JP2000237957A - 研削盤 - Google Patents
研削盤Info
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- JP2000237957A JP2000237957A JP11042802A JP4280299A JP2000237957A JP 2000237957 A JP2000237957 A JP 2000237957A JP 11042802 A JP11042802 A JP 11042802A JP 4280299 A JP4280299 A JP 4280299A JP 2000237957 A JP2000237957 A JP 2000237957A
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- dressing
- grinding
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B19/00—Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
- B24B19/14—Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding turbine blades, propeller blades or the like
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B5/00—Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B53/00—Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces
- B24B53/005—Positioning devices for conditioning tools
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B53/00—Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces
- B24B53/04—Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces of cylindrical or conical surfaces on abrasive tools or wheels
- B24B53/053—Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces of cylindrical or conical surfaces on abrasive tools or wheels using a rotary dressing tool
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B7/00—Machines or devices designed for grinding plane surfaces on work, including polishing plane glass surfaces; Accessories therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一台の研削盤で連続ドレッシング研削加工と
連続ドレッシング研削加工以外の通常の研削加工の両方
を行うことができる研削盤が求められていた。 【解決手段】 工作物7を研削加工するための研削砥石
8が着脱可能に装着される主軸6と、この主軸を回転可
能に支持し、工作物に対して直交3軸方向に相対移動可
能な主軸頭5と、この主軸頭に対して相対移動可能に設
けられたドレッシング装置本体11と、このドレッシン
グ装置本体に対して相対移動可能に設けられ、研削砥石
をドレッシングするためのドレッサ12を回転可能に支
持しているドレッサ支持体45とを備え、連続ドレッシ
ング研削加工時には、ドレッサで研削砥石をドレッシン
グ可能なドレッシング位置にドレッシング装置本体を移
動させ、連続ドレッシング研削加工以外の通常の研削加
工時には、ドレッサと工作物とが干渉しない待避位置に
ドレッシング装置本体を移動させるようにした。
連続ドレッシング研削加工以外の通常の研削加工の両方
を行うことができる研削盤が求められていた。 【解決手段】 工作物7を研削加工するための研削砥石
8が着脱可能に装着される主軸6と、この主軸を回転可
能に支持し、工作物に対して直交3軸方向に相対移動可
能な主軸頭5と、この主軸頭に対して相対移動可能に設
けられたドレッシング装置本体11と、このドレッシン
グ装置本体に対して相対移動可能に設けられ、研削砥石
をドレッシングするためのドレッサ12を回転可能に支
持しているドレッサ支持体45とを備え、連続ドレッシ
ング研削加工時には、ドレッサで研削砥石をドレッシン
グ可能なドレッシング位置にドレッシング装置本体を移
動させ、連続ドレッシング研削加工以外の通常の研削加
工時には、ドレッサと工作物とが干渉しない待避位置に
ドレッシング装置本体を移動させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転する研削砥石
で工作物を連続ドレッシング研削加工およびそれ以外の
通常の研削加工を行う研削盤に関する。
で工作物を連続ドレッシング研削加工およびそれ以外の
通常の研削加工を行う研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】研削盤またはグラインディングセンタに
ドレッシング装置を設けて、ドレッシング装置が研削砥
石をドレッシングする動作と、研削砥石が工作物を研削
加工する動作とを同時に行うという連続ドレッシング研
削加工は、「工作機械シリーズ先端研削技術」(発行
所:株式会社大河出版、昭和60年9月20日発行),
第55〜60頁における「連続ドレッシングクリープフ
ィード研削」等に記載されている公知な技術である。ま
た、特公平3−27342号公報には、ドレッシング装
置を備えかつ二つの研削スピンドルを有する研削盤が開
示されている。
ドレッシング装置を設けて、ドレッシング装置が研削砥
石をドレッシングする動作と、研削砥石が工作物を研削
加工する動作とを同時に行うという連続ドレッシング研
削加工は、「工作機械シリーズ先端研削技術」(発行
所:株式会社大河出版、昭和60年9月20日発行),
第55〜60頁における「連続ドレッシングクリープフ
ィード研削」等に記載されている公知な技術である。ま
た、特公平3−27342号公報には、ドレッシング装
置を備えかつ二つの研削スピンドルを有する研削盤が開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
公平3−27342号公報に記載されている研削盤は、
コラムに対して研削スピンドル担持体が上下方向に移動
し、この研削スピンドル担持体に対してドレッシング装
置が上下方向に移動する構成になっている。そのため、
研削スピンドル担持体に支承されている研削スピンドル
に担持された研削ヘッドのみを移動させることができな
い。すなわち、研削ヘッドの研削砥石のみを移動させる
ことができない。したがって、ドレッシング工具と研削
砥石とを大きく分離し、工作物とドレッシング装置のド
レッシング工具とが干渉しないように、研削砥石を工作
物の周囲に移動させて研削加工することが困難であっ
た。
公平3−27342号公報に記載されている研削盤は、
コラムに対して研削スピンドル担持体が上下方向に移動
し、この研削スピンドル担持体に対してドレッシング装
置が上下方向に移動する構成になっている。そのため、
研削スピンドル担持体に支承されている研削スピンドル
に担持された研削ヘッドのみを移動させることができな
い。すなわち、研削ヘッドの研削砥石のみを移動させる
ことができない。したがって、ドレッシング工具と研削
砥石とを大きく分離し、工作物とドレッシング装置のド
レッシング工具とが干渉しないように、研削砥石を工作
物の周囲に移動させて研削加工することが困難であっ
た。
【0004】また、ドレッシング工具と研削砥石を大き
く分離させるために、研削スピンドル担持体に対するド
レッシング装置のわくの移動量を増加させると、研削ス
ピンドル担持体,コラム,モータ,スピンドル駆動部等
が大型化すること、大型化した各構成体を移動させるた
めエネルギー消費を増加させること等の要因からコスト
高となる。さらに、この研削盤は、研削スピンドルを支
承する研削スピンドル担持体を二つ備え、各研削スピン
ドルに複数の研削砥石を有する研削ヘッドが担持され、
この研削ヘッドで一つのワーク(工作物)を同時に相対
する側から研削加工できる複雑な構成にもなっている。
この構成は、特定の種類のタービン羽根の研削加工には
適しているかもしれないが、各種工作物の研削加工を行
うには汎用性に欠けるという問題点も生じていた。
