JP2000218763A - 印刷用スキージ - Google Patents
印刷用スキージInfo
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- JP2000218763A JP2000218763A JP11020875A JP2087599A JP2000218763A JP 2000218763 A JP2000218763 A JP 2000218763A JP 11020875 A JP11020875 A JP 11020875A JP 2087599 A JP2087599 A JP 2087599A JP 2000218763 A JP2000218763 A JP 2000218763A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 プリント配線基板上に実装される集積回路素
子等を絶縁被覆する保護層を印刷形成する際にインキの
横漏れを抑制し効率的な連続印刷を可能とする。 【解決手段】 摺動方向と直交する巾方向の直径寸法
が、被印刷体11の印刷領域14に対応した開口パター
ン部8の開口巾よりも長軸とされ、全体筒状で、内部空
間部が樹脂充填部5aとして構成されたスキージ5を、
主面上を加圧摺動して、スキージ内に充填された樹脂7
を開口パターン部から印刷領域上に押し出して印刷す
る。印刷用マスク4は、スキージの移動方向に対して厚
み寸法が次第に薄厚となるように構成されている。
子等を絶縁被覆する保護層を印刷形成する際にインキの
横漏れを抑制し効率的な連続印刷を可能とする。 【解決手段】 摺動方向と直交する巾方向の直径寸法
が、被印刷体11の印刷領域14に対応した開口パター
ン部8の開口巾よりも長軸とされ、全体筒状で、内部空
間部が樹脂充填部5aとして構成されたスキージ5を、
主面上を加圧摺動して、スキージ内に充填された樹脂7
を開口パターン部から印刷領域上に押し出して印刷す
る。印刷用マスク4は、スキージの移動方向に対して厚
み寸法が次第に薄厚となるように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリント配
線基板の所定の領域に実装された集積回路素子等を封装
するエポキシ樹脂等の絶縁樹脂からなる保護層をスクリ
ーン印刷法等によって印刷形成する際に用いて好適な印
刷用スキージに関する。
線基板の所定の領域に実装された集積回路素子等を封装
するエポキシ樹脂等の絶縁樹脂からなる保護層をスクリ
ーン印刷法等によって印刷形成する際に用いて好適な印
刷用スキージに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、集積回路装置110において
は、図5乃至図7に示すように、プリント配線基板11
1上に直接半導体素子や集積回路素子(以下、集積回路
素子と総称する。)112を実装するとともにこれを金
ワイヤ113によって各ランド部114に対してボンデ
ィングするように構成されている。そして、集積回路装
置110においては、実装した集積回路素子112や金
ワイヤ113或いは各ランド部114の絶縁性を保持す
るとともに機械的保護を図るために、これら各部をエポ
キシ樹脂等の絶縁樹脂層115によって封装するように
している。
は、図5乃至図7に示すように、プリント配線基板11
1上に直接半導体素子や集積回路素子(以下、集積回路
素子と総称する。)112を実装するとともにこれを金
ワイヤ113によって各ランド部114に対してボンデ
ィングするように構成されている。そして、集積回路装
置110においては、実装した集積回路素子112や金
ワイヤ113或いは各ランド部114の絶縁性を保持す
るとともに機械的保護を図るために、これら各部をエポ
キシ樹脂等の絶縁樹脂層115によって封装するように
している。
【0003】かかる集積回路装置110においては、一
般に所定の開口パターン部104を有する印刷用マスク
101が用いられるスクリーン印刷装置100によって
上述したエポキシ樹脂等の絶縁樹脂層115が所定の各
部に印刷される。すなわち、スクリーン印刷装置100
は、図5及び図6に示すように、半導体素子或いは集積
回路素子等の回路素子112が金ワイヤ113によって
ランド部114にボンディングされてなるプリント配線
基板111に対して、位置決め載置される印刷用マスク
101を備えている。また、スクリーン印刷装置100
は、印刷用マスク101の主面上を加圧状態で摺擦移動
してこの印刷用マスク101上に充填されたエポキシ樹
脂等の絶縁樹脂インキ102を押し出す印刷用スキージ
103を備えている。
般に所定の開口パターン部104を有する印刷用マスク
101が用いられるスクリーン印刷装置100によって
上述したエポキシ樹脂等の絶縁樹脂層115が所定の各
部に印刷される。すなわち、スクリーン印刷装置100
は、図5及び図6に示すように、半導体素子或いは集積
回路素子等の回路素子112が金ワイヤ113によって
ランド部114にボンディングされてなるプリント配線
基板111に対して、位置決め載置される印刷用マスク
101を備えている。また、スクリーン印刷装置100
は、印刷用マスク101の主面上を加圧状態で摺擦移動
してこの印刷用マスク101上に充填されたエポキシ樹
脂等の絶縁樹脂インキ102を押し出す印刷用スキージ
103を備えている。
【0004】印刷用マスク101は、例えばステンレス
等の金属薄板によって形成され、印刷箇所に対応して適
宜の開口パターン部104が形成されてなる。開口パタ
ーン部104は、具体的には、プリント配線基板111
の素子搭載領域を含む、金ワイヤ113及び各ランド1
14を被覆するに足る印刷領域116に対応する開口部
によって構成されている。印刷用スキージ103は、弾
性特性や耐インク溶剤性或いは耐摩耗特性等を有する天
然ゴムやシリコンゴム等によって全体ヘラ状に成形され
てなる。印刷用スキージ103は、印刷用マスク101
の主面の幅とほぼ等しい幅を有している。
等の金属薄板によって形成され、印刷箇所に対応して適
宜の開口パターン部104が形成されてなる。開口パタ
ーン部104は、具体的には、プリント配線基板111
の素子搭載領域を含む、金ワイヤ113及び各ランド1
14を被覆するに足る印刷領域116に対応する開口部
によって構成されている。印刷用スキージ103は、弾
性特性や耐インク溶剤性或いは耐摩耗特性等を有する天
然ゴムやシリコンゴム等によって全体ヘラ状に成形され
てなる。印刷用スキージ103は、印刷用マスク101
の主面の幅とほぼ等しい幅を有している。
【0005】以上のように構成されたスクリーン印刷装
置100は、印刷用マスク101がその開口パターン部
104を印刷領域116に対応位置させるようにしてプ
リント配線基板111上に位置決め載置される。スクリ
ーン印刷装置100は、この状態で印刷用マスク101
の主面上に絶縁樹脂インキ102が充填される。スクリ
ーン印刷装置100は、図6矢印で示すように印刷用ス
キージ103が印刷用マスク101の主面上を加圧状態
で摺擦移動されることによって開口パターン部104か
ら絶縁樹脂インキ102を押し出してプリント配線基板
111の印刷領域116上に印刷する。
置100は、印刷用マスク101がその開口パターン部
104を印刷領域116に対応位置させるようにしてプ
リント配線基板111上に位置決め載置される。スクリ
