JP2000349043A - 矩形ビーム用精密焦点合せ方法 - Google Patents
矩形ビーム用精密焦点合せ方法Info
- Publication number
- JP2000349043A JP2000349043A JP16136199A JP16136199A JP2000349043A JP 2000349043 A JP2000349043 A JP 2000349043A JP 16136199 A JP16136199 A JP 16136199A JP 16136199 A JP16136199 A JP 16136199A JP 2000349043 A JP2000349043 A JP 2000349043A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- measurement
- workpiece
- light
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Recrystallisation Techniques (AREA)
Abstract
精密に位置合わせすることができる焦点調節法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 ワークW上の3点を非接触変位計70の
計測点に移動させ、これら3点の高さに関する計測値を
得る。次に、これら3点の高さが同じ値になるようチル
ト装置42によりチルト角θX、θYを調整する。再び、
並進装置44によってワークWをXY面内で適宜移動さ
せ、ワークW上の3点について高さに関する計測値を得
る。このようにして、3点の高さ計測とチルト角の調整
を繰り返すことにより、傾きによる高さ計測の誤差は徐
々に小さくなる。最終的に3点の計測値が一致した状態
では、θX=0、θY=0となって傾き0の状態となる。
このときのいずれか1点の高さ計測値が加工領域の高さ
となる。最後に、チルト装置42をZステージとして動
作させ、目的の高さになるよまでステージ30を昇降さ
せる。
Description
造に用いられるレーザアニール装置その他のレーザ加工
機に適用され、加工光を照射する照射光学系に対する被
加工体の傾きと位置(高さ)を計測する焦点調節装置及
び方法に関する。
に形成したアモルファス状の半導体薄膜をレーザで加熱
して結晶化する。このようなレーザアニール装置では、
レーザビームをスポット状又はライン状としてワークで
あるガラス基板上に照射するとともに、照射したレーザ
ビームをガラス基板上で走査する必要がある。レーザビ
ームの照射に際しては、レーザビームを照射する照射光
学系に対してガラス基板のアニール面を位置合わせして
アニール面上に所望の形状のレーザビームを形成する必
要がある。
アニール装置で、照射光学系に対してガラス基板を簡
易、かつ、極めて精密に位置合わせするものはない。つ
まり、精密なアニールを行う場合、特にレーザビームで
照明されたマスク像をガラス基板上のアニール面に縮小
投影するような用途では、レーザビームの焦点深度が例
えば±3μm以下と極めて浅くなるが、この精度でアニ
ール面がレーザビームの焦点深度内に入るように照射光
学系に対してガラス基板の高さや傾きを簡易に調整する
方法は存在しない。
測、調整する一般的な手法としては、以下のようなもの
が存在する。
面上にパターニングされたマーク画像をとらえてそのピ
ント状態から精密な変位計測を行う方法がある。この方
法では、ワーク上にマークが必ず必要になること、マー
クをカメラ画界に入れる機構が必要になること、レーザ
アニール装置に組み込む照射光学系のような特殊な加工
光学系についてはこれを通して画像を計測することが難
しいことなど適用範囲が狭い。
ーク面上にパターニングされた特殊マークの干渉画像を
検出しその位置から精密な変位計測を行う方法がある。
この方法では、ワーク上に特殊マークが必ず必要になる
こと、マークをカメラ画界に入れる機械が必要になるこ
と、光軸合わせがシビアであること、ワークの温度上昇
により特殊マークの形状が変わり計測不能になることな
ど適用範囲が狭い。
にワークの精密な変位計測を行う方法がある。この方法
は、ワークが導電性のものである場合に限られるためガ
ラス基板などのワークについては計測が不可能となる。
測用レーザー光の光軸を一致させる必要があり、また計
測光学系と加工光学系を同じ光軸上に形成しなければな
らない。このため、レーザアニール装置の照射光学系の
ような特殊な加工光学系では合焦点方式の変位計測装置
を組み込むことができない。
のレーザ加工機において、簡易な手法によって、加工光
学系に対してワークを極めて精密に位置合わせすること
ができる焦点調節装置及び方法を提供することを目的と
する。