く分離させるために、研削スピンドル担持体に対するド
レッシング装置のわくの移動量を増加させると、研削ス
ピンドル担持体,コラム,モータ,スピンドル駆動部等
が大型化すること、大型化した各構成体を移動させるた
めエネルギー消費を増加させること等の要因からコスト
高となる。さらに、この研削盤は、研削スピンドルを支
承する研削スピンドル担持体を二つ備え、各研削スピン
ドルに複数の研削砥石を有する研削ヘッドが担持され、
この研削ヘッドで一つのワーク(工作物)を同時に相対
する側から研削加工できる複雑な構成にもなっている。
この構成は、特定の種類のタービン羽根の研削加工には
適しているかもしれないが、各種工作物の研削加工を行
うには汎用性に欠けるという問題点も生じていた。
【0005】また、特開昭62−199359号公報お
よび特公平6−37031号公報には、研削盤で連続ド
レッシング研削加工を行う技術が開示されている。しか
し、この従来技術も、砥石ヘッド上にドレッサ,ドレッ
サ駆動部等が設けられた構成であり、砥石とドレッサ等
を大きく分離させることにより砥石を工作物の周囲に移
動させて研削加工することができない。
よび特公平6−37031号公報には、研削盤で連続ド
レッシング研削加工を行う技術が開示されている。しか
し、この従来技術も、砥石ヘッド上にドレッサ,ドレッ
サ駆動部等が設けられた構成であり、砥石とドレッサ等
を大きく分離させることにより砥石を工作物の周囲に移
動させて研削加工することができない。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、一台の研削盤で連続ドレッシング研
削加工と連続ドレッシング研削加工以外の通常の研削加
工の両方を行うことができる研削盤を提供することを目
的とする。
になされたもので、一台の研削盤で連続ドレッシング研
削加工と連続ドレッシング研削加工以外の通常の研削加
工の両方を行うことができる研削盤を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明にかかる研削盤は、工作物を研削加工するた
めの研削砥石が着脱可能に装着される主軸と、この主軸
を回転可能に支持するとともに、前記工作物に対して前
記主軸の軸線方向を含む直交3軸方向に相対移動可能な
主軸頭と、この主軸頭に対して前記主軸の軸線方向と直
交する方向に相対移動可能に設けられたドレッシング装
置本体と、このドレッシング装置本体に対して前記主軸
の軸線方向と直交する方向に相対移動可能に設けられ、
前記研削砥石をドレッシングするためのドレッサを回転
可能に支持しているドレッサ支持体とを備え、前記ドレ
ッサが前記研削砥石をドレッシングする動作と前記研削
砥石が前記工作物を研削加工する動作とを同時に行う連
続ドレッシング研削加工時には、前記ドレッサで前記研
削砥石をドレッシング可能なドレッシング位置に前記ド
レッシング装置本体を移動させ、前記連続ドレッシング
研削加工以外の通常の研削加工時には、前記ドレッサと
前記工作物とが干渉しない待避位置に前記ドレッシング
装置本体を移動させるようにした。
め、本発明にかかる研削盤は、工作物を研削加工するた
めの研削砥石が着脱可能に装着される主軸と、この主軸
を回転可能に支持するとともに、前記工作物に対して前
記主軸の軸線方向を含む直交3軸方向に相対移動可能な
主軸頭と、この主軸頭に対して前記主軸の軸線方向と直
交する方向に相対移動可能に設けられたドレッシング装
置本体と、このドレッシング装置本体に対して前記主軸
の軸線方向と直交する方向に相対移動可能に設けられ、
前記研削砥石をドレッシングするためのドレッサを回転
可能に支持しているドレッサ支持体とを備え、前記ドレ
ッサが前記研削砥石をドレッシングする動作と前記研削
砥石が前記工作物を研削加工する動作とを同時に行う連
続ドレッシング研削加工時には、前記ドレッサで前記研
削砥石をドレッシング可能なドレッシング位置に前記ド
レッシング装置本体を移動させ、前記連続ドレッシング
研削加工以外の通常の研削加工時には、前記ドレッサと
前記工作物とが干渉しない待避位置に前記ドレッシング
装置本体を移動させるようにした。
【0008】前記連続ドレッシング研削加工時には前記
主軸頭と前記ドレッシング装置本体とを連結し、前記通
常の研削加工時には前記主軸頭と前記ドレッシング装置
本体との連結を解除する連結・連結解除手段を備えるこ
とが好ましい。前記主軸頭は前記主軸の軸線方向と直交
する2軸方向のうち少なくとも1軸方向に移動可能に設
けられており、前記ドレッシング装置本体は前記連結・
連結解除手段によって連結状態にあるとき前記主軸頭と
一体的に前記1軸方向に移動制御されるのが好ましい。
主軸頭と前記ドレッシング装置本体とを連結し、前記通
常の研削加工時には前記主軸頭と前記ドレッシング装置
本体との連結を解除する連結・連結解除手段を備えるこ
とが好ましい。前記主軸頭は前記主軸の軸線方向と直交
する2軸方向のうち少なくとも1軸方向に移動可能に設
けられており、前記ドレッシング装置本体は前記連結・
連結解除手段によって連結状態にあるとき前記主軸頭と
一体的に前記1軸方向に移動制御されるのが好ましい。
【0009】前記ドレッシング装置本体の移動方向は上
下方向であり、前記ドレッシング装置本体には重量バラ
ンスを維持するためのバランス装置が備えられているの
が好ましい。
下方向であり、前記ドレッシング装置本体には重量バラ
ンスを維持するためのバランス装置が備えられているの
が好ましい。
【0010】前記主軸頭は前記主軸の軸線方向と直交す
る2軸方向のうち少なくとも1軸方向に移動可能に設け
られており、前記主軸頭に対して前記ドレッシング装置
本体を相対移動させる駆動装置は、前記連続ドレッシン
グ研削加工時には前記ドレッシング装置本体を前記主軸
頭の前記1軸方向の移動動作に同期して移動動作させる
ものであってもよい。
る2軸方向のうち少なくとも1軸方向に移動可能に設け
られており、前記主軸頭に対して前記ドレッシング装置
本体を相対移動させる駆動装置は、前記連続ドレッシン
グ研削加工時には前記ドレッシング装置本体を前記主軸
頭の前記1軸方向の移動動作に同期して移動動作させる
ものであってもよい。
【0011】他の態様として、前記主軸頭に対して前記
ドレッシング装置本体を相対移動させる駆動装置はドレ
ッシング装置用流体圧シリンダ装置であり、前記連続ド
レッシング研削加工時にはこのドレッシング装置用流体
圧シリンダ装置が前記主軸頭の移動制御に影響を与えな
いようにされていてもよい。好ましくは、前記通常の研
削加工時に前記ドレッシング装置本体を前記待避位置に
保持する保持手段を備えている。
ドレッシング装置本体を相対移動させる駆動装置はドレ
ッシング装置用流体圧シリンダ装置であり、前記連続ド
レッシング研削加工時にはこのドレッシング装置用流体
圧シリンダ装置が前記主軸頭の移動制御に影響を与えな
いようにされていてもよい。好ましくは、前記通常の研
削加工時に前記ドレッシング装置本体を前記待避位置に
保持する保持手段を備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施の形態
の一例を図1から図6を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1から図5は本発明の第1の実施
形態を示す図で、図1は研削盤の斜視図、図2は研削盤
の要部を示す概略構成図、図3は連結・連結解除手段の
構成を示す断面図、図4は保持手段の概略構成図であ
る。図5は研削盤の動作を示す説明図で、図中(A)は
連続ドレッシング研削加工の状態を示し、図中(B)は
連続ドレッシング研削加工以外の通常の研削加工の状態
を示している。
の一例を図1から図6を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1から図5は本発明の第1の実施
形態を示す図で、図1は研削盤の斜視図、図2は研削盤
の要部を示す概略構成図、図3は連結・連結解除手段の
構成を示す断面図、図4は保持手段の概略構成図であ
る。図5は研削盤の動作を示す説明図で、図中(A)は
連続ドレッシング研削加工の状態を示し、図中(B)は
連続ドレッシング研削加工以外の通常の研削加工の状態
を示している。
【0013】図1,図2に示すように、研削盤1におい
て、ベッド3上にはコラム4が水平方向に移動可能に立
設されており、コラム4には、主軸頭5が上下方向に移
動可能に設けられている。主軸頭5には主軸6が回転可
能に支持されている。主軸6は、図示しない主軸モータ
により回転駆動される。主軸6の前端部には、工作物7
を研削加工するための工具としての研削砥石8が着脱可
能に装着されている。主軸6には、BTツールシャンク
を有する工具,HSK工具等の二面拘束工具等の工具を
主軸端に着脱自在に装着する公知の工具クランプ・アン
クランプ機構が設けられている。なお、主軸6の軸線方
向をZ軸とし、これに直交して直交座標系をなす各軸線
方向をX軸(前記水平方向の軸),Y軸(前記上下方向
