JP2000120278A - 厚板切断方法と厚板切断機 - Google Patents
厚板切断方法と厚板切断機Info
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Abstract
板のような広幅の厚板を迅速に切断する。この際に、回
動アームの開閉が容易であり、広幅の厚板を拘束手段を
用いずに切り進む。 【解決手段】 回動アームの前方部は両側縁および前端
縁にブレード部を有するとともに、アーム受け枠には回
動アームが閉じる際にアーム前方部が入り込む細幅開口
を形成し、この細幅開口の両内側縁と内前縁に回動アー
ムの各ブレード部と交差するブレード部を設け、さらに
回動アームで切り取られた裁断片を排出する手段を細幅
開口内部に設置する。
Description
の作業台車に装着して、廃船の解体などにおいて鋼板の
ような広幅の厚板を迅速に切断する方法と、その切断作
業に用いる厚板切断機に関する。
844141号のように、対向アームの内側面にアーム
閉鎖時に交差する長尺切断刃を有する。このような形態
の切断機は、広幅で厚い鋼板を切断しようとしても、鋼
板の切断個所を広げながら切断刃を押し込んでいくこと
ができないので、該切断機で広幅の厚板を切り進んでい
く作業は不可能である。
機として、特表平3−501584号に開示するプレー
トせん断機が知られている。このせん断機は、回動可能
な刃先とせん断機本体との間で厚い鋼板を挟み、刃先を
閉じて鋼板を切断しながらせん断機を前進させ、該刃先
の開閉作動を繰り返して切り進む。裁断された細片は、
帯状のままで被切断物のプレートに残り、せん断機を前
進させてこの細片を強制的に曲げていき、螺旋状に湾曲
した細片をせん断機の前方へ押し出しながら切断を続け
る。
板を切り進む作業が可能であっても、非常に厚い鋼板で
は細片を螺旋状に曲げながら前方に押し出すので大きな
推進力を要し、しかも被切断物のプレートがこの推進力
で押されるため、この被切断物を確実に拘束し、さらに
作業途中での被切断物やせん断機の姿勢調整などが必要
となる。また、螺旋状の切断細片がせん断機の前進方向
に出てきて切断作業の邪魔になり、この細片の切断など
で作業能率が低下してしまう。
構造物の切断作業時に前記のような不具合を解消するも
のである。したがって、本発明の目的は、従来の切断機
のように大きな推進力を作用させることなく、鋼板のよ
うな広幅の厚板を拘束手段を用いずに能率的に切り進む
ことができる厚板切断方法と、これを実現する切断機と
を提供することである。本発明の別の目的は、回動アー
ムやアーム受け枠を他の部材に交換することにより、例
えばコンクリート構造物の解体・破砕などの作業に変更
できる方法を提供することである。
に、本発明に係る厚板切断方法では、厚板切断機を油圧
ショベルなどの作業台車のアーム先端に装着し、この切
断機の回動アームを開口して厚板の端を挟み、該回動ア
ームを閉じて交差ブレード部で厚板を短冊状に切り抜
き、回動アームの開口作動とともに切断機内に押し込ま
れた裁断片を下方へ押し出す。ついで、切断機を切り抜
きの奥まで進行させ、再び回動アームを閉じて厚板を同
じ短冊状に切り抜いてその裁断片を下方へ押し出す。本
発明の切断方法は、この切り抜き動作を繰り返すことに
より、鋼板のような厚板を変形することなく直線状に迅
速に切り進めることができる。
ムにおいて、回動アームなどの取付ピン用貫通孔を、フ
レームの旋回中心線に対してほぼ左右対称に上下2組配
列すると好ましい。この構成により、切断機の機能を変
更して別用途の作業機として用いるには、回動アームお
よびアーム受け枠を外し、代わりに2本の対向アームお
よび別個の油圧シリンダなどを取付ピンで回動自在に取
り付ける。さらに、両アームの後端部は、個々の油圧シ
リンダの先端部とそれぞれ回転可能に連結し、個々の油
圧シリンダで2本の対向アームを同期開閉させればよ
い。
どの作業台車に装着するブラケット部と、該ブラケット
部に直接または旋回機構を介して取り付ける本体フレー
