JP2000195559A - 電池パック - Google Patents
電池パックInfo
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- JP2000195559A JP2000195559A JP10374098A JP37409898A JP2000195559A JP 2000195559 A JP2000195559 A JP 2000195559A JP 10374098 A JP10374098 A JP 10374098A JP 37409898 A JP37409898 A JP 37409898A JP 2000195559 A JP2000195559 A JP 2000195559A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charging
- battery
- voltage
- battery pack
- capacity
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 充電式電池の適正な充電完了を指示して、過
充電を防止できる電池パックを提供する。 【解決手段】 充電式電池23の残容量を含む電池情報
を記憶し該記憶情報に基づいて該充電式電池の充放電を
制御する充放電制御手段100としてのCPU29を備
えた電池パック18において、上記充電式電池を外部の
充電装置に接続する充電経路に充電電流の供給, 停止を
行なう充電用スイッチング素子26を設け、上記CPU
29により上記記憶した充電式電池の残容量に基づいて
上記充電用スイッチング素子26を制御することにより
充電量,充電時間等の充電管理を行なう。
充電を防止できる電池パックを提供する。 【解決手段】 充電式電池23の残容量を含む電池情報
を記憶し該記憶情報に基づいて該充電式電池の充放電を
制御する充放電制御手段100としてのCPU29を備
えた電池パック18において、上記充電式電池を外部の
充電装置に接続する充電経路に充電電流の供給, 停止を
行なう充電用スイッチング素子26を設け、上記CPU
29により上記記憶した充電式電池の残容量に基づいて
上記充電用スイッチング素子26を制御することにより
充電量,充電時間等の充電管理を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電動自転車,電
動車椅子,電動スクータ等にエネルギー源として使用さ
れるNi−Cd,Ni−MH,リチウムイオン等の充電
式電池を備えた電池パックに関し、詳細には上記充電式
電池の残容量を含む電池情報を記憶し、該記憶情報に基
づいて上記充電式電池の充電を制御する充電制御手段を
備えた電池パックに関する。
動車椅子,電動スクータ等にエネルギー源として使用さ
れるNi−Cd,Ni−MH,リチウムイオン等の充電
式電池を備えた電池パックに関し、詳細には上記充電式
電池の残容量を含む電池情報を記憶し、該記憶情報に基
づいて上記充電式電池の充電を制御する充電制御手段を
備えた電池パックに関する。
【0002】
【従来の技術】充電式電池は充電装置で充電を繰り返し
て使用されるものであるが、従来の充電装置は、充電式
電池のエネルギー状態を監視して充電完了を判断してい
るわけではなく、充電式電池をある条件で充電し続け、
その時の該電池の物理状態(電圧, 電流, 温度等の変
化, 時間経過等)から該電池が満充電に至ったと推定す
るのが一般的である。
て使用されるものであるが、従来の充電装置は、充電式
電池のエネルギー状態を監視して充電完了を判断してい
るわけではなく、充電式電池をある条件で充電し続け、
その時の該電池の物理状態(電圧, 電流, 温度等の変
化, 時間経過等)から該電池が満充電に至ったと推定す
るのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の電池
の物理状態を検出する方法では、電池に対し、過充電を
毎回の充電終了直前に生じる場合がある。このような過
充電は、電池内部に不要な温度上昇, 及びそれに伴なう
内部構成材への熱ストレスによる材料劣化, 電解液蒸発
を引き起こす。こうしたことが充電式電池の充放電サイ
クルによる電池性能劣化の要因ともなり、電池寿命低下
の一因となっている。
の物理状態を検出する方法では、電池に対し、過充電を
毎回の充電終了直前に生じる場合がある。このような過
充電は、電池内部に不要な温度上昇, 及びそれに伴なう
内部構成材への熱ストレスによる材料劣化, 電解液蒸発
を引き起こす。こうしたことが充電式電池の充放電サイ
クルによる電池性能劣化の要因ともなり、電池寿命低下
の一因となっている。
【0004】また従来は、充電しようとする電池に対応
した充電装置を準備する必要があり、例えば異なる仕様
の充電式電池に1つの充電装置を共用することはできな
い等、使用可能の充電装置が制約されるといった問題も
ある。
した充電装置を準備する必要があり、例えば異なる仕様
の充電式電池に1つの充電装置を共用することはできな
い等、使用可能の充電装置が制約されるといった問題も
ある。
【0005】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たもので、充電式電池の適正な充電完了を指示して過充
電を防止でき、また使用可能の充電装置の制約を低減で
きる電池パックを提供することを課題としている。
たもので、充電式電池の適正な充電完了を指示して過充
電を防止でき、また使用可能の充電装置の制約を低減で
きる電池パックを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】図7に示すように、本発