ーン印刷装置100は、この状態で印刷用マスク101
の主面上に絶縁樹脂インキ102が充填される。スクリ
ーン印刷装置100は、図6矢印で示すように印刷用ス
キージ103が印刷用マスク101の主面上を加圧状態
で摺擦移動されることによって開口パターン部104か
ら絶縁樹脂インキ102を押し出してプリント配線基板
111の印刷領域116上に印刷する。
【0006】プリント配線基板111には、スクリーン
印刷装置100の印刷用マスク101が取り外された後
に、絶縁樹脂インキ102を乾燥硬化させる乾燥処理が
施される。したがって、プリント配線基板111は、印
刷領域116に印刷された絶縁樹脂インキ102が硬化
することによって構成される保護層115により搭載し
た集積回路素子112、金ワイヤ113或いは各ランド
部114が封装されて集積回路装置110が完成され
る。集積回路装置110は、保護層115によって集積
回路素子112等の絶縁保持或いは機械的保護が図られ
る。
印刷装置100の印刷用マスク101が取り外された後
に、絶縁樹脂インキ102を乾燥硬化させる乾燥処理が
施される。したがって、プリント配線基板111は、印
刷領域116に印刷された絶縁樹脂インキ102が硬化
することによって構成される保護層115により搭載し
た集積回路素子112、金ワイヤ113或いは各ランド
部114が封装されて集積回路装置110が完成され
る。集積回路装置110は、保護層115によって集積
回路素子112等の絶縁保持或いは機械的保護が図られ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】スクリーン印刷装置1
00においては、上述したように印刷用スキージ103
が印刷用マスク101の主面上を加圧状態で摺擦移動し
て絶縁樹脂インキ102を開口パターン部104から押
し出して保護層115の印刷を行う。スクリーン印刷装
置100においては、プリント配線基板111のより広
い領域に対して保護層115の印刷を施す場合に、より
多くの絶縁樹脂インキ102が印刷用マスク101の主
面上に供給される。また、スクリーン印刷装置100に
おいては、多数個のプリント配線基板111に印刷を施
す場合にも、より多くの絶縁樹脂インキ102が印刷用
マスク101の主面上に供給される。
00においては、上述したように印刷用スキージ103
が印刷用マスク101の主面上を加圧状態で摺擦移動し
て絶縁樹脂インキ102を開口パターン部104から押
し出して保護層115の印刷を行う。スクリーン印刷装
置100においては、プリント配線基板111のより広
い領域に対して保護層115の印刷を施す場合に、より
多くの絶縁樹脂インキ102が印刷用マスク101の主
面上に供給される。また、スクリーン印刷装置100に
おいては、多数個のプリント配線基板111に印刷を施
す場合にも、より多くの絶縁樹脂インキ102が印刷用
マスク101の主面上に供給される。
【0008】スクリーン印刷装置100においては、上
述したように印刷用マスク101上に多量の絶縁樹脂イ
ンキ102が供給された状態で印刷用スキージ103を
摺動動作させた場合に、図7に示すように絶縁樹脂イン
キ102の一部102a、102bが印刷用スキージ1
03の両側103a、103bに向かって拡がって溢れ
出して後方へと漏れ出る、いわゆる横漏れ現象が生じ
る。スクリーン印刷装置100は、後方へと漏れ出した
絶縁樹脂インキ102a、102bを後工程において図
示しないブレード等によって剥ぎ取って廃棄する。した
がって、スクリーン印刷装置100においては、供給さ
れた絶縁樹脂インキ102が保護層115の印刷に有効
に用いられないために効率が悪くなるといった問題があ
った。また、スクリーン印刷装置100においては、多
量の絶縁樹脂インキ102の供給が困難であるために、
絶縁樹脂インキ102の供給回数が増え印刷効率が悪く
なるといった問題があった。
述したように印刷用マスク101上に多量の絶縁樹脂イ
ンキ102が供給された状態で印刷用スキージ103を
摺動動作させた場合に、図7に示すように絶縁樹脂イン
キ102の一部102a、102bが印刷用スキージ1
03の両側103a、103bに向かって拡がって溢れ
出して後方へと漏れ出る、いわゆる横漏れ現象が生じ
る。スクリーン印刷装置100は、後方へと漏れ出した
絶縁樹脂インキ102a、102bを後工程において図
示しないブレード等によって剥ぎ取って廃棄する。した
がって、スクリーン印刷装置100においては、供給さ
れた絶縁樹脂インキ102が保護層115の印刷に有効
に用いられないために効率が悪くなるといった問題があ
った。また、スクリーン印刷装置100においては、多
量の絶縁樹脂インキ102の供給が困難であるために、
絶縁樹脂インキ102の供給回数が増え印刷効率が悪く
なるといった問題があった。
【0009】ところで、スクリーン印刷装置100は、
一般に印刷用マスク101に対して印刷用スキージ10
3を一方側に位置させた状態でこの印刷用マスク101
上に絶縁樹脂インキ102が供給される。スクリーン印
刷装置100は、この状態から印刷用スキージ103が
摺動動作されることによってその前方端で絶縁樹脂イン
キ102を開口パターン部104から押し出して保護層
115の印刷を行う。スクリーン印刷装置100は、印
刷用スキージ103を印刷用マスク101の多端側まで
摺動動作させた状態で印刷用マスク4から離間するよう
に上昇動作されるとともにブレードが印刷用マスク10
1を押圧するように下降動作される。
一般に印刷用マスク101に対して印刷用スキージ10
3を一方側に位置させた状態でこの印刷用マスク101
上に絶縁樹脂インキ102が供給される。スクリーン印
刷装置100は、この状態から印刷用スキージ103が
摺動動作されることによってその前方端で絶縁樹脂イン
キ102を開口パターン部104から押し出して保護層
115の印刷を行う。スクリーン印刷装置100は、印
刷用スキージ103を印刷用マスク101の多端側まで
摺動動作させた状態で印刷用マスク4から離間するよう
に上昇動作されるとともにブレードが印刷用マスク10
1を押圧するように下降動作される。
【0010】スクリーン印刷装置100は、この状態で
印刷用スキージ103とブレードとが初期位置へと復帰
動作されるが、この復路動作に際してブレードによって
印刷用マスク101の主面上から余剰の絶縁樹脂インキ
102の掻取りが行われる。スクリーン印刷装置100
は、このように印刷用スキージ103の一方向の摺動動
作によって印刷用マスク101に対する保護層116の
印刷を行うことで効率が悪いといった問題があった。
印刷用スキージ103とブレードとが初期位置へと復帰
動作されるが、この復路動作に際してブレードによって
印刷用マスク101の主面上から余剰の絶縁樹脂インキ
102の掻取りが行われる。スクリーン印刷装置100
は、このように印刷用スキージ103の一方向の摺動動
作によって印刷用マスク101に対する保護層116の
印刷を行うことで効率が悪いといった問題があった。
【0011】したがって、本発明は、例えばプリント配
線基板上に実装される集積回路素子等を絶縁被覆する保
護層を印刷形成する際に用いて好適であり、多量のイン
キを供給した場合であってもインキの横漏れ現象の発生
を抑制して有効に使用されるようにし、効率的な連続印
