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JP2000509661A - 研磨製品を製造する方法及び装置 - Google Patents

研磨製品を製造する方法及び装置

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JP2000509661A JP09539858A JP53985897A JP2000509661A JP 2000509661 A JP2000509661 A JP 2000509661A JP 09539858 A JP09539858 A JP 09539858A JP 53985897 A JP53985897 A JP 53985897A JP 2000509661 A JP2000509661 A JP 2000509661A
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 不織研磨製品を製造する方法が開示される。この方法の好適な態様は、a)第1の側面と第2の側面とを有し、複数の繊維を含む不織ウェブを提供するステップと、b)液体一次塗布前駆物質を起泡するステップと、c)ウェブの繊維に沿って一次塗布前駆物質の実質的に均一なコーティングが達成できるように、起泡した一次塗布前駆物質をウェブの少なくとも第1の側面に塗布するステップと、d)ウェブの第1の側面に複数の微細研磨粒子を吹き付けるステップであって、実質的に均一な分布でウェブの繊維に堆積する研磨粒子の曇りを形成するように粒子が吹き付けられるステップと、e)一次塗布前駆物質を硬化して、それによって、研磨粒子をウェブへ接着する固化した一次塗布前駆物質を形成するステップであって、研磨粒子は固化した一次塗布の外表面から実質的に突出するステップと、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 研磨製品を製造する方法及び装置 技術分野 本発明は主に研磨製品を製造する方法及び装置に関し、特に微細研磨粒子を含 む不織研磨製品を製造する方法及び装置に関する。 発明の背景 相互接触点で互いに結合した目の粗い厚く弾力のある三次元構造の繊維を含む 不織ウェブは、様々な表面のいずれかを清掃し研磨し仕上げ磨く用途のための研 磨製品の製造に広範囲に使用されている。そのような不織製品の例は、Hoover e t al.に付与された米国特許第2,958,593号に記載されたものである。そ のような不織ウェブは、ナイロン、ポリエステル、それらの混紡等の適切な繊維 を含み、含浸用樹脂及び接着結合剤が一般に硬化する温度に耐えることができる 。ウェブの繊維は伸長しけん縮することが多いが、例えば、Fitzerに付与された 米国特許第4,227,350号に記載された等の押出工程によって形成される連 続フィラメントでもよい。不織ウェブは、例えば、ランドウェバー(Rando Webb er)機械(ニューヨーク州のRando Machine Companyが販売)等の従来の機器で容 易に形成される。 微細研磨粒子(本明細書では、分布におけるメジアン粒子直径が約60ミクロ ン以下であるサイズの分布を有する粒子と定義される)を不織ウェブの繊維に結 合して、様々な研磨用途のいずれかに使用するのに適切な研磨製品を提供し、そ のような製品はエンドレスベルト、ディスク、ハンドパッド、圧縮ホイール、床 磨きパッド等の形態で提供することができる。前述の微細粒子を含む製品用の特 定の適切な使用は、自動車アフターマーケット業界にあり、そこでは研磨製品を 使用して、塗装準備のために自動車ボディを「こすり(scuff)」すなわち軽く研 磨する。この用途では、研磨製品は、先に塗装した表面に、塗布される。塗布の 間、製品中の研磨粒子は表面をひっかき、表面光沢を「つや消し」にする。市販 の研磨製品の商業的成功は銘記されるが、例えば特に自動車アフターマーケット の用途では一定の研磨製品の性能を更に改善することが望まれる。 これらの製品を製造する際に、前述のように不織ウェブが準備される。ウェブ は、例えば、相互接触点で繊維を結合するプレボンド樹脂を塗布することによっ て強化される。追加樹脂層を次にプレボンドウェブに塗布してもよい。プレボン ドウェブの繊維の上に一次塗布(make)前駆物質を塗布し、一次塗布前駆物 質は少なくとも部分的に硬化する。一次塗布前駆物質上に二次塗布(size)前駆 物質を塗布し、一次塗布前駆物質及び二次塗布前駆物質の両方を、公知の方法( 例えば熱硬化によって)で十分に固化する。微細研磨粒子は、製品の構造に含ま れるとき、従来、一次塗布前駆物質とともに、スラリーで繊維に塗布される。 一次塗布の硬化前または硬化中に一次塗布前駆物質と微細研磨粒子との樹脂ス ラリーは、ウェブの2つ以上の繊維の交点で、または、例えば、公知の表面張力 効果のため単一の繊維自体が交差する点で、拡散し、凝縮するかまたは、凝集す ることが知られている。結果として得られる研磨粒子は、繊維の長さ方向に沿っ て凝集した樹脂と微細研磨粒子との実質的に不均一な分布を有する。更に、粒子 は樹脂スラリーでウェブに塗布されるため、図1に例示するように、微細研磨粒 子は硬化した樹脂内に吸い込まれる傾向があり、樹脂系接着剤は不織ウェブの繊 維10の長さ方向に沿って凝集体12を形成し、研磨粒子は樹脂内に分散し吸い 込まれる。そのような構造において、微細研磨粒子は完成製品の研磨用途ではす ぐには利用できず、製品の全体的研磨性能は最適条件とは言えず、性能に改良の 余地はある。例えば、自動車アフターマーケット業界において、研磨粒子を最初 に利用できないことは、製品を表面に塗布するときに望ましくないほど低い研磨 作用という結果になり、研磨操作の間中、使用者が製品に高い圧力をかけなけれ ばならなくなり、処理対象の表面に望ましくない効果を与える。 歴史的に、目の粗い厚く弾力のある三次元不織研磨製品は、様々な塗布技術を 使用して製造されている。例えば前述の米国特許第2,958,593号(Hoover et al.)において、不織製品は、結合剤の溶液と有機溶剤と研磨粒子とを含む 比較的希薄なスラリーを吹付塗布することによって製造された。特定の状況下で は他の塗布方法及び手順が利点を提供すると予想された。 Hoover et al.より: 「しかし、吹付以外の技術を使用することにより、幾分厚いウェブを本発明の 構造を形成するのに適切に処理することができることに注意しなければならない 。実際、ロール塗布、ディップ塗布、接着剤と材料との分離塗布等は、先の実施 例に記載した吹付塗布に比べて利点を有する。例えば、接着剤を先に吹き付け、 次いで研磨剤中で別々に篩い分けすることは、粗粒無機質(例えば、粒度50以 上)を組み込むには特に適切であり、研磨特性がわずかに異なる生成品ができあ がる。」 時の経過により、過剰吹付からの樹脂廃棄を最小限にして、製造過程での使用 から揮発有機化合物を最小限にするかまたは排除することが望まれている。結果 として、Hoover et al.によって例証された吹付塗布は一般に好まれなくなって きており、今日では、水系樹脂/研磨スラリーを塗布するロール塗布技術の使用 が本格的に開始された。不織研磨製品の性能特性はより要求が厳しくなったため 、不織研磨製品の製造に使用される樹脂/研磨剤コーティング、及びそのような コーティングを塗布する方法が発展し続けた。しかし、微細研磨粒子を不織ウェ ブの繊維に均一に塗布する前述の問題は依然として残っている。 研磨粒子を不織布に塗布する際の樹脂及び粒子の凝集問題を克服する努力には 、アテンプトドロップ塗布またはHoover et al.が教示または示唆したような吹 付塗布技術が含まれる。これらの努力において、乾燥研磨粒子は、未硬化一次塗 布前駆物質の塗布後、ウェブの繊維上に堆積される。しかし、これらの技術によ る研磨粒子の堆積において、粒子の分布は、材料(例えば粒子)内及び堆積過程 に使用される機器内に自然に発生する静電力及び周囲湿分状態に大いに影響され る。これらの力の結果として、微細研磨粒子は、塗布機器内にあるときも粒子を 放出した後も、常に凝集する傾向を示した。この粒子と粒子との相互作用、すな わち凝集は、結果として研磨製品がかなりの粒子凝集を含むことになり、結果と して得られるウェブ内に不均一な粒子分布ができる。そのような製品は不均一な 性能特性を有し、不均一な粒子分布によって粒子の凝集が存在するため、製品の 外観は商業的に受け入れられないものになる。更に、一次塗布前駆物質の塗布に 使用される標準ロール塗布技術はウェブに過剰な量の樹脂を加えることになり、 結果 として樹脂層は、ひとたび研磨粒子がウェブに塗布されると研磨粒子を容易に吸 い込むことになる。 研磨粒子のない一次塗布前駆物質を塗布して、その後研磨粒子を塗布すること も示唆された。研磨粒子を塗布する示唆された方法の例として、ドロップ塗布、 静電塗布、及び、サンドブラストに使用される方法に類似しているがより穏やか な条件で行うことが異なる吹付方法が挙げられる。例えば、Fitzerに付与された 米国特許第4,227,350号及びHeyer et al.に付与された米国特許第5,3 63,604号を参照のこと。 上述の問題を解決し、それによって不織表面処理製品の微細研磨粒子分布を最 適化することに関する長期の必要性を満たすことが望まれる。微細研磨粒子がウ ェブの繊維に接着した不織ウェブを含み、粒子は実質的に均一な方法でウェブの 繊維の長さ方向に沿って分布され、割合が増加した研磨粒子を研磨用途にすぐに 利用できる不織表面処理製品を製造する方法を提供することが望まれる。 発明の開示 本発明は不織研磨製品を製造する方法及び装置を提供し、その方法は、研磨効 果があるように繊維に沿って粒子を分布するように、微細研磨粒子を不織ウェブ の繊維に堆積する堆積方法を使用する。結果として得られる粒子は、所望の粒子 分布で不織ウェブの繊維に接着した微細研磨粒子を含む。製品は、例えば、金属 、木及びプラスチック表面の仕上げ及び磨き等の研磨剤塗布に有用であり、特に 自動車アフターマーケット業界において、塗装自動車パネル等の処理に有用であ る。 本発明の1つの態様は研磨製品を製造する方法を呈する。この方法は、a)第 1の側面と第2の側面とを有し、複数の繊維を含む不織ウェブを提供するステッ プと、b)液体一次塗布前駆物質を起泡するステップと、c)ウェブの繊維に沿 って一次塗布前駆物質の実質的に均一なコーティングが達成できるように、起泡 した一次塗布前駆物質をウェブの少なくとも第1の側面に塗布するステップと、 d)複数の微細研磨粒子をウェブの第1の側面に吹き付けるステップであって、 実質的に均一な分布でウェブの繊維に堆積する研磨粒子の曇りを形成するように 粒子が吹き付けられるステップと、e)一次塗布前駆物質を硬化して、それによ って、研磨粒子をウェブへ接着する固化した一次塗布前駆物質を形成するステッ プであって、研磨粒子は固化した一次塗布の外表面から実質的に突出するステッ プと、を含む。 上記方法の好適な1つの態様において、ステップd)は、出口を有する粒子吹 付機で研磨粒子を吹き付けることと、ウェブの第1の側面に垂直ではない方向に 出口の近傍に研磨粒子を方向づけることと、を含む。この方法の1つの変形例に おいて、この方法は、研磨粒子を吹き付ける前に、研磨粒子の供給を流動化して 、流動化した研磨粒子/空気混合物を粒子吹付機に供給する更なるステップを含 む。この方法の他の変形例において、ステップd)は、粒子吹付機の出口に装着 された粒子そらせ板で研磨粒子を方向づけることを含む。この方法の別の変形例 において、ステップd)は、粒子吹付機の出口にあるスピニングプレートで研磨 粒子を方向づけることを含む。 上記方法の別の好適な態様において、ステップb)は、ブロー比2:1〜99 :1で一次塗布前駆物質を起泡することを含む。この方法の1つの変形例におい て、ステップb)は、ブロイー比5:1〜21:1で一次塗布前駆物質を起泡す ることを含む。 上記方法の別の好適な態様において、この方法は、ステップd)の次に、二次 塗布前駆物質を塗布した研磨粒子がウェブの繊維から実質的に突出するように一 次塗布前駆物質及び研磨粒子を実質的に被覆するように液体二次塗布前駆物質を 塗布して、その後二次塗布前駆物質を硬化する更なるステップを含む。この方法 の1つの変形例において、この方法は、二次塗布前駆物質を、ウェブに塗布する 前にブロー比2:1〜99:1で起泡する更なるステップを含む。 本発明は研磨製品を製造する別の方法を呈する。