ムと、本体フレームに枢着する回動アームと、本体フレ
ームに枢着して回動アームを駆動する油圧シリンダとを
有する。本発明では、この切断機において、回動アーム
の前方部が両側縁および前端縁にブレード部を有すると
ともに、アーム受け枠に回動アームが閉じる際にアーム
前方部が入り込む細幅開口を形成し、この細幅開口の両
内側縁と内前縁に回動アームの各ブレード部と交差する
ブレード部を設ける。さらに、本発明の厚板切断機で
は、回動アームで切り取られた裁断片を排出する手段を
細幅開口内部に設置している。
降可能に収納する押し出しレバーと、このレバーおよび
本体フレームに枢着する油圧シリンダとで構成する。レ
バー駆動用の油圧シリンダについて、そのロッド側油室
と回動アーム開閉用シリンダのヘッド側油室とを一方の
油圧配管に接続し、且つそのヘッド側油室と回動アーム
開閉用シリンダのロッド側油室とを他方の油圧配管に接
続することにより、回動アームの開口作動と押し出しレ
バーの下降作動を連動させると好ましい。
に、油圧ショベルなどのアーム先端に装着するブラケッ
ト部2(図4参照)と、該ブラケット部に旋回機構5を
介して取り付ける本体フレーム6と、本体フレーム6に
枢着する回動アーム8と、該回動アームに隣接するアー
ム受け枠20と、本体フレーム6に枢着して回動アーム
8を駆動する油圧シリンダ14とを有する。
はほぼ矩形平面の平行側板からなり、該フレームの旋回
中心線に対して、取付ピン16〜19用の貫通孔を上下
2組ほぼ左右対称に形成すると好ましい。フレーム6の
両側板7,7間には、回動アーム8、アーム受け枠2
0、アーム開閉用の油圧シリンダ14とをそれぞれ取付
ピン16〜19で回動自在に設置する。
アーム8とアーム受け枠20を外すだけで、別用途の作
業機に容易に変更可能である。例えば、図5に示す破砕
アーム56,57、鉄骨切断用のカッター刃、掴み機能
を有するフォーク、大割機能を有する薄型アームなどに
交換可能である。この場合、油圧シリンダ54として、
図1のシリンダ14をそのまま使用しても、取付アーム
に応じて推力やストロークの異なるシリンダに交換して
もよい。図5では、対向アーム56,57および別個の
油圧シリンダ55などを取付ピンで回動自在に取り付
け、両アーム56,57の後端部を油圧シリンダ54,
55の先端部とそれぞれ回転可能に連結し、破砕機とし
て用いることができる。
受け枠20を取付ピン17,19で固定するけれども、
本体フレームを変形することで本体フレームとアーム受
け枠とを一体化することも可能である。この場合、回動
アームの各ブレード部と交差するブレード部は、本体フ
レームの両内側縁と内前縁に直接設けることになる。こ
の構成の本体フレームでは、図5に示すような部材交換
を行う際に、前記のブレード部を前もって取り外すこと
を要する。
両側縁および前端縁にブレード部を有し、図1ではこれ
らのブレード部を2枚の切断刃12,12で形成する
が、各ブレード部ごとに切断刃を取り付けてもよい。回
動アーム8は、例えば湾曲した側面で細長く、本体フレ
ーム6の下方からアーム前方部9を斜め下方に向かって
延設させ、回転支点となる中間部10を取付ピン18で
本体フレーム6の下方側部に着脱可能に支持するととと
もに、アーム後方部11をフレーム上方に枢着した油圧
シリンダ14の先端部と回転可能に連結する。アーム前
方部9において、両側縁および前端縁のブレード部の幅
は、一般に、該ブレード部以外の前方部9と比べて肉厚
であって回転中心からの距離も長い。図示しないけれど
も、アーム前方部9の前端縁を両側縁よりも鉤状に旋回
方向へ突出させることにより、アーム閉鎖時に前端縁の
ブレード部が厚板と先に接触すると、該厚板を短冊状に
切り抜きやすくなるので好ましい。
の平面形状は所望に応じて設定すればよく、その平面形
状が例えば矩形状であれば、切り抜かれた裁断片は細長
い長方形の短冊になる。また、切断刃12が四半円形平
面の先端部であって、先端部全体の平面形状がほぼ半円
形であると、切り抜かれた裁断片は先端が丸い短冊にな
