JP2000288055A - エアーマッサージ機 - Google Patents
エアーマッサージ機Info
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- JP2000288055A JP2000288055A JP11102607A JP10260799A JP2000288055A JP 2000288055 A JP2000288055 A JP 2000288055A JP 11102607 A JP11102607 A JP 11102607A JP 10260799 A JP10260799 A JP 10260799A JP 2000288055 A JP2000288055 A JP 2000288055A
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- air chamber
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、身体の各部位に当接する施療子
の当接関係が変化しても押圧力を減少させることなく良
好なマッサージ効果が得られるエアーマッサージ機を提
供することにある。 【解決手段】 エアー室31aを有するシリンダー(筒
状体)31、このエアー室31aに供給されるエアー圧
の作用を受ける一定面積の作用面32cを有し前記エア
ー室31aに給排気されるエアーによって前記シリンダ
ー31に対して移動するピストン32、このピストン3
2の移動動作を介して身体を押圧する施療子33からな
る施療部30と、前記エアー室31aにエアーを給排気
するエアー給排気装置40と、前記エアー室内のエアー
圧を略一定に調整する圧力調整手段80とを備え、前記
一定面積の作用面32cの一定のエアー圧を作用させる
ことにより、施療子33の身体に当接す押圧有効面積が
変化しても押圧力の減少を防止するようにしたエアーマ
ッサージ機。
の当接関係が変化しても押圧力を減少させることなく良
好なマッサージ効果が得られるエアーマッサージ機を提
供することにある。 【解決手段】 エアー室31aを有するシリンダー(筒
状体)31、このエアー室31aに供給されるエアー圧
の作用を受ける一定面積の作用面32cを有し前記エア
ー室31aに給排気されるエアーによって前記シリンダ
ー31に対して移動するピストン32、このピストン3
2の移動動作を介して身体を押圧する施療子33からな
る施療部30と、前記エアー室31aにエアーを給排気
するエアー給排気装置40と、前記エアー室内のエアー
圧を略一定に調整する圧力調整手段80とを備え、前記
一定面積の作用面32cの一定のエアー圧を作用させる
ことにより、施療子33の身体に当接す押圧有効面積が
変化しても押圧力の減少を防止するようにしたエアーマ
ッサージ機。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアーの給排気
によって施療子を動作させて身体をマッサージするエア
ーマッサージ機に関する。
によって施療子を動作させて身体をマッサージするエア
ーマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアーの給排気により膨縮するエ
アーバッグに、エアー給排気装置からエアーを給排気し
て膨縮させて身体の各部をマッサージするエアーマッサ
ージ機は、椅子式エアーマッサージ機あるいはマット式
エアーマッサージ機などとして広く知られている。
アーバッグに、エアー給排気装置からエアーを給排気し
て膨縮させて身体の各部をマッサージするエアーマッサ
ージ機は、椅子式エアーマッサージ機あるいはマット式
エアーマッサージ機などとして広く知られている。
【0003】この種のエアーマッサージ機は、膨張する
エアーバッグによって身体の各部位(以下被施療部とい
う)を押圧することによってなされるものであり、そし
て、膨張するエアーバッグによる押圧力は、被施療部に
当たるエアーバッグの面積(以下押圧有効面積という)
とエアーの圧力の積によって定まるものである。
エアーバッグによって身体の各部位(以下被施療部とい
う)を押圧することによってなされるものであり、そし
て、膨張するエアーバッグによる押圧力は、被施療部に
当たるエアーバッグの面積(以下押圧有効面積という)
とエアーの圧力の積によって定まるものである。
【0004】また、多くの場合使用者の体形が異なるこ
と、および同じ使用者であっても身体は種々の曲面とな
ってことから、例えば肩部など被施療部の場所によって
はエアーバッグが膨張する過程においてつまりエアーバ
ッグが膨張するにつれて身体に当接して押圧する押圧有
効面積が異なってしまう場合がある。
と、および同じ使用者であっても身体は種々の曲面とな
ってことから、例えば肩部など被施療部の場所によって
はエアーバッグが膨張する過程においてつまりエアーバ
ッグが膨張するにつれて身体に当接して押圧する押圧有
効面積が異なってしまう場合がある。
【0005】したがって、エアーバッグに供給するエア
ーの圧力が同じであっても、エアーバッグの身体に当た
る押圧有効面積が変化するため押圧力が異なってしまい
一定の押圧力によってマッサージができないことにな
る。
ーの圧力が同じであっても、エアーバッグの身体に当た
る押圧有効面積が変化するため押圧力が異なってしまい
一定の押圧力によってマッサージができないことにな
る。
【0006】このことは、膨張するにつれて身体に当た
る押圧有効面積が大きくなるときは押圧力が大きくなる
ことからそれほど問題はないものの、小さくなるつまり
減少する場合は所期の押圧力が得られなくなりマッサー
ジ効果が損なわれてしまうことになる。
る押圧有効面積が大きくなるときは押圧力が大きくなる
ことからそれほど問題はないものの、小さくなるつまり
減少する場合は所期の押圧力が得られなくなりマッサー
ジ効果が損なわれてしまうことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のエ
アーマッサージ機は、身体の被施療部に対する押圧有効
面積がエアーの供給により膨張するにつれて変化し、所
期の一定な押圧力でマッサージができなくなり、特に押
圧有効面積が膨張するにつれて小さく場合は所期の押圧
力が得られなくりマッサージ効果が損なわれるという問
題がある。
アーマッサージ機は、身体の被施療部に対する押圧有効
面積がエアーの供給により膨張するにつれて変化し、所
期の一定な押圧力でマッサージができなくなり、特に押
圧有効面積が膨張するにつれて小さく場合は所期の押圧
力が得られなくりマッサージ効果が損なわれるという問
題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、請求項1記載の発明は、エアー
室、このエアー室に供給されるエアー圧の作用を受ける
一定面積の作用面を有し前記エアー室に給排気されるエ
アーによって移動する作動体、この作動体の移動動作を
介して身体を押圧する施療子からなる施療部と、流路を
介して前記エアー室にエアーを給排気するエアー給排気
装置と、前記エアー室内のエアー圧を一定に調整する圧
力調整手段とを備えたエアーマッサージ機としたもので
ある。
みてなされたもので、請求項1記載の発明は、エアー
室、このエアー室に供給されるエアー圧の作用を受ける
一定面積の作用面を有し前記エアー室に給排気されるエ
アーによって移動する作動体、この作動体の移動動作を
介して身体を押圧する施療子からなる施療部と、流路を
介して前記エアー室にエアーを給排気するエアー給排気
装置と、前記エアー室内のエアー圧を一定に調整する圧
力調整手段とを備えたエアーマッサージ機としたもので
ある。
【0009】このように請求項1記載の発明は、エアー
室、このエアー室に供給されるエアー圧の作用を受ける
一定面積の作用面を有し前記エアー室に給排気されるエ
アーによって移動する作動体、この作動体の移動動作を
介して身体を押圧する施療子からなる施療部の、前記エ
アー室に流路を介してエアー給排気装置からエアーを給
排気し、また、圧力調整手段によってエアー室内のエア