この方法は、a)第1の側面 と第2の側面とを有し、複数の繊維を含む不織ウェブを提供するステップと、b )液体一次塗布前駆物質をブロー比2:1〜99:1で起泡するステップと、c) ウェブの繊維に沿って一次塗布前駆物質の実質的に均一なコーティングが達成で きるように、起泡した一次塗布前駆物質をウェブの少なくとも第1の側面に塗布 するステップと、d)複数の微細研磨粒子を出口を有する粒子吹付機で吹き付け て、ウェブの第1の側面に垂直な方向に出口の近傍に研磨粒子を方向づけるステ ップであって、実質的に均一な分布でウェブの繊維に堆積する研磨粒子の曇りを 形成するように粒子が吹き付けられるステップと、e)ブロー比2:1〜99: 1で液体二次塗布前駆物質を起泡するステップと、f)二次塗布前駆物質を塗布 した研磨粒子がウェブの繊維から実質的に突出するように一次塗布前駆物質及び 研磨粒子を実質的に被覆するように、起泡した二次塗布前駆物質を塗布するステ ップと、g)一次塗布前駆物質と二次塗布前駆物質とを硬化して、それによって 、研磨粒子をウェブに接着する固化したコーティングを形成するステップと、を 含む。 1つの変形例において、上記方法は、ステップf)の前に、一次塗布前駆物質 を少なくとも部分的に硬化する更なるステップを含む。 上記方法の別の変形例において、ステップb)はブロー比5:1〜21:1で 一次塗布前駆物質を起泡することを含み、ステップe)はブロー比5:1〜21 :1で二次塗布前駆物質を起泡することを含む。 更に別の変形例において、上記方法は、研磨粒子を吹き付ける前に、研磨粒子 の供給を流動化して、流動化した研磨粒子/空気混合物を粒子吹付機に供給する 更なるステップを含む。 本発明は研磨製品を製造する更なる方法を呈する。この方法は、a)第1の側 面と第2の側面とを有し、複数の繊維を含む不織ウェブを提供するステップと、 b)ウェブの繊維に沿って一次塗布前駆物質の実質的に均一なコーティングが達 成できるように、一次塗布前駆物質をウェブの少なくとも第1の側面に塗布する ステップと、c)複数の微細研磨粒子を出口を有する粒子吹付機で吹き付けて、 ウェブの第1の側面に垂直な方向に出口の近傍に研磨粒子を方向づけるステップ であって、実質的に均一な分布でウェブの繊維に堆積する研磨粒子の曇りを形成 するように粒子が吹き付けられるステップと、d)一次塗布前駆物質を硬化して 、それによって、研磨粒子をウェブへ接着する固化した一次塗布前駆物質を形成 するステップであって、研磨粒子は固化した一次塗布の外表面から実質的に突出 するステップと、を含む。 上記方法の1つの変形例において、ステップc)は、粒子吹付機の出口に装着 された粒子そらせ板で研磨粒子を方向づけることを含む。 上記方法の別の変形例において、ステップc)は、粒子吹付機の出口にあるス ピニングプレートで研磨粒子を方向づけることを含む。 更に別の変形例において、上記方法は、ステップc)の次に、二次塗布前駆物 質を塗布した研磨粒子がウェブの繊維から実質的に突出するように一次塗布前駆 物質及び研磨粒子を実質的に被覆するように二次塗布前駆物質を塗布して、その 後二次塗布前駆物質を硬化する更なるステップを含む。 更に別の変形例において、上記の方法は、研磨粒子を吹き付ける前に、研磨粒 子の供給を流動化して、流動化した研磨粒子/空気混合物を粒子吹付機に供給す る更なるステップを含む。 本発明は研磨製品を製造する更に別の方法を呈する。この方法は、a)第1の 側面と第2の側面とを有し、複数の繊維を含む不織ウェブを提供するステップと 、b)液体一次塗布前駆物質を起泡するステップと、c)ウェブの繊維に沿って 一次塗布前駆物質の実質的に均一なコーティングが達成できるように、起泡した 一次塗布前駆物質をウェブの少なくとも第1の側面に塗布するステップと、d) 複数の微細研磨粒子をウェブの第1の側面に塗布するステップであって、粒子は ウェブの繊維に沿って実質的に均一な分布で塗布されるステップと、e)一次塗 布前駆物質を硬化して、それによって、研磨粒子をウェブに接着する固化した一 次塗布を形成するステップであって、研磨粒子は固化した一次塗布の外表面から 実質的に突出するステップと、を含む。 上記方法の1つの態様において、ステップb)は、ブロー比2:1〜99:1 で一次塗布前駆物質を起泡することを含む。この方法の1つの変形例において、 ステップb)は、ブロー比5:1〜21:1で一次塗布前駆物質を起泡すること を含む。 別の態様において、この方法は、ステップd)の次に、二次塗布前駆物質を塗 布した研磨粒子がウェブの繊維から実質的に突出するように一次塗布前駆物質及 び研磨粒子を実質的に被覆するように液体二次塗布前駆物質を塗布して、その後 二次塗布前駆物質を硬化する更なるステップを含む。この方法の1つの変形例に おいて、この方法は、二次塗布前駆物質を、ウェブに塗布する前にブロー比2: 1〜99:1で起泡する更なるステップを含む。 本発明は研磨製品を製造する更に別の方法を呈する。この方法は、a)第1の 側面と第2の側面とを有し、複数の繊維を含む不織ウェブを提供するステップと 、b)液体一次塗布前駆物質を起泡するステップと、c)ウェブの繊維に沿って 一次塗布前駆物質の実質的に均一なコーティングが達成できるように、起泡した 一次塗布前駆物質をウェブの少なくとも第1の側面に塗布するステップと、d) 複数の研磨粒子をウェブの第1の側面に吹き付けるステップであって、実質的に 均一な分布でウェブの繊維に堆積する研磨粒子の曇りを形成するように粒子が吹 き付けられるステップと、e)一次塗布前駆物質を硬化して、それによって、研 磨粒子をウェブに接着する固化した一次塗布を形成するステップであって、研磨 粒子は固化した一次塗布の外表面から実質的に突出するステップと、を含む。 上記方法の1つの態様において、ステップd)は、出口を有する粒子吹付機で 研磨粒子を吹き付けることと、ウェブの第1の側面に垂直ではない方向に出口の 近傍に研磨粒子を方向づけることと、を含む。この方法の1つの変形例において 、この方法は、研磨粒子を吹き付ける前に、研磨粒子の供給を流動化して、流動 化した研磨粒子/空気混合物を粒子吹付機に供給する更なるステップを含む。こ の方法の他の変形例において、ステップd)は、粒子吹付機の出口に装着された 粒子そらせ板で研磨粒子を方向づけることを含む。更に別の変形例において、ス テップd)は、粒子吹付機の出口にあるスピニングプレートで研磨粒子を方向づ けることを含む。 別の態様において、上記方法は、ステップd)の次に、二次塗布前駆物質を塗 布した研磨粒子がウェブの繊維から実質的に突出するように一次塗布前駆物質及 び研磨粒子を実質的に被覆するように液体二次塗布前駆物質を塗布して、その後 二次塗布前駆物質を硬化する更なるステップを含む。この方法の1つの変形例に おいて、この方法は、ウェブに塗布する前に、二次塗布前駆物質を起泡する更な るステップを含む。 明細書及び請求の範囲に一定の用語を使用しており、大半の部分はよく知られ ているが、説明が必要なものもある。本発明を記載するにあたり、「プレボンド 樹脂」は、繊維をその相互接触点で互いに結合するために、結合していない不織 ウェブの繊維に直接塗布する塗布可能な樹脂系接着剤である。「プレボンドウェ ブ」 は、ウェブの繊維をプレボンド樹脂で処理し、樹脂は固化して繊維をその相互接 触点で結合した不織ウェブである。「一次塗布前駆物質」は、研磨粒子を固定する ために不織ウェブの繊維に塗布した塗布可能な樹脂系接着剤材料である。「一次 塗布」は、一次塗布前駆物質を固化することによって形成された不織ウェブの繊 維上の固化した樹脂の層である。「二次塗布前駆物質」は、一次塗布上の不織ウェ ブの繊維に塗布した塗布可能な樹脂系接着剤材料である。「二次塗布」は、二次塗 布前駆物質を固化することによって形成された不織ウェブの繊維上の固化した樹 脂の層である。「硬化した」または「完全に硬化した」は固化した重合した硬化可能 な塗布可能な樹脂を意味する。「繊維」は糸状構造物である。「微細研磨粒子」は本 明細書に記載したいずれの材料を具備し、メジアン粒子直径が約60ミクロン以 下の粒子サイズの分布を有する研磨効果のある粒子である。球粒子形状は、例え ば、ANSI試験法B74.18-1984等の粒子直径測定法として利用可能な標準試験 方法に基づいて、メジアン粒子直径に関すると仮定される。繊維の長さ方向に沿 った微細研磨粒子の分布に関する「実質的に均一」は、繊維の顕微鏡検査によっ て目で観察されるように、完成製品の粒子が、樹脂と粒子との大きな凝集はなく 繊維の長さ方向に沿つて分布されることを意味する。完成製品において、製品の 最初の塗布に研磨効果のあるように、粒子の大半は繊維に沿って位置決めされる 。 一次塗布及び二次塗布の結合剤組成に関して、「変わりやすい」は、結合剤材料 (例えば、一次塗布前駆物質または二次塗布前駆物質)の液体分散に与えられた 発泡条件を意味し、結合剤分散液の発泡状態は移ろいやすい。「発泡」という用語 によって、液体中に気泡が分散することを意味し、各泡は液体の薄いフィルム内 に閉じこめられている。本発明で使用される変わりやすい発泡は、「起泡」または 比較的大きな気泡からなる不安定な発泡である。 図面の簡単な説明 本発明は添付の図面に関連して更に詳しく説明するが、数枚の図面にわたって 同一の構造物には同一の参照符号が付される。 図1は、先行技術の表面処理製品の一部の拡大図であり、不織ウェブの個別繊 維を示す。 図2は、本発明の厚く弾力のある不織研磨製品を製造する方法及び装置の部分 概略図である。 図3は、本発明の粒子塗布機の1つの実施態様の部分概略図である。 図4は、表面処理製品の一部の拡大図であり、本発明の方法によって製造され た繊維の表面に接着された研磨粒子を伴う個別繊維を示す。 図5は、本発明に使用する別の粒子吹付機の立面図である。 図6は、線6−6に沿って切った図5のノズルの部分断面図である。 図6Aは、ノズルの別の実施態様の図6と同様の図である。 図7は、本発明に使用する粒子吹付機の更に別の実施態様の断面図である。 図8A〜8Dは、本発明の塗布装置の別のパターンの概略平面図である。 発明の詳細な説明 図2は、本発明の研磨製品を製造する装置及び方法の第1の実施態様を部分概 略的に例示する。方法は、要約すると、下記を含む。第1の側面104及び第2 の側面106を有する厚く弾力のある不織ウェブまたは支持体100が装置14 に供給される。ウェブ100は第1の接着剤または一次塗布(make)前駆物 質塗布機20を通る。次いでウェブ100は第1の研磨粒子塗布機22を通り、 塗布機22は研磨粒子102をウェブ100の少なくとも第1の側面104に塗 布する。研磨粒子を第2の側面106に塗布することが所望される場合、ロール 24a、24bを通り、逆転して第2の側面106を上に向ける。次いで逆転し たウェブ100は、任意の第2の研磨粒子塗布機26を通る。研磨粒子を塗布し た後、一次塗布前駆物質は少なくとも部分的に硬化することが好ましく、任意に 完全に硬化してもよい。次いでウェブは第2の接着剤または二次塗布(size)前 駆物質塗布機28を通る。次いで塗布されたウェブ100は当業界では公知のよ うに完全に硬化する。上述のようにロール24aからロール24bを通るところ 以外は、ウェブ100は装置14中を移動ベルト上で運搬されることが好ましい 。そのような移動ベルトの構成及び操作は当業界の実務技術範囲内であり、明瞭 化のため図面では省略してある。 本発明で使用する好適なウェブ100は、繊維の目の粗い厚く弾力のある不織 ウェブ100を含み、硬化したプレボンド樹脂によって相互接触点で互いに結合 されていることが好ましい。あるいは、ウェブは溶融結合可能な二成分繊維を含 んでもよく、繊維は、シースコア構造または横並び構造であり、繊維の少なくと も1つの要素の溶融点まで加熱してその接触点で繊維の間で溶融結合を生じる。 適切な溶融結合可能な繊維は、Hayes et al.に付与された米国特許第5,082, 720号に記載されたものを含む。複数の微細研磨粒子102は、ウェブに塗布 された硬化した樹脂結合剤によって繊維100に結合され、本明細書に記載のよ うに一次塗布及び二次塗布を提供する。研磨粒子102は繊維100に沿った好 適な分布で配列されるため、粒子102は繊維に沿って実質的に均一に分布され 、凝集した樹脂内に繊維が埋まることはない。この構造において、粒子102は 、例えば、塗装済自動車本体パネルの処用理等、完成製品の最初の研磨剤塗布に 即座に効果的であるように位置決めされる。 本発明の製品に使用するのに適切な不織ウェブは、エアレイド、カード、ステ ッチボンド、スパンボンド、ウェットレイド、またはメルトブロー構造によって 製造することができる。好適な不織ウェブは、Hoover et al.に付与された米国 特許第2,958,593号に記載されている目の粗い厚く弾力のある三次元エア レイド不織支持体である。あるいは、本願に使用される不織ウェブは、多数のけ ん縮フィラメント(例えば、熱可塑性フィラメント)から形成される低密度不織 製品であってもよく、実質的に全てのフィラメントの第1の端が一緒になって第 1の結合サイトで結合し、実質的に全てのフィラメントの第2の端が一緒になっ て第2の結合サイトで結合し、フィラメントの結合しない部分は第1の結合サイ トと第2の結合サイトとの間に配列される。そのような不織ウェブは、Heyer et al.に付与された米国特許第4,991,362号及び第5,025,596号に記 載されている。 不織ウェブは、第1の主要ウェブ面104と、第2の主要ウェブ面106と、 第1の主要ウェブ面と第2の主要ウェブ面との間に延在する中間ウェブ部分とを 具備することが好ましい。ウェブは、含浸用樹脂及び接着結合剤が変形せずに硬 化する温度に耐えることのできる適切な合成繊維から製造される。本発明の製品 に使用するのに適切な繊維は、天然繊維、合成繊維及びそれらの混合物を含む。 合成繊維は、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート)、ナイロン( 例えば、ヘキサメチレンアジパミド、ポリカブロラクタム)、ポリプロピレン、 アクリル(アクリロニトリルの重合体から形成される)、レーヨン、酢酸セルロー ス、ポリ塩化ビニリデン-塩化ビニル共重合体、塩化ビニル-アクリロニトリル共 重合体等から製造されるものを含むことが好適である。適切な天然繊維は、綿、 ウール、ジュート及び大麻製のものを含む。使用される繊維は、未使用繊維であ るか、または、例えば、衣服裁断、カーペット製造、繊維製造または織物工程か ら再利用される廃棄繊維であってもよい。繊維材料は、均質繊維であってもよく 、または、二成分繊維(例えば、コスパンシースコア繊維)等の複合繊維であっ てもよい。ウェブの異なる部分(例えば、第1のウェブ部分、第2のウェブ部分 及び中間のウェブ部分)に異なる繊維を含む製品を提供することも本発明の範囲 である。ウェブの繊維は伸長しけん縮することが好ましいが、Fitzerに付与され た米国特許第4,227,350号に記載されたもの等の押出工程によって形成さ れる連続フィラメント、及びHeyer et al.に付与された前述の’362号特許及 び’596号特許に記載の連続繊維でもよい。 不織ウェブが上述のように識別されたHeyer et al.によって記載された型のも のである場合、不織ウェブに使用される申し分のない繊維は、長さ約20〜約1 10mmであり、約40〜約65mmが好ましく、繊度すなわち線状密度は約1.5 〜500デニールの範囲であり、約15〜110デニールが好ましい。所望の表 面仕上げを得るために、デニールの混合した繊維を不織ウェブの製造に使用する こともできると企図される。長繊維の使用も企図され、当業者は本発明が、使用 される繊維の性質によって、またはそれぞれの長さ、線状密度等によって制限さ れるものではないと理解する。 前述の不織ウェブは、ランドウェバー(Rando Webber)機械(ニューヨーク州 のRando Machine Companyが販売)で容易に形成される。または、他の従来の方 法によって形成してもよい。スパンボンド型不織ウェブ材料を使用する場合、フ ィラメントは実質的に直径が長く、例えば、直径2mm以上までであってもよい。 有用な不織ウェブは好ましくは単位面積当たりの重量が少なくとも約50g/m2 であり、50〜200g/m2であることが好ましく、75〜150g/m2であるこ とがより好ましい。不織ウェブ内の繊維の量が少ないと、提供される製品は用途 によっては適切でありうるが、低繊維重量の製品は商品としての使用寿命が短い 場合がある。前述の繊維重量は一般に、ニードリングまたは含浸前の厚さが約5 〜約200mm、一般には6〜75mm、好ましくは10〜30mmのウェブを提供す る。 不織ウェブは任意に、ニードルタッキング、すなわち、有刺針を不織ウェブに 通すことによって不織ウェブを機械的に強化する処理によって、補強し、強固に することができる。この処理の間に、針はその針があるウェブの繊維を引きなが ら不織ウェブ中を通るため、針を抜いた後、ウェブの繊維の個々の集まりは不織 ファブリックの厚さ方向に配向される。ニードルタッキングの量または程度は、 15×18×25×3.5RB,F20 6-32-5.5B/3B/2E/L9 0針(ウィスコンシン州.マニトウォックのFoster Needle Companyが販売)を 使用するとき、ウェブ表面の1平方ヤンチ当たり約8〜約20針貫通が使用され る。ニードルタッキングは、例えば、ノースカロライナ州シャーロットのDilo,I nc.が販売の従来のニードル織機を使用することによって容易に達成される。 ウェブがエンドレスベルトまたは研磨ディスク等の機械駆動研磨製品に組み込 まれる場合、補強ファブリックバッキングをウェブの主表面の1つに添加するこ とが好ましい。補強ファブリックは、反対方向に引かれるときに伸縮値が低い耐 伸縮性のある織布ファブリックが好ましい。約20%未満の伸縮値が好適であり 、約15%未満の伸縮値が更に好適である。本発明の製品の補強ファブリックと して使用するのに適切な材料は、熱結合ファブリック、メリヤス生地、ステッチ ボンドファブリック等を含むが、それらに限定されない。当業者は、本発明は補 強織の選択に限定されるものではないことを認識し、本発明は本明細書に記載の 必須特性を有する材料のいずれの型を含んでもよいと企図される。ファブリック バッキングは不織ウェブに接着剤で添付されるか、または、前述のニードルタッ キングステップの間に、すべて公知のやり方で、添付することができる。次いで 、適切な重合体を含む追加層を、1996年1月9日登録され本願譲受人に譲渡 された米国特許第5,482,756号に記載された方法で、または1995年1 月6日に出願され本願譲受人に譲渡された米国特許出願第08/369,933 号に記載された方法で、ファブリックバッキングの露出面上に加えてもよい。 プレボンド樹脂は、ウェブ内の繊維を相互接触点で互いに結合するのに使用す るときに、下記に記載の一次塗布前駆物質に類似した、または同一の塗布可能な 樹脂系接着剤を含むことが好ましい。プレボンドは、熱硬化性水系フェノール樹 脂製であることがより好ましい。プレボンドは、比較的軽いコーティングでウェ ブに加えられ、一般に、乾燥含浸重量は、上記範囲内の繊維重量を有する不織ウ ェブに加えられるフェノールプレボンド樹脂に対して約50〜200g/m2の広 い範囲である。ポリウレタン樹脂及び他の樹脂を使用することもでき、当業者は 、実際に加えられる樹脂の選択及び量は、例えば、不織ウェブの繊維重量、繊維 密度、繊維型、及び完成製品の企図される最終使用等を含む様々な要因のいずれ にも左右されうることを認識する。当然ながら、本発明はプレボンド樹脂の使用 を必要とせず、本発明はいずれの特定のプレボンド樹脂を含む不織ウェブに限定 されるとは解釈されないものとする。 図2に見られるように、好ましくは前述したものであり第1の側面104及び 第2の側面106を有する厚く弾力のある不織ウェブ100が装置14に供給さ れる。この段階で、不織ウェブ100はプレボンドしたウェブであることが好ま しく、研磨粒子はまだ含んでいない。下記に詳述するように、接着層は、樹脂系 一次塗布前駆物質または第1の樹脂と、任意にその一次塗布前駆物質に加えられ る二次塗布前駆物質または第2の樹脂とを、ウェブに加えることによって形成さ れる。接着層は、硬化したときに研磨粒子を繊維に強力に結合する必要な接着力 を提供する塗布量でウェブに塗布される一次塗布前駆物質及び二次塗布前駆物質 から形成されることが好ましい。本発明の完成製品において、接着層は、粒子を 樹脂に包埋せずに微細研磨粒子上に樹脂の軽いコーティングを提供する。例えば 、顕微鏡で観察すると、個々の粒子が繊維にしっかり固定され、繊維の外表面か ら外側に延在することが観察される。この構造においいては、微細研磨粒子は、 完成製品の最初の塗布で即座に研磨効果があるように製品内に位置決めされる。 更に、粒子はウェブの繊維に強力に接着し、申し分のない使用寿命を備えた研磨 製品を提供する。 不織ウェブ100はまず塗布機20を通り、塗布機20は第1の接着剤または 一次塗布前駆物質をウェブ100へ塗布する。塗布機20は、吹付塗布機、ロー ルコーター、ディップコーター、ロール式ナイフ塗布機等、当業界で公知のいず れの適切な塗布機を具備してもよい。下記に記載の好適な発泡一次塗布前駆物質 を塗布するとき、好適な塗布機20は二重ロールコーターを具備し、ウェブ10 0は2つの対向するロールによって形成されるニップを通る。そのような塗布機 は当業界ではよく知られているため、本明細書に更に記載する必要はない。発泡 一次塗布前駆物質は、当業界では公知のようにスロットダイを通して発泡機から 上ロールへ塗布される。1つの好適な実施態様において、発泡機は、ペンシルバ ニア州ウェストローンのSKG Industriesが「F2S-8」として販売の型のもの である。発泡一次塗布前駆物質をウェブに塗布する他の適切な構成は下記を含む が、それらに限定されない。すなわち、一次塗布前駆物質をスロットダイで二重 ロールコーターの下ロールまたは両方のロールに塗布することと、二重ロールコ ーターのニップへ入る前に一次塗布前駆物質をスロットダイで直接ウェブへ塗布 することと、一次塗布前駆物質をロールコーターを使用せずにスロットダイで塗 布し、任意にスロットダイと反対側のウェブにわたって真空にすること、対向す るスロットダイでウェブの両側に一次塗布前駆物質を塗布して、次にウェブをロ ールコーターに通すか、または通さないことと、ウェブを横切るホースまたはダ クトで一次塗布前駆物質を塗布すること、である。 本発明に使用するのに適切な一次塗布前駆物質は、塗布可能で固化可能な接着 結合剤であり、一つ以上の熱可塑性または好ましくは熱硬化性の樹脂系接着剤を 含んでもよい。本発明に使用するのに適切な脂系接着剤として、フェノール樹脂 、ペンダントα、β不飽和カルボニル基を有するアミノプラスト樹脂、ウレタン 樹脂、エポキシ樹脂、エチレン系不飽和樹脂、アクリル化イソシアヌレート樹脂 、ユリアホルムアルデヒド樹脂、イソシアヌレート樹脂、アクリル化ウレタン樹 脂、アクリル化エポキシ樹脂、ビスマレイミド樹脂、フルオレン変性エポキシ樹 脂、及びこれらの組み合わせが挙げられる。触媒及び/または硬化剤を結合剤前 駆物質に追加して、重合過程を開始及び/または促進してもよい。 エボキシ樹脂はオキシランを有し、開環によって重合される。そのようなエポ キシ樹脂は、単量体エポキシ樹脂及び重合体エポキシ樹脂を含む。これらの樹脂 は、主鎖及び置換基の性質が極めて変動しやすい。例えば、主鎖は、通常エポキ シ樹脂に関連するいずれの型でもよく、その上にある置換基は、室温でオキシラ ン環に反応する活性水素原子のないいずれの基でもよい。受容可能な置換基の代 表例として、ハロゲン、エステル基、エーテル基、スルホン基、シロキサン基、 ニトロ基及び燐酸基が挙げられる。好適なエポキシ樹脂の例として、2,2-ビ ス〔4-(2,3-エポキシプロポキシ)-フェニル)プロパン(ビスフェノールA のジグリシジルエーテル)〕及び、シェルケミカル社が販売の「Epon828」、「Epon1 004」及び「Epon1001F」、ダウケミカル社が販売の「DER-331」、「DER-332」及 び「DER-334」という商品名の市販材料が挙げられる。他の適切なエポキシ樹 脂として、フェノールホルムアルデヒドノボラックのグリシジルエーテル(例え ばダウケミカル社が販売の「DEN-431」及び「DEN-428」)が挙げられる。 エチレン系不飽和結合剤の例として、ペンダントα、β不飽和カルボニル基を 有するアミノプラスト単量体または低重量体、エチレン系不飽和単量体または低 重量体、アクリル化イソシアヌレート単量体、アクリル化ウレタン低重量体、ア クリル化エポキシ単量体または低重量体、エチレン系不飽和単量体または稀釈剤 、アクリル化分散液、またはそれらの混合物が挙げられる。 アミノプラスト結合剤前駆物質は、単量体または低重量体1つにつき少なくと も1つのペンダントα、β不飽和カルボニル基を有する。これらの材料について は、米国特許第4,903,440号(Larson et al.)及び第5,236,472 号(Kirk et al.)に更に記載されている。 エチレン系不飽和単量体または低重量体は、一官能価、二官能価、三官能価、 四官能価、またはそれ以上の官能価でもよい。アクリレートという用語は、アク リレートとメタクリレートとの両方を含む。エチレン系不飽和結合剤前駆物質は 、炭素、水素及び酸素の原子を含み、任意に窒素及びハロゲンを含む単量体及び 重合体両方の化合物を含む。酸素または窒素の原子、またはその両方は、一般に 、エーテル基、エステル基、ウレタン基、アミ基ド及び尿素基内に存在する。エ チレン系不飽和化合物の分子量は約4000未満であることが好ましく、脂肪族 モノヒドロキシ基または脂肪族ポリヒドロキシ基を含む化合物と、アクリル酸、 メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレイン酸等の不飽 和 カルボン酸との反応から作られるエステルであることが好ましい。エチレン系不 飽和単量体の代表例として、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ス チレン、ジビニルベンゼン、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチル メタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタク リレート、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチルメタクリレート、 ビニルトルエン、エチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコール ジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、ヘキサンジオールジア クリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパン トリアクリレート、グリセロールトリアクリレート、ペンタエリトリトールトリ アクリレート、ペンタエリトリトールトリメタクリレート、ペンタエリトリトー ルテトラアクリレート及びペンタエリトリトールテトラメタクリレートが挙げら れる。他のエチレン系不飽和樹脂として、モノアリル、ポリアリル及びポリメタ リル、及び、ジアリルフタレート、ジアリルアジペート及びN,N-ジアリルア ジパミド等のカルボン酸のアミドが挙げられる。更に他の窒素含有化合物として 、トリ(2-アクリル−オキシエチル)イソシアヌレート、1,3,5-トリ(2 -メチアクリロキシエチル)-s-トリアジン、アクリルアミド、メチルアクリル アミド、N-メチルアクリルアミド、N,N-ジメチルアクリルアミド、N-ビニ ル-ピロリドン及びN-ビニル-ピペリドンが挙げられる。 少なくとも1つのペンダントアクリル基を有するイソシアヌレート誘導体及び 少なくとも1つのペンダントアクリル基を有するイソシアネート誘導体は、米国 特許第4,652,274号(Boettcher et al.)に更に記載されている。好適な イソシアヌレート材料は、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレートのトリ アクリレートである。 アクリル化ウレタンは、ヒドロキシを末端基とするイソシアネート増量ポリエ ステルまたはポリエーテルのジアクリレートエステルである。市販のアクリル化 ウレタンの例として、Morton Chemicalが販売の「UVITHANE782」及びU CB Radcure Specialtiesが販売の「CMD6600」、「CMD8400」及び「CMD88 05」が挙げられる。アクリル化エポキシは、ビスフェノールAエポキシ樹脂のジ アクリレートエステル等のエポキシ樹脂のジアクリレートエステルである。市販 のア クリル化エポキシの例として、UCB Radcure Specialtiesが販売の「CMD350 0」、「CMD3600」及び「CMD3700」が挙げられる。 アクリル化ウレタンは、ヒドロキシを末端基とするNCO増量ポリエステルま たはポリエーテルのジアクリレートエステルである。市販のアクリル化ウレタン の例として、Morton Chemicalが販売のUVITHANE782及びUCB Radcure Specialtiesが販売のCMD6600、CMD8400及びCMD8805が挙げられる。 アクリル化エポキシは、ビスフェノールAエポキシ樹脂のジアクリレートエス テル等のエポキシ樹脂のジアクリレートエステルである。市販のアクリル化エポ キシの例として、UCB Radcure Specialtiesが販売のCMD3500、CMD3600 及びCMD3700が挙げられる。 エチレン系不飽和稀釈剤または単量体は、米国特許出願第08/5,236,4 72号(Kirk et al.)及び米国特許出願第08/144,199号(Larson et al.)に見いだすことができる。これらのエチレン系不飽和稀釈剤は水に対する 相溶性を示す傾向があるため有用な場合もある。 アクリル化分散液に関する更なる詳細は米国特許第5,378,252号(Foll ensbee)に見いだすことができる。 結合剤前駆物質に部分的に重合したエチレン系不飽和単量体を使用することも 本発明の範囲内である。例えば、アクリレート単量体を部分的に重合して一次塗 布前駆物質に組み込むことができる。部分重合の程度は、結果として得られる部 分的に重合したエチレン系不飽和単量体が過度に高い粘性を有さず結合剤前駆物 質が塗布可能な材料であるように制御されなければならない。部分的に重合する ことができるアクリレート単量体の例としてイソオクチルアクリレートが挙げら れる。部分的に重合したエチレン系不飽和単量体と、別の部分的に重合したエチ レン系不飽和単量体及び/または縮合硬化可能結合剤との組み合わせを使用する ことも本発明の範囲内である。 上述の自動車用途に使用するハンドパッドの製造において、本発明の一次塗布 前駆物質として使用される接着材料は、Kirk-Othmerの「Encyclopedia of Chemi cal Technology」第3版、Wiley&Sons、1981、ニューヨーク、第17巻、p .384-p.399記載のレゾール及びノボラック樹脂等の熱硬化性フェノール 樹脂を含むことが好ましい。レゾールフェノール樹脂は、アルカリ触媒及び一般 にホルムアルデヒドとフェノールとのモル比が1.0:1.0〜3.0:1.0 であるモル比の大きいホルムアルデヒドで製造される。ノボラック樹脂は酸触媒 下で製造され、ホルムアルデヒドとフェノールとのモル比は1.0:1.0未満 である。本発明の製品の製造に有用な一般的なレゾール樹脂は約0.75%(重 量)〜約1.4%の遊離ホルムアルデヒド、約6%〜約8%の遊離フェノール及 び78%の固体を含み、残りは水である。そのような樹脂のpHは約8.5であ る、粘度は約2400〜約2800センチポアズの間である。本発明に使用する のに適切な市販のフェノール樹脂は、Occidental Chemicals Corporation(ニュ ーヨーク州、ノーストナワンダ)が販売の「Durez」及び「Varcum」、Monsanto Co rporationが販売の「Resinox」、及びAshland Chemical Companyが販売の「Arofen e」及び「Arotap」という商品名で公知のもの、及び、カナダ、オンタリオ州、 ミシソーガのNeste Canadaの事業部、Neste Resinsが「BB077」という商品名 で販売のレゾール前駆物質を含む。必要に応じてまたは所望により、有機溶剤を フェノール樹脂に加えてもよい。 一次塗布として使用される接着結合剤は、不織ウェブの繊維に塗布する前に発 泡または起泡することが好ましい。結合剤組成は乾燥時に硬化する結合剤の水様 分散液であってもよい。これらの結合剤組成の中で最も好適なものは、発泡可能 、塗布可能、硬化可能なレゾールフェノール樹脂であり、界面活性剤を含み、気 泡の形成を助け、その安定性を高めるものである。市販の界面活性剤の例として 、カリフォルニア州、Paso RoblesのChemron Corporationが販売の「SULFO CHEM SLS」という商品名で知られているものが挙げられる。そのような 発泡剤(乳化剤)または界面活性剤を一次塗布樹脂に加えて、液体塗料に適合す る塗布方法を使用して不織ウェブに塗布する。総湿成分の1.0%〜6.0%に 近似する量、好ましくは約3%量を使用した。 本発明の一次塗布前駆物質として有用な、発泡可能、塗布可能、硬化可能な樹 脂組成は、発泡がひどく壊れる前に不織ウェブに発泡を塗布することができるよ う、十分長い間発泡形態を維持することができるものでなければならない。発泡 一次塗布は不織ウェブに塗布するとすぐに壊れ始めるため、繊維の最上面を越え て粒子がウェブに浸透するようなやり方で研磨粒子の塗布を達成することができ ることが好ましい。樹脂組成は、機械的発泡または起泡、不溶性気体の注入及び 分散、または、熱等によって分解して気相材料を形成する化学発泡剤の使用等、 公知の方法によって発泡させることができる。本発明の目的のために、発泡可能 、塗布可能、硬化可能な樹脂組成は、ブロー比、すなわち発泡した容量の未発泡 の出発原料に対する比が、2:1〜99:1の間で発泡可能でなければならない 。フェノール発泡結合剤樹脂分散液は、気体含有量が少なくとも20容量%であ ることが好ましく、50%〜99%がより好ましい(あるいは、ブロー比が2: 1〜99:1の間であり、5:1〜25:1の間が好ましく、約10:1がより 好ましい)。変わりやすい発泡は、繊維層に加えられる樹脂の湿式含浸重量を減 少するために、少なくともウェブの繊維に発泡を加えるまで構造的保全性を保持 しなければならない。一次塗布を発泡することによって、発泡樹脂を空気で大い に稀釈して、発泡がない場合に必要な量よりも少ない量を使用しながら樹脂容量 を大幅に増量することができるため、所望の且つ経済的に魅力のある樹脂含浸重 量の低下を提供する。発泡樹脂をウェブの繊維に加えることにより、繊維の長さ 方向に沿った樹脂の実質的に均一な単分子層を作ることができ、繊維は、今度は 、微細研磨粒子用の結合表面を提供する。 発泡樹脂は不織ウェブに加えられ、乾燥時に不織ウェブの繊維をシース状に被 覆する量を提供する。上述の繊維重量を有するウェブにとって、起泡フェノール 一次塗布前駆物質含浸重量は、約33g/m2〜約105g/m2の範囲内にあること が好ましい。使用されている特定の含浸重量は、不織ウェブの性質(例えば、繊 維重量、繊維型等)及び使用されている樹脂の性質等のいくつの要因に左右され る。適切な一次塗布含浸重量は、当該分野に従事する者の技術範囲内である。 第1の接着剤塗布機20を出ると、ウェブ100は第1の粒子塗布機22を通 る。第1の粒子塗布機22は、研磨粒子102をウェブの第1の表面104に塗 布するよう構成されることが好ましい。下記に更に説明するように、研磨砥粒1 02は表面104からウェブ100のある深さへ浸透する。研磨砥粒をウェブ1 00の第2の側面106へ塗布することが所望されるとき、ウェブはロール24 a、24b上を通り、ウェブを再配向して第2の側面106を上へ向かせる。次 いでウェブ100は、研磨粒子102をウェブ100の第2の側面106へ塗布 するよう構成された任意の第2の粒子塗布機26を通る。第2の粒子塗布機26 は第1の粒子塗布機22と同一の構造であることが好ましい。しかし、用途によ っては、第1の粒子塗布機22とは異なる型または異なる構成の第2の粒子塗布 機26を使用することが好ましいこともある。また、第2の粒子塗布機26は、 第1の粒子塗布機22によって塗布される研磨粒子と同一のまたは異なる組成及 び/またはサイズを有する研磨粒子を塗布してもよい。 本発明の研磨製品に含まれるのに適切な研磨粒子は、公知の全微細研磨粒子を 含む。そのような微細研磨粒は、メジアン粒子直径が約60ミクロン以下の粒子 サイズの分布で提供されることが好ましい。前述の自動車用途に使用されるハン ドパッドを製造する際には、メジアン粒子直径は60ミクロンより小さくてもよ い。そのような製品において、40ミクロン以下のメジアン粒子直径が幾分より 好適である。