh) | 用于安装百叶窗板片的结构 | |
JPH0740011Y2 (ja) | パネルの取付構造 | |
JP2740905B2 (ja) | 内動片引き窓の召合せ下部水密構造 | |
JP2754451B2 (ja) | 取付縦材と縦枠連結部のカバー体取付構造 | |
JPH07331779A (ja) | 外壁材 | |
JPH0415871Y2 (ja) | ||
JP2001082032A (ja) | 額縁の取付構造及び額縁取付用補助部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040309 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040325 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |