JP2000303536A - 洗浄水用温水器や暖房便座の通電制御装置 - Google Patents
洗浄水用温水器や暖房便座の通電制御装置Info
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- JP2000303536A JP2000303536A JP11116454A JP11645499A JP2000303536A JP 2000303536 A JP2000303536 A JP 2000303536A JP 11116454 A JP11116454 A JP 11116454A JP 11645499 A JP11645499 A JP 11645499A JP 2000303536 A JP2000303536 A JP 2000303536A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者の生活パターンに合った必要な時間帯
のみ通電状態とする。 【解決手段】 計時手段11と、使用者の存在を検知す
る人体検知手段10と、計時手段11及び人体検知手段
10の出力に基づいて使用者の未使用時間帯を予測する
予測手段12と、予測手段の出力に基づいて未使用時間
帯については非通電とする通電制御を行う制御手段8を
備える。1日を所定の時間単位で分割した時間帯につい
て夫々設定する使用頻度レベルに対応する出力を制御手
段に出力する予測手段12は、人体検知手段の出力を受
けて、その時間帯を含む前後複数個の時間帯の使用頻度
レベルを大にセットし、人体検知手段の出力がない時間
帯の使用頻度レベルを徐々に減じて使用頻度レベルが最
小の時間帯を未使用時間帯とする。
のみ通電状態とする。 【解決手段】 計時手段11と、使用者の存在を検知す
る人体検知手段10と、計時手段11及び人体検知手段
10の出力に基づいて使用者の未使用時間帯を予測する
予測手段12と、予測手段の出力に基づいて未使用時間
帯については非通電とする通電制御を行う制御手段8を
備える。1日を所定の時間単位で分割した時間帯につい
て夫々設定する使用頻度レベルに対応する出力を制御手
段に出力する予測手段12は、人体検知手段の出力を受
けて、その時間帯を含む前後複数個の時間帯の使用頻度
レベルを大にセットし、人体検知手段の出力がない時間
帯の使用頻度レベルを徐々に減じて使用頻度レベルが最
小の時間帯を未使用時間帯とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は局部洗浄装置におけ
る洗浄水用温水器や暖房便座の通電制御装置に関するも
のである。
る洗浄水用温水器や暖房便座の通電制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】暖房便座を備えた局部洗浄装置の一例を
図5に示す。便器1に取り付けられた便座本体2には、
便座温度調節手段3と洗浄手段4と乾燥手段5と操作手
段6、そして主制御手段7が設けられている。主制御手
段7は、操作手段6からの操作信号に応じて便座温度調
節手段3や洗浄手段4や乾燥手段5に対して、便座温
度、洗浄水温度、洗浄流量、送風温度を制御する。
図5に示す。便器1に取り付けられた便座本体2には、
便座温度調節手段3と洗浄手段4と乾燥手段5と操作手
段6、そして主制御手段7が設けられている。主制御手
段7は、操作手段6からの操作信号に応じて便座温度調
節手段3や洗浄手段4や乾燥手段5に対して、便座温
度、洗浄水温度、洗浄流量、送風温度を制御する。
【0003】操作手段6は便座温度を変更させるための
手動アップ/ダウンの便座温度操作キー6aと、洗浄機
の洗浄水温度を変更させるための手動アップ/ダウンの
洗浄水温度操作キー6bと、洗浄時の洗浄流量を変更さ
せるための手動アップ/ダウンの洗浄流量操作キー6c
と、乾燥時の送風温度を変更させるための手動アップ/
ダウンの送風温度操作キー6eと、便座の温度をタイマ
ーで設定するためのタイマー設定手段6fとで構成して
いる。
手動アップ/ダウンの便座温度操作キー6aと、洗浄機
の洗浄水温度を変更させるための手動アップ/ダウンの
洗浄水温度操作キー6bと、洗浄時の洗浄流量を変更さ
せるための手動アップ/ダウンの洗浄流量操作キー6c
と、乾燥時の送風温度を変更させるための手動アップ/
ダウンの送風温度操作キー6eと、便座の温度をタイマ
ーで設定するためのタイマー設定手段6fとで構成して
いる。
【0004】使用者がこれらのキー操作を行うと、キー
入力情報は主制御手段7に伝えられる。便座温度調節手
段3は、便座温度可変手段3aと便座温度検出手段3b
とで構成し、主制御手段7からの便座温度変更指示を受
け、便座本体2に対して便座温度を変更指示された値に
保つ。
入力情報は主制御手段7に伝えられる。便座温度調節手
段3は、便座温度可変手段3aと便座温度検出手段3b
とで構成し、主制御手段7からの便座温度変更指示を受
け、便座本体2に対して便座温度を変更指示された値に
保つ。
【0005】洗浄手段4は、洗浄水温度の可変調整手段
4a、洗浄流量の可変調整手段4bにて構成されてお
り、主制御手段7からの洗浄水温度、洗浄流量変更指示
を受け、便座本体2に対して洗浄水温度、洗浄流量を変
更指示された値に保つ。
4a、洗浄流量の可変調整手段4bにて構成されてお
り、主制御手段7からの洗浄水温度、洗浄流量変更指示
を受け、便座本体2に対して洗浄水温度、洗浄流量を変
更指示された値に保つ。
【0006】乾燥手段5は、乾燥温度の可変調整手段5
aにて構成されており、主制御手段7からの乾燥温度変
更指示を受け、便座本体2に対して乾燥温度を変更指示
された値に保つ。
aにて構成されており、主制御手段7からの乾燥温度変
更指示を受け、便座本体2に対して乾燥温度を変更指示
された値に保つ。
【0007】主制御手段7は、便座本体2に着座してい
る使用者の指示に従って便座温度制御、洗浄制御または
乾燥制御を行う。また、操作手段6からの変更指示を受
けることで、便座温度、洗浄水温度、洗浄流量、送風温
度などの制御量を操作手段6における操作量に応じて変
更するよう便座温度調節手段3、洗浄手段4、乾燥手段
5に出力する。
る使用者の指示に従って便座温度制御、洗浄制御または
乾燥制御を行う。また、操作手段6からの変更指示を受
けることで、便座温度、洗浄水温度、洗浄流量、送風温
度などの制御量を操作手段6における操作量に応じて変
更するよう便座温度調節手段3、洗浄手段4、乾燥手段
5に出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】便座に着座してから使
用者が操作手段6による便座の温度調節などをしたので
は、便座や洗浄水温度が所定の温度に達するまでに時間
がかかる。このために、使用者がトイレに入室したこと
を検知して加熱を開始したり低通電率状態から通常通電
率状態に戻すといったことがなされているが、人がトイ
レに入室から便座に座るまでの短時間の間に十分加温し
きることは難しく、また、きわめて大容量のヒータを用
いなくてはならず、実用的ではない上に、かえって消費
電力が増えてしまう虞もある。もちろん、常時通電した
り、低通電率とはいえ1日中通電していることは省エネ
ルギーの点で問題がある。
用者が操作手段6による便座の温度調節などをしたので
は、便座や洗浄水温度が所定の温度に達するまでに時間
がかかる。このために、使用者がトイレに入室したこと
を検知して加熱を開始したり低通電率状態から通常通電
率状態に戻すといったことがなされているが、人がトイ
レに入室から便座に座るまでの短時間の間に十分加温し
きることは難しく、また、きわめて大容量のヒータを用
いなくてはならず、実用的ではない上に、かえって消費
電力が増えてしまう虞もある。もちろん、常時通電した
り、低通電率とはいえ1日中通電していることは省エネ
ルギーの点で問題がある。
【0009】タイマー機能を用いて、ある時間帯だけ通
電し、他の時間帯は通電しないということもなされては
いるが、タイマーで設定した時間帯に常に使用するわけ
ではないために、省エネという面ではやはり問題を有し
ている。
電し、他の時間帯は通電しないということもなされては
いるが、タイマーで設定した時間帯に常に使用するわけ
ではないために、省エネという面ではやはり問題を有し
ている。
【0010】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、使用者の生活パター
ンに合った必要な時間帯のみ通電状態とするために、使
用者が冷たい思いをすることがなくて、トイレ環境を快
適にすることができる上に省エネルギー化を図ることが
できる洗浄水用温水器や暖房便座の通電制御装置を提供
するにある。
であり、その目的とするところは、使用者の生活パター
ンに合った必要な時間帯のみ通電状態とするために、使
用者が冷たい思いをすることがなくて、トイレ環境を快
適にすることができる上に省エネルギー化を図ることが
できる洗浄水用温水器や暖房便座の通電制御装置を提供
するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、計時
手段と、使用者の存在を検知する人体検知手段と、計時
手段及び人体検知手段の出力に基づいて使用者の未使用
時間帯を予測する予測手段と、予測手段の出力に基づい
て未使用時間帯については非通電とする通電制御を行う
制御手段とからなり、上記予測手段は、1日を所定の時
間単位で分割した時間帯について夫々設定する使用頻度
レベルに対応する出力を制御手段に出力するものであっ
て、人体検知手段の出力を受けて、その時間帯を含む前
後複数個の時間帯の使用頻度レベルを大にセットし、人
体検知手段の出力がない時間帯の使用頻度レベルを徐々
に減じて使用頻度レベルが最小の時間帯を未使用時間帯
とするものであることに特徴を有している。
手段と、使用者の存在を検知する人体検知手段と、計時
手段及び人体検知手段の出力に基づいて使用者の未使用
時間帯を予測する予測手段と、予測手段の出力に基づい
て未使用時間帯については非通電とする通電制御を行う
制御手段とからなり、上記予測手段は、1日を所定の時
間単位で分割した時間帯について夫々設定する使用頻度
レベルに対応する出力を制御手段に出力するものであっ
て、人体検知手段の出力を受けて、その時間帯を含む前
後複数個の時間帯の使用頻度レベルを大にセットし、人
体検知手段の出力がない時間帯の使用頻度レベルを徐々
に減じて使用頻度レベルが最小の時間帯を未使用時間帯
とするものであることに特徴を有している。
【0012】一度トイレを使用すれば、その時間帯を含
む前後複数個の時間帯が使用時間帯と認識されるため
に、トイレの使用時間帯が少々ばらついてもトイレ環境
を整えることができる。また、未使用時間帯については
使用頻度レベルをいきなりゼロとするのではなく、徐々
に減じるために、トイレ環境を急に悪化させてしまうこ
とがない。
む前後複数個の時間帯が使用時間帯と認識されるため
に、トイレの使用時間帯が少々ばらついてもトイレ環境
を整えることができる。また、未使用時間帯については
使用頻度レベルをいきなりゼロとするのではなく、徐々
に減じるために、トイレ環境を急に悪化させてしまうこ
とがない。
【0013】そして、予測手段が、初期における使用頻
度レベルを全時間帯において中レベルにセットし、人体
検知手段の出力でその時間帯を含む前後複数個の時間帯
の使用頻度レベルを最大にセットするものであれば、ト
イレ環境の悪化を招くことなく未使用時間帯を学習して
未使用時間帯を早く予測することができ、また、通常の
生活パターンの多少の時間変化にも対応できるものであ
り、休日などパターンの変更時にも過去のウィークディ
の生活パターンに応じた通電制御を維持するために、次
のウィークディのパターンに即対応することができる。
度レベルを全時間帯において中レベルにセットし、人体
検知手段の出力でその時間帯を含む前後複数個の時間帯
の使用頻度レベルを最大にセットするものであれば、ト
イレ環境の悪化を招くことなく未使用時間帯を学習して
未使用時間帯を早く予測することができ、また、通常の
生活パターンの多少の時間変化にも対応できるものであ
り、休日などパターンの変更時にも過去のウィークディ
の生活パターンに応じた通電制御を維持するために、次
のウィークディのパターンに即対応することができる。
【0014】また、予測手段が、予測した未使用時間帯
における人体検知手段からの人体検知出力の入力を受け
て、全未使用時間帯またはその一部の時間帯に対して使
用頻度レベルを所定レベル以上にセットするものであれ
ば、生活パターンの変化にスムーズに対応することがで
きる。
における人体検知手段からの人体検知出力の入力を受け
て、全未使用時間帯またはその一部の時間帯に対して使
用頻度レベルを所定レベル以上にセットするものであれ
ば、生活パターンの変化にスムーズに対応することがで
きる。
【0015】この時、人体検知出力の入力を受けて全未
使用時間帯またはその一部の時間帯に対して使用頻度レ