明は、充電式電池23の残容量を含む電池情報を記憶
し、該記憶情報に基づいて該充電式電池23の充電を制
御する充電制御手段100を備えた電池パック18にお
いて、上記充電式電池を外部の充電装置に接続する充電
経路に、該充電装置からの充電電流の供給, 停止を行な
う充電用スイッチング素子26を設け、上記充電制御手
段100を、上記記憶された電池情報のうち少なくとも
残容量に基づいて上記スイッチング素子26を制御する
ことにより充電量,充電時間等の充電管理を行なうよう
構成したことを特徴としている。
明は、充電式電池23の残容量を含む電池情報を記憶
し、該記憶情報に基づいて該充電式電池23の充電を制
御する充電制御手段100を備えた電池パック18にお
いて、上記充電式電池を外部の充電装置に接続する充電
経路に、該充電装置からの充電電流の供給, 停止を行な
う充電用スイッチング素子26を設け、上記充電制御手
段100を、上記記憶された電池情報のうち少なくとも
残容量に基づいて上記スイッチング素子26を制御する
ことにより充電量,充電時間等の充電管理を行なうよう
構成したことを特徴としている。
【0007】
【発明の作用効果】本発明に係る電池パック18によれ
ば、充電式電池の充電経路に、該電池への充電電流の供
給, 停止を行なう充電用スイッチング素子26を設けた
ので、充電電流の供給, 停止を電池パック側で行なうこ
とができ、充電装置の容量等にあまり左右されることな
く充電することが可能となり、使用可能の充電装置の制
約を低減できる。
ば、充電式電池の充電経路に、該電池への充電電流の供
給, 停止を行なう充電用スイッチング素子26を設けた
ので、充電電流の供給, 停止を電池パック側で行なうこ
とができ、充電装置の容量等にあまり左右されることな
く充電することが可能となり、使用可能の充電装置の制
約を低減できる。
【0008】また、充電式電池23の記憶されている電
池情報のうち少なくとも残容量に基づいてスイッチング
素子26を制御することにより充電量,充電時間等を管
理するようにしたので、充電式電池の残容量,換言すれ
ば放電容量に見合った容量だげ充電することができ、電
池温度等の物理状態で充電管理を行なった場合のような
過充電を回避でき、電池に無理が掛からず、電池寿命を
延長できる。
池情報のうち少なくとも残容量に基づいてスイッチング
素子26を制御することにより充電量,充電時間等を管
理するようにしたので、充電式電池の残容量,換言すれ
ば放電容量に見合った容量だげ充電することができ、電
池温度等の物理状態で充電管理を行なった場合のような
過充電を回避でき、電池に無理が掛からず、電池寿命を
延長できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。図1ないし図6は、本発明の一
実施形態による電池パックを説明するための図であり、
図1は上記電池パックが着脱自在に搭載された電動補助
自転車の側面図、図2は主に上記電池パックの構成を説
明するための図、図3は上記電池パックの構成を説明す
るための図、図4は上記電池パック内のシャント抵抗挿
入部を示す図、図5は上記電池パックにおける時間経過
に伴なう放電電圧, 電池残容量,放電容量の変化を示す
特性図、図6はCPUの機能説明図である。
面に基づいて説明する。図1ないし図6は、本発明の一
実施形態による電池パックを説明するための図であり、
図1は上記電池パックが着脱自在に搭載された電動補助
自転車の側面図、図2は主に上記電池パックの構成を説
明するための図、図3は上記電池パックの構成を説明す
るための図、図4は上記電池パック内のシャント抵抗挿
入部を示す図、図5は上記電池パックにおける時間経過
に伴なう放電電圧, 電池残容量,放電容量の変化を示す
特性図、図6はCPUの機能説明図である。
【0010】図において、1は非車載の充電装置17に
より充電される電池パック18が着脱自在に搭載された
電動補助自転車であり、該電動補助自転車1の車体フレ
ーム2はヘッドパイプ3と、該ヘッドパイプ3から車体
後方斜め下方に延びるダウンチューブ4と、該ダウンチ
ューブ4の後端から上方に略起立して延びるシートチュ
ーブ5と、上記ダウンチューブ4の後端から後方に略水
平に延びる左, 右一対のチェーンステー6と、該両チェ
ーンステー6の後端部と上記シートチューブ5の上端部
とを結合する左, 右一対のシートステー7と、上記ヘッ
ドパイプ3とシートチューブ5とを接続するトップチュ
ーブ11とを備えている。
より充電される電池パック18が着脱自在に搭載された
電動補助自転車であり、該電動補助自転車1の車体フレ
ーム2はヘッドパイプ3と、該ヘッドパイプ3から車体
後方斜め下方に延びるダウンチューブ4と、該ダウンチ
ューブ4の後端から上方に略起立して延びるシートチュ
ーブ5と、上記ダウンチューブ4の後端から後方に略水
平に延びる左, 右一対のチェーンステー6と、該両チェ
ーンステー6の後端部と上記シートチューブ5の上端部
とを結合する左, 右一対のシートステー7と、上記ヘッ
ドパイプ3とシートチューブ5とを接続するトップチュ
ーブ11とを備えている。
【0011】上記ヘッドパイプ3にはフロントフォーク
8が左右に回動可能に枢支されている。該フロントフォ
ーク8の下端には前輪9が軸支されており、上端には操
向ハンドル10が固着されている。また上記シートチュ
ーブ5の上端にはサドル12が装着されている。さらに
上記チェーンステー6の後端には後輪13が軸支されて
いる。なお、図示していないが、上記操向ハンドル10
の中央には速度メータ等を備えた計器パネル(不図示)
が設けられている。
8が左右に回動可能に枢支されている。該フロントフォ
ーク8の下端には前輪9が軸支されており、上端には操
向ハンドル10が固着されている。また上記シートチュ
