JP2001070663A - 玩具における連結構造 - Google Patents
玩具における連結構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】外れにくく且つ外しやすく無理に引っ張ること
なく外すことのできる磁性部材を用いた玩具における連
結構造を提供すること。 【解決手段】玩具を構成する連接する2部材である腕部
Cと支持部材Bもしくは頭部Aと支持部材Bに図4又は
5のように磁性体と非磁性体とをそれぞれの突合わせ部
の端面に交互に同一の配置で設けたことで、互いもしく
は一方を一定距離ずらすことにより玩具を構成する2つ
の部材の磁性体と非磁性体が順に対面し、吸引と離反に
よる接合(取付け)と解除(取り外し)を繰り返すよう
にし、簡単に取り外しができ、しかも丈夫な磁性体を用
いた玩具における連結構造を提供した。
なく外すことのできる磁性部材を用いた玩具における連
結構造を提供すること。 【解決手段】玩具を構成する連接する2部材である腕部
Cと支持部材Bもしくは頭部Aと支持部材Bに図4又は
5のように磁性体と非磁性体とをそれぞれの突合わせ部
の端面に交互に同一の配置で設けたことで、互いもしく
は一方を一定距離ずらすことにより玩具を構成する2つ
の部材の磁性体と非磁性体が順に対面し、吸引と離反に
よる接合(取付け)と解除(取り外し)を繰り返すよう
にし、簡単に取り外しができ、しかも丈夫な磁性体を用
いた玩具における連結構造を提供した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は玩具における連結構
造、詳しくは玩具を構成する2部材の磁着と離反を容易
に行うことができる玩具における連結構造にに関する。
造、詳しくは玩具を構成する2部材の磁着と離反を容易
に行うことができる玩具における連結構造にに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の玩具における連結構造と
して種々のものが提供され、実用に供されている。例え
ば、特開平8−257247に示すように人形玩具の関
節部の一方には、少なくとも一部が磁力により吸引され
る材質からなる球体を備え、他方には凹型に形成された
上記球体を吸引する磁力を有する球体受け部を設け、磁
力の吸引により人形の関節を固定するとともに、着脱自
在にしたものは数多く示され周知である。
して種々のものが提供され、実用に供されている。例え
ば、特開平8−257247に示すように人形玩具の関
節部の一方には、少なくとも一部が磁力により吸引され
る材質からなる球体を備え、他方には凹型に形成された
上記球体を吸引する磁力を有する球体受け部を設け、磁
力の吸引により人形の関節を固定するとともに、着脱自
在にしたものは数多く示され周知である。
【0003】また玩具を構成する2部材の連結構造の嵌
合部に、単に凹部と凸部を設けその突合する端面に互い
に吸引しあう磁石や、一方を磁石で他方を磁石に吸引さ
れる材質で構成し磁力のはたらく方向に対して垂直に引
張ると取れる連結構造としたものなどは特開平7−80
156や実開平4−67492が示すように数多く提案
されていおり、玩具を構成するにあたりとても重要な技
術であるとともに、当業者にとっては公然のものであり
従来からの技術として実施に供されているものである。
合部に、単に凹部と凸部を設けその突合する端面に互い
に吸引しあう磁石や、一方を磁石で他方を磁石に吸引さ
れる材質で構成し磁力のはたらく方向に対して垂直に引
張ると取れる連結構造としたものなどは特開平7−80
156や実開平4−67492が示すように数多く提案
されていおり、玩具を構成するにあたりとても重要な技
術であるとともに、当業者にとっては公然のものであり
従来からの技術として実施に供されているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものはどれも離反させる際には磁力のはたら
く方向に対して垂直に引っ張るという方法をとるため、
加えて玩具に於いては対象の多くが子供であるために使
用する磁石の磁力を「子供の外せる強さ」の強度に合
せ、低くせざるをえないという問題点があった。
うな従来のものはどれも離反させる際には磁力のはたら
く方向に対して垂直に引っ張るという方法をとるため、
加えて玩具に於いては対象の多くが子供であるために使
用する磁石の磁力を「子供の外せる強さ」の強度に合
せ、低くせざるをえないという問題点があった。
【0005】さらに、磁力を強く設定すると離反させる
際により強力な引っ張る力が必要となるとともに、離反
した瞬間の引っ張る力の余力も当然大きくなるため玩具
の安全性においても問題とされていた。
際により強力な引っ張る力が必要となるとともに、離反
した瞬間の引っ張る力の余力も当然大きくなるため玩具
の安全性においても問題とされていた。
【0006】また、磁石は時間が経つにつれて磁力が低
下してしまうものであるため、玩具を構成する連結構造
には特に強い磁力を有する磁石を使用することが望まれ
ていた。
下してしまうものであるため、玩具を構成する連結構造
には特に強い磁力を有する磁石を使用することが望まれ
ていた。
【0007】本願は上記発明により、強度が高くしかも
取外しの行ない易い玩具における連結構造を課題とす
る。
取外しの行ない易い玩具における連結構造を課題とす
る。
【0008】
【問題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、本発明に係る玩具における連結構造は玩
具を構成する2部材の端面を突合せ、磁力で吸着して連
結するとともに、以下の条件を備えたことを特徴とす
る。 (イ)前記2部材の突合せ端面には、互いに磁石の吸着
力が作用する磁着対と、この吸引力が作用しない非磁着
対とが形成されていること (ロ)前記2部材の端面は互いにずらし可能に形成され
ていること (ハ)前記2部材の端面をずらすにつれて上記磁着体と
上記非磁着体が交互に対面するように形成されているこ
と
の手段として、本発明に係る玩具における連結構造は玩
具を構成する2部材の端面を突合せ、磁力で吸着して連
結するとともに、以下の条件を備えたことを特徴とす
る。 (イ)前記2部材の突合せ端面には、互いに磁石の吸着
力が作用する磁着対と、この吸引力が作用しない非磁着
対とが形成されていること (ロ)前記2部材の端面は互いにずらし可能に形成され
ていること (ハ)前記2部材の端面をずらすにつれて上記磁着体と
上記非磁着体が交互に対面するように形成されているこ
と
【0009】また、前記2部材の端面には前記磁着体と
非磁着体とがずらし方向に沿って交互に等間隔に配置形
成されていていることが望ましい。
非磁着体とがずらし方向に沿って交互に等間隔に配置形
成されていていることが望ましい。
【0010】さらに、前記磁着体が磁石のS極とN極の
組合わせであり、非磁着体が磁石の互いに離反する極ま
たは非磁性部同士の組合わせであってもかまわない。
組合わせであり、非磁着体が磁石の互いに離反する極ま
たは非磁性部同士の組合わせであってもかまわない。
【0011】さらにまた、前記2部材のずらし方向が円
周方向または直線方向であることが望ましい。
周方向または直線方向であることが望ましい。
【0012】また、前記2部材の端面が同一の構成から
なることが望ましい。
なることが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について説明する。
の形態について説明する。
【0014】図1は本発明による玩具における連結構造
が適用されたロボット玩具の要部を示すもので、このロ
ボット玩具は胴体Dに頭部Aと腕部Cとを連結したもの
である。
が適用されたロボット玩具の要部を示すもので、このロ
ボット玩具は胴体Dに頭部Aと腕部Cとを連結したもの
である。
【0015】胴体Dは中空に形成されており、内部には
図2に示すように支持部材Bが配置されている。また、
腕部Cは伸縮自在に構成されている。なお、支持部材B
と腕部Cは横ずれにより外れないように囲部R内に嵌合
されている。頭部Aと支持部材Bも、支持部材Bと腕部
Cと同様に、磁着連結されている。
図2に示すように支持部材Bが配置されている。また、
腕部Cは伸縮自在に構成されている。なお、支持部材B
と腕部Cは横ずれにより外れないように囲部R内に嵌合
されている。頭部Aと支持部材Bも、支持部材Bと腕部
Cと同様に、磁着連結されている。
【0016】次に、支持部材Bと腕部Cの連結について
図3により詳しく説明する。すなわち、支持部材Bと腕
部Cとの突合せ端面には互いに磁石の吸着力が作用する
磁着体と、この吸引力が作用しない非磁着体とが等間隔
に形成されている。すなわち磁着体は磁石のS極とN極
の組合わせによって構成されている。非磁着体は互いに
相反するS極とS極またはN極とN極との組合わせによ
って構成されている。
図3により詳しく説明する。すなわち、支持部材Bと腕
部Cとの突合せ端面には互いに磁石の吸着力が作用する
磁着体と、この吸引力が作用しない非磁着体とが等間隔
に形成されている。すなわち磁着体は磁石のS極とN極
の組合わせによって構成されている。非磁着体は互いに
相反するS極とS極またはN極とN極との組合わせによ
って構成されている。
【0017】そして、支持部材Bと腕部Cの端面は平面
状に形成され、囲部E内にて互いに円周方向に回転させ
てずらすことができるようになっている。
状に形成され、囲部E内にて互いに円周方向に回転させ
てずらすことができるようになっている。
【0018】そして図4のように、支持部材B、腕部C
の端面を一方にずらしたときは上記磁着体(S極とN
極)が対面して磁力により吸着し、図5のように他方に
ずらした時は非磁着体(S極とS極またはN極とN極)
が対面して磁力反発するように形成されている。
の端面を一方にずらしたときは上記磁着体(S極とN
極)が対面して磁力により吸着し、図5のように他方に
ずらした時は非磁着体(S極とS極またはN極とN極)
が対面して磁力反発するように形成されている。
【0019】上記連結構造によれば、支持部材Bと腕部
Cの磁着対が図4のように磁着部材Bの端部が支持部材
Bに突合わせられることにより、支持部材B、腕部Cは
磁力によって互いに引き寄せられるから、2部材支持部
B、腕部材Cは連結されている。次に、上記連結を解除
する時には、図5のように腕部を90°回転させればよ
い。これにより非磁着体が突合対面するので、その反発
力により支持部材Bとの連結は簡単に解除され、両者を
引き離すことができる。
Cの磁着対が図4のように磁着部材Bの端部が支持部材
Bに突合わせられることにより、支持部材B、腕部Cは
磁力によって互いに引き寄せられるから、2部材支持部
B、腕部材Cは連結されている。次に、上記連結を解除
する時には、図5のように腕部を90°回転させればよ
い。これにより非磁着体が突合対面するので、その反発
力により支持部材Bとの連結は簡単に解除され、両者を
引き離すことができる。
【0020】ところで、腕部Cを支持部材Bに対して直
接に離反させることによっても連結は解除できるが、こ
の場合は吸着する磁力の方向に対して抗した方向に引き
離すため、強い力が必要となる。しかし、90°回転さ
せるときは端面に沿ってずらすこととなり、磁力の方向
に抗して引き離す際の力に比べて弱い力で済む。したが
って子供の力によってでも簡単に外すことができる。
接に離反させることによっても連結は解除できるが、こ
の場合は吸着する磁力の方向に対して抗した方向に引き
離すため、強い力が必要となる。しかし、90°回転さ
せるときは端面に沿ってずらすこととなり、磁力の方向
に抗して引き離す際の力に比べて弱い力で済む。したが
って子供の力によってでも簡単に外すことができる。
【0021】上述のように、支持部材Bと腕部B及び支
持部材Bと頭部Aは簡単に外すことができる。したがっ
て、例えば図7に示すように、腕部Cと頭部Aを他の腕
部T2、頭部T1と交換し、互いに磁着しない位置から
円周方向にずらして磁着体を対面させ吸着連結させ、形
態を変化させて遊ぶ玩具を作ることができる。
持部材Bと頭部Aは簡単に外すことができる。したがっ
て、例えば図7に示すように、腕部Cと頭部Aを他の腕
部T2、頭部T1と交換し、互いに磁着しない位置から
円周方向にずらして磁着体を対面させ吸着連結させ、形
態を変化させて遊ぶ玩具を作ることができる。
【0022】また、上記発明の別の実施例について図6
を用いて詳細に説明する。
を用いて詳細に説明する。
【0023】本発明の実施に関しての用いる非磁着体と
は必ずしも互いに相反する同極同士の対である場合には
限らず、例えば図6に示すように通常の合成樹脂にて形
成される合成樹脂Eのように磁性を有しない非磁性部の
1対の組合わせであってもかまわない。この場合、図4