他の製品においては、メジアン粒子直径が60ミクロンを超える粒 子が好適でありうる。本発明に有用な研磨材料の様々な型の中に、酸化セラミッ クアルミニウム、熱処理酸化アルミニウム、白色溶融酸化アルミニウム等の酸化 アルミニウム粒子、及び、炭化ケイ素、アルミナジルコニア、ダイアモンド、酸 化セリウム、立方晶窒化ホウ素、ガーネット、及びそれらの組み合わせが含まれ る。有用な研磨粒子として、熱硬化性または熱可塑性重合体粒子等のより柔らか く攻撃性の少ない材料、及び、例えば、堅果の果皮等の砕けた天然産品が挙げら れる。 当業者は、粒子組成及び粒子サイズの選択は、完成研磨製品の企図された最終 使用に左右され、製品によって処理される工作物表面の性質及び所望の研磨効果 を考慮に入れることを認識する。本発明の研磨製品に含まれるのに適切な微細研 磨粒子は、モース硬度が少なくとも約5である材料を含むことが好ましいが、用 途によってはより柔らかい粒子でもよく、本発明は特定の硬度値を有する粒子に 限定されると解釈されるものではない。前述の自動車用途に使用されるハンドパ ッドを製造する際には、微細研磨粒子は、前述の粒子サイズの分布を有する酸化 アルミニウム粒子を含むことが好ましい。粒子を、不織ウェブの第1の主表面ま たは第2の主表面の少なくとも一方に加え、完成製品の企図された最終使用に適 切な粒子添加量を提供する。前述の自動車用途の製品を製造する際には、例えば 微細研磨粒子をウェブに塗布して、ウェブの各側面につき約63〜168g/m2 (24平方インチにつき約15〜40砥粒)の範囲内にあることが好ましい含浸 重量を提供する。 微細研磨粒子102をウェブ100の少なくとも第1の表面104に塗布し、 任意に第2の表面106に塗布した後、ウェブ100は例えば赤外線ランプまた は赤外線加熱炉等の熱源(図示せず)に露出され、少なくとも部分的に樹脂を硬 化するのに必要な程度まで一次塗布前駆物質を加熱することが好ましい。用途に よっては、この段階で樹脂を完全に硬化することが好ましいこともある。加熱は 、十分な熱分布及び空気流れを与えるいずれの熱源で行ってもよい。適切な熱源 の例として、強制空気炉、熱対流炉、赤外線加熱等が挙げられる。放射線エネル ギの使用も本発明の範囲内である。熱活性化可能な熱硬化性樹脂発泡のために、 溶剤(例えば、水)を少なくとも駆逐し、樹脂の少なくとも部分硬化(架橋)を 開始するのに十分な時間、加熱することが好適である。 好適な実施態様において、ウェブ100は、第2の粒子塗布機26を出た後、 第2の接着剤または二次塗布前駆物質塗布機28を通る。二次塗布前駆物質塗布 機は第1の接着剤塗布機20と同一の構造であることが好ましい。用途によって は、その代わりに、第1の接着剤塗布機20とは異なる構成の塗布機28を使用 することが所望されることもある。用途によっては、二次塗布を加えないことが 好適であることもある。 二次塗布前駆物質は、前述の一次塗布前駆物質と同一でもよく、または一次塗 布前駆物質とは異なっていてもよい。二次塗布前駆物質は、例えば、フェノール 樹脂、ユリアホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、アクリレート樹脂、ウレタ ン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アミノプラスト樹脂、及びそれらの 組み合わせ及び混合物等の、前述のいずれの樹脂系接着剤または粘着性接着剤を 含んでもよい。二次塗布前駆物質は、一次塗布前駆物質に使用した接着剤に類似 したあるいは同一の樹脂系接着剤を含むことが好ましい。二次塗布前駆物質は、 熱硬化性樹脂または放射線硬化可能樹脂のいずれかを含むことがより好ましい。 二次塗布前駆物質は、上述の熱硬化性フェノール樹脂を含むことが最も好ましい 。 二次塗布前駆物質も、樹脂の含浸重量を低下させて、研磨粒子が樹脂塗膜内に包 埋しないようにし、完成製品の最初の塗布のために使用するのに利用不可能では ないように、一次塗布に塗布する前に発泡させることが好ましい。二次塗布前駆 物質は、約5:1〜約25:1のブロー比で発泡させることが好ましく、約20 :1のブロー比であることがより好ましい。発泡したまたは起泡した二次塗布前 駆物質を不織ウェブに塗布して、粒子を樹脂の下に包埋せずに薄く実質的に均一 なコーティングで研磨粒子を被覆する含浸重量を提供することが好ましい。前述 の発泡フェノール樹脂を前述の繊維重量を有する不織ウェブに塗布する場合、二 次塗布の乾燥含浸重量は、約33g/m2〜105g/m2の範囲内にあることが好ま しい。しかし、特定の含浸重量は、不織ウェブの性質(例えば、繊維重量、繊維 型等)及び使用される樹脂の性質等のいくつの要因に左右される。適切な二次塗 布含浸重量の決定は、当該分野に従事する者の技術範囲内である。 一次塗布前駆物または二次塗布前駆物質あるいはその両方は、充填剤、繊維、 潤滑剤、研削助剤、湿潤剤、界面活性剤、顔料、染料、カップリング剤、可塑剤 、沈殿防止剤、静電防止剤等の任意の添加剤を含んでもよい。可能な充填剤とし て、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、メタケイ酸カルシウム、アルミナ三水和 物、氷晶石、マグネシア、カオリン、石英及びガラスが挙げられる。研削助剤と して機能する充填剤として、氷晶石、フッ化ホウ素酸カリウム、長石及び硫黄が 挙げられる。充填剤は、一次または二次塗布前駆物質100部に対して約400 部までの量、好ましくは約30〜150部の量を使用することができ、硬化した 塗料の良好な柔軟性及び靭性を維持する。これらの材料の量は、当業者には公知 なように、所望の特性を提供するように選択される。 有機溶剤及び/または水を前駆物質組成に加えて粘性を変えてもよい。発泡前 の好適な粘度は、室温(例えば25℃)で10〜10,000cpsの範囲であり( ブルックフィールド粘度計を使用して測定)、通常50〜1,000cpsの範囲で ある。特定の有機溶剤及び/または水の選択は当該分野に従事する者の技術範囲 内であると思われ、結合剤前駆物質に使用する熱硬化性樹脂及び使用されるこれ らの樹脂の量に左右される。 第1の粒子塗布機22の好適な実施態様を図3に詳細に示す。ウェブ100は 、 移動ベルト30によって塗布機22を通って運搬され、移動ベルト30はロール 32a及び32bの回りを通り、そのうちの少なくとも1つは駆動ロールである 。ウェブ100は粒子吹付ブース34を通る。ブース34は、第1の側部36、 第2の側部38、上部40及び底部42を含む。ブース40は図示しない前部及 び後部も含む。第1の側部36は、ウェブ100及び移動ベルト30がブース3 4に入る大きさ及び構成の入口スロット44aを含む。第2の側部38は、ウェ ブ100及び移動ベルト30がブース34に出る大きさ及び構成の出口スロット 44bを含む。スロット44a、44bは、それぞれ側部36、38の底部近く に位置する。ブース34の上部40の開口を通って粒子吹付機46が装着され、 粒子吹付機46は吹付機の出口47に装着されたそらせ板48を有する。ウェブ 100は、この点で一次塗布前駆物を含み、ブース34を通るベルト30によっ て担持される。ウェブが入口スロット44aから出口スロット44bへ動くと、 粒子吹付機46は粒子102をブースヘ導入し、ウェブの第1の側面104に研 磨粒子を塗布する。下記に記載するように、粒子102はウェブ100のある深 さへ浸透する。ウェブ100は、現在一次塗布前駆物によってウェブに接着した 研磨粒子を具備しており、次いでブース34を出る。 1つの好適な実施態様において、粒子吹付機46は流動床52から研磨粒子/ 空気混合物を受ける。研磨粒子102は流動空気(適切な源からによる、図示せ ず)によって床52内で流動化され、流動空気入口53を介して床に導入される 。流動空気流量は流動化を発生させるほど十分高くなければならないが、床に「 虫喰い傷」、すなわち、床中の大幅な流動化を発生させずに空気が粒子を通る少 数の散在した地点、が発生するほど高くはない。流動空気流量は粒子102の「 層形成」、すなわち、小さい粒子が床の頂部に向けて移動する傾向があり、大き な粒子は床の底部に向けて移動する傾向がある状態、を最小化するよう選択しな ければならない。 流動床52の頂上に当業界では公知のようにベンチュリ入口56がある。例示 した実施態様において、ベンチュリ56は、一次空気入口58を介して適切な源 から一次空気を受ける。一次空気はべンチュリ56を通って流動粒子と引抜管5 4を通る空気との混合物を引き、引抜管54はベンチュリ56から流動床52内 に延在する。二次空気入口60を介して二次空気を任意にベンチュリ入口56に 加えてもよい。粒子がベンチュリ内に引かれた後に二次空気を流動研磨粒子に加 えて、粒子ホース64を介して流動研磨粒子/空気混合物を吹付機46へ分配す る助けをし、粒子ホース64はベンチュリ出口62から粒子吹付機46の入ロへ 延在する。 粒子吹付機46の出口47に装着されたそらせ板48は、流動研磨粒子/空気 混合物を再方向づける。そらせ板48は、そらせ板頂部49(図5、6に例示)、 そらせ板底部50及びそらせ板壁51を含む。上述の、ウェブ100上に微細研 磨粒子の好適な均一分布を得るために、本願発明者は、流動研磨粒子/空気混合 物を直接ウェブ100に吹き付けないように、流動研磨粒子/空気混合物の流れ を再方向づけることが好適であることを発見した。代わりに、研磨粒子102の 所望の均一分布は、液体一次塗布前駆物質を上に有するウェブ100上に吹付ブ ース34の研磨粒子の均一に分散された曇りを作ることによって、本発明の方法 及び装置で達成される。次いで曇りは、重力による沈降によって、ウェブ100 上に所望の均一パターンで堆積する。そのように均一に分散した曇りによって、 個々の微細研磨粒子が凝集したり、互いに群れたりするのを防止する助けとなる 。代わりに、研磨粒子は、図4に示すように、一次塗布前駆物質を上に有するウ ェブ上に曇りから沈降する。1つの好適な配列において、そらせ板底部50は直 径32mm(1.26インチ)であり、そらせ板の底縁は、スプレーガンの出口か ら20mm(0.79インチ)延在し、不織ウェブ100上の高さ155mm(6. 1インチ)で保持される。当然ながら、他の配列も本発明の範囲内である。例え ば、そらせ板のサイズ、そらせ板の形状、壁51の輪郭、粒子吹付機46の数及 び場所、ウェブ上のそらせ板の高さ、ウェブ100の速度及び流動研磨粒子/空 気混合物内の空気圧及び研磨粒子の率は、各々変動することができる。そのよう なパラメータを変えて、研磨粒子の所望の含浸重量、研磨粒子のウェブ100へ の所望の浸透及びウェブ100上の研磨粒子の所望の均一性を達成することがで きる。 1つの好適な実施態様において、吹付機46、流動床52及び制御機(図示せ ず)はインジアナ州、インディアナポリスのGema、Illinois Tool Works Company が販売のモデルPG 1-EManual Enamel Powder Gunを含むMPS 1-L Manual Powder Systemとして知られている市販のシステムであり、実質的に図3に示す 丸みを帯びたそらせ板を備える。 別の好適な実施態様において、研磨粒子吹付装置は、イリノイ州、フランクリ ンパークのBinks Manufacturing Company(Sames)が販売の型であり、50lb流動 床、GCM-200ガン制御モジュール、SCM-100安全制御モジュール、STAJ ETSRV型414ガンを含み、標準粉体圧送ポンプを備える。 粒子吹付機46の別の好適な実施態様は、図5、6に示す。この実施態様にお いて、吹付機は、細長い管66を有し、細長い管66は一端に出口47と、管の 対向する端に入口68とを有する。使用時にはこの吹付機46の実施態様は、先 に記載した図3の実施態様に関連して示したように、入口68に取り付けられた 研磨粒子/空気混合物ホース64を有する。図5、6に示す吹付機46の実施態 様は、吹付ブース34に装着され、図3に示した粒子塗布機22の実施態様に関 して記載したように作用する。 図5、6に戻ると、吹付機46は管66の出口47に装着された粒子そらせ板 48を含む。そらせ板48はいずれの適切な装着手段によって管66に装着され る。1つの好適な実施態様において、そらせ板マウント70は、第1の端74と 第2の端76とを有する略矩形プレートを具備する基部72を含む。