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JP2000255133A - プリンタ制御装置およびプリンタ制御方法 - Google Patents

プリンタ制御装置およびプリンタ制御方法

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Publication number
JP2000255133A
JP2000255133A JP11057356A JP5735699A JP2000255133A JP 2000255133 A JP2000255133 A JP 2000255133A JP 11057356 A JP11057356 A JP 11057356A JP 5735699 A JP5735699 A JP 5735699A JP 2000255133 A JP2000255133 A JP 2000255133A
Authority
JP
Japan
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image
printer
size
print medium
image information
Prior art date
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Pending
Application number
JP11057356A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Nomoto
政和 野本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11057356A priority Critical patent/JP2000255133A/ja
Publication of JP2000255133A publication Critical patent/JP2000255133A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの意図しない無駄な画像形成を防止し
得る画像記録装置及び画像記録方法を提供する。 【解決手段】 プリンタに対して転送する画像記録コマ
ンドおよびデータ列を生成するに先立ってプリンタの記
録位置に供給される印刷媒体のサイズを取得し、その印
刷媒体サイズ情報に基づき、印刷媒体に対して記録動作
を実行させるべき範囲である記録予定範囲を設定すると
共に、プリンタによって記録動作が実行される範囲であ
る原画像記録範囲を設定し、その原画像設定範囲が前記
記録予定範囲以内に位置するか否かを判定し、その判定
結果に基づき画像情報の転送手段と画像形成手段の少な
くとも一方を制御するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタに対し画
像情報を転送するホストコンピュータ等のプリンタ制御
装置および制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータ上で動作する
アプリケーションソフトウェア等により作成された画像
を、ホストコンピュータに接続されたプリンタを用いて
印刷する場合には、ホストコンピュータ上で動作するプ
リンタに対応したプリンタ制御ソフトウェアによって、
上記プリンタに特有の画像記録コマンドおよびデータ列
を生成し、コマンドおよびデータ列を上記プリンタに転
送することによって、印刷媒体上への印刷を実行させる
ようになっている。
【0003】通常、プリンタにより画像の出力を行う場
合には、プリンタ制御ソフトウェアに対して、ユーザの
操作、またはホストコンピュータ上のアプリケーション
ソフトウェアによって印刷対象とする印刷媒体のサイズ
を指定するようになっている。そして、上記プリンタ制
御ソフトウェアは、アプリケーションソフトウェア等で
作成された画像を指定された印刷媒体のサイズに合わせ
て印刷するように画像記録コマンドおよびデータを生成
し、これをプリンタへと転送する。
【0004】このような場合、プリンタ制御ソフトウェ
アに対して指定された印刷媒体のサイズは、ホストコン
ピュータの側でアプリケーションソフトウェアやユーザ
が一方的に指定するものであり、実際にプリンタにセッ
トされている印刷媒体のサイズが上記指定された印刷媒
体サイズと同じであるかどうかは分からない。
【0005】また、プリンタ制御ソフトウェアに対し
て、上記印刷媒体のサイズに関する指定そのものが与え
られない場合もあり、このような場合には、プリンタ制
御ソフトウェアは実際にプリンタにセットされている印
刷媒体のサイズとは無関係にアプリケーションソフトウ
ェアにて生成した画像をそのまま画像記録コマンドおよ
びデータに変換し、プリンタに転送している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のプ
リンタ制御装置においては、プリンタ制御ソフトウェア
が、アプリケーションソフトウェアまたはユーザの指示
に従って生成した画像記録情報をプリンタへと転送して
も、その画像記録情報によって形成すべき画像に比し、
プリンタにセットされている印刷媒体のサイズが小さい
という状態が発生し得る。
【0007】このような場合には、ユーザは意図しない
出力結果を得ることになり、再出力を余儀なくされるた
めこれに手間がかかり作業効率の低下を招くと共に、用
いられた印刷媒体やインクが無駄になるという問題があ
った。また、印刷媒体からはみ出してしまう部分に対す
る不必要なデータ転送により処理時間が増大する上、プ
リンタが印刷媒体の範囲外に対しても印刷動作を実行し
てしまい、プリンタ内部をインク等によって汚してしま
う可能性があるという問題点もあった。
【0008】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、プリンタに対して転送する画像情報
を生成する以前にプリンタにセットされた印刷媒体のサ
イズを検出でき、印刷媒体のサイズが出力しようとして
いる画像の大きさよりも小さい場合には印刷処理を中止
したり、ユーザの意図に可能な限り近い状態で出力を行
ったりすることにより、ユーザの意図しない印刷処理を
行うことによる不利益の発生を防ぐことが可能なプリン
タ制御装置の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の構成を備えるものとなっている。
【0010】すなわち、請求項1記載の発明は、所定の
記録位置に供給される印刷媒体に対しプリンタにて画像
を形成させるための画像情報を発生させる画像情報発生
手段と、前記画像情報をプリンタへと転送する転送手段
とを有するプリンタ制御装置であって、前記記録位置に
供給される印刷媒体のサイズ情報を取得する印刷媒体サ
イズ取得手段と、前記印刷媒体サイズ取得手段にて取得
した印刷媒体のサイズ情報に基づき、その印刷媒体に対
して記録動作を実行させるべき範囲である記録予定範囲
のサイズを設定する記録予定範囲設定手段と、所定の原
画像を記録する際にプリンタによって記録動作が実行さ
れる範囲である原画像記録範囲のサイズを設定する原画
像記録範囲設定手段と、前記原画像記録範囲のサイズと
前記記録予定範囲のサイズとを比較し、原画像記録範囲
が前記記録予定範囲以内に位置するか否かを判定する判
定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて前記画
像情報生成手段と転送手段の少なくとも一方を制御する
制御手段とを備えたことを特徴とするプリンタ制御装置
である。
【0011】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記印刷媒体サイズ取得手段が、前記
印刷媒体のサイズ情報をその印刷媒体のサイズ種別また
は縦横の長さから取得することを特徴とするプリンタ制
御装置である。
【0012】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において前記印刷媒体サイズ取得手段が、前記印
刷媒体のサイズ情報を上記画像の画素単位の大きさから
取得することを特徴とするプリンタ制御装置である。
【0013】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記制御手段が、原画像記録範囲全体
が記録予定範囲以内に完全に位置すると判定されたと
き、前記画像情報発生手段から発生させた画像情報を転
送手段によってプリンタへと転送させる一方、前記判定
手段によって原画像記録範囲の少なくとも一部が前記記
録予定範囲外にあると判断されたとき、前記画像情報発
生手段から発生させた画像情報の転送の禁止と、画像情
報発生手段による画像情報の発生の禁止の少なくとも一
方を実行させるようにしたことを特徴とするプリンタ制
御装置である。
【0014】請求項5記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記画像情報発生手段が、記録しよう
とする原画像情報を発生させる原画像情報発生手段と、
前記原画像情報に所定の画像サイズ変更処理を施す画像
サイズ変更処理手段とを備え、前記制御手段が、原画像
記録範囲全体が記録予定範囲以内に完全に位置すると判
定されたとき、前記原画像情報発生手段から原画像情報
を発生させると共に転送手段を作動させ、原画像情報を
プリンタへと転送させる一方、前記判定手段によって原
画像記録範囲の少なくとも一部が前記記録範囲外にある
と判定されたとき、前記画像サイズ変更処理手段によっ
て前記原画像情報発生手段から発生させた原画像情報を
前記記録予定範囲内で記録動作が実行されるよう画像サ
イズ変更処理を実行させ、その変更処理が施された画像
情報を転送手段にて転送させるようにしたことを特徴と
する記載のプリンタ制御装置である。
【0015】請求項6記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、前記画像サイズ変更処理手段は、前記
記録予定範囲外にある画像データの切取り処理を行なう
ことを特徴とするプリンタ制御装置である。
【0016】請求項7記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、前記画像サイズ変更処理手段が、プリ
ンタにて記録される画像の向きを所定角度回転させるよ
う画像データの回転処理を行なうことによって画像の縦
横の寸法を変更するようにしたことを特徴とするプリン
タ制御装置である。
【0017】請求項8記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、前記画像サイズ変更処理手段が、プリ
ンタにて記録される画像の全体が記録予定範囲内に位置
するよう画像データの縮小処理を施すことを特徴とする
プリンタ制御装置である。
【0018】請求項9記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、前記画像サイズ変更処理手段が、プリ
ンタにて記録される画像の向きを所定角度回転させるよ
う画像データの回転処理を行なうと共に、回転処理した
画像データによって記録される画像が記録予定範囲内に
