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JP2000107865A - 電動溶接機におけるモ―タ一体型駆動ユニット - Google Patents

電動溶接機におけるモ―タ一体型駆動ユニット

Info

Publication number
JP2000107865A
JP2000107865A JP10292779A JP29277998A JP2000107865A JP 2000107865 A JP2000107865 A JP 2000107865A JP 10292779 A JP10292779 A JP 10292779A JP 29277998 A JP29277998 A JP 29277998A JP 2000107865 A JP2000107865 A JP 2000107865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
ball screw
shaft
screw shaft
welding machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP10292779A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Sato
良夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obara Corp
Original Assignee
Obara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obara Corp filed Critical Obara Corp
Priority to JP10292779A priority Critical patent/JP2000107865A/ja
Publication of JP2000107865A publication Critical patent/JP2000107865A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モ―タ軸とボ―ルネジ軸とをモ―タ内で一体
化し、駆動ユニットを短く構成すると共に慣性モ―メン
トを小さくして、コンパクトで使い勝手のよい電動溶接
機におけるモ―タ一体型駆動ユニットを提供する。 【解決手段】 モ―タ1によって駆動される可動ア―ム
又は揺動ア―ムを備えた電動溶接機において、モ―タ軸
5を中空にして該中空部にボ―ルネジ軸7を貫通させ、
ボ―ルネジ軸の片側をモ―タ軸に固定8,9すると共
に、ボ―ルネジ軸の他側にボ―ルネジ10を螺設し、加
圧軸11に形成したボ―ルナット15を前記ボ―ルネジ
に噛み合せた電動溶接機におけるモ―タ一体型駆動ユニ
ット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モ―タによって駆
動される可動ア―ム又は揺動ア―ムを備えた電動溶接機
における駆動ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モ―タによって駆動される揺動ア
―ムを備えたX型溶接機の駆動ユニットとしては、例え
ば実用新案登録第3042268号公報に示すような、
モ―タから導出された出力軸に伝動装置を介してボ―ル
ネジ軸を設け、該ボ―ルネジ軸の一端側に螺設したボ―
ルネジを加圧軸に形成したボ―ルナットに噛み合せたも
のは公知である(以下,前者という)。
【0003】また、モ―タによって駆動される可動ア―
ムを備えたC型溶接機の駆動ユニットとしては、例えば
特開平7ー290251号公報に示すような、モ―タ軸
を中空にして該中空部にボ―ルネジ軸を貫通させ、該ボ
―ルネジ軸に形成したボ―ルネジを該モ―タ軸に固定さ
れたボ―ルナットと噛み合わせるようにしたものも公知
である(以下,後者という)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の前者の場合には、モ―タの駆動によって揺動ア―ムを
揺動させるための駆動ユニットでモ―タから導出された
出力軸に伝動装置を介してボ―ルネジ軸が設けられてい
るため、駆動ユニットの全長が長くなり電動溶接機を操