基部72は 、出口47に近接する管66の端にあるスロット69に嵌合するような大きさ且 つ構成である。マウント70は、永久にまたは取り外し可能に管66に装着され る。例示した実施態様において、基部72は、基部72の第1及び第2の端の穴 78に添付されたばね、クリップまたは他の適切な締結具(図示せず)によって スロット69に解放可能に保持される。基部72から、基部に添付された(例え ば、鑞付けによって)第1の端と、管66の出口47を越えて延在する第2の端 84とを有するねじ山を切ったロッド80が延在する。ねじ山を切ったロッド8 2は、そらせ板48の頂部49の同様のねじ山を切った穴に係合するように構成 される。これによってそらせ板48の位置は、そらせ板48を回転することによ って管66の出口47に対して適宜調節することができる。これによって、上述 のように吹付機46を離れる粒子102の動作の方向を変えることができる。そ らせ板48は、頂部49に対向する底部50と、頂部49と底部50との間を延 在するそ らせ板壁51も含む。 吹付機46の代替実施態様を図6Aに示す。この実施態様において、ねじ山を 切ったロッド80は細長く、テーパ状端82を含み、管66を通る研磨粒子の流 れを方向づける助けをする。ピン73は管66の壁にある穴75を通って延在し 、ロッド80の穴を通って延在し、吹付機46のロッド80に装着する。1つの 実施態様において、ロッド80のテーパ状端82は入口68で終結する。他の実 施態様において、端82は入口68を越えて延在するか、または入口はロッドの 端82を越えて延在する。そらせ板48は、上述のようにねじ山を切った端84 に装着される。 管66及びそらせ板48は、研磨粒子102の所望の均一な吹付パターンを提 供する大きさ且つ構成でなければならない。1つの好適な実施態様において、管 66は、長さ約61cm(24インチ)、内径1.08cm(0.425インチ)、外 径1.27cm(0.5インチ)であり、ステンレス鋼から製造される。管66の 他のサイズ及び材料も本発明の範囲内であると理解される。 研磨粒子吹付機46の別の好適な実施態様を図7に示す。この実施態様におい て、吹付機46は、回転する第1及び第2の円形ディスク90、91を具備し、 それぞれスタッド93によって接合される。第2のディスク91はその中央に穴 92を有する。第2のディスクは、中央穴92と同心の回転シャフト94に接合 する。回転シャフト94は、軸受98によって静止供給管95の外側に、回転シ ャフト94が静止供給管95に同心なように、回転可能に装着される。このよう にして、回転シャフト94、第1のプレート90及び第2のプレート91は、静 止供給管95の周りを一体として一緒に回転することができる。回転シャフト9 4は、空気モータ(図示せず)等のいずれの適切な動力手段によって駆動するこ とができる。供給管95は入口96及び出口97を含む。1つの好適な実施態様 において、供給管95の入口96は研磨粒子/空気混合物ホース64に接着され 、粒子吹付機46は、図3の実施態様に関連して説明したように粒子ブース34 の頂部40に装着される。そのような配列において、粒子吹付機46は、流動床 52から流動研磨粒子を受ける。この実施態様の変形例において、流動床52の 代わりに振動供給装置を使用してもよい。振動供給装置は研磨粒子を供給管95 の 入口96に供給するように接続される。 操作において、回転シャフト94はプレート90、91を回転させるように駆 動される。研磨粒子は供給管95を通り、出口97から出る。管出口97は、研 磨粒子が第1及び第2のプレート90、91の間の空間に入るように第2のプレ ート91の穴を通って位置決めされる。研磨粒子は回転プレート90の上表面に 衝突し、出口47を通つて、第1及び第2のプレート90、91の平面に略平行 な方向に分散する。粒子は、上記の実施態様に関して説明したように、好ましく は重力による沈降によって、ウェブ100の表面に堆積する曇りを形成すること が好ましい。1つの好適な実施態様において、粒子吹付機46は、イリノイ州、 フランクリンパークのBinks Manufacturing Company(Sames)が販売のBinks EP B-2000を具備し、研磨粒子は、オハイオ州、クリーブランドのCleveland Vbrat ory Companyが「Type 151」として販売の振動予供給装置によって粒子吹付機に 供給される。粒子吹付機のプレート90、91は6000〜9000RPMで駆 動されることが好ましいが、これよりも遅い速度及び速い速度も本発明の範囲内 である。研磨粒子供給速度、粒子供給装置の型及びプレートの回転速度を選択し て、所望の研磨粒子吹付パターン、所望の研磨粒子含浸重量、及び研磨粒子のウ ェブ100への所望の浸透程度を提供することができる。 本明細書に記載した好適な実施態様に共通なことは、粒子吹付機が、吹付機を 出る粒子102の流れの方向を、ウェブ100に対する垂直方向から、ウェブ1 00に平行な平面に近づく方向または越える方向へ、変える手段を含むことであ る。そのような方向は、粒子吹付機46の出口47をすぐ囲繞する域に関して記 載する。その後、粒子102はブース34の粒子の曇り内に分散することが好ま しい。次いで粒子は重力の影響下で曇りからウェブへ沈降する。このようにして 、本発明の方法の1つの好適な実施態様において、粒子がウェブ100に接着す る直前に、重力は、粒子吹付機46によって与えられる運動量よりも、大きい影 響を研磨粒子の動作に与える。ある用途では、粒子吹付機46によって与えられ る運動量は、粒子がウェブ100に接着する直前に、粒子102の動作にほとん どあるいは全く影響を与えない。他の用途では、例えば、研磨粒子102がウェ ブ100に深く浸透することが所望される場合は、上述の装置パラメータ及び構 成 を選択して、粒子吹付機46によって粒子102に与えられる下向きの運動量は 、粒子がウェブに接着する直前に、粒子の動作により大きい影響を与える。 図3、5、6に関連して記載した実施態様において、粒子吹付機46を出る粒 子102の流れを方向づける手段は、そらせ板48のそらせ板壁51である。粒 子吹付機の出口47に対するそらせ板48の位置を変動して、粒子吹付機を出る 研磨粒子102の所望の再方向の流れを得られることが好ましい。そらせ板48 がないと、粒子吹付機46を出る研磨粒子102は、ウェブ100に対して略垂 直である吹付機の長手方向軸に対して略平行に移動することが認識される。一般 に、そらせ板の壁51及び底部50が出口47に近づくと、粒子102の動作の 方向は、ウェブ100に対する垂直から大幅に変動する。壁51及び底部50が 出口47から更に動くと、粒子の動作の方向がウェブ100に対する垂直から変 動する量が低下する。図7に関連して記載した実施態様において、研磨粒子の流 れを方向づける手段は回転プレート90、91である。 用途によっては、セラミックインサート等の堅いインサートを、部品を通る研 磨粒子の長い流れのために摩耗しやすい装置14の部品内に配置することが所望 される場合もある。これは、例えば、粒子吹付機46、ベンチュリ入口56及び そらせ板48に所望される。そのようなインサートは装置14の一定の部品の有 用年数を長くするが、装置の性能に大幅な影響を与えるとは予想されない。 用途によっては、単一の吹付ブース34内に複数の粒子吹付機46を使用する ことが好ましい。粒子吹付機の各々は同一の構成であることが好ましいが、異な る型の粒子吹付機を単一の吹付ブース内に使用することもできると理解される。 粒子吹付機46は、ウェブがブース34を通るときに、ウェブ100に対して研 磨粒子102が均一に塗布されるようなパターンで配列されなければならない。 これは、第1の縁107から第2の縁108へウェブ100の幅にわたる各位置 が粒子吹付機46の各々によって生じる粒子パターン45の等しい数を横切るよ うに、複数の粒子吹付機46を配列することによって達成することができる。粒 子吹付機配列の例を図8A〜8Dに概略的に示す。これらの図は、ブース34( 図示せず)の頂部40に装着された粒子吹付機46によつて作られた吹付パター ン45の下を通るウェブ100の概略上面図である。ウェブ100上の研磨粒子 1 02の所望の塗布パターンを得るために、複数の吹付機46の各々の流量を変え るか、または、異なる構成の吹付機46を使用することは可能である。当業界で 公知のように所望の吹付パターンを達成するために粒子吹付機46を振動させる かまたは往復運動させること可能である。 複数の粒子吹付機46を使用するときには、図3に示したように同一数の粒子 塗布機22を使用することもでき、各粒子吹付機は、それぞれの流動床52用の 研磨粒子102を受ける。用途によっては、単一の流動床50から複数の粒子吹 付機46を供給することが好ましい。そのような配列の1つにおいて、複数のベ ンチュリインゼクタ56が単一の流動床に装着される。別の配列において、複数 の容量制御オーガー式供給装置を流動床の側壁に装着して、流動床50から所望 の速度で研磨粒子/空気混合物を引き出す。そのような供給装置の操作及び設計 はよく知られており、更に検討する必要はない。各オーガー式供給装置は、上述 のように、研磨粒子をベンチュリインゼクタ56内に堆積させる。各ベンチュリ インゼクタ56は、上述のように研磨粒子/空気混合物ホース64に接続され、 研磨粒子/空気混合物を粒子吹付機46へ運搬する。1つの好適な実施態様にお いて、上に装着された複数のオーガー式供給装置を有する流動床50は、インジ アナ州、インディアナポリスのGema、Illinois Tool Works Companyが「粉末分 布制御ユニット(Powder Dehvery Control Unit)」として販売の型である。ウィ スコンシン州、ホワイトウォーターのAccuRateが乾燥材料供給装置(Dry Materia l Feeder)として販売の型の容量供給装置から研磨粒子を供給することも本発明 の範囲内である。 ウェブの中央部分により深い浸透を達成するのに十分な力で研磨粒子をウェブ 100に吹き付けるよう構成された更なる粒子吹付機を含むことも本発明の範囲 内である。そのような追加の粒子吹付機を、上述のように粒子吹付機46に沿っ て吹付ブース34内に、粒子吹付機46の配列内に、またはウェブが吹付機46 の下を通る前または後にウェブ100に吹き付けるように配列されて、含むこと も可能である。そのような追加の粒子吹付機は、上述のように吹付機22、26 の前または後の第2の粒子吹付ブース内に配列されてもよい。追加の粒子吹付機 は、吹付機46によって達成された有利な吹付パターンを妨害したり壊したりし ないように吹付機46の前に粒子をウェブに堆積するように配列されることが好 ましい。吹付機のそのような組み合わせを用いて、本明細書に記載のように、表 面104、106に有利な微細粒子分布を有し、耐用年数のより長い研磨製品の ためにウェブの中央部分に粒子を備えたウェブ100を提供することができる。 1つの好適な実施態様において、ウェブ100は第1の端107から第2の端 108までの幅が61cm(24インチ)であり、装置14を通って供給されるウ ェブ速度は約3〜30メートル/分(10〜100フィート/分)であり、約1 6メートル/分(52.5フィート/分)がより好ましい。第1の接着剤塗布機 20は二重ロール塗布機であり、ウェブ100は2つの対向するロールによって 形成されたニップを通る。発泡一次塗布前駆物質は、当業界では公知なようにス ロットダイを通って起泡機から上ロールに加えられる。1つの好適な実施態様に おいて、起泡機は、ペンシルバニア州、ウェストローンのSKG Industriesが 「F2S-8」として販売の型である。一次塗布前駆物質は、ブロー比10:1で 起泡され、およそ34〜84g/m2(24平方インチにつき約8〜20砥粒)の 乾燥含浸重量、より好ましくは約63g/m2(24平方インチにつき約15砥粒) )の乾燥含浸重量を達成する量の熱硬化性フェノール樹脂を含むことができる。 研磨粒子は、図5、6に関連して略記載し、流動床52に装着された8つのベン チュリインゼクタ56によって供給される8つの粒子吹付機46によって塗布さ れる。インゼクタの吹付パターンは図8Cに関連して略例示した。研磨粒子10 2は、メジアン粒子サイズが約60ミクロンの酸化アルミニウム粒子を具備する ことが好ましく、一面につき約63〜168g/m2(24平方インチにつき約1 5〜40砥粒)の量で、より好ましくは約105g/m2(24平方インチにつき 25砥粒)の量で、両側に塗布する。