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JP2000185042A - 処置用超音波内視鏡の先端部 - Google Patents

処置用超音波内視鏡の先端部

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Publication number
JP2000185042A
JP2000185042A JP10363838A JP36383898A JP2000185042A JP 2000185042 A JP2000185042 A JP 2000185042A JP 10363838 A JP10363838 A JP 10363838A JP 36383898 A JP36383898 A JP 36383898A JP 2000185042 A JP2000185042 A JP 2000185042A
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JP
Japan
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treatment
distal end
ultrasonic
transducer array
ultrasonic transducer
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Application number
JP10363838A
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English (en)
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JP3462776B2 (ja
Inventor
Teruo Ouchi
輝雄 大内
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00098Deflecting means for inserted tools

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】挿入部先端が比較的大型にならずに、二つの処
置具を同時に突出させて高レベルの内視鏡的処置を行う
ことができる処置用超音波内視鏡の先端部を提供するこ
と。 【解決手段】ラジアル走査を行うための環状の超音波振
動子アレイ5が挿入部先端2に軸線周りに配置され、第
1と第2の処置具挿通チャンネル14、34に通された
処置具100、200の先端部分を各々突出させるため
の第1と第2の処置具突出口4、24が、超音波振動子
アレイ5を挟んでその前後に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高レベルの内視
鏡的処置を行うことができるようにした処置用超音波内
視鏡の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波内視鏡は、体腔内の粘膜表面の光
学観察とその粘膜下の超音波断層像とを同時に得ること
ができるので、単なる検査器具としてだけでなく、治療
器具として非常に有用なものである。
【0003】そこで従来の超音波内視鏡には、光学観察
を行うための部材と、超音波走査を行うための部材に加
えて、注射具等の処置具を突出させるための部材が併設
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡を用いた治療
(内視鏡的処置)を行う際には、二つの処置具を同時に
内視鏡から突出させることができるか否かによって、内
視鏡的処置の種類や適用範囲が大幅に相違する。したが
って、内視鏡的処置を行うための超音波内視鏡には、処
置具を突出させるためのチャンネルと突出口を二組設け
るのが望ましい。
【0005】しかし、一般の内視鏡と比べて超音波走査
のための部材が余分に配置されている超音波内視鏡に、
そのように複数の処置具を用いる部材を設けることは、
挿入部先端が著しく大きくなって患者に大きな苦痛を与
えることになるので、実現が困難であった。
【0006】そこで本発明は、挿入部先端が比較的大型
にならずに、二つの処置具を同時に突出させて高レベル
の内視鏡的処置を行うことができる処置用超音波内視鏡
の先端部を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の処置用超音波内視鏡の先端部は、ラジアル
走査を行うための環状の超音波振動子アレイが挿入部先
端に軸線周りに配置され、第1と第2の処置具挿通チャ
ンネルに通された処置具の先端部分を各々突出させるた
めの第1と第2の処置具突出口が、上記超音波振動子ア
レイを挟んでその前後に配置されていることを特徴とす
る。
【0008】なお、上記各処置具突出口から突出される
処置具の突出方向を遠隔操作によって調整するための処
置具起上片が、上記各処置具突出口内の少なくとも一方
に配置されていてもよい。
【0009】また、上記第1と第2の処置具突出口の一
方と並んで光学観察窓が配置されていてもよく、上記超
音波振動子アレイ部分を囲んで、液体の充填によって膨
らませられるバルーンが取り付けられていてもよい。
【0010】また、上記超音波振動子アレイが上記挿入
部先端の斜め前方に向けてラジアル走査するように配置
されていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態の超
音波内視鏡の先端部の平面図、図1はそのI−I断面
図、図2はII−II断面図である。
【0012】挿入部1の先端に連結された先端部本体2
の中間部分には、ラジアル走査を行うための円環状の超
音波振動子アレイ5が配置されている。超音波振動子ア
レイ5は、先端部本体2の軸線2aに対して傾けて配置
されている。その結果、超音波走査方向Aは、先端部本
体2の軸線2aに対して垂直ではなく斜め方向に向いて
いる。
【0013】超音波振動子アレイ5は、円筒状に配置さ
れた超音波振動子を放射状に多数に分割して、それらが
超音波の発受信を順次行うように設けられており、いわ
ゆるラジアル走査による超音波走査が行われる。
【0014】超音波振動子アレイ5の表面はその配置上
から光学観察窓3の表面より少し凹んでいるので、その
凹み部分には超音波がよく通過する例えばポリメチルペ
ンテン6等が充填されている。
【0015】図3に示されるように、先端部本体2の超
音波振動子アレイ5の後側の側面には、光学観察窓3と
第1の処置具突出口4とが軸線をはさんで並んで配置さ
れており、超音波振動子アレイ5の先側の側面には、照
明窓23と第2の処置具突出口24とが軸線をはさんで
並んで配置されている。
【0016】それらは、超音波走査方向Aが斜め前方に
向いている位置の超音波振動子アレイ5の前後位置に配
置されており、図2に示されるように、観察光軸Bは、
超音波走査方向Aと近似する斜め前方を向いている。即
ち、観察光学系は前方斜視型である。
【0017】光学観察窓3の内側には、図2に示される
ように、プリズムとレンズを組み合わせた対物光学系7
が配置されており、その対物光学系7による被写体の結
像位置に固体撮像素子8の撮像面が配置されている。9
は信号ケーブルである。なお、固体撮像素子8に代えて
イメージガイドファイババンドルを用いてもよい。
【0018】また、照明窓23の内側には、被写体を照
明するためのライトガイドファイババンドル29の射出
端が配置されている。なお、観察窓3と照明窓23の配
置を入れ換えてもよい。
【0019】各処置具突出口4,24内には、図1に示
されるように、突出される処置具100,200の先端
部分の突出方向を調整するための処置具起上片11,2
1が、支軸12,22を中心に揺動自在に配置されてお
り、その奥には、挿入部1内に全長にわたって挿通配置
された第1と第2の処置具挿通チャンネル14,34の
先端部分が接続されている。
【0020】各処置具起上片11,21は、挿入部1の
手元側端部に連結された操作部(図示せず)からの遠隔
操作によって進退操作される操作ワイヤ13,33によ
って揺動され、それによって、各処置具挿通チャンネル
14,34内に挿通された処置具100,200の先端
部分の突出方向が変化する。
【0021】なお、第2の処置具挿通チャンネル24、
操作ワイヤ33、ライトガイドファイババンドル29等
は、超音波振動子アレイ5の内側の空間を通過する状態
に配置されており、先端部本体がコンパクトに小型に形
成されている。
【0022】このように構成された実施の形態の処置用
超音波内視鏡を用いると、例えば図4に示されるよう
に、二つの処置具突出口4,24から、パイプ状穿刺針
100と把持鉗子200を突出させて損傷粘膜に突き刺
し、穿刺針100をガイドにして送り出された糸300
を粘膜の裏側において把持鉗子200で掴んだ後、図5
に示されるように穿刺針100と把持鉗子200を引き
戻すことにより、損傷粘膜を縫合する等の高レベルの内
視鏡的処置を行うことができる。
【0023】図6は、本発明の第2の実施の形態の処置
用超音波内視鏡の先端部を示しており、円環状の超音波
振動子アレイ5を先端部本体2の軸線と同軸に配置した
ものである。この場合には、超音波走査方向Aが先端部
本体2の軸線に対して垂直な面上になり、超音波振動子
アレイ5の表面が先端部本体2と同面になって凹みが生
じない。
【0024】また、この実施の形態においては、弾力性
のある薄いゴム材によって膨縮自在に形成されたバルー
ン16が、超音波振動子アレイ5を囲むように、Oリン
グ状のゴム製のバンド17によって先端部本体2に着脱
自在に取り付けられている。
【0025】バルーン16は、脱気水等のような液体の
充填によって膨らませられ、バルーン16を体腔内粘膜
に押し付けることによって、途中に空気層の介在しない
良好な超音波断層像を得ることができる。その他の構成
は前述の第1の実施の形態と同じである。なお、バルー
ン16を第1の実施の形態の先端部本体2に取り付けて
もよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ラジアル走査を行うた
めの環状の超音波振動子アレイを挿入部先端の軸線周り
に配置し、第1と第2の処置具挿通チャンネルに通され
た処置具の先端部分を各々突出させるための第1と第2
の処置具突出口を超音波振動子アレイを挟んでその前後
に配置したことにより、挿入部先端が比較的大型になら
ずに、二つの処置具を同時に突出させて高レベルの内視
鏡的処置を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の処置用超音波内視
鏡の先端部の図3におけるI−I断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の処置用超音波内視
鏡の先端部の図3におけるII−II断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の処置用超音波内視
鏡の先端部の平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の処置用超音波内視
鏡を用いた内視鏡的処置の状態を示す略示図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の処置用超音波内視
鏡を用いた内視鏡的処置の状態を示す略示図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の処置用超音波内視
鏡の先端部の側面図である。
【符号の説明】
1 挿入部 2 先端部本体 3 光学観察窓 4,24 処置具突出口 5 超音波振動子アレイ 11,21 処置具起上片 14,34 処置具挿通チャンネル 100,200 処置具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジアル走査を行うための環状の超音波振
    動子アレイが挿入部先端に軸線周りに配置され、第1と
    第2の処置具挿通チャンネルに通された処置具の先端部
    分を各々突出させるための第1と第2の処置具突出口
    が、上記超音波振動子アレイを挟んでその前後に配置さ
    れていることを特徴とする処置用超音波内視鏡の先端
    部。
  2. 【請求項2】上記各処置具突出口から突出される処置具
    の突出方向を遠隔操作によって調整するための処置具起
    上片が、上記各処置具突出口内の少なくとも一方に配置
    されている請求項1記載の処置用超音波内視鏡の先端
    部。
  3. 【請求項3】上記第1と第2の処置具突出口の一方と並
    んで光学観察窓が配置されている請求項1又は2記載の
    処置用超音波内視鏡の先端部。
  4. 【請求項4】上記超音波振動子アレイ部分を囲んで、液
    体の充填によって膨らませられるバルーンが取り付けら
    れている請求項1、2又は3記載の処置用超音波内視鏡
    の先端部。
  5. 【請求項5】上記超音波振動子アレイが上記挿入部先端
    の斜め前方に向けてラジアル走査するように配置されて
    いる請求項1、2、3又は4記載の処置用超音波内視鏡
    の先端部。
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