め、本発明の焦点調節装置は、加工光を所定の状態で被
加工体に照射するための照射光学系と、被加工体を載置
するとともに、照射光学系に対して被加工体の位置及び
傾きを調整するステージ装置と、被加工体上の平坦な領
域を計測ターゲットとして検査光を入射させる投光手段
と、計測ターゲットからの正反射光を受けてこの正反射
光の入射位置に関する情報を出力する受光手段と、入射
位置に関する情報に基づいて計測ターゲットの高さに対
応する情報を含む計測値を得る換算手段とを備える非接
触変位計と、被加工体上に配置されて同一面内にある3
つ以上の異なる計測ターゲットを非接触変位計によって
計測した計測値に基づいてステージ装置を駆動して被加
工体の傾きと位置(高さ)を調整する制御装置とを備え
る。
置されて同一面内にある3つ以上の異なる計測ターゲッ
トを非接触変位計によって計測した計測値に基づいてス
テージ装置を駆動して被加工体の傾きを調整するので、
3つの計測ターゲットに対応する面の傾斜として被加工
体の傾斜に関する情報を得ることができ、被加工体の傾
きを補正しつつ被加工体を照射光学系に対して位置合わ
せすることができる。この際、被加工体上の平坦な領域
を計測ターゲットとして用いるので、被加工体にマーク
を設ける必要がなく、結果的にマークのサーチが不要と
なる。また、照射光学系を通して計測を行わないので、
照射光学系が特殊なものであっても、簡易、かつ、加工
作業とは独立して焦点検出を行うことができる。
装置が、非接触変位計によって計測した3点以上の計測
値が等しくなるように、ステージ装置を駆動して被加工
体の傾きと位置(高さ)を調整する。
によって計測した3以上の計測値が等しくなるようにス
テージ装置を駆動して被加工体の傾きを調整するので、
簡易かつ迅速に、被加工体を照射光学系に対して位置合
わせすることができる。
に検査光を入射させて計測ターゲットからの正反射光を
受けるとともにこの正反射光の入射位置に関する情報に
基づいて計測ターゲットの高さに対応する情報を含む計
測値を得る非接触変位計によって、ステージ装置により
加工光の照射位置に配置される被加工体上において同一
面内にある3つ以上の異なる平坦な領域を計測ターゲッ
トとして計測した計測値に基づいて、ステージ装置を駆
動して被加工体の傾きと位置(高さ)を調整する。
工体上において同一面内にある3つ以上の異なる平坦な
領域を計測ターゲットとして計測した計測値に基づい
て、ステージ装置を駆動して被加工体の傾きを調整する
ので、被加工体の傾きを補正しつつ被加工体を照射光学
系に対して位置合わせすることができる。この際、被加
工体上の平坦な領域を計測ターゲットとして用いるの
で、被加工体にマークを設ける必要がなく、結果的にマ
ークのサーチが不要となる。また、照射光学系等の加工
手段を通して計測を行わないので、照射光学系が特殊な
ものであっても、簡易に、かつ、加工作業とは独立して
焦点検出を行うことができる。
焦点調節装置及び方法について、図面を参照しつつ具体
的に説明する。
んだレーザアニール装置の全体構造を説明する図であ
る。このレーザアニール装置は、ガラス板上にアモルフ
ァス状Si等の半導体薄膜を形成した被加工体であるワ
ークWを熱処理するためのもので、かかる半導体薄膜を
加熱するためのエキシマレーザその他のレーザ光ALを
発生するレーザ光源10と、このレーザ光ALをライン
状或いはスポット状にして所定の照度でワークW上に入
射させる加工光学系である照射光学系20と、ワークW
を載置してX−Y面内で滑らかに移動可能であるととも
にX軸及びY軸の回りに傾斜可能なステージ30と、ワ
ークWを載置したステージ30を照射光学系20等に対
して必要量だけ移動若しくは傾斜させる駆動手段である
ステージ駆動装置40と、レーザアニール装置の各部の
動作を統括的に制御する主制御装置80とを備える。こ
こで、ステージ30及びステージ駆動装置40は、ステ
ージ装置を構成し、ワークW周辺を減圧したりその雰囲
気を調節するチャンバ90中に収容される。このチャン
バ90は、除振装置92を介して床上に設置されてい
る。
調節装置として、上記ステージ30、ステージ駆動装置
40及び主制御装置80のほか、ステージ30の移動量
を光学的な情報や電気的な情報として検出する移動量計
測装置50と、ステージ30のステージ駆動装置40に
対する高さや傾斜量を光学的な情報や電気的な情報とし
て検出する傾斜計測装置60と、ワークWの照射光学系
20に対する高さや傾斜量に対応する信号を検出する非
接触変位計70とを備える。
0からミラー15を経て入射するレーザ光ALを均一な
分布とするホモジナイザ20aと、ホモジナイザ20a
を経たレーザ光ALを所定のビーム形状に絞るスリット
を有するマスク20bと、マスク20bのスリット像を
ワークW上に縮小投影する投影レンズ20cとからな