ー圧を一定に調整すようにしたことから、エアー室に供
給されるエアーの圧力は前記圧力調整手段によって一定
となり、この一定の圧力は作動体の一定面積の作用面に
作用することから作動体に生じる押圧力は一定となり、
したがって、施療子の身体の施療部への当接状態に関係
なく一定の押圧力が付与できるという作用を有するもの
である。したがって、押圧力の減少に起因してマッサー
ジ効果が損なわれることはなくマッサージ効果を向上さ
せることができるものである。
室、このエアー室に供給されるエアー圧の作用を受ける
一定面積の作用面を有し前記エアー室に給排気されるエ
アーによって移動する作動体、この作動体の移動動作を
介して身体を押圧する施療子からなる施療部の、前記エ
アー室に流路を介してエアー給排気装置からエアーを給
排気し、また、圧力調整手段によってエアー室内のエア
ー圧を一定に調整すようにしたことから、エアー室に供
給されるエアーの圧力は前記圧力調整手段によって一定
となり、この一定の圧力は作動体の一定面積の作用面に
作用することから作動体に生じる押圧力は一定となり、
したがって、施療子の身体の施療部への当接状態に関係
なく一定の押圧力が付与できるという作用を有するもの
である。したがって、押圧力の減少に起因してマッサー
ジ効果が損なわれることはなくマッサージ効果を向上さ
せることができるものである。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、エアー室を保形性を有する筒状体に
よって構成するとともに、作動体を前記筒状体に対して
軸方向に移動する保形性を有するピストン体としたエア
ーマッサージ機としたものである。
載の発明において、エアー室を保形性を有する筒状体に
よって構成するとともに、作動体を前記筒状体に対して
軸方向に移動する保形性を有するピストン体としたエア
ーマッサージ機としたものである。
【0011】このように請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明において、エアー室を保形性を有する筒状
体によって構成するとともに、作動体を前記筒状体に対
して軸方向に移動する保形性を有するピストン体とした
ことから、ピストン体は軸方向に移動する際に軸方向と
異なる方向に屈曲などしないことから、確実に且つ効率
よく押圧力を施療子に伝達できるという作用を有するも
のである。また、筒状体およびピストン体は保形性を有
することから、軸方向に移動する際に軸方向と異なる方
向に屈曲など変形しないことから、この変形を防止する
手段を必要としないことから構造が簡単となるものであ
る。
1記載の発明において、エアー室を保形性を有する筒状
体によって構成するとともに、作動体を前記筒状体に対
して軸方向に移動する保形性を有するピストン体とした
ことから、ピストン体は軸方向に移動する際に軸方向と
異なる方向に屈曲などしないことから、確実に且つ効率
よく押圧力を施療子に伝達できるという作用を有するも
のである。また、筒状体およびピストン体は保形性を有
することから、軸方向に移動する際に軸方向と異なる方
向に屈曲など変形しないことから、この変形を防止する
手段を必要としないことから構造が簡単となるものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明を椅子式エアー
マッサージ機とした場合を、図1ないし図5に基いて説
明する。図1は椅子式エアーマッサージ機(以下単にマ
ッサージ機という)1の斜視図であり、このマッサージ
機1は、椅子本体10、この椅子本体10に設けられた
移動機構20、施療部30、エアー給排気装置40など
から構成されている。
マッサージ機とした場合を、図1ないし図5に基いて説
明する。図1は椅子式エアーマッサージ機(以下単にマ
ッサージ機という)1の斜視図であり、このマッサージ
機1は、椅子本体10、この椅子本体10に設けられた
移動機構20、施療部30、エアー給排気装置40など
から構成されている。
【0013】そして、前記椅子本体10は、図示しない
が座部台、この座部台の後方に設けられ内部に収納部が
形成された背凭れ枠からなる本体枠を有し、この本体枠
の前記座部台の両側にはその上部を肘掛部11とした側
壁12、12が設けられている。
が座部台、この座部台の後方に設けられ内部に収納部が
形成された背凭れ枠からなる本体枠を有し、この本体枠
の前記座部台の両側にはその上部を肘掛部11とした側
壁12、12が設けられている。
【0014】そして、これら側壁12、12の一方つま
り図1において右側には操作パネル14が設けられてお
り、この操作パネル14には、電源スイッチ15a、始
動スイッチ15b、停止スイッチ15c、上下位置設定
スイッチ15d、左右位置設定スイッチ15e、マッサ
ージモードつまり後述する第一のモードないし第三のモ
ードを設定する第一のモードスイッチ15fないし第三
のモードスイッチ15hなどの各種制御スイッチが設け
られている。
り図1において右側には操作パネル14が設けられてお
り、この操作パネル14には、電源スイッチ15a、始
動スイッチ15b、停止スイッチ15c、上下位置設定
スイッチ15d、左右位置設定スイッチ15e、マッサ
ージモードつまり後述する第一のモードないし第三のモ
ードを設定する第一のモードスイッチ15fないし第三
のモードスイッチ15hなどの各種制御スイッチが設け
られている。
【0015】また、前記図示しない座部台には座部13
が配置されており、この座部13には、エアーの給排気
によって膨縮し尻部および腿部のマッサージする尻用エ
アーバッグ62および腿用エアーバッグ63が設けられ
おり、これら尻用エアーバッグ62および腿用エアーバ
ッグ63には後に詳述する前記エアー給排気装置40か
らエアーの給排気がなされるようになっている。
が配置されており、この座部13には、エアーの給排気
によって膨縮し尻部および腿部のマッサージする尻用エ
アーバッグ62および腿用エアーバッグ63が設けられ
おり、これら尻用エアーバッグ62および腿用エアーバ
ッグ63には後に詳述する前記エアー給排気装置40か
らエアーの給排気がなされるようになっている。
【0016】また、前記図示しない背凭れ枠の前面には
背中を凭せ掛けるボード16が取り付けられ、このボー
ド16によって背凭れ部17が形成されており、また前
記ボード16の後側は図示しない前記収納部となってい
るものである。
背中を凭せ掛けるボード16が取り付けられ、このボー
ド16によって背凭れ部17が形成されており、また前
記ボード16の後側は図示しない前記収納部となってい
るものである。
【0017】また、背凭れ部17の下方つまり使用者が
前記座部13に腰掛けて座った際に腰部が対応する部位
には、前記ボード16の前側に配置して背中用エアーバ
ッグ61が配置され、このエアーバッグ61にも前記エ
アー給排気装置40によってエアーの給排気がなされる
ようになっている。
前記座部13に腰掛けて座った際に腰部が対応する部位
には、前記ボード16の前側に配置して背中用エアーバ
ッグ61が配置され、このエアーバッグ61にも前記エ
アー給排気装置40によってエアーの給排気がなされる
ようになっている。
【0018】また、前記ボード16は、前記腰用エアー
バッグ61が配置された部位よりも上方は図示しないが
後述する施療部30の施療子33が背中部に沿って移動
できるように方形状の孔が形成されている。
バッグ61が配置された部位よりも上方は図示しないが
後述する施療部30の施療子33が背中部に沿って移動
できるように方形状の孔が形成されている。
【0019】なお、前記背凭れ枠は、全体がカバー18
によって覆われており、したがって、前記ボード16、
腰用エアーバッグ61、後に詳述する前記移動機構2
0、施療部30、エアー給排気装置40などは前記カバ
ー18によって覆われているものである。
によって覆われており、したがって、前記ボード16、
腰用エアーバッグ61、後に詳述する前記移動機構2
0、施療部30、エアー給排気装置40などは前記カバ
ー18によって覆われているものである。
【0020】つぎに、前記背凭れ部内部つまり前記収納