ベルを所定レベル以上にセットすることを即座に行うな
らば、ウィークディから休日に変わったために、それま
で未使用時間帯として通電されていない時刻にトイレを
何度も使用することが生じても、冷たい思いをするのは
最初の1回だけで済むものとなる。
使用時間帯またはその一部の時間帯に対して使用頻度レ
ベルを所定レベル以上にセットすることを即座に行うな
らば、ウィークディから休日に変わったために、それま
で未使用時間帯として通電されていない時刻にトイレを
何度も使用することが生じても、冷たい思いをするのは
最初の1回だけで済むものとなる。
【0016】また、人体検知出力の入力を受けて全未使
用時間帯またはその一部の時間帯に対して使用頻度レベ
ルを所定レベル以上且つ中レベル以下にセットするもの
であれば、休日が続く時にも問題なく快適なトイレ環境
を得ることができる上に、休日からウィークディに戻っ
た時に元の通電パターンに早期に復帰させることができ
る。
用時間帯またはその一部の時間帯に対して使用頻度レベ
ルを所定レベル以上且つ中レベル以下にセットするもの
であれば、休日が続く時にも問題なく快適なトイレ環境
を得ることができる上に、休日からウィークディに戻っ
た時に元の通電パターンに早期に復帰させることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図2に基本的な構成を示す。な
お、人体検知手段10と計時手段11、そして予測手段
12を除く構成は従来例と同じであるために、既述の手
段3,4,5,9についての説明は省略する。
基づいて詳述すると、図2に基本的な構成を示す。な
お、人体検知手段10と計時手段11、そして予測手段
12を除く構成は従来例と同じであるために、既述の手
段3,4,5,9についての説明は省略する。
【0018】人体検知手段10は、たとえば焦電型赤外
線センサで構成して便座本体2に取り付けており、使用
者がトイレに入ったのを赤外線で検出する。計時手段1
1はカレンダー機能と時計機能を備えている。
線センサで構成して便座本体2に取り付けており、使用
者がトイレに入ったのを赤外線で検出する。計時手段1
1はカレンダー機能と時計機能を備えている。
【0019】予測手段12は、人体検知手段10と計時
手段11との出力情報に基づいて、トイレが使用されな
い時間帯を常に学習するもので、ここでは1日を240
分割した6分単位の時間帯毎に学習結果を使用頻度レベ
ルとしてセットする。
手段11との出力情報に基づいて、トイレが使用されな
い時間帯を常に学習するもので、ここでは1日を240
分割した6分単位の時間帯毎に学習結果を使用頻度レベ
ルとしてセットする。
【0020】そして、便座環境制御手段8はその時間帯
について予測手段12がセットした使用頻度レベルが最
低の0である時、非通電状態とし、使用頻度レベルが1
以上であれば、通電状態を保つものとなっている。な
お、使用頻度レベルの値に応じて通電率を変えて通電す
るものであってもよい。たとえば使用頻度レベルが最大
であれば通常通電、使用頻度レベルが中レベル以下であ
れば、通電率を下げた節電モードの通電とするのであ
る。
について予測手段12がセットした使用頻度レベルが最
低の0である時、非通電状態とし、使用頻度レベルが1
以上であれば、通電状態を保つものとなっている。な
お、使用頻度レベルの値に応じて通電率を変えて通電す
るものであってもよい。たとえば使用頻度レベルが最大
であれば通常通電、使用頻度レベルが中レベル以下であ
れば、通電率を下げた節電モードの通電とするのであ
る。
【0021】次に、予測手段12の具体的な動作につい
て図1に基づき説明すると、ここでは予測手段12は使
用頻度レベルとして、0から7の値を用いるものとなっ
ており、また、電源投入時の初期については、240分
割された全時間帯について使用頻度レベルを3にセット
するものとなっている。前述のように、使用頻度レベル
が1以上であれば通電状態を保つようにしているため
に、初日の24時間は非通電状態がない状態となる。
て図1に基づき説明すると、ここでは予測手段12は使
用頻度レベルとして、0から7の値を用いるものとなっ
ており、また、電源投入時の初期については、240分
割された全時間帯について使用頻度レベルを3にセット
するものとなっている。前述のように、使用頻度レベル