の状態から図5の状態に回転させる時と同様に腕部を9
0°回転させて連結を解除する際には、吸引から反発に
切り替わるというような取り外しを補助するような磁力
の反発力による作用は生じないものの、端部に成形され
た磁着体が合成樹脂からなるE互いに向き合うために吸
引力の作用がなくなり、連結が解除され容易に弱い力で
も取り外しを行うことができる。
は必ずしも互いに相反する同極同士の対である場合には
限らず、例えば図6に示すように通常の合成樹脂にて形
成される合成樹脂Eのように磁性を有しない非磁性部の
1対の組合わせであってもかまわない。この場合、図4
の状態から図5の状態に回転させる時と同様に腕部を9
0°回転させて連結を解除する際には、吸引から反発に
切り替わるというような取り外しを補助するような磁力
の反発力による作用は生じないものの、端部に成形され
た磁着体が合成樹脂からなるE互いに向き合うために吸
引力の作用がなくなり、連結が解除され容易に弱い力で
も取り外しを行うことができる。
【0024】なお、端面における合成樹脂の形成される
面積は図6に示す合成樹脂Eのように磁着体と同じ面積
には限らず、磁着体の形成される面積より大きいほうが
望ましい。
面積は図6に示す合成樹脂Eのように磁着体と同じ面積
には限らず、磁着体の形成される面積より大きいほうが
望ましい。
【0025】なお、本発明では玩具を構成する2部材の
連結構造端面を磁着体と非磁着体とで構成しその吸着な
らびに離反の作用にて玩具の連結を行ったが、この玩具
における連結構造の実施については上記のような磁着体
と非磁着体とで構成するのみの方法に限らない。
連結構造端面を磁着体と非磁着体とで構成しその吸着な
らびに離反の作用にて玩具の連結を行ったが、この玩具
における連結構造の実施については上記のような磁着体
と非磁着体とで構成するのみの方法に限らない。
【0026】例えば図7示すように、従来の玩具等によ
く使用されるフェライトを主成分とする一般的な吸引力
の磁石Xを磁着体として使用する際には、端面全体を上
記一般的な吸引力の磁石で形成し、非磁着体の代わりと
して支持部材Bと腕部Cまたは頭部Aの端面に凹部を設
けることで、非磁着体や図6の示す合成樹脂E等によっ
て端面を構成するのと同様の効果を得ることができる。
つまり、腕部と支持部材の端面を図7のように双方同形
状に形成することで、凹部が非磁着体の代わりとなり、
上記同様に90°回転させることを繰り返すことで連結
と連結解除を繰り返し行うことを可能とする。
く使用されるフェライトを主成分とする一般的な吸引力
の磁石Xを磁着体として使用する際には、端面全体を上
記一般的な吸引力の磁石で形成し、非磁着体の代わりと
して支持部材Bと腕部Cまたは頭部Aの端面に凹部を設
けることで、非磁着体や図6の示す合成樹脂E等によっ
て端面を構成するのと同様の効果を得ることができる。
つまり、腕部と支持部材の端面を図7のように双方同形
状に形成することで、凹部が非磁着体の代わりとなり、
上記同様に90°回転させることを繰り返すことで連結
と連結解除を繰り返し行うことを可能とする。
【0027】なお、上記磁着体と上記非磁着体または上
記合成樹脂の連結ならびにその解除を行う際に必要とさ
れる回転の角度は90°のみには限定されず、端面に形
成された上記磁着体と非磁着体または上記合成樹脂の形
成された数によってその角度が変動することは言うまで
もない。
記合成樹脂の連結ならびにその解除を行う際に必要とさ
れる回転の角度は90°のみには限定されず、端面に形
成された上記磁着体と非磁着体または上記合成樹脂の形
成された数によってその角度が変動することは言うまで
もない。
【0028】また、本発明の実施の詳細についての図に
おいては端面に各4個ずつの磁着体または非磁着体もし
くは合成樹脂を形成したが、この形成個数は4個に限定
されるものではなく、任意設定個数において同様の効果
を得ることができる。
おいては端面に各4個ずつの磁着体または非磁着体もし
くは合成樹脂を形成したが、この形成個数は4個に限定
されるものではなく、任意設定個数において同様の効果
を得ることができる。
【0029】さらにまた、本発明では玩具における連結
構造としたが、本発明の実施の範囲については玩具のみ
に限らず、例えば子供服のボタンなどについて本発明を
実施した際にも容易さと丈夫さという同様の効果を提供
ことができる。
構造としたが、本発明の実施の範囲については玩具のみ
に限らず、例えば子供服のボタンなどについて本発明を
実施した際にも容易さと丈夫さという同様の効果を提供
ことができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、連接する
2部材を連結している状態で端面に沿って回転させるこ
とで、上記磁着体と上記非磁着体とが交互に対面するた
め、連結とその解除を繰り返すことができ、玩具の対象
となる子供にも容易に切り替えが可能となる。
2部材を連結している状態で端面に沿って回転させるこ
とで、上記磁着体と上記非磁着体とが交互に対面するた
め、連結とその解除を繰り返すことができ、玩具の対象
となる子供にも容易に切り替えが可能となる。
【0031】請求項2に係る発明によれば、端面に沿っ
て左右どちらの方向に回転させたとしても必ず連結から
離反もしくは離反から連結への切り替えを行なうことが
できる。
て左右どちらの方向に回転させたとしても必ず連結から
離反もしくは離反から連結への切り替えを行なうことが
できる。
【0032】請求項3に係る発明によれば端面に沿って
回転させることにより相反する磁力の磁着体同士が向き
合うこととなり接合が解除されるのみならず離れようと
する力が生じ、反発する磁力によって連結解除を補助す
ることができ、例え接合時の吸着力が子供のように力の
弱いものにとっては強過ぎるものであり、磁力のはたら
く方向に対し垂直には外すことの出来ない程の磁力に対
してでも、反発の力で無理に引張ることなく容易に外す
ことができる。
回転させることにより相反する磁力の磁着体同士が向き
合うこととなり接合が解除されるのみならず離れようと
する力が生じ、反発する磁力によって連結解除を補助す
ることができ、例え接合時の吸着力が子供のように力の
弱いものにとっては強過ぎるものであり、磁力のはたら
く方向に対し垂直には外すことの出来ない程の磁力に対
してでも、反発の力で無理に引張ることなく容易に外す
ことができる。
【0033】請求項4に係る発明によれば、ずらす方向
が円周方向または直線の方向であるため、端面の配置を
よりシンプルに成形し、子供にとっても複雑でない磁着
連結構造を提供することができる。
が円周方向または直線の方向であるため、端面の配置を
よりシンプルに成形し、子供にとっても複雑でない磁着
連結構造を提供することができる。
【0034】請求項5に係る発明によれば、2部材の端
面の構成が同一であるため、より上記磁着対ならびに上
記非磁着体の成形方法を単純なものとすることができ
る。
面の構成が同一であるため、より上記磁着対ならびに上
記非磁着体の成形方法を単純なものとすることができ
る。
【0035】本発明は磁力が「ずらし」に弱いという性
質を利用した構成の本考案を利用することによって「廻
せば取れる」連結機構を提供し、従来の引っ張ることで
取外す磁着連結ではなく、引っ張ることなく取外しの行
うことのできる磁着連結構造を示し、小さな子供の手で
も強力な磁石の取付け取り外しを行なうことができる
「外れにくさ」と「外しやすさ」を同時に提供する。
質を利用した構成の本考案を利用することによって「廻
せば取れる」連結機構を提供し、従来の引っ張ることで
取外す磁着連結ではなく、引っ張ることなく取外しの行
うことのできる磁着連結構造を示し、小さな子供の手で
も強力な磁石の取付け取り外しを行なうことができる
「外れにくさ」と「外しやすさ」を同時に提供する。
【図1】本発明に係る玩具を構成する2部材の磁着連結
構造が適用された人形の要部の正面図
構造が適用された人形の要部の正面図
【図2】上記玩具における連結構造を適用した人形の要
部の内部構造を示す断面図
部の内部構造を示す断面図
【図3】上記玩具における連結構造を示す要部拡大断面
図
図
【図4】上記玩具における連結構造が適用された支持部
材と腕部との吸着関係を示す説明図
材と腕部との吸着関係を示す説明図
【図5】上記玩具における連結構造が適用された支持部
材と腕部との離反関係を示す説明図
材と腕部との離反関係を示す説明図
【図6】図5他の例を示す説明図
【図7】上記連結構造により肩部等を他の構成部材に交
換したことを示す正面図