の軸)とする。ベッド3の上面には、X軸方向に一対の
ガイドレール25が平行に取付けられている。二本のガ
イドレール25上には、コラム4がX軸方向に移動自在
に配置されている。コラム4を案内する案内面は、ころ
がり案内,すべり案内等であればよい。コラム4は、図
示しないX軸用ボールねじを介して、X軸用サーボモー
タによりベッド3上をX軸方向に往復移動する。
て、ベッド3上にはコラム4が水平方向に移動可能に立
設されており、コラム4には、主軸頭5が上下方向に移
動可能に設けられている。主軸頭5には主軸6が回転可
能に支持されている。主軸6は、図示しない主軸モータ
により回転駆動される。主軸6の前端部には、工作物7
を研削加工するための工具としての研削砥石8が着脱可
能に装着されている。主軸6には、BTツールシャンク
を有する工具,HSK工具等の二面拘束工具等の工具を
主軸端に着脱自在に装着する公知の工具クランプ・アン
クランプ機構が設けられている。なお、主軸6の軸線方
向をZ軸とし、これに直交して直交座標系をなす各軸線
方向をX軸(前記水平方向の軸),Y軸(前記上下方向
の軸)とする。ベッド3の上面には、X軸方向に一対の
ガイドレール25が平行に取付けられている。二本のガ
イドレール25上には、コラム4がX軸方向に移動自在
に配置されている。コラム4を案内する案内面は、ころ
がり案内,すべり案内等であればよい。コラム4は、図
示しないX軸用ボールねじを介して、X軸用サーボモー
タによりベッド3上をX軸方向に往復移動する。
【0014】主軸頭5は、コラム4に移動可能に支持さ
れたヘッドボデー部30と、ヘッドボデー部30からZ
軸方向に突出したノーズ部31とからなっている。コラ
ム4には、互いに平行な一対のガイドレール32がY軸
方向に取付けられている。ヘッドボデー部30は、ガイ
ドレール32に案内されてY軸方向に移動する。主軸頭
5を案内する案内面は、ころがり案内,すべり案内等で
あればよい。ガイドレール32と平行にY軸用ボールね
じのねじ軸33がY軸方向に配置され、ねじ軸33に
は、ヘッドボデー部30に固定されたナット(図示せ
ず)がねじ込まれている。ねじ軸33は、コラム4の上
部に取付けられたY軸用サーボモータ35により正逆方
向に回転駆動される。Y軸用サーボモータ35に駆動さ
れてねじ軸33が回転すると、主軸頭5が、ナットを介
してガイドレール32に案内されてY軸方向に往復移動
する。
れたヘッドボデー部30と、ヘッドボデー部30からZ
軸方向に突出したノーズ部31とからなっている。コラ
ム4には、互いに平行な一対のガイドレール32がY軸
方向に取付けられている。ヘッドボデー部30は、ガイ
ドレール32に案内されてY軸方向に移動する。主軸頭
5を案内する案内面は、ころがり案内,すべり案内等で
あればよい。ガイドレール32と平行にY軸用ボールね
じのねじ軸33がY軸方向に配置され、ねじ軸33に
は、ヘッドボデー部30に固定されたナット(図示せ
ず)がねじ込まれている。ねじ軸33は、コラム4の上
部に取付けられたY軸用サーボモータ35により正逆方
向に回転駆動される。Y軸用サーボモータ35に駆動さ
れてねじ軸33が回転すると、主軸頭5が、ナットを介
してガイドレール32に案内されてY軸方向に往復移動
する。
【0015】ベッド3の上面には、Z軸方向に一対のガ
イドレール75が平行に取付けられている。二本のガイ
ドレール75上には、テーブル13がZ軸方向に移動自
在に配置されている。テーブル13を案内する案内面
は、ころがり案内,すべり案内等であればよい。テーブ
ル13は、図示しないZ軸用サーボモータが駆動される
とボールねじ(図示せず)を介してガイドレール75に
案内されてZ軸方向に往復移動する。テーブル13は、
B軸方向(Y軸の周り方向)に回転・割出し可能に設け
られており、工作物7をB軸のまわりに回転させて割出
すことができる。なお、X,Y,Z軸方向への移動動作
の駆動手段をサーボモータとボールねじで説明している
が、リニアモータなど他の駆動手段であってもよい。ま
た、X軸方向の移動をコラム4の移動、Y軸方向の移動
を主軸頭5の移動、Z軸方向の移動をテーブル13の移
動となる研削盤1で説明を行っているが、これに限定さ
れることはない。すなわち、研削砥石が装着された主軸
頭が、工作物に対して、主軸軸線方向を含む直交3軸方
向に相対的に移動できる研削盤であればよい。テーブル
13の上面には、A軸方向(B軸と直交する水平軸方
向)に回転・割出し可能に割出し台78が設けられてい
る。割出し台78は、取付け具77を介して工作物7を
着脱可能に支持するとともに、工作物7をA軸のまわり
に回転させて割出すことができる。
イドレール75が平行に取付けられている。二本のガイ
ドレール75上には、テーブル13がZ軸方向に移動自
在に配置されている。テーブル13を案内する案内面
は、ころがり案内,すべり案内等であればよい。テーブ
ル13は、図示しないZ軸用サーボモータが駆動される
とボールねじ(図示せず)を介してガイドレール75に
案内されてZ軸方向に往復移動する。テーブル13は、
B軸方向(Y軸の周り方向)に回転・割出し可能に設け
られており、工作物7をB軸のまわりに回転させて割出
すことができる。なお、X,Y,Z軸方向への移動動作
の駆動手段をサーボモータとボールねじで説明している
が、リニアモータなど他の駆動手段であってもよい。ま
た、X軸方向の移動をコラム4の移動、Y軸方向の移動
を主軸頭5の移動、Z軸方向の移動をテーブル13の移
動となる研削盤1で説明を行っているが、これに限定さ
れることはない。すなわち、研削砥石が装着された主軸
頭が、工作物に対して、主軸軸線方向を含む直交3軸方
向に相対的に移動できる研削盤であればよい。テーブル
13の上面には、A軸方向(B軸と直交する水平軸方
向)に回転・割出し可能に割出し台78が設けられてい
る。割出し台78は、取付け具77を介して工作物7を
着脱可能に支持するとともに、工作物7をA軸のまわり
に回転させて割出すことができる。
【0016】ベッド3の側方には、一つまたは複数の研
削砥石8を収納している工具マガジン15が設けられて
いる。工具マガジン15の本体には、研削砥石8を自動
的に交換する自動工具交換装置(以下、ATCと記載)
14が設けられている。ATC14は、ツインアームタ
イプの工具交換アーム16を有しており、工具交換アー
ム16により主軸6と工具マガジン15とのあいだで工
具交換動作を行う。工具交換アーム16は、一方の把持
部17および他方の把持部18でそれぞれ研削砥石8を
着脱自在に把持し、旋回動作及び軸線方向に進退移動動
作を行って、工具マガジン15の収納ポットおよび主軸
6に対して研削砥石8の交換動作を行う。ATC14に
よって主軸6に装着された研削砥石8と、テーブル13
上の工作物7とを、主軸軸線CLを含む直交3軸方向お
よびA軸,B軸方向に移動または回転などさせるととも
に、主軸6を回転駆動することにより、研削砥石8で工
作物7の研削加工を行う。
削砥石8を収納している工具マガジン15が設けられて
いる。工具マガジン15の本体には、研削砥石8を自動
的に交換する自動工具交換装置(以下、ATCと記載)
14が設けられている。ATC14は、ツインアームタ
イプの工具交換アーム16を有しており、工具交換アー
ム16により主軸6と工具マガジン15とのあいだで工
具交換動作を行う。工具交換アーム16は、一方の把持
部17および他方の把持部18でそれぞれ研削砥石8を
着脱自在に把持し、旋回動作及び軸線方向に進退移動動
作を行って、工具マガジン15の収納ポットおよび主軸
6に対して研削砥石8の交換動作を行う。ATC14に
よって主軸6に装着された研削砥石8と、テーブル13
上の工作物7とを、主軸軸線CLを含む直交3軸方向お
よびA軸,B軸方向に移動または回転などさせるととも
に、主軸6を回転駆動することにより、研削砥石8で工
作物7の研削加工を行う。
【0017】機体2の側部には、主軸頭5に取付けられ
たクーラントノズル21を介して、切削油剤や研削油剤
(以下、クーラントと記載)を研削砥石8と工作物7と
のあいだの研削加工位置等に供給するためのクーラント
供給装置(図示せず)が設けられている。クーラントノ
ズル21は、主軸6の軸線の周り方向、主軸6の軸線方
向に移動可能に構成されており、図5に示す研削加工位
置23およびドレッシング位置24にクーラントLaを
それぞれ所定の圧力で噴出して供給する。
たクーラントノズル21を介して、切削油剤や研削油剤
(以下、クーラントと記載)を研削砥石8と工作物7と
のあいだの研削加工位置等に供給するためのクーラント
供給装置(図示せず)が設けられている。クーラントノ
ズル21は、主軸6の軸線の周り方向、主軸6の軸線方
向に移動可能に構成されており、図5に示す研削加工位
置23およびドレッシング位置24にクーラントLaを
それぞれ所定の圧力で噴出して供給する。
【0018】次に、研削盤1の連続ドレッシング装置1
0について説明する。コラム4には、研削加工中に研削
砥石8を連続的にドレッシングするための連続ドレッシ
ング装置10が、ガイドレール32に案内されて移動可
能に設けられている。すなわち、この連続ドレッシング
装置10のドレッシング装置本体11が、主軸頭5に対
してY軸方向に相対移動可能にかつ主軸頭5とは分離し
てコラム4に設けられている。ドレッサ支持体45が、
ドレッシング装置本体11に対して主軸6の軸線方向と
直交するY軸方向に相対移動可能に設けられており、こ
のドレッサ支持体45に回転可能に支持されたドレッサ
12を回転させて、研削砥石8をドレッシングするよう
にしている。
0について説明する。コラム4には、研削加工中に研削
砥石8を連続的にドレッシングするための連続ドレッシ
ング装置10が、ガイドレール32に案内されて移動可
能に設けられている。すなわち、この連続ドレッシング
装置10のドレッシング装置本体11が、主軸頭5に対
してY軸方向に相対移動可能にかつ主軸頭5とは分離し
てコラム4に設けられている。ドレッサ支持体45が、
ドレッシング装置本体11に対して主軸6の軸線方向と
直交するY軸方向に相対移動可能に設けられており、こ
のドレッサ支持体45に回転可能に支持されたドレッサ
12を回転させて、研削砥石8をドレッシングするよう
にしている。
【0019】本発明では、ドレッサ12が研削砥石8を
ドレッシングする動作と研削砥石8が工作物7を研削加
工する動作とを同時に行う連続ドレッシング研削加工時
には、ドレッシング装置本体11を、主軸頭5の近くで
ドレッサ12が研削砥石8をドレッシング可能なドレッ
シング位置に移動させることにより、ドレッサ12で研
削砥石8をドレッシングしながら、研削砥石8で工作物
7を研削加工するようにしている。一方、連続ドレッシ
ング研削加工以外の通常の研削加工を行う時には、ドレ
ッシング装置本体11を、主軸頭5から積極的に大きく
離して、工作物7と連続ドレッシング装置10とが干渉
しない待避位置に移動させることにより、研削砥石8を
工作物7の周囲に自在に相対移動させて、研削砥石8で
工作物7を研削加工するようにしている。
ドレッシングする動作と研削砥石8が工作物7を研削加
工する動作とを同時に行う連続ドレッシング研削加工時
には、ドレッシング装置本体11を、主軸頭5の近くで
ドレッサ12が研削砥石8をドレッシング可能なドレッ
シング位置に移動させることにより、ドレッサ12で研
削砥石8をドレッシングしながら、研削砥石8で工作物
7を研削加工するようにしている。一方、連続ドレッシ
ング研削加工以外の通常の研削加工を行う時には、ドレ
ッシング装置本体11を、主軸頭5から積極的に大きく
離して、工作物7と連続ドレッシング装置10とが干渉
しない待避位置に移動させることにより、研削砥石8を
工作物7の周囲に自在に相対移動させて、研削砥石8で
工作物7を研削加工するようにしている。
【0020】ドレッシング装置本体11には、ドレッサ
軸用サーボモータ47により往復移動可能なドレッサ支
持体45が設けられている。ドレッシング装置本体11
には、Y軸方向と平行なV軸方向に一対のガイドレール
44が平行に取付けられている。ドレッサ支持体45
は、二本のガイドレール44に案内されてV軸方向に移
動する。二本のガイドレール44のあいだには、V軸用
ボールねじのねじ軸46がガイドレール44と平行に配
置され、ねじ軸46には、ドレッサ支持体45に固定さ
れたナット(図示せず)がねじ込まれている。ねじ軸4
6は、ドレッシング装置本体11に取付けられたドレッ
サ軸用サーボモータ47により正逆方向に回転駆動され
る。ドレッサ軸用サーボモータ47に駆動されてねじ軸
46が回転すると、ドレッサ支持体45が、ナットを介
してガイドレール44に案内されながらV軸方向に往復
移動する。
軸用サーボモータ47により往復移動可能なドレッサ支
持体45が設けられている。ドレッシング装置本体11
には、Y軸方向と平行なV軸方向に一対のガイドレール
44が平行に取付けられている。ドレッサ支持体45
は、二本のガイドレール44に案内されてV軸方向に移
動する。二本のガイドレール44のあいだには、V軸用
ボールねじのねじ軸46がガイドレール44と平行に配
置され、ねじ軸46には、ドレッサ支持体45に固定さ
れたナット(図示せず)がねじ込まれている。ねじ軸4
6は、ドレッシング装置本体11に取付けられたドレッ
サ軸用サーボモータ47により正逆方向に回転駆動され
る。ドレッサ軸用サーボモータ47に駆動されてねじ軸
46が回転すると、ドレッサ支持体45が、ナットを介
してガイドレール44に案内されながらV軸方向に往復
移動する。
【0021】ドレッサ支持体45がドレッサ軸用サーボ
モータ47に駆動されてV軸方向に移動するので、ドレ
ッサ12を所定量ずつ移動させてドレッシングを行うこ
とができる。ドレッサ支持体45にはドレッサ回転駆動
用モータ48が内蔵されている。ドレッサ12は、主軸
6の軸線CLと平行な方向に軸線CL1を有している。
ドレッサ12の軸部をドレッサ支持体45に回転可能に
支持するために、ドレッサ12の両端部は、軸受を内蔵
した軸受装置49,50により回転自在に軸支されてい
る。ドレッサ12は、プーリ51,52およびベルト5
3を介してドレッサ回転駆動用モータ48により回転駆
動される。ドレッシング装置本体11には被検出部93
が設けられている。ドレッシング装置本体11は、コラ
ム4に取付けられた第1の検出器S5が被検出部93を
検出することにより、待機位置に位置していることが検
出されている。この検出器S5および後述する検出器と
しては、近接スイッチ,リミットスイッチ等が使用され
る。
モータ47に駆動されてV軸方向に移動するので、ドレ
ッサ12を所定量ずつ移動させてドレッシングを行うこ
とができる。ドレッサ支持体45にはドレッサ回転駆動
用モータ48が内蔵されている。ドレッサ12は、主軸
6の軸線CLと平行な方向に軸線CL1を有している。
ドレッサ12の軸部をドレッサ支持体45に回転可能に
支持するために、ドレッサ12の両端部は、軸受を内蔵
した軸受装置49,50により回転自在に軸支されてい
る。ドレッサ12は、プーリ51,52およびベルト5
3を介してドレッサ回転駆動用モータ48により回転駆
動される。ドレッシング装置本体11には被検出部93
が設けられている。ドレッシング装置本体11は、コラ
ム4に取付けられた第1の検出器S5が被検出部93を
検出することにより、待機位置に位置していることが検
出されている。この検出器S5および後述する検出器と
しては、近接スイッチ,リミットスイッチ等が使用され
る。
【0022】主軸頭5とドレッシング装置本体11とを
連結するために、連結・連結解除手段54が設けられて
いる。この連結・連結解除手段54は、連続ドレッシン
グ研削加工時には、主軸頭5とドレッシング装置本体1
1とを連結し、通常の研削加工時には、主軸頭5とドレ
ッシング装置本体11との連結を解除する機能を有して
いる。ドレッシング装置本体11は、連結・連結解除手
段54によって連結状態にある時、主軸頭5と一体的に
Y軸方向に移動制御されている。連結・連結解除手段5
4は一組であってもよいが、本実施形態では、ノーズ部
31に対して一組とヘッドボデー部30に対して二組、
すなわち合計三組の連結・連結解除手段54を設けるこ
とにより、連結時の負荷のバランスと分散を図ってい
る。
連結するために、連結・連結解除手段54が設けられて
いる。この連結・連結解除手段54は、連続ドレッシン
グ研削加工時には、主軸頭5とドレッシング装置本体1
1とを連結し、通常の研削加工時には、主軸頭5とドレ
ッシング装置本体11との連結を解除する機能を有して
いる。ドレッシング装置本体11は、連結・連結解除手
段54によって連結状態にある時、主軸頭5と一体的に
Y軸方向に移動制御されている。連結・連結解除手段5
4は一組であってもよいが、本実施形態では、ノーズ部
31に対して一組とヘッドボデー部30に対して二組、
すなわち合計三組の連結・連結解除手段54を設けるこ
とにより、連結時の負荷のバランスと分散を図ってい
る。
【0023】図2および図3に示すように、連結・連結
解除手段54において、主軸頭5には突出片55がドレ
ッシング装置本体11の方向(上方向)に突出して固定
されており、突出片55の先端にはプルスタッドのつか
み部と同一形状の被係合部56が設けられている。ドレ
ッシング装置本体11の内部には、突出片55をクラン
プ・アンクランプするためのクランプ・アンクランプ手
段57が設けられている。クランプ・アンクランプ手段
57はドローバー58を有している。ドローバー58と
突出片55の中心軸線Dは一致して、Y軸と平行な方向
を向いている。ドローバー58は、ドレッシング装置本
体11に取付けられたクランプ・アンクランプ用シリン
ダ装置59により、矢印Eに示すように、中心軸線D方
向に進退移動自在になっている。
解除手段54において、主軸頭5には突出片55がドレ
ッシング装置本体11の方向(上方向)に突出して固定
されており、突出片55の先端にはプルスタッドのつか
み部と同一形状の被係合部56が設けられている。ドレ
