JP2000501042A - Method of manufacturing colored marked objects - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】 物体の表面をレーザー光で照射することによる、色マークされた物体の製造方法において、物体が、少なくともマーキングが施与される位置で、異なる波長でそれらの光吸収スペクトルに極大を示しかつレーザー光の影響下でその光吸収能力を失うところの少なくとも3つの光吸収成分を含むプラスチック組成物からなり、マーキングは、マトリックスドットの形で施与され、マトリックスドットの位置で、光吸収成分のうちの少なくとも1つが完全にまたは部分的にその光吸収能力を失うような波長および強度のレーザー光で、かつそのような持続時間、物体表面を照射することによってマーキングが施与されることを特徴とする方法。 (57) [Summary] In a method for producing a color-marked object by irradiating the surface of the object with laser light, the object exhibits a maximum in its light absorption spectrum at different wavelengths, at least at the location where the marking is applied, and the laser light Consisting of a plastic composition comprising at least three light-absorbing components that lose their light-absorbing capacity under the influence of, wherein the marking is applied in the form of matrix dots, and at the location of the matrix dots, of the light-absorbing components The marking is applied by irradiating the object surface with laser light of a wavelength and intensity such that at least one completely or partially loses its light absorbing ability and for such a duration. Method.
Description
【発明の詳細な説明】 色マークされた物体の製造方法 本発明は、物体の表面をレーザー光で照射することによる色マークされた(co lor-marked)物体の製造方法に関する。 そのような方法は、国際特許出願公開WO94/12352号から公知である。その特 許出願は、それによって物体の表面が、色マーキング(color marking)が得ら れるように任意に選ばれた条件下で照射されるところの方法を記載する。 この公知の方法の不都合は、得られる色が自由に選ばれずに、偶然によってな されることである。さらに、限られた数の色だけでしかマーキング(marking) を得ることができない。 本発明は、上記の不都合を持たない方法を提供することを目指す。 驚くべきことに、これは次のことによって達成される:すなわち、物体が、少 なくともマーキングが施与される位置で、異なる波長でそれらの光吸収スペクト ルに極大を示しかつレーザー光の影響下でその光吸収能力を失うところの少なく とも3つの光吸収成分を含むプラスチック組成物から成り、マーキングは、マト リックスドットの形で施与され、マトリックスドットの位置で、光吸収成分の少 なくとも1つが完全にまたは部分的にその光吸収能力を失うような波長および強 度を有するレーザー光で、そのような持 続時間、物体表面を照射することによってマーキングが施与される。 このようにして、色が自由に決められ、このマーキングは異なる色を含むこと ができ、かつ異なる色でのマーキングが同じプラスチック組成物の表面に得られ るところのマーキングを得ることができる。さらに、マーキングを、非常に多く の異なる色で、同じプラスチック組成物の表面に得ることすらできる。 マトリックスドットは、色吸収成分が完全にまたは部分的にその光吸収能力を 失う前は、色吸収成分によって吸収される光の色を持たない。 光吸収成分は、有彩色を有する成分、例えば染料および顔料であると理解され る。光吸収成分は、白または黒の成分、例えば二酸化チタン、チョーク、硫化バ リウム、カーボンブラックまたは硫化鉄を含まないと理解される。 光吸収成分は通常の昼光中ではその光吸収能力を失わない、またはほとんど失 わないことが重要である。この理由のために、光吸収成分は、ウール スケール (Wool Scale)(DIN 54003 に従う)で、5以上、より好ましくは7 以上、なおさらに好ましくは7より大きい色安定性を有する。 適当な光吸収成分の例は、Irgalith(商標) Rubine 4 BP(マジェンタ 色の顔料)、Irgalith Blue LGLD(シアン色の顔料)、またはCromoptha l(商標)Yellow 6GおよびCromopthal Yellow 3G(2つは、黄色の顔料 )である。付随的に、ほとんどの光吸収成分は、レーザー光で照射さ れると、全部または一部、その光吸収能力を失う。 本発明の方法は、簡単なやり方で、マトリックスドットを表面に施与すること ができる。 特定の波長のレーザー光での照射は、予め選択された光吸収成分の光吸収能力 を減少させ、照射された部位の表面は、当該成分によってもはや吸収されない色 を反射する。反射された色の明るさは、レーザー光の強度を増加する、または照 射の持続時間を延ばすことによって、高めることができる。 表面に非常に多くのマトリックスドットを施与することによって、所望の色の マーキングが形成される。 表面に一面ずつ異なる色のマトリックスドットを施与することがまた可能であ る。観察者には、マトリックスドットの位置での表面の色は混ざった色である。 というのは、マトリックスドットの色は、それらが混ざっているかのように眼に 映るからである。混合されるべき色が一面ずつ配置される、この色混合の方法は 、区分法(partitive method)と呼ばれる。混ざった色は、マトリックスドット の表面積の比および色の明るさの比によって決められる。このように、非常に多 くの混ざった色が形成され得る。 この状況において、ドットの中心から中心の距離が小さいので、眼が個々のマ トリックスドットを区別できないことが重要である。新聞の写真はまた、このよ うにして着色される。 カラー印刷から知られているように、少なくとも3つの 異なる色のマトリックスドットを表面に施与することによって、非常によい結果 が達成される。これは、少なくとも3つの異なる波長のレーザー光で表面を照射 することによって成し遂げられ、この方法では、少なくとも3つの光吸収成分の うちの1つが、全部または部分的に、各波長でその光吸収能力を失う。このやり 方で、少なくとも3つの色の使用により、適当な量でその色を混ぜることによっ て、非常に多くの他の色を形成させることができる。 混ざった色は、種々の様式で成し遂げることができる。混ざった色は、例えば 互いに関してマトリックスドットの色の明るさを変えることにより;例えば他の マトリックスドットより長い特定の色のマトリックスドットを照射することによ って、成し遂げることができる。あるいは、異なる色の全面積の比を、例えば1 つのマトリックスドットを他より大きくすることによって、または1つの色のマ トリックスドットを他の色より多く形成することによって、互いに関して変える ことができる。マトリックスドットは、丸または四角であり得るが、例えば表面 をよりよくふさぐために、または表面の全反射を増加するために、例えば三角形 もしくは線状であることもできる。 色は、ASTM規格E308に従って特徴づけることができ、まず、色の三刺 激値を測定し、それから、上記した規格に記載されたようにして、CIE D6 5色ダイヤグラム(10゜観察者)内でのその色の位置を決定する色度座標を計 算することによって行う。このように、色ダイヤグラム は、可視領域におけるすべての色のグラフ表示である。 区分混合法(partitive mixing technique)は、色ダイヤグラムにおいて、色 ダイヤグラム中のマトリックスポイント(matrix point)の少なくとも3つの異 なる色を示すポイント間の領域中に存在する色を形成させることができる。これ らのポイントは、その領域の頂点を形成する。 より異なる色を得ることができる本発明の方法は、マトリックスドットを、そ れが完全にまたは部分的に重なるように施与することを含む。この色混合法は、 減法混合(subtractive blending)と称する。 好ましくは、表面の色は、少なくとも3つの異なる色のマトリックスポイント の減法混色(subtractive mixing)によって決定される。減法混色(subtractiv e mixture)から出てきた色範囲は、色ダイヤグラムにおいて、色ダイヤグラム 中のマトリックスポイントの少なくとも3つの異なる色を示すポイント間の領域 の外側に存在する色を形成することができるということにおいて、区分混合の場 合より大きい。 プラスチック組成物は、原則として任意の熱硬化性もしくは熱可塑性プラスチ ックまたはエラストマーを含み得る。国際特許出願公開 WO94/12352号 に記載されているプラスチック組成物が含むことができるプラスチックが特に適 当である。 好ましくは、光吸収成分は、色ダイヤグラム中のマトリックスポイントの少な くとも3つの異なる色を示すポイン ト間の面積が、ダイヤグラムの面積の少なくとも10%にわたるように選択され る。 好ましくは、この面積は、ダイヤグラムの少なくとも30%にわたり、より好 ましくはダイヤグラムの少なくとも75%にわたる。 所定の光吸収成分がその光吸収能力を失うように表面が照射されるべきレーザ ー光の波長は、実験により容易に決定できる。 好ましくは、表面が照射されるレーザー光の波長は、その光吸収能力を失うべ き光吸収成分の吸収スペクトルに極大が生じるところの波長である。このやり方 で、非常に良好な光の選択性および良好な光の明るさが得られる。 好ましくは、本発明の方法は、1またはそれ以上のマスクを用いて実行する。 そのようなマスクは、表面が照射されるそれらの位置において透過性であり、表 面が照射されないそれらの位置において透過性ではない。異なるマスクを用いて 、および異なる波長のレーザー光での表面の連続照射は、異なる色のマトリック スドットを速くかつ容易に表面に施与させる。 このことの利点は、マトリックスドットの大きさが、レーザー光線の直径によ ってではなく、マスクによって決定され、そのため、表面は大きい直径のレーザ ー光線で照射されることができることである。その結果、照射にあまり時間がか からない。 好ましくは、本発明の方法は、可変のマスクを用いて行 う。 好ましくは、LCDスクリーンによって製造されたマスクを使用する。 より好ましくは、PDLCD(ポリマー分散液晶ディスプレイ)(Polymer Dispersed Liquid Crystal Display)マスクを使用し、これは、非透過レー ザー光線を吸収しないが散乱し、よってマスクは熱くならないという追加された 利点を有する。 これらのマスクの利点は、所望のマスクが、LCDスクリーンまたはPDLC Dスクリーン上にコンピュータ生成でき、その結果、表面が、マスクを通して照 射されることができることである。次に、第2のマスクが同じ位置でスクリーン 上に持って来られる。これは、起こり得る位置決めの問題を避ける。別の利点は 、種々のマスクが非常に速く取り替えられることである。 本発明の方法が、互いに隣接した位置にある少なくとも3つのマスクの助けに よって物体の表面を同時に照射し、マスクは、異なる波長のレーザー光で、複数 のマスクの像が互いに重なって物体表面に投影されるようなやり方で照射される ところのレーザー装置を用いて行われると、非常に良好な結果が達成される。こ の利点は、1つの操作で、異なるマスクを用いて物体表面が照射されることであ る。この方法においてマスクが可変であるなら、特別の利点は、異なるマーキン グが非常に速く連続して施与され得ることである。同じ種類の構成は、ビデオ映 像から知られている。 本発明の方法はまた、可変の強度を有する制御されたレーザー光線を用いて実 行することができる。これは、照射されるべき物体の形および色の明るさに関し て、より大きい柔軟性を与える。 さらに、調整可能な波長を有するレーザー装置がまた、単一のレーザー装置を 用いて、異なる波長のレーザー光で表面を照射することが可能なので、最も望ま しい。 好ましくは、レーザーは、異なる光吸収成分の吸収スぺクトルの極大に合う異 なる波長の光を発することができる。よって、単一のレーザー装置を用いて、す べての可能な色を作ることが可能である。 より好ましくは、異なる波長の少なくとも3つのレーザー光線が単一繊維中に 一体にされていて、各光線の強度を他の光線とは独立に変えることができるレー ザー装置を使用する。これの利点は、物体の表面が、すべての色を発することが できる1つの合体したレーザー光線の助けによって容易に照射され得ることであ る。このことは、選択できる色の数および施与されるマーキングの形について、 非常に高い柔軟性をもたらす。実施例I ロンファリン(Ronfalin)(商標)SFA−34(アクリロニトリル−ブタ ジエン−スチレン共重合体(ABS)、オランダ国、DSM社により供給)18 97重量部、チオファイン(Tiofine)(商標)R41(二酸化チタン顔料、オ ランダ国、 チオファイン(Tiofine)社により供給)100重量部および、イルガリス(I rgalith)(商標)ルビン(Rubine)4BP 1重量部、イルガリス ブルー( Irgalith Blue)LGLD 1重量部およびクロモプタル(Cromopthal)(商 標)イエロー(Yellow)6G 1重量部(それぞれ、マジェンタ、シアンおよび イエローの色の顔料、オランダ国、メサーズ チバガイギー(Messers Ciba Geigy)社により供給)から、ドライブレンドを製造した。 このドライブレンドを、ZSK(商標)30 2軸押出機(ドイツ国、ワーナ ー アンド フロイデラー(Werner and Pfleiderer)により供給)にて溶融 し、260℃で混練し、顆粒状にした。この顆粒を、アールブルグオールラウン ダー(Arburg Allrounder)(商標)320−90−750射出成形機にて、 温度240℃で、3.2x 120x 120mmの寸法のプラークに射出成形した。 プラーク中の色の顔料は可視光を吸収する。プラークは薄い灰色であった。 