位置するよう画像データの縮小処理を施すことを特徴と
するプリンタ制御装置である。
【0019】請求項10記載の発明は、上記請求項5記
載の発明において、前記画像サイズ変更処理手段が、プ
リンタにて記録される画像を、前記記録予定範囲内に完
全に位置させ得るサイズの複数の画像部分に分割し、各
画像部分に対応する画像部分データを生成することを特
徴とするプリンタ制御装置である。
【0020】請求項11記載の発明は、上記請求項5記
載の発明において、前記画像情報発生手段が、複数種の
画像サイズ変更手段を備えることを特徴とするプリンタ
制御装置である。
【0021】請求項12記載の発明は、上記請求項11
記載の発明において、前記制御手段が、原画像記録動作
範囲が記録予定範囲外にあると判断されたとき、前記記
録予定範囲以内に完全に位置しかつ最大サイズとなる出
力画像の画像データを出力する画像サイズ変更処理手段
を前記複数の画像サイズ変更手段の中から選択し、その
選択した画像処理手段から出力された画像情報を転送手
段によってプリンタへと転送させることを特徴とするプ
リンタ制御装置である。
【0022】請求項13記載の発明は、上記請求項5記
載の発明において、前記画像情報発生手段にて備えられ
る原画像情報発生手段及び複数種の画像サイズ変更処理
手段の存在を選択肢として表示する表示手段と、この表
示手段によって表示される選択肢としての手段の中の所
望の手段を指定する指定手段とを備え、前記制御手段
は、指定手段にて指定された手段により画像情報を発生
させ、その画像情報を転送手段によってプリンタへと転
送させることを特徴とするプリンタ制御装置である。
【0023】請求項14記載の発明は、所定の記録位置
に供給される印刷媒体に対しプリンタにて画像を形成さ
せるための画像情報を発生させ、その画像情報をプリン
タへと転送するようにしたプリンタの制御方法であっ
て、前記記録位置に供給される印刷媒体のサイズ情報を
取得し、取得した印刷媒体のサイズ情報に基づき、その
印刷媒体に対して記録動作を実行させるべき範囲である
記録予定範囲のサイズを設定し、所定の原画像を記録す
る際にプリンタによって記録動作が実行される範囲であ
る原画像記録範囲のサイズを設定し、前記原画像記録範
囲のサイズと前記記録予定範囲のサイズとを比較し、原
画像記録範囲全体が前記記録予定範囲以内に位置するか
否かを判定し、前記判定による判定結果に応じて前記画
像情報の生成と転送の少なくとも一方を制御するように
したことを特徴とするプリンタ制御方法である。
【0024】請求項15記載の発明は、上記請求項14
記載の発明において、前記印刷媒体のサイズが、上記第
2の印刷媒体のサイズ情報を、その印刷媒体のサイズ種
別または縦横の長さから取得するようにしたことを特徴
とするものである。
【0025】請求項16記載の発明は、上記請求項14
記載の発明において、前記印刷媒体のサイズが、前記第
2のサイズ情報を上記画像の画素単位の大きさから取得
することを特徴とするプリンタ制御方法である。
【0026】請求項17記載の発明は、上記請求項14
記載の発明において、前記原画像記録範囲全体が記録予
定範囲以内に完全に位置すると判定されたとき、前記画
像情報発生手段から発生させた画像情報を転送手段によ
ってプリンタへと転送させる一方、前記判定手段によっ
て原画像記録範囲の少なくとも一部が前記記録予定範囲
外にあると判断されたとき、前記画像情報発生手段から
発生させた画像情報の転送の禁止と画像情報の発生の禁
止の少なくとも一方を実行させるようにしたことを特徴
とするプリンタ制御方法である。
【0027】請求項18記載の発明は、上記請求項14
記載の発明において、前記画像情報が、記録しようとす
る原画像情報と、この原画像情報に所定の画像サイズ変
更処理を施して得られるサイズ変更画像情報とからな
り、原画像記録範囲全体が記録予定範囲以内に完全に位
置すると判定されたとき、前記原画像情報を発生させる
と共に転送手段を作動させ、原画像情報をプリンタへと
転送させる一方、原画像記録範囲の少なくとも一部が前
記記録範囲外にあると判定されたとき、前記画像サイズ
変更処理手段によって前記原画像情報発生手段から発生
させた原画像情報を前記記録予定範囲内で記録動作が実
行されるよう画像サイズ変更処理を実行させ、その変更
処理が施された画像情報を転送手段にて転送させるよう
にしたことを特徴とするプリンタ制御方法である。
【0028】請求項19記載の発明は、上記請求項18
記載の発明において、前記画像サイズ変更処理が前記記
録予定範囲外にある画像データの切取り処理であること
を特徴とするプリンタ制御方法である。
【0029】請求項20記載の発明は、上記請求項18
記載の発明において、前記画像サイズ変更処理が、プリ
ンタにて記録される画像の向きを所定角度回転させる画
像データ回転処理であり、この処理を行なうことによっ
て画像の縦横の寸法を変更することを特徴とするプリン
タ制御方法である。
【0030】請求項21記載の発明は、上記請求項18
記載の発明において、前記画像サイズ変更処理が、プリ
ンタにて記録される画像の全体が記録予定範囲内に位置
するよう画像データを縮小させる縮小処理であることを
特徴とするプリンタ制御方法である。
【0031】請求項22記載の発明は、上記請求項18
記載の発明において、前記画像サイズ変更処理を、プリ
ンタにて記録される画像の向きを所定角度回転させる画
像データの回転処理と、この回転処理した画像データに
よって記録される画像が記録予定範囲内に位置するよう
施す画像データの縮小処理とにより行うことを特徴とす
るプリンタ制御方法である。
【0032】請求項23記載の発明は、上記請求項18
記載の発明において、プリンタにて記録される画像を、
前記記録予定範囲内に完全に位置させ得るサイズの複数
の画像部分に分割し、各画像部分に対応する画像部分デ
ータを生成することによって画像サイズ変更を行うこと
を特徴とするプリンタ制御方法である。
【0033】請求項24記載の発明は、上記請求項18
記載の発明において、前記画像情報を、複数種の画像サ
イズ変更処理方法によって発生させることをことを特徴
とするプリンタ制御方法である。
【0034】請求項25記載の発明は、上記請求項24
記載の発明において、初記録動作範囲が記録予定範囲外
にあると判断されたとき、前記記録予定範囲以内に完全
に位置しかつ最大サイズとなる出力画像の画像データを
出力する画像サイズ変更処理を前記複数の画像サイズ変
更処理方法の中から選択し、その選択した画像処理方法
から出力された画像情報をプリンタへと転送させること
を特徴とするプリンタ制御方法である。
【0035】請求項26記載の発明は、上記請求項18
記載の発明において、前記原画像情報発生処理及び複数
種の画像サイズ変更処理の存在を選択肢として表示し、
この表示によって表示される選択肢としての処理の中の
所望の処理方法を指定し、その指定された処理方法によ
って画像情報を発生させ、その画像情報をプリンタへと
転送させることを特徴とするプリンタ制御方法である。
【0036】請求項27または請求項28記載の発明
は、上記請求項1または14記載の発明において、前記
プリンタが、記録ヘッド内のインクに熱エネルギーによ
って気泡を発生させ、その気泡の圧力によってインクを
吐出させて記録を行うようにしたものである。
【0037】
【作用】本発明のプリンタ制御方法および装置では、ア
プリケーションソフトウェア等で生成した画像をプリン
タによって印刷しようとした際に、プリンタに転送する
画像記録コマンドおよびデータを生成する以前に、プリ
ンタから転送される該プリンタ内にセットされた第1の
印刷媒体サイズ情報を受信し、また上記画像を上記プリ
ンタで出力する際に必要となる第2の印刷媒体のサイズ
情報を取得し、上記各サイズ情報を用いて上記画像が上
記第1の印刷媒体の印刷予定範囲内に収まるかどうかを
判断する。
【0038】その判断の結果、上記画像が上記第1の印
刷媒体の印刷予定範囲内に収まらない場合には、その画
像情報をそのままプリンタへと出力するのを中止する。
これにより、ユーザが本来意図しない出力処理を行うた
めに使用される印刷媒体およびインクの無駄や、不必要
な処理にかかる時間を削減することができると共に、印
刷媒体の範囲外に対して印刷をしようとすることによる
インク等によるプリンタ内部の汚染を防止することがで
きる。
【0039】また、プリンタ内にセットされた第1の印
刷媒体の印刷予定範囲に収まらない画像に対しては、そ
の画像を上記印刷予定範囲に切り取り、上記印刷予定範
囲に縮小し、90度回転し、上記印刷予定範囲を単位と
して複数部分に分割し、またはこれらの処理を組み合わ
せることによって、上記画像の一部または全体から上記
印刷予定範囲に収まる画像情報を生成し、その生成した
画像を画像記録コマンドおよびデータに変換するという
代替出力処理を行う。これにより、上記従来のような無
駄の発生やプリンタ内の汚染といった不具合を回避する
と同時に、ユーザに対し、何らかの代替となる画像処理
を施した出力を提供することができ、ユーザが再出力を
行う手間を省略することができる。
【0040】さらに、上記のような複数の代替出力処理
の中から実際に行う処理を選択する際に、ユーザに対し
て上記複数の代替出力処理の内容を表示し、ユーザの選
択指示を入力として取得、参照し、それに従うことによ
って、よりユーザの意図に近い出力処理を行う。
【0041】
【発明の実施形態】以下、図面に基づき本発明に係るプ
リンタ制御装置及びプリンタ制御方法の実施形態を説明
する。なお、以下の実施形態においては、キャリッジに
保持された記録ヘッドを有するインクジェットプリン
タ、特に熱エネルギーによってインクに気泡を発生さ
せ、その圧力によってて記録動作を行ういわゆるバブル
ジェットプリンタを適用した場合を例に採り説明する。
【0042】[第1の実施形態]まず、図1ないし図4
を参照しつつ本発明に係る第1の実施形態によるプリン
タ制御装置の構成及び動作を説明する。
【0043】(装置構成の説明)図1は本発明に係る第
1の実施形態のシステム構成を示すブロック図である。
【0044】図1中、1001は本実施例のシステムに
おけるプリンタ制御装置として設けられたホストコンピ
ュータであり、後述するハードディスク内のアプリケー
ションソフトウェア等によって文字、図形、イメージ等
を含み得る画像データを生成し、同じハードディスク内
のプリンタ制御ソフトウェアによって、プリンタ200
1に特有の画像記録コマンドおよびデータ列に変換し、
プリンタ2001に対して転送するものである。
【0045】1002は前述したハードディスクであ
り、オペレーティングシステムおよびその上で動作する
アプリケーションソフトウェア、プリンタ制御ソフトウ
ェア等の各種ソフトウェアをはじめ、各ソフトウェアが
動作する際に必要となるデータを格納し、また各種ソフ
トウェア実行時のデータ等の一時格納領域としても用い
られる。1003はハードディスク1002内のソフト
ウェアおよびデータの読み書きの処理を行うハードディ
スクコントローラである。
【0046】1004はホストコンピュータ1001の
主記憶装置として機能するRAMである。このRAM1
004には、ハードディスク1002内に格納されたソ
フトウェアが、その実行の際に読み込まれると共に、各
種ソフトウェアの実行時にワークメモリとして使用され
