JP2000501029A - 手持ち電動工具機械 - Google Patents
手持ち電動工具機械Info
- Publication number
- JP2000501029A JP2000501029A JP9513779A JP51377997A JP2000501029A JP 2000501029 A JP2000501029 A JP 2000501029A JP 9513779 A JP9513779 A JP 9513779A JP 51377997 A JP51377997 A JP 51377997A JP 2000501029 A JP2000501029 A JP 2000501029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- hand
- tool
- bearing
- power tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims abstract description 20
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 18
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 18
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 7
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- -1 putty Substances 0.000 description 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical group [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000008033 biological extinction Effects 0.000 description 1
- 210000003679 cervix uteri Anatomy 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 1
- 239000004088 foaming agent Substances 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B23/00—Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
- B24B23/04—Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor with oscillating grinding tools; Accessories therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B25F5/00—Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
- B25F5/02—Construction of casings, bodies or handles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、手持ち電動工具機械(10)であって、手持ち電動工具機械のケーシング(11)がモータ(16)並びに被駆動軸(50)を受容しており、被駆動軸が少なくとも2つの支承箇所及び円形運動可能な偏心ピン(52)を備えており、偏心ピン(52)に連結されて往復運動可能な装着工具(88,188,288)を有しており、装着工具がケーシング(11)内に保持された緊定端部(77)を有しており、装着工具(88,188,288)と偏心ピン(51,52)との間に運動伝達のための連行体(68,69)を配置してあり、連行体(68,69)が孔(72, 72′)を有しており、該孔内に前記偏心ピン(51,52)が回動可能に係合している形式のものにおいて、被駆動軸(50)の、工具に向いた側及び/又は工具と逆の側の支承箇所が、被駆動軸(50)をケーシング(1)に対して軸線方向に調節可能な少なくとも1つの調節手段(56)に作用結合されている。
Description
【発明の詳細な説明】
手持ち電動工具機械
本発明は、請求項1の上位概念に記載の形式の手持ち電動工具機械に関する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4235278号公報により、前記形式の手
持ち工具機械は公知であり、やすり状の装着工具が被駆動軸の偏心体によって連
行体を介して往復駆動される。被駆動軸が電動モータによってアングル伝動装置
を介して運動せしめられ、この場合、モータ軸に対してほぼ90゜に配置された
被駆動軸はアングル伝動装置遊び、即ちモータ軸に対する被駆動軸の遊び、若し
くはケーシングに対する被駆動軸の軸線方向遊びの調節のための調節手段を有し
ていない。被駆動軸の上側の端部が伝動装置ケーシングの上側の領域で、軸線方
向及び半径方向の力を受け止める転がり軸受によって受容され、かつ下側の軸端
部が伝動装置ケーシングの下側の領域でニードル軸受に受容されている。被駆動
軸の軸線方向遊びを調節するための手段は設けられておらず、被駆動軸は分解す
ることなしには外側から調節できない。最小の遊びを維持し若しくは長時間にわ
たって保証するために、ケーシング部分、伝動装置部分及び被駆動軸が極めて正
確に、ひいては比較的高い費用をかけて製造されねば
ならない。
さらに、ケーシングの分離面が、従来の手持ち工具機械において通常は作業状
態で垂直にかつ平らに延びており、この場合、少なくとも被駆動軸の1つの支承
箇所が分離平面の領域に位置し、即ち、軸受座部が同じく分割されている。これ
によって、装着工具からケーシングに伝達される力が分離平面の領域でケーシン
グ縁部の変形を生ぜしめることになる。これによって、被駆動軸の軸受座部が変
形され、ひいては伝動機能が損なわれる。
装着工具の緊締手段が外側から操作部材を介して緊締位置及び解除位置へ運動
可能であるものの、連行体及び装着工具の運動にも追随しなければならない。従
って、装着工具と連行体とを連結するための緊締手段が比較的煩雑に構成されて
いる。
発明の利点
請求項1の特徴を有する本発明に基づく手持ち電動工具機械においては利点と
して、被駆動軸が駆動軸に関連してかつケーシングに対して最適に調節できる。
従って有効な製作誤差補償が行われ、その結果、ケーシング及び伝動装置のため
の安価に製作された誤差の大きな構成部材の使用が可能である。
本発明の別の利点が従属請求項に記載の構成によって、例えば簡単な調節手段
によって得られ、調節手段が特に並目ねじでケーシング内を軸線方向に調節可能
な軸受ブッシュとして形成されており、軸受ブッシュが上側の半径方向のつばの
下面に少なくとも1つのリングキーを有しており、該リングキーに所属してケー
シング側の対向リングキーが支持面として配置されている。
調節手段が所望しない調節に対して回動ロック部材を用いてロック可能であり
、回動ロック部材が簡単な構成では外歯の付けられた止めリングから成っており
、止めリングが内側の面取り部で軸受ブッシュの下側の外周面の対向面取り部に
係合している。圧縮ばねを調節リングとして形成された回動ロック部材に支持し
て、回動ロック部材を軸受ブッシュ若しくはケーシングに堅く保持することによ
って、調節手段が特に摩耗を防止されている。さらに押圧ボタンが、例えば工具
を装着した後に確実に出発位置に戻される。
特に工具に向いていて外側からアクセス可能な側への回動ロック部材の解除可
能な配置が、被駆動軸の軸線方向遊びの調節を手持ち工具機械の分解なしに可能
にする。
被駆動軸の、工具から離れた側が軸線方向にばね弾性的にケーシングに対して
支持されていることによって、被駆動軸の軸線方向遊びが大きな許容範囲で男性
的に補償可能である。このような支持は、被駆動軸が、ばね弾性的に支承された
軸線方向移動可能なボールを介してケーシングに対して支えられ、かつ上側のケ
ーシングシェル内に圧縮ばねを配置してあり、圧縮ばねが一方ではケーシング側
の心棒部を、かつ他方では支持プレートのピンを取り囲んでいて、支持プレート
を介してボールに支持されており、ボールが被駆動軸の上側の端部の端面の切欠
き内に配置されていて、該切欠きの縁部を越えて突出していることによって、簡
単かつ経済的である。上側のケーシングシェルに、被駆動軸の上側の端部の支承
のためのリング状の滑り軸受が配置してあり、滑り軸受の軸受面が少なくとも部
分的に円錐形に形成されていることによって、被駆動軸の傾きが補償される。滑
り軸受によって被駆動軸の傾きを有効に補償するために、滑り軸受の軸受面が上
側の領域で、ほぼ2mm乃至3mmの長さにわたって円筒形に延びていて、次い
で下側に向かってほぼ5゜の角度で円錐形に広がるほぼ7mmの長さの領域に移
行している。このような円錐形の開口が手持ち工具機械の組立に際して滑り軸受
内への被駆動軸の挿入を容易にする。
連行体が移動によって装着工具に対する係合を解除されるようになっており、
これによって装着工具が駆動部から分離されて容易に取り出されるようになって
いることに基づき、操作が簡単な手段で、即ち押圧ボタンを介して行われ、該押
圧ボタンを用いて連行体が手で移動可能である。装着工具が緊締端部の領域で縦
案内内に遊び及び摩擦を減少させて、従って作業に起
因する横方向力を軽減するように案内されており、縦案内が装着工具の扁平な緊
締端部を取り囲んでいて、かつ作業に際して装着工具の回動を防止している。
シールキャップがケーシングの前方領域の開口を被っていて、装着工具の滑り
案内及び振動減衰のために役立つ。
装着工具が装着工具の運動方向に対して横方向に延びる刃先を有していて、の
み、たがね、へら若しくは類似のものとして用いられる。
縦案内がケーシングシェル内で、装着工具を貫通させるために後方及び前方の
開いた受容通路を備えて縦案内を取り囲む箱形の成形部によって確実に保持され
る。
ケーシングの構造に関する利点はスクレーパにだけではなく、アングル伝動装
置を備えたすべての手持ち工具機械に当てはまる。ケーシングは、作業位置で水
平に延びる分離平面で組み立てられた2つのケーシングシェルから形成されてお
り、被駆動軸を両方のケーシングシェル内で各1つの軸受に回転可能に支承する
ことによって特に形状安定している。ケーシングの安定性は、両方のケーシング
シェルを備えるケーシング及び分離縁によって形成された分離面が、作業位置で
見て頚部の領域で下方へ折れ曲って延びており、折れ曲り部が取っ手として用い
られることによって高められる。ケーシングの補強力(Versteifung)が操作員
の
手でケーシングをつかむことによってかつ作業の際の操作力に基づき高められ、
これによってケーシングシェルが互いに組み合わされて、互いに堅く緊締される
。
別の利点として、装着工具を取り付けるための緊締手段が安価なわずかな構成
部分からなっており、該構成部分を用いて装着工具が簡単な操作で容易に連行体
に結合されて、迅速に交換可能である。装着工具の刃先によって操作員を損傷せ
しめるようなおそれが、操作の容易なことによって低下される。簡単な工具交換
が作業安全性の改善に寄与する。
連行体自体が突起部で以て装着工具の緊締端部の切欠き内に解除可能に係合す
ることによって、装着工具として形成されたスクレーパのための特に構造の簡単
な容易に操作可能な緊締機構が得られる。
押圧ボタンが装着工具の解除位置でケーシングに対して係止して堅く保持され
、係止手段が装着工具によって装着工具の差し込みに際して再び解除されること
によって、押圧ボタンが装着工具の差し込み中に押し付けたままにしておく必要
はない。従って、操作員の一方の手がもっぱら手持ち工具機械を保持するために
用いられ、他方の手が工具取り出しのために用いられる。これによって装着工具
の交換が容易になる。
連行体がへッド及び該へッドに設けられた突起部を備えて連接棒状に構成され
ていることによって、ケー
シングの内部での連行体の意図しない回転が避けられ、装着工具の特に静かな摩
滅の少ない運転が達成され、この場合、へッドが縦案内のノッチ内に案内されて
振動を減衰されている。半径方向の間隔を置いて偏心ピンと連行体のへッドの突
起部とを軸線平行に配置することによって、偏心ピンに対する連行体の回動が制
限され、ひいては偏心ピンと、連行体と、装着工具との間の摩擦及び摩耗が減少
される。この場合に有利には、装着工具の緊締端部の切欠きが円形であって、連
行体の突起部とほぼ同じ直径を有している。円形の代わりに装着工具の緊締端部
に、装着工具の運動方向に延びる長孔状の切欠きが設けられてよく、該切欠きの
長さは偏心体の行程よりも大きくなっている。これによって、駆動部から連行体
を介して装着工具への運動伝達は、装着工具が例えばワークへの当て着けによっ
て連行体の突起部に対して押し戻されて、突起部が長孔状の切欠きの縁部に支持
され、往復運動を装着工具に伝え得る場合にのみ行われる。空転時には装着工具
は停止し、従って運動を伝達する構成部分の摩耗が減少される。
縦案内が個別の部材として移動不能にケーシングの内部に配置されており、ケ
ーシングシェルが互いにねじ結合されている。この場合、縦案内が装着工具の運
動方向で1つのケーシングシェルの正面壁によって支えられていて、従って紛失
しないようにかつ遊びなく
、しかしながら容易に交換可能に堅く保持され、それというのは縦案内がケーシ
ングシェルを前方領域で互いに容易に引き離すことによってケーシングから抜き
出され得るからである。
縦案内が個別の部材であることによって、縦案内はカセット状に、装着工具の
シャフトを介してケーシングに伝達される曲げ力を受け止めて、広い面でケーシ
ングに伝え、従ってケーシングが小さな曲げ及びねじり力にしかさらされず、軽
構造で形成でき、この場合、転がり部材が縦案内の案内スリットの両端で縦案内
と装着工具との間の摩耗若しくは摩擦を減少させる。
装着工具は金属、例えば軽金属若しくはHHS・鋼から成るのみ、スクレーパ
、へら若しくは類似のものであってよい。装着工具は多様に、例えば彫刻のため
、塗料、壁紙、敷物接着剤、発泡剤、フェルト、PVCの除去のため、さらにク
リーニング作業のため、例えば汚れ、接着剤及びにかわ、漆喰、石膏、充填材、
パテ、塗料物質、シリコン残留物、モルタル、或いはコンクリート残留物などの
除去のために用いられる。
さらに装着工具は、床張り準備のため、コンクリート準備のため、突起部を平滑
にするため、目地仕上げのため、タイル接着剤の除去のためにも用いられる。
装着工具はシャフトの領域で扁平な、特に方形の横断面を有しており、このよ
うなシャフトが縦案内、特に扁平スリット内を案内されて、弾性的に、板ばね状
に、掻き取りの際の曲げ力を受け止める。これによって、装着工具が縦軸線を中
心とした回動を防止していて、スクレーパの運転に際してワークと操作員との間
で衝撃を緩衝する。
装着工具は摩耗部品であるので、装着工具の迅速な交換は著しい利点である。
このような利点は、装着工具を係止手段によって手持ち工具機械に取り付けるこ
とによって得られる。
次ぎに本発明を図示の実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明に基づく手持ち電動工具機械(Elektrohandwerkzeugmaschine)
の実施例の分解図、図2は図の符号IIの箇所の組み立てられた状態の縦断面図、
図3は図2の駆動軸の端面支承の詳細図、図4は図1の符号IIIの箇所の拡大図
、図5は本発明に基づく手持ち電動工具機械の別の実施例の一部分の縦断面図、
図6は図5の駆動軸の端面支承の詳細図、図7は図5の工具機械の、図4に類似
の部分の分解図、図8は図1乃至図7の手持ち電動工具機械に所属して設けられ
る装着工具及び縦案内の斜視図、図9は転がり部材を備える縦案内の分解図、図
10は図1に示すもっぱら1つの滑り軸受け及び軸受けブッシュを備えた上側及
び下側ケーシングシェルの分解図、及び図11は軸受けブッシュを備えた下側の
ケーシングシェルの分解図である。
実施例の説明
図1は、ワークのかき取り処置のための手持ち電動工具機械(短くスクレーパ
[Schaber]10と呼ぶ)の分解図であり、図2は部分縦断面図である。
スクレーパの筒形のケーシング11は、プラスチック製の2つのケーシングシェ
ル12,14によって形成されており、ケーシングシェルの縁部が分離縁15を
形成しており、分離縁が水平な分離面を規定している。ケーシング11は後方の
領域に大径部30を有し、前方の領域にケーシング軸線に対して傾斜した頚部3
2を有している。ケーシングは頚部32と大径部30との間で取っ手28として
形成されている。ケーシングシェル12,14はねじ26によって互いに結合さ
れている。
電気ケーブル(図示せず)がケーシングに別のねじ24によってクランプを用
いて固定される。ケーシング11の内部には、送風羽根車18を備えたモータ1
6が配置されており、モータの駆動軸19が球軸受20に支承されていて、円錐
形の小歯車22に相対回動不能に結合されている。小歯車22が円錐形の皿歯車
(kegeliges Tellerrad)48に噛み合っており、皿歯車が駆動軸19に対して
垂直な回転軸線36を有していて、被駆動軸50に相対回動不能に保持されてい
る。
被駆動軸50の、工具から離れた側の支承箇所は、
ケーシングシェル12の円筒形の軸受け受容部38内に挿入可能なリング状の、
特に燒結材料製の滑り軸受40、圧縮ばね42、支持プレート44並びにボール
46から成っており、ボールが被駆動軸50の上側の端面の中央の切欠き43内
に支承されている。
圧縮ばね42が上側、即ち一方の端部で、ケーシングに固定されたピン41(
図10)に係合し、かつ下側、即ち他方の端部で、支持プレート44を支持する
ピン44′に係合して、支持プレート44を介してボール46に支えられており
、ボールが被駆動軸50の中央の切欠き43内に位置していて、切欠き43の縁
部を越えて突出している。滑り軸受40は、被駆動軸50の上側の支承端部の受
容のための内側の円錐形若しくは球形の軸受面47(図10)を有している。こ
れによって、かつボール46における軸線方向の支えによって、被駆動軸50は
滑り軸受40の中心軸線に対して所定量だけ傾いて遊びなく案内でき、滑り軸受
40が破損されることはない。このような構成はスクレーパ10のために大きな
許容誤差で製造された部品の使用を可能にして、スクレーパの機能が高く保証さ
れる。
被駆動軸50の工具に近い側の支承箇所は、スリーブ状の軸受ブッシュ56、
リング・プレート54、転がり軸受若しくはニードル軸受58から成っている。
被駆動軸50の工具に近い側の端部に保持された偏
心ピン52が、軸受ブッシュ56を貫通しており、偏心ピンの自由な端部が連接
棒状の連行体68の孔72内に上側から係合しており、連行体は軸線方向下側で
押圧ボタン76に支えられている。この場合、それ自体公知の別の偏心体駆動部
が用いられてよい。
偏心ピンの偏心軸線53と回転軸線36との間の間隔が偏心量を規定しており
、二倍の偏心量が偏心ピン若しくは連行体68の行程を規定している。
連行体68と軸受ブッシユ56との間に回動ロック部材62及びプレート66
が配置してあり、回動ロック部材とプレートとの間に間隔保持のためのばね手段
64が支持されている。調節プレート若しくは締め付けリングとして形成された
回動ロック部材62は、軸受ブッシュ56の形状接続的な係合(formschluessig
es Umgreifen)のために構成されている。押圧ボタン76は下側のケーシングシ
ェル14の開口60をほこりに対して密接に閉鎖し、ケーシング輪郭と同一面を
成している。
図2に示してあるように、つば71′の縁部が緊締端部77のためのストッパ
として用いられ、この場合、ストッパ位置で緊締端部77の切欠き90が連行体
68の突起部70に対して正確に合致するように位置決めされている。このこと
は装着工具88,288の差し込みを容易にし、それというのは装着工具88,
288とつば71′との良好に感知可能な当接に際し
て切欠き90内への突起部70の係合が確実であり、従って正確な緊締位置が達
成され、押圧ボタン76が解放され得る。
ケーシング11の、ケーシングシェル12,14の相応の成形によって形成さ
れる前面側の開口34の後ろ側で、ケーシング11の内部に装着工具88のため
の縦案内(Laengsfuehrung)82が不動に配置されている。横壁13が開口34
の領域で上側のケーシングシェル(プラスチックシェル)12に配置され、縦案
内82の外側の端面を部分的に被っていて、開口34からの縦案内の意図しない
抜け出し若しくは紛失を防止している。縦案内82内に装着工具88のシャフト
89が直線的に前方及び後方へ移動可能に案内されている。連行体68のピンと
して形成された突起部70が上側から回動可能に、装着工具88のシャフト89
の緊締端部77の円形の切欠き90内に係合している。
被駆動軸50が回転すると、偏心ピン52が回転軸線36を中心として円運動し
、偏心ピンに連行体68が追随する。連行体68の突起部70をシャフト89の
切欠き90内にヒンジ的に連結してあることに基づき、偏心ピン52の前進及び
後進の運動成分のみが装着工具に伝達され、従って図4に示すように切欠き90
は円形であってよく、若しくは図5に示すように滑子案内状の長孔は不必要であ
る。
図2及び図4に示すように、偏心ピン52の摩擦の
少ない良好な支承のために、連行体68が、偏心ピン52を貫通させる孔72内
に転がり軸受73、特にニードル軸受を有している。切欠き90と協働する突起
部(ピン)70は孔72、若しくは転がり軸受73に対して軸線平行に所定の距
離を置いて配置されている。
図1乃至図4から明らかなように、連行体68は偏心ピン52に沿って案内さ
れていて、かつ弾性的に軸線方向移動可能に支承されており、連行体68の突起
部70が軸線方向移動によって装着工具88の切欠き90との係合を解除され、
従って駆動部が装着工具88から分離可能である。駆動部が装着工具から分離さ
れると、装着工具88が手で容易にはずして交換され得る。
連行体68が指で移動可能な押圧ボタン76を介して解除位置へ移動させられ
る。押圧ボタン76は、シリンダ内のモータピストンのように、ケーシングシェ
ル14の開口60内に移動可能に支承されていて、押圧ボタン76を支える連行
体68と同じ方向に運動させられる。
連行体68と下側のケーシングシェル14との間に被駆動軸50に対して同軸
的に圧縮ばね64を配置してあり、圧縮ばねがリングプレート66を介して連行
体68若しくは押圧ボタン76に支えられていて、押圧ボタンを出発位置へ戻す
ようになっている。リング
プレート66は、連行体68の往復運動が圧縮ばね64に伝達されることを防止
している。
さらに明らかなように、押圧ボタン76がケーシングシェル12の内部に係合
するスナップフック75,79を用いて抜け落ちないように確保されている。押
圧ボタン76は連接棒状の連行体68に対する支持のために半径方向のリブ8,
9を有している。
装着工具88は、刃先を有する作業端部92と緊締端部77との間の領域で縦
案内82内に案内されている。縦案内82は、図9に示してあるように、装着工
具88の偏平なシャフト89をカセット状に取り囲み、これによって作業に際し
て生じる曲げ力を受け止めるように形成されており、従って、ケーシングシェル
12,14の破損を生ぜしめるような局所的な応力が発生することはない。
縦案内82は、図8及び図9に示すように、装着工具88のシャフト89を貫
通させるための一貫した案内スリット67を備えてケーシング12,14内に装
着可能な立方体若しくは直方体として形成されている。縦案内82は連行体68
に向けられた側にノッチ83を有しており、該ノッチは連行体68の、装着工具
88の緊締端部77の切欠き90内に係合するヘッド65をセンタリングしてお
り、ヘッドが、装着工具88の緊締端部77内に突入して装着工具を連行する突
起部70を保持している。
図5に示すように、縦案内87が横方向切欠き(Querausnehmung)81によっ
て貫通されている。該横方向切欠きに対して同列に下側のケーシングシェル14
に切欠き81′が設けられており、該切欠きを介して工具88の装着されていな
い状態で潤滑剤が供給され、若しくは前記切欠きを介してねじ回しを用いて両方
のプラスチックシェル12,14間の結合部が締め付けられ若しくは分離される
。
縦案内82は直方体状に形成される必要はなく、必要に応じて異なる外形を有
していてよい。
図6は図3と同じようにケーシング12,14内の被駆動軸50の上側の支承
部を詳細に示しており、圧縮ばね42、中央の切欠き43、プレート44、ボー
ル46及び被駆動軸50の上側の領域が明瞭に示してある。
図1乃至図7から明らかなように、被駆動軸50の工具に向けられた側の支承
箇所が転がり軸受58及び軸受ブッシュ56によって形成されており、軸受ブッ
シュが並目ねじ(Steilgewinde)として作用するリングキー(Ringkeil)57を
介してケーシングシェル14の対向リング63(図10)に対して、回動ロック
部材62の解除の後に、軸線方向に調節可能であり、かつ押圧ボタン76及び連
行体68の分解の後に、外側から例えばレンチ若しくは類似のものにとって回動
のためにアクセス可能である。
軸受ブッシユ56はリングキー57の代わりに並目・雄ねじ(Steil-Aussenge
winde)を有していてよく、並目・雄ねじがケーシング側の相応の対向ねじ内に
ねじ込まれる。
軸受ブッシュ56の回動ロック部材が外歯付きの止めリング(K1emmring)6
1として形成されており、止めリングは内側に配置された2つの歯部61で以て
、軸受ブッシュ56の下側の外周面の相対する2つの溝59内に係合している。
止めリング62は外歯でケーシング11、特にケーシングシェル12の突起部に
係止して回動ロック可能に固定されており、このために歯部が開口60の底部の
突起67(図10)間に係合する。従って止めリングによって軸受ブッシュ56
がケーシング11に対して回動をロックされる。
止めリング62に圧縮ばね64を支持してあり、従って圧縮ばねが止めリング
を軸線方向で軸受ブッシュ56若しくはケーシング11に対して締め付け、ひい
ては突起に保持する。止めリング62は外歯を介してケーシングシェル14に回
動不能に結合されている。
図1乃至図7に示してあるように、工具88若しくは188が、ケーシング1
1の前方領域のシールキャップ86によって閉鎖された開口34から突出してい
る。工具88若しくは188の刃先若しくは作業端部92に刃保護部材94を装
着可能であり、刃保護部材が刃先の破損を防止して、特に手持ち工具機械10の
搬送に際して操作員を刃先による損傷から保護する。
図5及び図7においては、連行体69は、図1乃至図3の連接棒状の連行体6
8と異なって、孔付きプレートとして形成されている。連行体69の中央の孔7
2′内に被駆動軸50の偏心ピン51を係合させてあり、該偏心ピンは図1乃至
図3の偏心ピン52よりも明らかに短くなっている。このような短い寸法は、偏
心ピン51自体が装着工具188の緊締端部の切欠き91内に係合させられず、
従って装着工具188が偏心ピン51に対して横方向に、該偏心ピンの自由端部
を越えて移動させて取り出すために必要である。
中央の孔72′は、図2及び図4に示す孔72と同じくニードル軸受73を有
していて、偏心ピン51の運動を小さい摩擦で連行体69及び装着工具188に
伝達できるようになっていてよい。
連行体69の、切欠き91に対して同心的に延びるリングつば状の突起部71
が、偏心ピン51の自由端部を越えて突出していて、工具188の緊締端部77
の長孔として形成された切欠き91内に係合している。長孔状の切欠き91は緊
締端部77の自由端の近傍に配置されており、切欠きの長軸が工具188の運動
方向に対して横方向に延びていて、偏心ピン51の少なくとも行程hだけ若しく
は偏心ピンの偏心量の二倍だけ偏心ピン51の直径よりも長くなっている。切欠
き(長孔)91の幅は、突起部71が切欠き内にほぼ
遊びなく係合できるように規定されている。
偏心ピン51と連行体69との間の支承摩擦に基づく連行体69の意図しない
回動を阻止するための手段は図示してない。
ケーシング11の正面の開口34に対する装着工具88,188の前方の作業
端部92若しくは刃先の位置は、図1、図2、図4、図5、及び図7のすべての
実施例で同じにしておきたい。このような理由から、図5及び図7の装着工具1
88のシャフト89は、図2及び図4の装着工具のシャフトよりも長くなってお
り、それというのはシャフト89と連行体69との間の係合点が図5及び図7の
実施例においてケーシング11の内部に深く位置しているからである。
図8は装着工具288を示しており、該装着工具は図1乃至図4のスクレーパ
10のために適している。
図1乃至図4の装着工具88と異なって、装着工具288は緊締端部77に切欠
き93を有しており、該切欠きは運動方向に沿って延びる長孔として形成されて
