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JP2000309748A - 鋼材用耐熱性塗料組成物、その塗膜、その塗膜で被覆された大型鉄鋼構造物、および鉄鋼構造物の塗装方法 - Google Patents

鋼材用耐熱性塗料組成物、その塗膜、その塗膜で被覆された大型鉄鋼構造物、および鉄鋼構造物の塗装方法

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Publication number
JP2000309748A
JP2000309748A JP11117736A JP11773699A JP2000309748A JP 2000309748 A JP2000309748 A JP 2000309748A JP 11117736 A JP11117736 A JP 11117736A JP 11773699 A JP11773699 A JP 11773699A JP 2000309748 A JP2000309748 A JP 2000309748A
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JP
Japan
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weight
content
powder
less
iron compound
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Application number
JP11117736A
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Inventor
Katsumi Kondo
藤 勝 美 近
Shin Harada
田 伸 原
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Chugoku Marine Paints Ltd
Original Assignee
Chugoku Marine Paints Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】本発明の鋼材用耐熱性塗料組成物は、(A)ア
ルキルシリケートおよび/またはその加水分解初期縮合物からな
る結合剤、(B)SiO2 含有量が90重量%以上であり、かつ
鉄化合物含有量が0.5重量%以下である珪石粉(b1)、ZrSi
O4 含有率が80重量%以上であり、かつ鉄化合物含有率が
0.5重量%以下であって、ZrSiO4 中におけるSiO2 含有率
が27重量%以上で、かつZrO2 含有率が53重量%以上であ
るシ゛ルコン粉(b2)、および鉄化合物を1重量%以上含まない
体質顔料(b3)からなる群から選ばれる少なくとも1種の
体質顔料、(C)亜鉛末、および(D)酸化亜鉛粉(d1)および
/または酸化チタン粉(d2)からなる白色顔料を含有して
なり、かつ前記(A)〜(D)からなる全組成物中の鉄化合物
含有率が0.5重量%以下である。 【効果】上記組成物は、耐熱変色性および耐燃性に優
れ、熱劣化ないし変色および燃焼を防止できる塗膜を形
成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、鋼材用耐熱性塗料組成
物、その塗膜、その塗膜で被覆された大型鉄鋼構造物、
および鉄鋼構造物の塗装方法に関し、さらに詳しくは、
鉄鋼構造物たとえば船舶、大型鉄鋼構造物の成型加工前
後の鋼板に、ジンク系ショッププライマーによる塗装を
行なった後に上塗り塗装し、この上塗り塗装後に溶接、
ガスバーナー等による加熱工事を行なった場合に、優れ
た耐熱変色性を発現する上塗り塗装用の耐熱性塗料組成
物、その塗膜、その塗膜で被覆された大型鉄鋼構造物、
および鉄鋼構造物の塗装方法に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】従来、橋梁、プラント等の大型鉄
鋼構造物および船舶などの鉄鋼構造物には、その表面に
ジンク系ショッププライマーが塗装され、その塗装面に
さらに要求性能に応じた有機系塗料(各樹脂系・各色)
が上塗り塗装されている。しかしながら、この上塗り塗
装後に溶接、ガスバーナー等による加熱工事が行なわれ
た場合、その上塗り塗膜は熱劣化による変色を起こした
り、あるいは燃焼により損傷したりするため、熱劣化し
た塗膜の除去、鋼材表面の処理、再塗装による補修を行
なわなければならない。その結果、作業工数が増えるだ
けでなく、これらの作業を行なう人員を確保し、足場の
架設・撤去や補修工数が必要である。
【0003】そこで、本発明者らは、耐熱変色性に優れ
た上塗り塗料を開発すべく鋭意研究し、溶接、ガスバー
ナー等による加熱工事による塗膜の劣化、変色、燃焼を
防止するためには、無機質材料によって塗料を構成し、
加熱によって劣化、変色、燃焼しない材料を選ぶ必要が
あることを確認し、(1)展色剤(ビヒクル)に起因す
る有機分を低減させ、熱劣化を抑制すること、(2)塗
膜中の粉末成分に含まれる鉄分を抑制すること、および
(3)防食性を持たせることが不可欠であることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0004】なお、特開平3−79675号公報には、
アルコキシシリケート、アルキルトリアルコキシシリケ
ートおよび/またはそれらの加水分解初期縮合物(A)
と、酸性の水分散型コロイダルシリカ(B)と、亜鉛末
(C)と、シリカ粉、ルチル粉、合成ルチル粉、クロム
粉およびジルコン粉から選ばれる灼熱減量2重量%以下
の粉末(D)とを含有する鋼材用一次防錆塗料が開示さ
れている。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に伴う
問題を解決しようとするものであって、耐熱変色性およ
び耐燃性に優れた塗膜を形成できる鋼材用耐熱性塗料組
成物、その塗膜、その塗膜で被覆された大型鉄鋼構造
物、および鉄鋼構造物の塗装方法を提供することを目的
としている。
【0006】
【発明の概要】本発明に係る鋼材用耐熱塗料組成物は、
(A)アルキルシリケートおよび/またはその加水分解
初期縮合物からなる結合剤、(B)SiO2 含有量が9
0重量%以上であり、かつ鉄化合物の含有量が0.5重
量%以下である珪石粉(b1)、ZrSiO4 の含有率
が80重量%以上であり、かつ鉄化合物の含有率が0.
5重量%以下であって、ZrSiO4 中におけるSiO
2 の含有率が27重量%以上で、かつZrO2 の含有率
が53重量%以上であるジルコン粉(b2)、および鉄
化合物を1重量%以上含まない体質顔料(b3)からな
る群から選ばれる少なくとも1種の体質顔料、(C)亜
鉛末、および(D)酸化亜鉛粉(d1)および/または
酸化チタン粉(d2)からなる白色顔料を含有してな
り、かつ、前記(A)〜(D)からなる全組成物中の鉄
化合物の含有率が0.5重量%以下であることを特徴と
している。
【0007】前記(D)成分としては、酸化亜鉛粉(d
1)を含む無機質粉末が好ましく、特に酸化亜鉛粉(d
1)および酸化チタン粉(d2)を含む無機質粉末が好
ましい。本発明に係る塗膜は、上記の鋼材用耐熱性塗料
組成物から形成されている。本発明に係る大型鉄鋼構造
物は、上記の鋼材用耐熱性塗料組成物から形成された塗
膜で被覆されている船舶または大型鉄鋼構造物である。
【0008】本発明に係る鉄鋼構造物の塗装方法は、船
舶あるいは大型鉄鋼構造物の表面、またはこれらの表面
に形成されたジンク系ショッププライマー塗膜の表面
を、上記の鋼材用耐熱性塗料組成物から形成された塗膜
で被覆することを特徴としている。
【0009】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る鋼材用耐熱性
塗料組成物、その塗膜、その塗膜で被覆された大型鉄鋼
構造物、および鉄鋼構造物の塗装方法について具体的に
説明する。鋼材用耐熱性塗料組成物 本発明に係る鋼材用耐熱性塗料組成物は、結合剤
(A)、体質顔料(B)、亜鉛末(C)および白色顔料
(D)を含有している。
【0010】[結合剤(A)]本発明で用いられる結合
剤(A)は、アルキルシリケートおよび/またはその加
水分解初期縮合物からなる。アルキルシリケートは、式 (RO)3Si[−O−Si(OR)2−]nOR (式中、Rは、通常炭素原子数1〜6のアルキル基であ
り、nは通常0〜6である)で示されるテトラアルキル
シラン化合物であり、具体的には、テトラメチルシリケ
ート、テトラエチルシリケート、テトラ-n- プロピルシ
リケート、テトラ-i- プロピルシリケート、テトラ-n-
ブチルシリケート、テトラ-sec- ブチルシリケート、メ
チルポリシリケート、エチルポリシリケートなどが挙げ
られる。
【0011】アルキルシリケートの加水分解初期縮合物
の具体例としては、上記のようなアルキルシリケートの
加水分解初期縮合物が挙げられる。本発明においては、
上記アルキルシリケートまたはこれらの加水分解初期縮
合物は、1種単独で、あるいは2種以上組み合わせて用
いることができる。2種以上の組み合わせとしては、た
とえばアルキルシリケートとアルキルシリケートの加水
分解初期縮合物との混合物からなるエチルシリケート
[商品名 エチルシリケート40、日本コルコート
(株)]が挙げられる。本発明で用いられる結合剤
(A)としては、このようなエチルシリケートが好まし
い。
【0012】アルキルシリケートの加水分解初期縮合物
は、無機ジンクリッチペイント等に用いられる公知の展
色剤であり、常法に従い、アルキルシリケートを酸性触
媒下で加水分解することにより得られる。本発明では、
上記のような有機分の非常に少ない結合剤(A)を用い
るため、耐熱性および耐燃性に優れた塗膜を形成できる
塗料組成物を得ることが可能になる。
【0013】[体質顔料(B)]本発明で用いられる体
質顔料(B)は、SiO2 含有量が90重量%以上であ
り、かつ鉄化合物の含有量が0.5重量%以下である珪
石粉(b1)、ZrSiO4 の含有率が80重量%以上
であり、かつ鉄化合物の含有率が0.5重量%以下であ
って、ZrSiO4 中におけるSiO2 の含有率が27
重量%以上で、かつZrO2 の含有率が53重量%以上
であるジルコン粉(b2)、および鉄化合物を1重量%