る。また、このRAM1004は、アプリケーションソ
フトウェアにて生成した画像データおよび出力対象とす
る印刷媒体のサイズ情報を、アプリケーショーンソフト
ウェアからプリンタ制御ソフトウェアへと受け渡す際に
も用いられる。但し、上記各データのうち画像データは
上記ハードディスク1002を介して受け渡される場合
もある。また、A5,B5等のように予め定義された印
刷媒体の定型サイズ群のそれぞれに対するプリンタ20
01の印刷予定範囲の縦横の長さを10分の1ミリメー
トル単位で表した印刷媒体の印刷予定範囲サイズ表、そ
の他プリンタ2001に固有の各種パラメータもRAM
1004に格納される。
【0047】1005はホストコンピュータ本体100
6内の各種コントローラを制御し、またハードディスク
1002内に格納されたオペレーティングシステムをR
AM1004に読み込み起動する等、様々な基本動作を
行うためのソフトウェアおよびデータを格納するROM
である。
【0048】1007は前記ROM1005内のソフト
ウェアや上記オペレーティングシステムを実行すること
によりホストコンピュータ本体1006を総括的に制御
するCPUであり、このCPU1007はオペレーティ
ングシステム上でアプリケーションソフトウェアやプリ
ンタ制御ソフトウェア等の各種ソフトウェアを実行す
る。
【0049】1008は双方向データ通信インタフェー
スによってプリンタ2001と接続されたデータ入出力
コントローラで、プリンタ2001との間でデータの送
受信を行うようになっており、上記プリンタ制御ソフト
ウェアによってホストコンピュータ1001側で生成さ
れたプリンタ2001用の画像記録コマンドおよびデー
タをプリンタ2001側に転送する一方、プリンタ20
01から送られてくるデータを受信し、これを一時的に
保持するようになっている。
【0050】1009はホストコンピュータ本体100
2に接続されたキーボード1010からのキー入力やポ
インティングデバイス1011からの入力を制御するキ
ーボードコントローラ、1012はディスプレイ装置1
013の表示を制御するディスプレイコントローラであ
る。また図1中、2001はこの実施形態における制御
手段としてのホストコンピュータ1001によって制御
されるプリンタであり、このプリンタは、そのプリンタ
特有の画像記録コマンドおよびデータをホストコンピュ
ータ1001から受信し、その受信データに従ってプリ
ンタ2001内に装着される後述の印刷媒体供給部にセ
ットされた印刷媒体に対して画像の印刷を行う機能を有
するものである。なお、上記画像記録コマンドおよびデ
ータは、前記プリンタに固有の解像度の2値ビットマッ
プ画像としてプリンタ2001側が解釈するものであ
る。
【0051】2002はプリンタ2001に対してホス
トコンピュータ1001から転送されたコマンドおよび
データを受信すると共に、プリンタ2001側からホス
トコンピュータ1001に対してデータ転送を行うデー
タ入出力コントローラである。
【0052】2003はプリンタ制御用ソフトウェアを
格納したROM、2004はROM2003に格納され
たプリンタ制御用ソフトウェアを実行し、プリンタ20
01の制御を行うCPUであり、ホストコンピュータ1
001からデータ入出力コントローラ2002を介して
受信した画像記録コマンドおよびデータから印刷媒体に
対して印刷されるべき画像記録パターンを生成し、後述
の印刷媒体供給部および画像記録部を制御して印刷媒体
上に画像を印刷する一連のプリンタ動作を実行させる。
【0053】2005はROM2003に格納されたプ
リンタ糊御用ソフトウェアの実行時に画像パターンの保
持用としておよびその他のワークメモリとして使用され
るRAMである。
【0054】2006はインクを吐出させる複数の記録
ヘッドを有する画像記録部であり、この画像記録部20
06は、印刷媒体を一方向に搬送しながら、搬送方向と
垂直な方向に移動し、印刷媒体上にCPU2004が生
成した画像記録パターンに従ってインク等を付着させる
ことにより画像の印刷を行う。
【0055】2007は画像記録部2006に対して印
刷媒体を供給する印刷媒体供給部であり、A4,B5等
のような予め定義された定型サイズ群の中から、選択さ
れた単一サイズの印刷媒体の供給を行う周知の媒体供給
機構を有すると共に、選択された媒体サイズデータを出
力する媒体サイズデータ出力部を有する。
【0056】また、プリンタ2001は、印刷媒体供給
部2007の媒体供給有機構にセットされた印刷媒体の
サイズ情報獲得コマンドをサポートしており、このコマ
ンドを受信した際、媒体サイズデータ出力部2007a
は、セットされた印刷媒体のサイズが上記定型サイズ群
の内のいずれであるかを検出し、データ入出力2002
はCPU2004の制御に従って、前記サイズ情報をホ
ストコンピュータ1001に転送する。印刷媒体のサイ
ズは、印刷媒体供給部2007の媒体供給機構における
印刷媒体のセット位置に応じて媒体サイズデータ出力部
2007aより検出信号が出力され、媒体供給機構にお
ける印刷媒体がセットされていない場合にも何らかの印
刷媒体サイズが検出される。この印刷媒体サイズ情報
は、ホストコンピュータ1001に転送する際にのみに
用いられ、プリンタ2001内部の制御に直接用いられ
ることはない。
【0057】ところで、本実施例においては、印刷媒体
供給部2007は同時には一種類の印刷媒体のみを画像
記録部2006に供給するものとなっており、プリンタ
2001はホストコンピュータ1001から転送された
画像データから記録パターンを生成し、画像記録部20
06によって前記印刷媒体に印刷するものとなってい
る。
【0058】そして、図1に示す上記構成において、ホ
ストコンピュータ1001側のデータ入出力コントロー
ラは、プリンタ2001から送出されたプリンタ内の印
刷サイズ情報をプリンタを受信すると共にホストコンピ
ュータ1001側にて生成した画像情報をプリンタへと
転送する転送手段を構成し、RAM1004はアプリケ
ーションソフトウェアによって形成される画像を出力す
るために必要とされる印刷媒体のサイズ情報をプリンタ
制御ソフトウェアにて取得させる印刷媒体サイズ取得手
段を構成し、キーボード1010およびポインティング
デバイス1011はユーザからの処理方法の選択指示を
取得する記録予定範囲設定手段を構成し、CPU100
7は上記印刷媒体情報、アプリケーションソフトウェア
に従って原画像が印刷される場合の大きさ(原画像記録
範囲のサイズ)を設定する原画像範囲設定手段として機
能すると共に、原画像記録範囲のサイズおよび上記ユー
ザの指示に応じて、プリンタ2001に特有の画像記録
コマンドおよびデータなどからなる画像情報を生成しプ
リンタ2001に転送するか否か、また画像記録コマン
ドおよびデータの生成、転送を行う場合にどのような画
像記録コマンドおよびデータを生成するかを判定し制御
する判定手段及び制御手段として機能し、ディスプレイ
装置1013はユーザに対して上記制御手段が選択可能
な処理方式の選択肢を表示する表示手段を構成してい
る。
【0059】(処理動作の説明)次に、この第1の実施
形態において、図1中のホストコンピュータ1001に
て実行されるプリンタ制御ソフトウェアの処理動作を説
明する。
【0060】この実施形態において、プリンタ制御ソフ
トウェアは、複数ぺ一ジにおよぶ印刷用画像を生成し得
るアプリケーションソフトウェアから、各出力ぺ一ジ毎
に、出力対象とする印刷媒体の縦横それぞれの10分の
1ミリメートル単位で表された長さと、該印刷媒体上に
プリンタ2001に固有の解像度で印刷することを前提
として生成されたビットマップ形式の画像データとを取
得する一方、前記プリンタ2001が解釈するプリンタ
特有の画像記録コマンドおよびデータ列等の情報を生成
し、その情報を前記プリンタに転送する。
【0061】ここに示されたプリンタ制御ソフトウェア
による印刷処理は、アプリケーションソフトウェアで生
成された出力画像の1ぺ一ジ毎に対して行われる処理で
あり、次のように実行される。
【0062】まずステップS1では、アプリケーション
ソフトウェアが出力対象として指定する印刷媒体のサイ
ズをRAM1004より読み出す。またプリンタ200
1において印刷媒体に対し原画像を印刷させるべき範囲
(原画像記録範囲)は印刷媒体全体のサイズとは必ずし
も一致しないため、RAM1004に格納されたプリン
タ2001に固有のパラメータを参照し、原画像記録範
囲の縦横の長さを10ミリメートル単位で算出し、その
算出値を原画像記録範囲サイズ情報(ay,ax)とし
て設定する。
【0063】また、ステップS2ではプリンタ2001
に対して印刷媒体サイズ情報獲得コマンドを転送する。
プリンタ2001は該印刷媒体サイズ情報獲得コマンド
を受信すると印刷媒体供給部2007内にセットされて
いる印刷媒体のサイズ情報をデータ入出力コントローラ
2002を介してホストコンピュータ1001に対して
転送する。
【0064】図3は、この時ホストコンピュータ100
1からの印刷媒体サイズ獲得コマンドに対してプリンタ
2001がホストコンピュータ1001へと転送する印
刷媒体サイズ情報のデータフォーマットを示す図であ
る。図示のように、この印刷媒体サイズ情報は3バイト
で構成されており、このうち印刷媒体サイズ情報を表す
1バイトは、その1ビットで印刷媒体が縦長であるか、
横長であるかの方向を示し、他の7ビットでA4,A5
等の定型サイズ群の内のいずれかの用紙種別を示してい
る。なお、ここでは、印刷媒体が縦長である場合を0、
横長である場合を1とし、印刷媒体が正方形の場合には
印刷媒体の方向を示すビットは0としている。
【0065】統くステップS3では、プリンタ2001
から転送されてきた上記印刷媒体サイズ情報をデータ入
出力コントローラ1008から取得する。印刷媒体供給
部2007内にセットされている印刷媒体に対し、プリ
ンタ2001にて設定される印刷予定範囲もセットされ
ている印刷媒体の全体とは必ずしも一致しないため、ス
テップS4では取得した印刷媒体サイズ情報に基づき、
RAM1004に格納された、印刷媒体の印刷予定範囲
サイズ表から印刷媒体に対するプリンタ2001の印刷
予定範囲サイズ情報を取得し、それぞれpy,pxとし
て設定する。
【0066】ステップS5では上記axとpx、ayと
pyのそれぞれを比較することにより、アプリケーショ
ンソフトウェアが生成した原画像のビットマップ画像を
そのままプリンタ2001に出力させた場合にその出力
された画像が印刷媒体供給部2007に実際にセットさ
れている印刷媒体の印刷予定範囲からはみ出すか否かを
判断する。ここで、ax<=pxかつay<=pyの場
合、アプリケーションソフトウェアが生成した原画像は
印刷媒体供給部2007内の印刷媒体の印刷予定範囲に
収まっているとみなしてステップS11へと進み、アプ
リケーションソフトウェアが生成した原画像データをR
AM1004またはハードディスク1002より読み出
して、その原画像データの全体をプリンタ2001に特
有の画像記録コマンドおよびデータに変換し、ステップ
S10にてデータ入出力コントローラ1008を介して
プリンタ2001に転送する。
【0067】一方、上記ステップS5でアプリケーショ
ンソフトウェアの生成した原画像が印刷媒体供給部20