レーザーセットアップ(laserset−up)によって、マーキングを連続的に表面 に施与した。整調できる波長のレーザーセットアップ(TMW レーザーセット アップ)を使用した。このレーザーセットアップはタイプEEO(商標)-35 5シーディングレーザー(seeding laser)を含んでおり、これは、タイプGC R(商標)−230/50 Nd:YAGレーザーのためのポンプレーザーとして 使用される。さらに、このレーザーセットアップは、タイプMOPO(商標)7 10光学パラメーターオシレーター(Optical Parameter Oscillator) (OPO)を含んでおり、これは、周波数二倍オプティック(Frequency Doub ling Optic)を経て、最後に記載したレーザーからの信号を受け取った。この セットアップは、米国のスパークラ−フィジークス(Spercra-Physics)によ り供給された。 以下のレーザー設定を選んだ: パルス幅:5 ナノ秒 Q−スイッチング周波数:30Hz ドット直径:3mm 書込み速度:10mm/秒 線間隔:0.66mm 焦点距離:+80mm。 以下に記載する方法により、上記したレーザーセットアップによって、カラー 写真を試料上に施与した。米国のコレル コーポレーション(Corel Corporat ion)の「ヒューレット パッカードのためのコレル−フォトプリント5.0( Corel-Photoprint 5.0 for Hewlett Packard)」によって、カラー写真 を、「赤マスク」、「緑マスク」および「青マスク」(選択:スプリット チャ ンネルズ(split channels)RGB)へと分裂させた。これらの黒白マスクを、 米国のメッサーズ ジェネラル パラメトリック コーポレーション(Messrs General Parametric Corporation)の「スペクトラ スター(Spectra Sta r)(商標)GTx」カラー プリンターを用いて、透明画に印刷した。正確な位 置決めのため に、位置交差(position cross)が、像のまわりに与えられた。 次いで、「青マスク」を上記したプラークに適合させ、450nmの波長でレー ザーを照射した。次に、このマスクを除去し、「緑マスク」と取り替え、「緑マ スク」は、「青マスク」を用いて得られた像の上に正確に配置された。この「緑 マスク」を530nmの波長を有するレーザー光で照射した。最後に、「赤マスク 」を適合させ、650nmの波長を有するレーザー光で照射した。この最後の照射 を完成すると、消すことができないカラー写真がプラスチックに得られ、その写 真の色範囲は、元の写真と同等であった。実施例 II ウラクロン(Uracron)(商標)474 CY(ヒドロキシ官能性の樹脂、オ ランダ国、DSM レジン社から供給)65.0重量部、トロネート(Tolonate )(商標)HDT EV 412(ドイツ国、ヒュルス(Huls)社から供給)2 0.8重量部、ジブチリンジラウレート(べルギー国、アルドリッチ社から供給 )0.6重量部、クロノス(Kronos)(商標)CL220 10.0重量部、 クロモプタル(Cromoptal)(商標)イエロー(Yellow)3G(黄色顔料、オ ランダ国、チバ ガイギー社から供給)1.2重量部、パリオゲン(Paliogen) (商標)レッド(Red)L 3910 HD(赤色顔料、オランダ国、BASF社 から供給)1.2重量部およびオラゾール(Orasol)(商標)ブルー(Blue) GN(青色着色剤、オランダ国、チバ ガイギー社から供給)1.2重量部から なるラッカーを、激 しく撹拌することにより、ビーカー中で製造した。ラッカーをアルミニウムシー ト上に施与して、50μm厚のフィルムにした。このラッカーフィルムは、灰色 の色合いを持っていた。実施例Iに記載したようにして、このラッカーフィルム にマーキングした。 この実験についてのレーザー設定は以下のようであった: パルス幅:5 ナノ秒 Q−スイッチング周波数:30Hz ドット直径:3mm 書込み速度:25mm/秒 線間隔:0.66mm 焦点距離:+40mm。The present invention relates to a method for producing a color-marked object by irradiating the surface of the object with laser light. Such a method is known from International Patent Application Publication No. WO 94/12352. That patent application describes a method whereby the surface of an object is illuminated under arbitrarily chosen conditions such that a color marking is obtained. The disadvantage of this known method is that the colors obtained are not chosen freely, but by accident. In addition, markings can only be obtained with a limited number of colors. The present invention seeks to provide a method that does not have the above disadvantages. Surprisingly, this is achieved by the fact that the objects show a maximum in their light absorption spectrum at different wavelengths, at least at the locations where the markings are applied, and that under the influence of laser light Consisting of a plastic composition comprising at least three light-absorbing components that lose their light-absorbing capacity, the marking is applied in the form of matrix dots, at which point at least one of the light-absorbing components is completely or partially The marking is applied by irradiating the object surface for such a duration with laser light having a wavelength and intensity such that its light absorption capacity is lost. In this way, the colors can be freely determined, the markings can include different colors, and a marking can be obtained in which markings with different