JP2000231619A - 接触型icカード - Google Patents
接触型icカードInfo
- Publication number
- JP2000231619A JP2000231619A JP11033113A JP3311399A JP2000231619A JP 2000231619 A JP2000231619 A JP 2000231619A JP 11033113 A JP11033113 A JP 11033113A JP 3311399 A JP3311399 A JP 3311399A JP 2000231619 A JP2000231619 A JP 2000231619A
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- Japan
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- card
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- elastic material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、保管、携帯状態における静電気破
壊の耐性が強固であるICカードを提供することを目的
とする。 【解決手段】 ICカードの母材に設けられている凹部
と、上記凹部内であって上記ICカードの母材に固定さ
れている弾性材と、上記凹部に設けられ、ICチップが
搭載されている基板と、上記基板の表面のうちで、上記
弾性材側とは反対側の面に設けられている複数の外部電
極と、上記凹部の縁に設けられ、上記複数の外部電極を
互いに短絡させる短絡用配線とを有し、上記外部電極が
押圧されることによって、上記弾性材が圧縮され、上記
外部電極と上記短絡用配線との接続が開放される接触型
ICカードである。
壊の耐性が強固であるICカードを提供することを目的
とする。 【解決手段】 ICカードの母材に設けられている凹部
と、上記凹部内であって上記ICカードの母材に固定さ
れている弾性材と、上記凹部に設けられ、ICチップが
搭載されている基板と、上記基板の表面のうちで、上記
弾性材側とは反対側の面に設けられている複数の外部電
極と、上記凹部の縁に設けられ、上記複数の外部電極を
互いに短絡させる短絡用配線とを有し、上記外部電極が
押圧されることによって、上記弾性材が圧縮され、上記
外部電極と上記短絡用配線との接続が開放される接触型
ICカードである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接触型ICカード
に関し、詳しくは接触型ICカードの静電気破壊を防止
する技術に関するものである。
に関し、詳しくは接触型ICカードの静電気破壊を防止
する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ISO/IEC7816に準拠した一般
的な接触型ICカード(以下、ICカードという)は、
クレジットカード大の樹脂カードにICが埋め込まれ、
樹脂カードの表面に8個の外部電極が露出している構造
を有するカードである。
的な接触型ICカード(以下、ICカードという)は、
クレジットカード大の樹脂カードにICが埋め込まれ、
樹脂カードの表面に8個の外部電極が露出している構造
を有するカードである。
【0003】そして、専用のリーダ/ライタにICカー
ドを挿入すると、ICカードへのデータの書込み、読出
しが行われる。ICカードがリーダ/ライタに挿入され
ると、ICカード上の外部電極とリーダ/ライタ内の接
点とが接触し、双方向通信が行われる。この場合、IC
カードには、リーダ/ライタから電力と基準クロック信
号とが供給される。
ドを挿入すると、ICカードへのデータの書込み、読出
しが行われる。ICカードがリーダ/ライタに挿入され
ると、ICカード上の外部電極とリーダ/ライタ内の接
点とが接触し、双方向通信が行われる。この場合、IC
カードには、リーダ/ライタから電力と基準クロック信
号とが供給される。
【0004】リーダ/ライタからICカードを取り出し
た後、そのICカードを携帯する場合や保管する場合、
ICカードに設けられている外部電極は全てフローティ
ング状態で露出される。
た後、そのICカードを携帯する場合や保管する場合、
ICカードに設けられている外部電極は全てフローティ
ング状態で露出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ICカードは、保管状
態において、上記のように全ての外部電極がフローティ
ング状態になり、しかも外部に露出した状態になる。こ
のようなICカードを保管、携帯、手持ちする場合、I
Cカードと保管ケースとが摩擦することによって発生し
た静電気の帯電によって、または、衣服の摩擦等によっ