る。なお、照射光学系20は、チャンバ90に設けた透
過窓90aを介してワークWに対向するように配置され
ており、図示を省略する部材によってチャンバ90側に
固定されている。
X軸及びY軸の回りに傾斜させるチルト装置42と、ス
テージ30をチルト装置42とともにX−Y面内で滑ら
かに移動させる並進装置44とを備える。ここで、チル
ト装置42は、ベローズ内部にシリンダを収容して任意
の長さに伸縮自在である3つの支持部材42aと、支持
部材42aを伸縮動作させる支持部材駆動装置42bと
を備える。これら3つの支持部材42aの長さを支持部
材駆動装置42bを介して調節することにより、照射光
学系20に対するステージ30の傾きや距離を適宜微調
整することができる。つまり、照射光学系20に対する
ワークWのZ軸方向の位置(距離)と、X軸回りのチル
ト角θXと、Y軸回りのチルト角θYとを調整することが
できる。なお、ステージ30直下にチルト装置42側か
ら延びている3つの傾斜計測装置60は、渦電流式セン
サ或いは静電容量センサであり、これらの出力から、ス
テージ30がステージ駆動装置40に対してどの程度傾
斜しているかが正確に分かるようになっている。
である。並進装置44は、それぞれリニアモータ及びリ
ニアベアリングからなる一対のY駆動装置44aと、両
Y駆動装置44aに駆動されてY軸方向に移動するY可
動部44bと、それぞれY可動部44b上に設けられる
とともにリニアモータ及びリニアベアリングからなる一
対のX駆動装置44cと、両X駆動装置44aに駆動さ
れてX軸方法に移動するX可動部44dとを備える。X
可動部44dの上には、チルト装置42やステージ30
が設置される。Y可動部44bの位置は、Y軸エンコー
ダ44fによって検出され、X可動部44dの位置は、
X軸エンコーダ44gによって検出される。各リニアエ
ンコーダ44f、44gの出力は、主制御装置80で監
視されており、ステージ30やワークWのX−Y面内で
の移動量が分かるようになっている。
ザ変位計であり、ワークW上の平坦な領域を計測ターゲ
ットTとして検査光DLを入射させる投光手段である投
光部71と、計測ターゲットTからの正反射光RLを受
けてこの正反射光RLの入射位置に関する情報を出力す
る受光手段である受光部72とを備える。投光部71と
受光部72とは、照射光学系20を挟んで対向して配置
される。つまり、投光部71は、照射光学系20の光軸
に対して所定の角度だけ傾いた方向に検査光DLを出射
し、受光部72には、照射光学系20の光軸に対して検
査光DLとは反対の方向に上記所定角度だけ傾いた方向
に進行する反射光RLが入射する。なお、主制御装置8
0は、受光部72で検出された入射位置に関する情報に
基づいて計測ターゲットTの高さに対応する情報を含む
計測値を得る換算手段としても機能し、非接触変位計7
0の一部を構成する。
光源と投光光学系とを備え、透過窓90aを介してワー
クW上の計測ターゲットTに検査光DLのスポット状の
ビームを入射させる。一方、受光部72は、この計測タ
ーゲットTからの反射光RLを集光する結像光学系と集
光後の反射光RLが入射するラインセンサとを備える。
このラインセンサは、X−Z面内で反射光RLの光軸に
垂直な方向に延びており、ワークWの高さ位置がライン
センサからの位置検出信号と線形な関係になることを利
用してワークWの高さ位置の変化を検出する。ただし、
ワークWが照射光学系20の光軸に対して傾いていると
き、非接触変位計70の出力は、ワークWの高さ位置だ
けでなく、ワークWの傾きを反映したものとなってい
る。したがって、後に詳述するが、チルト装置42を利
用して一旦ワークWの傾きを補正してワークWの法線が
照射光学系20の光軸と平行になった時点で、チルト装
置42を構成する3つの支持部材42aを同量だけ伸縮
させてワークWと照射光学系20との間隔を調整するこ
とになる。
配置の一例を説明する図である。図からも明らかなよう
に、計測ターゲットT1、T2、T3は、正三角形の頂点
の位置に配置されており、それぞれがワークW上の加工
領域(図の場合、ワークWの中央)から等距離に設定さ
れている。並進装置44の制御によって、投光部71か
らの検査光DLをワークW上の各計測ターゲットT1、
T2、T3に順次入射させることができる。ワークWの傾
きを補正する際には、各計測ターゲットT1、T2、T3
における受光部72の出力を平均化するようにチルト装
置42を動作させる。なお、各計測ターゲットT1、T
2、T3の配置や個数は、要求される精度等に応じて適宜
変更することができる。特にワークW表面に反り等の変
形がある場合、対象とする加工領域ごとにその近傍で3
つ以上の計測ターゲットを改めて選択する必要がある。
また、以上で説明した計測ターゲットT1、T2、T3
は、単に平坦面であれば足り、正反射光を形成できる限