colors are obtained on the surface of the same plastic composition. In addition, markings can even be obtained on the surface of the same plastic composition in numerous different colors. Matrix dots do not have the color of the light absorbed by the color absorbing component before the color absorbing component completely or partially loses its light absorbing ability. Light absorbing components are understood to be components having a chromatic color, for example dyes and pigments. It is understood that the light absorbing component does not include white or black components, such as titanium dioxide, chalk, barium sulfide, carbon black or iron sulfide. It is important that the light absorbing component does not lose or hardly loses its light absorbing ability in normal daylight. For this reason, the light-absorbing component has a color stability on the Wool Scale (according to DIN 54003) of ≧ 5, more preferably ≧ 7, even more preferably ≧ 7. Examples of suitable light absorbing components are Irgalith ™ Rubine 4 BP (magenta pigment), Irgalith Blue LGLD (cyan pigment), or Crompthal ™ Yellow 6G and Crompthal Yellow 3G (two are: Yellow pigment). Additionally, most light absorbing components lose all or part of their light absorbing ability when irradiated with laser light. The method according to the invention allows the matrix dots to be applied to the surface in a simple manner. Irradiation with laser light of a particular wavelength reduces the light absorption capacity of a preselected light absorbing component, and the surface of the illuminated site reflects a color that is no longer absorbed by that component. The brightness of the reflected color can be increased by increasing the intensity of the laser light or extending the duration of the irradiation. By applying a very large number of matrix dots to the surface, a marking of the desired color is formed. It is also possible to apply matrix dots of different colors to the surface one by one. To the observer, the surface color at the position of the matrix dot is a mixed color. This is because the colors of the matrix dots appear to the eyes as if they were mixed. This method of color mixing, in which the colors to be mixed are arranged one by one, is called a partitive method. The mixed color is determined by the ratio of the surface area of the matrix dots and the ratio of the brightness of the colors. In this way, numerous mixed colors can be formed. In this situation, it is important that the eyes cannot distinguish individual matrix dots because the distance between the centers of the dots is small. Newspaper photos are also colored in this way. Very good results are achieved by applying at least three differently colored matrix dots to the surface, as is known from color printing. This is achieved by illuminating the surface with at least three different wavelengths of laser light, wherein one of the at least three light absorbing components is fully or partially capable of absorbing light at each wavelength. Lose. In this manner, by using at least three colors, a great many other colors can be formed by mixing the colors in appropriate amounts. Mixed colors can be achieved in various ways. Mixed colors can be achieved, for example, by varying the brightness of the matrix dots with respect to each other; for example, by illuminating a matrix dot of a particular color that is longer than the other matrix dots. Alternatively, the ratio of the total area of the different colors can be varied relative to each other, for example, by making one matrix dot larger than the other, or by forming more matrix dots of one color than the other. Matrix dots can be round or square, but can also be, for example, triangular or linear, for example, to better fill the surface or to increase the total internal reflection of the surface. The color can be characterized according to ASTM standard E308, first measuring the tristimulus values of the color and then within the CIE D65 5-color diagram (10 ° observer) as described in the standard described above. By calculating the chromaticity coordinates that determine the position of that color. Thus, the color diagram is a graphical representation of all colors in the visible region. The partitive mixing technique can cause a color diagram to form a color that is present in an area between at least three different color points of a matrix point in the color diagram. These points form the vertices of the area. The method of the present invention that can achieve more different colors involves applying the matrix dots such that they completely or partially overlap. This color mixing method is called subtractive blending. Preferably, the color of the surface is determined by subtractive mixing of at least three differently colored matrix points. It is said that the color gamut resulting from the subtractive mixture can form colors in the color diagram that lie outside the area between the points representing at least three different colors of the matrix points in the color diagram. In fact, it is larger than in the case of the piecewise mixture. The plastic composition may in principle comprise any thermosetting or thermoplastic or elastomer. Plastics which can be included in the plastic compositions described in International Patent Application Publication No. WO 94/12352 are particularly suitable. Preferably, the light absorbing components are selected such that the area between at least three different colored points of the matrix points in the color diagram spans at least 10% of the area of the diagram. Preferably, this area covers at least 30% of the diagram, more preferably at least 75% of the diagram. The wavelength of the laser light to be irradiated on the surface so that a given light absorbing component loses its light absorbing ability can be easily determined by experiment. Preferably, the wavelength of the laser light illuminating the surface is the wavelength at which the absorption spectrum of the light absorbing component that should lose its light absorbing ability has a maximum. In this way, very good light selectivity and good light brightness are obtained. Preferably, the method of the present invention is performed using one or more masks. Such masks are transparent at those locations where the surface is illuminated and not transparent at those locations where the surface is not illuminated. Continuous irradiation of the surface with different masks and with laser light of different wavelengths allows different colored matrix dots to be applied to the surface quickly and easily. The advantage of this is that the size of the matrix dots is determined by the mask, not by the diameter of the laser beam, so that the surface can be illuminated with a large diameter laser beam. As a result, the irradiation does not take much time. Preferably, the method of the present invention is performed using a variable mask. Preferably, a mask made by an LCD screen is used. More preferably, a PDLCD (Polymer Dispersed Liquid Crystal Display) mask is used, which has the added advantage that it does not absorb, but scatters, the non-transmissive laser light, so the mask does not get hot. The advantage of these masks is that the desired mask can be computer generated on an LCD screen or PDLC D screen, so that the surface can be illuminated through the mask. Next, a second mask is brought onto the screen at the same location. This avoids possible positioning problems. Another advantage is that the various masks are changed very quickly. The method of the present invention illuminates the surface of an object simultaneously with the aid of at least three masks located adjacent to each other, wherein the masks are projected with laser light of different wavelengths onto the object surface with images of the masks superimposed on each other. Very good results are achieved when performed with a laser device which is illuminated in such a way as to be achieved. The advantage is that the object surface is illuminated with different masks in one operation. If the mask is variable in this way, a particular advantage is that different markings can be applied very quickly in succession. The same kind of configuration is known from video footage. The method of the present invention can also be performed using a controlled laser beam having a variable intensity. This gives greater flexibility as to the shape and color brightness of the object to be illuminated. In addition, laser devices with tunable wavelengths are also most desirable because a single laser device can be used to illuminate the surface with laser light of different wavelengths. Preferably, the laser is capable of emitting light of different wavelengths matching the absorption spectrum maxima of the different light absorbing components. Thus, it is possible to make all possible colors with a single laser device. More preferably, a laser device is used in which at least three laser beams of different wavelengths are integrated in a single fiber and the intensity of each beam can be varied independently of the other beams. The advantage of this is that the surface of the object can be easily illuminated with the aid of one combined laser beam that can emit all colors. This provides a great deal of flexibility in the number of colors that can be selected and the shape of the markings applied. Example I Ronfalin ™ SFA-34 (acrylonitrile-butadiene-styrene copolymer (ABS), supplied by DSM, The Netherlands) 18 97 parts by weight, Tiofine ™ R41 (dioxide 100 parts by weight of titanium pigment, supplied by Tiofine, The Netherlands; 1 part by weight of Irgalith (TM) Rubin 4BP, 1 part by weight of Irgalith Blue LGLD and 1 part by weight of chromoptal ( A dry blend was prepared from 1 part by weight of Cromopthal ™ Yellow 6G (respectively pigments of magenta, cyan and yellow colors, supplied by Messers