ッシング装置本体11の内部には、突出片55をクラン
プ・アンクランプするためのクランプ・アンクランプ手
段57が設けられている。クランプ・アンクランプ手段
57はドローバー58を有している。ドローバー58と
突出片55の中心軸線Dは一致して、Y軸と平行な方向
を向いている。ドローバー58は、ドレッシング装置本
体11に取付けられたクランプ・アンクランプ用シリン
ダ装置59により、矢印Eに示すように、中心軸線D方
向に進退移動自在になっている。
【0024】ドローバー58の先端には、複数のボール
状の係合体62が半径方向に移動可能に設けられてい
る。係合体62は、一方のシリンダ室59c側への圧力
流体(たとえば、圧力油,圧縮空気)の供給によりピス
トンロッド59aを介してドローバー58が上昇したと
き、被係合部56に係合可能になっており、この係合体
62で被係合部56をつかみクランプするようになって
いる。こうして、突出片55は、被係合部56と係合体
62を介してドレッシング装置本体11にクランプされ
るので、ドレッシング装置本体11は、主軸頭5と連結
されて一体的にY軸方向に往復移動することができる。
クランプ・アンクランプ手段57をアンクランプ状態に
するには、クランプ・アンクランプ用シリンダ装置59
の他方のシリンダ室59d側に圧力流体を供給し、ピス
トンロッド59aを下方に移動させて、ドローバー58
を押し下げる。すると、被係合部56と係合体62との
係合状態が解除されるので、突出片55はドローバー5
8から分離されることになり、主軸頭5とドレッシング
装置本体11との連結が解除される。クランプ・アンク
ランプ手段57のクランプ状態,アンクランプ状態は、
クランプ・アンクランプ用シリンダ装置59のピストン
ロッド59aに連結された被検出部91を検出器S4,
S3でそれぞれ検出することにより確認している。
状の係合体62が半径方向に移動可能に設けられてい
る。係合体62は、一方のシリンダ室59c側への圧力
流体(たとえば、圧力油,圧縮空気)の供給によりピス
トンロッド59aを介してドローバー58が上昇したと
き、被係合部56に係合可能になっており、この係合体
62で被係合部56をつかみクランプするようになって
いる。こうして、突出片55は、被係合部56と係合体
62を介してドレッシング装置本体11にクランプされ
るので、ドレッシング装置本体11は、主軸頭5と連結
されて一体的にY軸方向に往復移動することができる。
クランプ・アンクランプ手段57をアンクランプ状態に
するには、クランプ・アンクランプ用シリンダ装置59
の他方のシリンダ室59d側に圧力流体を供給し、ピス
トンロッド59aを下方に移動させて、ドローバー58
を押し下げる。すると、被係合部56と係合体62との
係合状態が解除されるので、突出片55はドローバー5
8から分離されることになり、主軸頭5とドレッシング
装置本体11との連結が解除される。クランプ・アンク
ランプ手段57のクランプ状態,アンクランプ状態は、
クランプ・アンクランプ用シリンダ装置59のピストン
ロッド59aに連結された被検出部91を検出器S4,
S3でそれぞれ検出することにより確認している。
【0025】なお、クランプ・アンクランプ手段57
は、この実施形態では被係合部56をボールでつかんで
クランプしているが、コレットで被係合部をつかんでク
ランプするものであってもよい。また、クランプ・アン
クランプ用シリンダ装置でドローバーを直接昇降移動さ
せているが、どちらかをばねの付勢力で動作させるよう
にしてもよい。たとえば、アンクランプ動作の時はシリ
ンダの駆動力で動作させ、クランプ動作の時には、ばね
の付勢力で動作させるものであってもよい。さらに、ク
ランプ・アンクランプ手段57は、アクチュエータによ
りねじ機構を介してクランプ・アンクランプ動作させる
もの等であってもよい。
は、この実施形態では被係合部56をボールでつかんで
クランプしているが、コレットで被係合部をつかんでク
ランプするものであってもよい。また、クランプ・アン
クランプ用シリンダ装置でドローバーを直接昇降移動さ
せているが、どちらかをばねの付勢力で動作させるよう
にしてもよい。たとえば、アンクランプ動作の時はシリ
ンダの駆動力で動作させ、クランプ動作の時には、ばね
の付勢力で動作させるものであってもよい。さらに、ク
ランプ・アンクランプ手段57は、アクチュエータによ
りねじ機構を介してクランプ・アンクランプ動作させる
もの等であってもよい。
【0026】図2および図4に示すように、保持手段6
5は、研削砥石8による通常の研削加工時に主軸頭5か
ら大きく離れて待避しているドレッシング装置本体11
を、所定の待避位置でコラム4に係止することができる
機能を有している。本実施形態では、保持手段65を構
成する保持用シリンダ装置66をコラム4に取付けてい
る。保持用シリンダ装置66においては、ピストンロッ
ド67の先端に設けられた係合部67aが、圧力流体の
供給により進退移動動作を行う。ドレッシング装置本体
11には係止部材68aが取付けられている。この係止
部材68aには、係合部67aと係合離脱可能に係合す
る被係止穴68が形成されている。ドレッシング装置本
体11が上方の待避位置にある時、一方のシリンダ室6
6aに圧力流体を供給すれば、ピストンロッド67が前
方に突出して係合部67aが被係止穴68に係合する。
これにより、ドレッシング装置本体11は前記待避位置
で保持手段65を介してコラム4に係止される。また、
他方のシリンダ室66bへの圧力流体の供給により、被
係止穴68より係合部67aが離脱するので、係止状態
が解除される。なお、保持用シリンダ装置は、一方の移
動動作をばねの付勢力で行うものであってもよい。ま
た、アクチュエータの回転動作を、ねじ機構で進退移動
動作に変換するものであってもよい。さらに、アクチュ
エータも、圧力流体によるものだけでなく電動式のもの
等であってもよい。
5は、研削砥石8による通常の研削加工時に主軸頭5か
ら大きく離れて待避しているドレッシング装置本体11
を、所定の待避位置でコラム4に係止することができる
機能を有している。本実施形態では、保持手段65を構
成する保持用シリンダ装置66をコラム4に取付けてい
る。保持用シリンダ装置66においては、ピストンロッ
ド67の先端に設けられた係合部67aが、圧力流体の
供給により進退移動動作を行う。ドレッシング装置本体
11には係止部材68aが取付けられている。この係止
部材68aには、係合部67aと係合離脱可能に係合す
る被係止穴68が形成されている。ドレッシング装置本
体11が上方の待避位置にある時、一方のシリンダ室6
6aに圧力流体を供給すれば、ピストンロッド67が前
方に突出して係合部67aが被係止穴68に係合する。
これにより、ドレッシング装置本体11は前記待避位置
で保持手段65を介してコラム4に係止される。また、
他方のシリンダ室66bへの圧力流体の供給により、被
係止穴68より係合部67aが離脱するので、係止状態
が解除される。なお、保持用シリンダ装置は、一方の移
動動作をばねの付勢力で行うものであってもよい。ま
た、アクチュエータの回転動作を、ねじ機構で進退移動
動作に変換するものであってもよい。さらに、アクチュ
エータも、圧力流体によるものだけでなく電動式のもの
等であってもよい。
【0027】主軸頭5のヘッドボデー部30には被検出
部92が取付けられている。この被検出部92は、コラ
ム4に取付けられた第2,第3の検出器S6,S7によ
り検出可能になっている。検出器S6は主軸頭5が上限
位置に移動したことを検出し、検出器S7は主軸頭5が
下限位置に移動したことを検出する。
部92が取付けられている。この被検出部92は、コラ
ム4に取付けられた第2,第3の検出器S6,S7によ
り検出可能になっている。検出器S6は主軸頭5が上限
位置に移動したことを検出し、検出器S7は主軸頭5が
下限位置に移動したことを検出する。
【0028】コラム4とドレッシング装置本体11のあ
いだには、連続ドレッシング装置10の重量バランスを
維持するためのバランス装置としてのバランス用流体圧
シリンダ40が設けられている。このバランス用流体圧
シリンダ40のピストンロッド39はドレッシング装置
本体11に連結されている。すなわち、バランス用流体
圧シリンダ40は、連続ドレッシング装置10の重量に
ほぼバランスした負荷でドレッシング装置本体11を常
時上昇させる方向に引っ張っている。このことにより、
主軸頭5と連続ドレッシング装置10とを連結して一体
化させた状態でも、Y軸用サーボモータ35に余計な負
荷を与えることなく移動制御が適正に行われる。なお、
前記バランス装置は、バランスウエイトを用いて連続ド
レッシング装置10との重量バランスを維持するように
してもよい。
いだには、連続ドレッシング装置10の重量バランスを
維持するためのバランス装置としてのバランス用流体圧
シリンダ40が設けられている。このバランス用流体圧
シリンダ40のピストンロッド39はドレッシング装置
本体11に連結されている。すなわち、バランス用流体