刷を可能として印刷工程の合理化を図るようにした印刷
用スキージを提供することを目的としたものである。
線基板上に実装される集積回路素子等を絶縁被覆する保
護層を印刷形成する際に用いて好適であり、多量のイン
キを供給した場合であってもインキの横漏れ現象の発生
を抑制して有効に使用されるようにし、効率的な連続印
刷を可能として印刷工程の合理化を図るようにした印刷
用スキージを提供することを目的としたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明にかかる印刷用スキージは、被印刷体の印刷領域に対
応した開口パターン部が形成された印刷用マスクの主面
上を加圧状態で摺動動作することによって、印刷用マス
ク上に供給されたインキを開口パターン部内に押し出し
て印刷領域に印刷する。印刷用スキージは、摺動方向と
直交する幅方向の直径寸法が開口パターン部の開口幅寸
法よりも長軸とされた全体筒状を呈して形成され、内部
空間部がインキ充填空間部として構成されてなる。
明にかかる印刷用スキージは、被印刷体の印刷領域に対
応した開口パターン部が形成された印刷用マスクの主面
上を加圧状態で摺動動作することによって、印刷用マス
ク上に供給されたインキを開口パターン部内に押し出し
て印刷領域に印刷する。印刷用スキージは、摺動方向と
直交する幅方向の直径寸法が開口パターン部の開口幅寸
法よりも長軸とされた全体筒状を呈して形成され、内部
空間部がインキ充填空間部として構成されてなる。
【0013】以上のように構成された本発明にかかる印
刷用スキージによれば、インキ充填空間部に多量のイン
キが充填された状態で印刷用マスクの主面上を加圧状態
で摺動動作される。印刷用スキージは、閉塞されたイン
キ充填空間部にインキを充填することで摺動動作される
際にインキの横漏れ現象の発生を抑制して効率的な使用
を図るようにしてインキ使用量を低減する。また、印刷
用スキージは、往路と復路において被印刷体の印刷領域
に対する印刷を可能としさらにインキの充填量を確保す
ることで印刷効率の向上を図るようにする。
刷用スキージによれば、インキ充填空間部に多量のイン
キが充填された状態で印刷用マスクの主面上を加圧状態
で摺動動作される。印刷用スキージは、閉塞されたイン
キ充填空間部にインキを充填することで摺動動作される
際にインキの横漏れ現象の発生を抑制して効率的な使用
を図るようにしてインキ使用量を低減する。また、印刷
用スキージは、往路と復路において被印刷体の印刷領域
に対する印刷を可能としさらにインキの充填量を確保す
ることで印刷効率の向上を図るようにする。
【0014】また、本発明にかかる印刷用スキージは、
インキの押出部を構成する摺動方向の前端部位に、幅方
向の中央部に対して両側部分が摺動方向側にそれぞれ突
出されることによって凹部空間部が構成されてなる。印
刷用スキージは、この凹部空間部が、インキを充填する
インキ充填空間部として構成されてなる。
インキの押出部を構成する摺動方向の前端部位に、幅方
向の中央部に対して両側部分が摺動方向側にそれぞれ突
出されることによって凹部空間部が構成されてなる。印
刷用スキージは、この凹部空間部が、インキを充填する
インキ充填空間部として構成されてなる。
【0015】以上のように構成された本発明にかかる印
刷用スキージによれば、インキ充填空間部にインキが充
填された状態で印刷用マスクの主面上を加圧状態で摺動
動作される。印刷用スキージは、摺動動作に際して両側
の突出部位においてインキの横漏れ現象を抑制すること
で効率的な使用を図るようにし、インキ使用量を低減す
る。
刷用スキージによれば、インキ充填空間部にインキが充
填された状態で印刷用マスクの主面上を加圧状態で摺動
動作される。印刷用スキージは、摺動動作に際して両側
の突出部位においてインキの横漏れ現象を抑制すること
で効率的な使用を図るようにし、インキ使用量を低減す
る。
【0016】さらに、本発明にかかる印刷用スキージ
は、集積回路素子等を封装する絶縁樹脂インキによって
保護層を形成することで、より廉価な集積回路装置が効
率的に製造されるようにする。
は、集積回路素子等を封装する絶縁樹脂インキによって
保護層を形成することで、より廉価な集積回路装置が効
率的に製造されるようにする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる印刷用スキ
ージの好ましい実施の形態について、図面を参照して詳
細に説明する。実施の形態として示す印刷用スキージ5
は、上述した従来例と同様に集積回路装置10の製造工
程に備えられるスクリーン印刷装置1に用いられる。ス
クリーン印刷装置1は、プリント配線基板11に実装さ
れ集積回路素子体12を封装してその絶縁性を保持する
とともに機械的保護を図る保護層13を印刷形成する。
スクリーン印刷装置1は、印刷層を比較的大きな厚みで
印刷可能であること、硬軟いずれの被印刷体にも適用可
能であること、インキの選択も自由であること、装置が
比較的簡易であること等の種々の特徴を有しており、集
積回路装置10の製造工程ばかりでなく種々の分野に適
用されている。
ージの好ましい実施の形態について、図面を参照して詳
細に説明する。実施の形態として示す印刷用スキージ5
は、上述した従来例と同様に集積回路装置10の製造工
程に備えられるスクリーン印刷装置1に用いられる。ス
クリーン印刷装置1は、プリント配線基板11に実装さ
れ集積回路素子体12を封装してその絶縁性を保持する
とともに機械的保護を図る保護層13を印刷形成する。
スクリーン印刷装置1は、印刷層を比較的大きな厚みで
印刷可能であること、硬軟いずれの被印刷体にも適用可
能であること、インキの選択も自由であること、装置が
比較的簡易であること等の種々の特徴を有しており、集
積回路装置10の製造工程ばかりでなく種々の分野に適
用されている。
【0018】スクリーン印刷装置1は、図1及び図2に
示すように、基台2と、この基台2に対して開閉自在に
取り付けられた枠部材3と、この枠部材3に交換自在に
取り付けられた印刷用マスク4(版材)と、印刷用スキ
ージ5と、ブレード6等の部材によって構成される。ス
クリーン印刷装置1は、基台2上に被印刷体であるプリ
ント配線基板11を位置決めした状態で載置し、このプ
リント配線基板11に対して印刷用スキージ5によって
印刷用マスク4上に充填した絶縁樹脂インキ7を所定の
印刷領域14に供給して保護層13の印刷を施す。
示すように、基台2と、この基台2に対して開閉自在に
取り付けられた枠部材3と、この枠部材3に交換自在に
取り付けられた印刷用マスク4(版材)と、印刷用スキ
ージ5と、ブレード6等の部材によって構成される。ス
クリーン印刷装置1は、基台2上に被印刷体であるプリ
ント配線基板11を位置決めした状態で載置し、このプ
リント配線基板11に対して印刷用スキージ5によって
印刷用マスク4上に充填した絶縁樹脂インキ7を所定の
印刷領域14に供給して保護層13の印刷を施す。
【0019】基台2は、プリント配線基板11を位置決
めするとともに水平状態を保持してしっかり載置保持す
る。印刷用マスク4は、プリント配線基板11に実装さ
れた集積回路素子体12の高さよりもやや大きな厚み、
換言すればプリント配線基板11に形成する保護層13
の厚みよりもやや大きな厚みを有する例えばステンレス
等の金属薄板によって形成されている。印刷用マスク4
