JP2000183861A - データ伝送方法及び装置 - Google Patents
データ伝送方法及び装置Info
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Abstract
同期ワードデータを含んだ10ビットワード列データに
変換して伝送するにあたり、受信側における信号情報の
再生に際して必要なデータ同期状態が確実に得られるも
のとする。 【解決手段】8ビットワード列データにおけるワード間
に8ビット同期ワードデータを含んだ付加ワードデータ
グループを配し、8−10ビット変換を施して複合10
ビットワード列データを得るにあたり、付加ワードデー
タグループを、複合10ビットワード列データにおける
付加ワードデータグループに基づく部分において、8ビ
ット同期ワードデータが変換されて得られる10ビット
同期ワードデータが、ランニング・ディスパリティを常
時正もしくは常時負とすることになるものに選定する。
Description
された発明は、例えば、10ビットワード列データにデ
ータ変換が施されて得られる、映像信号情報等の信号情
報をあらわす8ビットワード列データを、同期ワードデ
ータを含んだ10ビットワード列データに変換して伝送
路に送出する、データ伝送方法及び装置に関する。
わすディジタルデータの伝送の一態様として、ディジタ
ルデータを光信号に変換し、オプティカル・ファイバが
用いられて形成された伝送路を通じて伝送する光伝送シ
ステムが提案されている。このような光伝送システムの
もとで扱われるディジタルデータは、例えば、数百Mbp
s から1Gbps まで程度のビットレートを有したシリア
ルデータとされる。
システムの一つ(以下、ファイバーチャンネル・システ
ム(Fibre Channel System) と言う)のもとで扱われる
ディジタルデータは、送信側において、例えば、8ビッ
トをもって1ワードが構成される8ビットワード列デー
タから10ビットをもって1ワードが構成される10ビ
ットワード列データへのビット変換、即ち、8B−10
B変換が行われて、10ビットワード列データとされ
る。そして、実際に伝送されるのは、このようにして形
成された10ビットワード列データに、さらにパラレル
/シリアル変換処理が施されて得られるシリアルデータ
とされる。一方、受信側においては、受信されたシリア
ルデータにシリアル/パラレル変換処理が施されて10
ビットワード列データが形成され、その10ビットワー
ド列データについて、元の8ビットワード列データに戻
すための、10ビットをもって1ワードが構成される1
0ビットワード列データから8ビットをもって1ワード
が構成される8ビットワード列データへのビット変換、
即ち、10B−8B変換が行われる。
もとで、オプティカル・ファイバが用いられて形成され
た伝送路を10ビットワード列データとして伝送される
ディジタルデータは、例えば、図6に示される如くの、
“フレーム”と称される最小の独立したパケットが形成
されるデータフォーマットに従うものとされる。図6に
示される“フレーム”にあっては、全体が2148バイ
トで構成されており、その内容は、4バイト構成のフレ
ームスタート部分,24バイト構成のフレームヘッダ部
分,64バイト構成のオプショナルヘッダ部分,204
8バイト構成のペイロード部分,4バイト構成のエラー
チェック部分及び4バイト構成のフレームエンド部分が
順次連なるものとなっている。
うちの2048バイトのペイロード部分が、信号情報を
あらわす10ビットワード列データを格納する。即ち、
10ビットワード列データが伝送されるにあたっては、
送信側において、ペイロード部分に最大で2048バイ
トの10ビットワード列データを格納した“フレーム”
が多数形成され、それらが順次送出され、受信側におい
ては、順次到来する多数の“フレーム”の夫々における
ペイロード部分から、10ビットワード列データを取り
出す。
ける10ビット構成のワードの夫々は、それを構成する
10ビットが、“1”の数が“0”の数より多いもの,
“0”の数が“1”の数より多いもの、もしくは、
“1”の数と“0”の数とが等しいものとなる。斯かる
“1”及び“0”の夫々の数の状態をあらわすにあたっ
て、例えば、ランニング・ディスパリティ(Running Di
sparity : RD)という考え方が導入されており、
“1”の数が“0”の数より多いとき、ランニング・デ
ィスパリティ(RD)が正であると言い、また、“0”
の数が“1”の数より多いとき、RDが負であると言
い、さらに、“1”の数と“0”の数とが等しいとき、
RDがニュートラルであると言う。そして、“1”の数
が“0”の数より多いワードデータはRDを正とするワ
ードデータ,“0”の数が“1”の数より多いワードデ
ータはRDを負とするワードデータ,“1”の数と
“0”の数とが等しいワードデータはRDをニュートラ
ルとするワードデータ(ニュートラル・ワードデータ)
と称される。
列データが伝送されるに際しては、受信側において10
ビットワード列データについて行われる10B−8B変
換にあたり、10ビット構成の各ワードデータを的確に
把握することが要され、そのため、送信側において、シ
リアルデータとされて伝送される10ビットワード列デ
ータが同期ワードデータが適宜挿入されたものとされ
る。この同期ワードデータは、10ビット構成のワード
データではあるが、情報伝達を行う10ビット構成のワ
ードデータとしては用いられない特定のコードを有する
ものとされる。そして、同期ワードデータは、挿入され
るに際して、直前のワードデータがRDを負とするもの
であるとき、RDを正とするものとされ、また、直前の
ワードデータがRDを正とするものであるとき、RDを
負とするものとされる。
K28.5というコードネームで呼ばれる10ビット構
成のワードデータDS(10)とされる。図7は、K2
8.5というコードネームで呼ばれる10ビット構成の
ワードデータDS(10)を示し、このワードデータD
S(10)は、その直前に配されたワードデータによる
RDであるCRDが負(−)であるとき、RDを正とす
る" 001111 1010 "とされ、また、直前に配
されたワードデータによるRDであるCRDが正(+)
であるとき、RDを負とする" 110000 0101
"とされる(以後、" 001111 1010 "を+K
28.5と言い、また、" 1100000101 "を−
K28.5と言う)。
ワード列データが映像信号情報をあらわすものとされる
とき、伝送効率を高めるためには、各“フレーム”のペ
イロード部分にできるだけ多くの10ビットワード列デ
ータを詰め込むことが望まれるので、送信側において、
各“フレーム”におけるペイロード部分に、映像信号に
おける多数の水平期間分に対応する10ビットワード列
データが格納されることになる。そこで、受信側におけ
るデータ処理にあたっての水平同期のため、ペイロード
部分に格納される10ビットワード列データが、映像信
号における各水平期間分に対応する部分毎に同期ワード
データが挿入されたものとされることが望まれる。
のペイロード部分に格納される、映像信号情報をあらわ
す10ビットワード列データが、それがあらわす映像信
号情報における水平期間分に対応する部分毎に、同期ワ
ードデータとしての役割を果たすべく、例えば、ワード
データDS(10)が、前述の如くに、直前のワードデ
ータによるRDが負か正かに応じてRDを正とする+K
28.5もしくはRDを負とする−K28.5として、
挿入されたものとされることになる。
ば、ファイバーチャンネル・システムのもとで、送信側
において、ワードデータDS(10)が同期ワードデー
タとしての役割を果たすべく挿入された10ビットワー
ド列データを、ペイロード部分に格納した“フレーム”
が、多数形成され、それらの“フレーム”が順次送出さ
れて伝送されるもとで、伝送された多数の“フレーム”
を順次受ける受信側においては、各“フレーム”のペイ
ロード部分から取り出した10ビットワード列データの
処理に際しての同期ワードデータ検出にあたり、ワード
データDS(10)のうちのRDを正とするもの、即
ち、+K28.5のみを同期ワードデータとして検出す
る状態、もしくは、ワードデータDS(10)のうちの
RDを負とするもの、即ち、−K28.5のみを同期ワ
ードデータとして検出する状態がとられるのが一般的で
ある。これは、通常の場合、送信側において行われる1
0ビットワード列データに対する同期ワードデータ付加
が、所定の制約に従うものとされ、それにより、受信側
における同期ワードデータ検出が、+K28.5のみの
検出、もしくは、−K28.5のみの検出で事足りるよ
うにされるからである。
る同期ワードデータ検出が、ワードデータDS(10)
のうちのRDを正とするもの、即ち、+K28.5のみ
を同期ワードデータとして検出することにより、もしく
は、ワードデータDS(10)のうちのRDを負とする
もの、即ち、−K28.5のみを同期ワードデータとし
て検出することにより行われるようにされると、上述の
如くに、各“フレーム”のペイロード部分に格納される
10ビットワード列データが、映像信号情報をあらわ
し、映像信号における水平期間分に対応する部分毎に、
その直前のワードデータによるRDの状況に応じて、R
Dを正とするワードデータDS(10)である+K2
8.5とRDを負とするワードデータDS(10)であ
る−K28.5とが、同期ワードデータの役割を果たす
べく挿入されたものとされる場合には、受信側において
データ処理が行われるに際して不都合が生じる。
出が、RDを正とするワードデータDS(10)である
+K28.5のみを同期ワードデータとして検出するこ
とにより、もしくは、RDを負とするワードデータDS
(10)である−K28.5のみを同期ワードデータと
して検出することにより行われる状況のもとでは、受信
側において各“フレーム”のペイロード部分から取り出
した10ビットワード列データの処理が行われるに際
し、10ビットワード列データにおけるそれがあらわす
映像信号情報における水平期間分に対応する部分毎に同
期ワードデータ検出が行われる状態が確保されなくなっ
てしまう。そして、その結果、10ビットワード列デー
タによりあらわされた映像信号情報の再生にあたり、適
正な水平同期が確実に得られる状態でなくなってしまう
虞がある。
情報をあらわすディジタルデータの伝送を、例えば、フ
ァイバーチャンネル・システムに準じ、送信側における
8B−10B変換及び同期ワードデータの付加、及び、
受信側における同期ワードデータの検出及び10B−8
B変換を伴って行おうとする際に、例えば、ファイバー
チャンネル・システムによるディジタル・データ処理用
に提供されている集積回路(IC)素子の利用が困難と
されることにつながる。ファイバーチャンネル・システ
ムによるディジタル・データ処理用に提供されている集
積回路(IC)素子を利用すると、送信側から送出され
る10ビットワード列データが、直前のワードデータに
よるRDの状況に応じて、RDを正とするワードデータ
DS(10)である+K28.5とRDを負とするワー
ドデータDS(10)である−K28.5とが、同期ワ
ードデータの役割を果たすべく挿入されたものとされる
ことになり、その結果、斯かる10ビットワード列デー
タを受ける受信側において、同期ワードデータ検出上の
不都合が生じることになるからである。
記載された発明は、映像信号情報等の信号情報をあらわ
す8ビットワード列データを、同期ワードデータを含ん
だ10ビットワード列データに変換して伝送するにあた
り、受信側における同期ワードデータ検出が、RDを正
とする同期ワードデータのみを検出するもの、もしく
は、RDを負とする同期ワードデータのみを検出するも
のとされる場合においても、受信側において10ビット
ワード列データから8ビットワード列データへの変換等
の信号情報の再生のための処理に必要とされるデータ同
期状態が、確実に得られる状態が確保されることになる
データ伝送方法、及び、それを実施するデータ伝送装置
を提供する。
おける請求項1から請求項10までのいずれかに記載さ
れた発明に係るデータ伝送方法は、信号情報をあらわす
8ビットワード列データを得て、所定のタイミング信号
に応じて、8ビットワード列データにおけるワード間
に、各々が予め設定されたコードを有する8ビットワー
ドデータとされた特定同期ワードデータ及び少なくとも
一つの補助ワードデータを含んだ付加ワードデータグル
ープを配し、その付加ワードデータグループが配された
8ビットワード列データについての10ビットワード列
データへのビット変換を行って、特定同期ワードデータ
に基づく10ビット同期ワードデータを含んだ付加ワー
ドデータグループに基づく部分を有する複合10ビット
ワード列データを得、その複合10ビットワード列デー
タを伝送すべく送出するようになし、その際、8ビット
ワード列データにおけるワード間に付加ワードデータグ
ループを配すにあたり、付加ワードデータグループを、
複合10ビットワード列データにおける付加ワードデー
タグループに基づく部分において、10ビット同期ワー
ドデータが、ランニング・ディスパリティを常時正もし
くは常時負とすることになるものに選定するものとされ
る。
項11から請求項22までのいずれかに記載された発明
に係るデータ伝送装置は、信号情報をあらわす8ビット
ワード列データを得るディジタルデータ形成部と、所定
のタイミング信号に応じて、ディジタルデータ形成部か
らの8ビットワード列データにおけるワード間に、各々
が予め設定されたコードを有する8ビットワードデータ
とされた特定同期ワードデータ及び少なくとも一つの補
助ワードデータを含んだ付加ワードデータグループを配
し、付加ワードデータグループが配された8ビットワー
ド列データについての10ビットワード列データへのビ
ット変換を行って、特定同期ワードデータに基づく10
ビット同期ワードデータを含んだ付加ワードデータグル
ープに基づく部分を有する複合10ビットワード列デー
タを得る10ビットワード列データ形成部と、複合10
ビットワード列データを伝送すべく送出するデータ送出
部とを備えて構成され、10ビットワード列データ形成
部が、付加ワードデータグループを、10ビットワード
列データ形成部からの複合10ビットワード列データに
おける付加ワードデータグループに基づく部分におい
て、10ビット同期ワードデータが、ランニング・ディ
スパリティを常時正もしくは常時負とすることになるも
のとして、8ビットワード列データにおけるワード間に
配するものとされて、構成される。
る請求項1から請求項10までのいずれかに記載された
発明に係るデータ伝送方法、及び、本願の特許請求の範
囲における請求項11から請求項22までのいずれかに
記載された発明に係るデータ伝送装置にあっては、8ビ
ットワード列データに対して、所定のタイミング信号に
応じて各々が設定されたコードを有する8ビットワード
データとされた特定同期ワードデータ及び少なくとも一
つの補助ワードデータを含んだ付加ワードデータグルー
プを付加したもとで、10ビットワード列データへのビ
ット変換を行って複合10ビットワード列データを得、
それを伝送すべく送出するにあたり、その複合10ビッ
トワード列データが、付加ワードデータグループに基づ
く部分を含むものとされ、そのワードデータグループに
基づく部分が、特定同期ワードデータに基づく10ビッ
ト同期ワードデータを含み、かつ、その10ビット同期
ワードデータが、RDを常時正もしくは常時負とするも
のとされる。
0ビットワード列データにあっては、RDを常時正もし
くは常時負とする10ビット同期ワードデータが含まれ
ていることになる。このような10ビット同期ワードデ
ータは、例えば、RDを正とするワードデータDS(1
0)である+K28.5、もしくは、RDを負とするワ
ードデータDS(10)である−K28.5とされる。
斯かる複合10ビットワード列データに含まれる10ビ
ット同期ワードデータが、RDを常時正とするものとさ
れるか、RDを常時負とするものとされるかは、伝送さ
れた複合10ビットワード列データを受ける受信側にお
ける同期ワードデータ検出が、RDを正とする同期ワー
ドデータのみを検出するものされているか、RDを負と
する同期ワードデータのみを検出するものとされている
かに応じて設定される。
10ビットワード列データは、それを受ける受信側が同
期ワードデータ検出を、RDを正とする同期ワードデー
タのみを検出することにより行う場合、もしくは、RD
を負とする同期ワードデータのみを検出することにより
行う場合のいずれのもとにおいても、受信側において、
10ビット同期ワードデータが、10ビットワード列デ
ータから8ビットワード列データへの変換等のため必要
とされる同期ワードデータとして、適正に検出されるこ
とになるものとされる。それゆえ、受信側にあっては、
受信された複合10ビットワード列データに基づく信号
情報の再生のための処理に必要とされるデータ同期状態
が、確実に得られる状態が確保されることになる。
求項1から請求項10までのいずれかに記載された発明
に係るデータ伝送方法、及び、本願の特許請求の範囲に
おける請求項11から請求項22までのいずれかに記載
された発明に係るデータ伝送装置にあっては、例えば、
ファイバーチャンネル・システムによるディジタル・デ
ータ処理用に提供されている集積回路(IC)素子を有
効に利用することができることになる。
項1から請求項10までのいずれかに記載された発明に
係るデータ伝送方法、及び、本願の特許請求の範囲にお
ける請求項11から請求項22までのいずれかに記載さ
れた発明に係るデータ伝送装置においては、複合10ビ
ットワード列データに含まれる付加ワードデータグルー
プに基づく部分は、例えば、4ワードデータ構成,3ワ
ードデータ構成もしくは2ワードデータ構成をとるもの
とされる。
付加ワードデータグループに基づく部分が、4ワードデ
ータ構成とされる場合には、本願の特許請求の範囲にお
ける請求項4に記載された発明に係るデータ伝送方法、
及び、請求項15に記載された発明に係るデータ伝送装
置における如くに、当該付加ワードデータグループに基
づく部分は、当該部分の直前の10ビットワードデータ
がRDを正とするとき、RDを負とする10ビットワー
ドデータ,その10ビットワードデータにRDをニュー
トラルとする10ビットワードデータを介在させて、も
しくは、介在させることなく続く、RDを正とする10
ビット同期ワードデータ、及び、その10ビット同期ワ
ードデータに続く他の10ビットワードデータを含むも
のとして形成され、また、当該部分の直前の10ビット
ワードデータがRDを負とするとき、RDをニュートラ
ルとする10ビットワードデータ,その10ビットワー
ドデータに他のRDをニュートラルとする10ビットワ
ードデータを介在させて、もしくは、介在させることな
く続く、RDを正とする10ビット同期ワードデータ、
及び、その10ビット同期ワードデータに続く他の10
ビットワードデータを含むものとして形成される。
請求項7に記載された発明に係るデータ伝送方法、及
び、請求項19に記載された発明に係るデータ伝送装置
における如くに、当該付加ワードデータグループに基づ
く部分は、当該部分の直前の10ビットワードデータが
RDを負とするとき、RDを正とする10ビットワード
データ,その10ビットワードデータにRDをニュート
ラルとする10ビットワードデータを介在させて、もし
くは、介在させることなく続く、RDを負とする10ビ
ット同期ワードデータ、及び、その10ビット同期ワー
ドデータに続く他の10ビットワードデータを含むもの
として形成され、また、当該部分の直前の10ビットワ
ードデータがRDを正とするとき、RDをニュートラル
とする10ビットワードデータ,その10ビットワード
データに他のRDをニュートラルとする10ビットワー