07内の印刷媒体の印刷予定範囲からはみ出すとみなさ
れた場合にはステップS6に進み、ユーザーに対しディ
スプレイ装置1013によって、印刷媒体供給部200
7内の印刷媒体が小さすぎる旨の警告を表示すると共
に、「警告を無視して印刷を行う」、「印刷処理を中止
する」、「印刷予定範囲内のみについて印刷を行う」、
の選択肢の内のいずれかをユーザに選択させるためのダ
イアログの表示を行い、キーボード1010またはポイ
ンティングデバイス1011からのユーザの入力を要求
し、入力があればそれを取得する。図4は上記警告およ
びダイアログの概略を示す図である。
【0068】続くステップS7では、上記ステップS6
におけるユーザからの入力が、印刷処理の中止要求であ
るかどうかを判断する。印刷処理の中止要求であった場
合にはステップS12に進み、現在行っている印刷処理
を中止する。この場合、プリンタ2001に対して転送
されるべき両像記録コマンドおよびデータ列は生成、転
送されず、プリンタ2001は動作しない。このよう
に、この実施形態においては、印刷予定範囲からはみ出
すようなユーザの意図しない画像出力を行うことは回避
され、上記コマンドおよびデータ列の生成、転送や使用
する印刷媒体の無駄を無くすことができるため、画像記
録部2001内部の汚染を防止することができる。
【0069】また、上記ステップS7で、ステップS6
におけるユーザからの入力が印刷処理の中止要求でなか
った場合はステップS8に進み、上記ユーザからの入力
が警告を無視して印刷処理を行うことを要求するものか
どうかを評価する。警告を無視する選択肢が選ばれた場
合にはステップS1l に進み、アプリケーションソフト
ウェアが生成した画像データをRAM1004またはハ
ードディスク1002より読み出し、印刷媒体供給部2
007内の印刷媒体の大きさを無視して画像全体を出力
するためのプリンタ2001に特有の画像記録コマンド
およびデータ列を生成し、ステップS10にてプリンタ
2001に転送する。この場合には、ユーザが上記印刷
媒体を十分な大きさのものに交換しない限り、画像記録
部2006によって印刷媒体の記録予定範囲外の余白部
分にも記録が行われることとなり、印刷媒体全体に記録
を行おうとする場合には有効である。但し、記録すべき
データ量によっては、印刷媒体を超えて記録動作が実行
され、プリンタ2001内部を汚染する可能性もある。
【0070】上記ステップS8で、ステップS6におけ
るユーザからの入力が警告の無視を求めるものでなかっ
た場合には、ユーザの選択は印刷媒体供給部2007内
の印刷媒体の印刷予定範囲内のみに対してアプリケーシ
ョンソフトウェアの生成した画像を出力するという選択
がなされたと判断する。この際はステップS9に進み、
アプリケーションソフトウェアによって生成した画像デ
ータをRAM1004またはハードディスク1002か
ら読み出し、画像を上記印刷媒体の印刷予定範囲にクリ
ッピングした画像について、プリンタ2001に特有の
画像記録コマンドおよびデータを生成し、ステップS1
O にてプリンタ2001に転送する。この場合にはユー
ザが形成しようとした画像の一部を印刷予定範囲におい
て提供することができ、また画像記録部2006におい
て印刷媒体の印刷予定範囲外にインク等を付着させるこ
ともないためプリンタ2001内部の汚染を防止するこ
とができる。
【0071】尚、この第1の実施形態ではアプリケーシ
ョンソフトウェアが生成する画像データがプリンタ20
01に固有の解像度で印刷されるべきビットマップデー
タであることを前提としているが、この画像データは例
えば印刷の際に使用されるプリンタやその解像度に依存
しない長さの表現を用いた図形、文字の描画コマンドお
よびデータからなるものであってもよい。この場合に
は、ステップS9およびS11でプリンタ2001に特
有の画像記録コマンドを生成する際に、アプリケーショ
ンソフトウェアから上記画像記録コマンドおよびデータ
RAM1004またはハードディスク1002内に格納
し、上記画像形成コマンドおよびデータを解釈すること
によって生成されるビットマップ画像をRAM1004
またはハードディスク1002内の図示しない領域に格
納した後、前記ビットマップ画像をプリンタ2001に
特有の画像記録コマンドおよび記録データ列に変換すれ
ばよい。
【0072】なお、上記第1の実施形態では、印刷媒体
供給部2007内にセットされた印刷媒体のサイズがA
5,B5等のような予め定義された定型サイズ群の中の
いずれであるかを検出することを前提として構成した
が、印刷媒体供給部2007にセットされた印刷媒体の
縦横の長さを例えば1ミリメートル単位で計測し得るサ
イズ計測手段を設け、プリンタ2001がホストコンピ
ュータ1001の印刷媒体サイズ獲得コマンドに応じ、
前記サイズ計測手段にて計測された縦横の1ミリメート
ル単位の長さを特有のデータ形式で転送するものであっ
てもよい。この場合はステップS4で転送される1ミリ
メートル単位の長さを、RAM1004に格納されたプ
リンタ2001に固有のパラメータとに基づいて、印刷
媒体のプリンタ2001における印刷予定範囲の縦横の
長さを算出する。
【0073】[第2の実施形態]次に、図3および図5
ないし図8に基づき本発明の第2の実施形態におけるプ
リンタ制御装置の構成および動作を説明する。
【0074】(装置構成の説明)図5はこの実施形態に
おける構成を示すブロック図である。なお、図5中、前
記第1の実施形態に示したものと同一もしくは相当部分
には同一符号を付し、その説明の詳細は省く。
【0075】図示のように、この第2の実施形態におけ
る記録装置は、上記第1の実施形態にて示したホストコ
ンピュータ1001におけるRAM1004に替えて、
RAM1024を設けたものとなっている。
【0076】すなわち、この第2の実施形態におけるR
AM1004は、オペレーティングシステム、アプリケ
ーションソフトウェア、プリンタ制御ソフトウェア等の
プログラムが格納されると共に、記録データ、印刷媒体
供給手段内の印刷媒体サイズデータ、プリンタ固有のパ
ラメータ表等が格納されており、この点は、前記第1の
実施形態と同一であるが、上記第1の実施形態における
アプリケーション指定の印刷媒体サイズ情報格納部に替
えてユーザ指定の印刷媒体サイズ情報格納部を設けると
共に、画像の縮小率データ格納部と、縮小率データ表格
納部とを加える一方、上記第1実施形態における印刷媒
体の印刷予定サイズ表を省略した点が第1の実施形態と
異なる。なお、ホストコンピュータ1001におけるそ
の他の構成およびプリンタの構成は略同一である。ま
た、画像の縮小率データ格納部と、縮小率データ表格納
部、およびCPU1007により、データ縮小率格納手
段を構成している。
【0077】また、図5中、ホストコンピュータ100
1側のデータ入出力コントローラ1008は、プリンタ
2001から転送された該プリンタ内の印刷媒体サイズ
情報を受信する受信手段を構成する。キーボード101
0およびポインティングデバイス1011はユーザが出
力対象として指定する印刷媒体のサイズ情報をプリンタ
制御ソフトウェア実行時に取得する印刷媒体サイズ取得
手段を構成すると共に、ユーザからの画像サイズ変更処
理手段の選択指示を行う指定手段を構成する。CPU1
007は上記印刷媒体情報、アプリケーションソフトウ
ェアによって生成される原画像が印刷される場合の大き
さおよび上記ユーザからの指示に基づき、プリンタ20
01に特有の画像記録コマンドおよびデータを生成しプ
リンタ2001に転送するか否か、また画像記録コマン
ドおよびデータの生成、転送を行う場合にどのような画
像記録コマンドおよびデータを生成するかを制御する制
御手段を構成し、ディスプレイ装置1013はユーザに
対して上記制御手段が選択可能な処理方式の選択肢を表
示する表示手段を構成している。
【0078】(処理動作の説明)次にこの第2の実施形
態において、図5中のホストコンピュータ1001上で
実行されるプリンタ制御ソフトウェアの処理動作を図6
に示すフローチャートに基づき説明する。
【0079】図6のフローチャートに示されたプリンタ
制御ソフトウェアによる印刷処理は、アプリケーション
ソフトウェアで生成された一連の出力画像全体に対して
一回だけ行われる処理である。
【0080】まずステップS1では、ディスプレイ装置
1013を通して、ユーザに対し出力対象として指定す
る印刷媒体のサイズをA4,B5などの定型サイズ群の
中から選択するよう表示し、キーボード1010または
ポインティングデバイス1011によるユーザの入力デ
ータを取得する。
【0081】ステップS2ではホストコンピュータ10
01からプリンタ2001に対して印刷媒体サイズ情報
獲得コマンドを転送する。プリンタ2001はその印刷
媒体サイズ情報獲得コマンドを受信すると印刷媒体供給
部2007の印刷媒体送給機構内にセットされている印
刷媒体のサイズ情報をデータ入出力コントローラ200
2を介してホストコンピュータ1001のデータ入出力
コントローラ1008へと転送する。
【0082】図3は、この時に上記印刷媒体サイズ情報
獲得コマンドに応じてプリンタ2001がホストコンピ
ュータ1001に転送する印刷媒体サイズ情報のデータ
フォーマットを示す図であり、第1の実施形態における
ものと同一である。
【0083】続くステップS3では、ホストコンピュー
タ1001によって上記印刷媒体サイズ情報をデータ入
出力コントローラ1008から取得する。
【0084】ステップS4では、ユーザから入力された
印刷媒体の印刷予定範囲を、印刷媒体供給部2007内
にセットされている印刷媒体の印刷予定範囲に収めるた
めの縮小率を、原画像を回転させない場合と、原画像を
90度回転させた場合とについて取得し、各縮小率をそ
れぞれr1,r2とする。この縮小率の設定は、上記ユ
ーザから入力された印刷媒体サイズとプリンタから受信
した印刷媒体サイズとに基づいて、RAM1004に格
納されている縮小率表を用いて行う。
【0085】ステップS5では上記r1の値から、アプ
リケーションソフトウェアにて生成した原画像のビット
マップ画像をそのままプリンタ2001に出力させた場
合に原画像が印刷媒体供給部2007に実際にセットさ
れている印刷媒体の印刷予定範囲からはみ出すか否かを
判定する。これは、前記縮小率r1が1以上であるか否
かを判定することにより行うことができ、r1>=1の
場合、アプリケーションソフトウェアによって生成した
原画像が印刷媒体供給部2007内にセットされた印刷
媒体の印刷予定範囲に収まっているとみなしてステップ
S12に進み、アプリケーションソフトウェアによって
生成した原画像データをRAM1004またはハードデ
ィスク1002より読み出し、その原画像データ全体を
プリンタ2001に特有の画像記録コマンドおよびデー
タに変換し、ステップS11にてプリンタ2001に転
送する。
【0086】また、上記ステップS5でアプリケーショ
ンソフトウェアによって生成した原画像が印刷媒体供給
部2007にセットされた印刷媒体の印刷予定範囲から
はみ出すとみなされた場合には、ステップS6に進み、
上記原画像を90度回転させることにより縦横を入れ替
えてプリンタ2001に出力させた場合に、その画像が
印刷媒体供給部2007に実際にセットされている印刷