圧シリンダ40は、連続ドレッシング装置10の重量に
ほぼバランスした負荷でドレッシング装置本体11を常
時上昇させる方向に引っ張っている。このことにより、
主軸頭5と連続ドレッシング装置10とを連結して一体
化させた状態でも、Y軸用サーボモータ35に余計な負
荷を与えることなく移動制御が適正に行われる。なお、
前記バランス装置は、バランスウエイトを用いて連続ド
レッシング装置10との重量バランスを維持するように
してもよい。
【0029】次に、研削盤1の動作について説明する。
ATC14の工具交換アーム16等の動作により、工具
マガジン15と主軸6とのあいだで工具交換された結
果、所望の研削砥石8が主軸6に装着され、ドレッシン
グ装置本体11が待避位置で保持手段65によりコラム
4に係止されているものとする。研削加工中に、研削砥
石8を連続的にドレッシングしている連続ドレッシング
研削加工を行う場合(図5(A))には、主軸頭5とド
レッシング装置本体11とを連結する必要がある。その
ためには、まず最初に、三台のクランプ・アンクランプ
用シリンダ装置59の他方のシリンダ室59dに圧力流
体を供給して、ピストンロッド59aを下方に移動させ
る。これにより、クランプ・アンクランプ手段57のド
ローバー58が下方に移動するので、クランプ・アンク
ランプ手段57がアンクランプ状態になる。このクラン
プ・アンクランプ手段57の動作がアンクランプ状態に
なったことは、被検出部91を検出する検出器S3によ
り確認される。
ATC14の工具交換アーム16等の動作により、工具
マガジン15と主軸6とのあいだで工具交換された結
果、所望の研削砥石8が主軸6に装着され、ドレッシン
グ装置本体11が待避位置で保持手段65によりコラム
4に係止されているものとする。研削加工中に、研削砥
石8を連続的にドレッシングしている連続ドレッシング
研削加工を行う場合(図5(A))には、主軸頭5とド
レッシング装置本体11とを連結する必要がある。その
ためには、まず最初に、三台のクランプ・アンクランプ
用シリンダ装置59の他方のシリンダ室59dに圧力流
体を供給して、ピストンロッド59aを下方に移動させ
る。これにより、クランプ・アンクランプ手段57のド
ローバー58が下方に移動するので、クランプ・アンク
ランプ手段57がアンクランプ状態になる。このクラン
プ・アンクランプ手段57の動作がアンクランプ状態に
なったことは、被検出部91を検出する検出器S3によ
り確認される。
【0030】次いで、Y軸用サーボモータ35を駆動し
て、所定の連結位置まで主軸頭5を上昇させる。その結
果、主軸頭5の突出片55がクランプ・アンクランプ手
段57に挿入されて、被係合部56と係合体62が係合
可能になる。そして、クランプ・アンクランプ用シリン
ダ装置59に対する圧力流体の供給方向を切換えると、
一方のシリンダ室59c側に圧力流体が供給されるの
で、ピストンロッド59aとドローバー58が上方に移
動する。これにより、係合体62が被係合部56をつか
むのでクランプ・アンクランプ手段57がクランプ状態
になり、主軸頭5とドレッシング装置本体11は連結さ
れる。保持手段65の他方のシリンダ室66bに圧力流
体を供給し、係止部材68aの被係合穴68から係合部
67aを離脱させる。
て、所定の連結位置まで主軸頭5を上昇させる。その結
果、主軸頭5の突出片55がクランプ・アンクランプ手
段57に挿入されて、被係合部56と係合体62が係合
可能になる。そして、クランプ・アンクランプ用シリン
ダ装置59に対する圧力流体の供給方向を切換えると、
一方のシリンダ室59c側に圧力流体が供給されるの
で、ピストンロッド59aとドローバー58が上方に移
動する。これにより、係合体62が被係合部56をつか
むのでクランプ・アンクランプ手段57がクランプ状態
になり、主軸頭5とドレッシング装置本体11は連結さ
れる。保持手段65の他方のシリンダ室66bに圧力流
体を供給し、係止部材68aの被係合穴68から係合部
67aを離脱させる。
【0031】次いで、Y軸用サーボモータ35を駆動制
御すれば、主軸頭5とドレッシング装置本体11は一体
的にY軸方向に移動する。ドレッサ軸用サーボモータ4
7を駆動すれば、ボールねじを介してドレッサ支持体4
5がV軸方向に移動して、ドレッサ12を研削砥石8に
対して接触または離脱させる。ドレッサ回転駆動用モー
タ48により回転駆動されるドレッサ12を研削砥石8
に接触させれば、研削砥石8のドレッシングを行うこと
ができる。ドレッサ12は、ドレッサ支持体45により
両端を支持されているので、ドレッシング時にドレッサ
12が逃げるようなことはない。連続ドレッシング研削
加工を継続すると、研削砥石8の径が次第に小さくなる
ので、この径の変化に応じて、ドレッサ軸用サーボモー
タ47を駆動し、ドレッサ支持体45を主軸頭5側に移
動させれば、ドレッサ12は連続的に研削砥石8をドレ
ッシングする。なお、ドレッサ12の径も小さくなるが
研削砥石8に比べれば小さな変化である。
御すれば、主軸頭5とドレッシング装置本体11は一体
的にY軸方向に移動する。ドレッサ軸用サーボモータ4
7を駆動すれば、ボールねじを介してドレッサ支持体4
5がV軸方向に移動して、ドレッサ12を研削砥石8に
対して接触または離脱させる。ドレッサ回転駆動用モー
タ48により回転駆動されるドレッサ12を研削砥石8
に接触させれば、研削砥石8のドレッシングを行うこと
ができる。ドレッサ12は、ドレッサ支持体45により
両端を支持されているので、ドレッシング時にドレッサ
12が逃げるようなことはない。連続ドレッシング研削
加工を継続すると、研削砥石8の径が次第に小さくなる
ので、この径の変化に応じて、ドレッサ軸用サーボモー
タ47を駆動し、ドレッサ支持体45を主軸頭5側に移
動させれば、ドレッサ12は連続的に研削砥石8をドレ
ッシングする。なお、ドレッサ12の径も小さくなるが
研削砥石8に比べれば小さな変化である。
【0032】このようにして、主軸頭5とドレッシング
装置本体11とを一体的に連結してY軸方向に移動制御
し、コラム4とテーブル13をX軸,Z軸方向にそれぞ
れ移動制御し、さらに、テーブル13と割出し台78に
より、工作物7をB軸,A軸まわりに回転させて割出
し、主軸6を回転駆動することにより、ドレッサ12で
研削砥石8を連続的にドレッシングしながら、研削砥石
8で工作物7を研削加工することができる。この連続ド
レッシング研削加工時には、クーラント供給装置から供
給されるクーラントLaをクーラントノズル21により
研削加工位置23に噴射して加工時の発熱を防止してい
る。また、クーラントノズル21によりクーラントLa
をドレッシング位置24にも噴射することにより、ドレ
ッシング位置24で発生する研削砥石8の削りかす等を
吹き飛ばしている。
装置本体11とを一体的に連結してY軸方向に移動制御
し、コラム4とテーブル13をX軸,Z軸方向にそれぞ
れ移動制御し、さらに、テーブル13と割出し台78に
より、工作物7をB軸,A軸まわりに回転させて割出
し、主軸6を回転駆動することにより、ドレッサ12で
研削砥石8を連続的にドレッシングしながら、研削砥石
8で工作物7を研削加工することができる。この連続ド
レッシング研削加工時には、クーラント供給装置から供
給されるクーラントLaをクーラントノズル21により
研削加工位置23に噴射して加工時の発熱を防止してい
る。また、クーラントノズル21によりクーラントLa
をドレッシング位置24にも噴射することにより、ドレ
ッシング位置24で発生する研削砥石8の削りかす等を
吹き飛ばしている。
【0033】次に、上述の連続ドレッシング研削加工
(図5(A))の後に、通常の研削加工(図5(B))
に移行する場合の動作について説明する。主軸頭5とド
レッシング装置本体11の連結を解除するためには、ま
ず、Y軸用サーボモータ35を駆動制御して、主軸頭5
をY軸方向の所定の連結位置まで移動させる。保持手段
65の一方のシリンダ室66aに圧力流体を供給して、
係止部材68aの被係合穴68に係合部67aを挿入す
る。次いで、三個のクランプ・アンクランプ用シリンダ
装置59の他方のシリンダ室59dに圧力流体を供給す
ることにより、ピストンロッド59aを介してクランプ
・アンクランプ手段57のドローバー58を下降移動さ
せる。これにより、クランプ・アンクランプ手段57は
アンクランプ状態になり、ドレッシング装置本体11と
主軸頭5の連結は解除される。主軸頭5を研削加工位置
にサーボモータ35で下降させる。
(図5(A))の後に、通常の研削加工(図5(B))
に移行する場合の動作について説明する。主軸頭5とド
レッシング装置本体11の連結を解除するためには、ま
ず、Y軸用サーボモータ35を駆動制御して、主軸頭5
をY軸方向の所定の連結位置まで移動させる。保持手段
65の一方のシリンダ室66aに圧力流体を供給して、
係止部材68aの被係合穴68に係合部67aを挿入す
る。次いで、三個のクランプ・アンクランプ用シリンダ
装置59の他方のシリンダ室59dに圧力流体を供給す