る。このように切断刃12,12が先端部が湾曲して先
細になると、裁断片の切り落としを比較的小さい加圧力
で行えるので好ましい。
において、回動アーム8が閉じた際にアーム前方部9が
入り込む細幅開口24を形成し、該細幅開口の両内側縁
にブレード部を設け、これらのブレード部は例えば切断
刃25,25,26からなる。ブレード部の切断刃2
5,25,26は、フレーム下端よりも下方にほぼ水平
に配置し、回動アーム8が閉じると、切断刃12,12
が切断刃25,25と、且つ切断刃12の前端辺が切断
刃26と交差する。アーム受け枠20は、取付ピン19
で中間部22をフレーム下方に、且つ取付ピン17で上
方部23をフレーム上方にそれぞれ固定すると好まし
い。
口24上に昇降可能に収納する押し出しレバー28と、
レバー28および本体フレーム6に枢着するレバー駆動
用の油圧シリンダ30とからなり、該シリンダは受け枠
20に枢着してもよい。レバー28は、細幅開口24に
対応する矩形平面を有し、該細幅開口の位置まで下降す
ることが可能である。好ましくは、油圧シリンダ30に
ついて、そのロッド側油室と油圧シリンダ14のヘッド
側油室とを一方の油圧配管38に接続し、且つそのヘッ
ド側油室と油圧シリンダ14のロッド側油室とを他方の
油圧配管39に接続することにより、回動アーム8の開
口作動と押し出しレバー28の下降作動を連動させる。
圧ショベルなどの作業台車のアーム先端に装着し、回動
アーム8を開口して厚板の端を挟み、該回動アームを閉
じて交差ブレード部で厚板を短冊状に切り抜き、アーム
の開口作動とともに切断機内に押し込まれた裁断片を下
方へ押し出す。厚板の裁断片は、回動アーム8の両側縁
ブレード部の厚さより幅広の短冊状に打ち抜かれる。つ
いで、切断機1を切り抜きの奥まで進行させ、再び回動
アーム8を閉じて厚板を同じ短冊状に切り抜いてその裁
断片を下方へ押し出し、この動作を繰り返して直線状に
切り進む。
が、本発明は実施例に限定されるものではなく、図1か
ら図3において本発明に係る厚板切断機の典型的な構造
と内部の配管系統を示す。厚板切断機1は、1対の側板
3,3からなるブラケット部2と、旋回機構5を介して
ブラケット部2に取り付ける本体フレーム6と、本体フ
レームに回転可能に枢着する回動アーム8と、アーム8
に隣接させて固定する受け枠20と、アーム8を開閉作
動する油圧シリンダ14とで構成する。
固着した水平板と、該水平板から立設する1対の側板
3,3からなる。側板3,3の上方には、水平方向に貫
通する1対のピン孔4,4を設け、ピン4a,4aを挿
通することにより、油圧ショベルのアーム40(図4)
およびバケットリンク41を連結する。切断機1は、ア
ーム40上のバケットシリンダ42の伸縮駆動と油圧シ
ョベルの操作によって適宜に移動して前後方向に回転で
き、且つ旋回機構5によって回動アーム8を任意の方向
に向けることが可能である。
36,36には、油圧ショベルの油圧ポンプ(図示しな
い)から、アーム40(図4)に沿って配設する油圧配
管およびその先端接続の油圧ホースを介して作動油を供
給する。この作動油は、ブラケット部内部の配管を経
て、旋回機構5の駆動モータ35(図3)へ送り、且つ
ブラケット部の水平板に設置のスイベルジョイント37
(図3)を中継し、油圧ホース38,39を経て油圧シ
リンダ14へ送る。
り付けた水平板と、該水平板から下方に延設するほぼ矩
形平面の平行側板7,7からなり、該フレームの旋回中
心線に対して、取付ピン16〜19用の貫通孔を上下2
組ほぼ左右対称に形成する。側板7,7間には、回動ア
ーム8、アーム受け枠20、アーム開閉用の油圧シリン
ダ14とをそれぞれ取付ピン16〜19で回動自在に設
置する。フレーム8の上方において、油圧シリンダ14
の後端部を取付ピン16で回転可能に枢着する。
平板体であり、本体フレーム6の下方からアーム前方部
9を斜め下方に向かって延設させ、回転支点となる中間
部10を取付ピン18で本体フレーム6の下方側部に着
脱可能に支持するととともに、枢着ピン15によってア
ーム後方部11を油圧シリンダ14の先端部と回転可能
に連結する。回動アーム8の前方部9には、細幅開口2
4に向いてその両側縁に切断刃12,12を交換可能に
ボルト止めする。切断刃12は、その両側端と前端辺1
3によって、アーム両側縁および前端縁のブレード部を
構成する。アーム両側縁および前端縁のブレード部は、
該ブレード部以外の前方部9と比べて肉厚であって回転
中心からの距離も長い。
り、下方部21が本体フレーム6の下端から突出し、フ
レーム下端面に沿ってほぼ水平の端面を有する。アーム
受け枠20は、取付ピン19で中間部22をフレーム下
方に、ピン17で上方部23をフレーム上方に着脱可能
に軸着する。アーム受け枠20は、その下端部におい
て、回動アーム8が閉じた際にアーム前方部9が入り込
む細幅開口24を形成し、該細幅開口の内側縁に切断刃
25,25,26を交換可能にボルト止めし、これらの
切断刃がブレード部を構成する。切断刃25,25,2
6は、フレーム下端縁よりも下方にほぼ水平に配置す
る。
けた裁断片排出手段27を示す。裁断片排出手段27
は、細幅開口24上に昇降可能に収納する押し出しレバ
ー28と、レバー28および本体フレーム6に枢着する
レバー駆動用の油圧シリンダ30とからなる。油圧シリ
ンダ30について、そのロッド側油室と油圧シリンダ1
4のヘッド側油室とを一方の油圧配管38に接続し、且
つそのヘッド側油室と油圧シリンダ14のロッド側油室
とを他方の油圧配管39に接続し、アーム8の開閉作動
とレバー28の昇降作動とを連動させる。押し出しレバ
ー28は、その一端部28aを取付ピン18に回転可能
に嵌装し、その他端部28bを油圧シリンダ30のピス
トンロッド31にピン33で連結する。油圧シリンダ3
0は、後方クレビス部32をピン17の嵌装体にピン3
4で連結する。油圧シリンダ30が伸縮作動すると、レ
バー28は端部28aを支点として細幅開口24上で昇
降作動する。
する。厚板切断機1は、図4に示すように、ブラケット
部2を油圧ショベルのアーム40とその先端のバケット
リンク41と連結し、シリンダ42を伸縮作動してバケ
ットリンク41を駆動すると前後方向に回転する。ブラ
ケット部2の両側に設置した油圧コネクション36に
は、油圧ショベルの油圧ポンプ(図示しない)から作動
油を供給する。旋回機構5は、ブラケット部2に設置し
た油圧モータ35の軸端ピニオンと噛み合うため、油圧
モータ35を回転すると本体フレーム6が旋回し、回動
アーム8の方向を任意に設定できる。厚板切断機1に
は、運転室からのバルブ操作によって油圧ショベルの油
圧ポンプから作動油を供給する。
ると、油圧シリンダ14を縮小作動してアーム8を開
き、厚板切断機1を図4の姿勢になるように移動する。
次に、油圧シリンダ14を伸長作動してアーム8を閉じ
ると、アーム前方部9の切断刃12,12が、受け枠2
0の細幅開口24の切断刃25,26と交差し、厚板4
5を矩形状に切り抜き、切り離された矩形裁断片を受け
枠20の開口24内に押し込む。この際に、切断刃1
2,12の両側縁の幅は、その両側端部以外の前方部9
と比べて肉厚であって回転中心からの距離も長いので、
厚板45の切り抜き幅はアーム前方部9の横幅より広
く、アーム8を矩形切り抜きを通して支障なく回動で
き、抵抗ない切断操作が可能である。
作動すると、これに連動して油圧シリンダ30が伸長作
動し、レバー28を細幅開口24に向けて下降させるこ
とにより、裁断片を細幅開口24から排出する。回動ア
ーム8が開くと、油圧ショベルを操作して切断機1を厚
板45の矩形切り抜きの奥まで前進させ、再びアーム8
を閉じて厚板45を同じ短形形状に切り抜く。この操作
を順次繰り返すことにより、広幅の厚板でも直線状に切
り進むことができる。
ぼ矩形平面の平行側板からなり、該フレームの旋回中心
線に対して、取付ピン16〜19用の貫通孔を上下2組
ほぼ左右対称に形成する。このため、取付ピン16〜1
9を抜き取り、回動アーム8、アーム受け枠20などを
外すだけで、破砕機のような別用途の作業機に容易に変
更可能である。
0に変更した一例を示し、この際には、取付ピン17〜
19および連結ピン15を抜き取り、回動アーム8とア
ーム受け枠20を外す。図5において、ピン62で回動
アーム8の代わりに破砕アーム56を、ピン63で受け
枠20の代わりに別の破砕アーム57を、さらにピン6
1で油圧シリンダ55を取り付ける。破砕アーム56,
57は対向配置し、連結ピン58でアーム56とシリン
ダ54を、連結ピン59でアーム57とシリンダ55を
枢着する。油圧シリンダ54,55の伸縮作動により、
破砕アーム56,57を開閉させ、両アームの対向面に
複数個刻設した爪64,65に噛んだコンクリートなど
を破砕できる。
1、本体フレーム53、旋回機構52、油圧シリンダ5
4、取付ピン60,61,62,63は図1のそれと同
一である。ブラケット部51には、前記と同様に油圧モ
ータ35とスイベルジョイント37を取り付け、油圧コ
ネクション36,36に油圧ホースを接続する。スイベ
ルジョイント37より下方の配管は、図6に示すよう
に、管路38を油圧シリンダ54,55のヘッド側油室
に、管路39を油圧シリンダ54,55のロッド側油室
に接続し、両シリンダ54,55を同調伸縮させる。
アーム受け枠の細幅開口に押し込み、ついで排出手段で
裁断片を1枚ごとに押し出して除去する。それ故に、裁
断片が切断作業の支障にならず、極めて能率的に切断作
業が行える。この厚板切断機では、アーム前方部の両側
縁と前端縁の3ブレード部で厚板を切り抜き、このブレ
ード部がもっとも幅広であるので回動アームの開閉が容
易であり、切断機は切り抜きに沿って抵抗なく直進可能
であり、船体などの広幅の厚板を拘束手段を用いずに切
り進むことができる。
ピン用の貫通孔を上下2組配列することにより、回動ア
ーム、開閉用シリンダおよびアーム受け枠などを着脱可
能な取付ピンだけで設置でき、これらを別個の作業部材
に交換可能である。したがって、本発明では、厚板切断
機から異なる用途の作業機への変更が容易であり、多用
途装置として使用すると極めて経済的である。
ある。
部分図であり、本体フレームとアーム受け枠を縦割りし
て示す断面斜視図である。
図である。
着し、厚板の切断作業状態を示す側面図である。
を外し、別の部材を取り付けて組み立てた破砕機を示す
斜視図である。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 厚板切断機を油圧ショベルなどの作業台
車のアーム先端に装着し、この切断機の回動アームを開
口して厚板の端を挟み、該回動アームを閉じて交差ブレ
ード部で厚板を短冊状に切り抜き、アームの開口作動と
ともに切断機内に押し込まれた裁断片を下方へ押し出
し、ついで切断機を切り抜きの奥まで進行させ、再び回
動アームを閉じて厚板を同じ短冊状に切り抜いて裁断片
を下方へ押し出し、この動作を繰り返して直線状に切り
進む厚板切断方法。 - 【請求項2】 平行側板である本体フレームにおいて、
取付ピン用の貫通孔をフレームの旋回中心線に対してほ
ぼ左右対称に上下2組配列することにより、回動アーム
およびアーム受け枠を外し、代わりに2本の対向アーム
および別個の油圧シリンダなどを取付ピンで回動自在に
取り付け、両アームの後端部を個々の油圧シリンダの先
端部とそれぞれ回転可能に連結し、個々の油圧シリンダ
で2本の対向アームを同期開閉させて別用途の作業機と
して用いる作業変更方法。 - 【請求項3】 油圧ショベルなどの作業台車に装着する
ブラケット部と、該ブラケット部に直接または旋回機構
を介して取り付ける本体フレームと、本体フレームに枢
着する回動アームと、本体フレームに枢着して回動アー
ムを駆動する油圧シリンダとを有する切断機において、
回動アームの前方部は両側縁および前端縁にブレード部
を有するとともに、アーム受け枠には回動アームが閉じ
る際にアーム前方部が入り込む細幅開口を形成し、この
細幅開口の両内側縁と内前縁に回動アームの各ブレード
部と交差するブレード部を設け、さらに回動アームで切
り取られた裁断片を排出する手段を細幅開口内部に設置