以上含まない体質顔料(b3)である。
【0014】このような珪石粉(b1)としては、たと
えば雪印SP粉末[商品名、丸釜釜戸陶料(株)製]、
雪印硅石粉末[商品名、丸釜釜戸陶料(株)製]等の市
販品が挙げられる。また、このようなジルコン粉(b
2)としては、たとえばA−DAX[商品名、キンセイ
マテック(株)製]等の市販品が挙げられる。ジルコン
粉(b2)は、ジルコニウムのケイ酸塩鉱物の粉末であ
り、耐熱性に優れている。
【0015】また、鉄化合物を1重量%以上含まない体
質顔料(b3)としては、800℃以下で熱分解、熱変
色がなく、水に不溶または難溶であり、白色、無色、淡
彩色の粉末、およびそれらの焼成物の中から少なくとも
1種の無機質粉を任意に選定して用いることができる。
具体的には、シリカ粉[商品名 エロジール200、日
本アエロジル(株)製]、ケイ酸塩(ケイ酸亜鉛、ケイ
酸アルミニウム、ケイ酸アルミニウムカリウム、ケイ酸
アルミニウムナトリウム、ケイ酸アルミニウムベリリウ
ム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸マ
グネシウムカルシウム、ケイ酸マンガン[商品名 ネフ
ェリンA−270、(株)オクセラム製;商品名 ハイ
ブライト#325、キンセイマテック(株)製;商品名
ハイブライト#1250、キンセイマテック(株)
製]、硫酸塩(硫酸バリウム)、リン酸塩(リン酸カル
シウム、リン酸バリウム、リン酸三カルシウム[商品
名、太平化学産業(株)])、ホウ酸塩(ホウ酸アルミ
ニウムカリウム、ホウ酸マグネシウム)、アルミン酸塩
(アルミン酸カルシウム)、金属酸化物(酸化アルミニ
ウム、酸化ジルコニウム、酸化マンガン)などが挙げら
れる。
【0016】本発明では、上記のように鉄化合物含有量
の極めて少ない体質顔料(B)を用いるため、耐熱変色
性に優れた塗膜を形成できる塗料組成物を得ることがで
きる。[亜鉛末(C)] 本発明で用いられる亜鉛末(C)は、
顔料として通常使用されている亜鉛末でよい。亜鉛末
(C)は、防食顔料の作用を発揮する。
【0017】[白色顔料(D)]本発明で用いられる白
色顔料(D)は、酸化亜鉛粉(d1)および酸化チタン
粉(d2)からなる群から選ばれた少なくとも1種の無
機質粉末である。酸化亜鉛粉(d1)は、白色顔料であ
り、耐候性、耐熱性に優れている。酸化亜鉛粉(d1)
は、ジルコン粉(b2)と混用すると、耐候性、耐熱性
がさらに向上する。また、酸化亜鉛粉(d1)は、酸化
チタン粉(d2)と混用すると塗膜の強度が向上し、チ
ョーキングを少なくしたり、屋外暴露による耐劣化性が
向上する効果がある。さらに、酸化亜鉛粉(d1)は、
ジルコン粉(b2)および酸化チタン粉(d2)と混用
すると、耐候性、耐熱性に優れ、しかも、塗膜の強度が
向上し、チョーキングを少なくしたり、屋外暴露による
耐劣化性が向上する効果がある。
【0018】酸化チタン粉(d2)は、白色顔料であ
る。[その他の配合成分] 本発明に係る鋼材用耐熱性塗料組
成物には、必要に応じて、通常の無機ジンクショッププ
ライマーと同様に、各種溶剤、無機系有彩色顔料、有機
ベントナイト、酸化ポリエチレンワックス、シラン化合
物などの添加剤を、本発明の目的を損なわない範囲で配
合することができる。
【0019】溶剤としては、具体的には、メチルアルコ
ール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブ
チルアルコール等のアルコール系溶剤;トルエン、キシ
レン、ヘキサン等の炭化水素系溶剤;アセトン、メチル
エチルケトン(MEK)、メチルイソブチルケトン(M
IBK)等のケトン類;酢酸エチル、酢酸プロピル、酢
酸ブチル、セロソルブアセテート等のエステル系溶剤;
メチルセロソルブ、セロソルブ、ブチルセロセルブ等の
エーテル系溶剤;水などが挙げられる。これらの溶剤
