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JP2000342470A - 浴槽用通水装置 - Google Patents

浴槽用通水装置

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Publication number
JP2000342470A
JP2000342470A JP11161886A JP16188699A JP2000342470A JP 2000342470 A JP2000342470 A JP 2000342470A JP 11161886 A JP11161886 A JP 11161886A JP 16188699 A JP16188699 A JP 16188699A JP 2000342470 A JP2000342470 A JP 2000342470A
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JP
Japan
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bathtub
mounting hole
water
holding member
sides
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Application number
JP11161886A
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Osamu Matsumoto
修 松本
Kiyoshi Oguri
基義 小栗
Koji Yamazaki
浩司 山崎
Masatoshi Oda
昌俊 織田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】挟持部材が浴槽取付孔を簡単に潜り抜けること
ができるようにする。 【解決手段】浴槽内側Aから浴槽の取付孔2aに取付け
られるものであって、表側に通水口4a,4bを開設し
た通水口部材4と、通水口部材4の表側で水密状態に係
止できるように通水口部材4の裏側へ貫通する止付け用
ボルト5と、通水口部材4の裏側にて止付け用ボルト5
に螺合した状態で浴槽の取付孔2aを潜り抜けることが
可能な寸法に形成され且つその両側に形成される係止部
16a,16aの間隔が浴槽の取付孔2aより大径とな
る挟持部材16とを備え、挟持部材16は、途中で折れ
曲がるように形成され、両側の係止部16a,16aが
接近する折り畳み状態から両側の係止部16a,16a
の間隔が浴槽の取付孔2aより大径となる延ばし状態ま
で変形できるようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴水を吐出又は
吸引するための通水口を形成する浴槽用通水装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽用通水装置としては、本願出
願人の特許出願(特願平11−121297号)に係る
未公知のものがある。この未公知の浴槽用通水装置1
は、図7乃至図9に示すように、浴槽2の取付孔2a
(例えば、直径が50mm程度の孔)に浴槽内側Aから
取り付け施工できるものであり、表側に通水口(図示
略)を開設した通水口部材4と、通水口部材4の表側で
水密状態に係止できるように通水口部材4の裏側へ貫通
する止付け用ボルト5と、通水口部材4の裏側にて止付
け用ボルト5に螺合した状態で浴槽取付孔2aを潜り抜
けることが可能な寸法に形成され且つその両側に形成さ
れる係止部6a,6aの間隔が浴槽取付孔2aより大径
となる挟持部材6とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記挟持部材6は、通
水口部材4に止め付け用ボルト5で連結された状態で浴
槽内側Aから浴槽取付孔2aを潜り抜け(図9参照)、
浴槽外側Bで取付孔2aの周縁に両側の係止部6a,6
aを係止する(図7及び図8参照)ようになっている。
しかし、上記挟持部材6は、係止部6a,6aの間隔が
浴槽取付孔2aより大径に形成されているため、浴槽取
付孔2aを潜り抜けさせるのに、傾斜状態で潜り抜けさ
れる工夫と熟練を必要とする問題がある。更に、上記挟
持部材6は、曲げ剛性が大きく且つ係止部6a,6aの
押圧面が平坦に形成されているため、浴槽2の外側面2
bが凹凸面に仕上げられているときには、凹凸面による
段差のある外側面2aを両方の係止部6a,6aで確実
に押圧できない場合があり、不完全な取付け状態となる
