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JP2000265050A - 水分硬化性オキシアルキレン重合体含有組成物 - Google Patents

水分硬化性オキシアルキレン重合体含有組成物

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Publication number
JP2000265050A
JP2000265050A JP2000066684A JP2000066684A JP2000265050A JP 2000265050 A JP2000265050 A JP 2000265050A JP 2000066684 A JP2000066684 A JP 2000066684A JP 2000066684 A JP2000066684 A JP 2000066684A JP 2000265050 A JP2000265050 A JP 2000265050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
curable composition
oxyalkylene polymer
composition
composition according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000066684A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert Edward Kalinowski
エドワード カリノウスキイ ロバート
Andreas Thomas Franz Wolf
トマス フランツ ヴォルフ アンドレアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Corp filed Critical Dow Corning Corp
Publication of JP2000265050A publication Critical patent/JP2000265050A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/54Silicon-containing compounds
    • C08K5/548Silicon-containing compounds containing sulfur
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
    • C08G65/32Polymers modified by chemical after-treatment
    • C08G65/329Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds
    • C08G65/336Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/10Block- or graft-copolymers containing polysiloxane sequences
    • C08L83/12Block- or graft-copolymers containing polysiloxane sequences containing polyether sequences
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S528/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S528/901Room temperature curable silicon-containing polymer

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押出し可能な液体組成物、及びテープのよう
な硬化した予め形成された形状物の両方の形で建築材料
を密封するような用途で用いるのに有用な組成物を与え
る。 【解決手段】 (A)ヒドロキシル基又は加水分解可能
基が結合した1分子当たり少なくとも一つの珪素原子含
有基を有しシロキサン結合の形成により架橋することが
できるオキシアルキレン重合体100重量部、(B)ビ
ス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルファ
ン0.1〜20重量部、及び(C)水分に当たると組成
物の硬化を起こすのに充分な量の縮合触媒、を含む硬化
性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水分硬化性組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な水分硬化性重合体には、ポリオ
ルガノシロキサン主鎖及び水分と反応してシロキサン結
合を形成する少なくとも一つの反応性形成基を有する硬
化性ポリオルガノシロキサンが含まれる。しかし、その
ような硬化性ポリオルガノシロキサンは、それらの費用
及び塗布性の欠如を含めた幾つかの制約を受けている。
水分の存在で架橋し、シロキサン結合を形成することが
できる反応性シリコーン基を有するオキシアルキレン重
合体が、そのような硬化性ポリオルガノシロキサン組成
物の代替物として提案されてきた。そのようなオキシア
ルキレン重合体含有組成物は、少なくとも部分的には上
述のポリオルガノシロキサン組成物の制約を解消してい
るが、抗張力及び伸びのような性質の改良が依然として
望まれている。
【0003】米国特許第3,971,751号明細書に
は、反応性珪素基を有するポリエーテル重合体の製造方
法及び水分に触れると硬化してゴム状物質になる重合体
を含む組成物が記載されている。
【0004】米国特許第4,323,488号明細書に
は、アルキル末端ポリオキシアルキレンポリエーテル及
びそのような重合体を含む硬化性組成物の製造方法が記
載されている。
【0005】米国特許第4,788,254号明細書に
は、(a)1分子中少なくとも一つの反応性珪素基を有
する有機重合体、及び(b)1分子中一つのシラノール
基を有する化合物、又は水分と反応して1分子中一つの
シラノール基を有する化合物を形成する化合物を含む水
分硬化性重合体組成物が記載されている。この組成物
は、改良された抗張力及び表面特性を有すると報告され
ている。
【0006】米国特許第4,837,274号明細書に
は、架橋してシロキサン結合を形成することによりエラ
ストマーを生ずることができる少なくとも一つの反応性
珪素官能基を有する有機重合体、及び140以上の分子
量を有するオルガノシリコン化合物からなる硬化性組成
物が記載されている。硬化した組成物は、優れたモジュ
ラス、伸び及び貯蔵安定性を有すると報告されている。
【0007】米国特許第4,983,700号明細書に
は、(a)珪素原子に結合した少なくとも一つの反応性
珪素含有基を有するオキシアルキレン系重合体、(b)
分子中に一つのシラノール基を有する化合物、及び水分
と反応して分子中に一つのシラノール基を有する化合物
を生ずる化合物から選択された少なくとも一種類の化合
物、(c)珪素含有基で、その珪素原子に二つの加水分
解可能基が結合している珪素含有基を有する化合物、及
び(d)珪素含有基で、その珪素原子に三つの加水分解
可能基が結合している珪素含有基、及びアミノ基を有す
る化合物、からなる硬化性組成物で、低いモジュラス、
良好な結合強度、及び改良された結合強度の耐候性を有
する硬化物質を与える組成物が記載されている。
【0008】EP 0620241には、ヒドロキシル
基又は加水分解可能基が結合し、架橋してシロキサン結
合を形成することができる珪素原子含有基を有するオキ
シアルキレン重合体及び加水分解可能な珪素化合物から
なる硬化性組成物が記載されている。加水分解可能な珪
素化合物を添加すると、物質に対する硬化組成物の接着
性を改良し、著しく改良された耐水性接着性を与えると
報告されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、押出し可能
な液体組成物、及びテープのような硬化した予め形成さ
れた形状物の両方の形で建築材料を密封するような用途
で用いるのに適した組成物を与える。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)各分子
中少なくとも一つの反応性珪素原子を有するオキシアル
キレン重合体、(b)ビス(3−トリエトキシシリルプ
ロピル)テトラスルファン(tetrasulfane)、及び
(c)縮合触媒を含む水分硬化性組成物にある。組成物
中にビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラス
ルファンが存在することにより、硬化組成物の抗張力及
び伸びが改良される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、次の成分: (A) ヒドロキシル基又は加水分解可能基が結合した
1分子当たり少なくとも一つの珪素原子含有基を有し、
シロキサン結合の形成により架橋することができるオキ
シアルキレン重合体100重量部、(B) ビス(3−
トリエトキシシリルプロピル)テトラスルファン0.1
〜20重量部、及び(C) 水分(moisture)に触れる
と組成物の硬化を起こすのに充分な量の縮合触媒、を含
む成分を一緒にすることにより得られる生成物からなる
硬化性組成物である。
【0012】本発明の組成物の成分(A)を構成する、
ヒドロキシル基又は加水分解可能基が結合した1分子当
たり少なくとも一つの珪素原子含有基(今後、別な言い
方として、「反応性珪素官能基」と呼ぶ)を有するオキ
シアルキレン重合体はよく知られており、例えば、米国
特許第3,971,751号、第4,902,575号
及び第4,323,488号明細書に記載されている。
【0013】成分(A)を構成するオキシアルキレン重
合体の分子鎖は、一般式、−R1−O−(1)(式中、
1は1〜8個の炭素原子を有する置換又は非置換二価
炭化水素基であり、好ましくは3又は4個の炭素原子を
有する炭化水素基である)により表される反復単位を有
する。R1の特別な例には、−CH(CH3)CH2−、
−CH(C25)CH2−、−C(CH32CH2−、及
び−CH2CH2CH2CH2−が含まれる。オキシアルキ
レン重合体の分子鎖は、一つの型、又は二つ以上の異な
った型の反復単位からなっていてもよい。R1が、式、
−CH(CH3)CH2−によって表される場合が好まし
い。オキシアルキレン重合体の分子鎖は、−R1−O−
以外の反復単位を含んでいてもよい。そのような場合、
オキシアルキレン重合体中の−R1−O−の反復単位の
量は、重合体の60重量%、好ましくは重合体の80重
量%を越えているのが好ましい。
【0014】本発明のオキシアルキレン重合体は、50
0〜50,000の数平均分子量を有するのが好まし
い。オキシアルキレン重合体が、3,000〜30,0
00の数平均分子量を有する場合が好ましい。
【0015】架橋してシロキサン結合を形成することが
できるオキシアルキレン重合体に置換された反応性珪素
官能基は、当分野でよく知られており、水分及び適当な
縮合触媒の存在で室温でも架橋できることを特徴とす
る。そのような反応性珪素官能基の例は、一般式
(2):
【0016】
【化2】
【0017】(式中、各R2は、1〜20個の炭素原子
を有する独立に選択された置換又は非置換一価有機基で
あり、Xは、ヒドロキシル基又は加水分解可能基であ
り;a=0、1又は2;b=0、1、2又は3;但し1
≦a+bであり、好ましくは1≦a+b≦4;mは0か
又は1〜19の整数である。)により表される。上記一
般式(2)中のm単位の全てが同じである必要はない。
【0018】好ましい反応性珪素基は、一般式(3):
【0019】
【化3】
【0020】(式中、R2、X及びbは上に記載したの
と同じである。)により表される。
【0021】式(2)及び(3)の加水分解可能基Xの
特別な例には、ハロゲン原子、水素原子、アルコキシ
基、アシルオキシ基、ケトキシモ基、アミノ基、アミド
基、アミノオキシ基、メルカプト基、及びアルケニルオ
キシ基が含まれる。Xは、1〜6個の炭素原子を有する
アルコキシ基であるのが好ましく、Xはメトキシ又はエ
トキシであるのが最も好ましい。
【0022】式(2)及び(3)のR2の特別な例に
は、メチル及びエチルのような1〜20個の炭素原子を
有するアルキル基;シクロヘキシル及びシクロペンチル
のような3〜20個の炭素原子を有するシクロアルキル
基;フェニル、トリル及びナフチルのような6〜20個
の炭素原子を有するアリール基;及びベンジルのような
7〜20個の炭素原子を有するアラルキル基が含まれ
る。式(2)及び(3)中のR2は、式、R3 3SiO−
(式中、各R3は、独立に選択された置換又は非置換一
価有機基であり、好ましくはメチル又はフェニルのよう
な1〜20個の炭素原子を有する炭化水素基である)に
より表されるトリオルガノシロキシ基である。R2がメ
チルである場合が好ましい。
【0023】オキシアルキレン重合体に置換された反応
性珪素基の数は、1分子当たり少なくとも1つでなけれ
ばならず、好ましくは平均1.1〜10である。平均
1.2〜5の反応性珪素基がオキシアルキレン重合体に
置換されている場合が一層好ましい。本発明の組成物で
用いるのに好ましいオキシアルキレン重合体は、ジメト
キシメチルシリル基で末端が終わっている、3,000
〜30,000の範囲内の数平均分子量を有するオキシ
プロピレン重合体である。
【0024】本発明の組成物は、成分(A)の100重
量部当たり0.1〜20重量部のビス(3−トリエトキ
シシリルプロピル)−テトラスルファンを含有する。本
発明の組成物が、成分(A)の100部当たり0.5〜
15部のビス(3−トリエチルオキシシリルプロピル)
テトラスルファンを含有する場合が好ましい。
【0025】本発明の組成物は、湿気に当たると組成物
の硬化を起こすのに充分な量の縮合触媒を含有する。一
般に、シラノール縮合を行うのに適した当分野で知られ
ているどのような触媒を用いてもよい。適当な触媒の例
には、チタン酸テトラブチル及びチタン酸テトラプロピ
ルのようなチタン酸エステル;ジラウリン酸ジブチル
錫、マレイン酸ジブチル錫、二酢酸ジブチル錫、オクチ
ル酸錫、及びナフテン酸錫のような錫カルボン酸塩;酸
化ジブチル錫とフタルエステルとの反応生成物;ジブチ
ル錫ジアセチルアセトネート;ブチルアミン、オクチル
アミン、ジブチルアミン、モノエタノールアミン、ジエ
タノールアミン、トリエタノールアミンのようなアミン
化合物;及びそれらアミン化合物の塩、例えば、カルボ
ン酸の塩が含まれる。好ましい触媒はカルボン酸錫であ
り、ジラウリン酸ジブチル錫が最も好ましい。
【0026】本発明の組成物に添加される縮合触媒の量
は、シロキサン結合の形成により組成物の硬化を促進す
るようなどのような量でもよい。一般に成分(A)10
0重量部当たり0.01〜20重量部の量の触媒を本発
明の組成物に添加する。成分(A)100重量部当た
り、0.1〜10重量部の触媒を添加するのが好まし
い。
【0027】もし望むならば、本発明の組成物は、更に
種々の充填剤、可塑剤及び配合添加剤を含んでいてもよ
い。適当な充填剤には、ヒュームドシリカ、沈降シリ
カ、無定形珪酸及びカーボンブラックのような補強用充
填剤;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪藻土、か
焼粘土、カオリン、タルク、酸化チタン、ベントナイ
ト、有機ベントナイト、酸化第二鉄、酸化亜鉛のような
充填剤;及びガラス繊維及びフィラメントのような種々
の他の充填剤が含まれる。充填剤は、典型的には成分
(A)100重量部当たり3〜300重量部の量で本発
明の組成物に添加される。
【0028】本発明の組成物に用いることができる可塑
剤には、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル及びフ
タル酸ブチルベンジルのようなフタル酸エステル;エポ
キシステアリン酸ベンジルのようなエポキシ可塑剤;二
塩基酸及び二価アルコールから製造されたポリエステ
ル;ポリプロピレングリコールのようなポリエーテル;
ポリメチルスチレン及びポリスチレンのようなスチレン
重合体;ポリブタジエン、ブタジエン・アクリロニトリ
ル共重合体、ポリイソプレン、ポリブテン及び塩素化パ
ラフィンが含まれる。これらの可塑剤は単独で、又は二
種類以上の組合せで用いることができる。可塑剤は本発
明の組成物中、成分(A)100重量部当たり0〜10
重量部の量で用いられるのが好ましい。
【0029】本発明の組成物で用いることができる他の
添加剤には、乾燥剤、保存安定性改良剤、紫外線吸収
剤、金属不活性化剤、オゾン劣化防止剤、光安定化剤、
たわみ防止剤、着色剤及び酸化防止剤が含まれる。
【0030】本発明の組成物は、成分(A)及び成分
(C)を別々の包みに入れて、使用する前にそれらの成
分を混合する二包装系として包装してもよい。本発明の
組成物は、(A)、(B)及び(C)を含む組成物とし
て製造され、実質的に水を含まない条件下で貯蔵する。
そのような組成物は、空気及びその中に含まれている水
分に触れるとその表面から急速に硬化が始まる。
【0031】本発明の組成物は、建築及び工学的作業の
分野で弾力性密封化合物として特に有用である。組成物
は粘稠な液体として密封すべき建造物の上に塗り、それ
が次にその場で硬化して密封を形成するか、又は継ぎ目
に適用した硬化シリコーン密封材に付着させることがで
きるテープのような硬化押出し物を形成するように用い
てもよい。本発明の組成物は、ペイント、接着剤、含浸
剤、及び被覆材料として用いることもできる。本発明の
組成物は、伸び及び抗張力のような改良された物理的性
質を有し、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テ
トラスルファンを添加していない同様な組成物と比較し
て、物質に対する改良された接着性を有する。
【0032】
【実施例】次の実施例は、本発明を例示するために与え
られている。これらの実施例は本発明の特許請求の範囲
を限定するためのものではない。
【0033】硬化性反応性珪素基を有するポリオキシプ
ロピレン組成物を調製し、種々の含有量でビス(3−ト
リエトキシシリルプロピル)テトラスルファンをその組
成物に添加し、硬化組成物の物理的性質に対する影響を
判定した。組成物の成分の商標名及びそれらの説明を表
1に記載し、試験した組成物の説明を表2に与える。
【0034】硬化性反応性珪素基を有するポリオキシプ
ロピレン組成物を次のようにして調製した。混合機に、
30/70重量比のエクセスタ(Excester)S2410
及びS2420をフタル酸ジオクチル可塑剤と共に入れ
た。これらの成分を、撹拌しながら15分間真空中で混
合した。沈降炭酸カルシウム〔ウィンノフィル(Winnof
il)SPM〕及び粉砕炭酸カルシウム〔ガンマスパーズ
(Gammasperse)CS−11〕を一緒に混合し、2〜3
回に分けて、上で調製した混合物に添加し、これらの充
填剤を混合物中に完全に分散させた。二酸化チタン(デ
ュポンR−100)を次に混合物に添加し、混合した。
次に濃化剤〔ポリベスト(Polyvest)C−70〕及びU
V安定化剤〔チヌビン(Tinuvin)328及び292〕
を添加し、混合物中に混合した。ビニルトリメトキシシ
ランを混合物に脱水剤として混合し、Si69〔ビス
(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルファ
ン〕を混合物に添加した。次に、ジラウリン酸ジブチル
錫を触媒として混合物に添加し、得られた混合物を5分
間高真空中で混合した。得られた硬化性反応性珪素基含
有ポリオキシプロピレン組成物をプラスチックカートリ
ッジ中に入れ、20分間遠心分離にかけた。試験する前
に、組成物をカートリッジ中で14日間エージングさせ
た。
【0035】異なった組成物の試料を、モジュラス、抗
張力及び伸びについてASTM 412に従い、物理的
性質を試験するための形状物へ注型した。硬化組成物の
ショアーA硬度をASTM 2240により決定した。
硬化組成物の物理的性質を、調製後2、4及び8週間で
試験したが、それら試料は試験するまで周囲条件下で保
存した。この試験の結果を表3a〜3cに与える。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス トマス フランツ ヴォル フ ベルギー国 ブレーヌ − ラルド、クロ ドュ バル デ レコセ、 30

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) ヒドロキシル基又は加水分解可
    能基が結合した1分子当たり少なくとも一つの珪素原子
    含有基を有し、シロキサン結合の形成により架橋するこ
    とができるオキシアルキレン重合体100重量部、 (B) ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テト
    ラスルファン0.1〜20重量部、及び (C) 水分に触れると組成物の硬化を起こすのに充分
    な量の縮合触媒、を含む硬化性組成物。
  2. 【請求項2】 オキシアルキレン重合体(A)が、一般
    式、−R1−O−(式中、R1は1〜8個の炭素原子を有
    する置換又は非置換二価炭化水素基である)により表さ
    れる反復単位を有する、請求項1に記載の硬化性組成
    物。
  3. 【請求項3】 R1が、−CH(CH3)CH2−、−C
    H(C25)CH2−、−C(CH32CH2−、及び−
    CH2CH2CH2CH2−から選択されている、請求項2
    に記載の硬化性組成物。
  4. 【請求項4】 オキシアルキレン重合体が、500〜5
    0,000の数平均分子量を有する、請求項1に記載の
    硬化性組成物。
  5. 【請求項5】 オキシアルキレン重合体に置換された珪
    素原子含有基が、一般式: 【化1】 (式中、各R2は、1〜20個の炭素原子を有する独立
    に選択された置換又は非置換一価有機基であり、Xは、
    ヒドロキシ基又は加水分解可能基であり、a=0、1又
    は2;b=0、1、2又は3;但し1≦a+bであり、
    mは0か又は1〜19の整数である。)により表され
    る、請求項1に記載の硬化性組成物。
  6. 【請求項6】 各Xが、ハロゲン原子、水素原子、アル
    コキシ、アシルオキシ、ケトキシモ、アミノ、アミド、
    アミノキシ、メルカプト、及びアルケニルオキシ基から
    独立に選択されている、請求項5に記載の硬化性組成
    物。
  7. 【請求項7】 各Xが、1〜6個の炭素原子を有する独
    立に選択されたアルコキシ基である、請求項6に記載の
    硬化性組成物。
  8. 【請求項8】 オキシアルキレン重合体が、1分子当た
    り1.1〜10個の珪素原子含有基を有する、請求項1
    に記載の硬化性組成物。
  9. 【請求項9】 オキシアルキレン重合体が、ジメトキシ
    メチルシリル基で末端停止された、3,000〜30,
    000の範囲内の数平均分子量を有するオキシプロピレ
    ン重合体である、請求項1に記載の硬化性組成物。
JP2000066684A 1999-03-11 2000-03-10 水分硬化性オキシアルキレン重合体含有組成物 Withdrawn JP2000265050A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/266,270 US6130306A (en) 1999-03-11 1999-03-11 Moisture curable oxyalkylene polymer containing composition
US266270 1999-03-11

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000265050A true JP2000265050A (ja) 2000-09-26

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ID=23013885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000066684A Withdrawn JP2000265050A (ja) 1999-03-11 2000-03-10 水分硬化性オキシアルキレン重合体含有組成物

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