ることにより、ピストンロッド59aを介してクランプ
・アンクランプ手段57のドローバー58を下降移動さ
せる。これにより、クランプ・アンクランプ手段57は
アンクランプ状態になり、ドレッシング装置本体11と
主軸頭5の連結は解除される。主軸頭5を研削加工位置
にサーボモータ35で下降させる。
【0034】ドレッシング装置本体11は待避位置に移
動しているので、図5(B)に示すように、研削砥石8
を工作物7の周囲に自在に相対移動させて工作物7を研
削加工することができる。すなわち、工作物の全周にわ
たって研削加工を行うことができる。研削加工時には、
クーラントノズル21を主軸6の周り方向,軸線方向に
移動させることにより、クーラントLaが研削加工位置
23に供給される。ドレッシング装置本体11は、待避
状態では保持手段65でコラム4に係止されているの
で、安全である。
動しているので、図5(B)に示すように、研削砥石8
を工作物7の周囲に自在に相対移動させて工作物7を研
削加工することができる。すなわち、工作物の全周にわ
たって研削加工を行うことができる。研削加工時には、
クーラントノズル21を主軸6の周り方向,軸線方向に
移動させることにより、クーラントLaが研削加工位置
23に供給される。ドレッシング装置本体11は、待避
状態では保持手段65でコラム4に係止されているの
で、安全である。
【0035】(第2の実施形態)第1の実施形態では、
ドレッシング装置本体11を主軸頭5と一体化してY軸
方向に移動させているが、第2の実施形態では、バラン
ス用シリンダ装置40に代えて、主軸頭5に対してドレ
ッシング装置本体11を上下方向に相対移動させる駆動
装置としてドレッシング装置用流体圧シリンダ装置を設
けている。
ドレッシング装置本体11を主軸頭5と一体化してY軸
方向に移動させているが、第2の実施形態では、バラン
ス用シリンダ装置40に代えて、主軸頭5に対してドレ
ッシング装置本体11を上下方向に相対移動させる駆動
装置としてドレッシング装置用流体圧シリンダ装置を設
けている。
【0036】この場合、連続ドレッシング研削加工後
に、ドレッシング装置本体11と主軸頭5との連結を解
除する時には、ドレッシング装置本体11と主軸頭5を
連結したままで、Y軸用サーボモータ35を駆動して、
連結・連結解除のための所定位置まで主軸頭5を上昇さ
せる。そして、この所定位置で、クランプ・アンクラン
プ手段57をアンクランプ状態にして、ドレッシング装
置本体11と主軸頭5との連結を解除する。次いで、ド
レッシング装置用流体圧シリンダ装置を駆動して、ドレ
ッシング装置本体11を待避位置まで持ち上げた後、保
持手段65でドレッシング装置本体11をコラム4に係
止する。一方、Y軸用サーボモータ35を駆動し、主軸
頭5を加工位置まで下降させて、研削加工動作に移行す
る。
に、ドレッシング装置本体11と主軸頭5との連結を解
除する時には、ドレッシング装置本体11と主軸頭5を
連結したままで、Y軸用サーボモータ35を駆動して、
連結・連結解除のための所定位置まで主軸頭5を上昇さ
せる。そして、この所定位置で、クランプ・アンクラン
プ手段57をアンクランプ状態にして、ドレッシング装
置本体11と主軸頭5との連結を解除する。次いで、ド
レッシング装置用流体圧シリンダ装置を駆動して、ドレ
ッシング装置本体11を待避位置まで持ち上げた後、保
持手段65でドレッシング装置本体11をコラム4に係
止する。一方、Y軸用サーボモータ35を駆動し、主軸
頭5を加工位置まで下降させて、研削加工動作に移行す
る。
【0037】この結果、Y軸用サーボモータ35で連結
・連結解除のために主軸頭5を上昇させる所定位置を第
1実施形態より下方とすることができる。すなわち、連
結解除後、Y軸用サーボモータ35による主軸頭5の加
工位置への下降動作と、ドレッシング装置用流体圧シリ
ンダ装置によるドレッシング装置本体11の待避位置へ
の上昇動作を、同時に行うことができる。これにより、
連結・連結解除のための時間を短縮することができる。
また、この第2の実施形態では、連続ドレッシング研削
加工時に、主軸頭5とドレッシング装置本体11とを連
結させ一体として移動制御させる時は、ドレッシング装
置用流体圧シリンダ装置の両方のシリンダ室をドレン回
路に接続しておくことが望ましい。このようにすれば、
ドレッシング装置用流体圧シリンダ装置が主軸頭5の移
動制御に影響を与えることがない。
・連結解除のために主軸頭5を上昇させる所定位置を第
1実施形態より下方とすることができる。すなわち、連
結解除後、Y軸用サーボモータ35による主軸頭5の加
工位置への下降動作と、ドレッシング装置用流体圧シリ
ンダ装置によるドレッシング装置本体11の待避位置へ
の上昇動作を、同時に行うことができる。これにより、
連結・連結解除のための時間を短縮することができる。
また、この第2の実施形態では、連続ドレッシング研削
加工時に、主軸頭5とドレッシング装置本体11とを連
結させ一体として移動制御させる時は、ドレッシング装
置用流体圧シリンダ装置の両方のシリンダ室をドレン回
路に接続しておくことが望ましい。このようにすれば、
ドレッシング装置用流体圧シリンダ装置が主軸頭5の移
動制御に影響を与えることがない。
【0038】(第3の実施形態)図6は本発明の第3の
実施形態にかかる研削盤101の要部を示す概略構成図
である。図6に示すように、この実施形態では、主軸頭
5に対してドレッシング装置本体11を相対移動させる
駆動装置として、コラム4に連続ドレッシング装置用サ
ーボモータ102を設けている。Y軸用サーボモータ3
5と連続ドレッシング装置用サーボモータ102は、制
御装置104により制御されている。連続ドレッシング
装置用サーボモータ102は、連続ドレッシング研削加
工時には、ドレッシング装置本体11を主軸頭5のY軸
方向の移動動作に同期して移動動作させるように追従移
動制御される。連続ドレッシング装置用サーボモータ1
02の駆動力は、ボールねじのねじ軸103と、ドレッ
シング装置本体11に取付けられてねじ軸103にねじ
込まれたナット(図示せず)を介して伝達され、ドレッ
シング装置本体11をY軸方向に往復移動させる。
実施形態にかかる研削盤101の要部を示す概略構成図
である。図6に示すように、この実施形態では、主軸頭
5に対してドレッシング装置本体11を相対移動させる
駆動装置として、コラム4に連続ドレッシング装置用サ
ーボモータ102を設けている。Y軸用サーボモータ3
5と連続ドレッシング装置用サーボモータ102は、制
御装置104により制御されている。連続ドレッシング
装置用サーボモータ102は、連続ドレッシング研削加
工時には、ドレッシング装置本体11を主軸頭5のY軸
方向の移動動作に同期して移動動作させるように追従移
動制御される。連続ドレッシング装置用サーボモータ1
02の駆動力は、ボールねじのねじ軸103と、ドレッ
シング装置本体11に取付けられてねじ軸103にねじ
込まれたナット(図示せず)を介して伝達され、ドレッ
シング装置本体11をY軸方向に往復移動させる。
【0039】このようにすれば、主軸頭5にドレッシン
グ装置本体11を連結・連結解除するための手段は不要
になる。しかも、たとえば保持手段65を電動式の構成
にすれば、油圧回路が不要になり研削盤101の全体の
構成が簡略化する。なお、主軸頭5に対してドレッシン
グ装置本体11を相対移動させる駆動装置として、連続
ドレッシング装置用サーボモータ102の代わりに、サ
ーボ弁と流体圧シリンダ装置(たとえば、油圧シリンダ
装置)とを組み合わせたもの,リニアモータなどであっ
てもよく、連続ドレッシング研削加工時には、ドレッシ
ング装置本体11を主軸頭5の移動に同期移動させるよ
うに追従移動制御できるものであればよい。
グ装置本体11を連結・連結解除するための手段は不要
になる。しかも、たとえば保持手段65を電動式の構成
にすれば、油圧回路が不要になり研削盤101の全体の
構成が簡略化する。なお、主軸頭5に対してドレッシン
グ装置本体11を相対移動させる駆動装置として、連続
ドレッシング装置用サーボモータ102の代わりに、サ
ーボ弁と流体圧シリンダ装置(たとえば、油圧シリンダ
装置)とを組み合わせたもの,リニアモータなどであっ
てもよく、連続ドレッシング研削加工時には、ドレッシ
ング装置本体11を主軸頭5の移動に同期移動させるよ
うに追従移動制御できるものであればよい。
【0040】第1から第3の実施形態のように、ドレッ
シング装置本体11を主軸頭5の近くに配置すれば連続
ドレッシング研削加工を行うことができ、連続ドレッシ
ング研削加工以外の通常の研削加工時には、ドレッシン
グ装置本体11を主軸頭5から積極的に大きく離して待
避させれば、研削砥石8を工作物7の周囲に自在に相対
移動させることができる。その結果、一台の研削盤で、
連続ドレッシング研削加工と、連続ドレッシングを行わ
ないで工作物7の全周にわたる通常の研削加工の両方の
加工を自在に行うことができる。また、主軸頭5は一つ
設ければよいので、二つの研削スピンドルを有する従来