て発生した静電気を帯びた人間がICカードを取り扱う
ことによって、ICカードとカードケースとの間、また
は、ICカードと人体との間で放電が発生し、ICカー
ド内のICチップが破壊(静電気破壊)されるという問
題がある。
態において、上記のように全ての外部電極がフローティ
ング状態になり、しかも外部に露出した状態になる。こ
のようなICカードを保管、携帯、手持ちする場合、I
Cカードと保管ケースとが摩擦することによって発生し
た静電気の帯電によって、または、衣服の摩擦等によっ
て発生した静電気を帯びた人間がICカードを取り扱う
ことによって、ICカードとカードケースとの間、また
は、ICカードと人体との間で放電が発生し、ICカー
ド内のICチップが破壊(静電気破壊)されるという問
題がある。
【0006】このような静電気破壊の場合、折り曲げや
踏みつぶし等の機械的破損と異なり、ICカードの外か
らは、内蔵ICの破壊の有無を判断することができない
ことが多い。したがって、ICカード所有者がカードの
破損に気づくまで、長時間経過するという問題がある。
踏みつぶし等の機械的破損と異なり、ICカードの外か
らは、内蔵ICの破壊の有無を判断することができない
ことが多い。したがって、ICカード所有者がカードの
破損に気づくまで、長時間経過するという問題がある。
【0007】本発明は、保管、携帯状態における静電気
破壊の耐性が強固であるICカードを提供することを目
的とするものである。
破壊の耐性が強固であるICカードを提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ICカードの
母材に設けられている凹部と、上記凹部内であって上記
ICカードの母材に固定されている弾性材と、上記凹部
に設けられ、ICチップが搭載されている基板と、上記
基板の表面のうちで、上記弾性材側とは反対側の面に設
けられている複数の外部電極と、上記凹部の縁に設けら
れ、上記複数の外部電極を互いに短絡させる短絡用配線
とを有し、上記外部電極が押圧されることによって、上
記弾性材が圧縮され、上記外部電極と上記短絡用配線と
の接続が開放される接触型ICカードである。
母材に設けられている凹部と、上記凹部内であって上記
ICカードの母材に固定されている弾性材と、上記凹部
に設けられ、ICチップが搭載されている基板と、上記
基板の表面のうちで、上記弾性材側とは反対側の面に設
けられている複数の外部電極と、上記凹部の縁に設けら
れ、上記複数の外部電極を互いに短絡させる短絡用配線
とを有し、上記外部電極が押圧されることによって、上
記弾性材が圧縮され、上記外部電極と上記短絡用配線と
の接続が開放される接触型ICカードである。
【0009】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例である接触型ICカード100を示す平面図であ
る。図2は、図1のII−II‘線から見た接触型IC
カード100における外部電極部分の断面図である。
実施例である接触型ICカード100を示す平面図であ
る。図2は、図1のII−II‘線から見た接触型IC
カード100における外部電極部分の断面図である。
【0010】接触型ICカード100は、合成樹脂製の
カード母材10の表面に、ISO/IEC7816に準
拠した8個の外部電極41、42、43、44、45、
46、47、48と、これら外部電極41〜48の相互
間を接続する短絡用配線50とを有するものである。
カード母材10の表面に、ISO/IEC7816に準
拠した8個の外部電極41、42、43、44、45、
46、47、48と、これら外部電極41〜48の相互
間を接続する短絡用配線50とを有するものである。
【0011】つまり、接触型ICカード100は、IC
カード100の母材10と、弾性材20と、基板30
と、外部電極41〜48と、短絡用配線50とを有する
カードである。
カード100の母材10と、弾性材20と、基板30
と、外部電極41〜48と、短絡用配線50とを有する
カードである。
【0012】ICカード100の母材10に凹部11が
設けられ、ICカード母材10は、塩化ビニル、ABS
樹脂、PET等の合成樹脂材料によって構成されてい
る。
設けられ、ICカード母材10は、塩化ビニル、ABS
樹脂、PET等の合成樹脂材料によって構成されてい
る。
【0013】弾性材20は、凹部11内であって母材1
0に固定されており、合成ゴム系材料、発泡ウレタン、
金属製バネ等で構成されている。
0に固定されており、合成ゴム系材料、発泡ウレタン、
金属製バネ等で構成されている。
【0014】基板30は、凹部11内に設けられ、その
表裏両面に金属配線層を有し、その表面(おもてめん)
側には外部電極41〜48が形成され、その裏面側には
ボンディングパッド32が形成され、さらに、ICチッ
プ31が貼付けられている。そして、ICチップ31の
電極とボンディングパッド32とは、ボンディングワイ