ドデータを介在させて、もしくは、介在させることなく
続く、RDを負とする10ビット同期ワードデータ、及
び、その10ビット同期ワードデータに続く他の10ビ
ットワードデータを含むものとして形成される。
まれる付加ワードデータグループに基づく部分が、3ワ
ードデータ構成とされる場合には、本願の特許請求の範
囲における請求項3に記載された発明に係るデータ伝送
方法、及び、請求項14に記載された発明に係るデータ
伝送装置における如くに、当該付加ワードデータグルー
プに基づく部分は、当該部分の直前の10ビットワード
データがRDを正とするとき、RDを負とする10ビッ
トワードデータ、及び、その10ビットワードデータに
RDをニュートラルとする10ビットワードデータを介
在させて、もしくは、介在させることなく続く、RDを
正とする10ビット同期ワードデータを含むものとして
形成され、また、当該部分の直前の10ビットワードデ
ータがRDを負とするとき、RDをニュートラルとする
10ビットワードデータ、及び、その10ビットワード
データに他のRDをニュートラルとする10ビットワー
ドデータを介在させて、もしくは、介在させることなく
続く、RDを正とする10ビット同期ワードデータを含
むものとして形成される。
請求項7に記載された発明に係るデータ伝送方法、及
び、請求項18に記載された発明に係るデータ伝送装置
における如くに、当該付加ワードデータグループに基づ
く部分は、当該部分の直前の10ビットワードデータが
RDを負とするとき、RDを正とする10ビットワード
データ、及び、その10ビットワードデータにRDをニ
ュートラルとする10ビットワードデータを介在させ
て、もしくは、介在させることなく続く、RDを負とす
る10ビット同期ワードデータを含むものとして形成さ
れ、また、当該部分の直前の10ビットワードデータが
RDを正とするとき、RDをニュートラルとする10ビ
ットワードデータ、及び、その10ビットワードデータ
に他のRDをニュートラルとする10ビットワードデー
タを介在させて、もしくは、介在させることなく続く、
RDを負とする10ビット同期ワードデータを含むもの
として形成される。
含まれる付加ワードデータグループに基づく部分が、2
ワードデータ構成とされる場合には、本願の特許請求の
範囲における請求項3に記載された発明に係るデータ伝
送方法、及び、請求項14に記載された発明に係るデー
タ伝送装置における如くに、当該付加ワードデータグル
ープに基づく部分は、当該部分の直前の10ビットワー
ドデータがRDを正とするとき、RDを負とする10ビ
ットワードデータに、RDを正とする10ビット同期ワ
ードデータが続くものとして形成され、また、当該部分
の直前の10ビットワードデータがRDを負とすると
き、RDをニュートラルとする10ビットワードデータ
に、RDを正とする10ビット同期ワードデータが続く
ものとして形成される。
請求項7に記載された発明に係るデータ伝送方法、及
び、請求項18に記載された発明に係るデータ伝送装置
における如くに、当該付加ワードデータグループに基づ
く部分は、当該部分の直前の10ビットワードデータが
RDを負とするとき、RDを正とする10ビットワード
データに、RDを負とする10ビット同期ワードデータ
が続くものとして形成され、また、当該部分の直前の1
0ビットワードデータがRDを正とするとき、RDをニ
ュートラルとする10ビットワードデータに、RDを負
とする10ビット同期ワードデータが続くものとして形
成される。
記載された発明に係るデータ伝送方法が実施される、本
願の特許請求の範囲に記載された発明に係るデータ伝送
装置の一例を示す。
像信号情報を夫々あらわす10ビットワード列データS
VA(10),SVB(10)及びSVC(10)が、
データ多重部11に供給される。データ多重部11に
は、ワードクロック発生部12から送出されるワードク
ロック信号CWA及びCWBが供給され、データ多重部
11においては、10ビットワード列データSVA(1
0),SVB(10)及びSVC(10)が、ワードク
ロック信号CWA及びCWBのもとに、夫々の水平期間
部分が同期せしめられた状態で多重化され、多重10ビ
ットワード列データDX(10) が形成される。多重1
0ビットワード列データDX(10) は、図2のAに示
される如く、その各水平期間部分が、10ビットワード
データ(A0〜A9),(A10〜A19),(A20
〜A29),・・・・・・ の配列,10ビットワード
データ(B0〜B9),(B10〜B19),(B20
〜B29),・・・・・ の配列,・ ・ ・ ・ ・
によって構成され、斯かる各水平期間部分において
は、3種類の映像信号情報の夫々における各水平期間分
が多重化されて格納されている。
ットワード列データDX(10) は、8ビットワード列
データ形成部13に供給される。8ビットワード列デー
タ形成部13には、ワードクロック発生部12から送出
されるワードクロック信号CWB及びCWCが供給され
るとともに、10ビットワード列データSVA(1
0),SVB(10)及びSVC(10)により夫々あ
らわされる3種類の映像信号情報に共通の水平同期信号
SHも供給される。そして、8ビットワード列データ形
成部13においては、図2のBに示される如くに、水平
同期信号SHの前縁部を基準時点として、多重10ビッ
トワード列データDX(10) にワードクロック信号C
WB及びCWCのもとでの10B−8B変換が施され、
多重10ビットワード列データDX(10) に基づく多
重8ビットワード列データDX(8)が形成される。
は、図2のCに示される如く、その各水平期間部分が、
8ビットワードデータ(A0〜A7),(A8〜A1
5),(A16〜A23),・・・・・・ の配列,8
ビットワードデータ(B0〜B7),(B8〜B1
5),(B16〜B23),・・・・・ の配列,・
・ ・・ ・ によって構成され、斯かる各水平期間部
分においては、3種類の映像信号情報の夫々における各
水平期間分が多重化されて格納されている。
られる多重8ビットワード列データDX(8) は、10
ビットワード列データ形成部14に供給される。10ビ
ットワード列データ形成部14には、ワードクロック発
生部12から送出されるワードクロック信号CWC及び
CWBが供給されるとともに、水平同期信号SHが供給
されるタイミング信号発生部15から送出される、水平
同期信号SHに基づくタイミング信号STMが供給され
る。さらに、10ビットワード列データ形成部14に
は、ワードデータ送出部16から送出される、4個の8
ビットワードデータである補助ワードデータDEB
(8),補助ワードデータDEA(8),同期ワードデ
ータDEK(8)及び補助ワードデータDEC(8)を
含んだ第1の付加ワードデータグループ、及び、ワード
データ送出部17から送出される、4個の8ビットワー
ドデータである補助ワードデータDEC(8),補助ワ
ードデータDEA(8),同期ワードデータDEK
(8)及び補助ワードデータDEC(8)を含んだ第2
の付加ワードデータグループが、必要に応じて供給され
る。
14においては、タイミング信号STMに応じて、多重
8ビットワード列データDX(8) におけるワード間
に、ワードデータ送出部16からの補助ワードデータD
EB(8),補助ワードデータDEA(8),同期ワー
ドデータDEK(8)及び補助ワードデータDEC
(8)を含んだ第1の付加ワードデータグループ、もし
くは、ワードデータ送出部17からの補助ワードデータ
DEC(8),補助ワードデータDEA(8),同期ワ
ードデータDEK(8)及び補助ワードデータDEC
(8)を含んだ第2の付加ワードデータグループが配さ
れる。そして、第1の付加ワードデータグループもしく
は第2の付加ワードデータグループが配された多重8ビ
ットワード列データDX(8) に、ワードクロック信号
CWC及びCWBのもとでの8B−10B変換が施され
て、第1の付加ワードデータグループもしくは第2の付
加ワードデータグループが配された多重8ビットワード
列データDX(8) に基づく複合10ビットワード列デ
ータDZ(10) が形成される。
タDEK(8)は、10ビットワードデータに変換され
ると前述のワードデータDS(10)とされる8ビット
ワードデータである。従って、同期ワードデータDEK
(8)は、10ビットワードデータに変換されるとK2
8.5というコードネームで呼ばれるものとなり、その
直前に配されたワードデータによるRDであるCRDが
負(−)であるとき、+K28.5となり、また、その
直前に配されたワードデータによるRDであるCRDが
正(+)であるとき、−K28.5となる。
EB(8)及びDEC(8)は、図3に示される如く、
夫々" 011 10101 "," 100 10101 "
及び" 101 10101 "とあらわせる8ビットワー
ドデータであり、10ビットワードデータに変換される
とD21.3,D21.4及びD21.5というコード
ネームで呼ばれるものとなる。D21.3は、その直前
に配されたワードデータによるRDであるCRDが負
(−)であるときRDをニュートラルとする“1010
10 1100”とされ、その直前に配されたワードデ
ータによるRDであるCRDが正(+)であるときRD
をニュートラルとする“101010 0011”とさ
れる。また、D21.4は、その直前に配されたワード
データによるRDであるCRDが負(−)であるときR
Dを正とする“101010 1101”(以下、+D
21.4という)とされ、その直前に配されたワードデ
ータによるRDであるCRDが正(+)であるときRD
を負とする“1010100010”(以下、−D2
1.4という)とされる。さらに、D21.5は、その
直前に配されたワードデータによるRDであるCRDが
負(−)であるか正(+)であるかにかかわらず、RD
をニュートラルとする“101010 1010”とさ
れる。
いて、タイミング信号STMに応じて、多重8ビットワ
ード列データDX(8) におけるワード間に第1の付加
ワードデータグループもしくは第2の付加ワードデータ
グループが配される際には、タイミング信号STMの前
縁部により、多重8ビットワード列データDX(8)に
おける、水平同期信号SHの前縁部に対応する始端を有
する8ビットワードデータ(A0〜A7),(B0〜B
7),・・・・・ の夫々(図2のB及びC)から4ワ
ードデータだけ遡った8ビットワードデータの始端が特
定され、タイミング信号STMの前縁部の時点から水平
同期信号SHの前縁部の時点までの間の4個の8ビット
ワードデータが、ワードデータ送出部16からの補助ワ
ードデータDEB(8),補助ワードデータDEA
(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助ワード
データDEC(8)を含んだ第1の付加ワードデータグ
ループ、もしくは、ワードデータ送出部17からの補助
ワードデータDEC(8),補助ワードデータDEA
(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助ワード
データDEC(8)を含んだ第2の付加ワードデータグ
ループに置き換えられる。
(8) における、タイミング信号STMの前縁部の時点
の直前の8ビットワードデータ、即ち、水平同期信号S
Hの前縁部に対応する始端を有する8ビットワードデー
タ(A0〜A7),(B0〜B7),・・・・・ の夫
々(図2のB及びC)から5ワードデータだけ遡った8
ビットワードデータが、10ビットワードデータに変換
されたときRDを正(+)とするものであるとき、タイ
ミング信号STMの前縁部の時点から水平同期信号SH
の前縁部の時点までの間の4個の8ビットワードデータ
が、補助ワードデータDEB(8),補助ワードデータ
DEA(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助
ワードデータDEC(8)を含んだ第1の付加ワードデ
ータグループによって置き換えられ、また、多重8ビッ
トワード列データDX(8) における、タイミング信号
STMの前縁部の時点の直前の8ビットワードデータ、
即ち、水平同期信号SHの前縁部に対応する始端を有す
る8ビットワードデータ(A0〜A7),(B0〜B
7),・・・・・ の夫々(図2のB及びC)から5ワ
ードデータだけ遡った8ビットワードデータが、10ビ
ットワードデータに変換されたときRDを負(−)とす
るものであるとき、タイミング信号STMの前縁部の時
点から水平同期信号SHの前縁部の時点までの間の4個
の8ビットワードデータが、補助ワードデータDEC
(8),補助ワードデータDEA(8),同期ワードデ
ータDEK(8)及び補助ワードデータDEC(8)を
含んだ第2の付加ワードデータグループによって置き換
えられる。
TMに応じて、補助ワードデータDEB(8),補助ワ
ードデータDEA(8),同期ワードデータDEK
(8)及び補助ワードデータDEC(8)を含んだ第1
の付加ワードデータグループ、もしくは、補助ワードデ
ータDEC(8),補助ワードデータDEA(8),同
期ワードデータDEK(8)及び補助ワードデータDE
C(8)を含んだ第2の付加ワードデータグループが配
された多重8ビットワード列データDX(8) に、8B
−10B変換が施されて、複合10ビットワード列デー
タDZ(10)が形成されるが、その際、同期ワードデ
ータDEK(8)は、K28.5に変換され、また、補
助ワードデータDEA(8),DEB(8)及びDEC
(8)は、夫々、D21.3,D21.4及びD21.
5に変換される。
る始端を有する8ビットワードデータ(A0〜A7),
(B0〜B7),・・・・・ は、夫々、10ビットワ
ードデータ(A’0〜A’9),(B’0〜B’9),
・・・・・ に変換され、また、8ビットワードデータ
(A0〜A7)に続く8ビットワードデータ(A8〜A
15),(A16〜A23)・・・・・ が、夫々、1
0ビットワードデータ(A’0〜A’9)に続く10ビ
ットワードデータ(A’10〜A’19),(A’20
〜A’29)・・・・・ に変換され、8ビットワード
データ(B0〜B7)に続く8ビットワードデータ(B
8〜B15),(B16〜B23)・・・・・ が、夫
々、10ビットワードデータ(B’0〜B’9)に続く
10ビットワードデータ(B’10〜B’19),
(B’20〜B’29)・・・・・に変換される。
ード列データDZ(10)は、図2のD及びEに示され
る如く、タイミング信号STMの前縁部の時点以降の4
個の10ビットワードデータが、第1の付加ワードデー
タグループもしくは第2の付加ワードデータグループに
基づく部分を形成する挿入4ワードデータとされる。そ
して、挿入4ワードデータは、タイミング信号STMの
前縁部の時点の直前の10ビットワードデータがRDを
正(+)とするとき、第1の付加ワードデータグループ
に基づく部分を形成し、補助ワードデータDEB(8)
が変換されて得られた10ビットワードデータである−
D21.4,補助ワードデータDEA(8)が変換され
て得られた10ビットワードデータである−D21.
3,同期ワードデータDEK(8)が変換されて得られ
た10ビット同期ワードデータである+K28.5及び
補助ワードデータDEC(8)が変換されて得られた1
0ビットワードデータであるD21.5が順次連なるも
のとされ、また、タイミング信号STMの前縁部の時点
の直前の10ビットワードデータがRDを負(−)とす
るとき、第2の付加ワードデータグループに基づく部分
を形成し、補助ワードデータDEC(8)が変換されて
得られた10ビットワードデータであるD21.5,補
助ワードデータDEA(8)が変換されて得られた10
ビットワードデータであるD21.3,同期ワードデー
タDEK(8)が変換されて得られた10ビット同期ワ
ードデータである+K28.5及び補助ワードデータD
EC(8)が変換されて得られた10ビットワードデー
タであるD21.5が順次連なるものとされる。
14において形成される複合10ビットワード列データ
DZ(10)にあっては、水平同期信号SHの前縁部に
対応する始端を有する8ビットワードデータ(A0〜A
7),(B0〜B7),・・・・・ が、夫々、8ー1
0ビット変換されて得られる10ビットワードデータ
(A’0〜A’9),(B’0〜B’9),・・・・・
の各々から2ワードデータだけ遡ったところに、必
ず、RDを正(+)とする10ビット同期ワードデータ
である+K28.5が存在することになる。即ち、10
ビットワード列データ形成部14においては、多重8ビ
ットワード列データDX(8)におけるワード間に第1
もしくは第2の付加ワードデータグループを配すにあた
り、その第1もしくは第2の付加ワードデータグループ
が、10ビットワード列データ形成部14から得られる
複合10ビットワード列データDZ(10)における第
1もしくは第2の付加ワードデータグループに基づく部
分において、RDを常時正(+)とする10ビット同期
ワードデータである+K28.5が含まれることになる
ものに選定されることになる。
ら、第1もしくは第2の付加ワードデータグループに基
づく部分においてRDを常時正(+)とする10ビット
同期ワードデータである+K28.5が含まれるものと
されて得られる、複合10ビットワード列データDZ
(10)は、データ伝送部を形成するパラレル/シリア
ル(P/S)変換部18に供給される。P/S変換部1
8においては、複合10ビットワード列データDZ(1
0)がシリアルデータDZSに変換される。そして、P
/S変換部18から、シリアルデータDZSが、例え
ば、光送信部を通じて伝送されるべく送出される。光送
信部は、例えば、シリアルデータDZSを光信号に変換
し、その光信号を、オプティカル・ファイバが用いられ
て形成されたデータ伝送路に送出する。それによって、
シリアルデータDZSの伝送が行われる。
データ形成部14において、タイミング信号STMに応
じて、多重8ビットワード列データDX(8) における
ワード間に、同期ワードデータを含む4個の8ビットワ
ードデータを含む第1の付加ワードデータグループもし
くは第2の付加ワードデータグループが配されるように
なされているが、本願の特許請求の範囲に記載された発
明に係るデータ伝送方法が実施される、本願の特許請求
の範囲に記載された発明に係るデータ伝送装置は斯かる
例に限られるものではなく、例えば、10ビットワード
列データ形成部14において、タイミング信号STMに
応じて、多重8ビットワード列データDX(8) におけ
るワード間に、同期ワードデータを含む3個、あるい
は、2個の8ビットワードデータを含む第1の付加ワー
ドデータグループもしくは第2の付加ワードデータグル
ープが配されるようになされてもよい。
いて、タイミング信号STMに応じて、多重8ビットワ
ード列データDX(8) におけるワード間に、同期ワー
ドデータを含む3個の8ビットワードデータを含む第1
の付加ワードデータグループもしくは第2の付加ワード
データグループが配される場合には、ワードデータ送出
部16が、補助ワードデータDEB(8),同期ワード
データDEK(8)及び補助ワードデータDEC(8)
を送出し、また、ワードデータ送出部17が、補助ワー
ドデータDEC(8),同期ワードデータDEK(8)
及び補助ワードデータDEC(8)を送出するものとさ
れる。そして、タイミング信号STMの前縁部により、
多重8ビットワード列データDX(8) における、水平
同期信号SHの前縁部に対応する始端を有する8ビット
ワードデータ(A0〜A7),(B0〜B7),・・・
・・ の夫々から3ワードデータだけ遡った8ビットワ
ードデータの始端が特定され、タイミング信号STMの
前縁部の時点から水平同期信号SHの前縁部の時点まで
の間の3個の8ビットワードデータが、ワードデータ送
出部16からの補助ワードデータDEB(8),同期ワ
ードデータDEK(8)及び補助ワードデータDEC
(8)を含んだ第1の付加ワードデータグループ、もし
くは、ワードデータ送出部17からの補助ワードデータ
DEC(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助
ワードデータDEC(8)を含んだ第2の付加ワードデ
ータグループに置き換えられる。
列データDX(8) における、タイミング信号STMの
前縁部の時点の直前の8ビットワードデータ、即ち、水
平同期信号SHの前縁部に対応する始端を有する8ビッ
トワードデータ(A0〜A7),(B0〜B7),・・
・・・ の夫々から4ワードデータだけ遡った8ビット
ワードデータが、10ビットワードデータに変換された
ときRDを正(+)とするものであるとき、タイミング
信号STMの前縁部の時点から水平同期信号SHの前縁
部の時点までの間の3個の8ビットワードデータが、補
助ワードデータDEB(8),同期ワードデータDEK
(8)及び補助ワードデータDEC(8)を含んだ第1
の付加ワードデータグループによって置き換えられ、ま
た、多重8ビットワード列データDX(8) における、
タイミング信号STMの前縁部の時点の直前の8ビット
ワードデータ、即ち、水平同期信号SHの前縁部に対応
する始端を有する8ビットワードデータ(A0〜A
7),(B0〜B7),・・・・・ の夫々から4ワー
ドデータだけ遡った8ビットワードデータが、10ビッ
トワードデータに変換されたときRDを負(−)とする
ものであるとき、タイミング信号STMの前縁部の時点
から水平同期信号SHの前縁部の時点までの間の3個の
8ビットワードデータが、補助ワードデータDEC
(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助ワード
データDEC(8)を含んだ第2の付加ワードデータグ
ループによって置き換えられる。
14において、タイミング信号STMに応じて、多重8
ビットワード列データDX(8) におけるワード間に、
同期ワードデータを含む2個の8ビットワードデータを
含む第1の付加ワードデータグループもしくは第2の付
加ワードデータグループが配される場合には、ワードデ
ータ送出部16が、補助ワードデータDEB(8)及び
同期ワードデータDEK(8)を送出し、また、ワード
データ送出部17が、補助ワードデータDEC(8)及
び同期ワードデータDEK(8)を送出するものとされ
る。そして、タイミング信号STMの前縁部により、多
重8ビットワード列データDX(8) における、水平同
期信号SHの前縁部に対応する始端を有する8ビットワ
ードデータ(A0〜A7),(B0〜B7),・・・・
・ の夫々から2ワードデータだけ遡った8ビットワー
ドデータの始端が特定され、タイミング信号STMの前
縁部の時点から水平同期信号SHの前縁部の時点までの
間の2個の8ビットワードデータが、ワードデータ送出
部16からの補助ワードデータDEB(8)及び同期ワ
ードデータDEK(8)を含んだ第1の付加ワードデー
タグループ、もしくは、ワードデータ送出部17からの
補助ワードデータDEC(8)及び同期ワードデータD
EK(8)を含んだ第2の付加ワードデータグループに
置き換えられる。
列データDX(8) における、タイミング信号STMの
前縁部の時点の直前の8ビットワードデータ、即ち、水
平同期信号SHの前縁部に対応する始端を有する8ビッ
トワードデータ(A0〜A7),(B0〜B7),・・
・・・ の夫々から3ワードデータだけ遡った8ビット
ワードデータが、10ビットワードデータに変換された
ときRDを正(+)とするものであるとき、タイミング
信号STMの前縁部の時点から水平同期信号SHの前縁
部の時点までの間の2個の8ビットワードデータが、補
助ワードデータDEB(8)及び同期ワードデータDE
K(8)を含んだ第1の付加ワードデータグループによ
って置き換えられ、また、多重8ビットワード列データ
DX(8) における、タイミング信号STMの前縁部の
時点の直前の8ビットワードデータ、即ち、水平同期信
号SHの前縁部に対応する始端を有する8ビットワード
データ(A0〜A7),(B0〜B7),・・・・・
の夫々から3ワードデータだけ遡った8ビットワードデ
ータが、10ビットワードデータに変換されたときRD
を負(−)とするものであるとき、タイミング信号ST
Mの前縁部の時点から水平同期信号SHの前縁部の時点
までの間の2個の8ビットワードデータが、補助ワード
データDEC(8)及び同期ワードデータDEK(8)
を含んだ第2の付加ワードデータグループによって置き
換えられる。
ワード列データ形成部14から、第1もしくは第2の付
加ワードデータグループに基づく部分においてRDを常
時正(+)とする10ビット同期ワードデータである+
K28.5が含まれるものとされる、複合10ビットワ
ード列データDZ(10)が得られるようになされてい
るが、本願の特許請求の範囲に記載された発明に係るデ
ータ伝送方法が実施される、本願の特許請求の範囲に記
載された発明に係るデータ伝送装置は斯かる例にも限ら
れず、例えば、10ビットワード列データ形成部14か
ら、第1もしくは第2の付加ワードデータグループに基
づく部分においてRDを常時負(−)とする10ビット
同期ワードデータである−K28.5が含まれるものと
される、複合10ビットワード列データDZ(10)が
得られるようになされてもよい。
ら、第1もしくは第2の付加ワードデータグループに基
づく部分においてRDを常時負(−)とする10ビット
同期ワードデータである−K28.5が含まれるものと
される、複合10ビットワード列データDZ(10)が
得られるようにされるもとにあっても、10ビットワー
ド列データ形成部14において、タイミング信号STM
に応じて、多重8ビットワード列データDX(8) にお
けるワード間に、同期ワードデータを含む4個の8ビッ
トワードデータを含む第1の付加ワードデータグループ
もしくは第2の付加ワードデータグループが配される場
合,10ビットワード列データ形成部14において、タ
イミング信号STMに応じて、多重8ビットワード列デ
ータDX(8) におけるワード間に、同期ワードデータ
を含む3個の8ビットワードデータを含む第1の付加ワ
ードデータグループもしくは第2の付加ワードデータグ
ループが配される場合、及び、10ビットワード列デー
タ形成部14において、タイミング信号STMに応じ
て、多重8ビットワード列データDX(8) におけるワ
ード間に、同期ワードデータを含む2個の8ビットワー
ドデータを含む第1の付加ワードデータグループもしく
は第2の付加ワードデータグループが配される場合が考
えられる。
ら、第1もしくは第2の付加ワードデータグループに基
づく部分においてRDを常時負(−)とする10ビット
同期ワードデータである−K28.5が含まれるものと
される、複合10ビットワード列データDZ(10)が
得られるようにされるもとにあって、10ビットワード
列データ形成部14において、タイミング信号STMに
応じて、多重8ビットワード列データDX(8) におけ
るワード間に、同期ワードデータを含む4個の8ビット
ワードデータを含む第1の付加ワードデータグループも
しくは第2の付加ワードデータグループが配される場合
においては、ワードデータ送出部16が、補助ワードデ
ータDEB(8),補助ワードデータDEA(8),同
期ワードデータDEK(8)及び補助ワードデータDE
C(8)を送出し、また、ワードデータ送出部17が、
補助ワードデータDEC(8),補助ワードデータDE
A(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助ワー
ドデータDEC(8)及びを送出するものとされる。そ
して、タイミング信号STMの前縁部により、多重8ビ
ットワード列データDX(8) における、水平同期信号
SHの前縁部に対応する始端を有する8ビットワードデ
ータ(A0〜A7),(B0〜B7),・・・・・ の
夫々から4ワードデータだけ遡った8ビットワードデー
タの始端が特定され、タイミング信号STMの前縁部の
時点から水平同期信号SHの前縁部の時点までの間の4
個の8ビットワードデータが、ワードデータ送出部16
からの補助ワードデータDEB(8),補助ワードデー
タDEA(8),同期ワードデータDEK(8)及び補
助ワードデータDEC(8)を含んだ第1の付加ワード
データグループ、もしくは、ワードデータ送出部17か
らの補助ワードデータDEC(8),補助ワードデータ
DEA(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助
ワードデータDEC(8)を含んだ第2の付加ワードデ
ータグループに置き換えられる。
列データDX(8) における、タイミング信号STMの
前縁部の時点の直前の8ビットワードデータ、即ち、水
平同期信号SHの前縁部に対応する始端を有する8ビッ
トワードデータ(A0〜A7),(B0〜B7),・・
・・・ の夫々から5ワードデータだけ遡った8ビット
ワードデータが、10ビットワードデータに変換された
ときRDを負(−)とするものであるとき、タイミング
信号STMの前縁部の時点から水平同期信号SHの前縁
部の時点までの間の4個の8ビットワードデータが、補
助ワードデータDEB(8),補助ワードデータDEA
(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助ワード
データDEC(8)を含んだ第1の付加ワードデータグ
ループによって置き換えられ、また、多重8ビットワー
ド列データDX(8) における、タイミング信号STM
の前縁部の時点の直前の8ビットワードデータ、即ち、
水平同期信号SHの前縁部に対応する始端を有する8ビ
ットワードデータ(A0〜A7),(B0〜B7),・
・・・・ の夫々から5ワードデータだけ遡った8ビッ
トワードデータが、10ビットワードデータに変換され
たときRDを正(+)とするものであるとき、タイミン
グ信号STMの前縁部の時点から水平同期信号SHの前
縁部の時点までの間の3個の8ビットワードデータが、
補助ワードデータDEC(8),補助ワードデータDE
A(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助ワー
ドデータDEC(8)を含んだ第2の付加ワードデータ
グループによって置き換えられる。
4から、第1もしくは第2の付加ワードデータグループ
に基づく部分においてRDを常時負(−)とする10ビ
ット同期ワードデータである−K28.5が含まれるも
のとされる、複合10ビットワード列データDZ(1
0)が得られるようにされるもとにあって、10ビット
ワード列データ形成部14において、タイミング信号S
TMに応じて、多重8ビットワード列データDX(8)
におけるワード間に、同期ワードデータを含む3個の8
ビットワードデータを含む第1の付加ワードデータグル
ープもしくは第2の付加ワードデータグループが配され
る場合においては、ワードデータ送出部16が、補助ワ
ードデータDEB(8),同期ワードデータDEK
(8)及び補助ワードデータDEC(8)を送出し、ま
た、ワードデータ送出部17が、補助ワードデータDE
C(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助ワー
ドデータDEC(8)を送出するものとされる。そし
て、タイミング信号STMの前縁部により、多重8ビッ
トワード列データDX(8) における、水平同期信号S
Hの前縁部に対応する始端を有する8ビットワードデー
タ(A0〜A7),(B0〜B7),・・・・・ の夫
々から3ワードデータだけ遡った8ビットワードデータ
の始端が特定され、タイミング信号STMの前縁部の時
点から水平同期信号SHの前縁部の時点までの間の3個
の8ビットワードデータが、ワードデータ送出部16か
らの補助ワードデータDEB(8),同期ワードデータ
DEK(8)及び補助ワードデータDEC(8)を含ん
だ第1の付加ワードデータグループ、もしくは、ワード
データ送出部17からの補助ワードデータDEC
(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助ワード
データDEC(8)を含んだ第2の付加ワードデータグ
ループに置き換えられる。
列データDX(8) における、タイミング信号STMの
前縁部の時点の直前の8ビットワードデータ、即ち、水
平同期信号SHの前縁部に対応する始端を有する8ビッ
トワードデータ(A0〜A7),(B0〜B7),・・
・・・ の夫々から4ワードデータだけ遡った8ビット
ワードデータが、10ビットワードデータに変換された
ときRDを負(−)とするものであるとき、タイミング
信号STMの前縁部の時点から水平同期信号SHの前縁
部の時点までの間の3個の8ビットワードデータが、補
助ワードデータDEB(8),同期ワードデータDEK
(8)及び補助ワードデータDEC(8)を含んだ第1
の付加ワードデータグループによって置き換えられ、ま
た、多重8ビットワード列データDX(8) における、
タイミング信号STMの前縁部の時点の直前の8ビット
ワードデータ、即ち、水平同期信号SHの前縁部に対応
する始端を有する8ビットワードデータ(A0〜A
7),(B0〜B7),・・・・・ の夫々から4ワー
ドデータだけ遡った8ビットワードデータが、10ビッ
トワードデータに変換されたときRDを正(+)とする
ものであるとき、タイミング信号STMの前縁部の時点
から水平同期信号SHの前縁部の時点までの間の3個の
8ビットワードデータが、補助ワードデータDEC
(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助ワード
データDEC(8)を含んだ第2の付加ワードデータグ
ループによって置き換えられる。
14から、第1もしくは第2の付加ワードデータグルー
プに基づく部分においてRDを常時負(−)とする10
ビット同期ワードデータである−K28.5が含まれる
ものとされる、複合10ビットワード列データDZ(1
0)が得られるようにされるもとにあって、10ビット
ワード列データ形成部14において、タイミング信号S
TMに応じて、多重8ビットワード列データDX(8)
におけるワード間に、同期ワードデータを含む2個の8
ビットワードデータを含む第1の付加ワードデータグル
ープもしくは第2の付加ワードデータグループが配され
る場合においては、ワードデータ送出部16が、補助ワ
ードデータDEB(8)及び同期ワードデータDEK
(8)を送出し、また、ワードデータ送出部17が、補
助ワードデータDEC(8)及び同期ワードデータDE
K(8)を送出するものとされる。そして、タイミング
信号STMの前縁部により、多重8ビットワード列デー
タDX(8) における、水平同期信号SHの前縁部に対
応する始端を有する8ビットワードデータ(A0〜A
7),(B0〜B7),・・・・・ の夫々から2ワー
ドデータだけ遡った8ビットワードデータの始端が特定
され、タイミング信号STMの前縁部の時点から水平同
期信号SHの前縁部の時点までの間の2個の8ビットワ
ードデータが、ワードデータ送出部16からの補助ワー
ドデータDEB(8)及び同期ワードデータDEK
(8)を含んだ第1の付加ワードデータグループ、もし
くは、ワードデータ送出部17からの補助ワードデータ
DEC(8)及び同期ワードデータDEK(8)を含ん
だ第2の付加ワードデータグループに置き換えられる。
列データDX(8) における、タイミング信号STMの
前縁部の時点の直前の8ビットワードデータ、即ち、水
平同期信号SHの前縁部に対応する始端を有する8ビッ
トワードデータ(A0〜A7),(B0〜B7),・・
・・・ の夫々から3ワードデータだけ遡った8ビット
ワードデータが、10ビットワードデータに変換された
ときRDを負(−)とするものであるとき、タイミング
信号STMの前縁部の時点から水平同期信号SHの前縁
部の時点までの間の2個の8ビットワードデータが、補
助ワードデータDEB(8)及び同期ワードデータDE
K(8)を含んだ第1の付加ワードデータグループによ
って置き換えられ、また、多重8ビットワード列データ
DX(8) における、タイミング信号STMの前縁部の
時点の直前の8ビットワードデータ、即ち、水平同期信
号SHの前縁部に対応する始端を有する8ビットワード
データ(A0〜A7),(B0〜B7),・・・・・
の夫々から3ワードデータだけ遡った8ビットワードデ
ータが、10ビットワードデータに変換されたときRD
を正(+)とするものであるとき、タイミング信号ST
Mの前縁部の時点から水平同期信号SHの前縁部の時点
までの間の2個の8ビットワードデータが、補助ワード
データDEC(8)及び同期ワードデータDEK(8)
を含んだ第2の付加ワードデータグループによって置き
換えられる。
送出部を形成するP/S変換部18から送出される複合
10ビットワード列データDZ(10)に基づくシリア
ルデータDZSを受信するデータ受信装置の一例を示
す。
あっては、例えば、オプティカル・ファイバが用いられ
て形成されたデータ伝送路を通じて伝送された、複合1
0ビットワード列データDZ(10)に基づくシリアル
データDZSが供給される、シリアル/パラレル(S/
P)変換・クロック検出部21が備えられている。そし
て、S/P変換・クロック検出部21にあっては、シリ
アルデータDZSにシリアル/パラレル変換が施され
て、図5のAに示される如くの、パラレルデータである
複合10ビットワード列データDZ(10)が形成され
る。
おいては、シリアルデータDZSについてのクロック検
出が行われて、クロック信号CLKが再生される。S/
P変換・クロック検出部21によって再生されたクロッ
ク信号CLKは、ワードクロック発生部22に供給さ
れ、ワードクロック発生部22から、クロック信号CL
Kに基づく3種類のワードクロック信号CWB,CWC
及びCWAが送出される。
得られた複合10ビットワード列データDZ(10)
は、8ビットワード列データ形成部23及び同期ワード
データ検出部24に供給される。同期ワードデータ検出
部24は、複合10ビットワード列データDZ(10)
における第1もしくは第2の付加ワードデータグループ
に基づく部分に含まれる、RDを常時正(+)とする1
0ビット同期ワードデータである+K28.5を検出
し、図5のBに示される如くの、同期ワードデータ検出
信号SKDを送出する。
同期ワードデータ検出信号SKDは、ワードクロック発
生部22及び同期信号形成部25に供給される。ワード
クロック発生部22においては、同期ワードデータ検出
信号SKDによってワードクロック信号CWB,CWC
及びCWAの位相が設定される。また、同期信号形成部
25においては、同期ワードデータ検出信号SKDに基
づく同期信号SSが形成される。
合10ビットワード列データDZ(10)が供給される
8ビットワード列データ形成部23には、ワードクロッ
ク発生部22から送出されるワードクロック信号CWB
及びCWCも供給される。そして、8ビットワード列デ
ータ形成部23においては、複合10ビットワード列デ
ータDZ(10) にワードクロック信号CWB及びCW
Cのもとでの10B−8B変換が施され、複合10ビッ
トワード列データDZ(10) に基づく複合8ビットワ
ード列データDZ(8) が形成される。
DZ(10) に含まれる10ビットワードデータ(A’
0〜A’9),(A’10〜A’19),(A’20〜
A’29)・・・・・(B’0〜B’9),(B’10
〜B’19),(B’20〜B’29)・・・・・
は、夫々、8ビットワードデータ(A0〜A7),(A
8〜A15),(A16〜A23)・・・・・,(B0