ーブ5の上端にはサドル12が装着されている。さらに
上記チェーンステー6の後端には後輪13が軸支されて
いる。なお、図示していないが、上記操向ハンドル10
の中央には速度メータ等を備えた計器パネル(不図示)
が設けられている。
【0012】上記車体フレーム2の下端部には、クラン
ク軸16の両端突出部に取り付けられたクランクアーム
16aを介してペダル16bに入力されたペダル踏力
(人力)と、内蔵する電動モータ(不図示)からの人力
の大きさに比例した補助動力との合力を出力するパワー
ユニット15が搭載されている。すなわちペダル踏力の
大きさがモータ駆動指令となる。このパワーユニット1
5からの出力はチェーン50を介して上記後輪13に伝
達される。
ク軸16の両端突出部に取り付けられたクランクアーム
16aを介してペダル16bに入力されたペダル踏力
(人力)と、内蔵する電動モータ(不図示)からの人力
の大きさに比例した補助動力との合力を出力するパワー
ユニット15が搭載されている。すなわちペダル踏力の
大きさがモータ駆動指令となる。このパワーユニット1
5からの出力はチェーン50を介して上記後輪13に伝
達される。
【0013】なお、本実施形態自転車1は外部からモー
タ駆動指令を入力するための自走レバー14をも備えて
おり、該自走レバー14を操作することにより、ペダル
16bに入力することなく電動モータからの動力のみで
走行することも可能となっている。
タ駆動指令を入力するための自走レバー14をも備えて
おり、該自走レバー14を操作することにより、ペダル
16bに入力することなく電動モータからの動力のみで
走行することも可能となっている。
【0014】また上記電動モータ等の電源となる電池パ
ック18は上記シートチューブ5の後面に沿うように、
かつ左,右のシートステー7,7に挟まれるように車体
に対して着脱自在に搭載されている。そして上記電池パ
ック18に設けられた充電口18aに上記充電装置17
の充電プラグ19が差し込み自在となっており、該充電
口18a内に配設されたコネクタ22a,22bに上記
充電プラグ19内のコネクタ21a, 21bが接続され
る。なお、20はコンセント(図示せず)に接続される
プラグである。
ック18は上記シートチューブ5の後面に沿うように、
かつ左,右のシートステー7,7に挟まれるように車体
に対して着脱自在に搭載されている。そして上記電池パ
ック18に設けられた充電口18aに上記充電装置17
の充電プラグ19が差し込み自在となっており、該充電
口18a内に配設されたコネクタ22a,22bに上記
充電プラグ19内のコネクタ21a, 21bが接続され
る。なお、20はコンセント(図示せず)に接続される
プラグである。
【0015】また、上記電池パック18内には、複数の
単電池(セル電池)23a〜23gを直列に接続してな
る充電式電池23が収納されており、該充電式電池23
にはセル電池の温度を検出するサーミスタ24と、電池
温度が異常上昇したときには充電停止を行なう温度ヒュ
ーズ25とが装着されている。
単電池(セル電池)23a〜23gを直列に接続してな
る充電式電池23が収納されており、該充電式電池23
にはセル電池の温度を検出するサーミスタ24と、電池
温度が異常上昇したときには充電停止を行なう温度ヒュ
ーズ25とが装着されている。
【0016】そして上記電池パック18内には、上記充
電式電池23に上記充電装置17を接続するための充電
経路、具体的には図2に二点鎖線で示すように上記充電
口18a内のコネクタ22aから充電式電池23を経て
コネクタ22bに至る経路が設けられており、該充電経
路の途中には、上記充電装置17からの充電電流の上記
充電式電池23への供給, 停止を行なう充電用スイッチ
ング素子としての充電FET26と、整流ダイオード2
7とが設けられている。上記FET26の駆動は、CP
U29により制御される出力ドライバ28で行われる。
電式電池23に上記充電装置17を接続するための充電
経路、具体的には図2に二点鎖線で示すように上記充電
口18a内のコネクタ22aから充電式電池23を経て
コネクタ22bに至る経路が設けられており、該充電経
路の途中には、上記充電装置17からの充電電流の上記
充電式電池23への供給, 停止を行なう充電用スイッチ
ング素子としての充電FET26と、整流ダイオード2
7とが設けられている。上記FET26の駆動は、CP
U29により制御される出力ドライバ28で行われる。
【0017】また、上記充電経路には、上記電池パック
18に上記充電装置17が接続されたことを検出し、上
記CPU29に伝達する充電アダプタ接続電圧信号入力
回路30と、充電電流が過大のとき充電式電池23への
電流供給を停止する充電ヒューズ31とが設けられてい
る。
18に上記充電装置17が接続されたことを検出し、上
記CPU29に伝達する充電アダプタ接続電圧信号入力
回路30と、充電電流が過大のとき充電式電池23への
電流供給を停止する充電ヒューズ31とが設けられてい
る。
【0018】上記CPU29には、該CPU29による
処理周期を設定する水晶発信子32と、上記充電式電池
23の残容量を表示するLED(残容量表示部)33
と、該残容量の表示を外部操作により指示する残量表示
スイッチ34とが接続されている。なお、Gは電池パッ
ク内制御回路の基準グランドである。
処理周期を設定する水晶発信子32と、上記充電式電池
23の残容量を表示するLED(残容量表示部)33
と、該残容量の表示を外部操作により指示する残量表示
スイッチ34とが接続されている。なお、Gは電池パッ
ク内制御回路の基準グランドである。
【0019】上記充電式電池23の正極と上記電池パッ
ク18の出力コネクタ35aとの間には、上記電池23
からの放電電流値が過大のとき放電を停止する放電ヒュ