ヤ33によって結線され、さらに、ICチップ31、ボ
ンディングパッド32、ボンディングワイヤ33は、封
止樹脂34によってモールドされている。
表裏両面に金属配線層を有し、その表面(おもてめん)
側には外部電極41〜48が形成され、その裏面側には
ボンディングパッド32が形成され、さらに、ICチッ
プ31が貼付けられている。そして、ICチップ31の
電極とボンディングパッド32とは、ボンディングワイ
ヤ33によって結線され、さらに、ICチップ31、ボ
ンディングパッド32、ボンディングワイヤ33は、封
止樹脂34によってモールドされている。
【0015】封止樹脂34の材料は、一般に使用されて
いるエポキシ系樹脂でもよい。このIC実装法は、チッ
プオンボード(COB)と呼ばれるものであり、一般的
なICカード製造工程で採用されている方法である。
いるエポキシ系樹脂でもよい。このIC実装法は、チッ
プオンボード(COB)と呼ばれるものであり、一般的
なICカード製造工程で採用されている方法である。
【0016】ICチップ31の実装方法としては、ボン
ディングワイヤ33を用いる代わりに、導電粒子を用い
て実装するフリップチップ実装法を採用するようにして
もよい。このフリップチップ実装法も、一般的なIC実
装法である。
ディングワイヤ33を用いる代わりに、導電粒子を用い
て実装するフリップチップ実装法を採用するようにして
もよい。このフリップチップ実装法も、一般的なIC実
装法である。
【0017】また、外部電極41〜48は、基板30の
表面のうちで、弾性材20側とは反対側の面に設けら
れ、短絡用配線50は、凹部11の縁に設けられ、複数
の外部電極41〜48を互いに短絡させる導体である。
また、接触型ICカード100は、外部電極41〜48
が押圧されることによって、弾性材20が圧縮し、外部
電極41〜48と短絡用配線30との接続が開放される
構造を有する。
表面のうちで、弾性材20側とは反対側の面に設けら
れ、短絡用配線50は、凹部11の縁に設けられ、複数
の外部電極41〜48を互いに短絡させる導体である。
また、接触型ICカード100は、外部電極41〜48
が押圧されることによって、弾性材20が圧縮し、外部
電極41〜48と短絡用配線30との接続が開放される
構造を有する。
【0018】次に、接触型ICカード100の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【0019】接触型ICカード100が図示しないリー
ダ/ライタに装着されていない場合、図2に示すよう
に、短絡用配線50は、8個の外部電極41〜48の全
てと接触しており、外部電極41〜48は全て互いに同
電位であり、静電気による過大電圧から内臓ICチップ
を保護することができる。
ダ/ライタに装着されていない場合、図2に示すよう
に、短絡用配線50は、8個の外部電極41〜48の全
てと接触しており、外部電極41〜48は全て互いに同
電位であり、静電気による過大電圧から内臓ICチップ
を保護することができる。
【0020】ICカードの保管状態等のように、外部電
極41〜48に外部から押圧がかかっていない状態で
は、弾性材20の復元力によって、外部電極41〜48
が短絡用配線30に押しつけられ、外部電極41〜48
と短絡用配線30とが導通状態になる。
極41〜48に外部から押圧がかかっていない状態で
は、弾性材20の復元力によって、外部電極41〜48
が短絡用配線30に押しつけられ、外部電極41〜48
と短絡用配線30とが導通状態になる。
【0021】これによって、ICカード100の外部電
極41〜48は全て同電位になり、ICチップ31の端
子には、電位差が生じない。つまり、ICカードの外部
電極41〜48に静電気の放電が発生したとしても、I
Cチップ31には過剰電圧が印加されることがないの
で、ICチップ31の破壊を回避することができる。
極41〜48は全て同電位になり、ICチップ31の端
子には、電位差が生じない。つまり、ICカードの外部
電極41〜48に静電気の放電が発生したとしても、I
Cチップ31には過剰電圧が印加されることがないの
で、ICチップ31の破壊を回避することができる。
【0022】図3は、リーダ/ライタにICカード10
0が挿入されている状態を示す断面図である。
0が挿入されている状態を示す断面図である。
【0023】リーダ/ライタの電極端子64、65は、
自らの針圧により、ICカードの外部電極44、45に
圧着する。外部電極41〜48に加わる電極端子64、
65等からの針圧によって、ICカード100内の弾性
材20は圧縮される。これによって、電極端子64、6
5等と外部電極41〜48とが互いに接触を保持したま
ま、ICカードの外部電極41〜48は下方に変位し、
短絡用配線30と外部電極41〜48とが開放状態にな
る。これによって、短絡用配線30と全ての外部電極4
1〜48とは導通を失うことになり、その結果、外部電