〜B7),(B8〜B15),(B16〜B23)・・
・・・ に変換される。さらに、複合10ビットワード
列データDZ(10) における第1の付加ワードデータ
グループに基づく部分に含まれる10ビットワードデー
タである−D21.4,D21.3及びD21.5、及
び、10ビット同期ワードデータである+K28.5
は、夫々、補助ワードデータDEB(8),補助ワード
データDEA(8),補助ワードデータDEC(8)及
び同期ワードデータDEK(8)に変換され、また、複
合10ビットワード列データDZ(10) における第2
の付加ワードデータグループに基づく部分に含まれる1
0ビットワードデータであるD21.5,D21.3及
びD21.5、及び、10ビット同期ワードデータであ
る+K28.5は、夫々、補助ワードデータDEC
(8),補助ワードデータDEA(8),補助ワードデ
ータDEC(8)及び同期ワードデータDEK(8)に
変換される。そして、これらの変換された8ビットワー
ドデータは、複合8ビットワード列データDZ(8) に
含まれる。
られる複合8ビットワード列データDZ(8) は、デー
タ分離部26に供給される。データ分離部26には、同
期信号形成部25において形成される同期ワードデータ
検出信号SKDに基づく同期信号SSも供給される。そ
して、データ分離部26においては、同期信号形成部2
5からの、複合10ビットワード列データDZ(10)
における第1もしくは第2の付加ワードデータグループ
に基づく部分に含まれる10ビット同期ワードデータで
ある+K28.5に対応した同期信号SSに基づいて、
複合8ビットワード列データDZ(8) から、多重8ビ
ットワード列データDX(8) と、第1の付加ワードデ
ータグループを形成する補助ワードデータDEB
(8),補助ワードデータDEA(8),同期ワードデ
ータDEK(8)及び補助ワードデータDEC(8)
と、第2の付加ワードデータグループを形成する補助ワ
ードデータDEC(8),補助ワードデータDEA
(8),同期ワードデータDEK(8)及び補助ワード
データDEC(8)とが分離されて取り出される。
重8ビットワード列データDX(8) は、10ビットワ
ード列データ形成部27に供給される。10ビットワー
ド列データ形成部27には、ワードクロック発生部22
から送出されるワードクロック信号CWC及びCWBも
供給される。そして、10ビットワード列データ形成部
27においては、多重8ビットワード列データDX
(8) にワードクロック信号CWC及びCWBのもとで
の8B−10B変換が施され、多重8ビットワード列デ
ータDX(8) に基づく多重10ビットワード列データ
DZ(10) が形成される。
27から得られる多重10ビットワード列データDZ
(10) は、データ再生部28に供給される。データ再
生部28には、ワードクロック発生部22から送出され
るワードクロック信号CWB及びCWAも供給される。
そして、データ再生部28においては、ワードクロック
信号CWB及びCWAに基づいて、多重10ビットワー
ド列データDZ(10)が、3種類の映像信号情報を夫
々あらわす10ビットワード列データSVA(10),
SVB(10)及びSVC(10)に分解され、データ
再生部28から10ビットワード列データSVA(1
0),SVB(10)及びSVC(10)が個別に導出
される。それにより、10ビットワード列データSVA
(10),SVB(10)及びSVC(10)の夫々が
再生されることになる。
ては、RDを常時正(+)とする10ビット同期ワード
データである+K28.5を含むものとされた複合10
ビットワード列データDZ(10)に基づくシリアルデ
ータDZSを受信して、10ビットワード列データSV
A(10),SVB(10)及びSVC(10)を再生
する動作を行い、ワード同期データ検出部24が、RD
を常時正(+)とする10ビット同期ワードデータであ
る+K28.5を検出するものとされているが、例え
ば、RDを常時負(−)とする10ビット同期ワードデ
ータである−K28.5を含むものとされた複合10ビ
ットワード列データDZ(10)に基づくシリアルデー
タDZSを受信して、10ビットワード列データSVA
(10),SVB(10)及びSVC(10)を再生す
る動作を行うデータ受信装置も、図4に示されるデータ
受信装置の例と同様に構成される。但し、その場合に
は、ワード同期データ検出部24が、RDを常時負
(−)とする10ビット同期ワードデータである−K2
8.5を検出するものとされる。
許請求の範囲における請求項1から請求項10までのい
ずれかに記載された発明に係るデータ伝送方法、もしく
は、本願の特許請求の範囲における請求項11から請求
項22までのいずれかに記載された発明に係るデータ伝
送装置によれば、8ビットワード列データに対して、所
定のタイミング信号に応じて各々が設定されたコードを
有する8ビットワードデータとされた特定同期ワードデ
ータ及び少なくとも一つの補助ワードデータを含んだ付
加ワードデータグループを付加したもとで、10ビット
ワード列データへのビット変換を行って複合10ビット
ワード列データを得、それを伝送すべく送出するにあた
り、その複合10ビットワード列データが、付加ワード
データグループに基づく部分を含むものとされ、そのワ
ードデータグループに基づく部分が、特定同期ワードデ
ータに基づく10ビット同期ワードデータを含み、か
つ、その10ビット同期ワードデータが、RDを常時正
もしくは常時負とするものとされる。
0ビットワード列データにあっては、RDを常時正もし
くは常時負とする10ビット同期ワードデータが含まれ
ていることになり、斯かる複合10ビットワード列デー
タに含まれる10ビット同期ワードデータが、RDを常
時正とするものとされるか、RDを常時負とするものと
されるかは、伝送された複合10ビットワード列データ
を受ける受信側における同期ワードデータ検出が、RD
を正とする同期ワードデータのみを検出するものとされ
ているか、RDを負とする同期ワードデータのみを検出
するものとされているかに応じて設定される。
求項1から請求項10までのいずれかに記載された発明
に係るデータ伝送方法、もしくは、本願の特許請求の範
囲における請求項11から請求項22までのいずれかに
記載された発明に係るデータ伝送装置により送出される
複合10ビットワード列データは、それを受ける受信側
が同期ワードデータ検出を、RDを正とする同期ワード
データのみを検出することにより行う場合、もしくは、
RDを負とする同期ワードデータのみを検出することに
より行う場合のいずれのもとにおいても、受信側におい
て、10ビット同期ワードデータが、10ビットワード
列データから8ビットワード列データへの変換等のため
必要とされる同期ワードデータとして、適正に検出され
ることになるものとされる。それゆえ、受信側にあって
は、受信された複合10ビットワード列データに基づく
信号情報の再生のための処理に必要とされるデータ同期
状態が、確実に得られる状態が確保されることになる。
項1から請求項10までのいずれかに記載された発明に
係るデータ伝送方法、及び、本願の特許請求の範囲にお
ける請求項11から請求項22までのいずれかに記載さ
れた発明に係るデータ伝送装置にあっては、例えば、フ
ァイバーチャンネル・システムによるディジタル・デー
タ処理用に提供されている集積回路(IC)素子を有効
に利用することができることになる。
るデータ伝送方法が実施される、本願の特許請求の範囲
に記載された発明に係るデータ伝送装置の一例を示すブ
ロック構成図である。
ムチャートである。
ードデータの説明に供される概念図である。
受信するデータ受信装置の一例を示すブロック構成図で
ある。
明に供されるタイムチャートである。
る“フレーム”の説明に供される概念図である。
る同期ワードデータの説明に供される概念図である。
発生部, 13・・・8ビットワード列データ形成部,
14・・・10ビットワード列データ形成部, 15
・・・タイミング信号発生部, 16,17・・・ワー
ドデータ送出部, 18・・・P/S変換部
Claims (22)
- 【請求項1】信号情報をあらわす8ビットワード列デー
タを得て、所定のタイミング信号に応じて、上記8ビッ
トワード列データにおけるワード間に、各々が予め設定
されたコードを有する8ビットワードデータとされた特
定同期ワードデータ及び少なくとも一つの補助ワードデ
ータを含んだ付加ワードデータグループを配し、該付加
ワードデータグループが配された8ビットワード列デー
タについての10ビットワード列データへのビット変換
を行って、上記特定同期ワードデータに基づく10ビッ
ト同期ワードデータを含んだ上記付加ワードデータグル
ープに基づく部分を有する複合10ビットワード列デー
タを得、該複合10ビットワード列データを伝送すべく
送出し、 上記8ビットワード列データにおけるワード間に上記付
加ワードデータグループを配すにあたり、該付加ワード
データグループを、上記複合10ビットワード列データ
における上記付加ワードデータグループに基づく部分に
おいて、上記10ビット同期ワードデータがランニング
・ディスパリティを常時正もしくは常時負とすることに
なるものに選定することを特徴とするデータ伝送方法。 - 【請求項2】付加ワードデータグループを、複合10ビ
ットワード列データにおける上記付加ワードデータグル
ープに基づく部分において、10ビット同期ワードデー
タが、ランニング・ディスパリティを常時正とすること
になるものに選定することを特徴とする請求項1記載の
データ伝送方法。 - 【請求項3】複合10ビットワード列データにおける付
加ワードデータグループに基づく部分を、該部分の直前
の10ビットワードデータがランニング・ディスパリテ
ィを正とするものであるとき、ランニング・ディスパリ
ティを負とする10ビットワードデータ、及び、該10
ビットワードデータにランニング・ディスパリティをニ