り、特定のマークを形成する必要はない。
動作について説明する。まず、レーザアニール装置のス
テージ30上にワークWを搬送して載置する。次に、ア
ニール用のレーザ光ALを導く照射光学系20に対して
ステージ30上のワークWをアライメントする。次に、
照射光学系20のマスク20bを移動させながら、或い
は照射光学系20に対してステージ30を適宜移動させ
ながら、レーザ光源10からのレーザ光ALをライン状
或いはスポット状にしてワークW上に入射させる。ワー
クW上には、アモルファスSi等の非晶質半導体の薄膜
が形成されており、レーザ光ALの照射及び走査によっ
て半導体の所望領域がアニール、再結晶化され、電気的
特性の優れた半導体薄膜を提供することができる。
を照射光学系20に対してアライメントする動作につい
てより詳細に説明する。まず、加工領域を中心とする正
三角形の頂点3点を計測ターゲットT1、T2、T3と定
める。並進装置44の制御によってワークWをXY面内
で適宜移動させ、ワークW上の各計測ターゲットT1、
T2、T3を非接触変位計70の計測点に順次移動させ、
投光部71からの検査光DLを各計測ターゲットT1、
T2、T3に入射させる。各計測ターゲットT1、T2、T
3からの反射光RLは、受光部72で入射位置に相当す
る信号に変換される。主制御装置80では、受光部72
からの入射位置に関する信号に基づいて各計測ターゲッ
トT1、T2、T3の高さに関する計測値を得る。3点T
1、T2、T3の計測結果については、いずれにも傾きに
よる誤差が含まれていると考えられるが、ここではそれ
を無視して、3点T1、T2、T3の高さが同じ値になる
ようチルト装置42によりワークWのチルト角θX、θY
を調整する。再び、並進装置44によってワークWをX
Y面内で適宜移動させ、ワークW上の各計測ターゲット
T1、T2、T3について高さに関する計測値を得る。こ
のようにして、3点T1、T2、T3の高さ計測とチルト
角の調整とを繰り返すことにより、傾きによる高さ計測
の誤差は徐々に小さくなる。最終的に3点T1、T2、T
3の計測値が一致した状態では、θX=0、θY=0とな
って傾き0の状態となる。このときのいずれか1点の高
さ計測値がワークW上の加工領域の高さとなる。最後
に、チルト装置42をZステージとして動作させ、目的
の高さになるよまでステージ30すなわちワークWを昇
降させる。
が、この発明は上記実施形態に限定されるものではな
い。例えば、非接触変位計70を3つ以上設けることも
できる。この場合は、各非接触変位計70によってワー
クW上の異なる3を同時に計測することができるように
する。これにより、並進装置44によってワークWを移
動させることなくワークWの傾きを迅速に修正できるよ
うになる。
をZステージとして動作させたが、Zステージを独立に
設けてワークWのチルト調整と高さ調整とを完全に分離
して行うこともできる。
ス基板に半導体薄膜を形成したものとしているが、正反
射光が得られるものであれば、ワークWの素材は問わな
い。
Lを用いてワークW上の半導体層をアニーリングするレ
ーザアニール装置に組み込んだが、レーザ光源10や照
射光学系20等の構造を適宜変更すれば、半導体材料の
アニールのみならず各種材料の改質、切断、溶着等を可
能にするパルスレーザ加工装置等とすることもできる。
に係る焦点調節装置によれば、制御装置が被加工体上に
配置されて同一面内にある3つ以上の異なる計測ターゲ
ットを非接触変位計によって計測した計測値に基づいて
ステージ装置を駆動して被加工体の傾きを調整するの
で、被加工体の傾きを補正しつつ被加工体を照射光学系
に対して位置合わせすることができる。この際、被加工
体上の平坦な領域を計測ターゲットとして用いるので、
被加工体にマークを設ける必要がなく、結果的にマーク
のサーチが不要となる。また、照射光学系を通して計測
を行わないので、照射光学系が特殊なものであっても簡
易に焦点検出を行うことができる。
ば、非接触変位計によって被加工体上において同一面内
にある3つ以上の異なる平坦な領域を計測ターゲットと
して計測した計測値に基づいて、ステージ装置を駆動し
て被加工体の傾きを調整するので、被加工体の傾きを補
正しつつ被加工体を照射光学系に対して位置合わせする
ことができる。この際、被加工体上の平坦な領域を計測
ターゲットとして用いるので、被加工体にマークを設け
る必要がなく、結果的にマークのサーチが不要となる。
また、照射光学系等の加工手段を通して計測を行わない
ので、照射光学系が特殊なものであっても、簡易に、か
つ、加工作業とは独立して焦点検出を行うことができ
る。
ニール装置を説明する図である。
ある。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 加工光を所定の状態で被加工体に照射す
