JP2000507065A - コードレス電話機 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
コードルス電話機に、ラウドスピーカを持つ第1の部分と;マイクロフォンを持つ第2の部分と;更に、第2の部分が第1の部分上に重なる畳んだ状態と、第2の部分が少なくとも第1の部分をほぼ延長した方向に在る開いた状態との間で、それを軸にして上記第2の部分が上記第1の部分に対して回転することができるところの蝶番と;が設けられている。上記第1の部分及び第2の部分には、上記蝶番の近くに支持部が設けられ、それらの支持部によって、畳んだ状態にある電話機は、少なくともほぼ平坦な基盤の面上で垂直な位置に安定したやり方で支持される。
Description
【発明の詳細な説明】
コードレス電話機
本発明は、ラウドスピーカを含む第1の部分と;マイクロフォンを含む第2の
部分と;第2の部分が第1の部分上に重なる畳んだ状態と、第2の部分が少なく
とも第1の部分をほぼ延長した方向に在る開いた状態との間で、それを軸にして
上記第2の部分が上記第1の部分に対して回転することができるところの蝶番と
;が設けられて成るコードレス電話機に関する。そのようなコードレス電話機は
、一般公衆電話網に結合する基地局と無線で通信できる携帯形の電話機、又はセ
ルラー電話網で使われるのに適する携帯形の電話機であるか、若しくはその他任
意の適切な携帯形の電話機であることができよう。
このようなコードレス電話機は米国特許第4,897,873号から既知である。この
既知のコードレス電話機の第2の部分は、畳んだ状態では該電話機の種々の動作
キイを覆っている。その結果、畳んだ形状にあっては電話機は第2の部分によっ
て大なり小なり閉じた形になっており、それは電話機の寸法を最小にまで縮小す
ることができ、また例えば電話機を衣服のポケットやブリーフケースに入れて持
ち運ぶときにも、動作キイを不用意に押下することができない、という利点をも
たらす。この既知のコードレス電話機の不利な点として、畳んで蓋をしてある電
話機は、テーブルや事務机の上又は下の段のような基盤の表面に、水平に横にし
た状態で置くことしかできない。ぞの結果、電話機は机等の表面で比較的大きな
スペースを占め、それが平たい形をしているので書類やファイル等の下にたやす
く見失われ易い、またそれは常に比較的広い表面積で基盤面に向いており、どち
らが表か裏かは前もって分かり難い。従って、畳んだ状態でも利用可能でなけれ
ばならない或る種の電話機能を、その上を向いている面に装備することが困難で
ある。
本発明の目的は、既知のコードレス電話機のこれらの欠点を除去したところの
冒頭に記載したコードレス電話機を提供することである。
本発明によれば、この目的のためのコードレス電話機は、上記第1の部分及び
第2の部分には、上記蝶番の近くに支持部が設けられ、少なくともほぼ平坦な面
の上に畳んだ電話機を垂直に置ぐための安定した支持を、畳んだ状態ではこれら
の支持部が形成することを特徴とする。本発明は、蝶番の近くの第1の部分及び
第2の部分を適切な形状にすることによって、第2の部分を畳んだ状態で支持面
上に垂直に置くことができることを保証する。その結果、この電話機はテーブル
や事務机の上で僅かのスペースしか占有しないし、垂直な形をしているから書類
やファイル等にたやすく覆われることがないであろうし、更に畳んだ状態の電話
機は常に規定の姿勢を取る。
本発明による電話機の一実施例は、蝶番の近くに在る第1の部分及び第2の部
分の外側に向いている境界面が、畳んだ状態では共通の支持平面上に、少なくと
もほぼ位置し、また上記支持部は上記境界面の一部を形成することを特徴とする
。この実施例では畳んだ電話機を垂直に置くために特別のコンポネントを要しな
い。電話機は上記支持面の一部としての支持部上に単純に落ち着いている。
好適実施例が、畳んだ状態では上記第2の部分は上記第1の部分を少なくとも
ほぼ覆うこと、及び、畳まれている部分の、上記境界面につながり外側に向いて
いる面は、共通の、中断されることのない3次元の面内に、なだらかな曲率をも
ってほぼ位置することを特徴とする。この実施例は、畳まれた状態で審美的に魅
力ある外見を持ち得るコードレス電話機を求めるために発明的なやり方で本発明
の原理を利用する。上記なだらかな曲率をもつ3次元の面は例えば曲がった円錐
のようなもの又は楕円体を半分にしたものに近い形状とすることができよう。
畳まれた状態の電話機は常に規定の姿勢を取る、すなわち支持面が基面上に落
ち着いているという事実は、本発明のもう1つの興味ある実施例を可能とし、そ
れは、切替え手段が電話機の機能を切り替えるために支持面内に在り、この切替
え手段は、畳まれた電話機が平坦な面上に置かれているとき、又は平坦な面から
持ち挙げられたときに動作することを特徴とする。この切替え手段は例えば電話
機能をオンとオフとに切り替えるのに用いられる。
切替え手段の存在はまた、電話機にはハンドフリー機能が装備され、上記切替
え手段はハンドフリー機能のオンとオフとを切り替えるのに使われることを更に
特徴とする本発明のもう1つの実施例を提供するという利点をもたらす。従って
このコードレス電話機には、例えば入って来る呼に応答するというような今日ま
では電話機紐で接続されている在来型の電話機でのみ可能な自動的に動作するハ
ンドフリー機能が具わっている。
次の実施例はさらに広汎な可能性を提供し、その実施例では電話機に音声動作
機能が装備され、また、言葉による命令を認識するために音声認識プログラムが
装備されることを特徴とする。この電話機の実施例は、畳まれた状態で例えば音
声命令の制御の下に電話呼を発信したり又は電話呼に応答したりするのに使われ
よう。
畳まれた状態の電話機の、上述の新規の機能の観点から重要な、本発明の実施
例は、ラウドスピーカが、畳んだ状態でも音響的に覆われていないままであり、
上記第2の部分には、該第2の部分に在るマイクロフォンへの音響的な経路が外
側の面内に設けられていることを特徴とする。この実施例はこれに追加して、単
一のマイクロフォンが存在し、該マイクロフォンは、電話機の第2の部分の外側
の面への上記音響的な経路を通って、及び反対側へのもう1つの音響的な経路を
通って、音響的にアクセス可能であることを特徴とする。この後者の実施例は、
上記第2の部分が開いた状態でも畳んだ状態でも共に音響的にアクセス可能であ
る単一のマイクロフォンしか使われる必要がないという利点を持つ。
本発明の電話機は、畳んだ状態で常に比較的小さい表面積で基盤面上に落ち着
いており、電話機内の電池に充電するために、3次元的に湾曲した外側の面の上
に太陽電池セルが存在することを特徴とする本発明のもう1つの実施例が使われ
ることを有利とする。この実施例は、利用可能な比較的大きい電話機の外側の面
を、特にその表面積が常に完全に利用可能であるという事実を、有利に使ってい
る。
次に本発明を、本発明の実施例に関する図面を引用して更に詳細に説明するこ
ととし、それらの図面としては:
図1が、畳んだ状態での本発明によるコードレス電話機の、主として第1の部
分の斜視図であり、
図2が、コードレス電話機の主として第2の部分の、同様の斜視図であり、
図3が、第2の部分を完全に開いた状態の本発明によるコードレス電話機の背
面の立面図であり、
図4が、図3と同様の、但しコードレス電話機の前面を示す立面図であり、
図5が、図3、図4に描いた状態におけるコードレス電話機の側面の立面図で
あり、
図6が、畳んだ状態でのコードレス電話機の底面図であり、
図7が、図5の状態におけるコードレス電話機の横からの断面図であり、
図8が、本発明によるコードレス電話機の実施例の電気回路のブロック図であ
る。
異なる図面の中でも、対応するコンポネントには同じ引用番号が付してある。
図1及び図2は本発明によるコードレス電話機1を畳んで垂直に立てた状態を
示す。この電話機には、ラウドスピーカ5を持つ第1の部分3と、外部マイクロ
フォン9を持つ第2の部分7とが設けられる。蝶番11がそれら2つの部分の間に
在り、それにより第2の部分7は第1の部分3に対して、図1及び図2に示すよ
うな第2の部分7が第1の部分3の上に重なる畳んだ状態と、図3,図5及び図
7に示すような第2の部分7が少なくとも第1の部分3をほぼ延長した方向に在
る開いた状態との間で、蝶番11を軸に回転することができる。この蝶番は任意の
在来型のものでよい、例えば、本出願に対する参照文献の1つと思われる上掲の
米国特許第4,897,873号から既知のものでよい。従って蝶番の構造の詳細はここ
では論じない。この蝶番の構造は、畳んだ状態から開いた状態への第2の部分の
動きが、蝶番と連動するスイッチを操作することができ、またこの蝶番の構造に
は弾性維持手段が設けられて、それにより第2の部分は幾分の復元力をもって畳
んだ状態に、また恐らくは開いた状態にも、維持できるということを、茲では注
意すれば足りる。このメカニズム中に生じる力は、本発明の電話機を持ち上げる
途中で第2の部分が回転軸13の回りで自動的に適切な動きをして開いた状態にな
るようにできるものとする。
本発明によれば、第1の部分3及び第2の部分7はそれぞれ蝶番11の近くに支
持部15及び17を持ち、これらの支持部は、図1及び図2に示すように、畳んだ電
話機を例えば机の表面19のような少なくともほぼ平坦な面の上に垂直に置くため
の安定した支持を形成する。
実施例に描かれたこれらの支持部15及び17は、図6に見られるように、電話機
の第1の部分3及び第2の部分7のそれぞれ境界面21及び23に属する3個の小さ
い埋め込み鋲を含み、それらは蝶番11の近くに在り、畳んだ状態では外側に向い
ており、且つ畳んだ状態では共通の平坦な支持面内に少なくともほぼ所在する。
平坦な境界面21及び23には窪み15a及び17aが設けられ、第2の部分7が開いた状
態ではそれらが埋め込み鋲15及び17を収容する。
図2から特に明らかなように、畳んだ状態では第2の部分7がほぼ完全に第1
の部分3を覆う。図1及び図2に見られるように、畳まれた部分3及び7の外向
きの面25及び27につながる下向きの境界面21及び23は、なだらかな曲率を持つ共
通の中断されることのない3次元の面上に位置する。実施例に描かれたこの外側
の面は近似的に半卵形であり、但し断面が楕円形で、底面19に対しては垂直から
幾分傾斜している。その結果、畳まれた電話機は審美的に魅力ある外見を持つ。
しかし図では単に有り得べき実施例を示すに過ぎず、外見はデザイン上の要求に
よって種々の設計が可能であろう。
切替え手段、特に機械的に動作するスイッチ29は、2つの境界面21,23により
形成される畳まれた電話機の下側で支持面内に、又はその近くに存在する。この
スイッチには押しボタン31が設けられ、それは電話機の第1の部分3の底面21内
の開口33を通って外に突き出ている。空洞33aが電話機の第2の部分の底面23に
存在して、第2の部分7が畳まれていない状態、すなわち開いた状態のときに、
押下されない状態の押しボタン31を収容するようになっている。このスイッチは
電話機能を切り替えるのに使われる。畳んだ状態で電話機が置かれているときに
は、押しボタン31は机の面19に接触しているので押しボタン31は内側に押下され
て、スイッチが動作し電話機能が通電される。電話機が持ち上げられると、押し
ボタンはスイッチ内のスプリングにより再び押し出されて、スイッチはボタンが
押下される前の位置に戻る。電話機能はこのスイッチによりオン又はオフに自動
的に切り替えられる、例えば、電話機が持ち上げられると自動的にオンになり、
電話機が置かれると再び自動的にオフになる。もう1つの可能性は電話機がハン
ドフリー(hands-free)機能を具備することで、その場合にはスイッチ29はハンド
フリー機能をオン及びオフに切り替えるのに使われる。このスイッチを用いて幾
つかの機能を操作することは明らかに可能である。興味のあるオプションの1つ
は音声動作機能のある電話機を提供することで、その目的のためには、音声によ
る命令を認識する音声認識プログラムを該電話機に装備しなければならない。こ
れに関しては図8のブロック図を用いて更に詳細な議論を後述する。
図2,図4,図5,及び図6から明らかなように、電話機のラウドスピーカ5
は畳んだ状態でも音響的にアクセスできるのであって、このことは特に図2に示
す通りである。従ってこのラウドスピーカは畳んだ状態でもやはり外部から音響
的にアクセス可能である。電話機の外面の第2の部分27にもまた、開口10を経由
してマイクロフォン9への音響的な経路が存在する。ここに描かれた実施例では
、2個の別々のマイクロフォンが電話機の第2の部分7に存在する、すなわち開
口10を経由して外部から音響的にアクセス可能な上述のマイクロフォン9と、図
4及び図7に見られるように、第2の部分が開かれているときに電話機の下側の
近くに存在するマイクロフォン35とである。このマイクロフォン35は、電話機の
通常の用途に使われ、開口34を通しで音響的にアクセス可能である。
電話機の第2の部分7の内部に、2個のマイクロフォン9及び35の代わりに、
唯1個のマイクロフォンのみが使われる本発明の実施例の代替案の可能性は、図
示されていないが、その場合にはこの単一のマイクロフォンは、畳んだ状態でも
開いた状態でも共に、対応する音響的な経路を経由して音響的にアクセス可能で
ある。この実施例は図面には示されていないが、当業者にはその通常の知識と本
出願の内容とに基づき、恐らく異なる音響チャネルを用いる適切なマイクロフォ
ンのようなマイクロフォン装置が容易に実現できるものと信じられる。
図1及び図3には、電話機内にあり図7にのみ図式的に示される電池39に充電
するための、多数の太陽電池セル37が電話機の外壁の表面の第1の部分25の上に
存在することが図式的に示されている。
図4及び図7に見られるように、開いた状態では、ラウドスピーカ5及びマイ
クロフォン35はそれらが通常の電話機能に用いられるように位置している。LCD
スクリーン41,機能選択キイを持つ領域43,及び主に数字キイを持つ領域45が、
開いた電話機の前面に通常の配置で存在する。これらの電話機のコンポネントは
携帯型の電話機では普通のものだからここには詳述しない。LCDディスプレイ41
とキイ領域43及び45とはいずれも、特に図7に見られるように、凹所に設けられ
ているおり、2つの部分3及び7が畳んだ状態で互いに平坦になるようにしてあ
る。通常の電子回路、例えば2個の印刷回路基盤47及び49が電話機の内部に存在
する。これらの回路は1本ないし数本の導線51により相互に接続され、またその
他の電話機コンポネント、例えばLCDディスプレイ、太陽電池37、マイクロフォ
ン9及び35、ラウドスピーカ5等に、別の導線を経由して接続されており、それ
らの導線は図示されてはいるが引用番号は付されていない。
図8は、本発明による携帯形電話機1のブロック図である。この電話機1は、
アンテナスイッチ53に結合する受話器経路と送話器経路とを有する。この受話器
経路は、同調可能なHFフィルタ55と、ミキシング段57と、切替え可能な中間周波
フィルタ59と、復調器61と、TDMA(“時分割多重アクセス”)制御デバイス63と、
音声符号化及び復号デバイスCODEC 65と、ラウドスピーカ5とのカスケード回路
を含む。送話器経路は、マイクロフォン35と、CODEC 65と、TDMA制御デバイス63
と、変調器67と、バイアス発振器69と、ミキシング段71と、電力増幅器73とのカ
スケード回路を含む。更に、電話機能を制御するように設計されたマイクロプロ
セッサ75が設けられる。或るチャネルに同調するためにも存在する制御可能な周
波数生成デバイス77の制御とか、TDMA制御デバイス63の制御とか、キイボード45
-47の走査とか、LCDディスプレイ41の制御というような普通の機能は、当該分野
では既によく知られているから在ではこれ以上詳述しない。この電話機は更に、
マイクロプロセッサ75に結合して不揮発性メモリ部81と揮発性メモリ部83とを含
むメモリデバイス79を有する。不揮発性メモリ部81は、電話の機能の中でも通常
の電話機能を制御するための機能制御プログラムを含む。電源接点85及び87も示
され、デバイスから取り外しできる電池39がこれに接続できる。この電池は電話
機に電源を供給する。簡単のためにマイクロプロセッサ75への供給のみが図示さ
れる。太陽電池パネル37が電池39に接続されている電池充電デバイス89を経由し
て電池39に充電する。図示の2個のマイクロフォン9及び35は、電話機1の第1
と第2の部分3,7の位置に依存する選択スイッチ91を経由して、CODEC 65に交
互に結合する。第1と第2の部分3,7の相互の位置が通常の電話機の状態にな
っているときはマイクロフォン35が能動化しており、第1と第2の部分3,7の
相
互の位置が畳んだ状態になっていて、本発明により平坦な面に安定した形で置か
れ得るときはマイクロフォン9が能動化している。畳んだ状態では、この電話機
はいわゆるハンドフリー機能で使用でき、そのときメモリ部81内に在る音声認識
プログラムが能動化して話し手とは無関係にマイクロフォン9を通して話される
制御命令を認識する。一旦接続が設定された後では、マイクロフォン9は音声信
号を取り入れるのに使われる。音声認識プログラムは少なくとも次のような言葉
による命令を認識する:選択数字を開始する命令“Select”;数字キイを押す代
わりの“Zero”,“One”,“Two”,“Three”,“Four”,“Five”,“Six”,“Sev
en”,“Eight”及び“Nine”;入って来た呼に応答する命令“Lift”;並びに、
呼を終了するための切断命令“Replace”;という言葉がそれである。このよう
な音声認識プログラムは既知であって、例えばヨーロッパ特許出願EP 0 601 876
号に開示されている。太陽電池パネル37の使用も既知であって、例えばドイツ国
特許DE 195 21 135 C1号に開示されている。
本発明はただ1つの実施例のみを引用して上に説明されたが、いうまでもなく
本発明はそれに限定されるものではなく、請求の範囲に記載の範疇内で可能な各
実施例のすべてを包含する。従って電話機の外見は個々人の望みによって変更で
きる。また該電話機は更に多くの又は僅かの機能のみを装備することもできる。
該電話機は以上の他に、例えばLCDディスプレイや、主電話機又は周辺装置に接
続するコネクタ等の付加機能を外側の面の部分25,27のうちの1つに搭載するこ
ともできよう。
(引用番号の説明)
1 電話機
3 第1の部分
5 ラウドスピーカ
7 第2の部分
9 マイクロフォン
10 開口
11 蝶番
13 回転軸
15,17 埋め込み鋲
15a,17a 埋め込み鋲15,17を収容する窪み
19 机の表面
21,23 境界面
25,27 外向きの面
29 スイッチ
31 押しボタン
33 開口
33a 31を収容する空洞
34 開口
35 マイクロフォン
37 太陽電池セル
39 電池
41 LCDディスプレイ
43 機能キイの領域
45 数字キイの領域
47,49 印刷回路基盤
51 ケーブル
53 アンテナスイッチ
55 HFフィルタ
57 ミキシング段
59 中間周波数フィルタ
61 復調器
63 TDMA制御デバイス
65 CODEC
67 変調器
69 バイアス発振器
71 ミキシング段
73 電力増幅器
75 マイクロプロセッサ
77 周波数生成デバイス
79 メモリデバイス
81 不揮発性メモリ部
83 揮発性メモリ部
85,87 電源接点
89 電池充電デバイス
91 選択スイッチ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ラウドスピーカ(5)を含む第1の部分(3)と;マイクロフォン(9)を含む第2 の部分(7)と;第2の部分(7)が第1の部分(3)上に重なる畳んだ状態と、第2 の部分(7)が少なくとも第1の部分(3)をほぼ延長した方向に在る開いた状態と の間で、それを軸にして上記第2の部分(7)が上記第1の部分(3)に対して回転 することができるところの蝶番(11)と;が設けられて成るコードレス電話機(1 )において、 上記第1の部分(3)及び第2の部分(7)には、上記蝶番(11)の近くに支持部(1 5,17)が設けられ、少なくともほぼ平坦な面(19)の上に畳んだ電話機(1)を垂直 に置くための安定した支持を、畳んだ状態ではこれらの支持部が形成すること を特徴とするコードレス電話機。 2.請求項1に記載のコードレス電話機(1)において、 ‐ 蝶番(11)の近くに在る第1の部分(3)及び第2の部分(7)の外側に向いてい る境界面(21,23)は、畳んだ状態では共通の支持平面上に、少なくともほぼ位 置すること、及び ‐ 上記支持部(15,17)は上記境界面の一部を形成すること を特徴とするコードレス電話機。 3.請求項1に記載のコードレス電話機(1)において、 ‐ 畳んだ状態では上記第2の部分(7)が上記第1の部分(3)を少なくともほぼ 覆うこと、及び ‐ 畳まれている部分(3,7)の、上記境界面(21,23)につながり外側に向いてい る面(25,27)は、共通の、中断されることのない3次元の面内に、なだらかな 曲率をもってほぼ位置すること を特徴とするコードレス電話機。 4.請求項1に記載のコードレス電話機(1)において、切替え手段(29)が電話機 の機能を切り替えるために支持面内に在り、この切替え手段(29)は、畳まれた 電話機が平坦な面上に置かれているとき、又は平坦な面から持ち挙げられたと きに動作することを特徴とするコードレス電話機。 5.請求項4に記載のコードレス電話機(1)において、 ‐ 電話機にはハンドフリー機能が装備され、また ‐ 上記切替え手段(29)はハンドフリー機能のオンとオフとを切り替えるのに 使われる ことを特徴とするコードレス電話機。 6.請求項5に記載のコードレス電話機(1)において、電話機には音声動作機能 が装備され、また、言葉による命令を認識するために音声認識プログラムが装 備されることを特徴とするコードレス電話機。 7.請求項5に記載のコードレス電話機(1)において、 ‐ ラウドスピーカ(5)は、畳んだ状態でも覆われていないままであり、 ‐ 上記第2の部分(7)には、該第2の部分(7)に在るマイクロフォン(9)へ の音響的な経路が外側の面内に設けられている ことを特徴とするコードレス電話機。 8.請求項7に記載のコードレス電話機(1)において、単一のマイクロフォンが 存在し、該マイクロフォンは、電話機の第2の部分の外側の面への上記音響的 な経路を通って、及び反対側へのもう1つの音響的な経路を通って、音響的に アクセス可能であることを特徴どするコードレス電話機。 9.請求項1に記載のコードレス電話機(1)において、電話機内の電池(39)に充 電するために、3次元的に湾曲した外側の面の上に太陽電池セル(37)が存在す ることを特徴とするコードレス電話機。
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EP96402769 | 1996-12-17 | ||
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