JP2000311368A - ディスク装置 - Google Patents
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- G11B7/00745—Sectoring or header formats within a track
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Abstract
の間のチルト(傾き)のみを安価に補正することができ
るディスク装置を得る。 【解決手段】 トラック中心に対して半径方向外周側に
所定距離変位して配置された第1の識別情報領域と半径
方向内周側に前記所定距離と同距離だけ変位して配置さ
れた第2の識別情報領域を含むディスクと、該ディスク
に光スポットを形成するヘッドとの間の傾きを補正する
ディスク装置において、前記光スポットが前記第1の識
別情報領域を通過する際の光検知器の出力信号と第2の
識別情報領域を通過する際の出力信号との和信号を求め
る手段と、求めた和信号を指標として、該指標が極値に
近づくように前記ディスクとヘッドとの間の相対的な傾
きを制御する傾き制御手段とを備えた。
Description
ディスクと光ビームを出射するヘッドとの間のチルト
(傾き)を補正する機能を備えたディスク装置に関わる
ものである。
来の文字情報や音声情報と比べ、より大容量の情報を保
存する媒体が求められており、その解決策として光ディ
スクが注目されている。これまでの記録可能な光ディス
クは、記録/再生用の光ビームをトラック中心に制御す
るためにディスク製造時に予め案内溝が刻まれている。
この案内溝により、ディスクは凸(ランド)部と凹(グ
ルーブ)部がスパイラルもしくは同心円状に形成される
ことになる。この凸部と凹部の両方を記録トラック(ラ
ンドトラックおよびグルーブトラック)とすることによ
り、どちらか一方を記録トラックとする場合に比べ2倍
の情報を記録できることになる。さらに、データへのア
クセス性能を向上させるために、溝部(グルーブ、凹
部)のトラック(グルーブトラック)と溝間部(ラン
ド、凸部)のトラック(ランドトラック)がディスク1
周ごとに交互に1回接続され、1本の記録スパイラル
(螺旋状(スパイラル状)の記録トラック)で構成する
方式がある。この方式は、シングルスパイラルランドグ
ルーブ(SS−L/G)記録フォーマットと呼ばれ、こ
れを用いたディスク装置の一例が特開平9−28266
9号公報において開示されている。
録トラックはトラック方向にセクタ単位に分割されてお
り、各セクタの先頭にはトラック番号やセクタ番号等の
セクタ識別情報が物理的形状変化もしくは局所的光学定
数変化を生ぜしめるピットとしてプリフォーマットされ
ている。さらに、セクタフォーマットは、前記セクタ識
別情報が記録トラックの中心に対して半径方向外周側に
所定距離変位して配置された第1の識別情報領域と内周
側に前記所定距離変位して配置された第2の識別情報領
域と、前記セクタ識別情報領域に続きユーザ情報などが
前記記録トラックの中心上に記録されたユーザ情報領域
と、からなっている。
された光ディスクを用いたディスク装置について説明す
る。図11は従来の光ディスクのトラックレイアウトを
示す図である。また、図12はこのようなタイプの光デ
ィスクに情報を記録または再生するためのディスク装置
の構成を示すブロック図である。
イアウトを示すものであり、1つのゾーン内のトラック
と記録セクタの配置および記録セクタの構成を示してい
る。図に示すように、SS−L/G記録フォーマット
で、溝部の幅と溝間部の幅が等しいものとする。つま
り、溝幅と溝間の幅は、トラックピッチに等しく、溝間
隔の1/2にとられている。
セクタで構成されており、それぞれのセクタの先頭部分
にはPLL引き込み用情報やアドレス情報などを表すセ
クタ識別情報がプリフォーマットされたセクタ識別情報
領域(セクタ識別信号部)が付加され、ユーザデータや
各種管理情報の記録可能なユーザ情報領域(情報記録
部)はセクタ識別信号部に続いて配置される構成となっ
ている。
で見て前部と後部の2つの部分からなり、セクタ識別情
報が前記トラック中心に対して半径方向外周側に所定距
離変位して配置された第1の識別情報領域と内周側に前
記所定距離変位して配置された第2の識別情報領域で構
成されている。
一つとして、トラックオフセット補正について述べる。
光ディスク規格ISO/IEC 9171−1,2”1
30mm Optical Disk Cartrid
ge Write Oncefor Informat
ion Interchange”, 1990.等に
用いられているように、サンプルサーボ方式の光ディス
クでは、記録トラック上のトラック中心から左右に一定
量だけ変位させた位置にトラックオフセット検出ピット
対を設けて、トラッキングオフセット量を検出し、補正
する方法が知られている。
対の中間を通過すると、検出ピット対の再生信号振幅は
等しくなる。一方にオフトラックしていると、片側のピ
ットの再生信号振幅が増加し、反対側のピットの再生信
号振幅が減少するので、これによって、光ビームのトラ
ックオフセット量を検出し補正をかけることで、光ビー
ムがトラック中心を通過するように制御することができ
る。従来例のSS−L/G記録フォーマットに、これと
同じ原理と効果を組み込むことができる。
のユーザ情報領域(ユーザ信号領域)から、次の溝部記
録セクタのセクタ識別情報領域(セクタ識別信号領域)
に入ったとする。セクタ識別情報領域の先頭はディスク
外周(または内周)に溝幅の1/2だけずれているの
で、それに対応したトラッキング誤差信号が出力され
る。しばらくすると今度はディスク内周(または外周)
に溝幅の1/2だけずれた識別信号部があるので、それ
に対応したトラッキング誤差信号が出力される。この2
つの誤差信号は理想的には基準レベル(=トラック中心
走行時のトラッキング誤差レベル)に対して上下対称の
波形として検出されればトラック中心を走査しているこ
とになる。よって内周と外周にずれて配置された識別信
号部から検出されるトラッキング誤差信号の大きさを比
較することにより、トラック中心にサーボをコントロー
ルすることが可能になる。ここで、第1の識別情報領域
と第2の識別情報領域の配列順は、ランドトラックかグ
ルーブトラックかにより入れ替わる。つまり、ランドト
ラックで第1の識別情報領域、第2の識別情報領域の順
で配置されていれば、グルーブトラックではその逆にな
る。
する識別信号の付与方法によれば、サーボ特性を改善す
ることも同時に実現可能となる。
図12をもとに説明する。同図において、10は光ディ
スク、11は光源である半導体レーザ(LD)、12は
コリメートレンズ、13はビームスプリッタ、14は対
物レンズ、15は光検出器、16はアクチュエータ、1
7は差動アンプ、18は差信号波形整形部、19は再生
差信号処理部、20は極性制御部、21は極性反転部、
22はトラッキング制御部、23は加算アンプ、24は
和信号波形整形部、25は再生信号処理部、26は極性
情報再生部、27はアドレス再生部、28は情報再生
部、29はシステムコントロール部、30はトラバース
制御部、31はトラバースモータ、32は記録信号処理
部、33はレーザ(LD)駆動部、34はアクチュエー
タ駆動部である。なお、光ヘッドは、半導体レーザ1
1、コリメートレンズ12、ビームスプリッタ13、対
物レンズ14、光検出器15、アクチュエータ16で構
成されており、ヘッドベースに取り付けられている。
置の動作を、同図に従って説明する。半導体レーザ11
から出力されたレーザ光は、コリメートレンズ12によ
って平行光にされ、ビームスプリッタ13を経て対物レ
ンズ14によって光ディスク10上に集光される。光デ
ィスク10によって反射されたレーザ光は、記録トラッ
クの情報を持ち、対物レンズ14を経てビームスプリッ
タ13によって光検出器15上に導かれる。光検出器1
5は、プシュプル信号を得るために反射光のファーフィ
ールドにおいてディスクのトラック方向と延在する方向
に2分割された2つの受光部と受光部に対応した2つの
I−V変換部とからなり、受光された光ビームの光量分
布変化を電気信号に変換し、それぞれ差動アンプ17、
加算アンプ23に出力する。
差分をとることでプシュプル信号を生成し、差信号波形
整形部18および極性反転部21に出力する。再生差信
号処理部18は、差動アンプ17からのアナログ波形の
プシュプル信号を適切なレベルでスライスしてディジタ
ル値に変換し、2値化差信号を再生差信号処理部19に
出力する。再生差信号処理部19は、2値化差信号から
識別信号を抽出してトラッキング極性を判別し、極性検
出信号を極性制御部20、極性情報再生部26、アドレ
ス再生部27、情報再生部28に出力する。
から極性検出信号とシステムコントロール部29から制
御信号を受け、極性反転部21とトラッキング制御部2
2に極性設定信号と制御ホールド信号を出力する。極性
反転部21は、極性制御部20からの制御信号によって
アクセスしているトラックがランドかグルーブかを判定
し、例えばランドの場合にのみ差動アンプ17の出力信
号極性を反転したのち、トラッキング誤差信号としてト
ラッキング制御部22に出力する。トラッキング制御部
22は、極性反転部21から入力されたトラッキング誤
差信号のレベルに応じて、アクチュエータ駆動部34に
トラッキング制御信号を出力し、アクチュエータ駆動部
34はこの信号に応じてアクチュエータ16に駆動電流
を流し、対物レンズ14を記録トラックを横切る方向に
位置制御する。これにより、光スポットがトラック上を
正しく走査する。
力信号を加算し、和信号として和信号波形整形部24へ
出力する。和信号波形整形部24は、アナログ波形のデ
ータ信号とアドレス信号を所定のしきい値でデータスラ
イスしてパルス波形とし、再生信号処理部25へ出力す
る。再生信号処理部25は、和信号に対して波形処理し
て得られた2値化和信号から、アドレス情報や極性情報
を含む識別信号を再生する。極性情報再生部26は、識
別信号からセクタのトラッキング極性を示す極性情報を
抽出する。アドレス再生部27は、識別信号からセクタ
アドレス情報を再生する。情報再生部28は、2値化和
信号からディスク上のユーザ情報領域に記録されたユー
ザ情報を復調・エラー訂正処理し、再生情報信号として
出力する。この情報再生部28でエラー訂正処理を施し
た時のエラー訂正情報(例えば、訂正数等)やジッタを
解析すれば、データ誤り率を求めることができる。一般
的には、システムコントロール部29が、情報再生部2
8内に保管されたエラー訂正情報を適宜読みとり、演算
処理またはルックアップテーブルを利用して、データ誤
り率を求めている。
報とアドレス再生部27から出力されるセクタアドレス
情報はシステムコントロール部29へ送られ、トラッキ
ング極性や、トラッキング制御のサンプルホールド状態
の制御に用いられる。このような構成では、トラッキン
グサーボ系への余分な外乱を遮断するためにセクタ識別
情報領域の直前でトラッキングエラー信号をサンプルホ
ールドし、この領域をトラッキング制御動作オフのまま
慣性で通過させることも可能である。システムコントロ
ール部29は、再生差信号処理部19、極性情報再生部
26、アドレス再生部27から識別信号に関する情報を
入力され、極性制御部20、トラバース制御部30、L
D駆動部33および記録信号処理部32に制御信号を出
力する。
再生部27からのアドレス等を含んだ識別信号に関する
情報をもとに現在光ビームが所望のアドレスにあるかど
うかを判断する。トラバース制御部30は、光ヘッド移
送時にシステムコントロール部29からの制御信号に応
じて、トラバースモータ31に駆動電流を出力し、光ヘ
ッドを目標トラックまで移動させる。この時、トラッキ
ング制御部22は、システムコントロール部29からの
制御信号によってトラッキング制御動作を一時中断させ
る。また、通常再生時には、トラッキング制御部22か
ら入力されたトラッキング誤差信号に応じて、システム
コントロール部29はトラバース制御部30を介してト
ラバースモータ31を駆動し、再生の進行に沿って光ヘ
ッドを半径方向に徐々に移動させる。
力された記録データに誤り訂正符号等を付加し、符号化
された記録信号としてLD駆動部33に出力する。シス
テムコントロール部29が制御信号によってLD駆動部
33を記録モードに設定すると、LD駆動部33は記録
信号に応じて半導体レーザ11に印可する駆動電流を変
調する。これによって、光ディスク10上に照射される
光スポットが記録信号に応じて強度変化し、記録ピット
が形成される。一方、再生時には、LD駆動部33はシ
ステムコントロール部29からの制御信号によって再生
モードに設定され、半導体レーザ11を一定の強度で発
光するよう駆動電流を制御する。これにより、記録トラ
ック上の記録ピットやプリピットの検出が可能になる。
る従来のディスク装置は、SS−L/G記録ディスクの
ように案内溝を有する光ディスクに対しては、プシュプ
ル法によりトラッキングエラーを検出するのが一般的で
ある。しかし、この方式は、チルトにより、たとえ光ビ
ームがトラック中心を走行している場合でも、検出され
るトラッキング誤差信号が基準レベルに対して上下非対
称の波形(以後、光学的オフセットと称す。)となるこ
とが原理的に知られている。つまり、チルトに応じてト
ラッキング誤差信号に電気的なオフセットが重畳される
のと等価な状態になる。
フセットと同一とみなして処理した場合、つまり、この
光学的オフセットを0にするオフセットを電気的に重畳
することで補正した場合、光ビームがトラック中心を外
れて(デトラック状態)走行することになり、信号検出
の信頼性が低下するという問題が生ずる。具体的には、
記録時における隣接トラックのクロスイレーズやオーバ
ーライトでの消し残り、また、再生時における隣接トラ
ックからのクロストーク、等により、信号品質劣化(低
S/N化)を招く。さらに、チルトにより光学的な収差
が生じ、再生信号品質の劣化を招く。この問題は、記録
密度向上を図るための一手段であるトラックピッチ狭小
化に対して弊害になりかねない。
ディスクフォーマットでセクタ識別情報がトラック中心
に対して外周側と内周側に所定距離離れて千鳥状に配置
されていることを利用して、デトラックを補正する方法
が開示されている。この方法は、第1の識別情報再生時
のトラッキング誤差信号と基準レベル(トラック中心走
行時のトラッキング誤差信号のレベル)との絶対値差
と、第2の識別情報再生時のトラッキングエラー信号と
基準レベルとの絶対値差が、略同一になるようにデトラ
ックを補正するようにするものである。この方法は、デ
トラック発生原因が1つの場合に対しては、有効な方法
となり得る。
ング誤差信号が上下非対称となる他の要因として、電気
回路のオフセット(上記光学的オフセットと区別するた
め、以後電気的オフセットと称す。)、光学系または電
気回路のゲインバランスずれ、等がある。これらは、広
義の解釈をすれば、トラッキング誤差信号に重畳される
オフセットとみなせる。
からの反射光だけでは最適なチルト補正およびデトラッ
ク補正ができないという問題があった。そのため、光学
的なチルト検出機構を光ヘッド上に別途配置し、この機
構を用いてチルトを補正する方法がとられていた。しか
し、この方法は、チルトのみを単独で補正できるが、一
方で光学的なチルト検出機構を別途新たに付加する必要
があり、必然的に装置のコストアップを招くという問題
がある。
チルトを補正する他の方法には、従来のデトラックの指
標と、再生信号のジッタや再生誤り率等の他の指標とを
組み合わせて使うものも考えられる。
は、チルトとデトラックの両方に依存して変化すること
になるため、複数のパラメータによる繰り返し制御に基
づく追い込み作業が必要となり、チルト補正やデトラッ
ク補正が収束不能に陥ったり、収束時間が長くなるとい
った問題がある。
応する方法も検討されている。つまり、ディスクから再
生される信号品質が悪くても、所定内の検出誤りで信号
を検出する方法であり、その一つが従来のビットごとの
検出より信号品質劣化に強い検出方式として知られてい
るビタビ検出などの最尤(さいゆう)検出法である。し
かし、この方法についても、従来の信号検出系に新たな
構成を付加する必要があるため、装置のコストアップが
避けられない。
なされたものであり、装置のコストアップを抑制しなが
ら、チルト補正を行え、また、デトラック補正による影
響を受けることなくチルト補正のみを単独で行うことが
できるディスク装置を得ることを目的とする。
装置は、トラック中心に対して半径方向外周側に所定距
離変位して配置された第1の識別情報領域と半径方向内
周側に前記所定距離と同距離だけ変位して配置された第
2の識別情報領域を含むディスクと、該ディスクに光ス
ポットを形成するヘッドとの間の傾きを補正するディス
ク装置において、前記光スポットで反射された光を受光
する光検知器と、前記光スポットが前記第1の識別情報
領域を通過する際の前記光検知器の出力信号と第2の識
別情報領域を通過する際の出力信号との和信号を求める
手段と、求めた和信号を指標として、該指標が極値に近
づくように前記ディスクとヘッドとの間の相対的な傾き
を制御する傾き制御手段とを備えたことを特徴とする。
スポットが前記第1の識別情報領域を通過する際の前記
光検知器の和信号振幅と、第2の識別情報領域を通過す
る際の和信号振幅との和信号を指標とすることを特徴と
する。
スポットが前記第1の識別情報領域を通過する際の前記
光検知器の差信号振幅と、第2の識別情報領域を通過す
る際の差信号振幅との和信号を指標とすることを特徴と
する。
スポットが前記第1の識別情報領域を通過する際の前記
光検知器の差信号のエンベロープと所定の基準レベルと
の差の絶対値および、第2の識別情報領域を通過する際
の差信号のエンベロープと所定の基準レベルとの差の絶
対値の和信号を指標とすることを特徴とする。
トラック中心に対して半径方向外周側に所定距離変位し
て配置された第1の識別情報領域と半径方向内周側に前
記所定距離と同距離だけ変位して配置された第2の識別
情報領域を含むディスクと、該ディスクに光スポットを
形成するヘッドとの間の傾きを補正するディスク装置に
おいて、前記光スポットで反射された光を受光する光検
知器と、前記光スポットが前記第1の識別情報領域を通
過する際の前記光検知器の出力信号と第2の識別情報領
域を通過する際の出力信号との差信号または該差信号の
絶対値を求める手段と、求めた差信号または該差信号の
絶対値を指標として、該指標が極値に近づくように前記
ディスクとヘッドとの間の相対的な傾きを制御する傾き
制御手段とを備えたことを特徴とする。
スポットが前記第1の識別情報領域を通過する際の前記
光検知器の差信号のエンベロープと、第2の識別情報領
域を通過する際の差信号のエンベロープとの差信号また
は該差信号の絶対値を指標とすることを特徴とする。
その実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明す
る。ただし、従来例と同一の番号を付したブロックにつ
いては、図12に示したディスク装置と基本的に同じも
のであるため、詳細説明は省略する。
ィスク装置を示す図である。同図において、10は光デ
ィスク、11は光源である半導体レーザ(LD)、12
はコリメートレンズ、13はビームスプリッタ、14は
対物レンズ、15は光検出器、16はアクチュエータ、
17は差動アンプ、18は差信号波形整形部、19は再
生差信号処理部、20は極性制御部、21は極性反転
部、22はトラッキング制御部、23は加算アンプ、2
5は再生信号処理部、26は極性情報再生部、27はア
ドレス再生部、28は情報再生部、30はトラバース制
御部、31はトラバースモータ、32は記録信号処理
部、33はLD駆動部、34はアクチュエータ駆動部、
であり、従来例で説明したものと同一または同等の機能
を有するものである。なお、光ヘッドは、半導体レーザ
11、コリメートレンズ12、ビームスプリッタ13、
対物レンズ14、光検出器15、アクチュエータ16で
構成されており、ヘッドベースに取り付けられている。
さらに、100は第1の波形整形部、101はシステム
コントロール部、102はチルト制御部、である。
装置で図11に示す光ディスクを再生する時の動作を図
1および図2に従って説明する。図2は図1の各部の波
形を示す。
は、コリメートレンズ12によって平行光にされ、ビー
ムスプリッタ13を経て対物レンズ14によって光ディ
スク10上に集光される。光ディスク10によって反射
されたレーザ光は、記録トラックの情報を持ち、対物レ
ンズ14を経てビームスプリッタ13によって光検出器
15上に導かれる。光検出器15は、プシュプル信号を
得るために反射光のファーフィールドにおいてディスク
のトラック方向の延在方向に2分割された2つの受光部
と受光部に対応した2つのI−V変換部とからなり、受
光された光ビームの光量分布変化を電気信号に変換し、
それぞれ差動アンプ17、加算アンプ23に出力する。
差分をとることで図2(a)に示すプシュプル信号を生
成し、差信号波形整形部18および極性反転部21に出
力する。差信号波形整形部18は、差動アンプ17から
のアナログ波形のプシュプル信号を図2(a)に示す2
つの適切なレベル(TH1、TH2)でスライスして図
2(d)および(e)に示すディジタル値に変換し、こ
の2値化差信号を再生差信号処理部19に出力する。こ
こで、波形(d)は第1の識別情報領域の位置を、また
波形(e)は第2の識別情報領域の位置を、示してい
る。再生差信号処理部19は、2値化差信号(d)、
(e)の出現タイミングからトラッキング極性を判別
し、極性検出信号を極性制御部20、極性情報再生部2
6、アドレス再生部27、情報再生部28、システムコ
ントロール部101に出力する。また、再生差信号処理
部19は、システムコントロール部101に、図2
(d)および(e)に示すディジタル値も出力する。
から極性検出信号、システムコントロール部101から
制御信号を受け、極性反転部21に極性設定信号、トラ
ッキング制御部22に欠陥対策用の制御ホールド信号を
出力する。極性反転部21は、極性制御部20からの極
性設定信号に従って、アクセスしているトラックが例え
ばランドの場合にのみ差動アンプ17の出力信号の極性
を反転させてトラッキング誤差信号としてトラッキング
制御部22に出力する。トラッキング制御部22は、極
性反転部21から入力されたトラッキング誤差信号のレ
ベルに応じて、アクチュエータ駆動部34にトラッキン
グ制御信号を出力し、アクチュエータ駆動部34はこの
信号に応じてアクチュエータ16に駆動電流を流し、対
物レンズ14を記録トラックを横切る方向に位置制御す
る。これにより、光スポットがトラック上をトラッキン
グ制御されつつ走査する。
力信号を加算し、図2(h)に示す和信号を第1の波形
整形部100へ出力する。第1の波形整形部100はア
ナログ波形の和信号に所定の処理を施した後、所定のし
きい値でデータスライスして図2(k)に示すパルス波
形を生成し、再生信号処理部25へ出力する。再生信号
処理部25以降の動作説明については、従来例と同一の
ため省略する。
について図3を用いて説明する。図中、200は第1の
ATT(アッテネータ)、201はDC制御部、202
はAGC(Auto Gain Control)部、
203は波形等化部、204は信号スライス手段、20
5は第1のエンベロープ/信号振幅検出部、を示す。
に示す和信号は、第1のATT200で再生レベルを所
定のゲインで調整される。第1のATT200のゲイン
は、システムコントロール部101からのコントロール
信号で設定される。つまり、システムコントロール部1
01は、第1のATT200の出力信号の振幅情報をも
とに第1のATT200の最適設定ゲインを求めるよう
に構成されている。この第1のATT200で設定され
るゲインは、第1のエンベロープ/信号振幅検出部20
5の検出分解能が確保でき、DC制御部201以降の再
生信号品質を確保できる値に設定されている。
和信号は、DC制御部201に入力され、信号中のDC
成分が除去されることで図2(j)に示す波形になる。
DC制御部201は、後続のAGC202のダイナミッ
クレンジを有効に活用するためのもので、データ再生に
不要なDC成分を取り除く。ただし、セクタ識別情報領
域とユーザ情報領域の境界のようにDC成分が急激に変
化する領域や信号の連続性が失われた領域では、DC制
御部201の出力には大きなサグが発生する。そのた
め、システムコントロール部101から入力される図2
(g)に示すブーストコントロールゲートでDC成分を
取り除くための時定数を小さくし、入力信号のDC変動
に短時間で追従する機能も有している。このブーストコ
ントロールゲートは、システムコントロール部101が
再生差信号処理部19から入力された図2(d)、
(e)の各信号の立ち上がりエッジで示される第1およ
び第2の識別情報領域の開始点、および、セクタ識別情
報領域に含まれるアドレス信号(アドレス再生部27で
再生)から判定した図2(f)で示される信号の立ち上
がりエッジあるいは立ち下がりエッジで示されるユーザ
情報領域の開始/終了点を起点として生成する所定時間
幅のパルスである。また、欠陥等でDCレベルが変動す
るケースでは、欠陥領域が終了した時点を起点としてブ
ーストコントロールゲートを出力することで、欠陥終了
後データが正常検出できるまでのタイムラグを短縮でき
る。
GC部202で所定の信号振幅に微調整される。このA
GC部202は、入力信号の信号振幅をモニタし、常に
出力信号レベルが所定の振幅となるように自身のゲイン
をコントロールするフィードバック制御系を構成してい
る。そのため、AGC部202からは、入力信号つまり
第1のATT200の出力信号の振幅情報を取り出すこ
とも可能である。
203で光学系の周波数特性に起因する波形劣化を改善
されたのち信号スライス手段204で図2(k)に示す
ように2値化され、再生信号処理部25に出力される。
信号スライス手段204は、再生エラーが最小となるよ
うに、スライスレベルを最適適応制御する。また、信号
スライス手段204は、DC制御部201と同様にブー
スト機能を有しており、システムコントロール部101
からのブーストコントロールゲートに基づきスライスレ
ベル制御の時定数を小さくし、入力信号の変動に短時間
で追従する。
5は、第1のATT200の出力信号の上側および下側
の各エンベロープ、さらに、信号振幅を検出し、システ
ムコントロール部101に出力する(図2(i))。こ
れらの信号は後述するチルト補正用の指標として使われ
る。
施のため、再生される信号の品質、つまり、誤り訂正後
のデータの信頼性が許容できない場合も想定できる。そ
のため、光ディスク10の装着直後や経時変化で再生デ
ータの信頼性が損なわれた場合などには、装置の動作マ
ージン確保やデータ再生の高信頼性を図るため、チルト
の補正を行うことが望ましい。信号品質については、信
号スライス手段204で2値化された再生信号のジッタ
や後段の情報再生部28の処理結果として得られるエラ
ー訂正数(データ誤り率)をシステムコントロール部1
01が取り込み、演算またはルックアップテーブルを参
照して処理することで、判断できる。
との間の傾きを解消し得るチルト量を判断するための指
標(以後、第1の指標と称す。)として、セクタ識別情
報領域を構成する第1の識別情報領域再生時に得られる
加算アンプ23の出力信号振幅と、同じくセクタ識別情
報領域を構成する第2の識別情報領域再生時に得られる
加算アンプ23の出力信号振幅との和を用いることを特
徴とする。つまり、第1の指標は、システムコントロー
ル部101が、第1のエンベロープ/信号振幅検出部2
05から第1および第2の識別情報領域再生時の信号振
幅情報をシステムコントロール部101内に設けられた
ADC(Analog to Digital Con
verter)で取り込み、演算処理することで求めら
れる。また、第1のエンベロープ/信号振幅検出部20
5内に2個のサンプルホールド回路とオペアンプを設
け、アナログ的に和信号を生成することも可能である。
この場合、システムコントロール部101は生成された
和信号をADC等で取り込むだけで演算処理することな
く第1の指標を得ることができる。また、信号振幅情報
は上述したように、AGC部202からも得られるた
め、AGC部202から振幅情報をADCに取り込み、
演算することで第1の指標を求めることも可能である。
からデータを検出するために装置に備わっている手段で
あるところの第1のエンベロープ/信号振幅検出部20
5またはAGC部202から得られるため、新規回路を
必要とせず、装置のコストアップには影響しない。この
ように、光ディスクと光ヘッドとの間の相対的な傾きを
ほぼ0にし得るためのチルト量を判断するための指標
は、第1のエンベロープ/信号振幅検出部205または
AGC部202と、システムコントロール部101で得
ることができる。
ヘッドの光ディスクのラジアル方向に対する傾き(ラジ
アルチルト)との間の関係を実測してプロットしたもの
である。同図から理解されるように、第1の指標が極値
(ピーク)に近づくようにチルト制御部102をコント
ロールすれば、光ディスクと光ヘッドとの間の傾きを0
に近づけることができる。この関係はラジアルチルトが
ほぼ0となる点を極値とする負の2次関数に近似し得
る。また、図中、測定値ごとに縦棒としてデトラック量
依存度を示しているが、同図から理解されるように、第
1の指標は、この縦棒の長さが短くデトラック量にほと
んど依存せず、チルト量にのみ依存して変化することが
わかる。また、図10(d)は、再生データとデータP
LLで生成される再生データに同期した再生クロックと
のデータ−クロック間ジッタを再生クロックの周期で規
格化したものをラジアルチルトに対してプロットしたも
のであるが、同図から、第1の指標を極値に近づけるよ
うにチルト制御部をコントロールすると、再生信号のジ
ッタは極小値に近づくように変化することがわかる。こ
のことは、チルト補正に第1の指標を用いることが有効
であることを意味するものである。
第1の指標とそれ以前に得られた第1の指標の大きさを
比較することによって、セクタ単位に補正を行う。この
場合、セクタの欠陥などに起因してセクタ識別情報領域
から再生される信号から生成した第1の指標が異常値を
示すことも想定できる。この影響を除去するため、セク
タ単位でチルト補正を行う場合には、例えば、補正ステ
ップ単位の第1の指標の変動幅に所定のしきい値を設定
しておき、得られた第1の指標がこのしきい値を越える
ような場合には、その指標をチルト補正に用いないよう
に制御することが考えられる。また、セクタ単位にチル
ト補正を行わず、数セクタを1単位として、この数セク
タから得られる第1の指標の平均値を用いて、この単位
ごとに補正動作を実行することもできる。このようにし
た場合にはセクタ単位で補正を行うのに比べ、セクタ単
位での第1の指標の変動を除去でき、チルト制御機構の
負担も軽減できるという利点がある。
トロール部101がチルト制御部102を制御してチル
ト量を変化させ、この第1の指標が極大となるチルト量
を設定すれば良いことになる。ここで、チルト補正手段
は、システムコントロール部101とチルト制御部10
2で構成できる。なお、一般的に、チルト補正のための
機構部は、光ヘッドおよびトラバースモータが載ったメ
カベース部に取り付けられているが、ここでは詳細説明
を省略する。
ンとして、連続して発生する頻度の多いパターンを選択
することにより、信号振幅を安定にしかも高精度に検出
できる。このパターンとしては、データに先だって記録
またはプリフォーマットされているデータPLL同期用
のVFO(Variable FrequencyOs
cillator)パターンが最有力候補となる。この
VFO領域は、通常、セクタフォーマットにより配置場
所が定義されており、信号振幅を所定のタイミングで確
実に検出でき、チルト補正の確度および信頼度が向上す
る。
ーブ記録フォーマットを有するディスクの場合には、ラ
ンド部とグルーブ部で独立に設定することで、データ検
出の信頼性を向上できる。方法としては、補正動作時に
求められたランド部およびグルーブ部それぞれの最適パ
ラメータをルックアップテーブルに保管し、データ記録
または再生時にシステムコントローラ部101がこのテ
ーブルを参照して装置をコントロールしても良い。さら
に、ランド部とグルーブ部で設定を変更しない場合に
は、それぞれの最適値にパラメータを設定できないケー
スも出てくるが、ランド部およびグルーブ部の再生信号
品質(再生データのジッタやエラー率も含めた広義の意
味)が許容できるようにパラメータを設定すれば良い。
補正方法を図4をもとに説明する。装置に電源が入り光
ディスク10が装着されると、装置はスタート状態にな
る(ステップ1)。この後、システムコントロール部1
01はドライブ全体のパラメータを初期化する(ステッ
プ2)。そして、フォーカス誤差信号やトラッキング誤
差信号を生成するためのアナログ回路の電気的オフセッ
トを補正する(ステップ3)。次に、光ディスク10を
回転し(ステップ4)、LD11を点灯し(ステップ
5)、フォーカス引き込み動作(ステップ6)に移行す
る。次に、光学系、および、電気回路系のゲインバラン
スを補正(ステップ7)したのち、トラッキング引き込
み動作に入る(ステップ8)。トラッキングが引き込ま
れ、データの再生準備が整うと、チルト補正動作に移行
する。
を計測し(ステップ9)、計測結果が許容範囲かどうか
判定する(ステップ10)。つまり、第1の指標が極値
を含んだ許容値の範囲内であるか否かを判定し、許容値
内でない場合には、システムコントロール部101の指
示でチルト制御部102をコントロールしてチルト量を
変化させた後(ステップ11)、ステップ9に戻り、こ
の動作を繰り返す。許容値内であれば動作を終了し、次
にのコマンドまで待機する(ステップ12)。
いて説明しているが、ディスク装置においては、電気的
オフセットや光学系のバランスずれや検出回路のゲイン
バランスによるオフセットおよび、デトラックに基づく
オフセットも存在する。従って、これらのオフセットを
正確に補正するためには、次の3段階の手順を踏む。ま
ず、電気的オフセットや光学系のバランスずれや検出回
路のゲインバランスによるオフセットを補正する。そし
て、デトラック量に依存せず、チルト量にのみ依存して
変化する指標をもとに、チルトを補正する。その後、デ
トラックを補正する。
形態2であるディスク装置を示す図である。図中、10
は光ディスク、11は光源である半導体レーザ(L
D)、12はコリメートレンズ、13はビームスプリッ
タ、14は対物レンズ、15は光検出器、16はアクチ
ュエータ、17は差動アンプ、18は差信号波形整形
部、19は再生差信号処理部、20は極性制御部、21
は極性反転部、22はトラッキング制御部、23は加算
アンプ、25は再生信号処理部、26は極性情報再生
部、27はアドレス再生部、28は情報再生部、30は
トラバース制御部、31はトラバースモータ、32は記
録信号処理部、33はLD駆動部、34はアクチュエー
タ駆動部、であり、従来例あるいは実施の形態1で説明
したものと同一または同等の機能を有するものである。
なお、光ヘッドは、半導体レーザ11、コリメートレン
ズ12、ビームスプリッタ13、対物レンズ14、光検
出器15、アクチュエータ16で構成されており、ヘッ
ドベースに取り付けられている。
1はシステムコントロール部、102はチルト制御部、
である。以上のブロックについては、実施の形態1で説
明した図1のブロックと同一であり、その動作も基本的
に同一である。図1と異なるブロックは、第2の波形整
形部103であり、図7に内部ブロック図を示す。図
中、206は第2のATT(アッテネータ)、207は
第2のエンベロープ/信号振幅検出部である。システム
コントロール部101の入出力信号については、第2の
ATT206、第2のエンベロープ/信号振幅検出部2
07に関するものだけに限定して示している。
し、上述の実施の形態1との違いに限定する。
指標を図6(a)に示す差動アンプ17の出力であるプ
シュプル信号から得るようにしたものであり、セクタ識
別情報領域を構成する第1の識別情報領域再生時に得ら
れる差動アンプ17の出力信号振幅と、同じくセクタ識
別情報領域を構成する第2の識別情報領域再生時に得ら
れる差動アンプ17の出力信号振幅との和を用いること
である。(以後、この指標を第2の指標と称す。)それ
以外の動作については、実施の形態1と同様である。
ル部101が第2のATT206を制御して、第2のエ
ンベロープ/信号振幅検出部207で信号振幅の検出が
高精度にできるようにレベル調整することからスタート
する。システムコントロール部101は、第2のエンベ
ロープ/信号振幅検出部207より出力される図6
(c)に示す信号振幅検出波形から、第1および第2の
識別情報領域再生時の信号振幅情報をシステムコントロ
ール部内に設けられたADC(Analog toDi
gital Converter)で取り込み、演算処
理することで第2の指標を求める。また、第2のエンベ
ロープ/信号振幅検出部207内に2個のサンプルホー
ルド回路とオペアンプを設け、アナログ的に和信号を生
成することも可能である。この場合、システムコントロ
ール部101は生成された和信号をADC等で取り込む
だけで演算処理することなく第2の指標を得ることがで
きる。この第2の指標は、第1の指標同様、デトラック
量に依存せず、チルト量にのみ依存して変化する。図1
0(b)は、求めた第2の指標と、ラジアルチルトとの
間の関係を実測してプロットしたものである。同図から
理解されるように、第2の指標が極大(ピーク)に近づ
くようにチルト制御部102をコントロールすれば、光
ディスクと光ヘッドとの間の相対的な傾きを0に近づけ
ることができる。この関係はラジアルチルトがほぼ0と
なる点を極値とする負の2次関数に近似し得る。また、
図中、測定値ごとに縦棒としてデトラック量依存度を示
しているが、同図から理解されるように、第2の指標
は、この縦棒の長さが短くデトラック量にほとんど依存
せず、チルト量にのみ依存して変化することがわかる。
また、図10(d)から、第2の指標を極値に近づける
ようにチルト制御部をコントロールすると、再生信号と
再生クロック間のデータ−クロック間ジッタも極小値に
近づくように変化することがわかる。このことは、チル
ト補正に第2の指標を用いることが有効であることを示
すものである。このように、本実施の形態によるチルト
補正では、システムコントロール部101がチルト制御
部102を制御して、この第2の指標が極大点となるチ
ルト量を設定すれば良いことになる。チルトの補正方法
については実施の形態1で説明したのと同様である。
ンとして、連続して発生する頻度の多いパターンを選択
することにより、信号振幅を安定にしかも高精度に検出
でき、このパターンとしては、データに先だって記録ま
たはプリフォーマットされているデータPLL同期用の
VFOパターンが最有力候補となることは実施の形態1
と同様である。
の出力であるプシュプル信号から得られるチルト補正用
の指標としては、第1の識別情報領域再生時に得られる
差動アンプ17の出力であるプシュプル信号のエンベロ
ープと基準レベルとの差の絶対値(図6(b))と、第
2の識別情報領域再生時に得られるプシュプル信号のエ
ンベロープと基準レベルとの差の絶対値(図6(b))
との和を用いることも可能である(この指標を第3の指
標と称す)。言い換えれば、第1の識別情報領域再生時
に得られる差動アンプ17の出力であるプシュプル信号
のエンベロープと、第2の識別情報領域再生時に得られ
るプシュプル信号のエンベロープとのエンベロープ差の
絶対値を求めることである。さらに、第3の指標とし
て、前記エンベロープ差を用いても良いのは云うまでも
ない。ここで、検出対象となるエンベロープは、基準レ
ベルに近い側のエンベロープを用いたが、遠い側のエン
ベロープを用いても良い。前記基準レベルとしては、セ
クタ識別情報領域外で、かつ、光ビームがトラック中心
走行時の差動アンプ17の出力信号の直流レベルとすれ
ば良い。
ジアルチルトとの間の関係を実測してプロットしたもの
である。同図から理解されるように、第3の指標が極大
(ピーク)に近づくようにチルト制御部102をコント
ロールすれば、光ディスクと光ヘッドとの間の相対的な
傾きを0に近づけることができる。この関係はラジアル
チルトがほぼ0となる点を極値とする負の2次関数に近
似し得る。また、図中、測定値ごとに縦棒としてデトラ
ック量依存度を示しているが、同図から理解されるよう
に、第3の指標は、この縦棒の長さが短くデトラック量
にほとんど依存せず、チルト量にのみ依存して変化する
ことがわかる。また、図10(d)から、第3の指標を
極値に近づけるようにチルト制御部をコントロールする
と、再生信号と再生クロック間のデータ−クロック間ジ
ッタも極小値に近づくように変化することがわかる。こ
のことは、チルト補正に第3の指標を用いることが有効
であることを示すものである。このように、本実施の形
態によるチルト補正では、システムコントロール部10
1がチルト制御部102を制御して、この第3の指標が
極大点となる位置にチルト量を設定すれば良いことにな
る。この場合も、チルトの補正方法は実施の形態1で説
明したのと同様である。
タパターンとして、連続して発生する頻度の多いパター
ンを選択することにより、再生信号のエンベロープを安
定にしかも高精度に検出でき、このパターンとしては、
データに先だって記録またはプリフォーマットされてい
るデータPLL同期用のVFO(VariableFr
equency Oscillator)パターンが最
有力候補となることも上記と同様である。
プの検出に第2のATT206および第2のエンベロー
プ/信号振幅検出部207を新規に追加する必要がある
が、本来再生信号からデータを検出するために装置に備
わっている手段であるところの第1のATT200およ
び第1のエンベロープ/信号振幅検出部205と同一回
路で良いので、新規に回路開発をする必要はなく、装置
のコストアップは軽微である。
指標は、第2のエンベロープ/信号振幅検出部207と
システムコントロール部101で求めることができ、チ
ルト補正手段はシステムコントロール部101とチルト
制御部102で構成できる。
形態3であるディスク装置を示す図である。図中、10
は光ディスク、11は光源である半導体レーザ、12は
コリメートレンズ、13はビームスプリッタ、14は対
物レンズ、15は光検出器、16はアクチュエータ、1
7は差動アンプ、18は差信号波形整形部、19は再生
差信号処理部、20は極性制御部、21は極性反転部、
22はトラッキング制御部、23は加算アンプ、25は
再生信号処理部、26は極性情報再生部、27はアドレ
ス再生部、28は情報再生部、30はトラバース制御
部、31はトラバースモータ、32は記録信号処理部、
33はLD駆動部、34はアクチュエータ駆動部、であ
り、従来例で説明したものと同一または同等の機能を有
するものである。なお、光ヘッドは、半導体レーザ1
1、コリメートレンズ12、ビームスプリッタ13、対
物レンズ14、光検出器15、アクチュエータ16で構
成されており、ヘッドベースに取り付けられている。
部、102はチルト制御部、である。以上のブロックに
ついては、実施の形態1で説明した図1記載のブロック
と同一であり、その動作も基本的に同一である。
部104であり、図9に内部ブロック図を示す。図中、
200は第1のATT、201はDC制御部、202は
AGC部、203は波形等化部、204は信号スライス
