JP2001070793A - ジメチルエーテル合成触媒及び合成方法 - Google Patents
ジメチルエーテル合成触媒及び合成方法Info
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Abstract
化炭素を含有するガスからジメチルエーテルを高収率及
び高選択率で製造することができ、かつ耐久性に優れた
ジメチルエーテル合成触媒、及びそれを用いたジメチル
エーテルの合成方法を提供すること。 【解決手段】 Cu、Zn、Al及びGaを含有し、更
にアルカリ土類金属及び希土類元素から選ばれる1種以
上の元素を含有するメタノール合成触媒と、Al及びZ
rを含有するメタノール脱水触媒の混合物からなること
を特徴とするジメチルエーテル合成触媒、及びそれを用
いた水素及び二酸化炭素を含有するガスからのジメチル
エーテルの合成方法。
Description
を含有するガスからジメチルエーテルを高収率で製造す
ることができ、かつ耐久性に優れた触媒、並びにそれを
用いたジメチルエーテルの合成方法に関する。
り、今後排出規制が行われる可能性のある物質である。
二酸化炭素を有用化学原料あるいは燃料に変換して固定
化できれば、二酸化炭素の排出量を相対的に減少させる
ことができるため、このような二酸化炭素の固定化方法
が盛んに研究されている。一方ジメチルエーテルは、ガ
ソリン合成、LPG、軽油代替燃料及び石油化学中間製
品などとして、今後需要が多くなると考えられる物質で
ある。また、現在ジメチルエーテルはメタノールを原料
として、アルミナなどの固体酸触媒を用いた脱水反応を
利用して製造されている。ジメチルエーテル合成触媒に
関しては、近年では水素、一酸化炭素を主成分とする合
成ガスを原料とし、固体触媒を液体中に均一に分散させ
た均一系触媒(触媒成分は通常のCu、Zn、Cr系メ
タノール合成触媒成分とアルミナ、シリカ・アルミナ、
ゼオライトなどのメタノール脱水成分とを組み合わせた
もの)を用いて加圧下、液相中でメタノールを合成し、
さらに生成したメタノールを脱水してジメチルエーテル
を合成する触媒が提案されている(特開平2−9833
号、特開平3−181435号、特開平3−52835
号、特公平7−57739号各公報など)。
水素と一酸化炭素を主体とする合成ガスを原料とするも
のであり、しかも均一系触媒を用いた反応系では、反応
生成物と均一系触媒との分離が複雑になるなどの問題点
がある。また、合成ガスをCr、Cu、Zn成分と酸性
脱水成分とを含有する触媒組成物と接触させる方法も知
られているが(特公平2−34931号公報など)、こ
れも水素と一酸化炭素を主体とする合成ガスを原料とす
るものである。水素と二酸化炭素を主体とするガスの反
応では、前記のような既存の触媒では収率が低く、耐久
性も十分ではない。現在、固体触媒を用いて水素及び二
酸化炭素を主成分とするガスから高収率および高選択率
でジメチルエーテルを合成する触媒は見いだされておら
ず、このような触媒の開発が待ち望まれている。本発明
はこのような従来技術の実状に鑑み、固体触媒を用いた
気相反応で、水素及び二酸化炭素を主成分として含有す
るガスからもジメチルエーテルを高収率及び高選択率で
製造することができ、かつ耐久性に優れたジメチルエー
テル合成触媒、及びそれを用いたジメチルエーテルの合
成方法を提供することを目的とする。
する手段として次の構成を採るものである。 (1)Cu、Zn、Al及びGaを含有し、更にアルカ
リ土類金属及び希土類元素から選ばれる1種以上の元素
を含有するメタノール合成触媒と、Al及びZrを含有
するメタノール脱水触媒の混合物からなることを特徴と
するジメチルエーテル合成触媒。 (2)メタノール合成触媒とメタノール脱水触媒との混
合割合が、メタノール合成触媒100重量部に対しメタ
ノール脱水触媒が20〜500重量部であることを特徴
とする前記(1)のジメチルエーテル合成触媒。 (3)前記メタノール合成触媒中の各元素の割合が、原
子比でCu:100に対しZn:10〜200、Al:
1〜20、Ga:1〜20、アルカリ土類金属及び希土
類元素から選ばれる1種以上の元素の合計量:1〜20
であることを特徴とする前記(1)又は(2)のジメチ
ルエーテル合成触媒。 (4)前記メタノール脱水触媒中の各元素の割合が、原
子比でAl:100に対しZr:1〜20であることを
特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか1つのジメチ
ルエーテル合成触媒。 (5)前記メタノール合成触媒が、それぞれの元素の水
酸化物の複塩の状態で存在する触媒前駆体を焼成して得
られる酸化物であることを特徴とする前記(1)〜
(4)のいずれか1つのジメチルエーテル合成触媒。 (6)前記メタノール脱水触媒が、Al及びZrの水酸
化物の複塩の状態で存在する触媒前駆体を焼成して得ら
れる酸化物であることを特徴とする前記(1)〜(5)
のいずれか1つのジメチルエーテル合成触媒。 (7)前記メタノール脱水触媒が、Al2 O3 とZrの
水酸化物よりなる触媒前駆体を焼成して得られる酸化物
であることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか
1つのジメチルエーテル合成触媒。 (8)水素及び二酸化炭素を含有するガスを、前記
(1)〜(7)のいずれか1つのジメチルエーテル合成
触媒と気相で接触させることを特徴とするジメチルエー
テルの合成方法。
媒は、Cu及びZnを主成分とするメタノール合成触媒
とメタノールを脱水するのに必要かつ十分な酸量、酸強
度を有する固体酸触媒(脱水触媒)の組み合わせからな
る。この触媒は気相中で水素及び二酸化炭素を主成分と
するガス(一酸化炭素を含んでいてもよい)からジメチ
ルエーテルを高収率で製造することができ、かつ耐久性
に優れた触媒である。
するメタノール合成触媒は、Cu、Zn、Al及びGa
を含有し、更にアルカリ土類金属及び希土類元素から選
ばれる1種以上の元素を含有するものである。触媒中の
各元素の割合は、原子比でCu:100に対しZn:1
0〜200、Al:1〜20、Ga:1〜20、アルカ
リ土類金属及び希土類元素から選ばれる1種以上の元素
の合計量:1〜20の範囲が好適である。本発明の触媒
では、Gaを添加することにより触媒活性成分であるC
u及びZnの分散性が改良され、高性能化が可能とな
り、また、アルカリ土類金属又は希土類元素、特にMg
の添加によりCu及びZnの耐熱性が改良され、長寿命
化が可能となった。
を構成するメタノール脱水触媒は、Al及びZrを含有
するもので、触媒中のAlとZrの割合は、原子比でA
l:100に対しZr:1〜20の範囲が好適である。
メタノールを高効率で脱水させるためには、強い酸強度
を有することが必要であるが、本発明の触媒ではZrを
添加し、Alとの複合酸化物を形成させることにより、
強い酸強度を有する脱水触媒となっている。
るメタノール合成触媒とメタノール脱水触媒との混合割
合は、メタノール合成触媒100重量部に対しメタノー
ル脱水触媒が20〜500重量部の範囲が好適である。
メタノール脱水触媒が20重量部未満ではメタノールが
多く生成し、ジメチルエーテル生成量が少なくなる。一
方、500重量部を超えるとメタノール生成量が少なく
なるためにジメチルエーテル生成量も少なくなる。
えば次のような方法により製造することができる。 (メタノール合成触媒の調製)アルカリ水溶液である沈
澱剤水溶液を保温し、攪拌しながらアルカリ土類金属元
素及び希土類元素から選ばれる1種以上の元素、Zn、
Al、Gaの塩の水溶液を滴下して沈殿物を析出させ
る。次いでCu塩の水溶液を滴下して沈澱物を生成させ
る。ここで各元素の塩の水溶液は別々に調製したものを
使用してもよく、また、何種類かを混合した水溶液とし
て使用してもよい。これらの水溶液の滴下順序は特に制
限はないが、Cu塩の水溶液のみは最後に滴下する方が
Cuの分散性が向上するので好ましい。なお、滴下終了
時のpHが4以上となるようにすれば、滴下した金属イ
オンはほとんど全て沈殿物として析出する。滴下終了
後、所定の時間熟成して沈殿を完了させるのが好まし
い。
の炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリ
ウム、炭酸カリウム、アンモニアなどの水溶液が用いら
れ、とりわけ炭酸ナトリウム水溶液が好ましい。また、
沈澱を生成する際の液の温度は15〜90℃の範囲に保
つことが好ましい。銅、亜鉛、アルミニウム、ガリウ
ム、アルカリ土類金属元素及び希土類元素のはそれぞれ
の元素の硝酸塩、塩化物、硫酸塩、酢酸塩の形で、0.
01〜1.0M濃度の水溶液として用い、とりわけ硝酸
塩の水溶液として用いられるのが好ましい。
滴下後の熟成時間は、均一に金属イオンが分散し沈殿物
が析出する条件であれば、特に触媒のメタノール合成活
性には影響ないが、通常滴下時間1分間〜3時間、熟成
時間1分〜3時間の範囲で実施される。得られた沈殿物
は種々の結晶種、例えばCuZn(CO3 )(OH) 2
等のCuとZnの複塩など、を有するが、アルカリ金属
イオンを十分洗浄除去した後、200〜400℃の範囲
で焼成することによりメタノール合成触媒を得ることが
できる。
ナ、ベーマイト又はアルミニウム金属塩を水中に分散又
は溶解し、更にジルコニウム金属塩を溶解させた液を保
温し、攪拌しながらアンモニア水溶液を滴下し沈澱物を
生成させる。なお、滴下終了時のpHが6以上となるよ
うにすれば、滴下した金属イオンはほとんど全て沈殿物
として析出する。滴下終了後、所定の時間熟成して沈殿
を完了させるのが好ましい。アルミニウム金属塩として
は硝酸塩、塩化物、硫酸塩、酢酸塩が好ましく、中でも
硝酸塩が特に好ましい。これらの水溶液は0.01〜
1.0M濃度の水溶液として用い、沈澱を生成する際の
水溶液の温度は15〜90℃の範囲に保つことが好まし
い。
時間は、均一に沈澱原料物質が分散し沈殿物が析出する
条件であれば、特に触媒のメタノール脱水活性には影響
ないがよく、通常滴下時間1分間〜3時間、熟成時間1
分〜3時間の範囲で実施される。得られた沈殿物は種々
の結晶種、例えばベーマイト、γ−アルミナ、水酸化ジ
ルコニウム、AlとZnの複塩など、を有するが、塩素
イオン、硫酸イオン、硝酸イオン等を十分洗浄除去した
後、300〜800℃範囲で焼成することによりメタノ
ール脱水触媒を得ることができる。
明のジメチルエーテル合成触媒は、例えば、前記のよう
にして得られるメタノール合成触媒とメタノール脱水触
媒を粉末状又は粒状で混合するか、あるいは水などの適
当な媒体に均一分散させて、ろ過、乾燥させることによ
って得ることができる。なお、本発明のジメチルエーテ
ル合成触媒においては、メタノール合成触媒とメタノー
ル脱水触媒が均一に分散していればよく、特にこれらの
製造方法に限定されるものではない。
均粒径50〜300μm程度の粉体混合物、平均粒径
0.3〜10mm程度の粒状又はペレット状、ハニカム
状など任意の形状の充填材の形に成形したものを反応器
に充填し、0.5〜10MPaの圧力及び180〜30
0℃の温度で、水素及び二酸化炭素を含有する原料ガス
を通すことによって高収率でジメチルエーテルを製造す
ることができる。
ol%で水素10〜90%、二酸化炭素10〜90%、
一酸化炭素0〜10%を含む水素と二酸化炭素を主体と
する原料ガスからジメチルエーテルを製造する触媒とし
て優れた性能を有している。このような組成の原料ガス
としては例えば、燃焼排ガス等に含まれる二酸化炭素を
回収し、これに水素を混合した原料ガス、あるいは該原
料ガスを触媒層に通過させた後、未反応ガスを触媒層に
循環させて反応効率を上げる運転(リサイクル運転)時
の触媒層入口ガスなどを挙げることができる。なお、本
発明のジメチルエーテル合成触媒は、二酸化炭素よりも
一酸化炭素の含有割合が多い合成ガス等に適用しても、
従来の触媒と同程度の収率でジメチルエーテルを製造す
ることができる。
15リットルに溶かしてアルカリ水溶液を調製し、これ
を溶液Aとした。これとは別に硝酸アルミニウム1.5
mol、硝酸亜鉛2.5mol、硝酸ガリウム0.5m
ol及び硝酸マグネシウム0.1molを水5リットル
に溶かして酸性水溶液を調製し、これを溶液Bとした。
更に、硝酸銅10molを水5リットルに溶かして酸性
水溶液を調製し、これを溶液Cとした。溶液A及びBを
50℃に保温し、撹拌しながら溶液A中に溶液Bを30
分を要して均一に滴下し、次に50℃に保温した溶液C
を30分を要して均一に滴下して沈殿を析出させた。次
いで2時間の熟成を行った後、沈殿物をろ過し、Naイ
オン及びNO3 イオンが検出されなくなるまで洗浄し
た。
し、その後300℃で3時間焼成することによりメタノ
ール合成触媒を得た。この触媒を触媒1とする。また、
硝酸亜鉛を5molに、硝酸アルミニウムを0.5mo
lに、硝酸ガリウムを0.4molに変え、触媒1と同
様な手順で触媒2を得た。次に、硝酸亜鉛を7.5mo
lに、硝酸アルミニウムを1molに、硝酸ガリウムを
0.2molに変え、更に硝酸マグネシウムの代わりに
硝酸ランタンを0.1mol用いたこと以外は触媒1と
同様な手順で触媒3を調製した。なお、調製したメタノ
ール合成触媒1〜3の組成をを表1に示す。
シ塩化ジルコニウム0.5molを10リットルのイオ
ン交換水に混合、溶解させた後、攪拌しながら1Nアン
モニア水溶液を系内のpHが9.0になるまで滴下し
た。この操作により得られた沈殿物を蒸留水によりCl
イオンが検出されなくなるまで洗浄し、乾燥させた後、
500℃で5時間焼成してメタノール脱水触媒4を得
た。また、オキシ塩化ジルコニウムを1molに変えた
こと以外は触媒4と同様な方法で触媒5を得た。さらに
γ−アルミナの代わりに硝酸アルミニウムを10mo
l、オキシ塩化ジルコニウムの代わりに硝酸ジルコニウ
ムを2molとしたこと以外は触媒4と同様な方法で触
媒6を得た。またγ−アルミナのみを触媒7とした。な
お、調製したメタノール脱水触媒4〜7の組成を表2に
示す。
た触媒3と、3gの実施例2で調製した触媒4とを粉末
状で均一に混合し、ジメチルエーテル合成触媒である触
媒8を調製した。また、5gの触媒1と5gの触媒5を
粉末状で混合して触媒9を得た。更に、6gの触媒2と
4gの触媒5を水中で分散混合し、混合物をろ過、乾燥
させて触媒10を、8gの触媒3と2gの触媒6を触媒
9と同様な方法で混合して触媒11を得た。
て、メタノール合成触媒である触媒1のみからなる比較
触媒1、メタノール脱水触媒である触媒4のみからなる
比較触媒2、5gの触媒3と5gの触媒7を粉末混合し
て調製した比較触媒3、及び5gの市販のメタノール合
成触媒(天然ガスを改質して得られる一酸化炭素含有量
の多い合成ガスを原料とし、気相反応によりメタノール
を合成する触媒で、概略の組成は原子比でCu:Zn:
Al=100:75:15のもの)に5gの触媒7を粉
末混合して調製した比較触媒4を用意し、後述するジメ
チルエーテル合成試験に用いた。
た触媒8〜11及び比較触媒1〜3を使用し表3に示す
条件でジメチルエーテル合成反応の活性評価試験を行っ
た。触媒は0.5〜1mmに整粒したものを5ccマイ
クロリアクターに充填し、3%水素/窒素混合ガスにて
還元処理した後、原料ガスを供給し、初期活性評価を行
った。各触媒の組成及び初期活性評価結果を表4に示
す。また本触媒での1000時間の耐久性評価結果を表
5に示す。なお、表4及び5のジメチルエーテル合成率
及び(メタノール+ジメチルエーテル)合成率は表6に
示す計算式により算出した。