は、1種単独で、あるいは2種以上組み合わせて用いる
ことができる。
【0020】[配合割合]本発明に係る鋼材用耐熱性塗
料組成物においては、塗膜の硬さ、強度、付着力等の性
能上、結合剤(A)と、体質顔料(B)、亜鉛末(C)
および白色顔料(D)との混合割合は、重量比[(A)/
〔(B)+(C)+(D)〕]で、通常1:0.5〜1:10、好
ましくは1:1〜1:5、さらに好ましくは1:2〜
1:4であり、特に1:3が好ましく実用的である。
【0021】その場合、体質顔料(B)は、体質顔料
(B)、亜鉛末(C)および白色顔料(D)の合計10
0重量部に対して、通常20〜90重量部、好ましくは
30〜80重量部、さらに好ましくは50〜70重量部
の割合で配合される。亜鉛末(C)は、体質顔料
(B)、亜鉛末(C)および白色顔料(D)の合計10
0重量部に対して、通常1〜15重量部、好ましくは2
〜10重量部、さらに好ましくは3〜6重量部の割合で
配合される。
【0022】白色顔料(D)は、体質顔料(B)、亜鉛
末(C)および白色顔料(D)の合計100重量部に対
して、通常5〜70重量部、好ましくは10〜60重量
部、さらに好ましくは20〜40重量部の割合で配合さ
れる。また、亜鉛末(C)をより多く使用して防食性を
高める場合には、結合剤(A)と、体質顔料(B)、亜
鉛末(C)および白色顔料(D)との混合割合は、重量
比[(A)/〔(B)+(C)+(D)〕]で、1:1〜1:5が好ま
しく、特に1:3.5が好ましく実用的である。
【0023】その場合、亜鉛末(C)は、体質顔料
(B)、亜鉛末(C)および白色顔料(D)の合計10
0重量部に対して、好ましくは5〜85重量部、さらに
好ましくは25〜75重量部、最も好ましくは40〜6
0重量部の割合で配合される。体質顔料(B)は、体質
顔料(B)、亜鉛末(C)および白色顔料(D)の合計
100重量部に対して、好ましくは5〜90重量部、さ
らに好ましくは10〜80重量部、最も好ましくは20
〜40重量部の割合で配合される。白色顔料(D)は、
体質顔料(B)、亜鉛末(C)および白色顔料(D)の
合計100重量部に対して、好ましくは10〜90重量
部、さらに好ましくは15〜65重量部、最も好ましく
は20〜40重量部の割合で配合される。
【0024】白色顔料(D)は、上述したように、酸化
亜鉛粉(d1)および酸化チタン粉(d2)からなる群
から選ばれる少なくとも1種の無機質粉末であり、白色
顔料(D)におけるこれらの成分の配合比率は、所望の
物性に応じて適宜決定される。[調製・保存・塗装] 本発明に係る鋼材用耐熱性塗料組
成物は、常法に従って調製できる。
【0025】展色剤である結合剤(A)については、各
種の溶剤、添加剤とともに通常の塗料製造(分散)装置
によって液状にすることができる。また、体質顔料
(B)、亜鉛末(C)、白色顔料(D)については、各
種の溶剤・添加剤とともに通常の塗料製造(分散)装置
によって液状にすることができる。
【0026】展色剤である結合剤(A)は、使用直前
に、体質顔料(B)、亜鉛末(C)および白色顔料
(D)の混合物(粉末および液状)と混合すればよい。
本発明においては、結合剤(A)を含む液状成分と、体
質顔料(B)、亜鉛末(C)および白色顔料(D)を含
むペースト状、モルタル状、液状などの任意の性状で使
用できる。結合剤(A)を含む液状成分と、体質顔料
(B)、亜鉛末(C)および白色顔料(D)を含むペー
スト等とは、それぞれ別個の容器にて保存、運搬、取り
扱われ、通常塗装時に、従来より公知の方法にて混練し
て用いられる。
【0027】そして、エアスプレー、エアレススプレー
等の通常の手段で、船舶、大型鉄鋼構造物等の鉄鋼構造
物の表面に、またはこれらの表面に形成されたジンク系
ショッププライマー塗膜の表面に塗布し、自然乾燥また
は熱風乾燥にて乾燥させればよい。このようなジンク系