ーズ36が設けられている。なお、電池パック18の出
力コネクタ35a, 35bには、上記電動モータを備え
るパワーユニット15の電源入力コネクタ(不図示)が
接続される。
ク18の出力コネクタ35aとの間には、上記電池23
からの放電電流値が過大のとき放電を停止する放電ヒュ
ーズ36が設けられている。なお、電池パック18の出
力コネクタ35a, 35bには、上記電動モータを備え
るパワーユニット15の電源入力コネクタ(不図示)が
接続される。
【0020】また、上記出力コネクタ35bと、上記複
数のセル電池23a〜23gの最下位のセル電池23g
の負極との間には、出力電流値を求めるためのシャント
抵抗37が挿入接続されている。該シャント抵抗37と
セル電池23gとの接続点が、後述する上記各セル電池
23a〜23gの電圧監視の基準グランドGに設定され
ている。
数のセル電池23a〜23gの最下位のセル電池23g
の負極との間には、出力電流値を求めるためのシャント
抵抗37が挿入接続されている。該シャント抵抗37と
セル電池23gとの接続点が、後述する上記各セル電池
23a〜23gの電圧監視の基準グランドGに設定され
ている。
【0021】また、上記出力コネクタ35a, 35bの
間にはシリアル通信コネクタ38が設けられており、該
コネクタ38は上記CPU29に接続されている。そし
て、上記CPU29は、上記シリアル通信コネクタ38
を介して、上記出力コネクタ35a, 35bに接続され
るパワーユニット15に所定の指示信号を出力すること
で、充電式電池23からの出力電流値を該パワーユニッ
ト15に制御させる放電制御手段として機能している。
間にはシリアル通信コネクタ38が設けられており、該
コネクタ38は上記CPU29に接続されている。そし
て、上記CPU29は、上記シリアル通信コネクタ38
を介して、上記出力コネクタ35a, 35bに接続され
るパワーユニット15に所定の指示信号を出力すること
で、充電式電池23からの出力電流値を該パワーユニッ
ト15に制御させる放電制御手段として機能している。
【0022】そして上記充電式電池23とセル中間電圧
入力切替制御回路部39との間には、上記セル電池23
a〜23gの各電圧(分圧)を計測するセル分圧計測回
路51が設けられている。このセル分圧計測回路51
は、図3に示すように、各セル電池23a〜23g間と
上記基準グランドGとの間に、スイッチング素子52a
〜52gと、第1分圧抵抗53a〜53g,及び第2分
圧抵抗54a〜54gとを介設したものであり、該各第
1,第2分圧抵抗間の電圧(分圧)Ea〜Egが上記セ
ル中間電圧入力切替制御回路部39に入力される。
入力切替制御回路部39との間には、上記セル電池23
a〜23gの各電圧(分圧)を計測するセル分圧計測回
路51が設けられている。このセル分圧計測回路51
は、図3に示すように、各セル電池23a〜23g間と
上記基準グランドGとの間に、スイッチング素子52a
〜52gと、第1分圧抵抗53a〜53g,及び第2分
圧抵抗54a〜54gとを介設したものであり、該各第
1,第2分圧抵抗間の電圧(分圧)Ea〜Egが上記セ
ル中間電圧入力切替制御回路部39に入力される。
【0023】上記各スイッチング素子52a〜52gに
は、上記CPU(スイッチング素子制御手段)29によ
りオンオフ制御されるFETが採用されており、上記分
圧を計測する間のみ、順次オンする。例えば、まずスイ
ッチング素子52aのみをオンして全セル電池23a〜
23g全体の電圧Eaを計測し、次にスイッチング素子
52bのみをオンしてセル電池23b〜23gの電圧E
bを計測し、以下順次スイッチング素子52cのみ,5
2dのみ・・・をオンし、最後にスイッチング素子52
gのみをオンしてセル電池23g1個の電圧Egを計測
する。
は、上記CPU(スイッチング素子制御手段)29によ
りオンオフ制御されるFETが採用されており、上記分
圧を計測する間のみ、順次オンする。例えば、まずスイ
ッチング素子52aのみをオンして全セル電池23a〜
23g全体の電圧Eaを計測し、次にスイッチング素子
52bのみをオンしてセル電池23b〜23gの電圧E
bを計測し、以下順次スイッチング素子52cのみ,5
2dのみ・・・をオンし、最後にスイッチング素子52
gのみをオンしてセル電池23g1個の電圧Egを計測
する。
【0024】また上記セル電池毎入力切替制御回路部3
9は、上記基準グランドGと上記各セル電池23a〜2
3gの正極との間に介設された第1,第2分圧抵抗間の
検出電圧Ea〜Egが入力され、その中の所定の1つの
データ(電圧値)を選択して上記CPU29に出力する
ように構成されてアナログマルチプレクサ素子として機
能しており、該検出電圧に基づいて上記CPU29によ
り選択された各セル電池毎の電圧が求められる。
9は、上記基準グランドGと上記各セル電池23a〜2
3gの正極との間に介設された第1,第2分圧抵抗間の
検出電圧Ea〜Egが入力され、その中の所定の1つの
データ(電圧値)を選択して上記CPU29に出力する
ように構成されてアナログマルチプレクサ素子として機
能しており、該検出電圧に基づいて上記CPU29によ
り選択された各セル電池毎の電圧が求められる。
【0025】また上記シャント抵抗37の両端には、該
抵抗の両端電圧を検出するシャント抵抗電圧検出回路4
0が接続されており、該検出されたシャント抵抗37の
両端電圧はCPU29に入力され、該CPU29により
上記両端電圧の変化に基づいて出力電流値が求められ
る。
抵抗の両端電圧を検出するシャント抵抗電圧検出回路4
0が接続されており、該検出されたシャント抵抗37の
両端電圧はCPU29に入力され、該CPU29により
上記両端電圧の変化に基づいて出力電流値が求められ
る。