問題を招くことが有り得る。
【0004】そこで、本発明は、上記問題を解決するた
めに、挟持部材が浴槽取付孔を簡単に潜り抜けることが
できる浴槽用通水装置、並びに浴槽の凹凸のある外側面
を挟持部材で確実に押圧できる浴槽用通水装置の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】挟持部材が浴槽取付孔を
簡単に潜り抜けることができるようにするために請求項
1記載の本発明が採用した手段は、浴槽内側から浴槽の
取付孔に取付けられるものであって、表側に通水口を開
設した通水口部材と、該通水口部材の表側で水密状態に
係止できるように通水口部材の裏側へ貫通する止付け用
ボルトと、該通水口部材の裏側にて止付け用ボルトに螺
合した状態で前記浴槽の取付孔を潜り抜けることが可能
な寸法に形成され且つその両側に形成される係止部の間
隔が浴槽の取付孔より大径となる挟持部材とを備えた浴
槽用通水装置であって、前記挟持部材は、途中で折れ曲
がるように形成され、両側の係止部が接近する折り畳み
状態から両側の係止部の間隔が浴槽の取付孔より大径と
なる延ばし状態まで変形できることを特徴とする浴槽用
通水装置である。本発明にあっては、挟持部材を折り畳
んで両側の係止部を接近させるコンパクトな状態にする
ことにより、浴槽取付孔を簡単に潜り抜けさせることが
可能となり、浴槽取付孔を潜り抜けた挟持部材を延ばす
ことにより、両側の係止部の間隔が浴槽の取付孔より大
径となる状態となり、取付孔の周縁に挟持部材の両側の
係止部を押圧させることが可能となる。
【0006】浴槽の凹凸のある外側面を挟持部材で確実
に押圧できるようにするために請求項2記載の本発明が
採用した手段は、浴槽内側から浴槽の取付孔に取付けら
れるものであって、表側に通水口を開設した通水口部材
と、該通水口部材の表側で水密状態に係止できるように
通水口部材の裏側へ貫通する止付け用ボルトと、該通水
口部材の裏側にて止付け用ボルトに螺合した状態で前記
浴槽の取付孔を潜り抜けることが可能な寸法に形成され
且つその両側に形成される係止部の間隔が浴槽の取付孔
より大径となる挟持部材とを備えた浴槽用通水装置であ
って、前記挟持部材は、バネ素材で形成された変形容易
部分が設けられ、前記ボルトの緊締に伴い変形容易部分
が浴槽の外側面の凹凸に応じて弾性変形することで両方
の係止部で浴槽の外側面を押圧するようにしたことを特
徴とする浴槽用通水装置である。本発明にあっては、浴
槽の凹凸のある外側面を挟持部材の両側の係止部で押圧
させるときに、挟持部材の変形容易部分が浴槽の外側面
の凹凸に応じて弾性変形するため、両側の係止部で確実
に押圧させることができる。
【0007】挟持部材の要部の曲げ剛性を維持しつつ、
浴槽の凹凸のある外側面を挟持部材で確実に押圧できる
ようにするために請求項3記載の本発明が採用した手段
は、前記挟持部材は、両側の係止部の押圧部がバネ素材
で形成された変形容易部分となされ、押圧時の弾性変形
を両側の押圧部で得ることができるようにした請求項1
又は2記載の浴槽用通水装置である。本発明にあって
は、挟持部材における両側の係止部の押圧部を弾性変形
させるようにすることにより、押圧部以外の部分の曲げ
剛性を大きくする(即ち、変形し難くする)ことができ
るため、浴槽の凹凸のある外側面を挟持部材で押圧させ
るときに、係止部の押圧部を積極的に弾性変形させて確
実に押圧させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1乃至図
4は、本発明に係る浴槽用通水装置の第1の実施の形態
を示すものであり、図1は浴槽に浴槽用通水装置を取付
け固定した状態を部分省略して示す側面図、図2は同状
態を浴槽内側から見た正面図、図3は同状態を浴槽外側
から見た背面図、図4は浴槽へ取付け固定する途中の状
態を部分省略して示す側面図である。
【0009】本実施形態の浴槽用通水装置11は、浴槽
2の側壁部2cに穿設した取付孔2aに浴槽内側Aから
取付け施工できるものであり、浴槽内側Aに配置される
通水口部材4と、通水口部材4の裏側と浴槽2との間に
配置されるシール部材12(図4参照)と、浴槽外側B
に配置される挟持部材16と、通水口部材4及び挟持部
材16を連結して挟持部材16を止め付けるための止付
け用ボルト5と、通水口部材4の背面側から浴槽外側B
へ突設する配管用接続部13,14とを備え、ボルト5
を緊締するための操作が浴槽内側Aからできるようにな
っている。
【0010】上記通水口部材4は、浴槽内側Aに開口す
る吐水口4a及び吸引口4bが設けられ、吐水口4aと
配管用接続部13とを連通させると共に吸引口4bと配