Ciba Geigy, The Netherlands). This dry blend was melted in a ZSK ™ 30 twin screw extruder (supplied by Werner and Pfleiderer, Germany), kneaded at 260 ° C and granulated. The granules were injection molded on an Arburg Arounder.RTM. 320-90-750 injection molding machine at a temperature of 240.degree. C. into plaques measuring 3.2.times.120.times.120 mm. The pigments of the color in the plaque absorb visible light. The plaque was light gray. The markings were continuously applied to the surface by laser set-up. A tunable laser setup (TMW laser setup) was used. This laser setup includes a type EEO ™ -355 seeding laser, which is used as a pump laser for a type GCR ™ -230 / 50 Nd: YAG laser. . In addition, the laser setup includes a type MOPO ™ 710 Optical Parameter Oscillator (OPO), which was described via Frequency Doubling Optics, last. Received signal from laser. This setup was supplied by Spercra-Physics, USA. The following laser settings were selected: pulse width: 5 nanoseconds Q-switching frequency: 30 Hz dot diameter: 3 mm writing speed: 10 mm / sec line spacing: 0.66 mm focal length: +80 mm. Color photographs were applied on the samples with the laser setup described above, according to the method described below. Color photos are "red mask", "green mask" by "Corel-Photoprint 5.0 for Hewlett Packard" by Corel Corporation, USA. And "blue mask" (selection: split channels RGB). These black-and-white masks were printed in transparency using a "Spectra Star (TM) GTx" color printer from Messrs General Parametric Corporation, USA. For accurate positioning, a position cross was provided around the image. The "blue mask" was then fitted to the plaque described above and irradiated with a laser at a wavelength of 450 nm. The mask was then removed and replaced with a "green mask", which was precisely positioned over the image obtained using the "blue mask". The “green mask” was irradiated with a laser beam having a wavelength of 530 nm. Finally, the "red mask" was fitted and irradiated with laser light having a wavelength of 650 nm. Upon completion of this last irradiation, an indelible color photograph was obtained on the plastic, the color gamut of which was comparable to the original photograph. Example II Uracron® 474 CY (hydroxy-functional resin, supplied by DSM Resin, The Netherlands), 65.0 parts by weight, Tolonate® HDT EV 412 (Hüls, Germany) 2 0.8 parts by weight, 0.6 parts by weight of dibutyrin dilaurate (supplied by Aldrich, Belgium), 10.0 parts by weight of Kronos ™ CL220, Cromoputal 1.2 parts by weight (trademark) Yellow 3G (yellow pigment, supplied by Ciba Geigy, The Netherlands), Paliogen (trademark) Red (Red) L 3910 HD (red pigment, BASF, Netherlands) 1.2 parts by weight) and Orasol ™ Blue GN (blue colorant, Ciba, Netherlands) A lacquer consisting of 1.2 parts by weight (supplied by Geigy) was produced in a beaker by vigorous stirring. Lacquer was applied on an aluminum sheet to give a 50 μm thick film. This lacquer film had a shade of gray. The lacquer film was marked as described in Example I. The laser settings for this experiment were as follows: pulse width: 5 ns Q-switching frequency: 30 Hz dot diameter: 3 mm writing speed: 25 mm / sec line spacing: 0.66 mm focal length: +40 mm.
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