JP2000279952A - 浄化装置 - Google Patents
浄化装置Info
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- JP2000279952A JP2000279952A JP11090424A JP9042499A JP2000279952A JP 2000279952 A JP2000279952 A JP 2000279952A JP 11090424 A JP11090424 A JP 11090424A JP 9042499 A JP9042499 A JP 9042499A JP 2000279952 A JP2000279952 A JP 2000279952A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率よく処理水に酸素を含ませてオゾンやヒ
ドロキシラジカルを発生させ、処理水に含まれる有機化
合物を処理水の酸素量によらず効率よく浄化する浄化装
置を提供する。 【解決手段】 有機物の溶存している処理水にエキシマ
による紫外光を処理水に照射する照射部と酸素を供給す
る酸素供給部を設けた浄化装置で、紫外光が酸素に作用
してオゾンやヒドロキシラジカルを発生を促し、オゾン
やヒドロキシラジカルの発生量が増加させて有機化合物
の酸化分解を効率よく行う浄化装置とした。
ドロキシラジカルを発生させ、処理水に含まれる有機化
合物を処理水の酸素量によらず効率よく浄化する浄化装
置を提供する。 【解決手段】 有機物の溶存している処理水にエキシマ
による紫外光を処理水に照射する照射部と酸素を供給す
る酸素供給部を設けた浄化装置で、紫外光が酸素に作用
してオゾンやヒドロキシラジカルを発生を促し、オゾン
やヒドロキシラジカルの発生量が増加させて有機化合物
の酸化分解を効率よく行う浄化装置とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紫外光を発光するエ
キシマランプを用いた効率的な有機物分解方法に関す
る。
キシマランプを用いた効率的な有機物分解方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般家庭に用いられている家庭用浄水器
や浄化機能付浴槽、生活雑排水を浄化する浄化槽や浄化
施設、工場での排水処理、上水を供給するための浄水場
には、活性炭吸着や鉱物によって水道水中の有機物を吸
着除去するものであり、また懸濁物質や雑菌などを除去
する濾過するものが主流であった。吸着除去では一定期
間を過ぎれば、吸着物質が活性炭に対して飽和量を超過
することになり、吸着能力が低下する。また濾過除去す
るものに対しても長時間使用することによって、濾材が
目詰まりを起こし濾過能力が低下する。そのため、吸着
剤や濾材を一定期間が経過したときには交換するか再生
させる必要があり、特に一般家庭においては非常に煩雑
であり管理を徹底させるのも困難であった。
や浄化機能付浴槽、生活雑排水を浄化する浄化槽や浄化
施設、工場での排水処理、上水を供給するための浄水場
には、活性炭吸着や鉱物によって水道水中の有機物を吸
着除去するものであり、また懸濁物質や雑菌などを除去
する濾過するものが主流であった。吸着除去では一定期
間を過ぎれば、吸着物質が活性炭に対して飽和量を超過
することになり、吸着能力が低下する。また濾過除去す
るものに対しても長時間使用することによって、濾材が
目詰まりを起こし濾過能力が低下する。そのため、吸着
剤や濾材を一定期間が経過したときには交換するか再生
させる必要があり、特に一般家庭においては非常に煩雑
であり管理を徹底させるのも困難であった。
【0003】その煩雑さを解消するために、水中の有機
化合物を分解して浄化する浄化装置が考え出されてい
る。高度に清浄化する必要のある浄水場や一部の工場で
の排水処理で応用されているオゾンによる酸化分解はそ
の一つとして有望であり、電気分解や紫外線照射などに
よって酸素よりオゾンを発生させ、オゾンが有機化合物
に作用して特に着色物質や異臭物質を分解除去、殺菌す
るものである。
化合物を分解して浄化する浄化装置が考え出されてい
る。高度に清浄化する必要のある浄水場や一部の工場で
の排水処理で応用されているオゾンによる酸化分解はそ
の一つとして有望であり、電気分解や紫外線照射などに
よって酸素よりオゾンを発生させ、オゾンが有機化合物
に作用して特に着色物質や異臭物質を分解除去、殺菌す
るものである。
【0004】有機化合物を直接分解する手法も検討され
ている。有機化合物に含まれている共有結合は短波長の
紫外線で吸収されて、イオン化や励起状態になりやす
い。短波長によって有機化合物を分解することが可能と
なるため、水を浄化するために用いることも検討されて
いる。
ている。有機化合物に含まれている共有結合は短波長の
紫外線で吸収されて、イオン化や励起状態になりやす
い。短波長によって有機化合物を分解することが可能と
なるため、水を浄化するために用いることも検討されて
いる。
【0005】前記紫外光によって有機物を分解する手法
は、照射する紫外線が効率よく有機物を分解できる短波
長が求められるため、XeやArなどのガスを用いてエ
キシマ分子を生成し、エキシマ分子から発せられる20
0nm以下の短波長の紫外線を応用することが考えられ
ている。
は、照射する紫外線が効率よく有機物を分解できる短波
長が求められるため、XeやArなどのガスを用いてエ
キシマ分子を生成し、エキシマ分子から発せられる20
0nm以下の短波長の紫外線を応用することが考えられ
ている。
【0006】例えば、特開平10−216716号で
は、エキシマランプを流水中に設置して、液体や蒸気の
有機塩素化合物をエキシマランプから発する172nm
または222nmの紫外光を照射して分解するものであ
る。
は、エキシマランプを流水中に設置して、液体や蒸気の
有機塩素化合物をエキシマランプから発する172nm
または222nmの紫外光を照射して分解するものであ
る。
【0007】エキシマ光によって有機物を分解する一方
で、照射する紫外光が酸素からオゾンの生成反応を促進
し、オゾンによって副次的に有機化合物の酸化分解を行
うことが知られている。特に水中では、水分子から紫外
線照射によって生成されるヒドロキシラジカルとオゾン
の水中での分解過程で生成するヒドロキシラジカルは、
オゾンと並んで強い酸化剤であり、オゾンやヒドロキシ
ラジカルによる酸化分解を利用して有機化合物を含む水