は、その外周部が枠部材3の内周部にしっかりと固定さ
れている。
めするとともに水平状態を保持してしっかり載置保持す
る。印刷用マスク4は、プリント配線基板11に実装さ
れた集積回路素子体12の高さよりもやや大きな厚み、
換言すればプリント配線基板11に形成する保護層13
の厚みよりもやや大きな厚みを有する例えばステンレス
等の金属薄板によって形成されている。印刷用マスク4
は、その外周部が枠部材3の内周部にしっかりと固定さ
れている。
【0020】印刷用マスク4には、図1及び図2に示す
ようにプリント配線基板11の印刷領域14に対応して
矩形の開口パターン部8が形成されてなる。開口パター
ン部8は、具体的には、図1に示すようにプリント配線
基板11の集積回路素子体12が搭載される領域を含ん
で金ワイヤ17及び各ランド部16を被覆するに足る印
刷領域14に対応する開口部によって構成されている。
開口パターン部8は、その内周壁に金ワイヤ17が接触
しない十分な開口寸法を有している。
ようにプリント配線基板11の印刷領域14に対応して
矩形の開口パターン部8が形成されてなる。開口パター
ン部8は、具体的には、図1に示すようにプリント配線
基板11の集積回路素子体12が搭載される領域を含ん
で金ワイヤ17及び各ランド部16を被覆するに足る印
刷領域14に対応する開口部によって構成されている。
開口パターン部8は、その内周壁に金ワイヤ17が接触
しない十分な開口寸法を有している。
【0021】ところで、印刷用マスク4は、後述する印
刷用スキージ5の摺動方向に対して、図1に示すように
その厚みが始端部側4aから終端側4bに向かって次第
に薄くなるようにテーパTが付されて構成されている。
換言すれば、印刷用マスク4は、開口パターン部8がそ
の深さをスキージ5の摺動方向に対して始端部側4aか
ら終端側4bに向かって次第に浅くなるように構成され
ている。印刷用スキージ5は、弾性特性や耐インク溶剤
性或いは耐摩耗特性等を有し、硬度が60乃至80ショ
ア程度の弾性材、例えばする天然ゴムやニトリル、シリ
コン或いはウレタンゴム等を素材として成形されてな
る。印刷用スキージ5は、図1及び図2に示すように摺
動方向と直交する幅方向の直径寸法が、印刷用マスク4
の開口パターン部8の開口幅寸法よりも長軸とされた全
体筒状を呈して形成されている。印刷用スキージ5は、
図示しないがその内部空間部が上端部を開口されてイン
キ充填空間部5aとして構成されてなり、またこのイン
キ充填空間部5aの下端開口が絶縁樹脂インキ7の押出
部5bを構成している。
刷用スキージ5の摺動方向に対して、図1に示すように
その厚みが始端部側4aから終端側4bに向かって次第
に薄くなるようにテーパTが付されて構成されている。
換言すれば、印刷用マスク4は、開口パターン部8がそ
の深さをスキージ5の摺動方向に対して始端部側4aか
ら終端側4bに向かって次第に浅くなるように構成され
ている。印刷用スキージ5は、弾性特性や耐インク溶剤
性或いは耐摩耗特性等を有し、硬度が60乃至80ショ
ア程度の弾性材、例えばする天然ゴムやニトリル、シリ
コン或いはウレタンゴム等を素材として成形されてな
る。印刷用スキージ5は、図1及び図2に示すように摺
動方向と直交する幅方向の直径寸法が、印刷用マスク4
の開口パターン部8の開口幅寸法よりも長軸とされた全
体筒状を呈して形成されている。印刷用スキージ5は、
図示しないがその内部空間部が上端部を開口されてイン
キ充填空間部5aとして構成されてなり、またこのイン
キ充填空間部5aの下端開口が絶縁樹脂インキ7の押出
部5bを構成している。
【0022】印刷用スキージ5には、インキ充填空間部
5a内に絶縁樹脂インキ7が充填される。印刷用スキー
ジ5は、後述するように往路工程においては印刷用マス
ク4の主面に対して押圧された状態で、手動或いは図示
しない駆動機構によって図2矢印で示すように左側から
右側へと摺動動作される。印刷用スキージ5は、例えば
この摺動動作に際して図示しない押出機構によってイン
キ充填空間部5aに充填された絶縁樹脂インキ7が下端
側の押出部5bから印刷用マスク4の主面上に押し出さ
れるように構成される。
5a内に絶縁樹脂インキ7が充填される。印刷用スキー
ジ5は、後述するように往路工程においては印刷用マス
ク4の主面に対して押圧された状態で、手動或いは図示
しない駆動機構によって図2矢印で示すように左側から
右側へと摺動動作される。印刷用スキージ5は、例えば
この摺動動作に際して図示しない押出機構によってイン
キ充填空間部5aに充填された絶縁樹脂インキ7が下端
側の押出部5bから印刷用マスク4の主面上に押し出さ
れるように構成される。
【0023】印刷用スキージ5は、印刷用マスク4の主
面上を摺動動作して、開口パターン部8に対応位置する
と押出部5bからこの開口パターン部8内に絶縁樹脂イ
ンキ7を押し出して充填する。絶縁樹脂インキ7は、こ
れによってプリント配線基板11の印刷領域14上に押
し出されて印刷される。印刷用スキージ5は、復路工程
においては印刷用マスク4の主面に対してやや浮き上が
った状態で初期位置へと復帰動作する。
面上を摺動動作して、開口パターン部8に対応位置する
と押出部5bからこの開口パターン部8内に絶縁樹脂イ
ンキ7を押し出して充填する。絶縁樹脂インキ7は、こ
れによってプリント配線基板11の印刷領域14上に押
し出されて印刷される。印刷用スキージ5は、復路工程
においては印刷用マスク4の主面に対してやや浮き上が
った状態で初期位置へと復帰動作する。
【0024】なお、スクリーン印刷装置1は、印刷用ス
キージ5の往復動作においてそれぞれ異にするプリント
配線基板11に対して保護層13の印刷を施すように構
成してもよい。スクリーン印刷装置1は、この場合印刷
用マスク4が全体ほぼ均一な厚みによって形成されると
ともに、印刷用スキージ5が往復動作においてそれぞれ
印刷用マスク4の主面上を加圧状態で摺動動作する。
キージ5の往復動作においてそれぞれ異にするプリント
配線基板11に対して保護層13の印刷を施すように構
成してもよい。スクリーン印刷装置1は、この場合印刷
用マスク4が全体ほぼ均一な厚みによって形成されると
ともに、印刷用スキージ5が往復動作においてそれぞれ
印刷用マスク4の主面上を加圧状態で摺動動作する。
【0025】ブレード6は、上述した印刷用スキージ5
に対してその摺動方向の前方側に位置して配置されてい
る。ブレード6は、後述するように往路工程においては
印刷用スキージ5に先行して移動動作することによって
印刷用マスク4の主面上に供給された絶縁樹脂インキ7
を平滑に均す作用を奏する。また、ブレード6は、復路
工程においては印刷用マスク4の主面上から余剰の絶縁
樹脂インキ7を掻き取りながら初期位置へと復帰動作す
る。
に対してその摺動方向の前方側に位置して配置されてい
る。ブレード6は、後述するように往路工程においては
印刷用スキージ5に先行して移動動作することによって
印刷用マスク4の主面上に供給された絶縁樹脂インキ7
を平滑に均す作用を奏する。また、ブレード6は、復路
工程においては印刷用マスク4の主面上から余剰の絶縁
樹脂インキ7を掻き取りながら初期位置へと復帰動作す
る。
【0026】なお、スクリーン印刷装置1においては、
上述したように印刷用スキージ5がその往復動作におい
て印刷用マスク4の主面上を加圧状態で摺動して異なる
プリント配線基板11に対して保護層13の印刷を施す
場合にはブレード6を不要とする。スクリーン印刷装置
1は、印刷用スキージ5の外周壁の下端部位がブレード
6と同等の作用を奏する。
上述したように印刷用スキージ5がその往復動作におい
て印刷用マスク4の主面上を加圧状態で摺動して異なる
プリント配線基板11に対して保護層13の印刷を施す
場合にはブレード6を不要とする。スクリーン印刷装置
1は、印刷用スキージ5の外周壁の下端部位がブレード
6と同等の作用を奏する。
【0027】絶縁樹脂インキ7は、例えば揮発性溶剤を
混合して液状化された、電気的絶縁特性や接着特性或い
は機械的強度特性を有するエポキシ樹脂を素材とする。
絶縁樹脂インキ7は、印刷用マスク4の主面上に供給し
た状態では印刷用スキージ5のインキ充填空間部5aか
ら流れ出すことは無い。絶縁樹脂インキ7は、上述した
ように印刷用スキージ5が印刷用マスク4の主面上を加
圧状態で摺動動作によって押出部5bから開口パターン
部8を介してプリント配線基板11の印刷領域14上に
充填されるに足る粘度を有している。
混合して液状化された、電気的絶縁特性や接着特性或い
は機械的強度特性を有するエポキシ樹脂を素材とする。
絶縁樹脂インキ7は、印刷用マスク4の主面上に供給し
た状態では印刷用スキージ5のインキ充填空間部5aか
ら流れ出すことは無い。絶縁樹脂インキ7は、上述した
ように印刷用スキージ5が印刷用マスク4の主面上を加
圧状態で摺動動作によって押出部5bから開口パターン
部8を介してプリント配線基板11の印刷領域14上に
充填されるに足る粘度を有している。
【0028】したがって、絶縁樹脂インキ7は、具体的
には1000乃至5000センチポイズ程度の粘度を有
するものを用いることが好ましい。なお、絶縁樹脂イン
キ7については、乾燥工程の効率化を考慮して、例えば
紫外線硬化型の合成樹脂接着剤を用いてもよい。
には1000乃至5000センチポイズ程度の粘度を有
するものを用いることが好ましい。なお、絶縁樹脂イン
キ7については、乾燥工程の効率化を考慮して、例えば
紫外線硬化型の合成樹脂接着剤を用いてもよい。
【0029】プリント配線基板11は、詳細を省略する
が銅張り絶縁基板上に例えばリソグラフィック・エッチ
ング加工法等を施して銅箔の一部が除去されることによ
り適宜の回路パターン15が形成されてなる。また、プ
リント配線基板11には、図1に示すように、各回路パ
ターン15の端部にランド部16が一体に形成されると
ともに、これらランド部16に囲まれた領域に集積回路
素子体12が実装されてなる。プリント配線基板11
は、例えばボンディング装置によって実装した集積回路
素子体12とランド部16とが金ワイヤ17によってボ
ンディングされてなる。
が銅張り絶縁基板上に例えばリソグラフィック・エッチ
ング加工法等を施して銅箔の一部が除去されることによ
り適宜の回路パターン15が形成されてなる。また、プ
リント配線基板11には、図1に示すように、各回路パ
ターン15の端部にランド部16が一体に形成されると
ともに、これらランド部16に囲まれた領域に集積回路
素子体12が実装されてなる。プリント配線基板11
は、例えばボンディング装置によって実装した集積回路
素子体12とランド部16とが金ワイヤ17によってボ
ンディングされてなる。
【0030】以上のように構成されたスクリーン印刷装
置1には、印刷用マスク4を取り付けた枠部材3が基台
2に対して開放された状態で、基台2上にプリント配線
基板11が位置決めされて載置される。スクリーン印刷
装置1は、基台2に対して枠部材3が閉じられることに
より印刷用マスク4がその開口パターン部8をプリント
配線基板11の印刷領域14に対応位置される。スクリ
ーン印刷装置1には、この状態で印刷用スキージ5のイ
ンキ充填空間部5a内に絶縁樹脂インキ7が充填され
る。スクリーン印刷装置1は、多数枚のプリント配線基
板11に対して保護層13の印刷を施すに足る充分な量
の絶縁樹脂インキ7が、インキ充填空間部5a内に充填
される。
置1には、印刷用マスク4を取り付けた枠部材3が基台
2に対して開放された状態で、基台2上にプリント配線
基板11が位置決めされて載置される。スクリーン印刷
装置1は、基台2に対して枠部材3が閉じられることに
より印刷用マスク4がその開口パターン部8をプリント
配線基板11の印刷領域14に対応位置される。スクリ
ーン印刷装置1には、この状態で印刷用スキージ5のイ
ンキ充填空間部5a内に絶縁樹脂インキ7が充填され
る。スクリーン印刷装置1は、多数枚のプリント配線基
板11に対して保護層13の印刷を施すに足る充分な量
の絶縁樹脂インキ7が、インキ充填空間部5a内に充填
される。
【0031】スクリーン印刷装置1は、印刷用マスク4
に対して印刷用スキージ5が押し付けられるとともに、
この印刷用スキージ5が図2矢印で示すように図面左側
から右側へと向かって摺動動作される。また、スクリー
ン印刷装置1においては、印刷用スキージ5に対してそ
の摺動方向の前段側に位置してブレード6が印刷用マス
ク4からやや浮かされた状態でセットされる。スクリー
ン印刷装置1は、印刷用スキージ5の押出部5bから供
給された絶縁樹脂インキ7が印刷用マスク4の開口パタ
ーン部8内へと押し出され、プリント配線基板11の印
刷領域14に対する印刷が行われる。
に対して印刷用スキージ5が押し付けられるとともに、
この印刷用スキージ5が図2矢印で示すように図面左側
から右側へと向かって摺動動作される。また、スクリー
ン印刷装置1においては、印刷用スキージ5に対してそ
の摺動方向の前段側に位置してブレード6が印刷用マス
ク4からやや浮かされた状態でセットされる。スクリー
ン印刷装置1は、印刷用スキージ5の押出部5bから供
給された絶縁樹脂インキ7が印刷用マスク4の開口パタ
ーン部8内へと押し出され、プリント配線基板11の印
刷領域14に対する印刷が行われる。
【0032】スクリーン印刷装置1においては、印刷用
スキージ5が印刷用マスク4の始端部側4aから終端側
4bまで移動動作されるとその動作が一旦停止されると
ともに、この印刷用スキージ5が印刷用マスク4の主面
上から離間するように上昇動作される。スクリーン印刷
装置1は、ブレード6が印刷用マスク4を押圧するよう
に下降動作される。スクリーン印刷装置1は、この状態
で印刷用スキージ5とブレード6とが初期位置へと復帰
動作する。ブレード6は、この復路動作に際して印刷用
マスク4の主面上から余剰の絶縁樹脂インキ7を掻き取
る。
スキージ5が印刷用マスク4の始端部側4aから終端側
4bまで移動動作されるとその動作が一旦停止されると
ともに、この印刷用スキージ5が印刷用マスク4の主面
上から離間するように上昇動作される。スクリーン印刷
装置1は、ブレード6が印刷用マスク4を押圧するよう
に下降動作される。スクリーン印刷装置1は、この状態
で印刷用スキージ5とブレード6とが初期位置へと復帰
動作する。ブレード6は、この復路動作に際して印刷用
マスク4の主面上から余剰の絶縁樹脂インキ7を掻き取
る。
【0033】スクリーン印刷装置1は、上述したように
印刷用マスク4が集積回路素子体12の高さよりもやや
大きな厚みを有することから、開口パターン部8内に押
し出された絶縁樹脂インキ7によって集積回路素子体1
2及び金ワイヤ17を被覆するようにする。
印刷用マスク4が集積回路素子体12の高さよりもやや
大きな厚みを有することから、開口パターン部8内に押
し出された絶縁樹脂インキ7によって集積回路素子体1
2及び金ワイヤ17を被覆するようにする。
【0034】スクリーン印刷装置1は、上述したように
略楕円筒状に成形された印刷用スキージ5を備えてその
内部空間をインキ充填空間部5aとして構成している。
したがって、スクリーン印刷装置1は、印刷用スキージ
5が印刷用マスク4の主面上をその始端部側4aから終
端側4bに向かって加圧状態で移動動作される際におい
ても、絶縁樹脂インキ7が後方側に漏れ出すといった現
象の発生が抑制されるようになる。スクリーン印刷装置
1は、これによって絶縁樹脂インキ7が開口パターン部
8内に効率よく充填されることで、絶縁樹脂インキ7の
使用量が大幅に低減されるようになる。
略楕円筒状に成形された印刷用スキージ5を備えてその
内部空間をインキ充填空間部5aとして構成している。
したがって、スクリーン印刷装置1は、印刷用スキージ
5が印刷用マスク4の主面上をその始端部側4aから終
端側4bに向かって加圧状態で移動動作される際におい
ても、絶縁樹脂インキ7が後方側に漏れ出すといった現
象の発生が抑制されるようになる。スクリーン印刷装置
1は、これによって絶縁樹脂インキ7が開口パターン部
8内に効率よく充填されることで、絶縁樹脂インキ7の
使用量が大幅に低減されるようになる。
【0035】また、スクリーン印刷装置1は、印刷用ス
キージ5のインキ充填空間部5a内に多量の絶縁樹脂イ
ンキ7を充填するように構成したことから、絶縁樹脂イ
ンキ7の補充を頻繁に行うことなくプリント配線基板1
1に対する保護層13の印刷を可能とする。したがっ
て、スクリーン印刷装置1は、絶縁樹脂インキ7の補充
回数が削減されて工程の合理化が図られる。
キージ5のインキ充填空間部5a内に多量の絶縁樹脂イ
ンキ7を充填するように構成したことから、絶縁樹脂イ
ンキ7の補充を頻繁に行うことなくプリント配線基板1
1に対する保護層13の印刷を可能とする。したがっ
て、スクリーン印刷装置1は、絶縁樹脂インキ7の補充
回数が削減されて工程の合理化が図られる。
【0036】スクリーン印刷装置1は、上述したように
開口パターン部8がその深さを印刷用スキージ5の摺動
方向に対して始端部側4aから終端側4bに向かって次
第に浅くなるように構成した印刷用マスク4が用いられ
ている。したがって、絶縁樹脂インキ7は、開口パター
ン部8においてその充填量が終端側4bに対して始端部
側4aで多くなっている。スクリーン印刷装置1におい
ては、印刷用スキージ5による絶縁樹脂インキ7の引張
り現象によって始端部側4aの表面層部分を終端側4b
へと引っ張って補填することで、開口パターン部8内に
おいて絶縁樹脂インキ7を全体として均一な厚みとす
る。スクリーン印刷装置1は、印刷用スキージ5とブレ
ード6が初期位置に復帰動作してその動作が停止される
とともに基台2に対して枠部材3が回動動作された状態
で印刷領域14に絶縁樹脂インキ7の印刷が施されたプ
リント配線基板11の取出し操作が行われる。プリント
配線基板11は、次工程の絶縁樹脂インキ7を乾燥硬化
させる乾燥処理が施される。プリント配線基板11は、
図3に示すように印刷領域14に印刷された絶縁樹脂イ
ンキ7が硬化することによって構成される保護層13に
より搭載した素子体12、金ワイヤ17及び各ランド部
16が封装された集積回路装置10を完成させる。
開口パターン部8がその深さを印刷用スキージ5の摺動
方向に対して始端部側4aから終端側4bに向かって次
第に浅くなるように構成した印刷用マスク4が用いられ
ている。したがって、絶縁樹脂インキ7は、開口パター
ン部8においてその充填量が終端側4bに対して始端部
側4aで多くなっている。スクリーン印刷装置1におい
ては、印刷用スキージ5による絶縁樹脂インキ7の引張
り現象によって始端部側4aの表面層部分を終端側4b
へと引っ張って補填することで、開口パターン部8内に
おいて絶縁樹脂インキ7を全体として均一な厚みとす
る。スクリーン印刷装置1は、印刷用スキージ5とブレ
ード6が初期位置に復帰動作してその動作が停止される
とともに基台2に対して枠部材3が回動動作された状態
で印刷領域14に絶縁樹脂インキ7の印刷が施されたプ
リント配線基板11の取出し操作が行われる。プリント
配線基板11は、次工程の絶縁樹脂インキ7を乾燥硬化
させる乾燥処理が施される。プリント配線基板11は、
図3に示すように印刷領域14に印刷された絶縁樹脂イ
ンキ7が硬化することによって構成される保護層13に
より搭載した素子体12、金ワイヤ17及び各ランド部
16が封装された集積回路装置10を完成させる。
【0037】集積回路装置10は、保護層13によって
集積回路素子体12等の絶縁保持或いは機械的保護が図
られる。また、集積回路装置10は、図3に示すように
保護層13が均一な厚みで平坦面に構成される。集積回
路装置10は、乾燥工程において絶縁樹脂インキ7が均
一な状態で硬化することで内部歪みによる金ワイヤ17
の破断といった不都合の発生が抑制され、歩留まりの向
上が図られて高精度に製作される。集積回路装置10
は、上述した保護層13上にさらに第2層の回路層等を
形成したり仕様等の印刷工程等を施されることがある
が、均一な厚みで平坦面として構成されていることで高
精度の後工程が施されるようになる。なお、本発明は、
上述した集積回路装置10の製造工程に備えられて集積
回路素子体12を封装する保護層13を形成するスクリ
ーン印刷装置1の印刷用スキージ5に限定されるもので
はないことは勿論である。スクリーン印刷装置1は、例
えばプリント配線基板11の全面を被覆する保護層13
を印刷形成するものであってもよく、またプリント配線
基板11の所定の箇所に半田ペーストを印刷するために
用いてもよい。
集積回路素子体12等の絶縁保持或いは機械的保護が図
られる。また、集積回路装置10は、図3に示すように
保護層13が均一な厚みで平坦面に構成される。集積回
路装置10は、乾燥工程において絶縁樹脂インキ7が均
一な状態で硬化することで内部歪みによる金ワイヤ17
の破断といった不都合の発生が抑制され、歩留まりの向
上が図られて高精度に製作される。集積回路装置10
は、上述した保護層13上にさらに第2層の回路層等を
形成したり仕様等の印刷工程等を施されることがある
が、均一な厚みで平坦面として構成されていることで高
精度の後工程が施されるようになる。なお、本発明は、
上述した集積回路装置10の製造工程に備えられて集積
回路素子体12を封装する保護層13を形成するスクリ
ーン印刷装置1の印刷用スキージ5に限定されるもので
はないことは勿論である。スクリーン印刷装置1は、例
えばプリント配線基板11の全面を被覆する保護層13
を印刷形成するものであってもよく、またプリント配線
基板11の所定の箇所に半田ペーストを印刷するために
用いてもよい。
【0038】上述した印刷用スキージ5は、全体筒状に
形成されるとともに、その内部空間をインキ充填空間部
5aとして構成したが、かかる構成に限定されるもので
は無いことは勿論である。本発明の第2の実施の形態と
して図4に示した印刷用スキージ20は、従来の印刷用
スキージ103と同様にその基本形状をへら状に成形さ
れているが、絶縁樹脂インキ7の押出部を構成する摺動
方向の前端部位21の両端部にそれぞれインキ漏止部2
2a、22b(22)が一体に形成された構成に特徴を
有している。