部に配置する前記移動機構20、施療部30、エアー給
排気装置40について説明する。
部に配置する前記移動機構20、施療部30、エアー給
排気装置40について説明する。
【0021】まず、施療部30を移動させる移動機構2
0について説明する。この移動機構20は図2および図
3に示すように第一の基台21、一対の第二の基台2
2、この第二の基台22に設けられた一対の前記施療部
30から構成されている。
0について説明する。この移動機構20は図2および図
3に示すように第一の基台21、一対の第二の基台2
2、この第二の基台22に設けられた一対の前記施療部
30から構成されている。
【0022】そして、前記第一の基台21は図2に示す
ように、直方体状に形成されるとともに、前面側(身体
に対向する側)に長手方向に沿って上下方向に互いに対
向させて形成されたガイドレール21a、21aが形成
されている。
ように、直方体状に形成されるとともに、前面側(身体
に対向する側)に長手方向に沿って上下方向に互いに対
向させて形成されたガイドレール21a、21aが形成
されている。
【0023】また、第一の基台21には、長手方向両端
部に上下方向に貫通したガイド孔21b、21bが形成
されており、これら両ガイド孔21b、21b中間の部
位に同様に上下方向に貫通したスクリューネジ孔21c
が形成されている。
部に上下方向に貫通したガイド孔21b、21bが形成
されており、これら両ガイド孔21b、21b中間の部
位に同様に上下方向に貫通したスクリューネジ孔21c
が形成されている。
【0024】また、図3および図4に示すように第一の
基台21には、前記スクリューネジ孔21cと両ガイド
孔21bの間に、それぞれ前後方向に貫通するとともに
長手方向に沿って形成された長孔21d、21dが形成
されており、この長孔21d、21dは後述するシリン
ダー31に接続されたホース66a、66aを長手方向
に沿って移動させるように機能するものである。
基台21には、前記スクリューネジ孔21cと両ガイド
孔21bの間に、それぞれ前後方向に貫通するとともに
長手方向に沿って形成された長孔21d、21dが形成
されており、この長孔21d、21dは後述するシリン
ダー31に接続されたホース66a、66aを長手方向
に沿って移動させるように機能するものである。
【0025】つぎに、一対の第二の基台22について説
明する。これら両基台22はそれぞれ同一構成となって
いるものである。この第二の基台22は図2および図3
に示すように、直方体状に形成されており、その上下面
には長手方向に沿って前記第一の基台21に形成したガ
イドレール21a、21aと摺動可能に嵌合するガイド
溝22aが形成されている。
明する。これら両基台22はそれぞれ同一構成となって
いるものである。この第二の基台22は図2および図3
に示すように、直方体状に形成されており、その上下面
には長手方向に沿って前記第一の基台21に形成したガ
イドレール21a、21aと摺動可能に嵌合するガイド
溝22aが形成されている。
【0026】また、前記両ガイド溝の上下方向中間の部
位に長手方向に沿って開成されたスクリューネジ孔22
bが形成されている。また、第二の基台22の前面に
は、施療部30が設けられている。
位に長手方向に沿って開成されたスクリューネジ孔22
bが形成されている。また、第二の基台22の前面に
は、施療部30が設けられている。
【0027】そして、前記第一の基台21に形成した両
ガイド孔21b、21bには前記図示しない背凭れ枠に
上下方向に沿って設けられた一対のガイド軸70、70
を貫通させることによって、第一の基台21はガイド軸
70、70に沿ってつまり案内されて上下方向に移動可
能に取り付けられているものである。
ガイド孔21b、21bには前記図示しない背凭れ枠に
上下方向に沿って設けられた一対のガイド軸70、70
を貫通させることによって、第一の基台21はガイド軸
70、70に沿ってつまり案内されて上下方向に移動可
能に取り付けられているものである。
【0028】また、前記スクリューネジ孔21cには、
図2に示すように図において下端側にプーリー72が取
り付けられた第一のスクリューネジ軸(以下第一のスク
リュー軸という)71が螺合するとともに貫通してお
り、また、前記プーリー72と正逆回転する第一の電動
機73の回転軸に取り付けたプーリー(不図示)にはベ
ルト74が架けられている。
図2に示すように図において下端側にプーリー72が取
り付けられた第一のスクリューネジ軸(以下第一のスク
リュー軸という)71が螺合するとともに貫通してお
り、また、前記プーリー72と正逆回転する第一の電動
機73の回転軸に取り付けたプーリー(不図示)にはベ
ルト74が架けられている。
【0029】そして、後述する制御手段44の制御によ
り前記第一の電動機73により前記スクリュー軸71を
正逆つまり時計方向または反時計方向に回転することに
よって、前記第一の基台21は上下方向に移動させられ
るものである。
り前記第一の電動機73により前記スクリュー軸71を
正逆つまり時計方向または反時計方向に回転することに
よって、前記第一の基台21は上下方向に移動させられ
るものである。
【0030】なお、この実施の形態ではスクリューネジ
孔21cおよびスクリュー軸71は右ネジとしてあり、
スクリュー軸71が矢印a方向(以下この方向を時計方
向といい、これと反対方向を反時計方向という)に回転
すると第一の基台21は下方に移動し、反時計方向に回
転すると上方に移動するようになっている。
孔21cおよびスクリュー軸71は右ネジとしてあり、
スクリュー軸71が矢印a方向(以下この方向を時計方
向といい、これと反対方向を反時計方向という)に回転
すると第一の基台21は下方に移動し、反時計方向に回
転すると上方に移動するようになっている。
【0031】そして、この第一の基台21は前記上下位
置設定スイッチ15d(押込むと第一の電動機73は時
計方向に回転し第一の基台21は下方に移動し、引っ張
ると反時計方向に回転し上方に移動するようになってい
る)の操作によって上下方向所望の位置に位置決めでき
るようになっている。
置設定スイッチ15d(押込むと第一の電動機73は時
計方向に回転し第一の基台21は下方に移動し、引っ張
ると反時計方向に回転し上方に移動するようになってい
る)の操作によって上下方向所望の位置に位置決めでき
るようになっている。
【0032】なお、前記スクリュー軸71は図示しない
がネジを形成していない軸部を同じく図示しない背凭れ
枠に取り付けられた軸受によって軸支されるとともに軸
方向への移動は規制されており、また、前記第一の電動
機73も同様に図示しない取り付け手段によって背凭れ
枠に取り付けられているものである。
がネジを形成していない軸部を同じく図示しない背凭れ
枠に取り付けられた軸受によって軸支されるとともに軸
方向への移動は規制されており、また、前記第一の電動
機73も同様に図示しない取り付け手段によって背凭れ
枠に取り付けられているものである。
【0033】また、前記第二の基台22のスクリューネ
ジ孔22bには、図2に示すように図において右側端部
にプーリー76が取り付けられた第二のスクリューネジ
軸(以下第二のスクリュー軸という)75が螺合すると
ともに貫通しており、また、前記プーリー76と正逆回
転する第二の電動機77の回転軸77aに取り付けたプ
ーリー77bにはベルト78が架けられている。
ジ孔22bには、図2に示すように図において右側端部
にプーリー76が取り付けられた第二のスクリューネジ
軸(以下第二のスクリュー軸という)75が螺合すると
ともに貫通しており、また、前記プーリー76と正逆回
転する第二の電動機77の回転軸77aに取り付けたプ
ーリー77bにはベルト78が架けられている。
【0034】そして、前記第二の電動機77により前記
スクリュー軸75を正逆つまり時計方向または反時計方
向に回転することによって、前記第二の基台22は左右
方向に移動させられるものである。なお、この実施の形
態ではスクリューネジ孔22cおよびスクリュー軸75
は右ネジとしてあり、スクリュー軸75が矢印b方向
(以下この方向を時計方向といい、これと反対方向を反
時計方向という)に回転すると第二の基台22は右方向
に移動し、反時計方向に回転すると左方向に移動するよ
うになっている。
スクリュー軸75を正逆つまり時計方向または反時計方
向に回転することによって、前記第二の基台22は左右
方向に移動させられるものである。なお、この実施の形
態ではスクリューネジ孔22cおよびスクリュー軸75
は右ネジとしてあり、スクリュー軸75が矢印b方向
(以下この方向を時計方向といい、これと反対方向を反
時計方向という)に回転すると第二の基台22は右方向
に移動し、反時計方向に回転すると左方向に移動するよ
うになっている。
【0035】そして、この第二の基台22は前記左右位
置設定スイッチ15e(押込むと第二の電動機77は時
計方向に回転し第二の基台22は左方に移動し、引っ張
ると反時計方向に回転し右方に移動するようになってい
る)の操作によって左右方向所望の位置に位置決めでき
るようになっている。
置設定スイッチ15e(押込むと第二の電動機77は時
計方向に回転し第二の基台22は左方に移動し、引っ張
ると反時計方向に回転し右方に移動するようになってい
る)の操作によって左右方向所望の位置に位置決めでき
るようになっている。
【0036】なお、前記スクリュー軸75は第一のスク
リュー軸71と同様、図示しないがネジを形成していな
い軸部を同じく図示しない背凭れ枠に取り付けられた軸
受によって軸支されるとともに軸方向への移動は規制さ
れており、また、前記第二の電動機77も同様に図示し
ない取り付け手段によって背凭れ枠に取り付けられてい
るものである。
リュー軸71と同様、図示しないがネジを形成していな
い軸部を同じく図示しない背凭れ枠に取り付けられた軸
受によって軸支されるとともに軸方向への移動は規制さ
れており、また、前記第二の電動機77も同様に図示し
ない取り付け手段によって背凭れ枠に取り付けられてい
るものである。
【0037】つぎに、前記第二の基台22に設けられた
施療部30について説明する。この施療部30は、図3
に示すように筒状体としてのシリンダー31、このシリ
ンダー31の軸方向に沿って移動可能にかつ気密的に嵌
合した作動体であるとともにピストン部であるピストン
32およびこのピストン32に一体に設けられた施療子
33とから構成されている。
施療部30について説明する。この施療部30は、図3
に示すように筒状体としてのシリンダー31、このシリ
ンダー31の軸方向に沿って移動可能にかつ気密的に嵌
合した作動体であるとともにピストン部であるピストン
32およびこのピストン32に一体に設けられた施療子
33とから構成されている。
【0038】そして、前記シリンダー31は、保形性を
有する材料から形成され、一端側つまり図3において左
側を開口した有底筒状に形成され、内部にはエアー室3
1aが形成されている。また、筒状壁31bの前記開口
周縁には環状の鍔部31cが形成されている。
有する材料から形成され、一端側つまり図3において左
側を開口した有底筒状に形成され、内部にはエアー室3
1aが形成されている。また、筒状壁31bの前記開口
周縁には環状の鍔部31cが形成されている。
【0039】また、底壁31dの中央部には給排気口3
1eが形成されており、この給排気口31eには流路を
構成するホース66から分岐されたホース66aが接続
されており、このホース66aは、第二の基台22が第
一の基台21の長手方向に沿って移動する際に、前述し
たように第一の基台21に形成した長孔21d、21d
内を移動するようになっている。
1eが形成されており、この給排気口31eには流路を
構成するホース66から分岐されたホース66aが接続
されており、このホース66aは、第二の基台22が第
一の基台21の長手方向に沿って移動する際に、前述し
たように第一の基台21に形成した長孔21d、21d
内を移動するようになっている。
【0040】また、前記シリンダー31に嵌合して軸方
向に沿って移動する前記ピストン32は、保形性を有す
る材料からなり図3に示すように一端側を開口した有底
筒状に形成され、また、前記筒状壁32aの前記開口の
開口部近傍内面には、環状の鍔部32bが形成されてい
る。なお、ピストン32の内部空間は前記エアー室31
aの一部を構成しているものである。
向に沿って移動する前記ピストン32は、保形性を有す
る材料からなり図3に示すように一端側を開口した有底
筒状に形成され、また、前記筒状壁32aの前記開口の
開口部近傍内面には、環状の鍔部32bが形成されてい
る。なお、ピストン32の内部空間は前記エアー室31
aの一部を構成しているものである。
【0041】そして、前記環状鍔32bの内周面は前記
シリンダー31の筒状壁31bの外周面に気密的に摺動
するように嵌合しており、また、環状壁32aの内周面
はシリンダー31の筒状壁31bに形成した環状鍔31
cの外周面に気密的に摺動するように嵌合している。
シリンダー31の筒状壁31bの外周面に気密的に摺動
するように嵌合しており、また、環状壁32aの内周面
はシリンダー31の筒状壁31bに形成した環状鍔31
cの外周面に気密的に摺動するように嵌合している。
【0042】なお、前記ピストン32の底壁32cは前
記エアー室31aに給排気されるエアーの圧力が作用す
る作用面となっているものである。
記エアー室31aに給排気されるエアーの圧力が作用す
る作用面となっているものである。
【0043】また、前記ピストン32の底壁32cの前
面外側には、先端を球面状とした突起状に形成され、身
体の被施療部を押圧する施療子33が一体的に取り付け
られている。
面外側には、先端を球面状とした突起状に形成され、身
体の被施療部を押圧する施療子33が一体的に取り付け
られている。
【0044】そして、前記作用面を構成するピストン3
2の底壁32cの面積は一定となっていることから、前
記エアー室31a内にエアーが供給されることにより、
このエアーのエアー圧によってピストン32は軸方向に
移動するが、この移動の際にピストン32の底壁32c
が受けるエアー圧は、後述する圧力調整手段80の調整
作用によって常に一定に調整されることから、このエア
ー圧と前記作用面32cとの積によって定まるピストン
32の軸方向に生じる力は常に一定となる。
2の底壁32cの面積は一定となっていることから、前
記エアー室31a内にエアーが供給されることにより、
このエアーのエアー圧によってピストン32は軸方向に
移動するが、この移動の際にピストン32の底壁32c
が受けるエアー圧は、後述する圧力調整手段80の調整
作用によって常に一定に調整されることから、このエア
ー圧と前記作用面32cとの積によって定まるピストン
32の軸方向に生じる力は常に一定となる。
【0045】そして、前記ピストン32の軸方向に生じ
る力は、身体をマッサージをする際の施療子33に加わ
る押圧力であるから、マッサージの際の施療子33の押
圧力は常に一定となるものである。
る力は、身体をマッサージをする際の施療子33に加わ
る押圧力であるから、マッサージの際の施療子33の押
圧力は常に一定となるものである。
【0046】このことは、施療子33が身体の当接する
状態とは無関係であることから、被施療部が曲面状とな
っており移動に伴って当たる方向などが変り、押圧有効
面積が変化したとしても、押圧力は常に一定となるもの
である。したがって、押圧力が減少することに起因する
マッサージ効果が損なわれることはにものである。
状態とは無関係であることから、被施療部が曲面状とな
っており移動に伴って当たる方向などが変り、押圧有効
面積が変化したとしても、押圧力は常に一定となるもの
である。したがって、押圧力が減少することに起因する
マッサージ効果が損なわれることはにものである。
【0047】また、図2および図3に示すように前記ホ
ース66には、このホース66に連通させて圧力調整器
からなる前記圧力調節手段80が接続されており、この
圧力調整手段80は、前記施療部30のシリンダー31
のエアー室31aに供給されるエアー圧を一定に保つよ
うに機能するものである。
ース66には、このホース66に連通させて圧力調整器
からなる前記圧力調節手段80が接続されており、この
圧力調整手段80は、前記施療部30のシリンダー31
のエアー室31aに供給されるエアー圧を一定に保つよ
うに機能するものである。
【0048】つまり、圧力調整手段80は、前記エアー
給排気装置40からエアー室31aに供給されるエアー
によって、ピストン32が軸方向に移動し施療子33が
被施療部を押圧し、この押圧力による反作用力が加わり
ことにより、エアー室31a内のエアー圧が予め設定さ
れた値を超えると、調整弁が開きエアーを外部に逃が
し、このことのよってエアー室31a内のエアー圧前記
設定された値に保たれるものである。
給排気装置40からエアー室31aに供給されるエアー
によって、ピストン32が軸方向に移動し施療子33が
被施療部を押圧し、この押圧力による反作用力が加わり
ことにより、エアー室31a内のエアー圧が予め設定さ
れた値を超えると、調整弁が開きエアーを外部に逃が
し、このことのよってエアー室31a内のエアー圧前記
設定された値に保たれるものである。
【0049】つぎに、上記マッサージ機1の制御構成を
図5に基いて説明する。図5に示すように、エアー給排
気装置40は、電磁式のエアーポンプからなるエアー生
成手段41、このエアー生成手段41にホース64を介
して接続された電磁弁等からなる弁手段42、エアー生
成手段41にホース65を介して接続されたロータリー
弁などからなり前記腰用エアーバッグ61ないしエアー
バッグ63にエアーを順次供給する分配器43、前記エ
アー生成手段41、弁手段42、分配器43を制御する
マイクロコンピューターなどからなる制御手段44から
構成されている。
図5に基いて説明する。図5に示すように、エアー給排
気装置40は、電磁式のエアーポンプからなるエアー生
成手段41、このエアー生成手段41にホース64を介
して接続された電磁弁等からなる弁手段42、エアー生
成手段41にホース65を介して接続されたロータリー
弁などからなり前記腰用エアーバッグ61ないしエアー
バッグ63にエアーを順次供給する分配器43、前記エ
アー生成手段41、弁手段42、分配器43を制御する
マイクロコンピューターなどからなる制御手段44から
構成されている。
【0050】なお、前記エアー給排気装置40は、図1
に示すように背凭れ部17の下方側つまり座部13側で
しかも背凭れ部17に背中部を凭せ掛けた際、背中部と
対応する領域から外れた一方側に位置させて配置されて
いるものである。なお、これは座部13の下に設けるよ
うにしてもよいものである。
に示すように背凭れ部17の下方側つまり座部13側で
しかも背凭れ部17に背中部を凭せ掛けた際、背中部と
対応する領域から外れた一方側に位置させて配置されて
いるものである。なお、これは座部13の下に設けるよ
うにしてもよいものである。
【0051】また、前記弁手段42には流路としてのホ
ース66の一端が接続され、このホース66の他端は上
述したようにホース66a、66aに分岐されて前記施
療部30のシリンダー31に接続されている。また、ホ
ース66の中間部には前記圧力調整器80が接続されて
いる。
ース66の一端が接続され、このホース66の他端は上
述したようにホース66a、66aに分岐されて前記施
療部30のシリンダー31に接続されている。また、ホ
ース66の中間部には前記圧力調整器80が接続されて
いる。
【0052】また、前記分配器43にはホース61a、
62aおよび63aの一端が接続され、これらホース6
1a、62aおよび63aの他端は前記腰用エアーバッ
グ61、尻用エアーバッグ62および腿用エアーバッグ
63に接続されている。
62aおよび63aの一端が接続され、これらホース6
1a、62aおよび63aの他端は前記腰用エアーバッ
グ61、尻用エアーバッグ62および腿用エアーバッグ
63に接続されている。
【0053】また、前記制御手段44は、前記第一の電
動機73および第二の電動機77を制御するようになっ
ており、この制御手段44には前記操作パネル14の各
種制御スイッチからの信号が入力されるようになってお
り、制御手段44は前記各種制御スイッチからの信号に
基いて、エアー生成手段41、弁手段42、分配器4
3、第一の電動機73および第二の電動機77を制御す
るものである。
動機73および第二の電動機77を制御するようになっ
ており、この制御手段44には前記操作パネル14の各
種制御スイッチからの信号が入力されるようになってお
り、制御手段44は前記各種制御スイッチからの信号に
基いて、エアー生成手段41、弁手段42、分配器4
3、第一の電動機73および第二の電動機77を制御す
るものである。
【0054】つぎに、マッサージ機1の動作について説
明する。なお、このマッサージ機1におけるマッサージ
モードとしては、前記施療部30を動作させて被施療部
をマッサージする第一の第一のモード、前記腰用エアー
バッグ61ないし腿用エアーバッグ63を膨縮させて被
施療部をマッサージする第二のモードおよび施療部30
の動作と腰用エアーバッグ61ないし腿用エアーバッグ
63の膨縮とを同時に行って被施療部のマッサージをす
る第三のモードなどである。
明する。なお、このマッサージ機1におけるマッサージ
モードとしては、前記施療部30を動作させて被施療部
をマッサージする第一の第一のモード、前記腰用エアー
バッグ61ないし腿用エアーバッグ63を膨縮させて被
施療部をマッサージする第二のモードおよび施療部30
の動作と腰用エアーバッグ61ないし腿用エアーバッグ
63の膨縮とを同時に行って被施療部のマッサージをす
る第三のモードなどである。
【0055】まず、前記第一のモードの動作について説
明する。この場合使用者は、座部13に座り、背中部を
背凭れ部17に凭せ掛け前記上下位置設定スイッチ15
dおよび左右位置設定スイッチ15eを操作して、施療
子33をマッサージをしようする所望の被施療部に位置
させ、ついで第一のモードスイッチ15fによって第一
のモードを設定し、ついで始動スイッチ15bを閉成操
作する。
明する。この場合使用者は、座部13に座り、背中部を
背凭れ部17に凭せ掛け前記上下位置設定スイッチ15
dおよび左右位置設定スイッチ15eを操作して、施療
子33をマッサージをしようする所望の被施療部に位置
させ、ついで第一のモードスイッチ15fによって第一
のモードを設定し、ついで始動スイッチ15bを閉成操
作する。
【0056】そして、始動スイッチ15bが操作される
と、制御手段44は、エアー生成手段41および前記弁
手段42を制御する。つまり、弁手段42を開くつまり
ホース66に連通させように制御し、エアー生成手段4
1からのエアーをホース66、66aを介してシリンダ
ー31のエアー室31aに供給する。
と、制御手段44は、エアー生成手段41および前記弁
手段42を制御する。つまり、弁手段42を開くつまり
ホース66に連通させように制御し、エアー生成手段4
1からのエアーをホース66、66aを介してシリンダ
ー31のエアー室31aに供給する。
【0057】そして、エアーが供給されるとエアー圧は
ピストン32の作用面32cに作用しピストン32を前
方つまり軸方向に移動させる。この移動により施療子3
3は前記所望の被施療部を押圧する。
ピストン32の作用面32cに作用しピストン32を前
方つまり軸方向に移動させる。この移動により施療子3
3は前記所望の被施療部を押圧する。
【0058】また、前記ピストン32が前方に所定長移
動(この移動長は給気時間によって設定されている)す
ると、制御手段44は前記弁手段42を閉じるつまりホ
ース66を外部と連通させるように制御する。このこと
によって、エアー室31a内のエアーは排気されピスト
ン32は後方に移動し、施療子33による被施療部の押
圧は解除される。
動(この移動長は給気時間によって設定されている)す
ると、制御手段44は前記弁手段42を閉じるつまりホ
ース66を外部と連通させるように制御する。このこと
によって、エアー室31a内のエアーは排気されピスト
ン32は後方に移動し、施療子33による被施療部の押
圧は解除される。
【0059】そして、上記動作が繰り返されることによ