極41〜48のそれぞれは、互いに電気的に絶縁分離さ
れる。したがって、ICカード100とリーダ/ライタ
との間の電気的な通信は、既存の接触型ICカードと同
様に実行される。
自らの針圧により、ICカードの外部電極44、45に
圧着する。外部電極41〜48に加わる電極端子64、
65等からの針圧によって、ICカード100内の弾性
材20は圧縮される。これによって、電極端子64、6
5等と外部電極41〜48とが互いに接触を保持したま
ま、ICカードの外部電極41〜48は下方に変位し、
短絡用配線30と外部電極41〜48とが開放状態にな
る。これによって、短絡用配線30と全ての外部電極4
1〜48とは導通を失うことになり、その結果、外部電
極41〜48のそれぞれは、互いに電気的に絶縁分離さ
れる。したがって、ICカード100とリーダ/ライタ
との間の電気的な通信は、既存の接触型ICカードと同
様に実行される。
【0024】つまり、上記実施例によれば、ICカード
100の外部電極41〜48間を短絡する短絡用配線5
0を有し、また、弾性材20によって、短絡用配線50
と外部電極41〜48との間に開閉スイッチ機構を有す
るので、ICカード100がリーダ/ライタに挿入され
ていない状態、つまり保管や携帯している状態では、上
記開閉スイッチ機構が全て閉じ、カード内臓ICチップ
31の外部電極41〜48が全て同電位になる。したが
って、保管、携帯時にICカード100が放電を被った
としても、内臓ICチップ31の全外部電極は同電位に
なっているので、ICカード100の内部に過剰電圧が
印加されることを回避することができ、ICチップ31
を静電破壊から保護することができる。
100の外部電極41〜48間を短絡する短絡用配線5
0を有し、また、弾性材20によって、短絡用配線50
と外部電極41〜48との間に開閉スイッチ機構を有す
るので、ICカード100がリーダ/ライタに挿入され
ていない状態、つまり保管や携帯している状態では、上
記開閉スイッチ機構が全て閉じ、カード内臓ICチップ
31の外部電極41〜48が全て同電位になる。したが
って、保管、携帯時にICカード100が放電を被った
としても、内臓ICチップ31の全外部電極は同電位に
なっているので、ICカード100の内部に過剰電圧が
印加されることを回避することができ、ICチップ31
を静電破壊から保護することができる。
【0025】ICカード100の動作状態、つまりIC
カード100がリーダ/ライタに挿入されている状態で
は、リーダ/ライタ内の電極端子の針圧によって、IC
カード100上の短絡用配線50と外部電極41〜48
との間が開放状態になり、ICカード100上の外部電
極41〜48相互間の導通が阻止され、従来のICカー
ドと同様に、ICカードとリーダ/ライタとの間で通信
を行うことができる。
カード100がリーダ/ライタに挿入されている状態で
は、リーダ/ライタ内の電極端子の針圧によって、IC
カード100上の短絡用配線50と外部電極41〜48
との間が開放状態になり、ICカード100上の外部電
極41〜48相互間の導通が阻止され、従来のICカー
ドと同様に、ICカードとリーダ/ライタとの間で通信
を行うことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、携帯時、保管時のIC
カードは、全ての外部端子が短絡されることによって、
静電気放電によるICチップの破壊に対する耐性を向上
させることができ、リーダ/ライタにICカードを挿入
した状態では、全外部端子と短絡用配線との間が開放状
態になるので、ICカードの外部端子間の短絡状態は解
消し、従来の接触型ICカードと同様の通信が可能にな
り、リーダ/ライタ等のICカードの周辺装置へ大きな
機構的変更を加えることなく、ICカードの静電気破壊
に対する耐性を向上させることができるという効果を奏
する。
カードは、全ての外部端子が短絡されることによって、
静電気放電によるICチップの破壊に対する耐性を向上
させることができ、リーダ/ライタにICカードを挿入
した状態では、全外部端子と短絡用配線との間が開放状
態になるので、ICカードの外部端子間の短絡状態は解
消し、従来の接触型ICカードと同様の通信が可能にな
り、リーダ/ライタ等のICカードの周辺装置へ大きな
機構的変更を加えることなく、ICカードの静電気破壊
に対する耐性を向上させることができるという効果を奏
する。
【図1】本発明の一実施例である接触型ICカード10
0を示す平面図である。
0を示す平面図である。
【図2】図1のII−II‘線から見た接触型ICカー
ド100における外部電極部分の断面図である。
ド100における外部電極部分の断面図である。
【図3】リーダ/ライタにICカード100が挿入され
ている状態を示す断面図である。
ている状態を示す断面図である。
10…ICカード母材、 20…弾性材、 30…プリント基板、 31…ICチップ、 32…ボンディングパッド、 33…ボンデイングワイヤ、 34…封止樹脂、 41〜48…ICカードの外部電極、 50…短絡用配線、 64、65…リーダ/ライタの電極端子。
Claims (5)
- 【請求項1】 接触型ICカードにおいて、 上記接触型ICカードに具備されている複数の外部電極
を互いに短絡させる短絡用配線と;上記外部電極と上記
短絡用配線との断続を制御する開閉スイッチ機構と;を
有することを特徴とする接触型ICカード。 - 【請求項2】 ICカードの母材に設けられている凹部
と;上記凹部内であって上記ICカードの母材に固定さ
れている弾性材と;上記凹部に設けられ、ICチップが
搭載されている基板と;上記基板の表面のうちで、上記
弾性材側とは反対側の面に設けられている複数の外部電
極と;上記凹部の縁に設けられ、上記複数の外部電極を
互いに短絡させる短絡用配線と;を有し、上記外部電極
が押圧されることによって、上記弾性材が圧縮され、上
記外部電極と上記短絡用配線との接続が開放されること
を特徴とする接触型ICカード。 - 【請求項3】 請求項2において、 上記弾性材は、合成ゴム系材料、発泡ウレタン、金属製
バネの少なくとも1つであることを特徴とする接触型I
Cカード。 - 【請求項4】 接触型ICカードが挿入されたときに、
リーダ/ライタの電極端子が、上記接触型ICカードに
設けられている複数の外部電極を押圧し、上記外部電極
を支えている弾性材が、上記電極端子の押圧力によって
圧縮され、上記接触型ICカードに設けられている上記
短絡用配線と上記複数の外部電極との導通を失うことを
特徴とする接触型ICカードのリーダ/ライタ。 - 【請求項5】 ICカードの母材に設けられている凹部
と、上記凹部内であって上記ICカードの母材に固定さ
れている弾性材と、上記凹部に設けられ、ICチップが
搭載されている基板と、上記基板の表面のうちで、上記
弾性材側とは反対側の面に設けられている複数の外部電
極と、上記凹部の縁に設けられ、上記複数の外部電極を
互いに短絡させる短絡用配線とを具備し、上記外部電極
が押圧されることによって、上記弾性材が圧縮され、上
記外部電極と上記短絡用配線との接続が開放される接触
型ICカードと;接触型ICカードが挿入されたとき
に、リーダ/ライタの電極端子が、上記複数の外部電極
と接触し、上記弾性材が、上記電極端子の押圧力によっ
て圧縮され、上記短絡用配線と上記複数の外部電極との
導通を失わせるリーダ/ライタと;を有することを特徴
とするICカードシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11033113A JP2000231619A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 接触型icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11033113A JP2000231619A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 接触型icカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000231619A true JP2000231619A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12377605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11033113A Pending JP2000231619A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 接触型icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000231619A (ja) |
Cited By (12)
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---|---|---|---|---|
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KR20110015007A (ko) | 2008-05-12 | 2011-02-14 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 반도체 장치 및 반도체 장치의 제작 방법 |
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-
1999
- 1999-02-10 JP JP11033113A patent/JP2000231619A/ja active Pending
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