次いで一次塗布前駆物質は部分的に硬化さ れる。第2の接着剤塗布機26は、第1の接着剤塗布機20と同一型であること が好ましい。二次塗布前駆物質は一次塗布前駆物質と同一の組成物を有すること が好ましく、上述の所望のブロー比で起泡され、適切な乾燥含浸重量を提供する 量で塗布される。上述のGema粒子塗布機のパラメータは下記の通りである。流動 空気は約2〜15psiの圧力で入口53を通って導入される。一次空気は90psi までの圧力で、好ましくは30〜60psiの圧力でベンチュリ56の入口58内 に導入され る。二次空気は0〜約90psiの圧力で、好ましくは0〜約20psiの圧力で入口 60へ導入される。 本明細書に記載の方法及び装置は、図4に示す有利な研磨製品を提供する。発 泡一次塗布前駆物質を本明細書に記載したように塗布することにより、一次塗布 前駆物質が拡散または凝縮し、凝集する傾向は低下する。一次塗布前駆物質をよ り均一に塗布されたウェブ100の繊維が提供されることによって、研磨粒子は より均一な分布で塗布され、ウェブに接着される。一次塗布前駆物質と研磨粒子 とを別々のステップで塗布することによって、先行技術の一次塗布前駆物質/研 磨粒子スラリーを塗布する方法では発生しやすかったのであるが、研磨粒子が一 次塗布内に「包埋」されることが起こりにくくなる。本発明の方法及び装置によ って製造された完成製品において、二次塗布は、樹脂内に粒子を包埋せずに微細 研磨粒子上に樹脂の軽い塗膜を提供する。顕微鏡で観察すると、例えば、個々の 粒子は繊維につなぎとめられ、繊維の外表面から外側へ延在することが観察され る。この構造において、微細研磨粒子は、完成製品の最初の塗布に即座に研磨効 果があるように製品内に位置決めされる。更に、粒子はウェブの繊維に強力に接 着され、申し分のない使用寿命を備えた研磨製品を提供する。 本発明の操作は下記の詳細実施例に関連して詳述する。これらの実施例は様々 な特定の好適な実施態様及び技術を更に説明するために提供される。しかし、本 発明の範囲内にありながら、数多くの変形例及び修正が可能であると理解しなけ ればならない。他に指定のない限り、すべての部及びパーセンテージは重量パー センテージである。 試験方法 下記に述べる実施例において、次の試験方法を用いた。 スカフィング試験 スカフィング試験を用いて、一般的な自動車塗装面上の研磨製品の研磨品質を シミュレートした。試験試料は、ニュージャージー州、ウェインのAmerican Cya namidが「Acrylite」の商品名で48×96インチ(1.22×2.44m)の シートで販売の、厚さ1/8インチ(3.2mm)、ロックウェルボール硬度90 〜105のポリ(メチル)メタクリレートシート材料から準備した。アクリルシ ートの上部から保護被覆を取り外し、「PPGブラックユニバーサル下塗(Black Universal Base Coat)」ペイント(オハイオ州、クリーブランドのPPG Industr ies Inc.、自動車仕上げ部門)の両面塗を、製造業者の推奨基準に従って塗布し た。黒下塗の上に、「PPG Paint DAU82、透明」(オハイオ州、クリーブラ ンドのPPG Industries Inc.)の両面塗を3回、製造業者の推奨基準に従って 塗布したが、各両面塗の間に約30分の「フラッシュタイム」を設けた。塗布さ れたシートをおよそ72時間空気乾燥した。塗布表面のひっかき傷を最小限にす るように気を付けて、塗布したシートから数多くの4インチ(10.2cm)直径 の試験試料を切断した。次いで切断したディスクを150°F(66℃)の炉で 、塗布した表面が接触するのを避けて、約16時間ベークし、ペイントコーティ ングを完全に硬化した。試験試料は試験用の準備ができた。 試験は、Schiefer研磨機械(メリーランド州、GaithersburgのFrazier Precisi on Companyが販売)で行われ、Schiefer研磨機械は、プレートを保持して試験試 料を下ターンテーブルに固定するばねクリップと、研磨組成を上ターンテーブル に保持する機械的締結具(3M SCOTCHMATE DUAL LOCK SJ 3 442 Type170)とに嵌合した。各試験のために、計数器は500回転するように 設定した。試験する対象の研磨粒子の4インチ(10.2cm)直径ディスクが切 断され、機械的締結具を介して上ターンテーブルに装着された。研磨粒子が互い に大幅に異なる接触表面を有する場合、どちらの面を試験したか表記した。先に 準備した4インチ(10.2cm)直径の塗装したアクリルディスクは、ミリグラ ムの精度まで重量を量り(W1)、塗装した面を上に向けるようにばねクリップを 介して下ターンテーブルに装着した。10lb(4.55kg)の重りを研磨テスタ ーの荷重プラットフォームに載せた。研磨テスターを湿式試験のために垂直にす る場合は、水の供給は止める。上ターンテーブルを、荷重重量の全力下で下げて 塗装したアクリルディスクに接触させ、機械を開始した。500回転後、機械を 止め、研磨粒子を上ターンテーブルから除去して捨てて、塗装したアクリルディ スクを下ターンテーブルから取り外した。乾いたペーパータオルで拭くことによ って、塗装したアクリルディスクからいずれの埃または破片を除去し、ディスク の重量を量った (W2)。差W1-W2は、ミリグラムの精度まで「カット」として報告した。 試験は、下にあるいずれの黒塗を除去するほど塗布したアクリルディスクをす り減らしてはいけない。すり減りが黒層に進んだ場合、試験を繰り返した。2回 目の試みですり減りが黒層を通り抜けた場合、透明塗膜の追加層を備えた新しく 塗装したアクリルディスクを準備しなければならない。 材料記載 下記の実施例において、材料は下記の通りである。 ナイロンステープルファイバは、12デニール(13.3dtex)×38mmのナ イロン6,6ステープルファイバであり、カナダ、オンタリオ州、ミシソーガの Dupont Canada Inc.が「T-885」という商品名で販売しているものである。 フェノール樹脂は、カナダ、オンタリオ州、ミシソーガのNeste Canada Inc. の事業部、Neste Resins Canadaが「BB077」という商品名で販売のレゾール初 期縮合物である。 消泡剤は、ミシガン州、ミドランドのDow Coming Corp.が「Q2」という商品 名で販売のシリコーン消泡剤である。 界面活性剤は、カリフォルニア州、Paso RoblesのChemron Corporationが「Su lfochem SLS」という商品名で販売の界面活性剤である。 赤染料プレミックスは、赤顔料14部(デラウェア州、ニューポートのチバガ イギー社、顔料事業部)と、「Black Dye Nigro Edacid」2部(ノースカロライナ 州、ハイポイントのRite Industries)と、水84部からなる混合物である。 研磨粒子は、メジアン粒子直径約28ミクロンのANSIグレード280以上 のより微細なAl23である。 実施例1 厚く弾力のある不規則なエアレイドファブリックは、「ランドウェバー」機械( ニューヨーク州、マセドンのRando Machine Companyが販売)で形成され、14 7g/m2の12デニール×38mmのナイロンステープルファイバからなる。ウェ ブは幅およそ61cm(24インチ)であった。表1に述べた組成物を有するプ レボンド塗料をエアレイドファブリックに塗布して109g/m2の乾燥含浸重量 を達成した。次いでプレボンドは170℃の炉で105秒間硬化した。表1に述 べた組成物を有する一次塗布前駆物質は、起泡機(ペンシルバニア州、ウェスト ローンのSKG Industriesが「F2S-8」という商品名で販売)を、ブロー比約 17:1で製造業者の推奨手順に従って使用して、起泡した。起泡した一次塗布 はスロットダイを介して2ロール塗布機の上ロールへ運ばれ、それによって、起 泡した一次塗布前駆物質を、先に塗布して硬化したプレボンドウェブへ塗布し、 63g/m2の一次塗布乾燥含浸重量を提供した。研磨粒子は、およそ9000R PMで操作される粒子吹付機(イリノイ州、フランクリンパークのBinks Manufa cturing Companyが「Sames EPB-2000」という商品名で販売)を介して、未硬 化一次塗布前駆物質に105g/m2の含浸重量で、起泡塗布ウェブの両側に塗布 した。研磨粒子は、振動予供給装置(オハイオ州、クリーブランドのCleveland Vibratory Companyが「Type151」という商品名で販売)から供給空気なしに粒子 吹付機へ滴下供給される。粒子吹付機出口は、研磨粒子をウェブ表面全体にわた って堆積させるのにウェブ表面上の十分な高さに設定された。ウェブは、およそ 7.6メートル/分(25フィート/分)のウェブ速度で吹付機の下を通った。 次いで研磨剤が塗布されたウェブは148℃の炉で72秒間硬化され、次に16 0℃で72秒間更に加熱された。表1に述べた組成物を有する二次塗布前駆物質 は、ブロー比約17:1で起泡され、一次塗布前駆物質と同様に塗布され、92 g/m2の二次塗布乾燥含浸重量を提供し、二次塗布前駆物質は148℃の炉で7 2秒間最終硬化を受け、次に160℃で72秒間加熱された。試験試料は、スカ フィング試験手順に従って評価された。結果を表2に示した。 実施例2 実施例2は実施例1に使用した手順及び材料に従って行ったが、下記の点が異 なる。1)プレボンド、一次塗布前駆物質及び二次塗布前駆物質として使用した 組成物は表1の「実施例2」として述べてある。2)一次塗布前駆物質乾燥含浸 重量は50g/m2であった。3)二次塗布前駆物質乾燥含浸重量は63g/m2で あった。4)研磨粒子は、図8Dに関連して略例示したようにウェブ上155mm の高 さに位置決めされ、図6Aに例示の型の4つの粒子吹付機を用い、105g/m2 の含浸重量でウェブの片面のみに塗布した。粒子吹付機は、図3に例示した実施 態様に関連して記載したように流動床52に装着された4つのベンチュリインゼ クタ56によって供給された。粒子塗布機のパラメータは次の通りである。流動 空気は約5psiの圧力で入口53を通って導入される。一次空気は約60psiの圧 力でベンチュリ56の入口58内に導入される。二次空気は入口60へ導入され ない。61cm(24インチ)幅のウェブが、15.4メートル/分(50フィー ト/分)のウェブ速度で供給される。5)一次塗布前駆物質はわずか148℃で 72秒間硬化された。6)二次塗布前駆物質組成物は148℃で432秒間硬化 された。試験試料は、スカフィング試験手順に従って試験され、結果を表2に示 した。 比較例A 比較例Aは、ミネソタ州、セントポールのミネソタマイニングアンドマニュフ ァクチャリング社が販売の「SCOTCH-BRITE07447 A-VFN一般用ハ ンドパッド」という商品名を有する市販の不織研磨表面状態調節材料である。パ ッドは、繊維重量約147g/m2、総樹脂重量約250g/m2及び無機充填配合 剤量約210g/m2を有する不織支持体を含む。このパッドに使用される無機質 は、メジアン粒子直径約28ミクロンのグレード280以上の微細な酸化アルミ ニウムである。比較例Aは、スカフィング試験手順に従って試験され、結果を表 2に示した。 表1 コーティング組成物 表2 スカフィング試験 表2の比較試験の結果は、本発明の製品のカットの量が思いがけなく高く、比 較例Aの製品によって提供されたカットよりかなり多いことを示す。比較例Aの 製品の平均カットは、実施例2の本発明のパッドによって提供されたカットのわ ずか28%、実施例1の本発明のパッドによって提供されたカットの28%であ った。 上述の試験及び試験結果は予測のためではなく、単に例示を意図するものであ り、試験手順を変えると異なる結果が得られると予想することができる。 本発明の方法及び装置によって製造された製品を使用して、広い範囲の工作物 表面を研磨及び/または磨くことができる。これらの工作物表面は、金属(軟鋼 、炭素鋼、ステンレス鋼、ねずみ鋳鉄、チタン、アルミニウム等を含む)、金属 合金(銅、黄銅等)、エキゾチック金属合金、セラミックス、ガラス、木(松、オ ーク、楓、楡、胡桃、ヒッコリー、マホガニー、桜等を含む)、木材様材料(パ ーティクルボード、合板、ベニヤ等を含む)複合材料、塗装面、プラスチック( 熱可塑性樹脂及び強化熱可塑性樹脂を含む)、石(宝石、大理石、花崗岩及び準貴 石を含む)、ガラス表面(ガラステレビスクリーン、窓(家の窓、事務所の窓、自 動車の窓、航空機の窓、列車の窓、バスの窓等を含む)、ガラスディスプレイ棚 、鏡等を含む)、等を含む。研磨製品を使用して、家庭用品(皿、鍋、釜等を含む )、家具、壁、流し、浴槽、シャワー、床等の表面を清掃してもよい。 工作物は平坦であるか、またはそれに関連した形状または輪郭であってもよい 。特定の工作物の例として、眼レンズ、ガラステレビスクリーン、金属エンジン 部品(カムシャフト、クランクシャフト、エンジンブロック等を含む)、手工具金 属鍛造品、光ファイバ磨き、棺、家具、木製キャビネット、タービンブレード、 塗装自動車部品、浴槽、シャワー、流し等が挙げられる。 特定の用途により、研磨界面の力は、約0.01kg〜100kg超の範囲であり うるが、一般に0.1〜10kgである。また、用途により、研磨製品と工作物と の界面に磨き液が存在してもよい。この液体は水及び/または有機溶剤でありう る。磨き液は、潤滑剤、油、乳化有機化合物、切削流体、石鹸等の添加剤を更に 含んでもよい。研磨製品は使用中は磨き界面で振動運動をすることができる。 本発明の方法及び装置によって製造された研磨製品は、手で使用することも、 機械と組み合わせて使用することもできる。例えば、研磨製品は不規則揺動工具 または回転工具に固定することができる。研磨製品と工作物との少なくとも一方 または両方は、互いに対して動く。 本発明は、いくつかの実施態様に関連して記載してきた。前述の詳細な説明及 び実施例は理解を明確にするためにのみ示したものである。それらから不必要な 限定をされるものではない。本発明の範囲から逸脱することなく、実施態様に多 くの変更を加えることができることは、当業者には明らかである。従って、本発 明の範囲は本明細書に記載した通りの詳細及び構造に限定されるものではなく、 請求の範囲の文言によつて記載された構造及びその構造の等価物によって限定さ れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ニッカム,ブレント・ディ アメリカ合衆国55109ミネソタ州ノース・ セント・ポール、メモリー・コート2018番 (72)発明者 サンダース,ルーファス・シー・ジュニア アメリカ合衆国55306ミネソタ州バーンズ ビル、イースト・クリスタル・レイク・ロ ード80番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.研磨製品を製造する方法であって、 a)第1の側面と第2の側面とを有し、複数の繊維を含む不織ウェブを提供す るステップと、 b)液体一次塗布前駆物質を起泡するステップと、 c)該ウェブの繊維に沿って該一次塗布前駆物質の実質的に均一なコーティン グが達成できるように、該起泡した一次塗布前駆物質を該ウェブの少なくとも該 第1の側面に塗布するステップと、 d)複数の微細研磨粒子を該ウェブの該第1の側面に吹き付けるステップであ って、実質的に均一な分布で該ウェブの該繊維に堆積する研磨粒子の曇りを形成 するように該粒子が吹き付けられるステップと、 e)該一次塗布前駆物質を硬化して、それによって、該研磨粒子を該ウェブへ 接着する固化した一次塗布前駆物質を形成するステップであって、該研磨粒子は 該固化した一次塗布の外表面から実質的に突出するステップと、 を含む研磨製品製造方法。 2.前記ステップd)は、出口を有する粒子吹付機で前記研磨粒子を吹き付け ることと、前記ウェブの前記第1の側面に垂直ではない方向に該出口の近傍に該 研磨粒子を方向づけることと、を含む請求項1記載の研磨製品製造方法。 3.前記研磨粒子を吹き付ける前に、該研磨粒子の供給を流動化して、該流動 化した研磨粒子/空気混合物を前記粒子吹付機に供給する更なるステップを含む 請求項2記載の研磨製品製造方法。 4.前記ステップd)は、前記粒子吹付機の出口に装着された粒子そらせ板で 前記研磨粒子を方向づけることを含む請求項2記載の研磨製品製造方法。 5.前記ステップd)は、前記粒子吹付機の出口にあるスピニングプレートで 前記研磨粒子を方向づけることを含む請求項2記載の研磨製品製造方法。 6.前記ステップb)は、ブロー比2:1〜99:1で前記一次塗布前駆物質 を起泡することを含む請求項1記載の研磨製品製造方法。 7.前記ステップb)は、ブロー比5:1〜21:1で前記一次塗布前駆物質 を起泡することを含む請求項6記載の研磨製品製造方法。 8.前記ステップd)の次に、二次塗布前駆物質を塗布した前記研磨粒子が前 記ウェブの前記繊維から実質的に突出するように前記一次塗布前駆物質及び該研 磨粒子を実質的に被覆するように液体二次塗布前駆物質を塗布して、その後、該 二次塗布前駆物質を硬化する更なるステップを含む請求項1記載の研磨製品製造 方法。 9.前記二次塗布前駆物質を、前記ウェブに塗布する前にブロー比2:1〜9 9:1で起泡する更なるステップを含む請求項8記載の研磨製品製造方法。 10.研磨製品を製造する方法であって、 a)第1の側面と第2の側面とを有し、複数の繊維を含む不織ウェブを提供す るステップと、 b)液体一次塗布前駆物質をブロー比2:1〜99:1で起泡するステップと 、 c)該ウェブの該繊維に沿って該一次塗布前駆物質の実質的に均一なコーティ ングが達成できるように、該起泡した一次塗布前駆物質を該ウェブの少なくとも 該第1の側面に塗布するステップと、 d)複数の微細研磨粒子を出口を有する粒子吹付機で吹き付けて、ウェブの第 1の側面に垂直な方向に出口の近傍に研磨粒子を方向づけるステップであって、 実質的に均一な分布で該ウェブの該繊維に堆積する研磨粒子の曇りを形成するよ うに該粒子が吹き付けられるステップと、 e)ブロー比2:1〜99:1で液体二次塗布前駆物質を起泡するステップと 、 f)該二次塗布前駆物質を塗布した該研磨粒子が該ウェブの該繊維から実質的 に突出するように該一次塗布前駆物質及び該研磨粒子を実質的に被覆するように 、該起泡した二次塗布前駆物質を塗布するステップと、 g)該一次塗布前駆物質と該二次塗布前駆物質とを硬化して、それによって、 該研磨粒子を該ウェブに接着する固化したコーティングを形成するステップと、 を含む研磨製品製造方法。 11.前記ステップf)の前に、前記一次塗布前駆物質を少なくとも部分的に 硬化する更なるステップを含む請求項10記載の研磨製品製造方法。 12.前記ステップb)はブロー比5:1〜21:1で前記一次塗布前駆物質 を起泡することを含み、前記ステップe)はブロー比5:1〜21:1で前記二 次塗布前駆物質を起泡することを含む請求項10記載の研磨製品製造方法。 13.前記研磨粒子を吹き付ける前に、該研磨粒子の供給を流動化して、該流 動化した研磨粒子/空気混合物を前記粒子吹付機に供給する更なるステップを含 む請求項10記載の研磨製品製造方法。 14.研磨製品を製造する方法であって、 a)第1の側面と第2の側面とを有し、複数の繊維を含む不織ウェブを提供す るステップと、 b)該ウェブの該繊維に沿って一次塗布前駆物質の実質的に均一なコーティン グが達成できるように、該一次塗布前駆物質該をウェブの少なくとも該第1の側 面に塗布するステップと、 c)複数の微細研磨粒子を出口を有する粒子吹付機で吹き付けて、該ウェブの 該第1の側面に垂直な方向に該出口の近傍に該研磨粒子を方向づけるステップで あつて、実質的に均一な分布で該ウェブの該繊維に堆積する研磨粒子の曇りを形 成するように該粒子が吹き付けられるステップと、 d)該一次塗布前駆物質を硬化して、それによって、該研磨粒子を該ウェブへ 接着する固化した一次塗布前駆物質を形成するステップであって、該研磨粒子は 該固化した一次塗布の外表面から実質的に突出するステップと、 を含む研磨製品製造方法。 15.前記ステップc)は、前記粒子吹付機の前記出口に装着された粒子そら せ板で前記研磨粒子を方向づけることを含む請求項14記載の研磨製品製造方法 。 16.前記ステップc)は、前記粒子吹付機の前記出口にあるスピニングプレ ートで前記研磨粒子を方向づけることを含む請求項14記載の研磨製品製造方法 。 17.前記ステップc)の次に、前記二次塗布前駆物質を塗布した前記研磨粒 子が前記ウェブの前記繊維から実質的に突出するように前記一次塗布前駆物質及 び前記研磨粒子を実質的に被覆するように該二次塗布前駆物質を塗布して、その 後該二次塗布前駆物質を硬化する更なるステップを含む請求項14記載の研磨製 品製造方法。 18.前記研磨粒子を吹き付ける前に、該研磨粒子の供給を流動化して、該流 動化した研磨粒子/空気混合物を前記粒子吹付機に供給する更なるステップを含 む請求項14記載の研磨製品製造方法。 19.研磨製品を製造する方法であって、 a)第1の側面と第2の側面とを有し、複数の繊維を含む不織ウェブを提供す るステップと、 b)液体一次塗布前駆物質を起泡するステップと、 c)該ウェブの該繊維に沿って該一次塗布前駆物質の実質的に均一なコーティ ングが達成できるように、該起泡した一次塗布前駆物質を該ウェブの少なくとも 該第1の側面に塗布するステップと、 d)複数の微細研磨粒子を該ウェブの該第1の側面に塗布するステップであっ て、該粒子はウェブの該繊維に沿って実質的に均一な分布で塗布されるステップ と、 e)該一次塗布前駆物質を硬化して、それによって、該研磨粒子を該ウェブに 接着する該固化した一次塗布を形成するステップであって、該研磨粒子は該固化 した一次塗布の外表面から実質的に突出するステップと、 を含む研磨製品製造方法。 20.前記ステップb)は、ブロー比2:1〜99:1で前記一次塗布前駆物 質を起泡することを含む請求項19記載の研磨製品製造方法。 21.前記ステップb)は、ブロー比5:1〜21:1で前記一次塗布前駆物 質を起泡することを含む請求項20記載の研磨製品製造方法。 22.前記ステップd)の次に、二次塗布前駆物質を塗布した前記研磨粒子が 前記ウェブの前記繊維から実質的に突出するように前記一次塗布前駆物質及び該 研磨粒子を実質的に被覆するように液体二次塗布前駆物質を塗布して、その後該 二次塗布前駆物質を硬化する更なるステップを含む請求項19記載の研磨製品製 造方法。 23.前記二次塗布前駆物質を、前記ウェブに塗布する前にブロー比2:1〜 99:1で起泡する更なるステップを含む請求項22記載の研磨製品製造方法。 24.研磨製品を製造する方法であって、 a)第1の側面と第2の側面とを有し、複数の繊維を含む不織ウェブを提供す るステップと、 b)液体一次塗布前駆物質を起泡するステップと、 c)該ウェブの該繊維に沿って該一次塗布前一惣質の実質的に均一なコーティ ングが達成できるように、該起泡した一次塗布前駆物質を該ウェブの少なくとも 該第1の側面に塗布するステップと、 d)複数の研磨粒子を該ウェブの該第1の側面に吹き付けるステップであって 、実質的に均一な分布で該ウェブの該繊維に堆積する研磨粒子の曇りを形成する ように該粒子が吹き付けられるステップと、 e)該一次塗布前駆物質を硬化して、それによって、該研磨粒子を該ウェブに 接着する該固化した一次塗布を形成するステップであって、該研磨粒子は固化し た該一次塗布の外表面から実質的に突出するステップと、 を含む研磨製品製造方法。 25.前記ステップd)は、出口を有する粒子吹付機で前記研磨粒子を吹き付 けることと、前記ウェブの第1の側面に垂直ではない方向に該出口の近傍に該研 磨粒子を方向づけることと、を含む請求項24記載の研磨製品製造方法。 26.前記研磨粒子を吹き付ける前に、該研磨粒子の供給を流動化して、該流 動化した研磨粒子/空気混合物を前記粒子吹付機に供給する更なるステップを含 む請求項25記載の研磨製品製造方法。 27.前記ステップd)は、前記粒子吹付機の前記出口に装着された粒子そら せ板で前記研磨粒子を方向づけることを含む請求項26記載の研磨製品製造方法 。 28.前記ステップd)は、前記粒子吹付機の前記出口にあるスピニングプレ ートで前記研磨粒子を方向づけることを含む請求項27記載の研磨製品製造方法 。 29.前記ステップd)の次に、二次塗布前駆物質を塗布した前記研磨粒子が 前記ウェブの前記繊維から実質的に突出するように前記一次塗布前駆物質及び該 研磨粒子を実質的に被覆するように液体二次塗布前駆物質を塗布して、その後該 二次塗布前駆物質を硬化する更なるステップを含む請求項24記載の研磨製品製 造方法。 30.前記二次塗布前駆物質を、前記ウェブに塗布する前に起泡する更なるス テップを含む請求項29記載の研磨製品製造方法。
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