形成されるとともに、その内部空間をインキ充填空間部
5aとして構成したが、かかる構成に限定されるもので
は無いことは勿論である。本発明の第2の実施の形態と
して図4に示した印刷用スキージ20は、従来の印刷用
スキージ103と同様にその基本形状をへら状に成形さ
れているが、絶縁樹脂インキ7の押出部を構成する摺動
方向の前端部位21の両端部にそれぞれインキ漏止部2
2a、22b(22)が一体に形成された構成に特徴を
有している。
【0039】すなわち、印刷用スキージ20も、弾性特
性や耐インク溶剤性或いは耐摩耗特性等を有し、硬度が
60乃至80ショア程度の弾性材、例えばする天然ゴム
やニトリル、シリコン或いはウレタンゴム等を素材とし
て成形されてなる。印刷用スキージ20には、同図に示
すように摺動方向の前端部位21に絶縁樹脂インキ7が
供給される。インキ漏止部22a、22bは、前端部位
21の幅方向の両端部位からそれぞれ摺動方向側に一体
に突出された楔状を呈する凸部であり、印刷用スキージ
20の前端部位21に摺動方向に凹部空間部23を構成
している。
性や耐インク溶剤性或いは耐摩耗特性等を有し、硬度が
60乃至80ショア程度の弾性材、例えばする天然ゴム
やニトリル、シリコン或いはウレタンゴム等を素材とし
て成形されてなる。印刷用スキージ20には、同図に示
すように摺動方向の前端部位21に絶縁樹脂インキ7が
供給される。インキ漏止部22a、22bは、前端部位
21の幅方向の両端部位からそれぞれ摺動方向側に一体
に突出された楔状を呈する凸部であり、印刷用スキージ
20の前端部位21に摺動方向に凹部空間部23を構成
している。
【0040】印刷用スキージ20は、凹部空間部23内
に絶縁樹脂インキ7を供給することによって、この凹部
空間部23をインキ充填空間部として構成してなる。勿
論、印刷用スキージ20は、印刷用マスク4の開口パタ
ーン部8の開口寸法に対して凹部空間部23の幅寸法が
やや大きめに形成されてなる。
に絶縁樹脂インキ7を供給することによって、この凹部
空間部23をインキ充填空間部として構成してなる。勿
論、印刷用スキージ20は、印刷用マスク4の開口パタ
ーン部8の開口寸法に対して凹部空間部23の幅寸法が
やや大きめに形成されてなる。
【0041】以上のように構成された印刷用スキージ2
0を備えるスクリーン印刷装置1には、基台2上にプリ
ント配線基板11が位置決めされて載置された状態で凹
部空間部23内に絶縁樹脂インキ7が供給される。スク
リーン印刷装置1は、印刷用マスク4がその開口パター
ン部8をプリント配線基板11の印刷領域14に対応位
置されている。スクリーン印刷装置1には、この状態で
印刷用マスク4に対して印刷用スキージ20が押し付け
られるとともに、手動或いは図示しない駆動機構によっ
てこの印刷用スキージ20が図4矢印で示すように図面
左側から右側へと向かって摺動動作される。
0を備えるスクリーン印刷装置1には、基台2上にプリ
ント配線基板11が位置決めされて載置された状態で凹
部空間部23内に絶縁樹脂インキ7が供給される。スク
リーン印刷装置1は、印刷用マスク4がその開口パター
ン部8をプリント配線基板11の印刷領域14に対応位
置されている。スクリーン印刷装置1には、この状態で
印刷用マスク4に対して印刷用スキージ20が押し付け
られるとともに、手動或いは図示しない駆動機構によっ
てこの印刷用スキージ20が図4矢印で示すように図面
左側から右側へと向かって摺動動作される。
【0042】印刷用スキージ20は、印刷用マスク4の
主面上を加圧状態で摺動動作して、開口パターン部8に
対応位置するとその内部に絶縁樹脂インキ7を押し出し
て充填する。絶縁樹脂インキ7は、これによってプリン
ト配線基板11の印刷領域14上に押し出されて印刷さ
れる。なお、印刷用スキージ20は、復路工程において
は印刷用マスク4の主面に対してやや浮き上がった状態
で初期位置へと復帰動作する。
主面上を加圧状態で摺動動作して、開口パターン部8に
対応位置するとその内部に絶縁樹脂インキ7を押し出し
て充填する。絶縁樹脂インキ7は、これによってプリン
ト配線基板11の印刷領域14上に押し出されて印刷さ
れる。なお、印刷用スキージ20は、復路工程において
は印刷用マスク4の主面に対してやや浮き上がった状態
で初期位置へと復帰動作する。
【0043】スクリーン印刷装置1においては、印刷用
スキージ20が印刷用マスク4の主面上をその始端部側
4aから終端側4bに向かって加圧状態で移動動作され
る際において、絶縁樹脂インキ7が次第に両側へと拡が
る状態を呈する。スクリーン印刷装置1は、上述したよ
うに両端部にそれぞれインキ漏止部22a、22bを摺
動方向に対して一体に突出形成することでインキ充填空
間部23を構成した印刷用スキージ20を備えてなる。
スキージ20が印刷用マスク4の主面上をその始端部側
4aから終端側4bに向かって加圧状態で移動動作され
る際において、絶縁樹脂インキ7が次第に両側へと拡が
る状態を呈する。スクリーン印刷装置1は、上述したよ
うに両端部にそれぞれインキ漏止部22a、22bを摺
動方向に対して一体に突出形成することでインキ充填空
間部23を構成した印刷用スキージ20を備えてなる。
【0044】したがって、スクリーン印刷装置1は、両
側へと拡がった絶縁樹脂インキ7がインキ漏止部22
a、22bによって止められることで、印刷用スキージ
20の側端部から後方へと漏れ出すといった現象の発生
が抑制されるようになる。スクリーン印刷装置1は、こ
れによって絶縁樹脂インキ7が開口パターン部8内に効
率よく充填されることで、絶縁樹脂インキ7の使用量が
大幅に低減されるようになる。
側へと拡がった絶縁樹脂インキ7がインキ漏止部22
a、22bによって止められることで、印刷用スキージ
20の側端部から後方へと漏れ出すといった現象の発生
が抑制されるようになる。スクリーン印刷装置1は、こ
れによって絶縁樹脂インキ7が開口パターン部8内に効
率よく充填されることで、絶縁樹脂インキ7の使用量が
大幅に低減されるようになる。
【0045】なお、印刷用スキージ20は、上述した形
状に限定されるものではなく、上述した第1の実施の形
態の印刷用スキージ5において、摺動方向の前端部位の
外周壁を削除することによって全体円弧状に形成した形
状であってもよい。
状に限定されるものではなく、上述した第1の実施の形
態の印刷用スキージ5において、摺動方向の前端部位の
外周壁を削除することによって全体円弧状に形成した形
状であってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる印刷用スキージによれば、摺動方向と直交する幅方
向の直径寸法が開口パターン部の開口幅寸法よりも長軸
とされた全体筒状を呈して形成されるとともに内部空間
部をインキ充填空間部として構成されたことにより、摺
動動作される際にインキ漏れの発生を抑制して効率的な
使用を図るようにすることでインキ使用量を低減し、ま
たインキの補充回数を減らしたり連続印刷を可能とする
ことで印刷効率を大幅に向上させる。
かる印刷用スキージによれば、摺動方向と直交する幅方
向の直径寸法が開口パターン部の開口幅寸法よりも長軸
とされた全体筒状を呈して形成されるとともに内部空間
部をインキ充填空間部として構成されたことにより、摺
動動作される際にインキ漏れの発生を抑制して効率的な
使用を図るようにすることでインキ使用量を低減し、ま
たインキの補充回数を減らしたり連続印刷を可能とする
ことで印刷効率を大幅に向上させる。
【0047】また、本発明にかかる印刷用スキージによ
れば、インキの押出部を構成する摺動方向の前端部位が
幅方向の中央部に対して両側部分を摺動方向側にそれぞ
れ突出させることによって構成された凹部空間にインキ
を充填することにより、摺動動作される際にインキの横
漏れの発生を抑制して効率的な使用を図るようにするこ
とでインキ使用量を低減し、またインキの補充回数を減
らしたり連続印刷を可能とすることで印刷効率を大幅に
向上させる。
れば、インキの押出部を構成する摺動方向の前端部位が
幅方向の中央部に対して両側部分を摺動方向側にそれぞ
れ突出させることによって構成された凹部空間にインキ
を充填することにより、摺動動作される際にインキの横
漏れの発生を抑制して効率的な使用を図るようにするこ
とでインキ使用量を低減し、またインキの補充回数を減
らしたり連続印刷を可能とすることで印刷効率を大幅に
向上させる。
【図1】本発明の実施の形態として示す印刷用スキージ
を備える集積回路装置の製造工程に備えられるスクリー
ン印刷装置による保護層形成工程を説明する要部縦断面
図である。
を備える集積回路装置の製造工程に備えられるスクリー
ン印刷装置による保護層形成工程を説明する要部縦断面
図である。
【図2】同スクリーン印刷装置の要部平面図である。
【図3】同スクリーン印刷装置によって保護層が形成さ
れた集積回路装置の縦断面図である。
れた集積回路装置の縦断面図である。
【図4】同他の印刷用スキージを備えるスクリーン印刷
装置の要部平面図である。
装置の要部平面図である。
【図5】従来の印刷用マスクを備える集積回路装置の製
造工程に備えられるスクリーン印刷装置による保護層形
成工程を説明する要部縦断面図である。
造工程に備えられるスクリーン印刷装置による保護層形
成工程を説明する要部縦断面図である。
【図6】同スクリーン印刷装置の要部平面図である。
【図7】同スクリーン印刷装置における絶縁樹脂インキ
の横漏れ現象の説明図である。
の横漏れ現象の説明図である。
【符号の説明】 1 スクリーン印刷装置 2 基台 3 枠部材 4 印刷用マスク(版部材) 5 印刷用スキージ 5a インキ充填空間部 5b インキ押出部 6 プレード 7 絶縁樹脂インキ(インキ) 8 開口パターン部 10 集積回路装置 11 プリント配線基板(被印刷体) 12 集積回路素子体 13 保護層 14 印刷領域 15 回路パターン 16 ランド部 17 金ワイヤ 20 印刷用スキージ 21 前端部位 22 インキ漏止部
Claims (3)
- 【請求項1】 被印刷体の印刷領域に対応した開口パタ
ーン部が形成された印刷用マスクの主面上を加圧状態で
摺動動作することによって、前記印刷用マスク上に供給
されたインキを前記開口パターン部内に押し出して前記
印刷領域に印刷する印刷用スキージにおいて、 摺動方向と直交する幅方向の直径寸法が前記開口パター
ン部の開口幅寸法よりも長軸とされた全体筒状を呈して
形成され、内部空間部がインキ充填空間部として構成さ
れることによってインキの横漏れを抑制するようにした
ことを特徴とする印刷用スキージ。 - 【請求項2】 被印刷体の印刷領域に対応した開口パタ
ーン部が形成された印刷用マスクの主面上を加圧状態で
摺動動作することによって、前記印刷用マスク上に供給
されたインキを前記開口パターン部内に押し出して前記
印刷領域に印刷する印刷用スキージにおいて、 前記インキの押出部を構成する摺動方向の前端部位に
は、幅方向の中央部に対して両側部分が摺動方向側にそ
れぞれ突出されることによって凹部空間部が構成され、
この凹部空間部がインキ充填空間部として構成されるこ
とによってインキの横漏れを抑制するようにしたされた
ことを特徴とする印刷用スキージ。 - 【請求項3】 前記被印刷体は、印刷領域に集積回路素
子等が実装されたプリント配線基板であり、 前記印刷用マスク上に供給されたエポキシ樹脂等の絶縁
樹脂インキを前記開口パターン部内に押し出して前記印
刷領域に印刷することによって前記集積回路素子等を封
装する保護層を印刷形成することを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載の印刷用スキージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11020875A JP2000218763A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 印刷用スキージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11020875A JP2000218763A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 印刷用スキージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000218763A true JP2000218763A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12039368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11020875A Pending JP2000218763A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 印刷用スキージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000218763A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002172460A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-18 | Towa Corp | フラックスの塗布装置及び塗布方法 |
CN103009793A (zh) * | 2012-12-13 | 2013-04-03 | 浙江东辉新能源科技有限公司 | 太阳能晶体硅电池丝网印刷刮刀 |
CN103009792A (zh) * | 2012-12-13 | 2013-04-03 | 浙江东辉新能源科技有限公司 | 一种牛角印刷刮刀 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11020875A patent/JP2000218763A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002172460A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-18 | Towa Corp | フラックスの塗布装置及び塗布方法 |
CN103009793A (zh) * | 2012-12-13 | 2013-04-03 | 浙江东辉新能源科技有限公司 | 太阳能晶体硅电池丝网印刷刮刀 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050712 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051108 |