【0026】また上記電池パック18内には、上記サー
ミスタ24からの温度情報が入力されて、上記CPU2
9に向けて電池温度を出力する温度入力回路41と、上
記セル中間電圧入力切替制御回路部39, シャント抵抗
電圧検出回路40,温度入力回路41の各電源を制御す
る入力信号回路電源制御部42, 43とが設けられてい
る。
ミスタ24からの温度情報が入力されて、上記CPU2
9に向けて電池温度を出力する温度入力回路41と、上
記セル中間電圧入力切替制御回路部39, シャント抵抗
電圧検出回路40,温度入力回路41の各電源を制御す
る入力信号回路電源制御部42, 43とが設けられてい
る。
【0027】上記セル電池23aの正側からの電源電流
が整流素子44を介して、またセル電池23e,23d
間からの電源電流が電源保持回路46,整流素子47を
介して電源安定化回路45を通り、上記入力信号回路電
源制御部42, 43、及び上記CPU29に入力されて
いる。また、上記電源電流は、システムリセット回路部
48を通り、上記CPU29にリセット信号の出力時に
入力される。なお、該リセット信号は論理回路49を介
して、上記電源保持回路47にも入力される。
が整流素子44を介して、またセル電池23e,23d
間からの電源電流が電源保持回路46,整流素子47を
介して電源安定化回路45を通り、上記入力信号回路電
源制御部42, 43、及び上記CPU29に入力されて
いる。また、上記電源電流は、システムリセット回路部
48を通り、上記CPU29にリセット信号の出力時に
入力される。なお、該リセット信号は論理回路49を介
して、上記電源保持回路47にも入力される。
【0028】上記入力信号回路電源制御部42,43は
上記CPU29内のマルチプレクサ電源制御素子制御手
段111により制御されてスイッチング素子として機能
し、上記セル中間電圧入力切替制御回路部39, シャン
ト抵抗電圧検出回路40,温度入力回路41を、演算処
理を行う時点のみ間欠的にオンするようになっている。
上記CPU29内のマルチプレクサ電源制御素子制御手
段111により制御されてスイッチング素子として機能
し、上記セル中間電圧入力切替制御回路部39, シャン
ト抵抗電圧検出回路40,温度入力回路41を、演算処
理を行う時点のみ間欠的にオンするようになっている。
【0029】ここで上記シャント抵抗37には、図4に
示すように、充電時には放電時とは逆向きの電圧が発生
する。本実施形態では、シャント抵抗電圧計測回路40
を構成する半導体の逆方向耐圧に対して充分許容できる
よう使用電流範囲に合わせたシャント抵抗を選定する必
要があり10mΩに設定されている。
示すように、充電時には放電時とは逆向きの電圧が発生
する。本実施形態では、シャント抵抗電圧計測回路40
を構成する半導体の逆方向耐圧に対して充分許容できる
よう使用電流範囲に合わせたシャント抵抗を選定する必
要があり10mΩに設定されている。
【0030】一方、上記電池パック18を上記電動補助
自転車1に搭載して走行に使用する際には、上記充電式
電池23の電池種別や上記充電装置17のメーカ名, 充
電容量(4〜9. 4Ah)等が該電池パック18のCP
U29に入力される。また、放電時には、残量警告時間
とその判定時間、最終放電電圧とその判定時間、アンバ
ランス電圧、放電過電流、自己放電量等が監視される。
さらにまた、充電時には、充電開始可能最低電圧、最低
充電時間、充電可能温度範囲、アンバランス電圧、充電
過電流とその判定時間、充電終了容量等が監視される。
自転車1に搭載して走行に使用する際には、上記充電式
電池23の電池種別や上記充電装置17のメーカ名, 充
電容量(4〜9. 4Ah)等が該電池パック18のCP
U29に入力される。また、放電時には、残量警告時間
とその判定時間、最終放電電圧とその判定時間、アンバ
ランス電圧、放電過電流、自己放電量等が監視される。
さらにまた、充電時には、充電開始可能最低電圧、最低
充電時間、充電可能温度範囲、アンバランス電圧、充電
過電流とその判定時間、充電終了容量等が監視される。
【0031】上記充電装置17を用いて充電する際に
は、まずDC電源の立ち上がりが充電アダプタ接続電圧
信号入力回路30により検出されると上記充電装置17
が接続されたと判定される。そして、充電の開始条件を
充足している否かの判定が行われ、電池温度taが、適
正範囲であれば、充電が開始される。また、有効な充電
が行なわれているかどうかの判別として、所定の電流値
Ich0が、適正範囲であれば有効充電としてLED3
3により残容量表示が行なわれる。また、充電計測とし
て、学習容量が有効容量に達するまで残量レジスタの残
容量が+1される。なお、充電回数カウンタは+150
0以上はカウントされないようになっている。そして、
残量レジスタの残存容量が学習容量の有効容量に達する
と充電は停止される。
は、まずDC電源の立ち上がりが充電アダプタ接続電圧
信号入力回路30により検出されると上記充電装置17
が接続されたと判定される。そして、充電の開始条件を
充足している否かの判定が行われ、電池温度taが、適
正範囲であれば、充電が開始される。また、有効な充電
が行なわれているかどうかの判別として、所定の電流値
Ich0が、適正範囲であれば有効充電としてLED3
3により残容量表示が行なわれる。また、充電計測とし
て、学習容量が有効容量に達するまで残量レジスタの残
容量が+1される。なお、充電回数カウンタは+150
0以上はカウントされないようになっている。そして、
残量レジスタの残存容量が学習容量の有効容量に達する
と充電は停止される。
【0032】また、上記充電式電池23の放電が開始さ
れ出力電流が流れると、放電レジスタが+1され、残量
レジスタが−1され、残量レジスタ=学習容量の時は放
電レジスタがリセットされる。なお、上記放電レジスタ
は残量レジスタ=0でも+1される。
れ出力電流が流れると、放電レジスタが+1され、残量
レジスタが−1され、残量レジスタ=学習容量の時は放
電レジスタがリセットされる。なお、上記放電レジスタ
は残量レジスタ=0でも+1される。
【0033】最終放電電圧,アンバランス電圧が検出さ
れた時は放電抑制データが用いられ、LED33が表示
されず、温度を参照して放電レートが調整される。ま
た、時間の経過にともない上記放電レートに応じて残量
レジスタが−1され、放電レジスタが+1される。ま
た、上記LED33が、放電終止電圧の検出で点滅さ
れ、最終放電電圧検出で消灯される。
れた時は放電抑制データが用いられ、LED33が表示
されず、温度を参照して放電レートが調整される。ま
た、時間の経過にともない上記放電レートに応じて残量
レジスタが−1され、放電レジスタが+1される。ま
た、上記LED33が、放電終止電圧の検出で点滅さ
れ、最終放電電圧検出で消灯される。
【0034】次に、図5に基づいて、本実施形態の電池
パック18における電池の残容量計測、即ち充電時にお
ける満充電までに供給すべき充電容量の学習動作を説明
する。
パック18における電池の残容量計測、即ち充電時にお
ける満充電までに供給すべき充電容量の学習動作を説明
する。
【0035】充電(1)が開始されると、残容量特性線
bに示すように、電池残容量が増加し、時刻t1で初期
容量に達すると満充電となり、記憶されていた放電容量
がリセットされ、上記充電(1)が完了とされる。
bに示すように、電池残容量が増加し、時刻t1で初期
容量に達すると満充電となり、記憶されていた放電容量
がリセットされ、上記充電(1)が完了とされる。
【0036】そして、時間t3で電池パック18が使用
開始されて放電(1)が開始されると、残容量特性線b
に示すように電池残容量が初期容量から減少し始め、放
電容量特性線cに示すように、放電容量が増加し始め
る。時刻t4で、電圧特性線aに示すように電池電圧が
放電終止電圧まで低下すると、上記時刻t1における満
充電時からこの放電終止電圧検出時まで放電容量Aの学
習が行われる。
開始されて放電(1)が開始されると、残容量特性線b
に示すように電池残容量が初期容量から減少し始め、放
電容量特性線cに示すように、放電容量が増加し始め
る。時刻t4で、電圧特性線aに示すように電池電圧が
放電終止電圧まで低下すると、上記時刻t1における満
充電時からこの放電終止電圧検出時まで放電容量Aの学
習が行われる。
【0037】次に、時刻t5で充電(2)が開始される
と、電圧特性線aに示すように電池電圧が上昇し、残容
量特性線bに示すように電池残容量が増加し、また放電
容量特性線cに示すように、記憶されていた放電容量値
が0にリセットされ、上記放電(1)における放電容量
Aにより充電(2)における満充電容量値がA´に更新
される。
と、電圧特性線aに示すように電池電圧が上昇し、残容
量特性線bに示すように電池残容量が増加し、また放電
容量特性線cに示すように、記憶されていた放電容量値
が0にリセットされ、上記放電(1)における放電容量
Aにより充電(2)における満充電容量値がA´に更新
される。
【0038】時刻t6で電池残容量が上記A´に達する
と、上記充電(2)が停止される。このように時刻t6
における満充電時の電池残容量として上記時刻t5にお
ける学習残容量の更新により設定された電池残容量A´
が用いられる。
と、上記充電(2)が停止される。このように時刻t6
における満充電時の電池残容量として上記時刻t5にお
ける学習残容量の更新により設定された電池残容量A´
が用いられる。
【0039】なお、電池パック18を走行に使用してい
ない場合にも、上記充電式電池23は自己放電(1)
し、電圧特性線aに示すように電圧が低下し、残容量特
性線bに示すように電池残容量が減少し、放電容量特性
線cに示すように放電容量が増加する。
ない場合にも、上記充電式電池23は自己放電(1)
し、電圧特性線aに示すように電圧が低下し、残容量特
性線bに示すように電池残容量が減少し、放電容量特性
線cに示すように放電容量が増加する。
【0040】このように、上記時間t5において、記憶
していた残容量値をリセットするとともに、放電(1)
の処理において放電終止電圧まで放電した後に学習容量
を更新して、特性線cに示す放電(1)の処理における
放電容量Aを、特性線bに示す次回の充電(2)の処理
における満充電までの充電容量A´としたので、適正な
充電容量を設定することができ、過充電を防止すること
ができる。
していた残容量値をリセットするとともに、放電(1)
の処理において放電終止電圧まで放電した後に学習容量
を更新して、特性線cに示す放電(1)の処理における
放電容量Aを、特性線bに示す次回の充電(2)の処理
における満充電までの充電容量A´としたので、適正な
充電容量を設定することができ、過充電を防止すること
ができる。
【0041】そして上記充電においては、充電装置17
からの充電電流の充電式電池23への供給,停止を電池
パック18内に配設されたスイッチング素子26で行う
ようにしたので、充電装置の容量等に充電の可否が左右
されることがなく、使用可能の充電装置の制約を低減で
きる。
からの充電電流の充電式電池23への供給,停止を電池
パック18内に配設されたスイッチング素子26で行う
ようにしたので、充電装置の容量等に充電の可否が左右
されることがなく、使用可能の充電装置の制約を低減で
きる。
【0042】また、CPU29により記憶されている充
電式電池23の残容量、換言すれば放電容量に基づいて
スイッチング素子26を制御することにより充電量,充
電時間等を管理するようにしたので、放電容量に見合っ
た充電を行なうことができ、電池温度や電圧等の物理状
態の変化で充電管理を行なった場合のような過充電を回
避でき、電池に無理が掛からず、電池寿命を延長でき
る。
電式電池23の残容量、換言すれば放電容量に基づいて
スイッチング素子26を制御することにより充電量,充
電時間等を管理するようにしたので、放電容量に見合っ
た充電を行なうことができ、電池温度や電圧等の物理状
態の変化で充電管理を行なった場合のような過充電を回
避でき、電池に無理が掛からず、電池寿命を延長でき
る。
【0043】また本実施形態では、複数の充電式電池2
3a〜23g毎に第1分圧抵抗53a〜53g,及び第
2分圧抵抗54a〜54gを設け、該各抵抗53a〜5
3g, 54a〜54g毎にスイッチング素子52a〜5
2gを設けて、当該セル電池の分圧を計測する間だけ当
該セル電池用のスイッチング素子をオンするようにした
ので、上記分圧計測部51による電池の消耗を低減する
ことができる。
3a〜23g毎に第1分圧抵抗53a〜53g,及び第
2分圧抵抗54a〜54gを設け、該各抵抗53a〜5
3g, 54a〜54g毎にスイッチング素子52a〜5
2gを設けて、当該セル電池の分圧を計測する間だけ当
該セル電池用のスイッチング素子をオンするようにした
ので、上記分圧計測部51による電池の消耗を低減する
ことができる。
【0044】また、上記計測されたセル分圧を中間電圧
入力切替制御回路部39により時分割処理により出力す
るようにしたので、1つの回路部39で多数のセル分圧
計測をすることができる。
入力切替制御回路部39により時分割処理により出力す
るようにしたので、1つの回路部39で多数のセル分圧
計測をすることができる。
【0045】また、上記中間電圧入力切替制御回路部3
9を、入力信号回路電源制御部(1)42により、分圧
計測時のみONするようにしたので、消費電力をより一
層低減することができる。
9を、入力信号回路電源制御部(1)42により、分圧
計測時のみONするようにしたので、消費電力をより一
層低減することができる。
【0046】また本実施形態では、最下位電池23gの
マイナス側にシャント抵抗37を挿入して、この挿入点
を電圧監視の基準グランドGとしたので、図2, 3に示
すように、放電電流値は、上記基準グランドGからみる
とプラス側に計測されることとなるため、上記セル電圧
計測回路51におけるセル電圧の計測精度を向上でき
る。
マイナス側にシャント抵抗37を挿入して、この挿入点
を電圧監視の基準グランドGとしたので、図2, 3に示
すように、放電電流値は、上記基準グランドGからみる
とプラス側に計測されることとなるため、上記セル電圧
計測回路51におけるセル電圧の計測精度を向上でき
る。
【0047】即ち、放電電流値を求めるためのシャント
抵抗37のプラス側を基準グラントとした場合、シャン
ト抵抗37の両端電圧の分だけ常に変動誤差が生じセル
電圧計測精度が低下する。特に大電流を出力している場
合ほどセル電池の負荷が大きくなるから電圧計測を正確
に行うことが望まれるが、むしろ上記両端電圧の分誤差
が大きくなる。本実施形態では、大きな放電電流値はセ
ル電圧の計測と切り離した構成で計測されることとな
り、セル電圧の計測にはまったく影響を与えないので、
セル電圧の計測精度を向上できる。
抵抗37のプラス側を基準グラントとした場合、シャン
ト抵抗37の両端電圧の分だけ常に変動誤差が生じセル
電圧計測精度が低下する。特に大電流を出力している場
合ほどセル電池の負荷が大きくなるから電圧計測を正確
に行うことが望まれるが、むしろ上記両端電圧の分誤差
が大きくなる。本実施形態では、大きな放電電流値はセ
ル電圧の計測と切り離した構成で計測されることとな
り、セル電圧の計測にはまったく影響を与えないので、
セル電圧の計測精度を向上できる。
【0048】また、上記シャント抵抗37の電流値がシ
ャント電圧測定回路51の逆方向耐圧以下となるよう
に、上記シャント抵抗値を設定したので、上記シャント
電圧測定回路51を保護することができる。
ャント電圧測定回路51の逆方向耐圧以下となるよう
に、上記シャント抵抗値を設定したので、上記シャント
電圧測定回路51を保護することができる。
【0049】また、上記シャント抵抗電圧検出回路40
を、上記シャント電圧測定時のみ間欠的にオンするよう
にしたので、その分消費電力を減少できる。
を、上記シャント電圧測定時のみ間欠的にオンするよう
にしたので、その分消費電力を減少できる。
【図1】本発明の電池パックを車載した電動補助自転車
の側面図である。
の側面図である。
【図2】上記電池パックの構成を説明するための図であ
る。
る。
【図3】上記電池パックの構成を説明するための図であ
る。
る。
【図4】上記電池パック内のシャント抵抗挿入部を示す
図である。
図である。
【図5】上記電池パックにおける充放電による時間経過
に伴なう電池電圧, 電池残容量, 放電容量の変化を示す
特性図である。
に伴なう電池電圧, 電池残容量, 放電容量の変化を示す
特性図である。
【図6】上記電池パックにおけるCPUの機能を示す図
である。
である。
【図7】本発明のクレーム構成図である。
18 電池パック 23 充電式電池 26 充電用スイッチング素子 29 CPU(充放電制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01M 2/10 H01M 2/10 E Fターム(参考) 2G016 CA00 CB12 CB13 CB21 CB22 CB31 CB32 CC06 CC12 CC14 CC15 CC23 CC27 CC28 CD06 CD14 CE02 5G003 AA01 BA03 CA04 CA14 CB01 CC02 DA07 DA12 EA05 GA01 GC05 5H020 AS06 AS09 DD07 DD13 5H030 AA03 AS08 AS18 BB01 FF41
Claims (1)
- 【請求項1】 充電式電池の残容量を含む電池情報を記
憶し、該記憶情報に基づいて該充電式電池の充放電を制
御する充放電制御手段を備えた電池パックにおいて、上
記充電式電池を外部の充電装置に接続する充電経路に、
該充電装置からの充電電流の供給, 停止を行なう充電用
スイッチング素子を設け、上記充放電制御手段を、上記
記憶された電池情報のうち少なくとも残容量に基づいて
上記充電用スイッチング素子を制御することにより充電
量,充電時間等の充電管理を行なうように構成したこと
を特徴とする電池パック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10374098A JP2000195559A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 電池パック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10374098A JP2000195559A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 電池パック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000195559A true JP2000195559A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18503259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10374098A Withdrawn JP2000195559A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 電池パック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000195559A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6873135B2 (en) | 2001-04-25 | 2005-03-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Battery pack and battery pack checking method |
KR100961945B1 (ko) | 2003-03-26 | 2010-06-08 | 삼성전자주식회사 | 액정 표시 장치 및 그에 사용되는 표시판 |
CN103338956A (zh) * | 2011-08-30 | 2013-10-02 | 丰田自动车株式会社 | 车辆 |
WO2013152571A1 (zh) * | 2012-04-12 | 2013-10-17 | 杭州创美实业有限公司 | 智能脉冲温控充电器 |
CN103367826A (zh) * | 2013-08-06 | 2013-10-23 | 福建卫东新能源有限公司 | 采用镍氢电池的电动公交车快充方法 |
CN104977535A (zh) * | 2014-04-02 | 2015-10-14 | 中国移动通信集团河北有限公司 | 一种蓄电池状态的确定方法及装置 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10374098A patent/JP2000195559A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6873135B2 (en) | 2001-04-25 | 2005-03-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Battery pack and battery pack checking method |
KR100961945B1 (ko) | 2003-03-26 | 2010-06-08 | 삼성전자주식회사 | 액정 표시 장치 및 그에 사용되는 표시판 |
US8054398B2 (en) | 2003-03-26 | 2011-11-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display and panel therefor |
US8953113B2 (en) | 2003-03-26 | 2015-02-10 | Samsung Display Co., Ltd. | Liquid crystal display and panel therefor |
CN103338956A (zh) * | 2011-08-30 | 2013-10-02 | 丰田自动车株式会社 | 车辆 |
CN103338956B (zh) * | 2011-08-30 | 2016-04-13 | 丰田自动车株式会社 | 车辆 |
WO2013152571A1 (zh) * | 2012-04-12 | 2013-10-17 | 杭州创美实业有限公司 | 智能脉冲温控充电器 |
CN103367826A (zh) * | 2013-08-06 | 2013-10-23 | 福建卫东新能源有限公司 | 采用镍氢电池的电动公交车快充方法 |
CN104977535A (zh) * | 2014-04-02 | 2015-10-14 | 中国移动通信集团河北有限公司 | 一种蓄电池状态的确定方法及装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060307 |