媒体の印刷予定範囲からはみ出すか否かを評価する。こ
れは、前記縮小率r2が1以上であるか否かを判定する
ことによって行うことができ、r2>=1の場合、アプ
リケーションソフトウェアが生成した画像は90度回転
させれば印刷媒体供給部2007内の印刷媒体の印刷予
定範囲に収まるとみなし、ステップS13に進む。ま
た、ステップS6においてアプリケーションソフトウェ
アが生成した原画像を90度回転させても上記印刷媒体
の印刷予定範囲に収まらないとみなされた場合にはステ
ップS7へ進む。
【0087】ステップS7では、印刷媒体供給部200
7内の印刷媒体が小さ過ぎる旨の警告をディスプレイ装
置1013によってユーザに行う一方、「印刷処理を中
止する」、「印刷予定範囲内に収まるように原画像を縮
小して印刷を行う」、「原画像を90度回転させた上で
印刷予定範囲内に収まるように縮小して印刷を行う」と
いった動作の選択肢の中のいずれかをユーザに選択させ
るためのダイアログの表示を行い、キーボード1010
またはポインティングデバイス1011からのユーザの
入力を要求して取得し、ステップS8に進む。図7は上
記警告、表示及び動作選択表示を行うダイアログの一例
を示す図である。
【0088】ステップS8では、上記ステップS7にお
いてユーザにより選択された入力が、印刷処理の中止要
求であるかどうかを評価する。印刷処理の中止要求であ
った場合にはステップS16に進み、現在行っている印
刷処理を中止する。この場合、プリンタ2001に対し
て転送されるべき画像記録コマンドおよびデータ列の生
成、及び転送は実行されないため、プリンタ2001は
動作しない。これによりユーザの意図しない記録動作を
行うことの無駄を回避することができる。すなわち、上
記コマンドおよびデータ列の生成、転送や使用する印刷
媒体の無駄を無くすことができると共に、画像記録部2
006において印刷媒体の範囲外にインク等を吐出させ
ることによるプリンタ2001内部の汚染を防止するこ
とができる。
【0089】上記ステップS8で、ステップS7におけ
るユーザからの入力が印刷処理の中止要求でなかった場
合はステップS9に進み、ここでさらに前記ユーザから
の入力が原画像を回転させずに縮小し、印刷処理を行う
ことを要求するものかどうかを判断する。原画像を回転
させずに縮小する選択肢が選ばれた場合にはステップS
10に進み、アプリケーションソフトウェアによって生
成した原画像データをRAM1004またはハードディ
スク10029より読み出し、縮小率r1に従って縮小
した画像について、プリンタ2001に特有の画像記録
コマンドおよびデータを生成し、その画像記録コマンド
及びデータをステップSllにてプリンタ2001に転
送する。この場合には画像サイズは縮小されるもののア
プリケーションソフトウェアによって生成された原画像
の全体を提供することができ、また画像記録部2006
において印刷媒体の範囲外にインク等を吐出させようと
することもなくプリンタ2001内部の汚染を防止する
ことができる。
【0090】上記ステップS9で、ステップS7におけ
るユーザからの入力が、原画像の縮小をその原画像を回
転させずに行うものでなかった場合には、ユーザの選択
は、原画像を90度回転させた上で、印刷媒体供給部2
007内の印刷媒体の印刷予定範囲内に収まるようにア
プリケーションソフトウェアにて生成した原画像を縮小
して出力するものであると判断される。
【0091】この際はステップS17に進み、アプリケ
ーションソフトウェアによって生成した原画像データを
RAM1004又はハードディスク1002より読み出
し、その原画像を90度回転させた上で縮小率r2に従
って原画像を縮小し、その後プリンタ2001に特有の
画像記録コマンドおよびデータを生成し,ステップS1
1にてプリンタ2001に転送する。
【0092】この場合にも印刷媒体に対する画像の向き
が変わり、画像サイズが縮小されるものの、アプリケー
ションソフトウェアによって生成された画像の全体を提
供することができ、また画像記録部2006において印
刷媒体の範囲外にインク等を吐出させることもないため
プリンタ2001内部の汚染を防止することができる。
【0093】上記ステップS10およびS17において
アプリケーションソフトウェアから取得した原画像のビ
ットマップ画像を縮小する際には、例えば画素( x,
y) の色を定義するために原画像の画素(x/r1,y
/r1)から((x+1)/r1,(y+1)/r1)
に至る矩形範囲内の色濃度の平均値を算出し、2値化す
る等の方法を採る。ところで、ステップS6における評
価の結果、アプリケーションソフトウェアによって生成
した原画像を90度回転させることにより、その画像が
印刷媒体供給部2007内の印刷媒体の印刷予定範囲に
収まるとみなされた場合には、ステップS13におい
て、ユーザに対し、印刷媒体供給部2007内の印刷媒
体が小さ過ぎる旨の警告をディスプレイ装置1013に
よって行なう一方、「印刷処理を中止する」、「原画像
を90度回転させて印刷する」、「印刷予定範囲内に収
まるように原画像を縮小して印刷する」等の表示のう
ち、いずれかをユーザに選択させるためのダイアログと
を表示し、キーボード1010またはポインティングデ
ィバイス1011からのユーザの入力を要求し、取得す
る。図8は上記警告及びダイアログの概略を示す図であ
る。
【0094】続くステップS14では、上記ステップS
13におけるユーザからの入力が、原画像を90度回転
させて縮小せずに印刷するものであるかどうかを判断す
る。そして、ユーザからの入力が,原画像を縮小せずに
印刷することを要求するものであった場合には,ステッ
プS15に進み、アプリケーションソフトウェアが生成
した画像データをRAM1004またハードディスク1
002から読み出し,その画像を90度回転させた画像
について,プリンタ2001に特有の画像記録コマンド
およびデータを生成し、そのコマンドおよびデータをス
テップS11にてプリンタ2001に転送する。この場
合には、印刷媒体の向きを除いてユーザの意図したまま
の画像出力を得ることができる,また、画像記録部20
06において印刷媒体の範囲外にインクなどを吐出させ
ることもないため、プリンタ内部の汚染を防止すること
ができる。
【0095】また、ステップS14において上記ステッ
プS13にてなされたユーザからの入力が、原画像を9
0度回転させて印刷することを要求するものでないと判
断された場合には、ステップS8へ進み、以降、ステッ
プS7でのユーザの入力の代わりに上記ステップS13
でのユーザの入力を判断して分岐、処理を続ける。
【0096】なお、この第2の実施形態では、アプリケ
ーションソフトウェアが生成する原画像データがプリン
タ2001に固有の解像度で印刷されるべきビットマッ
プデータであることを前提としているが、原画像データ
は、例えば印刷の際に使用されるプリンタやその解像度
に依存しない長さの表現を用いた図形、文字の記録コマ
ンドおよび記録データからなるものでもよい。この場合
にはステップS10、S12、S15およびS17にお
いてプリンタ2001に特有の画像記録コマンドを生成
する際に、アプリケーションソフトウェアから上記画像
記録コマンドおよび記録データをRAMl004または
ハードディスク1002より読み出し、上記描画コマン
ドおよびデータを解釈することによって生成されるビッ
トマップ画像データをRAM1004またはハードディ
スク1002内に格納し、該ビットマップ画像データを
プリンタ2001に特有の画像記録コマンドおよびデー
タ列に変換すればよい。
【0097】また、ステップS10およびS17におい
てアプリケーションソフトウェアが生成する原画像を縮
小率rlまたはr2で縮小してプリンタ2001に特有
の画像記録コマンドを生成する際には、上記の手順で上
記描画コマンドおよびデータを解釈する際にプリンタ2
001の解像度が(実際の解像度*r1)または(実際
の解像度*r2)であると仮定してビットマップを生成
し、それをプリンタ2001に特有の画像記録コマンド
およびデータ列に変換することで画質を維持しつつ、効
率的に記録情報を得ることができる。
【0098】なお、この第2の実施形態では、印刷媒体
供給部2007は印刷媒体供給部内にセットされた印刷
媒体のサイズがA4, B5等のような予め定義された定
型サイズ群の中のいずれであるかを検出するものとした
が、印刷媒体供給部2007に印刷媒体の縦横の長さを
計測する計測手段を設け,この計測手段によって例えば
1ミリメートル単位で計測された縦横のサイズデータを
プリンタ2001からホストコンピュータ1001へと
コンピュータ1001の印刷媒体サイズ獲得コマンドに
応じて転送するようにしても良い。
【0099】この場合はRAM1004内に、上記予め
定義された定型サイズ群の印刷媒体の印刷予定範囲の縦
横の長さを10分の1ミリメートル単位で表した表を格
納しておき、ステップS1においては、ユーザからの入
力に基づき印刷媒体サイズを取得すると、その印刷媒体
の印刷予定範囲のサイズを上記表で10分の1ミリメー
トル単位の長さに変換するようにする。また、ステップ
S3においては、上記プリンタ2001から転送される
1ミリメートル単位のサイズデータと、RAMl004
に格納されているプリンタ2001に固有のパラメータ
とに基づいて印刷媒体のプリンタ2001における印刷
予定範囲の縦横の長さを算出するようにし、さらにステ
ップS4では上記両印刷媒体の印刷予定範囲サイズを元
に各縮小率を求めるようにすればよい。
【0100】[第3の実施形態]次に、図9ないし図1
2を参照しながら本発明の第3の実施形態におけるプリ
ンタ制御装置の構成および動作を説明する。
【0101】(装置構成の説明)図9は本実施例のシス
テム構成を示すブロック図である。
【0102】図示のように,この第3の実施形態におけ
る記録装置は、上記第1の実施形態にて示したホストコ
ンピュータ1001において、RAM1004に替えて
RAM1024を設ける一方、プリンタ2001におい
て、第1の実施形態におけるRAM2005に替えてR
AM2035を設けると共に、印刷媒体供給部2007
に替えて印刷媒体供給部2037を設けたものとなって
いる。
【0103】このうち、RAM1024には、オペレー
ティングシステム、アプリケーションソフトウェア、プ
リンタ制御ソフトウェア等のプログラムが格納されると
共に、画像データ、印刷媒体供給手段内の印刷媒体サイ
ズデータ、プリンタ固有のパラメータ表、および印刷媒
体の印刷予定サイズ表とが格納されており、この点は前
記第1の実施形態と略同一であるが、画像サイズデータ
格納部、画像分割数データ格納部とを備える一方、アプ
リケーション指定の印刷媒体情報格納部を省略した点が
上記第1の実施形態と異なる。
【0104】また、プリンタ2001におけるRAM2
035には、画像データ格納部に加え、印刷媒体積載部
選択情報格納部等が設けられている。
【0105】また、印刷媒体供給部には、内部に三つの
印刷媒体積載部を備え、それぞれの印刷媒体積載部に同
一種類の、または互いに異なる種類の印刷媒体をセット
することができるようになっている。この印刷媒体積載
部2007にセットされる印刷媒体は、A4、B5等の
ように予め定義された定型サイズ群の内のいずれかのサ
イズを持つ。また、印刷媒体供給部2007は上記三つ
の印刷媒体積載部の中からいずれか一つを印刷開始前の
ユーザの指示によって選択し、選択された印刷媒体積載
部に積載された印刷媒体を画像記録部2006へと供給
する。
【0106】また、プリンタ2001は印刷媒体供給部
2037にセットされた印刷媒体のサイズ情報獲得コマ
ンドをサポートしており、このコマンドを受信した際、
印刷媒体供給部2007は上記印刷媒体積載部のそれぞ
れにセットされた印刷媒体のサイズを検出する。そし
て、データ入出力コントローラ2002はCPU200
4の制御に従い各印刷媒体積載部にセットされた印刷媒
体のサイズ、およびユーザによって現在いずれの印刷媒
体積載部選択されているかの情報をRAM2005から
ホストコンピュータ1001へと転送する。 上記各印刷
媒体積載部のそれぞれにセットされた印刷媒体のサイズ
は、その印刷媒体積載部の印刷媒体ガイドの位置に基づ
いて検出されるため、印刷媒体積載部に実際に印刷媒体
がセットされていない場合にも何らかの印刷媒体サイズ
が検出される。
【0107】(処理動作の説明)次に、この発明の第3
の実施形態において図9中のホストコンピュータ100
1上で実行されるプリンタ制御ソフトウェアの処理動作
を図10に示すフローチャートに基づき説明する。
【0108】図10のフローチャートに示されたプリン
タ制御ソフトウェアによる印刷処理は、アプリケーショ
ンソフトウェアによって生成された出力画像の1ぺ一ジ
毎に対して行われる処理である。
【0109】まずステップS1では、アプリケーション
ソフトウェアが生成した1ぺ一ジ分のビットマップ形式
の原画像データ全体をRAM1004またはハードディ
スク1002に取得し、蓄積する。
【0110】ついでステップS2では、 上記ステップS
1でRAMl004またはハードディスク1002に蓄
積された原画像データの最大横幅と最大の縦幅を画素単
位で求め、求めた最大横幅と最大の縦幅、およびRAM
1004に格納されているパラメータであるプリンタ2
001に固有の印刷解像度に基づいて、上記蓄積された
原画像データ全体をプリンタ2001で印刷した場合の
縦横の長さを10分の1ミリメートル単位で算出し、そ
れぞれay、axとする。
【0111】ステップS3ではプリンタ2001に対し
て印刷媒体サイズ情報獲得コマンドを転送する。プリン
タ2001はその印刷媒体サイズ情報獲得コマンドを受
信すると、印刷媒体供給部2007の印刷媒体送給機構
内の各印刷媒体積載部にセットされている印刷媒体のサ
イズと、現在いずれの印刷媒体積載部がユーザによって
選択されているかの情報を、データ入出力コントローラ
2002を介してホストコンピュータ1001のデータ
入出力コントローラ1008へと転送する。
【0112】図11は、この時にホストコンピュータ1
001からの印刷媒体サイズ獲得コマンドに対してプリ
ンタ2001がホストコンピュータ1001に転送する
印刷媒体サイズ情報のデータフォーマットを示す図であ
る。
【0113】このデータは6バイトで構成されており、
この内の3バイトが各印刷媒体積載部にセットされてい
る印刷媒体のサイズ情報であり、他の1バイトがどの印
刷媒体積載部が選択されているかを示す情報となってい
る。上記印刷媒体情報は、それぞれ印刷媒体方向を示す
1ビットと、A4,B5等の定型サイズ群の内のいずれ
かの印刷媒体の種別を示す7ビットからなる。上記印刷
媒体の方向を示す1ビットは、印刷媒体が縦長の場合に
0、横長の場合に1となり、印刷媒体が正方形の場合に
は、0となる。
【0114】続くステップS4では、上記印刷媒体サイ
ズ情報をデータ入出力コントローラ1008から取得
し、その情報の中からユーザによって選択されている印
刷媒体積載部内の印刷媒体サイズデータを得る。上記選
択されている印刷媒体に対するプリンタ2001の印刷
予定範囲は、必ずしも印刷媒体の全体ではないため、ス
テップS5では取得した印刷媒体サイズ情報とRAMl
004に格納された印刷媒体の印刷予定範囲データに基
づいて、印刷媒体のプリンタ2001における印刷予定
範囲の縦横の長さを10分の1ミリメートル単位で算出
し、それぞれpy,pxとする。
【0115】ステップS6では上記ax,ayとpx,
pyとを比較することにより、アプリケーションソフト
ウェアが生成した原画像のビットマップ画像データをそ
のままプリンタ2001に出力させた場合に、原画像が
印刷媒体供給部2007内のユーザの指示によって選択
されている印刷媒体積載部にセットされた印刷媒体の印
刷予定範囲からはみ出すか否かを評価する。ax<=p
xかつay<=pyの場合、アプリケーションソフトウ
ェアが生成した原画像は印刷媒体供給部2007内の選
択された印刷媒体積載部にセットされた印刷媒体の印刷
予定範囲に収まっているとみなし、ステップS13に進
む。
【0116】ステップS13では、ステップS1でRA
Ml004またはハードディスク1002内に蓄積され
た原画像データの全体をプリンタ2001に特有の画像
記録コマンドおよびデータに変換し、ステップS12に
おいてその画像記録コマンドおよびデータをプリンタ2
001に転送する。
【0117】一方、上記ステップS6においてアプリケ
ーションソフトウェアによって生成した原画像が、印刷
媒体供給部2007内のユーザの指示によって選択され
ている印刷媒体積載部にセットされた印刷媒体の印刷予
定範囲からはみ出すとみなした場合には、ステップS7
に進み、原画像を回転させずに、または90度回転させ
た上で、原画像を複数の部分に分割することによって印
刷媒体に印刷する場合の原画像の分割数を次のようにし
て算出する。
【0118】すなわち、原画像の方向を変えない時の画
像の分割数n1は、( ax/px)*(ay/py)に
よって求めることができ、原画像を90度回転させた時
の画像の分割数n2は、(ay/px)* (ax/p
y)を求めることができる。
【0119】但し、上記数式中の除算結果はそれぞれ整
数に切り上げるものとし、算出した分割数nlおよびn
2の内、より小さい方を後述の画像分割処理時の分割数
として選択し、採用する。また、n2=1の場合は原画
像を90度回転させ、縦横の方向を入れ替えるだけで分
割は行わない。さらに、n1=n2の場合は原画像の9
0度回転を行わない手法を採用する。
【0120】次いでステップS8ではディスプレイ装置
1013によりユーザに対して、印刷媒体供給部200
7内の選択された印刷媒体積載部にセットされた印刷媒
体が小さ過ぎる旨の警告を表示すると共に、印刷処理を
中止するか、上記ステップS7で採用された分割処理に
よって原画像の回転、分割を行なって印刷するかのいず
れかをユーザに選択させるためのダイアログを表示し、
キーボード1010またはポインティングデバイス10
11からのユーザの入力を要求し、取得する。図12に
上記警告およびダイアログ表示の一例を示す。
【0121】続くステップS9では、上記ステップS8
におけるユーザからの入力が、印刷処理の中止要求であ
るかどうかを判断する。印刷処理の中止要求であった場
合にはステップS14に進み、現在行っている印刷処理
を中止する。この場合、プリンタ2001に対して転送
されるべき画像記録コマンドおよびデータ列の生成、お
よび転送は行なわれず、プリンタ2001は動作しな
い。従って、ユーザの意図しない出力を行うことは回避
され、上記コマンドおよびデータ列の生成、転送にかか
る無駄および使用する印刷媒体の無駄を省くことができ
ると共に、画像記録部2006において印刷媒体の範囲
外にインク等を吐出させることによるプリンタ内部の汚
染を防止することができる。
【0122】また、上記ステップS9において、ステッ
プS8におけるユーザからの入力が印刷処理の中止要求
でなかった場合には、ユーザの選択はステップS7で採
用された分割法によって画像を回転、分割し、印刷を行
なう。すなわち、ユーザからの入力が印刷処理の中止要
求でなかった場合には、ステップS10に進み、上記ス
テップS7で採用された分割法が原画像の90度の回転
を行うものかどうかを判断する。そして、n1<=n2
の場合には原画像の90度回転は行わないものとみな
し、ステップS11に進み、またn1>n2の場合には
原画像の90度回転を行うものとみなし、ステップS1
5に進む。
【0123】ステップS11では、ステップSl でRA
M1004またはハードディスク1002内に蓄積され
た両像データを、その画像データの左上に相当する部分
から順に、RAM1004内にパラメータとして格納さ
れているプリンタ2001に固有の解像度で出力した際
に、10分の1ミリメートル単位で縦py、横pxの矩
形となる範囲毎に分割し、分割されたそれぞれの画像毎
にその画像を印刷するためのプリンタ2001に特有の
画像記録コマンドおよびデータを生成し、ステップS1
2に進む。ステップS12では生成された上記画像記録
コマンドおよびデータをプリンタ2001に転送する。
【0124】これに対してステップS15では、ステッ
プS1でRAM1004またはハードディスク1002
内に蓄積された画像データを、その画像データの左上に
相当する部分から順に、RAM1O 04にパラメータと
して格納されたプリンタ2001に固有の解像度で出力
した際に、10分の1ミリメートル単位で縦px、横p
yの矩形となる範囲毎に分割し、分割されたそれぞれの
画像毎にその画像を90度回転させることによって画像
の縦横の方向を入れ替え、その画像データをプリンタ2
001に特有の画像記録コマンドおよびデータに変換
し、ステップS12に進む。ステップS12では生成さ
れた上記画像記録コマンドおよびデータをプリンタ20
01に転送する。これにより,プリンタ2001では転
送されてきた分割画像記録コマンドおよびデータに基づ
き分割画像の印刷を行なう。
【0125】このように、この第3の実施形態において
は、ユーザの意図した原画像を縮小することなく本来の
サイズで提供することができ、また画像記録部2006
において印刷媒体の範囲外にインク等を吐出させること
もないためプリンタ2001内部の汚染を防止すること
ができる。
【0126】なお、本実施形態ではアプリケーションソ
フトウェアによって生成する原画像データがプリンタ2
001に固有の解像度で印刷されるべきビットマップデ
ータである場合を例にとり説明したが、原画像データは
例えば印刷の際に使用されるプリンタやその解像度に依
存しない長さの表現を用いた図形、文字の描画コマンド
およびデータからなるものでもよい。この場合にはステ
ップS1で上記描画コマンドおよびデータをRAM10
04またはハードディスク1002を介して取得する際
に、同時にその描画コマンドおよびデータによって描画
される図形、文字の位置を判断し、その判断結果を元に
ステップS2でaxおよびayを算出する。また、ステ
ップS11, S13およびS15でプリンタ2001に
特有の画像記録コマンドを生成する際には、ステップS
1でRAM1004またはハードディスク1002内に
取得、蓄積した描画コマンドおよびデータに基づいて、
RAM1004またはハードディスク1002内の図に
示さない領域にビットマップ画像を構成し、各ビットマ
ップ画像をプリンタ2001に特有の画像記録コマンド
に変換すればよい。
【0127】この第3の実施形態においては、印刷媒体
供給部2007内の各印刷媒体積載部は、印刷媒体積載
部内にセットされた印刷媒体のサイズがA4,B5等の
ような予め定義された定型サイズ群内のいずれであるか
を検出するものを前提としたが、印刷媒体積載部が印刷
媒体の縦横の長さを例えば1ミリメートル単位で計測
し、プリンタ2001がホストコンピュータ1001の
印刷媒体サイズ獲得コマンドに対して計測された縦横の
1ミリメートル単位の長さを図に示さない特有のデータ
形式で転送するものであってもよい。この場合、ステッ
プS5で、上記転送される1ミリメートル単位の長さと
RAM1004に格納された印刷予定範囲サイズ表に基
づいて印刷媒体のプリンタ2001における印刷予定範
囲の縦横の長さを算出する。
【0128】また、上記各実施形態では画像記録部20
06は印刷媒体を一方向(副走査方向)と直交する方向
に移動する記録ヘッドからその印刷媒体上にインク等を
付着させる方式を採るものであることを前提としたが、
本発明においていかなる画像記録方式を採るかは本質的
な問題ではなく、本発明は種々の画像記録方式に適用で
きる。
【0129】(その他)さらに、本発明は、インクジェ
ット方式の記録装置だけでなく、熱転写方式やその他の
記録方式を採る記録装置にも適用可能であり、また、イ
ンクジェット方式の中でも、上記実施形態に示したよう
な熱エネルギーによってインクに気泡を発生させ、その
気泡の圧力によってインクを吐出させるようないわゆる
バブルジェット方式だけでなく、インクヘッドのインク
流路内に圧電素子を用い、その圧電素子の駆動によって
インクを吐出させるものにも本発明は適用可能である。
【0130】但し、上記のようなバブルジェット方式で
は、電気熱変換体やレーザ光などの熱エネルギによりイ
ンクの状態変化を生起させるため、記録装置において優
れた効果をもたらすことができる。すなわち、かかる方
式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できる。
【0131】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0132】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0133】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0134】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0135】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0136】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0137】さらに加えて、以上説明した本発明実施形
態においては、インクを液体として説明しているが、室
温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化も
しくは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範
囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲に
あるように温度制御するものが一般的であるから、使用
記録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0138】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0139】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像をプリンタによって印刷しようとした際に、プリンタ
に対して転送する画像記録コマンドおよびデータ列を生
成するに先立って、プリンタの記録位置に供給される印
刷媒体のサイズを取得し、その印刷媒体サイズ情報に基
づき印刷媒体に対して記録動作を実行させるべき範囲で
ある記録予定範囲を設定すると共に、プリンタによって
記録動作が実行される範囲である原画像記録範囲を設定
し、その原画像設定範囲が前記記録予定範囲以内に位置
するか否かを判定し、その判定結果に基づき画像情報を
画像情報転送手段のいずれか一方を制御するようにした
ため、無駄な画像形成動作を回避することができる。例
えば、原画像記録範囲が記録予定範囲外にあると判断さ
れたとき、画像情報の転送または発生を禁止するように
すれば、ユーザが意図しない無駄な記録動作を回避する
ことができ、印刷媒体やインクの無駄、不必要な処理に
かかる時間を削減することができると共に、プリンタが
印刷媒体のサイズ外に対して印刷を行おうとすることに
よるプリンタ内部のインク等による汚染を防止すること
ができる。
【0140】また、前記印刷予定範囲内に収まらない原
画像を印刷しようとした際に、単に印刷制御処理を中止
するのではなく、印刷媒体の印刷予定範囲に合わせた代
替出力処理としてサイズ変更処理を行うことにより、ユ
ーザの出力しようとした画像を原画像と同一またはそれ
に近い形で印刷媒体内に印刷することができるため、ユ
ーザが再出力を行う手間を軽減することができ、作業能
率を大幅に向上させることができる。
【0141】例えば、上記サイズ変更処理として、印刷
媒体の印刷予定範囲に上記原画像を切り取って出力する
ようにすれば、ユーザが出力しようとした画像の一部を
原画像のままの形状サイズでユーザに提供することがで
きる。
【0142】また、原画像を所定角度回転させることに
よってその画像をプリンタにて設定されている印刷媒体
の印刷予定範囲に収めることが可能か否かを判断し、可
能な場合に上記サイズ変更処理として画像を所定角度回
転させて出力するようにすれば、画像の全体を原画像の
ままの形状サイズで提供することができる。
【0143】さらに、サイズ変更処理として、画像デー
タの縮小処理を行うようにすれば、ユーザの出力しよう
とする画像全体を印刷媒体の記録予定範囲内に出力する
ことができる。また、印刷媒体の印刷予定範囲毎に原画
像を複数に分割して出力するようにすれば、ユーザに対
して複数の印刷媒体上に本来のサイズのままで原画像全
体を提供することができる。
【0144】さらに、ユーザに対して上記複数のサイズ
変更処理の内容を表示し、その表示に基づき適当な処理
を選択し、実行するようにすれば、よりユーザの意図に
近い出力を提供するきことができ、また、上記複数のサ
イズ変更処理の中から最適な処理、例えば、記録予定範
囲内に完全に位置しかつ最大サイズとなる出力画像の画
像データを出力する画像処理等を自動的に選択するよう
にすれば、不要な画像形成をより確実に回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明に係る第1の実施形態における処理動作
を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る第1および第2の実施形態におけ
る印刷媒体サイズ情報の転送データフォーマットを示す
説明図である。
【図4】本発明に係る第1の実施形態における警告およ
びダイアログの一例を示す説明図である。
【図5】本発明に係る策2の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明に係る第2の実施形態における処理動作
をホすフローチャートである。
【図7】本発明に係る第2の実施形態における警告およ
びダイアログの一例を示す説明図である。
【図8】本発明に係る第2の実施形態における警告およ
びダイアログの一例の概要を示す図である。
【図9】本発明に係る第3の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図10】本発明に係る第3の実施形態における処理動
作を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る第3の実施形態における印刷媒
体サイズ情報の転送データフォーマットを示す説明図で
ある。
【図12】本発明に係る第3の実施形態における警告お
よびダイアログの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1001 ホストコンピュータ( プリンタ制御装置) 1002 ハードディスク 1003 ハードディスクコントローラ 1004 RAM l005 ROM 1006 ホストコンピュータ本体 1007 CPU( 制御手段) 1008 データ入出力コントローラ( 受信手段) 1009 キーボードコントローラ 1010 キーボード( 取得手段) 1011 ポインティングデバイス( 取得手段) 1012 ディスプレイコントローラ 1013 ディスプレイ装置 2001 プリンタ 2002 データ入出力コントローラ 2003 RAM 2001 CPU 2005 RAM 2006 画像記録部 2007 印刷媒体供給部
フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AB05 BD06 BD24 BD42 BD46 CA03 CB02 5C062 AA05 AA13 AB20 AB23 AB38 AC07 AC24 AC41 AC42 AC43 AE16 AF10 AF11 BA00 5C076 AA22 AA24 BA02 BA03 BA04 BA05 BA06 CB02 9A001 BB04 CC07 HH24 HH34 JJ35 KK32 KK42

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の記録位置に供給される印刷媒体に
    対しプリンタにて画像を形成させるための画像情報を発
    生させる画像情報発生手段と、前記画像情報をプリンタ
    へと転送する転送手段とを有するプリンタ制御装置であ
    って、 前記記録位置に供給される印刷媒体のサイズ情報を取得
    する印刷媒体サイズ取得手段と、 前記印刷媒体サイズ取得手段にて取得した印刷媒体のサ
    イズ情報に基づき、その印刷媒体に対して記録動作を実
    行させるべき範囲である記録予定範囲のサイズを設定す
    る記録予定範囲設定手段と、 所定の原画像を記録する際にプリンタによって記録動作
    が実行される範囲である原画像記録範囲のサイズを設定
    する原画像記録範囲設定手段と、 前記原画像記録範囲のサイズと前記記録予定範囲のサイ
    ズとを比較し、原画像記録範囲全体が前記記録予定領域
    以内に位置するか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に応じて前記画像情報生成
    手段と転送手段の少なくとも一方を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするプリンタ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷媒体サイズ取得手段は、前記印
    刷媒体のサイズ情報を、その印刷媒体のサイズ種別また
    は縦横の長さから取得することを特徴とする請求項1記
    載のプリンタ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷媒体サイズ取得手段は、前記印
    刷媒体のサイズ情報を上記画像の画素単位の大きさから
    取得することを特徴とする請求項1記載のプリンタ制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、原画像記録範囲全体が
    記録予定範囲以内に完全に位置すると判定されたとき、
    前記画像情報発生手段から発生させた画像情報を転送手
    段によってプリンタへと転送させる一方、前記判定手段
    によって原画像記録範囲の少なくとも一部が前記記録予
    定範囲外にあると判断されたとき、前記画像情報発生手
    段から発生させた画像情報の転送の禁止と画像情報発生
    手段による画像情報の発生の禁止の少なくとも一方を実
    行させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のプ
    リンタ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記画像情報発生手段は、記録しようと
    する原画像情報を発生させる原画像情報発生手段と、前
    記原画像情報に所定の画像サイズ変更処理を施す画像サ
    イズ変更処理手段とを備え、 前記制御手段は、原画像記録範囲全体が記録予定範囲以
    内に完全に位置すると判定されたとき、前記原画像情報
    発生手段から原画像情報を発生させると共に転送手段を
    作動させ、原画像情報をプリンタへと転送させる一方、 前記判定手段によって原画像記録範囲の少なくとも一部
    が前記記録範囲外にあると判定されたとき、前記画像サ
    イズ変更処理手段によって前記原画像情報発生手段から
    発生させた原画像情報を前記記録予定範囲内で記録動作
    が実行されるよう画像サイズ変更処理を実行させ、その
    変更処理が施された画像情報を転送手段にて転送させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ制
    御装置。
  6. 【請求項6】 前記画像サイズ変更処理手段は、前記記
    録予定範囲外にある画像データの切取り処理を行なうこ
    とを特徴とする請求項5記載のプリンタ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記画像サイズ変更処理手段は、プリン
    タにて記録される画像の向きを所定角度回転させるよう
    画像データの回転処理を行なうことによって画像の縦横
    の寸法を変更するようにしたことを特徴とする請求項5
    記載のプリンタ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記画像サイズ変更処理手段は、プリン
    タにて記録される画像の全体が記録予定範囲内に位置す
    るよう画像データの縮小処理を施すことを特徴とする請
    求項5記載のプリンタ制御装置。
  9. 【請求項9】 前記画像サイズ変更処理手段は、プリン
    タにて記録される画像の向きを所定角度回転させるよう
    画像データの回転処理を行なうと共に、回転処理した画
    像データによって記録される画像が記録予定範囲内に位
    置するよう画像データの縮小処理を施すことを特徴とす
    る請求項5記載のプリンタ制御装置。
  10. 【請求項10】 前記画像サイズ変更処理手段は、プリ
    ンタにて記録される画像を、前記記録予定範囲内に完全
    に位置させ得るサイズの複数の画像部分に分割し、各画
    像部分に対応する画像部分データを生成することを特徴
    とする請求項5記載のプリンタ制御装置。
  11. 【請求項11】 前記画像情報発生手段は、複数種の画
    像サイズ変更手段を備えることを特徴とする請求項5記
    載のプリンタ制御装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、原画像記録範囲が記
    録予定範囲外にあると判断されたとき、前記記録予定範
    囲以内に完全に位置しかつ最大サイズとなる出力画像の
    画像データを出力する画像サイズ変更処理手段を前記複
    数の画像サイズ変更手段の中から選択し、その選択した
    画像処理手段から出力された画像情報を転送手段によっ
    てプリンタへと転送させることを特徴とする請求項11
    記載のプリンタ制御装置。
  13. 【請求項13】 前記画像情報発生手段に備えられる原
    画像情報発生手段及び複数種の画像サイズ変更処理手段
    の存在を選択肢として表示する表示手段と、この表示手
    段によって表示される選択肢としての手段の中の所望の
    手段を指定する指定手段とを備え、前記制御手段は、指
    定手段にて指定された手段により画像情報を発生させ、
    その画像情報を転送手段によってプリンタへと転送させ
    ることを特徴とする請求項5記載のプリンタ制御装置。
  14. 【請求項14】 所定の記録位置に供給される印刷媒体
    に対しプリンタにて画像を形成させるための画像情報を
    発生させ、その画像情報をプリンタへと転送するように
    したプリンタの制御方法であって、 前記記録位置に供給される印刷媒体のサイズ情報を取得
    し、 取得した印刷媒体のサイズ情報に基づき、その印刷媒体
    に対して記録動作を実行させるべき範囲である記録予定
    範囲のサイズを設定し、 所定の原画像を記録する際にプリンタによって記録動作
    が実行される範囲である原画像記録範囲のサイズを設定
    し、 前記原画像記録範囲のサイズと前記記録予定範囲のサイ
    ズとを比較し、原画像記録動作範囲全体が前記記録予定
    範囲以内に位置するか否かを判定し、 前記判定による判定結果に応じて前記画像情報の生成と
    転送の少なくとも一方を制御するようにしたことを特徴
    とするプリンタ制御方法。
  15. 【請求項15】 前記印刷媒体のサイズは、前記印刷媒
    体のサイズ情報を、その印刷媒体のサイズ種別または縦
    横の長さから取得するようにしたことを特徴とする請求
    項14記載のプリンタ制御方法。
  16. 【請求項16】 前記印刷媒体のサイズは、上記第2の
    サイズ情報を上記画像の画素単位の大きさから取得する
    ことを特徴とする請求項14記載のプリンタ制御方法。
  17. 【請求項17】 前記原画像記録範囲全体が記録予定範
    囲以内に完全に位置すると判定されたとき、前記画像情
    報発生手段から発生させた画像情報を転送手段によって
    プリンタへと転送させる一方、前記判定手段によって原
    画像記録範囲の少なくとも一部が前記記録予定範囲外に
    あると判断されたとき、前記画像情報発生手段から発生
    させた画像情報の転送の禁止と画像情報の発生の禁止の
    少なくとも一方を実行させるようにしたことを特徴とす
    る請求項14記載のプリンタ制御方法。
  18. 【請求項18】 前記画像情報は、記録しようとする原
    画像情報と、この原画像情報に所定の画像サイズ変更処
    理を施して得られるサイズ変更画像情報とからなり、 原画像記録範囲全体が記録予定範囲以内に完全に位置す
    ると判定されたとき、前記原画像情報を発生させると共
    に転送手段を作動させ、原画像情報をプリンタへと転送
    させる一方、 原画像記録範囲の少なくとも一部が前記記録範囲外にあ
    ると判定されたとき、前記画像サイズ変更処理手段によ
    って前記原画像情報発生手段から発生させた原画像情報
    を前記記録予定範囲内で記録動作が実行されるよう画像
    サイズ変更処理を実行させ、その変更処理が施された画
    像情報を転送手段にて転送させるようにしたことを特徴
    とする請求項14記載のプリンタ制御方法。
  19. 【請求項19】 前記画像サイズ変更処理は、前記記録
    予定範囲外にある画像データの切取り処理であることを
    特徴とする請求項18記載のプリンタ制御方法。
  20. 【請求項20】 前記画像サイズ変更処理は、プリンタ
    にて記録される画像の向きを所定角度回転させる画像デ
    ータ回転処理であり、この処理を行なうことによって画
    像の縦横の寸法を変更することを特徴とする請求項18
    記載のプリンタ制御方法。
  21. 【請求項21】 前記画像サイズ変更処理は、プリンタ
    にて記録される画像の全体が記録予定範囲内に位置する
    よう画像データを縮小させる縮小処理であることを特徴
    とする請求項18記載のプリンタ制御方法。
  22. 【請求項22】 前記画像サイズ変更処理は、プリンタ
    にて記録される画像の向きを所定角度回転させる画像デ
    ータの回転処理と、この回転処理した画像データによっ
    て記録される画像が記録予定範囲内に位置するよう施す
    画像データの縮小処理とからなることを特徴とする請求
    項18記載のプリンタ制御方法。
  23. 【請求項23】 前記画像サイズ変更は、プリンタにて
    記録される画像を、前記記録予定範囲内に完全に位置さ
    せ得るサイズの複数の画像部分に分割し、各画像部分に
    対応する画像部分データを生成することを特徴とする請
    求項18記載のプリンタ制御方法。
  24. 【請求項24】 前記画像情報は、複数種の画像サイズ
    変更処理方法によって発生させることをことを特徴とす
    る請求項18記載のプリンタ制御方法。
  25. 【請求項25】 前記記録動作範囲が記録予定範囲外に
    あると判断されたとき、前記記録予定範囲以内に完全に
    位置しかつ最大サイズとなる出力画像の画像データを出
    力する画像サイズ変更処理を前記複数の画像サイズ変更
    処理方法の中から選択し、その選択した画像処理方法か
    ら出力された画像情報をプリンタへと転送させることを
    特徴とする請求項24記載のプリンタ制御方法。
  26. 【請求項26】 前記原画像情報発生処理方法及び複数
    種の画像サイズ変更処理方法の存在を選択肢として表示
    し、この表示によって表示される選択肢としての処理方
    法の中の所望の処理を指定し、その指定された処理方法
    によって画像情報を発生させ、その画像情報をプリンタ
    へと転送させることを特徴とする請求項18記載のプリ
    ンタ制御方法。
  27. 【請求項27】 前記プリンタは、記録ヘッド内のイン
    クに熱エネルギーによって気泡を発生させ、その気泡の
    圧力によってインクを吐出させて記録を行うものである
    ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ制御装置。
  28. 【請求項28】 前記プリンタは、記録ヘッド内のイン
    クに熱エネルギーによって気泡を発生させ、その気泡の
    圧力によってインクを吐出させて記録を行うことを特徴
    とする請求項14記載のプリンタ制御方法。
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