手段、205は第1のエンベロープ/信号振幅検出部、
206は第2のATT、207は第2のエンベロープ/
信号振幅検出部、208は信号選択手段、を示す。ここ
で、符号200乃至204の各ブロックは上述の実施の
形態1で説明した図3と同一であり、また、符号206
乃至207の各ブロックは上述の実施の形態2で説明し
た図7と同一であり、その動作も同じである。
して前述した第1乃至第3の指標を複数組み合わせて適
宜使うことができるようにしたものであり、チルト補正
の信頼性が向上する。
標の内、より正確なチルト補正が可能な指標を選択する
ためのものであり、システムコントロール部101がア
ドレス再生部27から得られるセクタ識別情報領域のデ
ータジッタやアドレス検出誤り率等の点で再生信号品質
が最も良かった指標を光ディスクの実際の再生を行う前
に事前に決定しておくようにしている。この場合、アド
レス再生部27には、誤り検出機能を持たせておく。
は、第1のエンベロープ/信号振幅検出部205または
および第2のエンベロープ/信号振幅検出部207とシ
ステムコントロール部101で求めることができ、チル
ト補正手段はシステムコントロール部101とチルト制
御部102で構成できる点も上述した実施の形態で説明
したのと同様である。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
スポットが第1の識別情報領域を通過する際の光検知器
の出力信号と第2の識別情報領域を通過する際の出力信
号を用いて求めた信号を指標として、該指標が極値に近
づくようにディスクとヘッドとの間の相対的な傾きを制
御するようにしているので、別途、チルト補正のための
機構を設けることが不要になるため、装置のコストアッ
プを抑制することができる。
種指標は、デトラック補正による影響をほとんど受けな
いので、チルト補正とともにデトラック補正を行うよう
な場合でも、これを考慮することなく容易にチルト補正
のみを行うことができる。
のブロック図である。
を構成する各ブロックからの出力波形を示す図である。
を構成する第1の波形整形部のブロック図である。
の動作フロー図である。
のブロック図である。
を構成する各ブロックからの出力波形を示す図である。
を構成する第2の波形整形部のブロック図である。
のブロック図である。
を構成する第3の波形整形部のブロック図である。
チルト量との関係を示す図である。
示す図である。
ートレンズ、13 ビームスプリッタ、14 対物レン
ズ、15 光検出器、16 アクチュエータ、17 差
動アンプ、18 差信号波形整形部、19 再生差信号
処理部、20極性制御部、21 極性反転部、22 ト
ラッキング制御部、23 加算アンプ、24 和信号波
形整形部、25 再生信号処理部、26 極性情報再生
部、27 アドレス再生部、28 情報再生部、29
システムコントロール部、30トラバース制御部、31
トラバースモータ、32 記録信号処理部、33レー
ザ(LD)駆動部、34 アクチュエータ駆動部、10
0 第1の波形整形部、101 システムコントロール
部、102 チルト制御部、103 第2の波形整形
部、104 第3の波形整形部、200 第1のAT
T、201 DC制御部、202 AGC部、203
波形等化部、204 信号スライス手段、205 第1
のエンベロープ/信号振幅検出部、206 第2のAT
T、207第2のエンベロープ/信号振幅検出部、20
8 信号選択手段。
Claims (6)
- 【請求項1】 トラック中心に対して半径方向外周側に
所定距離変位して配置された第1の識別情報領域と半径
方向内周側に前記所定距離と同距離だけ変位して配置さ
れた第2の識別情報領域を含むディスクと、該ディスク
に光スポットを形成するヘッドとの間の傾きを補正する
ディスク装置において、 前記光スポットで反射された光を受光する光検知器と、 前記光スポットが前記第1の識別情報領域を通過する際
の前記光検知器の出力信号と第2の識別情報領域を通過
する際の出力信号との和信号を求める手段と、 求めた和信号を指標として、該指標が極値に近づくよう
に前記ディスクとヘッドとの間の相対的な傾きを制御す
る傾き制御手段とを備えたことを特徴とするディスク装
置。 - 【請求項2】 前記光スポットが前記第1の識別情報領
域を通過する際の前記光検知器の和信号振幅と、第2の
識別情報領域を通過する際の和信号振幅との和信号を指
標とすることを特徴とする請求項1記載のディスク装
置。 - 【請求項3】 前記光スポットが前記第1の識別情報領
域を通過する際の前記光検知器の差信号振幅と、第2の
識別情報領域を通過する際の差信号振幅との和信号を指
標とすることを特徴とする請求項1記載のディスク装
置。 - 【請求項4】 前記光スポットが前記第1の識別情報領
域を通過する際の前記光検知器の差信号のエンベロープ
と所定の基準レベルとの差の絶対値および、第2の識別
情報領域を通過する際の差信号のエンベロープと所定の
基準レベルとの差の絶対値の和信号を指標とすることを
特徴とする請求項1記載のディスク装置。 - 【請求項5】 トラック中心に対して半径方向外周側に
所定距離変位して配置された第1の識別情報領域と半径
方向内周側に前記所定距離と同距離だけ変位して配置さ
れた第2の識別情報領域を含むディスクと、該ディスク
に光スポットを形成するヘッドとの間の傾きを補正する
ディスク装置において、 前記光スポットで反射された光を受光する光検知器と、 前記光スポットが前記第1の識別情報領域を通過する際
の前記光検知器の出力信号と第2の識別情報領域を通過
する際の出力信号との差信号または該差信号の絶対値を
求める手段と、 求めた差信号または該差信号の絶対値を指標として、該
指標が極値に近づくように前記ディスクとヘッドとの間
の相対的な傾きを制御する傾き制御手段とを備えたこと
を特徴とするディスク装置。 - 【請求項6】 前記光スポットが前記第1の識別情報領
域を通過する際の前記光検知器の差信号のエンベロープ
と、第2の識別情報領域を通過する際の差信号のエンベ
ロープとの差信号または該差信号の絶対値を指標とする
ことを特徴とする請求項5記載のディスク装置。
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