作する場合等に操作が不安定になる虞がある。
【0005】また、上記従来例の後者の場合には、駆動
ユニットの長さは短くなるが、ボ―ルナットがモ―タの
内部でモ―タ軸に固定されているため、モ―タの径が大
きくなると共にボ―ルナットの外径がボ―ルネジに比較
して大径であることから慣性モ―メントが大きくなりモ
―タの稼働で電極が開閉する際にその加減速時間が伸
び、またモ―タの熱容量にも影響を及ぼすものである。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、モ―タ軸とボ―ルネジ軸とをモ―タ内で一体化
し、駆動ユニットを短く構成すると共に慣性モ―メント
を小さくして、コンパクトで使い勝手のよい電動溶接機
におけるモ―タ一体型駆動ユニットを提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における電動溶接機におけるモ―タ一体型駆
動ユニットは、モ―タ軸を中空にして該中空部にボ―ル
ネジ軸を貫通させ、ボ―ルネジ軸の片側をモ―タ軸に固
定すると共に、ボ―ルネジ軸の他側にボ―ルネジを螺設
し、加圧軸に形成したボ―ルナットを前記ボ―ルネジに
噛み合せたことを特徴とするものである。
【0008】また、前記ボ―ルネジ軸の一端に手動操作
用のハンドルの取付部を形成したことを特徴とするもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照してこの発明の実施例
について説明をする。図において、1はサ―ボモ―タで
あり、該モ―タ1は、その外殻2に固定された固定子巻
線3とその内周に配置された回転子磁極4及び該回転子
磁極4が固定されたモ―タ軸5とからなり、該モ―タ軸
5は中空に形成され、軸受6,6によってモ―タ1の前
記外殻2に軸支されている。また、モ―タ軸5の前記中
空部内をボ―ルネジ軸7が貫通している。
【0010】前記ボ―ルネジ軸7の一端部には該ボ―ル
ネジ軸7をモ―タ軸5に固定するようにクサビ作用を利
用したリング8とナット9が配置されている。したがっ
て、ボ―ルネジ軸7はモ―タ軸5と共通の軸受6,6で
支持されることになる。また、該ボ―ルネジ軸7の他端
側にはモ―タ1の外側でボ―ルネジ10が螺設されてい
る。
【0011】11はトラニオン軸12によって可動ア―
ム(図示せず)又は揺動ア―ム(図示せず)に連結され
る加圧軸であり、該加圧軸11はハウジング13内で軸
受14に回動不能で往復可能に軸支されており、加圧軸
11の後端部には前記ボ―ルネジ10と噛み合うボ―ル
ナット15が一体的に設けられている。なお、16はモ
―タ軸5の外周に嵌め込まれたエンコ―ダである。
【0012】上記のような駆動ユニットにおいて、図示
の状態でサ―ボモ―タ1の固定子巻線3に例えば三相電
流を供給すると、回転子磁極4が励磁されモ―タ軸5が
回転し、該モ―タ軸5と一体化されたボ―ルネジ軸7が
回転を行う。該ボ―ルネジ軸7の回転に伴って該ボ―ル
ネジ軸7のボ―ルネジ10と噛み合うボ―ルナット15
が前進し、これに伴って加圧軸11が前進するので、こ
の前進によりトラニオン軸12を介して可動ア―ム又は
揺動ア―ムは加圧動作を行う。
【0013】このように、ボ―ルネジ軸7はモ―タ軸5
と一体化されてモ―タ1内に位置さされ、しかもボ―ル
ネジ軸7の軸受がモ―タ軸5の軸受で共用されので、そ
れらの分,従来の駆動ユニットに比してその長さは短縮
され、これに伴って、溶接ガンの長さが短縮されコンパ
クトになる。更に、モ―タ1の受ける慣性モ―メントも
小さくなるので、モ―タ1による溶接電極の移動応答性
が格段に良くなり、しかもモ―タ軸5とボ―ルネジ軸7
が別物であるので、その組合せを自由に選択可能にして
融通性を向上させさらに組立と保全性を良くし、コンパ
クトで使い勝手のよい電動溶接機を得るのに有効な駆動
ユニットとなる。
【0014】そして、ボ―ルネジ軸7とモ―タ軸5とは
クサビ作用を利用した緊締手段によりロックされている
ので、該ロックを外すことによりボ―ルネジ軸7はモ―
タ1から容易に抜き出すことができる。更に、前記ボ―
ルネジ軸7の一端に手動操作用のハンドルの取付部17
を形成した場合には、モ―タ1が故障した時に該取付部
17にハンドル(図示せず)を取付けて手動によりボ―
ルネジ軸7を回転させて、可動ア―ム又は揺動ア―ムを