るための照射光学系と、 前記被加工体を載置するとともに、前記照射光学系に対
して前記被加工体の位置及び傾きを調整するステージ装
置と、 前記被加工体上の平坦な領域を計測ターゲットとして検
査光を入射させる投光手段と、前記計測ターゲットから
の正反射光を受けて当該正反射光の入射位置に関する情
報を出力する受光手段と、前記入射位置に関する情報に
基づいて前記計測ターゲットの高さに対応する情報を含
む計測値を得る換算手段とを備える非接触変位計と、 前記被加工体上に配置されて同一面内にある3つ以上の
異なる計測ターゲットを前記非接触変位計によって計測
した計測値に基づいて前記ステージ装置を駆動して前記
被加工体の傾きと位置を調整する制御装置とを備える焦
点調節装置。 - 【請求項2】 前記制御装置は、前記非接触変位計によ
って計測した3点以上の前記計測値が等しくなるよう
に、前記ステージ装置を駆動して前記被加工体の傾きと
位置を調整することを特徴とする請求項1記載の焦点調
節装置。 - 【請求項3】 計測ターゲットに検査光を入射させて前
記計測ターゲットからの正反射光を受けるとともに当該
正反射光の入射位置に関する情報に基づいて前記計測タ
ーゲットの高さに対応する情報を含む計測値を得る前記
非接触変位計によって、ステージ装置により加工光の照
射位置に配置される被加工体上において同一面内にある
3つ以上の異なる平坦な領域を前記計測ターゲットとし
て計測した計測値に基づいて、前記ステージ装置を駆動
して前記被加工体の傾きと位置を調整する焦点調節方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16136199A JP2000349043A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 矩形ビーム用精密焦点合せ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16136199A JP2000349043A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 矩形ビーム用精密焦点合せ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000349043A true JP2000349043A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15733636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16136199A Pending JP2000349043A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 矩形ビーム用精密焦点合せ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000349043A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007019529A (ja) * | 2006-08-25 | 2007-01-25 | Nec Corp | 半導体薄膜形成装置 |
JP2007260885A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Hiroshima Univ | 工作機械におけるツールホルダの傾き検出方法および傾き検出装置 |
JP2010502005A (ja) * | 2006-08-24 | 2010-01-21 | カール ザイス インダストリエル メステクニーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 平坦なテーブル表面を整列させるための方法および装置 |
JP2013149924A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Japan Display Central Co Ltd | レーザアニール装置 |
JP2017185511A (ja) * | 2016-04-04 | 2017-10-12 | 三菱重工業株式会社 | レーザ加工方法およびレーザ加工装置 |
CN114485461A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-05-13 | 麦克奥迪实业集团有限公司 | 一种加快数字切片扫描仪扫描速度的方法 |
-
1999