おり、長孔の幅は横断面円形の突起部(ピン)70の外径に規定されている。長
孔の長軸は偏心ピン52の行程hだけ若しくは偏心ピンの偏心量の二倍だけ偏心
ピン52の外径よりも長くなっている。これによって、モータの回転に際して装
着工具288は、正面からの対向力によって負荷され、その結果、突起部70を
連行のために切欠き93の前方の縁部193に支持さ
せた場合にのみ往復運動若しくは往復駆動させられる。従って、モータ16の接
続された状態で装着工具288をワークから離すと、装着工具が静止し、その結
果、エネルギ消費量、騒音発生、及び縦案内82、並びにスクレーパ10の運動
伝達のためのすべての構成部分における、例えば連行体68と装着工具288の
緊締端部77との間における摩擦が低く維持される。
図1乃至図8の装着工具88,188,288の緊締端部77の比較によって
明らかなように、装着工具88の切欠き90が緊締端部77の自由端に対して、
図5及び図7並びに図8に示す装着工具188,288の切欠き91,93より
も大きな距離を有している。
図9は図1の縦案内82を拡大して示している。縦案内82はニードルとして
形成された転がり部材78,84を保持しており、転がり部材は偏平な方形の案
内スリット67の前及び後ろに配置されていて、工具88,188,288を支
持して転がる。転がり部材78,84は縦案内82の対応するスリット85内に
支承されている。転がり部材78,84の配置によって、縦案内82内の滑り摩
擦が著しく減少され、縦案内の負荷容量が高められ、スクレーパ10の熱発生及
び摩耗が減少させられ、ケーシング11による装着工具88,188,288の
曲げ力が避けられる。
図1、図2及び図4は、縦案内82と連接棒状の連
行体68との間の協働状態を示している。連行体68のヘッド65が縦案内82
の案内スリットとして役立つノッチ83内に回動可能に係合している。従って、
ヘッド56、ひいては連行体68がケーシング11内で、スクレーパ10に工具
88,288を装着することなしにモータ16を始動させた場合でも回転を防止
して案内されている。
図10には上側及び下側のケーシングシェル12,14が互いに軸線に対して
平行に離して図示してあり、この場合、分離縁15の前方で曲げられた経過が両
方のケーシングシェルで示されている。上側のケーシングシェルは心棒部41及
び、ここには図示してないものの、図1乃至図3、図5及び図6に図示の圧縮ば
ね42の受容のための、前記心棒部に同心的な孔45を示しており、圧縮ばねは
プレート44を軸線方向でボール46若しくは被駆動軸50に接触させるために
プレートのピン44′を保持している。軸受受容部38として用いられる円形の
切欠き(Ausnehmung)を心棒部41に対して同心的に配置してあり、該切欠き内
に滑り軸受40が挿入可能である。さらに、ここには図示してない工具88を貫
通させるための開口34の近くの前方の横壁13が特に明確に図示してある。
滑り軸受40の内側の軸受面47は下方ヘケーシングシェル14に向かって円
錐形に拡大している。軸受面のほぼ7mmの長さの領域を全体で5゜の角度で拡
大させると特に有利であり、この場合、上方に軸受面のほぼ2乃至3mmの長さ
の円筒形の領域が続いている。これによって所定の限度内で被駆動軸50の傾き
が許され、スクレーパの機能が損なわれることはなく、若しくは滑り軸受40が
損傷或いは破損せしめられることはない。
下側のケーシングシェル14は対向リングキー面(Gegenringkeilflaeche)6
3を示しており、対向リングキー面が軸受ブッシュ56のつば55のリングキー
(Ringkeil)57を支持しており、その結果、軸受ブッシュ56の逆時計回りの
回動に際して軸受ブッシュが軸線方向に移動する。図1、図2及び図5に示すよ
うに被駆動軸50が軸線方向で軸受ブッシュに支持されているので、被駆動軸は
軸受ブッシュ56の回動に際して軸線方向に連行され、その結果、上側のケーシ
ングシェル12、若しくはボール46、プレート44及び心棒部41に対する被
駆動軸50の軸線方向遊びの調節が可能である。
さらに、ケーシングシェル14に開口34の近傍でシールキャップ86(図1
)の保持のためのリング溝25が設けられ、かつここには図示してない縦案内8
2の押し込み及び保持のための装着開口35を備えた受容通路33が設けられて
おり、縦案内がリブ37,39に遊びなく締め付けられている。さらに、押圧ボ
タン76(図1)の案内及び受容のための開口60も
示してある。
軸受ブッシュ56の形の調節手段は下側のケーシングシェル14内にではなく
、上側のケーシングシェル12内にも配置でき、この場合、ニードル軸受73の
代わりに滑り軸受40が軸受ブッシュ56内に配置される。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ルドルフ フクス
ドイツ連邦共和国 D―73765 ノイハウ
ゼン フリーダーヴェーク 31
(72)発明者 ヨアヒム ミュラー
ドイツ連邦共和国 D―70597 シュツツ
トガルト ホフフェルトシュトラーセ
136
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 手持ち電動工具機械(10)であって、手持ち電動工具機械のケーシング( 11)がモータ(16)並びに被駆動軸(50)を受容しており、被駆動軸 が 少なくとも2つの支承箇所及び被駆動軸端部に配置された偏心ピン(51,52 )若しくは類似のものを備えており、偏心ピン(51,52)に連結されて往復 運動可能な装着工具(88,188,288)を装着可能であり、装着工具がケ ーシング(1 1)内に保持された緊定端部(77)を有しており、装着工具( 88,188,288)と偏心ピン(51,52)との間に運動伝達のための連 行体(68,69)を配置してあり、連行体(68,69)が孔(72,72′ )を有しており、該孔内に前記偏心ピン(51,52)が回動可能に係合してい る形式のものにおいて、被駆動軸(50)の、有利には工具に向いた側の1つの 支承箇所(58)が、被駆動軸(50)をケーシング(1)に対して軸線方向に 調節可能な少なくとも1つの調節手段(56)に作用結合されていることを特徴 とする手持ち電動工具機械。 2.調節手段(56)が、特に並目ねじ(57,63)を用いてケーシング(1 1)内で軸線方向調節可能な軸受ブッシュ(56)として形成されている請 求項1記載の手持ち電動工具機械。 3. 軸受ブッシュ(56)は並目ねじとして上側の半径方向のつば(55)の 下面に少なくとも1つのリングキー(57)を保持しており、該リングキーに対 応して対向リングキー(63)が支持面としてケーシングに配置されている請求 項2記載の手持ち電動工具機械。 4.軸受ブッシュ(56)が回動ロック部材(62)を用いてケーシング(11 )に対して位置固定可能である請求項1から3のいずれか1項記載の手持ち電動 工具機械。 5. 回動ロック部材が外歯付きの止めリング(62)として形成されており、 止めリングが回動ロック可能に、少なくとも1つの内歯(61)で以て 軸受ブッシュ(56)の下側の外周面の少なくとも1つの溝(59)内に係合し ていて、軸受ブッシュ(56)を特にリングキー(57)に向けられた側で取り 囲んでいる請求項4記載の手持ち電動工具機械。 