している厚板切断機。 - 【請求項4】 裁断片の排出手段は、細幅開口において
昇降可能に収納する押し出しレバーと、このレバーおよ
び本体フレームなどに枢着する油圧シリンダとからな
り、レバー駆動用の油圧シリンダについて、そのロッド
側油室とアーム開閉用シリンダのヘッド側油室とを一方
の油圧配管に接続し、且つそのヘッド側油室とアーム開
閉用シリンダのロッド側油室とを他方の油圧配管に接続
することにより、回動アームの開口作動と押し出しレバ
ーの下降作動を連動させる請求項3記載の切断機。 - 【請求項5】 ほぼ矩形平面の平行側板である本体フレ
ームにおいて、取付ピン用の貫通孔を上下2組フレーム
の旋回中心線に対してほぼ左右対称に形成し、フレーム
側板間に回動アーム、アーム受け枠、アーム開閉用シリ
ンダをそれぞれ取付ピンで設置し、前記回動アームは、
本体フレームの下方からアーム前方部を斜め下方に向か
って延設させ、回転支点となる中間部をフレーム下方で
着脱可能に支持するとともに、アーム後方部をフレーム
上方に枢着した油圧シリンダの先端部と回転可能に連結
し、一方、前記アーム受け枠には、フレーム下端縁より
も下方にブレード部をほぼ水平に配列し、取付ピンによ
って受け枠中間の屈曲部をフレーム下方に、且つ受け枠
上方部をフレーム上方にそれぞれ固定する請求項3記載
の厚板切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29176098A JP4172857B2 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 鋼板切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29176098A JP4172857B2 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 鋼板切断機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000120278A true JP2000120278A (ja) | 2000-04-25 |
JP4172857B2 JP4172857B2 (ja) | 2008-10-29 |
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JP29176098A Expired - Fee Related JP4172857B2 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 鋼板切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4172857B2 (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP2007298085A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Hokuto Kenki Service Kk | 油圧シリンダ装置及び同装置を備えた挟み処理装置 |
-
1998
- 1998-10-14 JP JP29176098A patent/JP4172857B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2007298085A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Hokuto Kenki Service Kk | 油圧シリンダ装置及び同装置を備えた挟み処理装置 |
JP4531720B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2010-08-25 | 北都建機サービス株式会社 | 挟み処理装置 |
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