が1以上であれば通電状態を保つようにしているため
に、初日の24時間は非通電状態がない状態となる。
【0022】そして、この初日の間に何度かトイレが使
用されれば、予測手段12はその時間帯Aを含む前後複
数個(たとえば10個(1時間))の時間帯についての
使用頻度レベルの値を最大の7に更新する。また、使用
されなかった時間帯については、使用頻度レベルの値を
減じて2に更新する。この結果、翌日についての使用頻
度レベルは図3において「1日目」として示したものと
なる。
用されれば、予測手段12はその時間帯Aを含む前後複
数個(たとえば10個(1時間))の時間帯についての
使用頻度レベルの値を最大の7に更新する。また、使用
されなかった時間帯については、使用頻度レベルの値を
減じて2に更新する。この結果、翌日についての使用頻
度レベルは図3において「1日目」として示したものと
なる。
【0023】従って、「3日目」になれば、それまで一
度もトイレが使用されなかった時間帯の使用頻度レベル
は0となり、その時間帯については非通電状態となる。
一方、毎日使用された時間帯(と前後10個の時間帯)
の使用頻度レベルは7を保ち、1日だけ使用された時間
帯(と前後10個の時間帯)の使用頻度レベルは4〜7
の間の値を保つ。
度もトイレが使用されなかった時間帯の使用頻度レベル
は0となり、その時間帯については非通電状態となる。
一方、毎日使用された時間帯(と前後10個の時間帯)
の使用頻度レベルは7を保ち、1日だけ使用された時間
帯(と前後10個の時間帯)の使用頻度レベルは4〜7
の間の値を保つ。
【0024】つまり、使用頻度レベルに7がセットされ
た時間帯については、7日間連続で通電することが予約
され、使用頻度レベルが3にセットされた時間帯につい
ては、3日間だけ連続で通電することが予約されたこと
になる。
た時間帯については、7日間連続で通電することが予約
され、使用頻度レベルが3にセットされた時間帯につい
ては、3日間だけ連続で通電することが予約されたこと
になる。
【0025】また、ここで示したものでは、電源投入直
後に全時間帯の使用頻度レベルを3にセットしているた
めに、3日間の間に使用者の生活パターンを学習して、
非通電状態とする使用頻度レベル0の未使用時間帯を予
測していることになる。
後に全時間帯の使用頻度レベルを3にセットしているた
めに、3日間の間に使用者の生活パターンを学習して、
非通電状態とする使用頻度レベル0の未使用時間帯を予
測していることになる。
【0026】生活パターンが少しずつ変化する場合や、
トイレを使用する時間帯が毎日で少々ずれても、使用さ
れた時間帯だけでなく、その前後複数個の時間帯につい
ても使用頻度レベルを大にセットするために、非通電状
態のトイレを使用することにはなることは無い。
トイレを使用する時間帯が毎日で少々ずれても、使用さ
れた時間帯だけでなく、その前後複数個の時間帯につい
ても使用頻度レベルを大にセットするために、非通電状
態のトイレを使用することにはなることは無い。
【0027】もっとも、ウィークディから休日となった
時のように、生活パターンが変化した場合には、それま
で複数日にわたって未使用であったために、使用頻度レ
ベルが0である未使用時間帯にトイレを使用することが
あるが、この場合には、予測手段12は次のような処理
を行っている。すなわち、図4において、Nで示した使
用予測がなされている日の使用頻度レベルが0の未使用
時間帯に突発的使用ロがあれば、人体検知手段11の出
力を受けて、予測手段12はその時間帯と前後複数個の
時間帯の使用頻度レベルを即座に7にセットすると同時
に、他の使用頻度レベルが0となっている未使用時間帯
については、使用頻度レベルを3にセットする。この結
果、使用予測は図中N+1で示したものとなり、使用頻
度レベルに差があるとはいえ、24時間通電する状態が
複数日保証された状態となる。このために、休日が続く
ために、本来の生活パターンでの未使用時間帯でのトイ
レの使用が何度かある場合でも、通電されていないため
に冷たい思いをするのは、最初の1回だけとなる。
時のように、生活パターンが変化した場合には、それま
で複数日にわたって未使用であったために、使用頻度レ
ベルが0である未使用時間帯にトイレを使用することが
あるが、この場合には、予測手段12は次のような処理
を行っている。すなわち、図4において、Nで示した使
用予測がなされている日の使用頻度レベルが0の未使用
時間帯に突発的使用ロがあれば、人体検知手段11の出
力を受けて、予測手段12はその時間帯と前後複数個の
時間帯の使用頻度レベルを即座に7にセットすると同時
に、他の使用頻度レベルが0となっている未使用時間帯
については、使用頻度レベルを3にセットする。この結
果、使用予測は図中N+1で示したものとなり、使用頻
度レベルに差があるとはいえ、24時間通電する状態が
複数日保証された状態となる。このために、休日が続く
ために、本来の生活パターンでの未使用時間帯でのトイ
レの使用が何度かある場合でも、通電されていないため
に冷たい思いをするのは、最初の1回だけとなる。
【0028】また、本来の生活パターンにおいて未使用
時間帯となっている時間帯にセットした使用頻度レベル
は3であるために、突発的使用が複数日にわたって無け
れば、図中N+3で示すように、突発的使用があった時
間帯とその前後については通電状態が保持されるもの
の、本来の生活パターンでの未使用時間帯については、
使用頻度レベルが0に戻って、非通電状態に、つまりは
省エネルギー状態に戻る。また、使用予測時間帯に関し
ては、休日となる前のウィークディでの使用予測状態を
保持しているために、生活パターンに合った通電時間帯
が保持されている。
時間帯となっている時間帯にセットした使用頻度レベル
は3であるために、突発的使用が複数日にわたって無け
れば、図中N+3で示すように、突発的使用があった時
間帯とその前後については通電状態が保持されるもの
の、本来の生活パターンでの未使用時間帯については、
使用頻度レベルが0に戻って、非通電状態に、つまりは
省エネルギー状態に戻る。また、使用予測時間帯に関し
ては、休日となる前のウィークディでの使用予測状態を
保持しているために、生活パターンに合った通電時間帯
が保持されている。
【0029】尚、ここで示した1日を分割する時間単位
や、使用頻度レベルの値等はあくまで一例であり、上記
値に限定されるものではない。
や、使用頻度レベルの値等はあくまで一例であり、上記
値に限定されるものではない。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明においては、1日を
所定の時間単位で分割した時間帯について夫々設定する
使用頻度レベルに対応する出力を制御手段に出力する予
測手段は、人体検知手段の出力を受けて、その時間帯を
含む前後複数個の時間帯の使用頻度レベルを大にセット
し、人体検知手段の出力がない時間帯の使用頻度レベル
を徐々に減じて使用頻度レベルが最小の時間帯を未使用
時間帯とするために、一度トイレを使用すれば、その時
間帯を含む前後複数個の時間帯が使用時間帯と認識され
るものであり、従ってトイレの使用時間帯が少々ばらつ
いてもトイレ環境を整えることができる。また、未使用
時間帯については使用頻度レベルをいきなりゼロとする
のではなく、徐々に減じるために、トイレ環境を急に悪
化させてしまうことがないものであり、そして数日間、
一度も使用されなかった時間帯については、使用頻度レ
ベルが最小となるために、非通電状態とすることで、省
エネルギーを図ることができる。
所定の時間単位で分割した時間帯について夫々設定する
使用頻度レベルに対応する出力を制御手段に出力する予
測手段は、人体検知手段の出力を受けて、その時間帯を
含む前後複数個の時間帯の使用頻度レベルを大にセット
し、人体検知手段の出力がない時間帯の使用頻度レベル
を徐々に減じて使用頻度レベルが最小の時間帯を未使用
時間帯とするために、一度トイレを使用すれば、その時
間帯を含む前後複数個の時間帯が使用時間帯と認識され
るものであり、従ってトイレの使用時間帯が少々ばらつ
いてもトイレ環境を整えることができる。また、未使用
時間帯については使用頻度レベルをいきなりゼロとする
のではなく、徐々に減じるために、トイレ環境を急に悪
化させてしまうことがないものであり、そして数日間、
一度も使用されなかった時間帯については、使用頻度レ
ベルが最小となるために、非通電状態とすることで、省
エネルギーを図ることができる。
【0031】そして、予測手段が、初期における使用頻
度レベルを全時間帯において中レベルにセットし、人体
検知手段の出力でその時間帯を含む前後複数個の時間帯
の使用頻度レベルを最大にセットするものであれば、ト
イレ環境の悪化を招くことなく未使用時間帯を学習して
未使用時間帯を早く予測することができ、また、通常の
生活パターンの多少の時間変化にも対応できるものであ
り、休日などパターンの変更時にも過去のウィークディ
の生活パターンに応じた通電制御を維持するために、次
のウィークディのパターンに即対応することができる。
度レベルを全時間帯において中レベルにセットし、人体
検知手段の出力でその時間帯を含む前後複数個の時間帯
の使用頻度レベルを最大にセットするものであれば、ト
イレ環境の悪化を招くことなく未使用時間帯を学習して
未使用時間帯を早く予測することができ、また、通常の
生活パターンの多少の時間変化にも対応できるものであ
り、休日などパターンの変更時にも過去のウィークディ
の生活パターンに応じた通電制御を維持するために、次
のウィークディのパターンに即対応することができる。
【0032】また、予測手段が、予測した未使用時間帯
における人体検知手段からの人体検知出力の入力を受け
て、全未使用時間帯またはその一部の時間帯に対して使
用頻度レベルを所定レベル以上にセットするものであれ
ば、生活パターンの変化にスムーズに対応することがで
きる。
における人体検知手段からの人体検知出力の入力を受け
て、全未使用時間帯またはその一部の時間帯に対して使
用頻度レベルを所定レベル以上にセットするものであれ
ば、生活パターンの変化にスムーズに対応することがで
きる。
【0033】この時、人体検知出力の入力を受けて全未
使用時間帯またはその一部の時間帯に対して使用頻度レ
ベルを所定レベル以上にセットすることを即座に行うこ
とで、冷たい思いをするのは最初の1回だけで済むもの
となる。
使用時間帯またはその一部の時間帯に対して使用頻度レ
ベルを所定レベル以上にセットすることを即座に行うこ
とで、冷たい思いをするのは最初の1回だけで済むもの
となる。
【0034】また、人体検知出力の入力を受けて全未使
用時間帯またはその一部の時間帯に対して使用頻度レベ
ルを所定レベル以上且つ中レベル以下にセットするもの
であれば、休日が続く時にも問題なく快適なトイレ環境
を得ることができる上に、休日からウィークディに戻っ
た時に元の通電パターンに早期に復帰させることができ
る。
用時間帯またはその一部の時間帯に対して使用頻度レベ
ルを所定レベル以上且つ中レベル以下にセットするもの
であれば、休日が続く時にも問題なく快適なトイレ環境
を得ることができる上に、休日からウィークディに戻っ
た時に元の通電パターンに早期に復帰させることができ
る。
【図1】本発明の実施の形態の一例の予測手段の動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図2】同上のブロック図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】同上の動作説明図である。
【図5】従来例のブロック図である。
【符号の説明】 8 制御手段 10 人体検知手段 11 計時手段 12 予測手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古谷 保行 愛知県西春日井郡清洲町大字一場字番町 207番地 名古屋松下電工株式会社内 Fターム(参考) 2D037 AA02 AD03 AD08 AD14 2D038 JB01 JC11 JF00 JF03 JH01 JH07 KA02
Claims (5)
- 【請求項1】 計時手段と、使用者の存在を検知する
人体検知手段と、計時手段及び人体検知手段の出力に基
づいて使用者の未使用時間帯を予測する予測手段と、予
測手段の出力に基づいて未使用時間帯については非通電
とする通電制御を行う制御手段とからなり、上記予測手
段は、1日を所定の時間単位で分割した時間帯について
夫々設定する使用頻度レベルに対応する出力を制御手段
に出力するものであって、人体検知手段の出力を受け
て、その時間帯を含む前後複数個の時間帯の使用頻度レ
ベルを大にセットし、人体検知手段の出力がない時間帯
の使用頻度レベルを徐々に減じて使用頻度レベルが最小
の時間帯を未使用時間帯とするものであることを特徴と
する洗浄水用温水器や暖房便座の通電制御装置。 - 【請求項2】 予測手段は、初期における使用頻度レベ