- 1999-06-08 JP JP16136199A patent/JP2000349043A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007260885A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Hiroshima Univ | 工作機械におけるツールホルダの傾き検出方法および傾き検出装置 |
JP2010502005A (ja) * | 2006-08-24 | 2010-01-21 | カール ザイス インダストリエル メステクニーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 平坦なテーブル表面を整列させるための方法および装置 |
JP2007019529A (ja) * | 2006-08-25 | 2007-01-25 | Nec Corp | 半導体薄膜形成装置 |
JP2013149924A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Japan Display Central Co Ltd | レーザアニール装置 |
JP2017185511A (ja) * | 2016-04-04 | 2017-10-12 | 三菱重工業株式会社 | レーザ加工方法およびレーザ加工装置 |
CN114485461A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-05-13 | 麦克奥迪实业集团有限公司 | 一种加快数字切片扫描仪扫描速度的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3181050B2 (ja) | 投影露光方法およびその装置 | |
US7499180B2 (en) | Alignment stage, exposure apparatus, and semiconductor device manufacturing method | |
KR100365602B1 (ko) | 노광방법및장치와반도체디바이스제조방법 | |
US7982852B2 (en) | Exposure apparatus and device manufacturing method | |
JPH0945608A (ja) | 面位置検出方法 | |
KR100434567B1 (ko) | 투영노광장치및투영노광방법 | |
JPH09223650A (ja) | 露光装置 | |
JP3410989B2 (ja) | 精密レーザ照射装置及び制御方法 | |
JP2000349043A (ja) | 矩形ビーム用精密焦点合せ方法 | |
JP5096852B2 (ja) | 線幅測定装置および線幅測定装置の検査方法 | |
US5523574A (en) | Exposure apparatus | |
JP3279979B2 (ja) | ウエハとマスクとの位置検出装置及び変形誤差検出方法 | |
JP2010087310A (ja) | 露光装置およびデバイス製造方法 | |
JP3218466B2 (ja) | 露光方法及び装置 | |
JP2886957B2 (ja) | 自動焦点合せ装置 | |
JP3754743B2 (ja) | 表面位置設定方法、ウエハ高さ設定方法、面位置設定方法、ウエハ面位置検出方法および露光装置 | |
JP2000012455A (ja) | 荷電粒子線転写露光装置及び荷電粒子線転写露光装置におけるマスクと感応基板の位置合わせ方法 | |
US6630986B2 (en) | Scanning type exposure apparatus and a device manufacturing method using the same | |
JP2777931B2 (ja) | 露光装置 | |
JP2004349494A (ja) | ワークステージ及びその位置測定方法、並びにこれを備えた露光装置 | |
JP3258194B2 (ja) | 露光装置および露光方法 | |
JP2587292B2 (ja) | 投影露光装置 | |
JPH09199573A (ja) | 位置決めステージ装置およびこれを用いた露光装置 | |
KR20050063094A (ko) | 레이저빔의 초점 자동조절장치 | |
JPH01170022A (ja) | 露光方法及び基板の姿勢制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041116 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050117 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050621 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |