JP2000261977A - 蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
おける端子電圧を均一化させるとともに、各蓄電素子の
充電電圧をそれぞれ定格いっぱいに利用して利用効率を
向上させ、かつ充電状態における端子電圧が不均一にな
る原因を動作状態で排除できるようにする。 【解決手段】 外部からの充放電電流が停止されている
こと、その蓄電素子に端子電圧があることを条件とし
て、この条件が同時に成立するときにその蓄電素子それ
ぞれに、その端子電圧が実質的に零になるまで放電回路
を自動的に接続し放電させる。これにより次に蓄電装置
の利用を開始する時点で、各蓄電素子が均一に放電され
た状態にあり、利用状態における各蓄電素子の端子電圧
を均一に維持することができる。
Description
は内燃機関による動力と電気動力を併用するハイブリッ
ド自動車に利用するために開発された蓄電装置である
が、本発明の蓄電装置はこのほかの用途にも利用するこ
とができる。本発明は、電気二重層コンデンサなどの蓄
電素子を多数個直列接続して利用する蓄電装置の改良に
関する。
には、電気エネルギを蓄えるために、鉛電池に代表され
る二次電池が広く利用されている。近年これに代わる蓄
電装置として、大容量の蓄電素子を多数直列接続した静
電容量形の蓄電装置が着目されるようになった。その代
表的なものは電気二重層コンデンサを素子として利用す
るものである。電気二重層コンデンサは、組成の異なる
二相の接触界面の一方に余分の正の電荷が分布し、他方
に余分の負の電荷が分布することを利用して、みかけ上
きわめて大きい静電容量を形成する二端子の電気素子で
ある。
および電気二重層コンデンサの定義に当てはまらないさ
まざまな大きい静電容量を有する素子を含めて「蓄電素
子」ということにする。
ンサは、単位体積あたりに蓄積することができるエネル
ギ量は鉛蓄電池に比べてかなり小さいが、充電および放
電のサイクルで失われるエネルギが小さいこと、電解液
の点検補充などの保守作業の必要がないことなど、自動
車用の蓄電装置として利用する場合に大きい利点があ
り、将来有望な装置として研究されている。
ンサは、例えばひとつの素子の端子間静電容量が200
0F(ファラッド)であり、端子間電圧が2.6〜2.
7Vが最大許容電圧であり、この素子は静電容量素子で
あるから充電電荷量(Q)は端子電圧に比例し、充電エ
ネルギは端子電圧の二乗に比例する。一般には、充電電
荷量の約半分、つまり最大容量まで充電された状態の約
半分の端子電圧になるまで、放電電流を利用することが
できるように装置を設計する。
R形ハイブリッド自動車では、電気二重層コンデンサを
利用するのであれば、蓄電素子を約150個直列接続し
て、端子電圧の最大値を400V程度とする。そして直
列接続された蓄電素子の総合端子電圧が200V程度に
なるまで蓄電されたエネルギを利用するように設計され
ている。
は、素子の破壊限界から設定されるものであり、充電時
にはその破壊限界を越えることがないように使用するこ
とが必要である。ところが、現在工業的に得られる電気
二重層コンデンサでは実際にかなりのばらつきがある。
たとえば、100個を越える素子を直列接続して電圧を
印加すると、ある素子は2.8Vになっているのに、な
かには2.3Vにしかならない素子が現れる。したがっ
て、蓄電装置の設計には、この程度の素子のばらつきを
配慮して、直列接続する素子の数をかなり大きくして一
個あたりの最大定格電圧が低くなるように設定すること
が必要になる。
ては、蓄電素子を直列接続して電荷を放電すると一つの
素子の端子電圧がマイナス電圧になるものが現れ、直列
接続された多数の素子の中にこのような不均一がある
と、外部に充放電回路を接続しなくとも内部電流が流れ
て装置の劣化を早めることになる。
に、直列接続された多数の蓄電素子C1 ,C2 ,C3 ,
・・・Cnのそれぞれに、それぞれ抵抗器R1 ,R2 ,
R3,・・・Rnを固定的に接続し、このn個の抵抗器
の値を均一に設定する技術が知られている。この抵抗器
の値を小さく設定すると、蓄電素子C1 ,C2 ,C3,
・・・Cnのばらつきの影響を抑えることができる。し
かしこのように接続された回路では、抵抗器には常に電
流が流れ発熱しエネルギを失うことになる。この抵抗器
の値を大きくするとばらつきを抑える効果が小さくな
る。
−84627号公報(出願人:本田技研)に開示された
技術がある。これは、直列接続された蓄電素子の各々
に、スイッチ回路により別の蓄電素子を接続することが
できるように構成し、充電状態で各蓄電素子の端子電圧
にばらつきがあるとき、その電荷を電圧の高い素子から
電圧の低い素子に移動させて、各蓄電素子の端子電圧を
均一に制御するものである。
重層コンデンサを蓄電素子として、これを多数個直列接
続した蓄電装置を試験する中で、充電状態で蓄電素子の
端子電圧にばらつきが生じるのは、充放電を繰り返して
いるうちにそのばらつきが拡大してゆくことに気づい
た。
であって、多数個直列接続された蓄電素子の充電状態に
おける端子電圧を均一化させることができる蓄電装置を
提供することを目的とする。本発明は、各蓄電素子の充
電電圧をそれぞれ定格いっぱいに利用して、蓄電装置の
利用電圧を向上させることを目的とする。本発明は、直
列接続された蓄電素子の充電状態における端子電圧が不
均一になる原因を動作状態で排除することを目的とす
る。
列接続された蓄電素子が休止状態にあるとき、すなわ
ち、自動車用電源装置であれば夜間長い時間にわたり使
用されない状態にあるときに、それぞれの蓄電素子を充
電電荷がほとんど零である状態に均一に放電させておく
ことが、充電状態で端子電圧を均一化させるためにきわ
めて有効であることに気づいた。
蓄電素子を備えた蓄電装置において、 1)外部からの充放電電流が停止されていること、 2)その蓄電素子に端子電圧があること、 なる条件が同時に成立するとき、その蓄電素子に個別に
その端子電圧が実質的に零になるまで放電回路を自動的
に接続する放電制御手段を備えたことを特徴とする。
た気温より数度高い値に設定することが望ましい。
時間にわたり使用されない状態にあるとき、直列接続さ
れた蓄電素子の端子に小さい抵抗値の負荷を自動的に接
続して直列回路として全体の蓄電エネルギを放電させ、
ある段階に達したときに、この放電を中止して、その後
で個別の放電を行うことにより各蓄電素子の端子電圧が
零になるように構成するものである。
された複数の蓄電素子と、この複数の蓄電素子の各両端
子間にそれぞれ接続された抵抗器とを備えた蓄電装置に
おいて、 1)外部からの充放電電流が停止されていること、 2)その直列接続された蓄電素子に所定以上の端子電圧
があること、 なる条件が同時に成立するとき、その端子電圧が所定値
になるまでその直列接続された蓄電素子に放電回路を自
動的に接続する放電制御手段を備えたことを特徴とす
る。
(C1 ,C2 ,C3 ,・・・・,Cn)に図11に示す
ように個別にそれぞれ抵抗器(R1 ,R2 ,R3 ,・・
・・Rn)を接続しておく構成とし、この抵抗器(R1
,R2 ,R3 ,・・・・Rn)の抵抗値をかなり大き
い値に設定するように構成することができる。
蓄電素子は使用を開始する時点でその個々の端子電圧は
零になっているから、運用時の端子電圧のばらつきを少
なく抑圧することができる。
わたり使用されない状態にあり、直列回路としての全体
の蓄電エネルギを放電させるときに、大きい負荷として
車両駆動用の回転装置を利用して短時間で放電させるよ
うに構成することができる。その場合には、その駆動用
の回転装置は車両の駆動機構から機械的に切り離されて
いる状態にある。また、駆動用の回転装置が交流装置で
あるときには、発生する交流電流からAC−DC変換器
を介して、車両装備用の電源電池(例えば24V)に充
電することにより放電エネルギを利用することができ
る。
1に示すように、各蓄電素子C1 ,C2 ,C3 ,・・・
Cnのそれぞれに、それぞれ抵抗器R1 ,R2 ,R3 ,
・・・Rnとスイッチ回路S1 ,S2 ,S3 ,・・・・
Snの直列回路を接続しておき、それぞれの蓄電素子の
端子電圧V1 ,V2 ,V3 ,・・・Vnを検出しなが
ら、その端子電圧がちょうど零になるまで各スイッチ回
路S1 ,S2 ,S3 ,・・・・Snを個別に制御して開
閉するように制御する構成とすることができる。
に、複数n個の蓄電素子C1〜Cnに対して1個(また
は少数個)の放電抵抗器Rを設けておき、その放電抵抗
器Rの端子をそれぞれ蓄電素子の端子に順次接続し、そ
れぞれ蓄電素子の端子電圧が零になるときにこの接続を
切り離すように構成することができる。
接続された多数の蓄電素子を一つ一つ放電するのではな
く、直列回路のまま全体を放電させる構成とする場合に
は、図3に示すように蓄電素子C1 ,C2 ,C3 ,・・
・Cnのそれぞれに、抵抗器R1 ,R2 ,R3 ,・・・
Rnを接続した回路を構成しておく。放電を行うときに
は、その直列回路の端子T−T間に1個の放電抵抗器R
xを接続し、その端子T−T間の電圧Vがかなり小さく
なるまで一斉に放電を行い、そこで放電抵抗器Rxを切
り離す。そうすると、各蓄電素子はほとんど放電された
状態から、その蓄積電荷が零になるまでそれぞれ抵抗器
R1 ,R2 ,R3 ,・・・Rnを介して放電されること
になる。この場合には、常時接続されている抵抗器R1
,R2 ,R3 ,・・・Rnの値をかなり大きい値に設
定して、運用時にこの抵抗器を介して失うエネルギを小
さくするように構成することができる。
明する。
置の全体構成を示す図、図5は本発明第一実施例装置に
おける各蓄電素子に備えられた放電制御手段の構成を示
すブロック図である。
続された蓄電素子Ci(i=1〜n)と、この複数の蓄
電素子Ciそれぞれの両端子間に接続され放電を行う抵
抗器Ri(i=1〜n)と、この抵抗器Riの回路それ
ぞれを個別に開閉するスイッチSi(i=1〜n)と、
複数の蓄電素子Ciそれぞれの両端子間の端子電圧を検
出する端子電圧検出回路Vi(i=1〜n)と、各蓄電
素子Ciそれぞれに備えられその温度を個別に検出する
温度検出素子1と、外気の温度を検出する外気温検出素
子2とが備えられる。
その端子電圧が実質的に零になるまで抵抗器Riを自動
的に接続する放電制御手段10が備えられる。前記温度
の所定値は外気温度より数度(例えば5℃)高い値に設
定される。
端部には充放電端子3が備えられ、蓄電素子Ciには電
気二重層コンデンサが用いられる。
外気温検出素子2、キー・スイッチ4、および端子電圧
検出回路Viそれぞれの出力が接続される。
に、温度検出素子1の出力を取込み電気信号の変換を行
う第一の変換回路11と、外気温検出素子2の出力を取
込み電気信号の変換を行う第二の変換回路12と、この
第一の変換回路11および第二の変換回路12の出力を
比較して出力する比較回路13と、この比較回路13、
キー・スイッチ4および端子電圧検出回路Viの出力を
入力とし前記放電制御条件が同時に成立したときにスイ
ッチSiを自動的に閉成して抵抗器Riに放電を行う駆
動制御回路14とが備えられる。
の操作信号により外部からの充放電電流が停止されてい
るか否かを判定する手段と、端子電圧検出回路Viの検
出出力により蓄電素子Ciに端子電圧があるか否かを判
定する手段と、比較回路13からの出力により蓄電素子
Ciの温度が所定値以下であるか否かを判定する手段と
前記放電条件のすべてが成立したときにスイッチSiを
オン状態にし、前記放電条件の一つでも成立しないとき
にはスイッチSiをオフ状態にする手段とが含まれる。
この駆動制御回路14はきわめて簡単なディジタル論理
回路またはアナログ論理回路により構成することができ
る。図6はこれをディジタル論理回路により実現する場
合の放電制御手段による放電動作の流れを示すフローチ
ャートである。
ッチ4がオフに操作される。このキー・スイッチ4のオ
フ操作により各蓄電素子Ciと外部との充放電電流は停
止状態となり第一の放電条件が成立する。このとき各蓄
電素子Ciに備えられた端子電圧検出回路Viは蓄電素
子Ciの端子電圧を検出する。この検出出力に蓄電素子
Ciの端子電圧が示されていれば第二の放電条件が成立
する。
わらず、温度検出素子1により蓄電素子Ciの温度検出
が行われるとともに、外気温検出素子2による外気温度
の検出が行われる。この温度検出素子1および外気温検
出素子2の検出出力は第一の変換回路11および第二の
変換回路12により電気信号が変換され、変換された電
気信号は比較回路13で比較される。
えば5℃)高い値で基準値として設定されているので、
蓄電素子Ciの温度がこの所定値よりも小さい値になっ
ていれば第三の放電条件が成立したことになる。
条件、第二の条件および第三の条件が同時に成立したと
きに、スイッチSiを駆動して蓄電素子Ciと抵抗器R
iとを自動的に接続する。これにより、蓄電素子Ciに
蓄積されている充電電荷は抵抗器Riに放電される。こ
の放電時に駆動制御回路14は端子電圧検出回路Viか
らの出力を取込み、蓄電素子の端子電圧を監視してその
電圧値が零を示したときに、スイッチSiをオフ状態に
して抵抗器Riへの放電を停止する。このスイッチ操作
により蓄電素子Ciにマイナス電圧が発生することが回
避され、蓄電素子Ciの劣化が促進されることを防止す
ることができる。
示す図である。キー・スイッチ4がオフに操作されると
外部との充放電電流は停止される。このときは各蓄電素
子CiにはViの端子電圧が示されている。このキー・
スイッチ4のオフ操作により各蓄電素子Ciの温度が低
下しはじめて、時間T1が経過したときに所定値以下の
温度になる。ここで、放電制御手段10によりスイッチ
Siがオンに操作され、蓄電素子Ciに蓄積された電荷
が時間の経過にともなって抵抗器Riに放電される。こ
の放電により時間T2後に蓄電素子Ciの端子電圧が零
となる。
には夜間が休止状態となり、キー・スイッチ4がオフさ
れてから蓄電素子Ciの端子電圧が零を示すまでの時間
T1+T2がこの夜間の休止時間にあてられる。
間が午前5時であり帰着する時間が午後11時であると
すると、夜間の6時間が休止時間となる。キー・スイッ
チ4のオフ操作後の蓄電素子Ciの温度が所定値以下に
なるまでの時間T1に1時間を要するとした場合にT2
は5時間となりこの時間内に放電を行うことになる。
接続される抵抗器Riの抵抗値を放電が時間T2以内に
行われるように設定しておけば、車両の運行スケジュー
ルに対応した放電を行うことができる。
置の全体構成を示す図である。
車に実装された例を示したもので、複数の直列接続され
た蓄電素子Ci(i=1〜n)と、この複数の蓄電素子
Ciの各両端子間にそれぞれ接続された抵抗器Ri(i
=1〜n)と、複数の蓄電素子Ciの各両端子間の端子
電圧を検出する端子電圧検出回路Vi(i=1〜n)
と、複数の蓄電素子Ciそれぞれの温度を個別に検出す
る温度検出素子1とにより構成される。
れた多相交流回転機21と、電池22と、この電池22
と多相交流回転機21との間に設けられ交流直流もしく
は直流交流の変換を行うインバータ23と、図外の各セ
ンサの出力を取込みインバータ23を制御するインバー
タ制御回路24とが備えられる。さらに、インバータ2
3の出力側にはコンデンサCが接続され、電池22に
は、インバータ23の出力電圧を検出する電圧検出回路
25と、電池22の充放電電流を検出する電流検出セン
サ26と、DC・DCコンバータ27とが接続される。
電圧検出回路25および電流検出センサ26の出力はイ
ンバータ制御回路24に接続される。
の巻線が放電回路として利用される。したがって、複数
直列接続された蓄電素子Ciの両端の充放電端子3がイ
ンバータ23に接続され、インバータ制御回路24の制
御にしたがって多相交流回転機21の巻線からの放電が
行われる。
ッチ4の操作信号により外部からの充放電電流が停止さ
れているか否かを判定する手段と、端子電圧検出回路V
iの検出出力により蓄電素子Ciに端子電圧があるか否
かを判定する手段と、温度検出素子1および外気温検出
素子2からの検出出力により蓄電素子の温度が所定値以
下であるか否かを判定する手段と、第一実施例で説明し
た三つの放電条件のすべてが成立したときにインバータ
23を制御して蓄電素子Ciと多相交流回転機21とを
接続してその巻線に放電を行う手段と、蓄電素子Ciの
端子電圧が所定値aまで低下したときに蓄電素子Ciと
多相交流回転機21とを遮断して抵抗器Riに放電させ
る手段とが含まれる。
気温より数度(例えば5℃)高い値に設定される。
施例装置による蓄電素子Ciからの放電動作について説
明する。図9は本発明第二実施例装置のインバータ制御
回路による放電動作の流れを示すフローチャートであ
る。
チ4がオフに操作されると、端子電圧検出回路Viの出
力を取込み、端子電圧のあることが示されていれば各蓄
電素子Ciに備えられた温度検出素子1および外気温検
出素子2の出力を取込み、各蓄電素子Ciの温度が所定
値以下であるか否かを判定する。所定値以下であれば外
部との充放電電流は停止された状態にあるので、インバ
ータ23を制御して各蓄電素子Ciと多相交流回転機2
1とを接続する。