ルを全時間帯において中レベルにセットし、人体検知手
段の出力でその時間帯を含む前後複数個の時間帯の使用
頻度レベルを最大にセットするものであることを特徴と
する請求項1記載の洗浄水用温水器や暖房便座の通電制
御装置。 - 【請求項3】 予測手段は、予測した未使用時間帯にお
ける人体検知手段からの人体検知出力の入力を受けて、
全未使用時間帯またはその一部の時間帯に対して使用頻
度レベルを所定レベル以上にセットすることを特徴とす
る請求項1または2記載の洗浄水用温水器や暖房便座の
通電制御装置。 - 【請求項4】 予測手段は、人体検知出力の入力を受け
て全未使用時間帯またはその一部の時間帯に対して使用
頻度レベルを所定レベル以上にセットすることを即座に
行うものであることを特徴とする請求項3記載の洗浄水
用温水器や暖房便座の通電制御装置。 - 【請求項5】 予測手段は、人体検知出力の入力を受け
て全未使用時間帯またはその一部の時間帯に対して使用
頻度レベルを所定レベル以上且つ中レベル以下にセット
するものであることを特徴とする請求項3または4記載
の洗浄水用温水器や暖房便座の通電制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11116454A JP2000303536A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 洗浄水用温水器や暖房便座の通電制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11116454A JP2000303536A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 洗浄水用温水器や暖房便座の通電制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000303536A true JP2000303536A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14687528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11116454A Pending JP2000303536A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 洗浄水用温水器や暖房便座の通電制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000303536A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002028103A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-29 | Toto Ltd | 衛生装置 |
JP2006208255A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Alps Electric Co Ltd | 角度検出センサ |
KR101063539B1 (ko) | 2009-12-09 | 2011-09-07 | 주식회사 노비타 | 온수세정기의 절전제어방법 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11116454A patent/JP2000303536A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2006208255A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Alps Electric Co Ltd | 角度検出センサ |
JP4616021B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2011-01-19 | アルプス電気株式会社 | 角度検出センサ |
KR101063539B1 (ko) | 2009-12-09 | 2011-09-07 | 주식회사 노비타 | 온수세정기의 절전제어방법 |
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