管用接続部14とを連通させてある。この通水口部材4
は、その裏側に、浴槽取付孔2aに嵌入できる突起部1
8が設けられ、取付け固定後に外力を受けても位置ズレ
させないようにしてある。
【0011】上記挟持部材16は、両側の広幅の係止部
16a,16aと、それらの間の幅細の折曲げ自在な中
間部16bとを備え、両側の係止部16a,16aが接
近する折り畳み状態(図4参照)から両側の係止部16
a,16aの間隔が浴槽取付孔2aより大径となる延ば
し状態(図1参照)まで変形できるように形成されてい
る。中間部16bは、上半部16b−1と下半部16b
−2とを折曲げ自在にピン連結16b−3し、上半部1
6b−1と下半部16b−2との間に係止部16b−
4,16b−5を設け、折り畳み状態から延ばし状態に
したときに係止部16b−4,16b−5を係止させる
ことで延ばし状態を維持するようにしてある。挟持部材
16は、ピン連結部16b−3等に、折り畳み状態から
延ばし状態に復元するためのバネ(図示略)を設けるこ
ともある。狭持部材16には、雌ネジ孔16cが形成さ
れており、そこに止付け用ボルト5が螺合されている。
【0012】この狭持部材16は、図4に示す折り畳み
状態にすることで浴槽取付孔2aを容易に潜り抜けるこ
とができ、潜り抜けた後の下半部16b−2がその自重
で自動的に揺動して延ばし状態又はこの状態に近い状態
となる。なお、浴槽取付孔2aを潜り抜けて浴槽外側B
へ移動した挟持部材16を、逆に浴槽内側Aへ戻す場合
には、延びた状態の下半部16b−2を浴槽内側Aから
操作棒等で操作して強制的に折曲げ状態にするか、浴槽
用通水装置11を180°回転させて、上半部16b−
1と下半部16b−2とを上下反転させることにより、
下半部16b−2をその自重で揺動させて折り畳み状態
にする。
【0013】前記通水口部材4は、浴槽内側Aからボル
ト5をネジ込むことで浴槽の側壁部2cに取付け固定さ
れている。具体的には、浴槽内側Aから止付け用ボルト
5を狭持部材16の雌ネジ孔16cに螺合した状態でこ
れを強くネジ込むことによって、延ばし状態の狭持部材
16とともに側壁部2cを内外両側からシール部材12
を介し挟み付ける状態に通水口部材4が側壁部2cに取
付け固定される。前記止付け用ボルト5は、シールリン
グ17を予め外嵌してあり、頭部5aと通水口部材4の
凹陥部4cとの間にシール部を形成できるようにしてあ
る。
【0014】本実施形態の浴槽用通水装置を施工するた
めの施工方法の手順は、次の如く行われる。先ず、図4
に示すように、浴槽2の側壁部2cの所定位置に取付孔
2aをホルソー等で開設する。既に取付孔2aが有ると
きには、省略する。次に、挟持部材16をボルト5の先
端寄りへ移動させた後に、浴槽内側Aから取付孔2aへ
配管用接続部13,14を挿通して浴槽外側Bへ導くと
共に、折り畳み状態にした挟持部材16を浴槽の取付孔
2aへ挿通させる。
【0015】最後に、浴槽内側Aで止付け用ボルト5を
強制的にねじ回すことにより、延ばし状態の挟持部材1
6を浴槽側に引き寄せて、浴槽2の外側面2bに挟持部
材16の両端の係止部16a,16aを、図1に示すよ
うに圧接させる。このとき、通水口部材4を浴槽内側A
へ引き寄せて、浴槽2の外側面2bに挟持部材16の係
止部16a,16aを予め当接させ、この状態でボルト
5を強制的にねじ回すことも可能である。そして更に、
ボルト5を緊締することにより、浴槽取付孔2aの周縁
部を通水口部材4と挟持部材16とで挟持して固定す
る。このとき、浴槽取付孔2aの周縁部と通水口部材4
との間には挟着されたシール部材12でシール部が形成
されると共に、ボルト5の頭部5aと通水口部材4の凹
陥部4cとの間に挟圧されたシールリング17でシール
部が形成されることにより、浴槽2の取付孔2aからの
漏水を防止できるようになる。このように、本実施形態
の浴槽用通水装置の施工は、一人の作業者が浴槽内側A
から容易に施工を行うことができ、施工時間を短縮でき
るものである。
【0016】取付け固定された本実施形態の浴槽用通水
装置11は、浴槽内の浴水が吸引口4b及び配管用接続
部14を通じて取り出され、追いだき装置(図示略)で
外部循環させられる。外部循環して戻った浴水は、配管
用接続部13で導かれて吐出口4aから浴槽内部へ吐出
される。
【0017】(第2の実施の形態)図5及び図6は、本
発明に係る浴槽用通水装置の第2の実施の形態を示すも
のであり、図5は浴槽に浴槽用通水装置を取付け固定し
た状態を部分省略して示す側面図、図6は浴槽へ取付け
固定する途中の状態を部分省略して示す側面図である。
【0018】本実施形態の浴槽用通水装置21は、挟持
部材26以外の構造が、前記第1の実施の形態と実質的
に同一である。すなわち、浴槽用通水装置21は、浴槽
2の取付孔2aに浴槽内側Aから取付け施工できるもの
であり、浴槽内側Aに配置される通水口部材4と、通水
口部材4の裏側と浴槽2との間に配置されるシール部材
12と、浴槽外側Bに配置される挟持部材26と、通水
口部材4及び挟持部材26を連結して挟持部材26を止
め付けるための止付け用ボルト5と、通水口部材4の背
面側から浴槽外側Bへ突設した配管用接続部13,14
とを備え、ボルト5を緊締するための操作が浴槽内側A
からできるようになっている。
【0019】上記挟持部材26は、両側の広幅の係止部
26a,26aと、それらの間の幅細の中間部26bと
を備え、中間部26bに雌ネジ孔26cが形成されてお
り、そこに止付け用ボルト5が螺合されている。挟持部
材26は、止付け用ボルト5に螺合した状態で浴槽取付
孔2aを潜り抜けることが可能な寸法に形成され且つ両
側の係止部26a,26aの間隔が浴槽の取付孔より大
径となるように形成されている。挟持部材26は、両側
の係止部26a,26aの各押圧部26a−1が、バネ
板をU字状に折り曲げ等して形成され、押圧時の弾性変
形を両側の押圧部26a−1,26a−1で得ることが
できる変形容易部分としてある。挟持部材26は、両側
の押圧部26a−1,26a−1を弾性変形できるよう
にすることで、押圧部26a−1,26a−1以外の部
分の曲げ剛性を大きくする(即ち、変形し難くする)こ
とが可能となり、凹凸のある浴槽外側面2bを押圧させ
るときに、押圧部26a−1,26a−1を積極的に弾
性変形させて確実に押圧させることができる。
【0020】挟持部材26は、バネ素材で形成する箇所
を各係止部26aの押圧部26a−1に限定するもので
はなく、全体をバネ素材で形成し、幅細い中間部26b
を変形容易部分とし、他の部分を曲げ剛性の大きな形状
とすることも可能である。
【0021】本実施形態の浴槽用通水装置を施工するた
めの施工方法の手順は、次の如く行われる。先ず、浴槽
2の側壁部2cの所定位置に取付孔2aをホルソー等で
開設する。既に取付孔2aが有るときには、省略する。
次に、図6に示すように挟持部材26をボルト5の先端
寄りへ移動させた後に、浴槽内側Aから取付孔2aへ配
管用接続部13,14を挿通して浴槽外側Bへ導くと共
に、浴槽の取付孔2aへ挟持部材26を潜り抜かせる。
【0022】最後に、浴槽内側Aで止付け用ボルト5を
強制的にねじ回すことにより挟持部材26を浴槽側に引
き寄せて、浴槽2の外側面2bに挟持部材26の両端の
係止部26a,26aを、図5に示すように圧接させ
る。そして更に、ボルト5を緊締することにより、浴槽
の取付孔2aの周縁部を通水口部材4と挟持部材26と
で挟持して固定する。このとき、浴槽の取付孔2aの周
縁部と通水口部材4との間には挟着されたシール部材1
2でシール部が形成されると共に、ボルト5の頭部5a
と通水口部材4の凹陥部4c(図2参照)との間に挟圧
されたシールリング17でシール部が形成されることに
より、浴槽2の取付孔2aからの漏水を防止できるよう
になる。このように、本実施形態の浴槽用通水装置の施
工は、一人の作業者が浴槽内側Aから容易に施工を行う
ことができ、施工時間を短縮できるものである。
【0023】取付け固定された本実施形態の浴槽用通水
装置21は、浴槽内の浴水が吸引口4b及び配管用接続
部14を通じて取り出され、追いだき装置(図示略)で
外部循環させられる。外部循環して戻った浴水は、配管
用接続部13で導かれた吐出口4aから浴槽内部に吐出
される。
【0024】(その他の実施の形態)図1に示す浴槽用
通水装置11は、挟持部材16の両側の係止部16a,
16aに、図5に示すバネ素材で形成した押圧部26a
−1に相当するものを設け、押圧時の弾性変形を両側の
押圧部で得ることができるようにすることも可能であ
る。
【0025】本発明に係る浴槽用通水装置は、浴水の吸
引口のみを有する或いは吐出口のみを有する浴槽用通水
装置に適用することも可能であるし、或いはまた浴槽の
追だき以外の目的、例えばジエット噴射浴槽における浴
水の吸引口装置或いは噴射口装置(吐出口装置)に対し
て適用することも可能であるなど、その主旨を逸脱しな
い範囲において種々の変更を加えた形態で構成可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、挟持部材を折
り畳んでコンパクトな状態にして浴槽取付孔を簡単に潜
り抜けさせることができると共に、潜り抜けた挟持部材
を延ばして取付孔の周縁を両側の係止部で押圧させるこ
とができるため、施工性の向上が図れる。請求項2記載
の本発明は、浴槽の凹凸のある外側面を挟持部材の両側
の係止部で押圧させるときに、変形容易部分が弾性変形
するため、浴槽の凹凸のある外側面を両側の係止部で確
実に押圧させることができ、信頼できる取付け状態を得
ることができる。請求項3記載の本発明は、押圧部以外
の部分の曲げ剛性を大きく維持しつつ、係止部の押圧部
を弾性変形させることにより、浴槽の凹凸のある外側面
を押圧部で確実に押圧できるため、信頼できる取付け状
態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浴槽用通水装置の第1の実施の形
態を示すものであり、浴槽に浴槽用通水装置を取付け固
定した状態を部分省略して示す側面図である。
【図2】同実施の形態における同状態を浴槽内側から見
た正面図である。
【図3】同実施の形態における同状態を浴槽外側から見
た背面図である。
【図4】同実施の形態において浴槽へ取付け固定する途
中の状態を部分省略して示す側面図である。
【図5】本発明に係る浴槽用通水装置の第2の実施の形
態を示すものであり、浴槽に浴槽用通水装置を取付け固
定した状態を部分省略して示す側面図である。
【図6】同実施の形態において浴槽へ取付け固定する途
中の状態を部分省略して示す側面図である。
【図7】従来の浴槽用通水装置を示すものであり、浴槽
に浴槽用通水装置を取付け固定した状態を部分省略して
示す側面図である。
【図8】従来の浴槽用通水装置の固定した状態を浴槽外
側から見た背面図である。
【図9】従来の浴槽用通水装置を浴槽へ取付け固定する
途中の状態を部分省略して示す側面図である。
【符号の説明】
A…浴槽内側、B…浴槽外側、2…浴槽、2a…取付
孔、4…通水口部材、4a,4b…通水口、5…止付け
用ボルト、16(26)…挟持部材、16a(26a)
…係止部、26a−1…変形容易部分である押圧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 浩司 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 織田 昌俊 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D032 AA01 AA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽内側から浴槽の取付孔に取付けられる
    ものであって、表側に通水口を開設した通水口部材と、
    該通水口部材の表側で水密状態に係止できるように通水
    口部材の裏側へ貫通する止付け用ボルトと、該通水口部
    材の裏側にて止付け用ボルトに螺合した状態で前記浴槽
    の取付孔を潜り抜けることが可能な寸法に形成され且つ
    その両側に形成される係止部の間隔が浴槽の取付孔より
    大径となる挟持部材とを備えた浴槽用通水装置であっ
    て、前記挟持部材は、途中で折れ曲がるように形成さ
    れ、両側の係止部が接近する折り畳み状態から両側の係
    止部の間隔が浴槽の取付孔より大径となる延ばし状態ま
    で変形できることを特徴とする浴槽用通水装置。
  2. 【請求項2】浴槽内側から浴槽の取付孔に取付けられる
    ものであって、表側に通水口を開設した通水口部材と、
    該通水口部材の表側で水密状態に係止できるように通水
    口部材の裏側へ貫通する止付け用ボルトと、該通水口部
    材の裏側にて止付け用ボルトに螺合した状態で前記浴槽
    の取付孔を潜り抜けることが可能な寸法に形成され且つ
    その両側に形成される係止部の間隔が浴槽の取付孔より
    大径となる挟持部材とを備えた浴槽用通水装置であっ
    て、前記挟持部材は、バネ素材で形成された変形容易部
    分が設けられ、前記ボルトの緊締に伴い変形容易部分が
    浴槽の外側面の凹凸に応じて弾性変形することで両方の
    係止部で浴槽の外側面を押圧するようにしたことを特徴
    とする浴槽用通水装置。
  3. 【請求項3】前記挟持部材は、両側の係止部の押圧部が
    バネ素材で形成された変形容易部分となされ、押圧時の
    弾性変形を両側の押圧部で得ることができるようにした
    請求項1又は2記載の浴槽用通水装置。
JP16188699A 1999-06-09 1999-06-09 浴槽用通水装置 Expired - Fee Related JP4129710B2 (ja)

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