6. 止めリング(62)が外歯で以てケーシング(11)の突起部、特にケー シングシェルの開口(60)の底部の突起(67)に係合して固定されている請 求項5記載の手持ち電動工具機械。 7. 圧縮ばね(64)が止めリング(62)に支えられていて、止めリングを 軸受ブッシュ(56)若し くはケーシング(11)に対して固定している請求項6記載の手持ち電動工具機 械。 8. 回動ロック部材(62)がケーシング(11)の外側からアクセス可能な 、特に工具に向けられた側で固定位置から取り外し可能に配置されている請求項 4から7のいずれか1項記載の手持ち電動工具機械。 9. 装着工具(88)の解除のための押圧ボタン(76)が圧縮ばね(64) に支えられており、圧縮ばねが同時に連行体(68)及び押圧ボタン(76)の ための戻しばねとして役立っており、押圧ボタン(76)がケーシングからの抜 け出しに対してロックされている請求項6、7又は8記載の手持ち電動工具機械 。 10.被駆動軸(50)が工具から離れた側で軸線方向にばね弾性的にケーシン グ(11)に対して支持されている請求項1から9のいずれか1項記載の手持ち 電動工具機械。 11.被駆動軸(50)が、ばね弾性的に支承された軸線方向移動可能なボール (46)を介してケーシング(11)に対して支持されている請求項10記載の 手持ち電動工具機械。 12.上側のケーシングシェル(12)に圧縮ばね(42)を配置してあり、圧 縮ばねが一方ではケーシング側の心棒部(41)を、かつ他方では支持プレー ト(44)のピン(44′)を取り囲んでいて、支持プレート(44)を介して ボール(46)に支持されており、ボールが被駆動軸(50)の上側、即ち工具 から離れた側の端部の端面の切欠き(43)内に配置されていて、該切欠き(4 3)の縁部を越えて突出している請求項11記載の手持ち電動工具機械。 13.上側のケーシングシェル(12)に、被駆動軸(50)の上側の端部の支 承のためのリング状の滑り軸受(40)が配置してあり、滑り軸受の軸受面(4 7)が少なくとも部分的に円錐形に形成されており、滑り軸受(40)の中心軸 線に対する被駆動軸(50)の傾きが補償されるようになっている請求項12記 載の手持ち電動工具機械。 14.滑り軸受(40)の軸受面(47)が上側の領域(47″)で、有利には ほぼ2mm乃至3mmの長さにわたって円筒形に延びていて、次いで下側に向か ってほぼ5゜の角度で円錐形に広がる有利にはほぼ7mmの長さの領域(47′ )に移行している請求項12記載の手持ち電動工具機械。 15.連行体(68,69)が押圧ボタン(76,176)を用いて移動させる ことによって装着工具(88,188,288)に対する係合を解除されるよう になっており、これによって装着工具(88,188,288)が駆動部から分 離されて容易に取り 出されるようになっている請求項1から14のいずれか1項記載の手持ち電動工 具機械。 16.装着工具(88,188,288)がケーシング(11)内の縦案内(8 2)内を軸線方向移動可能に案内されており、装着工具の扁平な緊締端部(77 )が案内エレメント(82)によってわずかな遊びで取り囲まれている請求項1 から15のいずれか1項記載の手持ち電動工具機械。 17.装着工具(88, 188,288)が、ケーシング(11)の前方領域 の、シールキャップ(86)によって被われた開口(34)から突出しており、 シールキャップ(86)が特に密接に装着工具(88,188,288)に支持 されている請求項1から16のいずれか1項記載の手持ち電動工具機械。 18.装着工具(88,188,288)が装着工具の運動方向に対して横方向 に延びる刃先を有していて、のみ、たがね、へら若しくは類似のものとして用い られる請求項1から17のいずれか1項記載の手持ち電動工具機械。 19.ケーシングシェル(12,14)の1つが、縦案内(82)を取り囲みか つ装着工具(88,188,288)を貫通させるために後方及び前方の開いた 受容通路(33)を備える箱形の成形部を有している請求項1から18のいずれ か1項記載の手持ち電動工具機械。 20.縦方向分割のシェル(12,14)から成るケーシング(11)を備える 手持ち工具機械であって、ケーシングが両端で支承された被駆動軸(50)を有 するアングル伝動装置を受容しており、ケーシング(11)が作業位置で水平に 延びる分離平面で組み立てられた2つのケーシングシェル(12,14)から形 成されており、被駆動軸(50)が両方のケーシングシェル(12,14)内で 各1つの軸受(40)に回転可能に支承されている特に請求項1から19のいず れか1項記載の手持ち工具機械。 21.両方のケーシングシェル(12,14)を備えるケーシング(11)及び 分離縁(15)によって形成された分離面が、作業位置で特に頚部(32)の領 域をs字形に下方へ曲がって延びている請求項20記載の手持ち工具機械。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19547332.9 | 1995-12-19 | ||
DE19547332A DE19547332A1 (de) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | Elektrohandwerkzeugmaschine |
PCT/DE1996/002044 WO1997022437A1 (de) | 1995-12-19 | 1996-10-26 | Elektrohandwerkzeugmaschine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000501029A true JP2000501029A (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=7780506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9513779A Abandoned JP2000501029A (ja) | 1995-12-19 | 1996-10-26 | 手持ち電動工具機械 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (2) | EP0868256B1 (ja) |
JP (1) | JP2000501029A (ja) |
CN (1) | CN1112982C (ja) |
DE (3) | DE19547332A1 (ja) |
WO (1) | WO1997022437A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007517681A (ja) * | 2004-01-16 | 2007-07-05 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 回転シャフト係止機構 |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29717071U1 (de) * | 1997-09-24 | 1999-02-04 | Robert Bosch Gmbh, 70469 Stuttgart | Handwerkzeugmaschine |
DE19844806B4 (de) * | 1998-09-30 | 2010-10-14 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine, insbesondere Schnursäge |
DE19938175B4 (de) * | 1999-08-16 | 2005-08-11 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine mit einem Führungslager für ein Einsatzwerkzeug |
DE19938161A1 (de) * | 1999-08-16 | 2001-03-01 | Bosch Gmbh Robert | Handwerkzeugmaschine |
DE19938162A1 (de) * | 1999-08-16 | 2001-03-01 | Bosch Gmbh Robert | Handwerkzeugmaschinensystem |
DE19938176A1 (de) * | 1999-08-16 | 2001-03-08 | Bosch Gmbh Robert | Handwerkzeugmaschine |
DE19939171A1 (de) * | 1999-08-20 | 2001-03-08 | Bosch Gmbh Robert | Handwerkzeugmaschine |
DE20019375U1 (de) | 2000-11-15 | 2001-03-01 | Scintilla Ag, Solothurn | Werkzeughalter |
DE10058894A1 (de) * | 2000-11-23 | 2002-06-06 | C & E Fein Gmbh & Co Kg | Werkzeug mit einem Halter zur Befestigung an einer Antriebswelle |
CN201061862Y (zh) * | 2007-06-25 | 2008-05-21 | 南京德朔实业有限公司 | 一种电动磨削工具 |
US20090272556A1 (en) * | 2008-05-05 | 2009-11-05 | Ingersoll-Rand Company | Angle head and bevel gear for tool |
JP2010155291A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Makita Corp | 電動工具 |
RU2013119819A (ru) * | 2010-10-04 | 2014-11-20 | Роберт Бош Гмбх | Осциллирующая ручная машина |
DE102010041938A1 (de) * | 2010-10-04 | 2012-04-05 | Robert Bosch Gmbh | Materialverteilungseinheit |
DE102010064363B4 (de) * | 2010-12-30 | 2021-12-16 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschinenspannvorrichtung mit Verdrehsicherung |
WO2014036003A1 (en) * | 2012-08-27 | 2014-03-06 | Ingersoll-Rand Company | Power tool housing construction |
DE102013223819A1 (de) * | 2013-11-21 | 2015-05-21 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschinengehäusevorrichtung |
CN103894672B (zh) * | 2014-03-28 | 2017-01-11 | 潘杭 | 一种板材竖直矩形槽开槽机 |
CN106424933B (zh) * | 2015-08-06 | 2018-06-19 | 南京德朔实业有限公司 | 往复锯 |
CN105855917B (zh) * | 2016-06-06 | 2018-01-05 | 石狮市川朗机械设计有限公司 | 一种带加工头且能往复运动的加工机构 |
CN106424932B (zh) * | 2016-11-17 | 2018-06-29 | 湖州峰霞五金贸易有限公司 | 一种受力平衡手锯 |
CN106346363B (zh) * | 2016-11-18 | 2018-05-01 | 常州市武进大成工贸有限公司 | 雕磨机 |
CN108000360B (zh) * | 2017-12-29 | 2024-03-15 | 宁波浙达技术服务有限公司 | 一种气动式打磨机 |
CN213318064U (zh) | 2018-01-31 | 2021-06-01 | 米沃奇电动工具公司 | 往复锯 |
CN108406478A (zh) * | 2018-02-08 | 2018-08-17 | 浙江意达电器有限公司 | 高密封性高稳定性角向磨光机及其磨光方法 |
US11691261B2 (en) * | 2020-06-02 | 2023-07-04 | Snap-On Incorporated | Housing clamp for a power tool |
CN111791194A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-10-20 | 浙江动一新能源动力科技股份有限公司 | 一种电动工具壳体及电动工具 |
CN112353347B (zh) * | 2020-11-03 | 2023-01-03 | 青岛海泰新光科技股份有限公司 | 一种摄像手柄的楔形锁紧密封结构 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2705980A (en) * | 1953-09-08 | 1955-04-12 | Walter A Papworth | Portable power driven reciprocating and oscillating cutting tool |
US3203095A (en) * | 1963-07-29 | 1965-08-31 | Gen Electric | Power-operated knife |
US4311063A (en) * | 1980-06-02 | 1982-01-19 | The Singer Company | Bearing and bearing mount and tools incorporating same |
DE3448276C3 (de) * | 1984-08-01 | 1997-06-05 | Foell Remswerk | Stichsäge mit einer Klemmvorrichtung |
JPH0351540Y2 (ja) * | 1985-08-02 | 1991-11-06 | ||
EP0548717A1 (de) * | 1991-12-21 | 1993-06-30 | Robert Bosch Gmbh | Handwerkzeugmaschine mit Winkelgetriebe |
DE4235278A1 (de) * | 1992-10-20 | 1994-04-21 | Bosch Gmbh Robert | Handwerkzeugmaschine, insbesondere Motorfeile |
WO1994014574A1 (en) * | 1992-12-21 | 1994-07-07 | Matricbrook Pty. Ltd. | Power driven ratchet wrench |
DE4342986C2 (de) * | 1993-12-16 | 1998-08-13 | Metabowerke Kg | Motorbetriebenes Handwerkzeug mit Riemenantrieb |
-
1995
- 1995-12-19 DE DE19547332A patent/DE19547332A1/de not_active Ceased
-
1996
- 1996-10-26 JP JP9513779A patent/JP2000501029A/ja not_active Abandoned
- 1996-10-26 DE DE59609803T patent/DE59609803D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-10-26 EP EP96934436A patent/EP0868256B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-10-26 CN CN96199108A patent/CN1112982C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1996-10-26 EP EP99103025A patent/EP0916456B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-10-26 WO PCT/DE1996/002044 patent/WO1997022437A1/de active IP Right Grant
- 1996-10-26 DE DE59611234T patent/DE59611234D1/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007517681A (ja) * | 2004-01-16 | 2007-07-05 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 回転シャフト係止機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0868256B1 (de) | 2002-10-16 |
EP0868256A1 (de) | 1998-10-07 |
DE59611234D1 (de) | 2005-07-14 |
CN1112982C (zh) | 2003-07-02 |
DE19547332A1 (de) | 1997-06-26 |
DE59609803D1 (de) | 2002-11-21 |
WO1997022437A1 (de) | 1997-06-26 |
EP0916456B1 (de) | 2005-06-08 |
CN1205664A (zh) | 1999-01-20 |
EP0916456A3 (de) | 2002-09-25 |
EP0916456A2 (de) | 1999-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000501029A (ja) | 手持ち電動工具機械 | |
US7191847B2 (en) | Drive for a motor-driven hand-held tool | |
AU620403B2 (en) | Device for driving a drilling and/or percussion tool | |
US6671969B2 (en) | Adjustable shoe for a reciprocating saw | |
US6851193B2 (en) | Reciprocating saw | |
US4351112A (en) | Sabre saw bar and blade holder | |
US6276065B1 (en) | Blade attaching and detaching mechanism for a saber saw | |
US20070193041A1 (en) | Electric-powered cutting machine | |
US20060260141A1 (en) | Bearing for a reciprocating shaft of a reciprocating saw | |
US6317988B1 (en) | Saber saw having shoe to be pressed against workpiece | |
US20060117580A1 (en) | Power tool and method of operating the same | |
JP2003522037A (ja) | 深さストッパを有する手持ち工作機械 | |
CN1070406C (zh) | 手持式电动工具机以及其插入式工具 | |
US6886643B2 (en) | Shaft lock mechanism for a rotary power hand tool | |
US4353425A (en) | Guide tube support for rotary impact hammer | |
JPH10217092A (ja) | 手持ち式ベルトサンダ | |
US6651348B1 (en) | Drill powered reciprocating saw | |
US4566190A (en) | Reciprocating blade cutting device | |
US4979303A (en) | Self hair cutting device | |
US4330938A (en) | Carpet stripping machine | |
EP1600234A1 (en) | Electric cutting tool | |
US4790045A (en) | Power wallpaper removal adapter for jigsaws | |
GB2177339A (en) | Nibbling tool | |
US20210129311A1 (en) | Universal Chisel Attachment | |
US7310880B2 (en) | Saber saw with an adjusting device for a saber saw guide |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20040618 |