の研削盤(特公平3−27342号公報)に比べて装置
全体が簡素化される。
シング装置本体11を主軸頭5の近くに配置すれば連続
ドレッシング研削加工を行うことができ、連続ドレッシ
ング研削加工以外の通常の研削加工時には、ドレッシン
グ装置本体11を主軸頭5から積極的に大きく離して待
避させれば、研削砥石8を工作物7の周囲に自在に相対
移動させることができる。その結果、一台の研削盤で、
連続ドレッシング研削加工と、連続ドレッシングを行わ
ないで工作物7の全周にわたる通常の研削加工の両方の
加工を自在に行うことができる。また、主軸頭5は一つ
設ければよいので、二つの研削スピンドルを有する従来
の研削盤(特公平3−27342号公報)に比べて装置
全体が簡素化される。
【0041】ドレッシング装置本体11とドレッサ支持
体45が、主軸頭5から積極的に大きく離れて待避する
ことができるので、通常の研削加工時の、連続ドレッシ
ング装置10と工作物7との干渉を防止することができ
る。その結果、オペレータは、この干渉の有無の心配を
することなくNC加工プログラムを作成することができ
る。なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示
す。
体45が、主軸頭5から積極的に大きく離れて待避する
ことができるので、通常の研削加工時の、連続ドレッシ
ング装置10と工作物7との干渉を防止することができ
る。その結果、オペレータは、この干渉の有無の心配を
することなくNC加工プログラムを作成することができ
る。なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示
す。
【0042】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、一
台の研削盤で、連続ドレッシング研削加工と、連続ドレ
ッシング研削加工以外の通常の研削加工時に連続ドレッ
シング装置を積極的に待避させて工作物の全周にわたる
研削加工などを自在に行うことができる。
台の研削盤で、連続ドレッシング研削加工と、連続ドレ
ッシング研削加工以外の通常の研削加工時に連続ドレッ
シング装置を積極的に待避させて工作物の全周にわたる
研削加工などを自在に行うことができる。
【図1】図1から図5は本発明の第1の実施形態を示す
図で、図1は研削盤の斜視図である。
図で、図1は研削盤の斜視図である。
【図2】研削盤の要部を示す概略構成図である。
【図3】連結・連結解除手段の構成を示す断面図であ
る。
る。
【図4】保持手段の概略構成図である。
【図5】研削盤の動作を示す説明図で、図中(A)は連
続ドレッシング研削加工の状態を示し、図中(B)は連
続ドレッシング研削加工以外の通常の研削加工の状態を
示している。
続ドレッシング研削加工の状態を示し、図中(B)は連
続ドレッシング研削加工以外の通常の研削加工の状態を
示している。
【図6】本発明の第3の実施形態にかかる研削盤の要部
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
1 研削盤 5 主軸頭 6 主軸 7 工作物 8 研削砥石 11 ドレッシング装置本体 12 ドレッサ 40 バランス用流体圧シリンダ装置(バランス装
置) 45 ドレッサ支持体 54 連結・連結解除手段 65 保持手段 101 研削盤 102 連続ドレッシング装置用サーボモータ(駆動装
置) CL 主軸の軸線
置) 45 ドレッサ支持体 54 連結・連結解除手段 65 保持手段 101 研削盤 102 連続ドレッシング装置用サーボモータ(駆動装
置) CL 主軸の軸線
Claims (7)
- 【請求項1】 工作物を研削加工するための研削砥石が
着脱可能に装着される主軸と、 この主軸を回転可能に支持するとともに、前記工作物に
対して前記主軸の軸線方向を含む直交3軸方向に相対移
動可能な主軸頭と、 この主軸頭に対して前記主軸の軸線方向と直交する方向
に相対移動可能に設けられたドレッシング装置本体と、 このドレッシング装置本体に対して前記主軸の軸線方向
と直交する方向に相対移動可能に設けられ、前記研削砥
石をドレッシングするためのドレッサを回転可能に支持
しているドレッサ支持体とを備え、 前記ドレッサが前記研削砥石をドレッシングする動作と
前記研削砥石が前記工作物を研削加工する動作とを同時
に行う連続ドレッシング研削加工時には、前記ドレッサ
で前記研削砥石をドレッシング可能なドレッシング位置
に前記ドレッシング装置本体を移動させ、 前記連続ドレッシング研削加工以外の通常の研削加工時
には、前記ドレッサと前記工作物とが干渉しない待避位
置に前記ドレッシング装置本体を移動させるようにした
ことを特徴とする研削盤。 - 【請求項2】 前記連続ドレッシング研削加工時には前
記主軸頭と前記ドレッシング装置本体とを連結し、前記
通常の研削加工時には前記主軸頭と前記ドレッシング装
置本体との連結を解除する連結・連結解除手段を備えた
ことを特徴とする請求項1に記載の研削盤。 - 【請求項3】 前記主軸頭は前記主軸の軸線方向と直交
する2軸方向のうち少なくとも1軸方向に移動可能に設
けられており、 前記ドレッシング装置本体は前記連結・連結解除手段に
よって連結状態にあるとき前記主軸頭と一体的に前記1
軸方向に移動制御されるものであることを特徴とする請
求項2に記載の研削盤。 - 【請求項4】 前記ドレッシング装置本体の移動方向は
上下方向であり、前記ドレッシング装置本体には重量バ
ランスを維持するためのバランス装置が備えられている
ことを特徴とする請求項1,2または3に記載の研削
盤。 - 【請求項5】 前記主軸頭は前記主軸の軸線方向と直交
する2軸方向のうち少なくとも1軸方向に移動可能に設
けられており、 前記主軸頭に対して前記ドレッシング装置本体を相対移
動させる駆動装置は、前記連続ドレッシング研削加工時
には前記ドレッシング装置本体を前記主軸頭の前記1軸
方向の移動動作に同期して移動動作させるものであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の研削盤。 - 【請求項6】 前記主軸頭に対して前記ドレッシング装
置本体を相対移動させる駆動装置はドレッシング装置用
流体圧シリンダ装置であり、 前記連続ドレッシング研削加工時にはこのドレッシング
装置用流体圧シリンダ装置が前記主軸頭の移動制御に影
響を与えないようにされていることを特徴とする請求項
1から4のいずれかの項に記載の研削盤。 - 【請求項7】 前記通常の研削加工時に前記ドレッシン
グ装置本体を前記待避位置に保持する保持手段を備えた
ことを特徴とする請求項1から6のいずれかの項に記載
の研削盤。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11042802A JP2000237957A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 研削盤 |
EP00103221A EP1033202B1 (en) | 1999-02-22 | 2000-02-17 | Grinding machine with continuous dressing |
DE60013663T DE60013663T2 (de) | 1999-02-22 | 2000-02-17 | Schleifmaschine mit ununterbrochenem Abrichten |
US09/507,384 US6224462B1 (en) | 1999-02-22 | 2000-02-18 | Grinding machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11042802A JP2000237957A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 研削盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000237957A true JP2000237957A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12646105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11042802A Pending JP2000237957A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 研削盤 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6224462B1 (ja) |
EP (1) | EP1033202B1 (ja) |
JP (1) | JP2000237957A (ja) |
DE (1) | DE60013663T2 (ja) |
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