ショッププライマーとしては、従来公知のジンク系ショ
ッププライマーを用いることができるが、中でも、無機
ジンク塗料が好ましく用いられる。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る鋼材用耐熱性塗料組成物
は、耐熱変色性および耐燃性に優れ、熱劣化ないし変色
および燃焼を防止できる塗膜を形成することができる。
本発明に係る塗膜は、この塗料組成物から形成されてい
るので、優れた耐熱変色性および耐燃性を有している。
【0029】本発明に係る鉄鋼構造物の塗装方法によれ
ば、上記塗膜で被覆された船舶、大型鉄鋼構造物等の鉄
鋼構造物が提供される。本発明によれば、たとえば船舶
造船工程上、溶接、ガスバーナー等による加熱工事に起
因する塗膜の変色、劣化、燃焼による損傷等に関わる補
修工程が不必要となるため、このような補修工程で必要
となる、人員、作業工数、足場の架設・撤去、塗料が不
要となる。
【0030】本発明に係る鋼材用耐熱性塗料組成物は、
一次防錆塗料塗膜の上に塗装する上塗り塗料として使用
することができ、船舶、大型鉄鋼構造物等の鉄鋼構造物
の塗装に好適であり、具体的には、たとえば船舶の場
合、特にエンジンルーム天井防熱区画部、上構構造物の
天井・壁面の塗装に好適である。また、亜鉛末(C)の
配合量を多くして防食性を高めた、本発明に係る鋼材用
耐熱性塗料組成物は、一次防錆塗料として使用すること
も可能である。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明は、これらの実施例により何ら限定されるものでは
ない。なお、実施例における耐熱試験は、下記の方法に
従って行なった。 [耐熱試験]縦200mm、横100mm、厚さ3.2
mmの鋼板(日本テストパネル(株)製、サンドブラス
ト処理板)に、乾燥膜厚40〜50μmになるように塗
装し、25℃雰囲気下で7日間乾燥させた後、アセチレ
ンガスバーナーによって裏側から加熱し、表側の鋼板表
面温度が600℃、800℃になるまで焼いた後、放置
し、常温まで自然冷却させた。
【0032】上記のようにして得られた塗装板の塗膜
に、4mm間隔で縦横6本の線をカッターナイフで刻ん
で升目25個の碁盤目を作製し、次いで、その上に粘着
性セロハンテープを貼り付けてから、セロハンテープを
一気に剥がし、升目の塗膜の剥がれ具合で塗膜の付着性
を評価した。また、上記焼き付けする前の塗膜と焼き付
けした後の塗膜における色差[ΔL、Δa、Δb、ΔE
(JISK5400)]を色差計により求め、色差を耐
熱変色性の指標とした。
【0033】
【実施例1】下記のような配合組成の主剤(展色剤)
と、白色のペーストを以下のようにして調製した。 (1)主剤 主剤については、結合剤(A)としてエチルシリケート
40[商品名、日本コルコート(株)製]50.0重量
部、3.5%塩酸0.2重量部、水5.5重量部、イソ
プロピルアルコール19.3重量部およびエチルアルコ
ール25.0重量部を50℃に加温し、3時間撹拌して
調製した。 (2)白色のペースト 白色のペーストについては、珪石粉として雪印SP粉末
[商品名、丸釜釜戸陶料(株)製]20重量部、亜鉛末
3重量部、酸化亜鉛粉15重量部、ジルコン粉としてA
−DAX[商品名;キンセイマテック(株)製]20重
量部、酸化チタン粉2重量部、シリカ粉[商品名 エロ
ジール200、日本アエロジル(株)]2重量部および
イソプロピルアルコール38重量部を、ペイントシェー
カーを用い、均一に混合して調製した。
【0034】上記のようにして得られた主剤100重量
部と白色のペースト250重量部とを混合して塗料組成
物を調製した後、エアスプレーにて鋼板の表面に塗布
し、7日間自然乾燥した後、上記耐熱試験を行なった。