換したことを示す正面図
【図8】図4と5の他の例を示す説明図
A 頭部 B 胴部内包支持部材 C 腕部 D 胴部 E 合成樹脂 R 囲部 T1 他の構成部材による胴部 T2 他の構成部材による腕部 X 磁石
Claims (5)
- 【請求項1】 玩具を構成する2部材の端面を突合せ、
磁力で吸着して連結するとともに、以下の条件を備えた
ことを特徴とする玩具における連結構造。 (イ)上記2部材の突合せ端面には、互いに磁石の吸着
力が作用する磁着体と、この吸引力が作用しない非磁着
体とが形成されていること (ロ)上記2部材の端面は互いにずらし可能に形成され
ていること (ハ)上記2部材の端面をずらすにつれて上記磁着体と
上記非磁着体とが交互に対面するように形成されている
こと - 【請求項2】 前記2部材の端面には、前記磁着体と非
磁着体とがずらし方向に沿って交互に等間隔に配置形成
されている請求項1記載の玩具における連結構造。 - 【請求項3】 前記磁着体が磁石のS極とN極の組合わ
せであり、非磁着体が磁石の互いに離反する極または非
磁性部同士の組合わせである請求項1または2記載の玩
具における連結構造。 - 【請求項4】 前記2部材のずらし方向が円周方向また
は直先方向である請求項1、2または3に記載の玩具に
おける連結構造。 - 【請求項5】 前記2部材の端面が同一の構成からなる
請求項1、2、3、または4に記載の玩具における連結
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28996199A JP2001070663A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 玩具における連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28996199A JP2001070663A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 玩具における連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001070663A true JP2001070663A (ja) | 2001-03-21 |
Family
ID=17749983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28996199A Pending JP2001070663A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 玩具における連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001070663A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004112931A1 (en) * | 2003-06-20 | 2004-12-29 | Bong-Seok Yun | Magnetic toy |
JP2010259613A (ja) * | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Liberal:Kk | 多極着磁した磁石を用いたブロック玩具 |
-
1999
- 1999-09-06 JP JP28996199A patent/JP2001070663A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004112931A1 (en) * | 2003-06-20 | 2004-12-29 | Bong-Seok Yun | Magnetic toy |
CN100404094C (zh) * | 2003-06-20 | 2008-07-23 | 尹奉锡 | 磁力玩具 |
JP2010259613A (ja) * | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Liberal:Kk | 多極着磁した磁石を用いたブロック玩具 |
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