の浄化を行うことが考えられている。
で、照射する紫外光が酸素からオゾンの生成反応を促進
し、オゾンによって副次的に有機化合物の酸化分解を行
うことが知られている。特に水中では、水分子から紫外
線照射によって生成されるヒドロキシラジカルとオゾン
の水中での分解過程で生成するヒドロキシラジカルは、
オゾンと並んで強い酸化剤であり、オゾンやヒドロキシ
ラジカルによる酸化分解を利用して有機化合物を含む水
の浄化を行うことが考えられている。
【0008】例えば、特開平11−33542号では、
浴槽や水槽の循環通水路に照射部を設けてエキシマによ
る紫外線を水に照射することによって、ヒドロキシラジ
カルを発生させて殺菌と有機化合物の酸化分解を促し浄
化をするものである。
浴槽や水槽の循環通水路に照射部を設けてエキシマによ
る紫外線を水に照射することによって、ヒドロキシラジ
カルを発生させて殺菌と有機化合物の酸化分解を促し浄
化をするものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エキシマランプ浄化装置では、通水路に設けられたエキ
シマランプの光源から離れた場所を通過する有機化合物
は、紫外光による有機化合物の直接分解とオゾンやヒド
ロキシラジカルによる酸化分解を受けて分解し浄化する
ものであるが、酸化分解は処理水に含まれる酸素の量に
依存してしまう為、酸素が消費され酸素の量が少なくな
っている汚水ではオゾンやヒドロキシラジカルが少な
く、有機化合物が十分にオゾンと接触できずに酸化分解
が十分行われない可能性があるという問題があった。ま
た、処理水に含まれる酸素量により増減することによっ
て、処理水の有機化合物分解の効率が安定しない問題が
あった。
エキシマランプ浄化装置では、通水路に設けられたエキ
シマランプの光源から離れた場所を通過する有機化合物
は、紫外光による有機化合物の直接分解とオゾンやヒド
ロキシラジカルによる酸化分解を受けて分解し浄化する
ものであるが、酸化分解は処理水に含まれる酸素の量に
依存してしまう為、酸素が消費され酸素の量が少なくな
っている汚水ではオゾンやヒドロキシラジカルが少な
く、有機化合物が十分にオゾンと接触できずに酸化分解
が十分行われない可能性があるという問題があった。ま
た、処理水に含まれる酸素量により増減することによっ
て、処理水の有機化合物分解の効率が安定しない問題が
あった。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、効率よく処理水に酸素を
含ませてオゾンやヒドロキシラジカルを発生させ、酸素
量の少ない汚水でも効率良く有機化合物の分解をさせ、
処理水に含まれる有機化合物を処理水の酸素量によらず
効率よく浄化する浄化装置を提供することにある。
れたもので、本発明の目的は、効率よく処理水に酸素を
含ませてオゾンやヒドロキシラジカルを発生させ、酸素
量の少ない汚水でも効率良く有機化合物の分解をさせ、
処理水に含まれる有機化合物を処理水の酸素量によらず
効率よく浄化する浄化装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、有機化合物を含む処理水に紫外光を処理
水に照射する照射部を設け、紫外光を照射して有機化合
物を分解する浄化装置で、酸素を含む物質を供給する酸
素供給部を設けエキシマによる紫外光を前記照射部より
照射し、紫外光が酸素に作用してオゾンやヒドロキシラ
ジカルを発生させて有機化合物を酸化分解するようにし
た。これにより、処理水に含まれる有機化合物をオゾン
やヒドロキシラジカルによって分解させることができ、
有機化合物の分解を処理水に含まれる酸素量によらず効
率よく行わせる浄化装置を提供することが可能となる。
に請求項1は、有機化合物を含む処理水に紫外光を処理
水に照射する照射部を設け、紫外光を照射して有機化合
物を分解する浄化装置で、酸素を含む物質を供給する酸
素供給部を設けエキシマによる紫外光を前記照射部より
照射し、紫外光が酸素に作用してオゾンやヒドロキシラ
ジカルを発生させて有機化合物を酸化分解するようにし
た。これにより、処理水に含まれる有機化合物をオゾン
やヒドロキシラジカルによって分解させることができ、
有機化合物の分解を処理水に含まれる酸素量によらず効
率よく行わせる浄化装置を提供することが可能となる。
【0012】請求項2では、請求項1記載の浄化装置に
おいて、酸素供給部を酸素を含む物質を発生させる酸素
生成装置としたので、処理水に含ませる酸素を水道水中
でオゾンやヒドロキシラジカルを発生させた浄化装置と
した。これにより、有機化合物の分解を処理水に含まれ
る酸素量によらず効率よく行わせる浄化装置を提供する
ことが可能となる。
おいて、酸素供給部を酸素を含む物質を発生させる酸素
生成装置としたので、処理水に含ませる酸素を水道水中
でオゾンやヒドロキシラジカルを発生させた浄化装置と
した。これにより、有機化合物の分解を処理水に含まれ
る酸素量によらず効率よく行わせる浄化装置を提供する
ことが可能となる。
【0013】請求項3では、請求項1記載の浄化装置に
おいて、酸素供給部を酸素を含む物質を吸入させる気泡
生成装置としたので、簡易に酸素を含むガスを外部より
供給が可能になった。これにより、有機化合物の分解を
処理水に含まれる酸素量によらず効率よく行わせる浄化
装置を提供することが可能となる。
おいて、酸素供給部を酸素を含む物質を吸入させる気泡
生成装置としたので、簡易に酸素を含むガスを外部より
供給が可能になった。これにより、有機化合物の分解を
処理水に含まれる酸素量によらず効率よく行わせる浄化
装置を提供することが可能となる。
【0014】請求項4では、請求項2記載の浄化装置に
おいて、酸素生成装置を電気分解で生成させるものとし
たので、水から酸素を供給できるようになり外部から酸
素発生のための化合物を添加する必要が無い浄化装置と
した。これにより、有機化合物の分解を処理水に含まれ
る酸素量によらず効率よく行わせる浄化装置を提供する
ことが可能となる。
おいて、酸素生成装置を電気分解で生成させるものとし
たので、水から酸素を供給できるようになり外部から酸
素発生のための化合物を添加する必要が無い浄化装置と
した。これにより、有機化合物の分解を処理水に含まれ
る酸素量によらず効率よく行わせる浄化装置を提供する
ことが可能となる。
【0015】請求項5では、請求項1記載の浄化装置に
おいて、照射部から隔てられた活性炭吸着槽あるいは濾
過装置を設けたので、エキシマによる紫外光による有機
化合物の分解だけでなく浮遊物質や多くの有機化合物を
吸着あるいは除去することができ、また前記照射部の前
段に配置した場合、前記照射部に多量の有機化合物が流
入することを防ぎ、照射部からの紫外光の影響を受けな
い浄化装置とした。これにより、有機化合物の分解を処
理水に含まれる酸素量によらず効率よく行わせるととも
に、処理水を高度に浄化させる浄化装置を提供すること
が可能となる。
おいて、照射部から隔てられた活性炭吸着槽あるいは濾
過装置を設けたので、エキシマによる紫外光による有機
化合物の分解だけでなく浮遊物質や多くの有機化合物を
吸着あるいは除去することができ、また前記照射部の前
段に配置した場合、前記照射部に多量の有機化合物が流
入することを防ぎ、照射部からの紫外光の影響を受けな
い浄化装置とした。これにより、有機化合物の分解を処
理水に含まれる酸素量によらず効率よく行わせるととも
に、処理水を高度に浄化させる浄化装置を提供すること
が可能となる。
【0016】請求項6では、請求項5記載の浄化装置に
おいて、洗浄時に前記照射部から発生したオゾンやヒド
ロキシラジカルを含む水を前記活性炭吸着槽あるいは前
記濾過装置に流入させるので、前記活性炭吸着槽や前記
濾過装置に付着した有機化合物を同一装置内で洗浄可能
な浄化装置とした。これにより、有機化合物の分解を処
理水に含まれる酸素量によらず効率よく行わせるととも
に、前記活性炭吸着槽や前記濾過装置を長期間にわたり
交換を行うことなく、処理水を高度に浄化させる浄化装
置を提供することが可能となる。
おいて、洗浄時に前記照射部から発生したオゾンやヒド
ロキシラジカルを含む水を前記活性炭吸着槽あるいは前
記濾過装置に流入させるので、前記活性炭吸着槽や前記
濾過装置に付着した有機化合物を同一装置内で洗浄可能
な浄化装置とした。これにより、有機化合物の分解を処
理水に含まれる酸素量によらず効率よく行わせるととも
に、前記活性炭吸着槽や前記濾過装置を長期間にわたり
交換を行うことなく、処理水を高度に浄化させる浄化装
置を提供することが可能となる。
【0017】請求項7では、請求項1記載の浄化装置に
おいて、前記照射部から隔てられたイオン交換樹脂を設
けたので、有機化合物の分解除去だけでなくカルシウム
イオンやマグネシウムイオン、その他重金属イオンを除
去することが可能な浄化装置とした。これにより、有機
化合物の分解を処理水に含まれる酸素量によらず効率よ
く行わせるとともに、金属イオンを除去させて処理水を
高度に浄化させる浄化装置を提供することが可能とな
る。
おいて、前記照射部から隔てられたイオン交換樹脂を設
けたので、有機化合物の分解除去だけでなくカルシウム
イオンやマグネシウムイオン、その他重金属イオンを除
去することが可能な浄化装置とした。これにより、有機
化合物の分解を処理水に含まれる酸素量によらず効率よ
く行わせるとともに、金属イオンを除去させて処理水を
高度に浄化させる浄化装置を提供することが可能とな
る。
【0018】請求項8では、請求項7記載の浄化装置に
おいて、前記イオン交換樹脂を前記照射部の前段に設け
たので、前記照射部に流入する硬度成分が除去されるた
めに前記照射部内部に有機化合物との相互作用によるス
ケール付着を防止することができる浄化装置とした。こ
れにより、有機化合物の分解を処理水に含まれる酸素量
によらず効率よく行わせるとともに、金属イオンを除去
させて処理水を高度に浄化させ、かつスケール付着を防
止することによって前記照射部での分解性能を維持させ
る浄化装置を提供することが可能となる。
おいて、前記イオン交換樹脂を前記照射部の前段に設け
たので、前記照射部に流入する硬度成分が除去されるた
めに前記照射部内部に有機化合物との相互作用によるス
ケール付着を防止することができる浄化装置とした。こ
れにより、有機化合物の分解を処理水に含まれる酸素量
によらず効率よく行わせるとともに、金属イオンを除去
させて処理水を高度に浄化させ、かつスケール付着を防
止することによって前記照射部での分解性能を維持させ
る浄化装置を提供することが可能となる。
【0019】請求項9では、有機化合物を含む処理水に
紫外光を処理水に照射する照射部を設け、エキシマによ
る紫外光を照射して有機化合物を分解する浄化装置で、
ヒドロキシラジカルを含む物質を供給する活性分子供給
部を設けて有機化合物を酸化分解するので、紫外光によ
る有機化合物分解と酸化分解の両方の分解を行うことが
でき、分解効率の良い浄化装置を提供することが出来
る。
紫外光を処理水に照射する照射部を設け、エキシマによ
る紫外光を照射して有機化合物を分解する浄化装置で、
ヒドロキシラジカルを含む物質を供給する活性分子供給
部を設けて有機化合物を酸化分解するので、紫外光によ
る有機化合物分解と酸化分解の両方の分解を行うことが
でき、分解効率の良い浄化装置を提供することが出来
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図を
用いて説明する。本発明の内容を、より理解しやすくす
るため、以下に実施例を用いて解説する。
用いて説明する。本発明の内容を、より理解しやすくす
るため、以下に実施例を用いて解説する。
【0021】
【実施例】図1は本発明の請求項1記載浄化装置の一実
施例を説明する概念図である。該浄化装置は、酸素供給
部10と照射部12によって構成されている。前記酸素
供給部10は処理水中に酸素を生成、吸入、混合するこ
とによって供給させるものであり、酸素吸入手段36あ
るいは酸素生成手段58などを有する。また前記照射部
12はエキシマによる紫外光を発光する装置を有してい
る。
施例を説明する概念図である。該浄化装置は、酸素供給
部10と照射部12によって構成されている。前記酸素
供給部10は処理水中に酸素を生成、吸入、混合するこ
とによって供給させるものであり、酸素吸入手段36あ
るいは酸素生成手段58などを有する。また前記照射部
12はエキシマによる紫外光を発光する装置を有してい
る。
【0022】前記酸素供給部10で処理水中に供給され
た酸素は、有機化合物とともに前記照射部12に移動し
て、前記照射部12においてエキシマによる紫外光が照
射される。エキシマによる紫外光は、例えば、有機化合
物の結合形式のほとんどを切断できる250nm以下の
短波長である172nmとし、172nmで照射された
酸素は他の酸素反応して、オゾンを生成する。
た酸素は、有機化合物とともに前記照射部12に移動し
て、前記照射部12においてエキシマによる紫外光が照
射される。エキシマによる紫外光は、例えば、有機化合
物の結合形式のほとんどを切断できる250nm以下の
短波長である172nmとし、172nmで照射された
酸素は他の酸素反応して、オゾンを生成する。
【0023】前記照射部12において生成されたオゾン
は、強い酸化力を有し、処理水中に含まれる有機化合物
に作用して酸化反応を促す。またオゾンは紫外光を吸収
して光分解を起こし、ヒドロキシラジカルや1重項酸素
などの活性酸素種を副次的に生成するが、それら活性酸
素においてもオゾンと同様に酸化力を有しているので有
機化合物に作用して酸化分解を起こす。
は、強い酸化力を有し、処理水中に含まれる有機化合物
に作用して酸化反応を促す。またオゾンは紫外光を吸収
して光分解を起こし、ヒドロキシラジカルや1重項酸素
などの活性酸素種を副次的に生成するが、それら活性酸
素においてもオゾンと同様に酸化力を有しているので有
機化合物に作用して酸化分解を起こす。
【0024】オゾンやヒドロキシラジカルなどの活性酸
素種による酸化分解と同時に、前記照射部では低波長の
紫外光によって有機化合物の分解が起こっている。17
2nmの低波長では、脂肪族有機化合物のC−C結合や
O−H結合、C−H結合などの結合様式に対して解離で
きるだけの十分なエネルギーを与えることが可能であ
り、有機化合物の分解が発生する。酸素を供給した処理
水では、短波長紫外光による酸化分解と直接的な分解の
両方が作用して、効率の良い処理水中の有機化合物の分
解が可能になる。
素種による酸化分解と同時に、前記照射部では低波長の
紫外光によって有機化合物の分解が起こっている。17
2nmの低波長では、脂肪族有機化合物のC−C結合や
O−H結合、C−H結合などの結合様式に対して解離で
きるだけの十分なエネルギーを与えることが可能であ
り、有機化合物の分解が発生する。酸素を供給した処理
水では、短波長紫外光による酸化分解と直接的な分解の
両方が作用して、効率の良い処理水中の有機化合物の分
解が可能になる。
【0025】供給する酸素種は、分子状酸素以外にも液
体酸素や活性酸素を含むものでも構わない。活性酸素
は、例えばオゾン、一重項酸素であり、活性酸素自体に
有機化合物を酸化させる酸化能力を有している物質であ
る。オゾンを含むガスを供給した場合、前記照射部で紫
外光の照射によってオゾンを光分解させて、オゾンと同
様に酸化能力を有するヒドロキシラジカルの発生量を増
加させることも可能になる。
体酸素や活性酸素を含むものでも構わない。活性酸素
は、例えばオゾン、一重項酸素であり、活性酸素自体に
有機化合物を酸化させる酸化能力を有している物質であ
る。オゾンを含むガスを供給した場合、前記照射部で紫
外光の照射によってオゾンを光分解させて、オゾンと同
様に酸化能力を有するヒドロキシラジカルの発生量を増
加させることも可能になる。
【0026】図1では前記酸素供給部10が前記照射部
12の前段に配置されているが、図2に示した概念図の
ように前記酸素供給部10が流路から隔離されて配置さ
れていてもよい。この場合は酸素の供給と紫外光の照射
の処理が同時に行われる。
12の前段に配置されているが、図2に示した概念図の
ように前記酸素供給部10が流路から隔離されて配置さ
れていてもよい。この場合は酸素の供給と紫外光の照射
の処理が同時に行われる。
【0027】請求項2記載の実施形態について、酸素発
生手段36を用いた酸素供給部を図3に基づいて説明す
る。酸素源を貯蔵する酸素源タンク30を有し、外部よ
り供給できる注入口38を設け、前記酸素源タンク30
よりポンプ32を介して一定量の前記酸素源を酸素発生
手段36に導入させる。前記酸素源が処理水に混入され
た時に前記酸素発生手段36により化学反応を起こさ
せ、酸素を発生させるものである。
生手段36を用いた酸素供給部を図3に基づいて説明す
る。酸素源を貯蔵する酸素源タンク30を有し、外部よ
り供給できる注入口38を設け、前記酸素源タンク30
よりポンプ32を介して一定量の前記酸素源を酸素発生
手段36に導入させる。前記酸素源が処理水に混入され
た時に前記酸素発生手段36により化学反応を起こさ
せ、酸素を発生させるものである。
【0028】前記酸素源タンク30に貯蔵させる酸素源
として、過酸化水素を用いたときには、酸素発生手段3
6では過酸化水素を水と酸素に分解する触媒を設け、過
酸化水素を接触させる。前記触媒は、例えば白金や酸化
マンガン、カタラーゼなどを用いる。
として、過酸化水素を用いたときには、酸素発生手段3
6では過酸化水素を水と酸素に分解する触媒を設け、過
酸化水素を接触させる。前記触媒は、例えば白金や酸化
マンガン、カタラーゼなどを用いる。
【0029】請求項4に記載したように、水の電気分解
を利用して酸素を発生させるようにすれば、酸素源を処
理水の水から供給する事が可能になり、図3にある前記
酸素源タンク30が不要になって省スペースになる。図
4に水の電気分解を利用した請求項4記載の酸素発生手
段である電気分解装置を示す。上流側から処理水が電解
槽42に流入する。前記電解槽42には電極44が設置
されており、前記電極44には電源制御装置40より電
気が供給されている。前記電源制御装置40には商用電
流のほか、電池を用いても良い。
を利用して酸素を発生させるようにすれば、酸素源を処
理水の水から供給する事が可能になり、図3にある前記
酸素源タンク30が不要になって省スペースになる。図
4に水の電気分解を利用した請求項4記載の酸素発生手
段である電気分解装置を示す。上流側から処理水が電解
槽42に流入する。前記電解槽42には電極44が設置
されており、前記電極44には電源制御装置40より電
気が供給されている。前記電源制御装置40には商用電
流のほか、電池を用いても良い。
【0030】前記電極44を設けた酸素発生手段を用い
ることで、印加させる電気量を調節することによって発
生する酸素量を調整することが可能になり、容易に浄化
レベルを制御することができる。また酸素源を供給する
タンクやポンプを設置する必要が無くなることから、省
スペースな酸素発生手段を供給することが可能である。
ることで、印加させる電気量を調節することによって発
生する酸素量を調整することが可能になり、容易に浄化
レベルを制御することができる。また酸素源を供給する
タンクやポンプを設置する必要が無くなることから、省
スペースな酸素発生手段を供給することが可能である。
【0031】請求項3記載の酸素供給部の一例を図5を
基に説明する。外部からフィルター50で清浄化した空
気を取り込み、吸入する空気量を調整する吸入弁を設け
ている。次いでポンプ52を介して、酸素濃度を富化さ
せる酸素富化装置54に空気を導入し、酸素吸入手段5
8に酸素富化空気が供給されるものである。
基に説明する。外部からフィルター50で清浄化した空
気を取り込み、吸入する空気量を調整する吸入弁を設け
ている。次いでポンプ52を介して、酸素濃度を富化さ
せる酸素富化装置54に空気を導入し、酸素吸入手段5
8に酸素富化空気が供給されるものである。
【0032】前記酸素富化装置54は外部から取り込ん
だ空気中の酸素濃度を増加させるために設置したもので
あり、窒素吸着剤としてゼオライトを充填させたり、酸
素透過性に優れているフッ素樹脂フィルムを入れてあ
る。図5にはポンプ52を用いて外部の空気を吸引させ
ているが、前記フィルター50と前記酸素富化装置54
の空気透過抵抗が低ければ、ポンプ52で吸引せずに酸
素供給部を負圧にして自然に吸気できるようにしてもよ
い。
だ空気中の酸素濃度を増加させるために設置したもので
あり、窒素吸着剤としてゼオライトを充填させたり、酸
素透過性に優れているフッ素樹脂フィルムを入れてあ
る。図5にはポンプ52を用いて外部の空気を吸引させ
ているが、前記フィルター50と前記酸素富化装置54
の空気透過抵抗が低ければ、ポンプ52で吸引せずに酸
素供給部を負圧にして自然に吸気できるようにしてもよ
い。
【0033】外部の空気より高い酸素濃度になった酸素
富化空気は、酸素吸入手段58により処理水に混入され
る。図6および図7には前記酸素吸入手段58の一例を
示した。図6で示したものは前記酸素吸入手段としてエ
ゼクターを用いたものである。処理水は上流側より浄化
装置流路64を通って照射部が配置してある下流側に移
動するようになっている。上流側から流れてくる処理水
はノズル62から水圧によってエゼクター内部に放出さ
れる。一方酸素富化空気は吸気管60より吸入され、エ
ゼクター内部に充満させてあり、ノズルから放出された
処理水と混合されるようになっている。酸素富化空気と
混合された処理水は下流側に移動し、照射部に流れる。
富化空気は、酸素吸入手段58により処理水に混入され
る。図6および図7には前記酸素吸入手段58の一例を
示した。図6で示したものは前記酸素吸入手段としてエ
ゼクターを用いたものである。処理水は上流側より浄化
装置流路64を通って照射部が配置してある下流側に移
動するようになっている。上流側から流れてくる処理水
はノズル62から水圧によってエゼクター内部に放出さ
れる。一方酸素富化空気は吸気管60より吸入され、エ
ゼクター内部に充満させてあり、ノズルから放出された
処理水と混合されるようになっている。酸素富化空気と
混合された処理水は下流側に移動し、照射部に流れる。
【0034】前記酸素吸入手段58として多孔質素材で
ある中空糸膜を用いた例を図7に示した。処理水は上流
側より浄化装置流路74を通って流入し、そのまま下流
方向に移動させる。一方、酸素富化空気は吸気管70か
ら中空糸膜カートリッジ72内の中空糸膜から、処理水
に向かって移動し処理水と混合される。中空糸膜の濾材
を酸素透過性が高いフッ素樹脂を使用したものであれ
ば、図5に示した前記酸素富化装置が不要になり、前記
酸素富化装置54と酸素吸入手段58を一体化でき、省
スペースで酸素供給部を構成できる。
ある中空糸膜を用いた例を図7に示した。処理水は上流
側より浄化装置流路74を通って流入し、そのまま下流
方向に移動させる。一方、酸素富化空気は吸気管70か
ら中空糸膜カートリッジ72内の中空糸膜から、処理水
に向かって移動し処理水と混合される。中空糸膜の濾材
を酸素透過性が高いフッ素樹脂を使用したものであれ
ば、図5に示した前記酸素富化装置が不要になり、前記
酸素富化装置54と酸素吸入手段58を一体化でき、省
スペースで酸素供給部を構成できる。
【0035】請求項5記載の一実施例を図8で説明す
る。処理水は濾過装置80、活性炭処理槽81、酸素供
給部として酸素吸入手段82、照射部83、排オゾン活
性炭処理部84を通過して浄化される。特に浴槽水を浄
化する場合には、毛髪や皮膚角質層から剥がれ落ちた不
溶物が多量に出てくること、また石鹸やシャンプーなど
の洗剤成分や皮膚から溶出される水溶性の汚れ成分が出
てくることが知られている。処理水に含まれる不溶の汚
れを前記濾過装置80によって除去し、水溶性の汚れ成
分を前記活性炭処理部81によって吸着除去する。汚れ
成分が少なくなった処理水に、前記酸素供給部によって
酸素を混入させて前記照射部83での分解に供する。ま
た前記照射部83で発生する過剰のオゾンを前記排オゾ
ン活性炭処理部84を通過させることによって分解除去
し、浄化水として放出する。
る。処理水は濾過装置80、活性炭処理槽81、酸素供
給部として酸素吸入手段82、照射部83、排オゾン活
性炭処理部84を通過して浄化される。特に浴槽水を浄
化する場合には、毛髪や皮膚角質層から剥がれ落ちた不
溶物が多量に出てくること、また石鹸やシャンプーなど
の洗剤成分や皮膚から溶出される水溶性の汚れ成分が出
てくることが知られている。処理水に含まれる不溶の汚
れを前記濾過装置80によって除去し、水溶性の汚れ成
分を前記活性炭処理部81によって吸着除去する。汚れ
成分が少なくなった処理水に、前記酸素供給部によって
酸素を混入させて前記照射部83での分解に供する。ま
た前記照射部83で発生する過剰のオゾンを前記排オゾ
ン活性炭処理部84を通過させることによって分解除去
し、浄化水として放出する。
【0036】得られた浄化水は有機化合物が除去してあ
るとともに殺菌もされており、家庭内での衣類などを洗
浄するための洗濯用用水やトイレでの排泄物を排出させ
るために用いる洗浄水として再利用することができる。
また浴槽水を入浴するための水として再利用する場合、
浄化水を浴槽内に放出するとともに処理水として再度取
り込み、循環させて浄化するようにしても良い。高度に
浄化する必要のある浄水器にも利用可能である。
るとともに殺菌もされており、家庭内での衣類などを洗
浄するための洗濯用用水やトイレでの排泄物を排出させ
るために用いる洗浄水として再利用することができる。
また浴槽水を入浴するための水として再利用する場合、
浄化水を浴槽内に放出するとともに処理水として再度取
り込み、循環させて浄化するようにしても良い。高度に
浄化する必要のある浄水器にも利用可能である。
【0037】前記排オゾン活性炭処理部84は活性炭の
代わりに、白金、鉄、ニッケル、マンガン系の触媒を充
填したものを用いても良い。また前記濾過装置80、前
記活性炭処理槽81、前記空気供給部、前記照射部83
は図8に示した配置に限らず、例えば前記濾過装置80
や前記活性炭処理槽81を前記照射部83の後段に設置
しても良い。前記濾過装置80および前記活性炭処理槽
81は前記照射部83からの紫外光の影響を受けないよ
うに、前記照射部83から隔てて配置させることが必要
である。
代わりに、白金、鉄、ニッケル、マンガン系の触媒を充
填したものを用いても良い。また前記濾過装置80、前
記活性炭処理槽81、前記空気供給部、前記照射部83
は図8に示した配置に限らず、例えば前記濾過装置80
や前記活性炭処理槽81を前記照射部83の後段に設置
しても良い。前記濾過装置80および前記活性炭処理槽
81は前記照射部83からの紫外光の影響を受けないよ
うに、前記照射部83から隔てて配置させることが必要
である。
【0038】請求項6記載の一実施例を図9で示す。照
射部で処理水中の有機化合物を分解され、かつオゾンや
ヒドロキシラジカルを含ませた浄化水を洗浄水タンク9
6に貯蔵する。一定量貯められたのちに、処理水の流入
を止めて、オゾンやヒドロキシラジカルを含ませた浄化
水を逆流させて洗浄する。前記洗浄水タンク96および
前記活性炭処理槽91、排オゾン活性炭処理槽94の素
材は耐オゾン性材料である特殊なステンレスや硬質塩
ビ、テフロン、ガラスなどを用いることが望ましい。
射部で処理水中の有機化合物を分解され、かつオゾンや
ヒドロキシラジカルを含ませた浄化水を洗浄水タンク9
6に貯蔵する。一定量貯められたのちに、処理水の流入
を止めて、オゾンやヒドロキシラジカルを含ませた浄化
水を逆流させて洗浄する。前記洗浄水タンク96および
前記活性炭処理槽91、排オゾン活性炭処理槽94の素
材は耐オゾン性材料である特殊なステンレスや硬質塩
ビ、テフロン、ガラスなどを用いることが望ましい。
【0039】オゾンやヒドロキシラジカルに富んだ浄化
水は活性炭に吸着した有機化合物を酸化分解して、低分
子化およびガス化させて脱着させる。前記タンクから前
記活性炭処理槽91に向かう配管にヒーター97を配設
させることによって、オゾンやヒドロキシラジカルに富
んだ浄化水を加熱させ、脱着効果を高めることができ
る。
水は活性炭に吸着した有機化合物を酸化分解して、低分
子化およびガス化させて脱着させる。前記タンクから前
記活性炭処理槽91に向かう配管にヒーター97を配設
させることによって、オゾンやヒドロキシラジカルに富
んだ浄化水を加熱させ、脱着効果を高めることができ
る。
【0040】また、十分清浄な処理水であれば、直接に
酸素供給部に導く配管を備え、処理水に酸素を混入させ
て照射させることによって、オゾンやヒドロキシラジカ
ルを発生させ、前記濾過装置90および前記活性炭処理
槽91を逆洗させることができる。
酸素供給部に導く配管を備え、処理水に酸素を混入させ
て照射させることによって、オゾンやヒドロキシラジカ
ルを発生させ、前記濾過装置90および前記活性炭処理
槽91を逆洗させることができる。
【0041】請求項7および8記載の一実施例を図10
で説明する。処理水は、イオン交換樹脂槽100を通水
させ処理水中の硬度成分を除去させ、次いで酸素供給部
である酸素吸入手段102、照射部を経て分解作用を受
ける。前記イオン交換樹脂槽100においてカチオン性
イオン交換樹脂を充填させて用いることで、処理水に含
まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどのカ
チオンを吸着させる事が出来る。前記イオン交換樹脂槽
100は前記照射部104の紫外光の影響を受けないよ
うに、隔てて配置させる必要がある。前記イオン交換樹
脂槽100は前記照射部104の後段に設けても構わな
いが、処理水に含まれる金属イオン種によっては生成し
たオゾンが分解を受けやすくなり妨害イオンとして作用
する可能性があるため、前段に設けることでそれら妨害
イオンを除去して効率よく処理水中の有機化合物を分解
除去する事が可能になる。
で説明する。処理水は、イオン交換樹脂槽100を通水
させ処理水中の硬度成分を除去させ、次いで酸素供給部
である酸素吸入手段102、照射部を経て分解作用を受
ける。前記イオン交換樹脂槽100においてカチオン性
イオン交換樹脂を充填させて用いることで、処理水に含
まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどのカ
チオンを吸着させる事が出来る。前記イオン交換樹脂槽
100は前記照射部104の紫外光の影響を受けないよ
うに、隔てて配置させる必要がある。前記イオン交換樹
脂槽100は前記照射部104の後段に設けても構わな
いが、処理水に含まれる金属イオン種によっては生成し
たオゾンが分解を受けやすくなり妨害イオンとして作用
する可能性があるため、前段に設けることでそれら妨害
イオンを除去して効率よく処理水中の有機化合物を分解
除去する事が可能になる。
【0042】カルシウムイオンやマグネシウムイオンは
硬度成分として、配管内に処理水中に含まれる炭酸イオ
ンと反応したスケールが付着する。前記イオン交換樹脂
槽100によってスケールの付着を軽減させることが可
能になる。
硬度成分として、配管内に処理水中に含まれる炭酸イオ
ンと反応したスケールが付着する。前記イオン交換樹脂
槽100によってスケールの付着を軽減させることが可
能になる。
【0043】請求項9記載の実施例について説明する。
一実施例として、オゾンを発生させるオゾナイザーとエ
キシマによる照射部を備えたもので、処理水は前記オゾ
ナイザーからのオゾンやオゾンの副生成物であるヒドロ
キシラジカルを含むガスを請求項3で用いたようなエゼ
クターで混入させる。混入させたオゾンやヒドロキシラ
ジカルが処理水中に含まれる有機化合物に作用し、酸化
分解される。また、照射部を設けて短波長の紫外線を照
射することによって有機化合物を分解するとともに、処
理水に含まれる酸素に作用してオゾンやヒドロキシラジ
カルによって酸化分解する。
一実施例として、オゾンを発生させるオゾナイザーとエ
キシマによる照射部を備えたもので、処理水は前記オゾ
ナイザーからのオゾンやオゾンの副生成物であるヒドロ
キシラジカルを含むガスを請求項3で用いたようなエゼ
クターで混入させる。混入させたオゾンやヒドロキシラ
ジカルが処理水中に含まれる有機化合物に作用し、酸化
分解される。また、照射部を設けて短波長の紫外線を照
射することによって有機化合物を分解するとともに、処
理水に含まれる酸素に作用してオゾンやヒドロキシラジ
カルによって酸化分解する。
【0044】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、酸素富化空気をエキシマによる紫
外光を照射することによってオゾンやヒドロキシラジカ
ルの発生量を増加させたので、酸素量が少ない汚水であ
っても有機化合物の分解効率を向上させた浄化装置を提
供し、また照射部を有するだけで、省メンテナンスで簡
易的な浄化装置を提供することが出来る。これによっ
て、水道水を簡易的に浄化させる浄水器や、浴槽水や水
槽を循環させて簡易的に浄化させる装置、排水を簡易的
に浄化させる装置に利用可能となる。
する。請求項1では、酸素富化空気をエキシマによる紫
外光を照射することによってオゾンやヒドロキシラジカ
ルの発生量を増加させたので、酸素量が少ない汚水であ
っても有機化合物の分解効率を向上させた浄化装置を提
供し、また照射部を有するだけで、省メンテナンスで簡
易的な浄化装置を提供することが出来る。これによっ
て、水道水を簡易的に浄化させる浄水器や、浴槽水や水
槽を循環させて簡易的に浄化させる装置、排水を簡易的
に浄化させる装置に利用可能となる。
【0045】請求項2では、酸素発生手段を有し酸素供
給部で酸素を発生させて、オゾンやヒドロキシラジカル
の発生量を増加させ、有機化合物の分解効率を処理水に
よらず向上させることを可能とした。また酸素発生量を
制御することで分解効率を処理水に応じて最適化させる
ことが可能になる。
給部で酸素を発生させて、オゾンやヒドロキシラジカル
の発生量を増加させ、有機化合物の分解効率を処理水に
よらず向上させることを可能とした。また酸素発生量を
制御することで分解効率を処理水に応じて最適化させる
ことが可能になる。
【0046】請求項3では、外部から空気を取り入れる
ことでオゾンやヒドロキシラジカルの発生量を増加させ
るため、供給源の補給を無くすことが出来るため、酸素
発生させる手段を持たず、より簡易な酸素供給部を有す
る浄化装置を提供することが可能になる。
ことでオゾンやヒドロキシラジカルの発生量を増加させ
るため、供給源の補給を無くすことが出来るため、酸素
発生させる手段を持たず、より簡易な酸素供給部を有す
る浄化装置を提供することが可能になる。
【0047】請求項4では、処理水に含まれる水を使っ
て酸素を供給する電気分解装置を備えているため、外部
より供給するための装置を設ける必要が無く、かつ省ス
ペース化を実現できる。また電極にかける電気の印加量
によってオゾンやヒドロキシラジカルの発生量を制御で
きるため、有機化合物の分解効率を最適化することを可
能にする。これによって、汚れの状況に応じて分解を調
整することが可能な、水道水を浄化させる浄水器や、浴
槽水や水槽を循環させて浄化させる装置、排水を浄化さ
せる装置にも利用可能となる。
て酸素を供給する電気分解装置を備えているため、外部
より供給するための装置を設ける必要が無く、かつ省ス
ペース化を実現できる。また電極にかける電気の印加量
によってオゾンやヒドロキシラジカルの発生量を制御で
きるため、有機化合物の分解効率を最適化することを可
能にする。これによって、汚れの状況に応じて分解を調
整することが可能な、水道水を浄化させる浄水器や、浴
槽水や水槽を循環させて浄化させる装置、排水を浄化さ
せる装置にも利用可能となる。
【0048】請求項5では、特に多量の有機化合物を含
む浴槽水や浄化槽などを処理水とする場合に、より高度
に浄化する事が可能とした浄化装置を供給できる。また
照射部からの紫外光の影響を受けないように配設したた
め、活性炭の光劣化を防ぐことが可能な浄化装置を提供
する。これによって、安定した有機化合物の分解性能を
発揮し、水道水を高度に浄化させる浄水器や、浴槽水や
水槽を循環させて高度に浄化させる装置、排水を高度に
浄化させる装置にも利用可能となる。
む浴槽水や浄化槽などを処理水とする場合に、より高度
に浄化する事が可能とした浄化装置を供給できる。また
照射部からの紫外光の影響を受けないように配設したた
め、活性炭の光劣化を防ぐことが可能な浄化装置を提供
する。これによって、安定した有機化合物の分解性能を
発揮し、水道水を高度に浄化させる浄水器や、浴槽水や
水槽を循環させて高度に浄化させる装置、排水を高度に
浄化させる装置にも利用可能となる。
【0049】請求項6では、オゾンやヒドロキシラジカ
ルを含む水で活性炭や濾過膜などを洗浄するようにした
ため、活性炭や濾過膜の長寿命化がひとつの装置内で可
能な浄化装置を提供できる。特に汚れ成分の多い浴槽水
や浄化槽の水を浄化する場合には、頻繁に洗浄を行わせ
るように制御させることが可能になる。これによって、
活性炭や濾過膜を交換することなく、省メンテナンスな
浄化装置に利用可能となる。
ルを含む水で活性炭や濾過膜などを洗浄するようにした
ため、活性炭や濾過膜の長寿命化がひとつの装置内で可
能な浄化装置を提供できる。特に汚れ成分の多い浴槽水
や浄化槽の水を浄化する場合には、頻繁に洗浄を行わせ
るように制御させることが可能になる。これによって、
活性炭や濾過膜を交換することなく、省メンテナンスな
浄化装置に利用可能となる。
【0050】請求項7では、有機化合物だけでなくイオ
ン交換樹脂を用いることで硬度成分などを除去可能な浄
化装置を提供できる。また照射部からの紫外光の影響を
受けないように配設したため、イオン交換樹脂の光劣化
を防ぐことが可能な浄化装置を提供する。これによっ
て、スケール発生が問題となる噴霧装置やボイラーなど
の配管に接続して利用することが可能となる。
ン交換樹脂を用いることで硬度成分などを除去可能な浄
化装置を提供できる。また照射部からの紫外光の影響を
受けないように配設したため、イオン交換樹脂の光劣化
を防ぐことが可能な浄化装置を提供する。これによっ
て、スケール発生が問題となる噴霧装置やボイラーなど
の配管に接続して利用することが可能となる。
【0051】請求項8では、照射部でのスケール付着を
防止し、紫外光を処理水への照射を長期間にわたり確実
に行わせることが可能になると同時に、オゾンに対する
妨害イオンを除去して効率よく処理水中の有機化合物を
分解除去する事が可能になる。これによって、長寿命の
分解性能を発揮できる、水道水を浄化させる浄水器や、
浴槽水や水槽を循環させて浄化させる装置、排水を浄化
させる装置にも利用可能となる。
防止し、紫外光を処理水への照射を長期間にわたり確実
に行わせることが可能になると同時に、オゾンに対する
妨害イオンを除去して効率よく処理水中の有機化合物を