荷は多相交流回転機21の巻線に放電される。この放電
中にインバータ制御回路24は各蓄電素子Ciに備えら
れた端子電圧検出回路Viの出力を取込み、端子電圧が
所定値aまで低下したときにインバータ23を制御して
蓄電素子Ciと多相交流回転機21との接続を順次遮断
する。蓄電素子Ciに残存した電荷はその両端子間に接
続された抵抗器Riから電圧が零になるまで徐々に放電
される。
所定値aになるまで放電させた後に抵抗器Riにより自
然放電させるので、放電時間を短縮することができ、抵
抗器Riとして比較的抵抗値の高い抵抗器を使うことが
できる。
を示す図である。本発明第二実施例装置の場合もキー・
スイッチ4がオフに操作されると、各蓄電素子Ciの端
子電圧がViの状態で外部との充放電電流が停止され
る。このキー・スイッチ4のオフ操作により各蓄電素子
Ciの温度が低下しはじめ、時間T1が経過したときに
所定値以下の温度になる。
ータ制御回路24によりインバータ23が制御されて、
各蓄電素子Ciと多相交流回転機21とが電気的に接続
される。これにより、蓄電素子Ciの電荷が多相交流回
転機21の巻線から放電される。時間T2が経過して各
蓄電素子Ciの端子電圧が所定値aまで低下したとき
に、インバータ制御回路24によりインバータ23が制
御され、各蓄電素子Ciと多相交流回転機21との電気
的接続が遮断される。この蓄電素子Ciの端子電圧が所
定値aまで低下するまでの時間T2は、多相交流回転機
21の抵抗値が低い値であるために1〜2分程度であ
る。
気的接続が遮断されると、蓄電素子Ciに残存していた
電荷は抵抗器Riから徐々に放電され、時間T3(数時
間)が経過して端子電圧は零となる。本第二実施例の場
合も放電時間を何時間にするかによって抵抗器Riの抵
抗値を設定することができる。
数個直列に接続された蓄電素子の充電状態での端子電圧
をそれぞれ均一化させることができるとともに、各蓄電
素子の充電電圧を定格いっぱいに利用して利用効率の向
上をはかることができる。さらに、直列接続された蓄電
素子の充電状態における端子電圧が不均一になる原因を
動作状態で排除することができ、装置の寿命をより長く
することができる。
る回路図。
図。
回路図。
えられた放電制御手段の構成を示すブロック図。
電動作の流れを示すフローチャート。
よる放電動作の流れを示すフローチャート。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の直列接続された蓄電素子を備えた
蓄電装置において、 1)外部からの充放電電流が停止されていること、 2)その蓄電素子に端子電圧があること、 なる条件が同時に成立するとき、その蓄電素子に個別に
その端子電圧が実質的に零になるまで放電回路を自動的
に接続する放電制御手段を備えたことを特徴とする蓄電
装置。 - 【請求項2】 前記条件には、 3)その蓄電素子の温度が所定値以下であること、 を含む請求項1記載の蓄電装置。
- 【請求項3】 前記温度の所定値はこの蓄電装置が置か
れた気温より数度高い値である請求項2記載の蓄電装
置。 - 【請求項4】 直列接続された複数の蓄電素子と、この
複数の蓄電素子の各両端子間にそれぞれ接続された抵抗
器とを備えた蓄電装置において、 1)外部からの充放電電流が停止されていること、 2)その直列接続された蓄電素子に所定以上の端子電圧
があること、 なる条件が同時に成立するとき、その端子電圧が所定値
になるまでその直列接続された蓄電素子に放電回路を自
動的に接続する放電制御手段を備えたことを特徴とする
蓄電装置。 - 【請求項5】 前記放電回路は、その蓄電装置の負荷と
なる回転機を含む請求項3記載の蓄電装置。
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JP06367499A Expired - Fee Related JP3664908B2 (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 蓄電装置 |
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Cited By (10)
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