所望の開放位置に誘導することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明の駆動ユニットは、モ―タ軸を中
空にして該中空部にボ―ルネジ軸を貫通させ、ボ―ルネ
ジ軸の片側をモ―タ軸に固定すると共に、ボ―ルネジ軸
の他側にボ―ルネジを螺設し、加圧軸に形成したボ―ル
ナットを前記ボ―ルネジに噛み合せたので、従来の駆動
ユニットに比してその長さは短縮され、これに伴って、
溶接ガン全体の長さが短縮されコンパクトになり、更
に、モ―タの受ける慣性モ―メントも小さくなるので、
モ―タによる溶接電極の移動応答性が格段に良くなり、
コンパクトで使い勝手のよい電動溶接機を得るのに有効
な駆動ユニットとなる。
【0016】そして、ボ―ルネジ軸の一端に手動操作用
のハンドルの取付部を形成した場合には、モ―タが故障
した時に該取付部にハンドルを取付けて手動によりボ―
ルネジ軸を回転させて、可動ア―ム又は揺動ア―ムを所
望の開放位置に誘導することができるのでモ―タの故障
に即応できる駆動ユニットとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動溶接ガンにおけるモ―タ一体
型駆動ユニットの断面図である。
【符号の説明】
1 モ―タ 5 モ―タ軸 7 ボ―ルネジ軸 8,9 固定装置 10 ボ―ルネジ 11 加圧軸 15 ボ―ルナット 17 ハンドルの取付部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月13日(1999.5.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における電動溶接機におけるモ―タ一体型駆
動ユニットは、モ―タ軸を中空にして該中空部にボ―ル
ネジ軸を貫通させ、ボ―ルネジ軸をモ―タ軸に固定する
と共に、ボ―ルネジ軸の先端側にボ―ルネジを螺設し、
加圧軸に形成したボ―ルナットを前記ボ―ルネジに噛み
合せたことを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】前記ボ―ルネジ軸7の一端部には該ボ―ル
ネジ軸7をモ―タ軸5に固定するようにクサビ作用を利
用したリング8とナット9が配置されている。したがっ
て、ボ―ルネジ軸7はモ―タ軸5と共通の軸受6,6で
支持されることになる。また、該ボ―ルネジ軸7の先端
側にはモ―タ1の外側でボ―ルネジ10が螺設されてい
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【発明の効果】本発明の駆動ユニットは、モ―タ軸を中
空にして該中空部にボ―ルネジ軸を貫通させ、ボ―ルネ
軸をモ―タ軸に固定すると共に、ボ―ルネジ軸の先端
側にボ―ルネジを螺設し、加圧軸に形成したボ―ルナッ
トを前記ボ―ルネジに噛み合せたので、従来の駆動ユニ
ットに比してその長さは短縮され、これに伴って、溶接
ガン全体の長さが短縮されコンパクトになり、更に、モ
―タの受ける慣性モ―メントも小さくなるので、モ―タ
による溶接電極の移動応答性が格段に良くなり、コンパ
クトで使い勝手のよい電動溶接機を得るのに有効な駆動
ユニットとなる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モ―タによって駆動される可動ア―ム又
    は揺動ア―ムを備えた電動溶接機において、モ―タ軸を
    中空にして該中空部にボ―ルネジ軸を貫通させ、ボ―ル
    ネジ軸の片側をモ―タ軸に固定すると共に、ボ―ルネジ
    軸の他側にボ―ルネジを螺設し、加圧軸に形成したボ―
    ルナットを前記ボ―ルネジに噛み合せたことを特徴とす
    る電動溶接機におけるモ―タ一体型駆動ユニット。
  2. 【請求項2】 前記ボ―ルネジ軸の一端に手動操作用の
    ハンドルの取付部を形成したことを特徴とする請求項1
    記載の電動溶接機におけるモ―タ一体型駆動ユニット。
JP10292779A 1998-10-01 1998-10-01 電動溶接機におけるモ―タ一体型駆動ユニット Pending JP2000107865A (ja)

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