分解除去する事が可能になる。これによって、長寿命の
分解性能を発揮できる、水道水を浄化させる浄水器や、
浴槽水や水槽を循環させて浄化させる装置、排水を浄化
させる装置にも利用可能となる。
【0052】請求項9では、ヒドロキシラジカルならび
にオゾンのような活性分子を照射部とは別に発生させる
手段を用いているから、多段階に有機化合物の酸化分解
を行うことができる。このことによって、既にオゾンの
発生装置を設置している浄化装置にも照射部を設けるこ
とによって、分解効率の良い浄化装置が提供できる。
にオゾンのような活性分子を照射部とは別に発生させる
手段を用いているから、多段階に有機化合物の酸化分解
を行うことができる。このことによって、既にオゾンの
発生装置を設置している浄化装置にも照射部を設けるこ
とによって、分解効率の良い浄化装置が提供できる。
【0053】以上のように、本発明によって酸素を供給
して処理水中の酸素量を増加させ、酸化分解に寄与する
オゾンやヒドロキシラジカルの活性酸素を増加させる浄
化装置を供給することが出来る。活性酸素の増加によっ
て処理水中の有機化合物の分解効率が向上すると共に、
酸素供給する手段を制御することで有機化合物の分解を
最適化させることが容易になる。そのため高度に浄化す
る必要のある浄水器や浄化機能付きの浴槽に対して、分
解効率の高い浄化装置を供給可能になる。
して処理水中の酸素量を増加させ、酸化分解に寄与する
オゾンやヒドロキシラジカルの活性酸素を増加させる浄
化装置を供給することが出来る。活性酸素の増加によっ
て処理水中の有機化合物の分解効率が向上すると共に、
酸素供給する手段を制御することで有機化合物の分解を
最適化させることが容易になる。そのため高度に浄化す
る必要のある浄水器や浄化機能付きの浴槽に対して、分
解効率の高い浄化装置を供給可能になる。
【図1】本発明の浄化装置の第1実施形態を示す概念図
【図2】本発明の浄化装置の第1実施形態を示す他の概
念図
念図
【図3】本発明の浄化装置の酸素発生手段を用いた酸素
供給部の概略図
供給部の概略図
【図4】本発明の浄化装置の酸素吸入手段を用いた酸素
供給部の概略図
供給部の概略図
【図5】酸素発生手段として電気分解槽を用いた電気分
解槽の概略図
解槽の概略図
【図6】酸素吸入手段としてエゼクターを用いたエゼク
ターの概略図
ターの概略図
【図7】酸素吸入手段として多孔質素材を用いた概略図
【図8】本発明の浄化装置の第2実施形態を示す概念図
【図9】本発明の浄化装置の第3実施形態を示す概念図
【図10】本発明の浄化装置の第4実施形態を示す概念
図
図
10…酸素供給部、12…照射部、30…酸素源タン
ク、32…ポンプ、34…フィルター、36…酸素発生
手段、38…注入口、40…電源制御装置、42…電解
槽、44…電極、46…浄化装置流路、50…フィルタ
ー、52…ポンプ、54…酸素富化装置、56…フィル
ター、58…酸素吸入手段、60…吸気管、62…ノズ
ル、64…浄化装置流路、70…吸気管、72…中空糸
膜カートリッジ、74…浄化装置流路、80…濾過装
置、81…活性炭処理槽、82…酸素吸入手段、83…
照射部、84…排オゾン活性炭処理槽 85…酸素富化装置
ク、32…ポンプ、34…フィルター、36…酸素発生
手段、38…注入口、40…電源制御装置、42…電解
槽、44…電極、46…浄化装置流路、50…フィルタ
ー、52…ポンプ、54…酸素富化装置、56…フィル
ター、58…酸素吸入手段、60…吸気管、62…ノズ
ル、64…浄化装置流路、70…吸気管、72…中空糸
膜カートリッジ、74…浄化装置流路、80…濾過装
置、81…活性炭処理槽、82…酸素吸入手段、83…
照射部、84…排オゾン活性炭処理槽 85…酸素富化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D025 AA03 AA08 AA09 AB19 BA08 DA03 DA04 DA05 DA06 4D037 AA02 AA09 AA11 AB01 AB02 BA18 CA01 CA02 CA03 CA04 CA12 CA15 4D050 AA04 AA10 AA12 AB06 AB07 AB12 BB01 BB02 BB09 BC09 BD03 BD04 BD06 CA06 CA08 CA09 CA10 CA15
Claims (9)
- 【請求項1】 有機化合物を含む処理水に紫外光を処理
水に照射する照射部を設け、紫外光を照射して有機化合
物を分解する浄化装置において、 酸素を含む物質を供給する酸素供給部を設けるととも
に、前記照射部に、酸素に作用してオゾンやヒドロキシ
ラジカルを発生させて有機化合物を酸化分解するエキシ
マによる紫外光を照射するエキシマ照射手段を設けたこ
とを特徴とする浄化装置。 - 【請求項2】 前記酸素供給部に、酸素を含む物質を発
生させる酸素生成手段を設けたことを特徴とする請求項
1記載の浄化装置。 - 【請求項3】 前記酸素供給部に、酸素を含む物質を吸
入させる酸素吸入手段を設けたことを特徴とする請求項
1記載の浄化装置。 - 【請求項4】 前記酸素生成手段を、電気分解槽にて構
成したことを特徴とする請求項2記載の浄化装置。 - 【請求項5】 前記浄化装置において、活性炭吸着槽あ
るいは濾過装置を前記照射部隔てて設けたことを特徴と
する請求項1記載の浄化装置。 - 【請求項6】 前記浄化装置において、洗浄時に前記照
射部から発生したオゾンやヒドロキシラジカルを含む水
を、前記活性炭吸着槽あるいは前記濾過装置に流入させ
ることを特徴とする請求項5記載の浄化装置。 - 【請求項7】 前記浄化装置において、イオン交換樹脂
を前記照射部から隔てて設けたことを特徴とする請求項
1記載の浄化装置。 - 【請求項8】 前記イオン交換樹脂を、前記照射部の前
段に設けたことを特徴とする請求項7記載の浄化装置。 - 【請求項9】 有機化合物を含む処理水に紫外光を照射
する照射部を設け、有機化合物を分解する浄化装置で、
オゾンやヒドロキシラジカルを含む物質を供給する活性
分子供給部を設けて有機化合物を酸化分解することを特
徴とする浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11090424A JP2000279952A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 浄化装置 |
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