ル、メタノール及び水であった。表4に示すように,本
発明にて調製した触媒8〜11はメタノール合成触媒の
み、メタノール脱水触媒のみ、メタノール合成触媒にジ
ルコニアを含まないメタノール脱水触媒を混合した触媒
及び市販触媒にジルコニアを含まないメタノール脱水触
媒を混合した触媒(比較触媒1〜4)に比べて、ジメチ
ルエーテル合成率及びメタノール+ジメチルエーテル合
成率が高いことが証明された。また耐久性試験を行った
結果、表5に示すように本発明の触媒は1000時間後
においても、活性の低下は少なく耐久性に優れた触媒で
あることがわかった。
れば、水素及び二酸化炭素を主成分とするガスを原料と
して、長時間にわたり高収率でジメチルエーテルを製造
することができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 Cu、Zn、Al及びGaを含有し、更
にアルカリ土類金属及び希土類元素から選ばれる1種以
上の元素を含有するメタノール合成触媒と、Al及びZ
rを含有するメタノール脱水触媒の混合物からなること
を特徴とするジメチルエーテル合成触媒。 - 【請求項2】 メタノール合成触媒とメタノール脱水触
媒との混合割合が、メタノール合成触媒100重量部に
対しメタノール脱水触媒が20〜500重量部であるこ
とを特徴とする請求項1に記載のジメチルエーテル合成
触媒。 - 【請求項3】 前記メタノール合成触媒中の各元素の割
合が、原子比でCu:100に対しZn:10〜20
0、Al:1〜20、Ga:1〜20、アルカリ土類金
属及び希土類元素から選ばれる1種以上の元素の合計
量:1〜20であることを特徴とする請求項1又は2に
記載のジメチルエーテル合成触媒。 - 【請求項4】 前記メタノール脱水触媒中の各元素の割
合が、原子比でAl:100に対しZr:1〜20であ
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
のジメチルエーテル合成触媒。 - 【請求項5】 前記メタノール合成触媒が、それぞれの
元素の水酸化物の複塩の状態で存在する触媒前駆体を焼
成して得られる酸化物であることを特徴とする請求項1
〜4のいずれか1項に記載のジメチルエーテル合成触
媒。 - 【請求項6】 前記メタノール脱水触媒が、Al及びZ
rの水酸化物の複塩の状態で存在する触媒前駆体を焼成
して得られる酸化物であることを特徴とする請求項1〜
5のいずれか1項に記載のジメチルエーテル合成触媒。 - 【請求項7】 前記メタノール脱水触媒が、Al2 O3
とZrの水酸化物よりなる触媒前駆体を焼成して得られ
る酸化物であることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
か1項に記載のジメチルエーテル合成触媒。 - 【請求項8】 水素及び二酸化炭素を含有するガスを、
請求項1〜7のいずれか1項に記載のジメチルエーテル
合成触媒と気相で接触させることを特徴とするジメチル
エーテルの合成方法。
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JP25429599A JP4467675B2 (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | ジメチルエーテル合成触媒及び合成方法 |
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