その結果を第1表に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【実施例2】主剤として実施例1で用いた主剤(展色
剤)と同じ組成物を調製し、またライトグレーのペース
トを以下のようにして調製した。ライトグレーのペース
トについては、珪石粉として雪印SP粉末[商品名、丸
釜釜戸陶料(株)製]10重量部、亜鉛末40重量部、
酸化亜鉛粉10重量部、ジルコン粉としてA−DAX
[商品名;キンセイマテック(株)製]10重量部、酸
化チタン粉1重量部、シリカ粉[商品名 エロジール2
00、日本アエロジル(株)]2重量部およびイソプロ
ピルアルコール27重量部を、ペイントシェーカーを用
い、均一に混合して調製した。
【0037】上記のようにして得られた主剤100重量
部とライトグレーのペースト250重量部とを混合して
塗料組成物を調製した後、エアスプレーにて鋼板の表面
に塗布し、7日間自然乾燥した後、更に実施例1で調製
した塗料組成物をエアースプレーにて上塗りし、7日間
自然乾燥した後、上記耐熱試験を行なった。その結果を
第2表に示す。
【0038】
【表2】
【0039】
【実施例3〜6】下記の第3表に示すような配合組成の
主剤100重量部と、実施例1で調製した白色のペース
ト250重量部とを混合して塗料組成物を調製した後、
エアスプレーにて鋼板の表面に塗布し、7日間自然乾燥
した後、上記耐熱試験を行なった。その結果を第4表に
示す。
【0040】なお、主剤(展色剤)中のエチルシリケー
ト40の配合量については、塗料組成物を調製し、エア
スプレーで塗布した場合の「たるみ、乾燥時間」、およ
び主剤(展色剤)の「貯蔵安定性」など、所望の物性に
応じて適宜決定される。
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
【実施例7〜9】主剤として実施例1で用いた主剤(展
色剤)と同じ組成物を調製し、また、白色のペーストを
第5表に示す配合割合で調製した。この主剤100重量
部と、各白色ペースト250重量部とを混合して塗料組
成物を調製した後、エアスプレーにて鋼板の表面に塗布
し、7日間自然乾燥した後、上記耐熱試験を行なった。
その結果を第6表に示す。
【0044】
【表5】
【0045】
【表6】
【0046】
【比較例1〜5】主剤として実施例1で用いた主剤(展
色剤)と同じ組成物を調製し、また、白色のペーストを
第7表に示す配合割合で調製した。この主剤100重量
部と、各白色ペースト250重量部とを混合して塗料組
成物を調製した後、エアスプレーにて鋼板の表面に塗布
し、7日間自然乾燥した後、上記耐熱試験を行なった。
その結果を第8表に示す。
【0047】
【表7】
【0048】
【表8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 5/18 C09D 5/18 7/12 7/12 Z Fターム(参考) 4D075 CA18 DB02 DC05 DC08 EB42 EC10 EC13 EC54 4J038 DL021 HA066 HA216 HA446 HA456 JC30 KA08 KA20 NA14 PA07 PC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)アルキルシリケートおよび/または
    その加水分解初期縮合物からなる結合剤、(B)SiO
    2 含有量が90重量%以上であり、かつ鉄化合物の含有
    量が0.5重量%以下である珪石粉(b1)、ZrSi
    4 の含有率が80重量%以上であり、かつ鉄化合物の
    含有率が0.5重量%以下であって、ZrSiO4 中に
    おけるSiO2 の含有率が27重量%以上で、かつZr
    2 の含有率が53重量%以上であるジルコン粉(b
    2)、および鉄化合物を1重量%以上含まない体質顔料
    (b3)からなる群から選ばれる少なくとも1種の体質
    顔料、(C)亜鉛末、および(D)酸化亜鉛粉(d1)
    および/または酸化チタン粉(d2)からなる白色顔料
    を含有してなり、かつ、前記(A)〜(D)からなる全
    組成物中の鉄化合物の含有率が0.5重量%以下である
    ことを特徴とする鋼材用耐熱性塗料組成物。
  2. 【請求項2】(A)アルキルシリケートおよび/または
    その加水分解初期縮合物からなる結合剤、(B)SiO
    2 含有量が90重量%以上であり、かつ鉄化合物の含有
    量が0.5重量%以下である珪石粉(b1)、ZrSi
    4 の含有率が80重量%以上であり、かつ鉄化合物の
    含有率が0.5重量%以下であって、ZrSiO4 中に
    おけるSiO2 の含有率が27重量%以上で、かつZr
    2 の含有率が53重量%以上であるジルコン粉(b
    2)、および鉄化合物を1重量%以上含まない体質顔料
    (b3)からなる群から選ばれる少なくとも1種の体質
    顔料、(C)亜鉛末、および(D)酸化亜鉛粉(d1)
    および/または酸化チタン粉(d2)からなる白色顔料
    を含有してなり、かつ、前記(A)〜(D)からなる全
    組成物中の鉄化合物の含有率が0.5重量%以下である
    鋼材用耐熱性塗料組成物から形成されていることを特徴
    とする塗膜。
  3. 【請求項3】(A)アルキルシリケートおよび/または
    その加水分解初期縮合物からなる結合剤、(B)SiO
    2 含有量が90重量%以上であり、かつ鉄化合物の含有
    量が0.5重量%以下である珪石粉(b1)、ZrSi
    4 の含有率が80重量%以上であり、かつ鉄化合物の
    含有率が0.5重量%以下であって、ZrSiO4 中に
    おけるSiO2 の含有率が27重量%以上で、かつZr
    2 の含有率が53重量%以上であるジルコン粉(b
    2)、および鉄化合物を1重量%以上含まない体質顔料
    (b3)からなる群から選ばれる少なくとも1種の体質
    顔料、(C)亜鉛末、および(D)酸化亜鉛粉(d1)
    および/または酸化チタン粉(d2)からなる白色顔料
    を含有してなり、かつ、前記(A)〜(D)からなる全
    組成物中の鉄化合物の含有率が0.5重量%以下である
    鋼材用耐熱性塗料組成物から形成されている塗膜で被覆
    されていることを特徴とする大型鉄鋼構造物。
  4. 【請求項4】船舶あるいは大型鉄鋼構造物の表面、また
    はこれらの表面に形成されたジンク系ショッププライマ
    ー塗膜の表面を、(A)アルキルシリケートおよび/ま
    たはその加水分解初期縮合物からなる結合剤、(B)S
    iO2 含有量が90重量%以上であり、かつ鉄化合物の
    含有量が0.5重量%以下である珪石粉(b1)、Zr
    SiO4 の含有率が80重量%以上であり、かつ鉄化合
    物の含有率が0.5重量%以下であって、ZrSiO4
    中におけるSiO2 の含有率が27重量%以上で、かつ
    ZrO2 の含有率が53重量%以上であるジルコン粉
    (b2)、および鉄化合物を1重量%以上含まない体質
    顔料(b3)からなる群から選ばれる少なくとも1種の
    体質顔料、(C)亜鉛末、および(D)酸化亜鉛粉(d
    1)および/または酸化チタン粉(d2)からなる白色
    顔料を含有してなり、かつ、前記(A)〜(D)からな
    る全組成物中の鉄化合物の含有率が0.5重量%以下で
    ある鋼材用耐熱性塗料組成物から形成された塗膜で被覆
    することを特徴とする鉄鋼構造物の塗装方法。
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