ュートラルとする10ビットワードデータを介させて、
もしくは、介在させることなく続く10ビット同期ワー
ドデータを含むものとし、また、上記部分の直前の10
ビットワードデータがランニング・ディスパリティを負
とするものであるとき、ランニング・ディスパリティを
ニュートラルとする10ビットワードデータ、及び、該
10ビットワードデータに他のランニング・ディスパリ
ティをニュートラルとする10ビットワードデータを介
させて、もしくは、介在させることなく続く10ビット
同期ワードデータを含むものとすることを特徴とする請
求項2記載のデータ伝送方法。 - 【請求項4】複合10ビットワード列データにおける付
加ワードデータグループに基づく部分を、10ビット同
期ワードデータに続く他の10ビットワードデータを含
むものとすることを特徴とする請求項3記載のデータ伝
送方法。 - 【請求項5】付加ワードデータグループを、複合10ビ
ットワード列データにおける上記付加ワードデータグル
ープに基づく部分において、10ビット同期ワードデー
タが、ランニング・ディスパリティを常時負とすること
になるものに選定することを特徴とする請求項1記載の
データ伝送方法。 - 【請求項6】複合10ビットワード列データにおける付
加ワードデータグループに基づく部分を、該部分の直前
の10ビットワードデータがランニング・ディスパリテ
ィを負とするものであるとき、ランニング・ディスパリ
ティを正とする10ビットワードデータ、及び、該10
ビットワードデータにランニング・ディスパリティをニ
ュートラルとする10ビットワードデータを介させて、
もしくは、介在させることなく続く10ビット同期ワー
ドデータを含むものとし、また、上記部分の直前の10
ビットワードデータがランニング・ディスパリティを正
とするものであるとき、ランニング・ディスパリティを
ニュートラルとする10ビットワードデータ、及び、該
10ビットワードデータに他のランニング・ディスパリ
ティをニュートラルとする10ビットワードデータを介
させて、もしくは、介在させることなく続く10ビット
同期ワードデータを含むものとすることを特徴とする請
求項5記載のデータ伝送方法。 - 【請求項7】複合10ビットワード列データにおける付
加ワードデータグループに基づく部分を、10ビット同
期ワードデータにに続く他の10ビットワードデータを
含むものとすることを特徴とする請求項6記載のデータ
伝送方法。 - 【請求項8】複合10ビットワード列データをシリアル
データに変更し、該シリアルデータを伝送すべく送出す
ることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれ
かに記載のデータ伝送方法。 - 【請求項9】シリアルデータの送出が、オプティカル・
ファイバが用いられて構成されたデータ伝送路を通じて
伝送されるべく行われることを特徴とする請求項8記載
のデータ伝送方法。 - 【請求項10】8ビットワード列データが映像信号情報
をあらわし、該8ビットワード列データにおけるワード
間に付加ワードデータグループが配されるに際して用い
られるタイミング信号が、上記映像信号情報における各
水平期間分に同期したものとされることを特徴とする請
求項1から請求項9までのいずれかに記載のデータ伝送
方法。 - 【請求項11】信号情報をあらわす8ビットワード列デ
ータを得るディジタルデータ形成部と、 所定のタイミング信号に応じて、上記8ビットワード列
データにおけるワード間に、各々が予め設定されたコー
ドを有する8ビットワードデータとされた特定同期ワー
ドデータ及び少なくとも一つの補助ワードデータを含ん
だ付加ワードデータグループを配し、上記付加ワードデ
ータグループが配された8ビットワード列データについ
ての10ビットワード列データへのビット変換を行っ
て、上記特定同期ワードデータに基づく10ビット同期
ワードデータを含んだ上記付加ワードデータグループに
基づく部分を有する複合10ビットワード列データを得
る10ビットワード列データ形成部と、 上記複合10ビットワード列データを伝送すべく送出す
るデータ送出部と、を備えて構成され、 上記10ビットワード列データ形成部が、上記付加ワー
ドデータグループを、上記10ビットワード列データ形
成部からの上記複合10ビットワード列データにおける
上記付加ワードデータグループに基づく部分において、
上記10ビット同期ワードデータが、ランニング・ディ
スパリティを常時正もしくは常時負とすることになるも
のとして、上記8ビットワード列データにおけるワード
間に配することを特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項12】10ビットワード列データ形成部が、付
加ワードデータグループを、10ビットワード列データ
形成部からの複合10ビットワード列データにおける上
記付加ワードデータグループに基づく部分において、1
0ビット同期ワードデータが、ランニング・ディスパリ
ティを常時正とすることになるものとして、8ビットワ
ード列データにおけるワード間に配することを特徴とす
る請求項11記載のデータ伝送装置。 - 【請求項13】10ビットワード列データ形成部に付加
ワードデータグループを供給するワードデータ送出部が
設けられたことを特徴とする請求項12記載のデータ伝
送装置。 - 【請求項14】ワードデータ送出部が、付加ワードデー
タグループを、10ビットワード列データ形成部からの
複合10ビットワード列データにおける付加ワードデー
タグループに基づく部分の直前の10ビットワードデー
タがランニング・ディスパリティを正とするものとなる
とき、ランニング・ディスパリティを負とする10ビッ
トワードデータ、及び、該10ビットワードデータにラ
ンニング・ディスパリティをニュートラルとする10ビ
ットワードデータを介させて、もしくは、介在させるこ
となく続く10ビット同期ワードデータを含むものとし
て、また、上記部分の直前の10ビットワードデータが
ランニング・ディスパリティを負とするものであると
き、ランニング・ディスパリティをニュートラルとする
10ビットワードデータ、及び、該10ビットワードデ
ータに他のランニング・ディスパリティをニュートラル
とする10ビットワードデータを介させて、もしくは、
介在させることなく続く10ビット同期ワードデータを
含むものとして、上記10ビットワード列データ形成部
に供給することを特徴とする請求項13記載のデータ伝
送装置。 - 【請求項15】ワードデータ送出部が、付加ワードデー
タグループを、10ビット同期ワードデータに続く他の
10ビットワードデータを含むものとして、10ビット
ワード列データ形成部に供給することを特徴とする請求
項14記載のデータ伝送装置。 - 【請求項16】10ビットワード列データ形成部が、付
加ワードデータグループを、10ビットワード列データ
形成部からの複合10ビットワード列データにおける上
記付加ワードデータグループに基づく部分において、1
0ビット同期ワードデータが、ランニング・ディスパリ
ティを常時負とすることになるものとして、8ビットワ
ード列データにおけるワード間に配することを特徴とす
る請求項11記載のデータ伝送装置。 - 【請求項17】10ビットワード列データ形成部に付加
ワードデータグループを供給するワードデータ送出部が
設けられたことを特徴とする請求項16記載のデータ伝
送装置。 - 【請求項18】ワードデータ送出部が、付加ワードデー
タグループを、10ビットワード列データ形成部からの
複合10ビットワード列データにおける付加ワードデー
タグループに基づく部分の直前の10ビットワードデー
タがランニング・ディスパリティを負とするものとなる
とき、ランニング・ディスパリティを正とする10ビッ
トワードデータ、及び、該10ビットワードデータにラ
ンニング・ディスパリティをニュートラルとする10ビ
ットワードデータを介させて、もしくは、介在させるこ
となく続く10ビット同期ワードデータを含むものとし
て、また、上記部分の直前の10ビットワードデータが
ランニング・ディスパリティを正とするものであると
き、ランニング・ディスパリティをニュートラルとする
10ビットワードデータ、及び、該10ビットワードデ
ータに他のランニング・ディスパリティをニュートラル
とする10ビットワードデータを介させて、もしくは、
介在させることなく続く10ビット同期ワードデータを
含むものとして、上記10ビットワード列データ形成部
に供給することを特徴とする請求項17記載のデータ伝
送装置。 - 【請求項19】ワードデータ送出部が、付加ワードデー
タグループを、10ビット同期ワードデータにさらに他
のランニング・ディスパリティをニュートラルとする1
0ビットワードデータに続く他の10ビットワードデー
タを含むものとして、10ビットワード列データ形成部
に供給することを特徴とする請求項18記載のデータ伝
送装置。 - 【請求項20】データ送出部が、複合10ビットワード
列データをシリアルデータに変更し、該シリアルデータ
を伝送すべく送出することを特徴とする請求項11から
請求項19までのいずれかに記載のデータ伝送装置。 - 【請求項21】データ送出部が、シリアルデータを、オ
プティカル・ファイバが用いられて構成されたデータ伝
送路へと送出することを特徴とする請求項20記載のデ
ータ伝送装置。 - 【請求項22】ディジタルデータ形成部から得られる8
ビットワード列データが映像信号情報をあらわし、10
ビットワード列データ形成部により上記8ビットワード
列データにおけるワード間に付加ワードデータグループ
が配されるに際して用いられるタイミング信号が、上記
映像信号情報における各水平期間分に同期したものとさ
れることを特徴とする請求項11から請求項21までの
いずれかに記載のデータ伝送装置。
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