り前記所望の被施療部がマッサージされるものである。
また、他の被施療部をマッサージする場合は、上下位置
設定スイッチ15d、左右位置設定スイッチ15eを操
作し施療子33を前記他の被施療部に対応させて同様に
してマッサージするものである。
り前記所望の被施療部がマッサージされるものである。
また、他の被施療部をマッサージする場合は、上下位置
設定スイッチ15d、左右位置設定スイッチ15eを操
作し施療子33を前記他の被施療部に対応させて同様に
してマッサージするものである。
【0060】また、ピストン32の軸方向への移動にお
いて施療子33が被施療部を押圧することによって生じ
る反作用が大きくなり予め設定された値を超えると、圧
力調整手段80が動作し圧力が調整される。したがっ
て、前記エアー室31aに供給されるエアーの前記作用
面32cに加わるエアー圧は一定に保たれ、また、作用
面32cの面積も一定であることからピストン32に生
じる力は一定となり、押圧子33の被施療部を押圧する
押圧力も一定となる。
いて施療子33が被施療部を押圧することによって生じ
る反作用が大きくなり予め設定された値を超えると、圧
力調整手段80が動作し圧力が調整される。したがっ
て、前記エアー室31aに供給されるエアーの前記作用
面32cに加わるエアー圧は一定に保たれ、また、作用
面32cの面積も一定であることからピストン32に生
じる力は一定となり、押圧子33の被施療部を押圧する
押圧力も一定となる。
【0061】このことは、例えば肩部などのように曲面
となっている被施療部に、施療子33の先端部が対応し
ており前方への移動に伴ってその当接面積つまり押圧有
効面積が変化したとしても、ピストン32に加わる力が
変わることはないものであることから、施療子33の押
圧力も変わることないものである。
となっている被施療部に、施療子33の先端部が対応し
ており前方への移動に伴ってその当接面積つまり押圧有
効面積が変化したとしても、ピストン32に加わる力が
変わることはないものであることから、施療子33の押
圧力も変わることないものである。
【0062】つまり、動作中に被施療部に当接する施療
子33の押圧有効面積が変化したとしても、この変化に
関係なく押圧子33の押圧力は一定に保たれ、減少する
ことはなく、したがって、マッサージ効果が損なわれる
ことはないものである。
子33の押圧有効面積が変化したとしても、この変化に
関係なく押圧子33の押圧力は一定に保たれ、減少する
ことはなく、したがって、マッサージ効果が損なわれる
ことはないものである。
【0063】また、前記シリンダー31およびピストン
32は保形性を有するものであることから、ピストン3
2が移動する際に軸方向と直交する方向などに変形する
ことがなく、したがって、この変形を防止するためのガ
イド部材などを必要としないものである。
32は保形性を有するものであることから、ピストン3
2が移動する際に軸方向と直交する方向などに変形する
ことがなく、したがって、この変形を防止するためのガ
イド部材などを必要としないものである。
【0064】つぎに、第二のモードの動作について説明
する。この場合使用者は、座部13に座り、背中部を背
凭れ部17に凭せ掛け前記上下位置設定スイッチ15d
および左右位置設定スイッチ15eを操作して、施療子
33をマッサージを首部の位置など邪魔にならない部位
に移動させる。
する。この場合使用者は、座部13に座り、背中部を背
凭れ部17に凭せ掛け前記上下位置設定スイッチ15d
および左右位置設定スイッチ15eを操作して、施療子
33をマッサージを首部の位置など邪魔にならない部位
に移動させる。
【0065】ついで第二のモードスイッチ15gによっ
て第二のモードを設定し、ついで始動スイッチ15bを
閉成操作する。
て第二のモードを設定し、ついで始動スイッチ15bを
閉成操作する。
【0066】この操作により第二のモードが設定される
と、制御手段44は、前記弁手段42を非動作状態と
し、エアー生成手段41および分配器43を動作させ
る。つまり、制御手段44は、ホース61aないし63
aを介して腰用エアーバッグ61ないし腿用エアーバッ
グ63に予め定められた順序で膨縮させるように、分配
器43を動作させように制御する。
と、制御手段44は、前記弁手段42を非動作状態と
し、エアー生成手段41および分配器43を動作させ
る。つまり、制御手段44は、ホース61aないし63
aを介して腰用エアーバッグ61ないし腿用エアーバッ
グ63に予め定められた順序で膨縮させるように、分配
器43を動作させように制御する。
【0067】そして、予め定められた順序で膨縮する腰
用エアーバッグ61ないし腿用エアーバッグ63によっ
て、腰部ないし腿部のマッサージがなされるものであ
る。なお、腰用エアーバッグ61ないし腿用エアーバッ
グ63に対応する腰部ないし腿部は略平面的であること
から、膨張する過程における押圧有効面積は殆ど変わる
ことがなく、したがって、腰用エアーバッグ61ないし
腿用エアーバッグ63の被施療部である腰部ないし腿部
の押圧力は略一定に保たれマッサージ効果が損なわれる
ことはない。
用エアーバッグ61ないし腿用エアーバッグ63によっ
て、腰部ないし腿部のマッサージがなされるものであ
る。なお、腰用エアーバッグ61ないし腿用エアーバッ
グ63に対応する腰部ないし腿部は略平面的であること
から、膨張する過程における押圧有効面積は殆ど変わる
ことがなく、したがって、腰用エアーバッグ61ないし
腿用エアーバッグ63の被施療部である腰部ないし腿部
の押圧力は略一定に保たれマッサージ効果が損なわれる
ことはない。
【0068】つぎに、第三のモードについて説明する。
この場合使用者は、座部13に座り、まず、背中部を背
凭れ部17に凭せ掛け前記上下位置設定スイッチ15d
および左右位置設定スイッチ15eを操作して、施療子
33をマッサージをしようとする所望の被施療部に位置
させる。
この場合使用者は、座部13に座り、まず、背中部を背
凭れ部17に凭せ掛け前記上下位置設定スイッチ15d
および左右位置設定スイッチ15eを操作して、施療子
33をマッサージをしようとする所望の被施療部に位置
させる。
【0069】ついで第三のモードスイッチ15hによっ
て第三のモードを設定し、ついで始動スイッチ15bを
閉成操作する。始動スイッチ15bが操作されると、制
御手段44は、エアー生成手段41および前記弁手段4
2を開閉制御し、シリンダー31のエアー室31aにエ
アー給排気する。この給排気によって、ピストン32を
軸方向移動させて前記所望の被施療部を押圧しマッサー
ジがされる。
て第三のモードを設定し、ついで始動スイッチ15bを
閉成操作する。始動スイッチ15bが操作されると、制
御手段44は、エアー生成手段41および前記弁手段4
2を開閉制御し、シリンダー31のエアー室31aにエ
アー給排気する。この給排気によって、ピストン32を
軸方向移動させて前記所望の被施療部を押圧しマッサー
ジがされる。
【0070】また、制御手段44は、前記分配器43を
前記弁手段42と同時に動作させ、前記腰用エアーバッ
グ61ないし腿用エアーバッグ63に所定の順序でエア
ーの給排気をさせて膨縮させ、このことによって腰部な
いし腿部のマッサージがされる。
前記弁手段42と同時に動作させ、前記腰用エアーバッ
グ61ないし腿用エアーバッグ63に所定の順序でエア
ーの給排気をさせて膨縮させ、このことによって腰部な
いし腿部のマッサージがされる。
【0071】そして、この第三のモードにおいても上記
のように施療子33および腰用エアーバッグ61ないし
腿用エアーバッグ63の被施療部に対する押圧力は一定
に保たれることから、マッサージ効果が損なわれること
はないものである。
のように施療子33および腰用エアーバッグ61ないし
腿用エアーバッグ63の被施療部に対する押圧力は一定
に保たれることから、マッサージ効果が損なわれること
はないものである。
【0072】上述したように上記マッサージ機1は、エ
アー室31aを有するシリンダー31に、前記エアー室
31aに供給されるエアー圧の作用を受ける一定面積の
作用面32cを有し前記エアー室31aに給排気される
エアーによって移動するピストン32、このピストン3
2の移動動作を介して身体を押圧する施療子33から構
成される施療部30の、前記エアー室31aにホース6
6を介してエアー給排気装置40からエアーを給排気
し、また、圧力調整手段80によってエアー室31a内
のエアー圧を一定に調整すようにしたことから、エアー
室31aに供給されるエアーの圧力は略一定となり、ま
た、作動体の作用面は一定であることからピストン32
に生じる押圧力は一定となり、したがって、施療子33
の身体の被施療部への当接状態に関係なく一定の押圧力
が付与でき、マッサージ効果が損なわれることがなくマ
ッサージ効果を向上させることができるものである。
アー室31aを有するシリンダー31に、前記エアー室
31aに供給されるエアー圧の作用を受ける一定面積の
作用面32cを有し前記エアー室31aに給排気される
エアーによって移動するピストン32、このピストン3
2の移動動作を介して身体を押圧する施療子33から構
成される施療部30の、前記エアー室31aにホース6
6を介してエアー給排気装置40からエアーを給排気
し、また、圧力調整手段80によってエアー室31a内
のエアー圧を一定に調整すようにしたことから、エアー
室31aに供給されるエアーの圧力は略一定となり、ま
た、作動体の作用面は一定であることからピストン32
に生じる押圧力は一定となり、したがって、施療子33
の身体の被施療部への当接状態に関係なく一定の押圧力
が付与でき、マッサージ効果が損なわれることがなくマ
ッサージ効果を向上させることができるものである。
【0073】また、シリンダー31およびピストン32
は保形性を有することから、ピストン32は軸方向に移
動する際に軸方向と異なる方向に屈曲などしないことか
ら、確実に押圧力を施療子に伝達でき、シリンダー32
の移動の際に軸方向と直交する方向などに変形すること
を防止する手段を必要としないことから構造が簡単とな
るものである。
は保形性を有することから、ピストン32は軸方向に移
動する際に軸方向と異なる方向に屈曲などしないことか
ら、確実に押圧力を施療子に伝達でき、シリンダー32
の移動の際に軸方向と直交する方向などに変形すること
を防止する手段を必要としないことから構造が簡単とな
るものである。
【0074】なお、上記実施の形態においては、ピスト
ン32をシリンダー31の外周に摺動可能に嵌合する構
成としたが、これは逆にシリンダー31内にピストン3
2を摺動可能に嵌合する構成としてもよいものであり、
また、ピストンは有底筒状以外の形状としてもよいもの
である。
ン32をシリンダー31の外周に摺動可能に嵌合する構
成としたが、これは逆にシリンダー31内にピストン3
2を摺動可能に嵌合する構成としてもよいものであり、
また、ピストンは有底筒状以外の形状としてもよいもの
である。
【0075】また、上記実施の形態においては、エアー
室31aをシリンダー31に設け、エアー圧が作用する
作用面32cをピストン32に設けるようにしたが、こ
れは、軟質の合成樹脂により一体成型により形成すると
とに、軸方向両端に端板を設け内部をエアー室とする中
空部とするとともに軸方向に伸縮する蛇腹部材の一方の
端板に給排気口を形成し、この一方の基板を第二の基台
22に取り付け、他方の基板に施療子33を設けこの端
板をエアー圧を受ける作用面とするようにしてもよいも
のである。
室31aをシリンダー31に設け、エアー圧が作用する
作用面32cをピストン32に設けるようにしたが、こ
れは、軟質の合成樹脂により一体成型により形成すると
とに、軸方向両端に端板を設け内部をエアー室とする中
空部とするとともに軸方向に伸縮する蛇腹部材の一方の
端板に給排気口を形成し、この一方の基板を第二の基台
22に取り付け、他方の基板に施療子33を設けこの端
板をエアー圧を受ける作用面とするようにしてもよいも
のである。
【0076】このようにした場合は内部に形成される中
空部つまりエアー室の気密性を高めることができるとい
う利点がある。しかし、上記実施の形態のように保形性
を有するシリンダー31とこのシリンダー31に軸方向
に摺動可能にピストン32を設ける構成とした場合は、
上述したように、ピストン32は軸方向に移動する際に
軸方向と異なる方向に屈曲などしないことから、確実に
且つ効率よく押圧力を施療子に伝達でき、シリンダー3
2の移動の際に軸方向と直交する方向などに変形するこ
とを防止する手段を必要としないことから構造が簡単と
なるという利点を有するものである。
空部つまりエアー室の気密性を高めることができるとい
う利点がある。しかし、上記実施の形態のように保形性
を有するシリンダー31とこのシリンダー31に軸方向
に摺動可能にピストン32を設ける構成とした場合は、
上述したように、ピストン32は軸方向に移動する際に
軸方向と異なる方向に屈曲などしないことから、確実に
且つ効率よく押圧力を施療子に伝達でき、シリンダー3
2の移動の際に軸方向と直交する方向などに変形するこ
とを防止する手段を必要としないことから構造が簡単と
なるという利点を有するものである。
【0077】なお、上記実施の形態においては、施療子
33は所望の被施療部に対応させて位置決めして押圧動
作させマッサージをする構成としたが、これは施療子3
3を背中部の面に沿って移動させながら、押圧動作させ
マッサージをするようにしてもよいものである。
33は所望の被施療部に対応させて位置決めして押圧動
作させマッサージをする構成としたが、これは施療子3
3を背中部の面に沿って移動させながら、押圧動作させ
マッサージをするようにしてもよいものである。
【0078】このようにする場合は、制御手段44によ
って、第一の電動機73および第二の電動機77を制御
し、第一の基台21の上下方向への移動と第二の基台2
2の左右方向への移動を組み合わせて上下左右に移動さ
せるとともに、ある位置に位置したとき施療子33を一
回ないし数回動作させ、この動作が終了した際につぎの
位置に移動させ、この位置で同様に施療子33を一回な
いし数回動作させ、この動作を背中部の対応する領域全
体に亘って順次移動させる構成とすればよいものであ
る。
って、第一の電動機73および第二の電動機77を制御
し、第一の基台21の上下方向への移動と第二の基台2
2の左右方向への移動を組み合わせて上下左右に移動さ
せるとともに、ある位置に位置したとき施療子33を一
回ないし数回動作させ、この動作が終了した際につぎの
位置に移動させ、この位置で同様に施療子33を一回な
いし数回動作させ、この動作を背中部の対応する領域全
体に亘って順次移動させる構成とすればよいものであ
る。
【0079】なお、施療子33を突出させた状態つまり
エアー室31aにエアーを供給しこの状態を維持したま
ま、施療子33を上下左右に移動するようにすれば、い
わゆる擦りによるマッサージができるものである。
エアー室31aにエアーを供給しこの状態を維持したま
ま、施療子33を上下左右に移動するようにすれば、い
わゆる擦りによるマッサージができるものである。
【0080】また、上記実施の形態においては、施療子
33は2個としてが、これは必要に応じて増すこともで
きるものである。
33は2個としてが、これは必要に応じて増すこともで
きるものである。
【0081】また、上記実施の形態においては、腰用エ
アーバッグ61ないし腿用エアーバッグ63を設ける構
成としたが、これは必ずしも設ける必要はなく省略する
構成としてもよいものである。
アーバッグ61ないし腿用エアーバッグ63を設ける構
成としたが、これは必ずしも設ける必要はなく省略する
構成としてもよいものである。
【0082】また、上記実施の形態では、この発明を椅
子式エアーマッサージ機に適用した場合について説明し
たが、これは例えばマット式エアーマッサージ機あるい
は座椅子式エアーマッサージ機など他の形式のエアーマ
ッサージ機にも適用できるものである。
子式エアーマッサージ機に適用した場合について説明し
たが、これは例えばマット式エアーマッサージ機あるい
は座椅子式エアーマッサージ機など他の形式のエアーマ
ッサージ機にも適用できるものである。
【0083】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明は、エ
アー室、このエアー供給室に供給されるエアー圧の作用
を受ける一定面積の作用面を有し前記エアー室に給排気
されるエアーによって移動する作動体、この作動体の移
動動作を介して身体を押圧する施療子からなる施療部
の、前記エアー室に流路を介してエアー給排気装置から
エアーを給排気し、また、圧力調整手段によってエアー
室内のエアー圧を一定に調整すようにしたことから、エ
アー室に供給されるエアーの圧力は前記圧力調整手段に
よって一定となり、この一定の圧力は作動体の一定面積
の作用面に作用することから作動体に生じる押圧力は一
定となり、したがって、施療子の身体の施療部への当接
状態に関係なく一定の押圧力が付与でき、したがって、
押圧力の減少に起因してマッサージ効果が損なわれるこ
とはなくマッサージ効果を向上させることができるとい
う効果を有するものである。
アー室、このエアー供給室に供給されるエアー圧の作用
を受ける一定面積の作用面を有し前記エアー室に給排気
されるエアーによって移動する作動体、この作動体の移
動動作を介して身体を押圧する施療子からなる施療部
の、前記エアー室に流路を介してエアー給排気装置から
エアーを給排気し、また、圧力調整手段によってエアー
室内のエアー圧を一定に調整すようにしたことから、エ
アー室に供給されるエアーの圧力は前記圧力調整手段に
よって一定となり、この一定の圧力は作動体の一定面積
の作用面に作用することから作動体に生じる押圧力は一
定となり、したがって、施療子の身体の施療部への当接
状態に関係なく一定の押圧力が付与でき、したがって、
押圧力の減少に起因してマッサージ効果が損なわれるこ
とはなくマッサージ効果を向上させることができるとい
う効果を有するものである。
【0084】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、エアー室を保形性を有する筒状体に
よって構成するとともに、作動体を前記筒状体に対して
軸方向に移動する保形性を有するピストン体としたこと
から、ピストン体は軸方向に移動する際に軸方向と異な
る方向に屈曲などしないことから、確実に効率よく押圧
力を施療子に伝達でき、また、筒状体およびピストン体
は保形性を有することから、軸方向に移動する際に軸方
向と異なる方向に屈曲など変形しないことから、この変
形を防止する手段を必要としないことから構造が簡単と
なるという効果を有するものである。
載の発明において、エアー室を保形性を有する筒状体に
よって構成するとともに、作動体を前記筒状体に対して
軸方向に移動する保形性を有するピストン体としたこと
から、ピストン体は軸方向に移動する際に軸方向と異な
る方向に屈曲などしないことから、確実に効率よく押圧
力を施療子に伝達でき、また、筒状体およびピストン体
は保形性を有することから、軸方向に移動する際に軸方
向と異なる方向に屈曲など変形しないことから、この変
形を防止する手段を必要としないことから構造が簡単と
なるという効果を有するものである。
【図1】本発明を椅子式エアーマッサージ機に適用した
実施の形態の斜視図。
実施の形態の斜視図。
【図2】上記椅子式エアーマッサージ機の施療部、施療
部を移動させる移動機構、エアー給排気装置などの関係
構成を示す斜視図。
部を移動させる移動機構、エアー給排気装置などの関係
構成を示す斜視図。
【図3】上記施療部および施療部にエアーを供給する構
成の断面図。
成の断面図。
【図4】上記移動機構の第一の基台を後方から見た斜視
図。
図。
【図5】上記椅子式エアーマッサージ機の制御構成を示
す制御ブロック図。
す制御ブロック図。
1 椅子式エアーマッサージ機(エアーマッ
サージ機) 30 施療部 31 シリンダー(筒状体) 31a エアー室 32 ピストン(ピストン部(作動体)) 32c 作用面 33 施療子 40 エアー給排気装置 66 ホース(流路) 80 圧力調整手段
サージ機) 30 施療部 31 シリンダー(筒状体) 31a エアー室 32 ピストン(ピストン部(作動体)) 32c 作用面 33 施療子 40 エアー給排気装置 66 ホース(流路) 80 圧力調整手段
フロントページの続き Fターム(参考) 4C074 AA03 AA04 BB05 CC11 CC17 EE01 EE03 EE05 FF01 FF09 GG03 HH02 HH07 HH08 4C100 AD02 AD16 AF02 AF12 AF17 BA03 BA06 BC12 BC14 CA06 CA07 CA08 DA05 DA06 DA10 EA12 EB01
Claims (2)
- 【請求項1】 エアー室、このエアー室に供給されるエ
アー圧の作用を受ける一定面積の作用面を有し前記エア
ー室に給排気されるエアーによって移動する作動体、こ
の作動体の移動動作を介して身体を押圧する施療子から
なる施療部と、流路を介して前記エアー室にエアーを給
排気するエアー給排気装置と、前記エアー室内のエアー
圧を一定に調整する圧力調整手段とを備えたことを特徴
とするエアーマッサージ機。 - 【請求項2】 請求項1記載の発明において、エアー室
を保形性を有する筒状体によって構成するとともに、作
動体を前記筒状体に対して軸方向に移動する保形性を有
するピストン体としたことを特徴とするエアーマッサー
ジ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11102607A JP2000288055A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | エアーマッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11102607A JP2000288055A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | エアーマッサージ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000288055A true JP2000288055A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14331937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11102607A Pending JP2000288055A (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | エアーマッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000288055A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100399101B1 (ko) * | 2000-10-19 | 2003-09-22 | 이평국 | 공기 압축기를 이용한 충격식 안마기 |
JP2006271496A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
-
1999
- 1999-04-09 JP JP11102607A patent/JP2000288055A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100399101B1 (ko) * | 2000-10-19 | 2003-09-22 | 이평국 | 공기 압축기를 이용한 충격식 안마기 |
JP2006271496A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
JP4661302B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2011-03-30 | パナソニック電工株式会社 | マッサージ機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |