JP2000152468A - 線条体用プロテクタ - Google Patents
線条体用プロテクタInfo
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- JP2000152468A JP2000152468A JP10318070A JP31807098A JP2000152468A JP 2000152468 A JP2000152468 A JP 2000152468A JP 10318070 A JP10318070 A JP 10318070A JP 31807098 A JP31807098 A JP 31807098A JP 2000152468 A JP2000152468 A JP 2000152468A
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロテクタ本体をクランプを介して被取付体
に取り付けた後で、該クランプを破損させることなくプ
ロテクタ本体を被取付体から容易に取り外すことができ
る線条体用プロテクタを提供する。 【解決手段】 線条体7を収容するプロテクタ本体11
と、このプロテクタ本体11を被取付体8の取付部9に
着脱自在に取り付けるクランプ20とを備えた線条体用
プロテクタ10において、プロテクタ本体11とクラン
プ20のいずれか一方に係止部14を設けると共に、他
方に該係止部14と係止・離脱自在の係合部21を設
け、これら係止部14と係合部21を介してプロテクタ
本体11とクランプ20とを着脱自在に組み付けた。
に取り付けた後で、該クランプを破損させることなくプ
ロテクタ本体を被取付体から容易に取り外すことができ
る線条体用プロテクタを提供する。 【解決手段】 線条体7を収容するプロテクタ本体11
と、このプロテクタ本体11を被取付体8の取付部9に
着脱自在に取り付けるクランプ20とを備えた線条体用
プロテクタ10において、プロテクタ本体11とクラン
プ20のいずれか一方に係止部14を設けると共に、他
方に該係止部14と係止・離脱自在の係合部21を設
け、これら係止部14と係合部21を介してプロテクタ
本体11とクランプ20とを着脱自在に組み付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車輌に配索
されるワイヤハーネス等の線条体をプロテクタ本体内に
収容して車輌パネル等の被取付体にクランプを介して取
り付けて固定するようにした線条体用プロテクタに関す
る。
されるワイヤハーネス等の線条体をプロテクタ本体内に
収容して車輌パネル等の被取付体にクランプを介して取
り付けて固定するようにした線条体用プロテクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の線条体用プロテクタとして、図
5,図6に示すものがある。この線条体用プロテクタ1
は、保護するワイヤハーネス7の長手方向に延びる底壁
3と該底壁3の両側に起立した両側壁4,4とから成る
合成樹脂製で断面がコ字状のプロテクタ本体2と、この
プロテクタ本体2の一側壁4の外面の略中央に一体突出
形成され、車輌パネル8の矩形の取付孔9に取り付けら
れる逆V字状のクランプ5とを備えている。
5,図6に示すものがある。この線条体用プロテクタ1
は、保護するワイヤハーネス7の長手方向に延びる底壁
3と該底壁3の両側に起立した両側壁4,4とから成る
合成樹脂製で断面がコ字状のプロテクタ本体2と、この
プロテクタ本体2の一側壁4の外面の略中央に一体突出
形成され、車輌パネル8の矩形の取付孔9に取り付けら
れる逆V字状のクランプ5とを備えている。
【0003】そして、図5に示すように、線条体用プロ
テクタ1は、そのプロテクタ本体2の底壁3と両側壁
4,4間内にワイヤハーネス7を収容した状態で、クラ
ンプ5の一対の可撓性係止腕5a,5aを車輌パネル8
の取付孔9に係止させることにより該車輌パネル8に取
り付けられるようになっている。
テクタ1は、そのプロテクタ本体2の底壁3と両側壁
4,4間内にワイヤハーネス7を収容した状態で、クラ
ンプ5の一対の可撓性係止腕5a,5aを車輌パネル8
の取付孔9に係止させることにより該車輌パネル8に取
り付けられるようになっている。
【0004】尚、この線条体用プロテクタ1に関する類
似技術は、特開平8−168134号公報に開示されて
いる。
似技術は、特開平8−168134号公報に開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の線条体用プロテクタ1では、プロテクタ本体2とク
ランプ5とが合成樹脂により一体成形されているため、
該線条体プロテクタ1をクランプ5の一対の可撓性係止
腕5a,5aの弾性変形を介して車輌パネル8の取付孔
9に一旦取り付けると簡単に取り外すことができなかっ
た。また、メンテナンス等のために、線条体プロテクタ
1を車輌パネル8の取付孔9から無理して取り外すと、
図6に示すように、クランプ5の一対の可撓性係止腕5
a,5aが破損してしまい、線条体用プロテクタ1ごと
交換しなければならなかった。
来の線条体用プロテクタ1では、プロテクタ本体2とク
ランプ5とが合成樹脂により一体成形されているため、
該線条体プロテクタ1をクランプ5の一対の可撓性係止
腕5a,5aの弾性変形を介して車輌パネル8の取付孔
9に一旦取り付けると簡単に取り外すことができなかっ
た。また、メンテナンス等のために、線条体プロテクタ
1を車輌パネル8の取付孔9から無理して取り外すと、
図6に示すように、クランプ5の一対の可撓性係止腕5
a,5aが破損してしまい、線条体用プロテクタ1ごと
交換しなければならなかった。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、プロテクタ本体をクランプを
介して被取付体に取り付けた後で、該クランプを破損さ
せることなくプロテクタ本体を被取付体から容易に取り
外すことができる線条体用プロテクタを提供することを
目的とする。
べくなされたものであり、プロテクタ本体をクランプを
介して被取付体に取り付けた後で、該クランプを破損さ
せることなくプロテクタ本体を被取付体から容易に取り
外すことができる線条体用プロテクタを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、線条
体を収容するプロテクタ本体と、このプロテクタ本体を
被取付体の取付部に着脱自在に取り付けるクランプとを
備えた線条体用プロテクタにおいて、前記プロテクタ本
体と前記クランプのいずれか一方に係止部を設けると共
に、他方に該係止部と係止・離脱自在の係合部を設け、
これら係止部と係合部を介して前記プロテクタ本体と前
記クランプとを着脱自在に組み付けたことを特徴とす
る。
体を収容するプロテクタ本体と、このプロテクタ本体を
被取付体の取付部に着脱自在に取り付けるクランプとを
備えた線条体用プロテクタにおいて、前記プロテクタ本
体と前記クランプのいずれか一方に係止部を設けると共
に、他方に該係止部と係止・離脱自在の係合部を設け、
これら係止部と係合部を介して前記プロテクタ本体と前
記クランプとを着脱自在に組み付けたことを特徴とす
る。
【0008】この線条体用プロテクタでは、プロテクタ
本体とクランプを係止部と係合部を介して着脱自在にし
たので、線条体用プロテクタを被取付体に取り付ける時
はクランプを被取付体の取付部に係止することにより容
易に取り付けられ、また、メンテナンス等のために線条
体用プロテクタを被取付体から取り外す時はクランプよ
りプロテクタ本体を離脱させて分離することにより容易
に取り外される。これにより、プロテクタ本体がクラン
プを介して被取付体に簡単に取り付け、取り外しされる
ため、被取付体への線条体用プロテクタの取り付け作業
性及び取り外し作業性が良くなると共に、メンテナンス
性が良い。
本体とクランプを係止部と係合部を介して着脱自在にし
たので、線条体用プロテクタを被取付体に取り付ける時
はクランプを被取付体の取付部に係止することにより容
易に取り付けられ、また、メンテナンス等のために線条
体用プロテクタを被取付体から取り外す時はクランプよ
りプロテクタ本体を離脱させて分離することにより容易
に取り外される。これにより、プロテクタ本体がクラン
プを介して被取付体に簡単に取り付け、取り外しされる
ため、被取付体への線条体用プロテクタの取り付け作業
性及び取り外し作業性が良くなると共に、メンテナンス
性が良い。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の線条体
用プロテクタであって、前記係止部の中央に凸部を設け
ると共に該係止部の両側に断面L字状で一対の鈎部をそ
れぞれ設ける一方、これら凸部と一対の鈎部に対向する
前記係合部の所定位置に凹部と断面逆L字状で一対の凹
溝部をそれぞれ設けたことを特徴とする。
用プロテクタであって、前記係止部の中央に凸部を設け
ると共に該係止部の両側に断面L字状で一対の鈎部をそ
れぞれ設ける一方、これら凸部と一対の鈎部に対向する
前記係合部の所定位置に凹部と断面逆L字状で一対の凹
溝部をそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0010】この線条体用プロテクタでは、係止部の凸
部と一対の鈎部を、係合部の凹部と一対の凹溝部にそれ
ぞれ係止・離脱自在にしたので、プロテクタ本体とクラ
ンプとが簡単かつ確実に組み付けられ、また、クランプ
からプロテクタ本体を取り外す時も簡単に取り外され、
クランプが破損することがない。
部と一対の鈎部を、係合部の凹部と一対の凹溝部にそれ
ぞれ係止・離脱自在にしたので、プロテクタ本体とクラ
ンプとが簡単かつ確実に組み付けられ、また、クランプ
からプロテクタ本体を取り外す時も簡単に取り外され、
クランプが破損することがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態の線条体用プロ
テクタの組み付け前の状態を示す斜視図、図2は同線条
体用プロテクタの斜視図、図3は同線条体用プロテクタ
を車輌パネルに取り付けた状態を一部断面で示す側面
図、図4は同線条体用プロテクタのプロテクタ本体を車
輌パネルに取り付けられたクランプから取り外した状態
を一部断面で示す側面図である。
テクタの組み付け前の状態を示す斜視図、図2は同線条
体用プロテクタの斜視図、図3は同線条体用プロテクタ
を車輌パネルに取り付けた状態を一部断面で示す側面
図、図4は同線条体用プロテクタのプロテクタ本体を車
輌パネルに取り付けられたクランプから取り外した状態
を一部断面で示す側面図である。
【0013】図1〜図4に示すように、線条体用プロテ
クタ10は、保護するワイヤハーネス(線条体)7の長
手方向に延びる底壁12と該底壁12の両側より垂直に
起立した両側壁13,13とから成る断面コ字状で合成
樹脂製のプロテクタ本体11と、このプロテクタ本体1
1の一方の側壁13の略中央に着脱自在に組み付けら
れ、車輌パネル(被取付体)8の矩形の取付孔(取付
部)9に着脱自在に取り付けられる合成樹脂製でスルー
構造のクランプ20とで構成されていて、プロテクタ本
体11の底壁12と両側壁13,13との間にワイヤハ
ーネス7を収容して保護するようになっている。
クタ10は、保護するワイヤハーネス(線条体)7の長
手方向に延びる底壁12と該底壁12の両側より垂直に
起立した両側壁13,13とから成る断面コ字状で合成
樹脂製のプロテクタ本体11と、このプロテクタ本体1
1の一方の側壁13の略中央に着脱自在に組み付けら
れ、車輌パネル(被取付体)8の矩形の取付孔(取付
部)9に着脱自在に取り付けられる合成樹脂製でスルー
構造のクランプ20とで構成されていて、プロテクタ本
体11の底壁12と両側壁13,13との間にワイヤハ
ーネス7を収容して保護するようになっている。
【0014】プロテクタ本体11の一方の側壁13の外
面の略中央には、平面ヨ字形の係止部14を一体突出形
成してある。即ち、この係止部14の中央には棒状の凸
部14aを一体突出形成してあると共に、該係止部14
の両側には断面L字状になって相対向する一対の鈎部1
4b,14bをそれぞれ一体突出形成してある。
面の略中央には、平面ヨ字形の係止部14を一体突出形
成してある。即ち、この係止部14の中央には棒状の凸
部14aを一体突出形成してあると共に、該係止部14
の両側には断面L字状になって相対向する一対の鈎部1
4b,14bをそれぞれ一体突出形成してある。
【0015】クランプ20は、プロテクタ本体11の係
止部14に係止・離脱自在にされた係合部21と、この
係合部21の中央より外側に垂直に延びるように一体突
出形成された軸部22と、この軸部22の先端に一体突
出形成された逆略V字状で一対の可撓性係止腕23,2
3とを備えていて、該各可撓性係止腕23に一体形成さ
れた係止段部23aが車輌パネル8の矩形の取付孔9の
周縁に係止されるようになっている。
止部14に係止・離脱自在にされた係合部21と、この
係合部21の中央より外側に垂直に延びるように一体突
出形成された軸部22と、この軸部22の先端に一体突
出形成された逆略V字状で一対の可撓性係止腕23,2
3とを備えていて、該各可撓性係止腕23に一体形成さ
れた係止段部23aが車輌パネル8の矩形の取付孔9の
周縁に係止されるようになっている。
【0016】また、係合部21の上記係止部14の凸部
14aと一対の鈎部14b,14bに対向する所定位置
には、該凸部14aと一対の鈎部14b,14bをプロ
テクタ本体11の長手方向と直交する方向にスライド自
在に所定量だけ嵌め込む穴状の凹部21aと断面逆L字
状で一対の凹溝部21b,21bをそれぞれ一体形成し
てある。
14aと一対の鈎部14b,14bに対向する所定位置
には、該凸部14aと一対の鈎部14b,14bをプロ
テクタ本体11の長手方向と直交する方向にスライド自
在に所定量だけ嵌め込む穴状の凹部21aと断面逆L字
状で一対の凹溝部21b,21bをそれぞれ一体形成し
てある。
【0017】以上実施形態の線条体用プロテクタ10に
よれば、図1,図2に示すように、プロテクタ本体11
の係止部14の凸部14aと一対の鈎部14b,14b
にクランプ20の係合部21の穴状の凹部21aと一対
の凹溝部21b,21bを嵌め込んで係止することによ
り、プロテクタ本体11にクランプ20を簡単に組み付
けることができる。このようにして組み付けられた線条
体用プロテクタ10を車輌パネル8に取り付ける時は、
図3に示すように、クランプ20の一対の可撓性係止腕
23,23を該車輌パネル8の取付孔9に挿入して係止
させる。
よれば、図1,図2に示すように、プロテクタ本体11
の係止部14の凸部14aと一対の鈎部14b,14b
にクランプ20の係合部21の穴状の凹部21aと一対
の凹溝部21b,21bを嵌め込んで係止することによ
り、プロテクタ本体11にクランプ20を簡単に組み付
けることができる。このようにして組み付けられた線条
体用プロテクタ10を車輌パネル8に取り付ける時は、
図3に示すように、クランプ20の一対の可撓性係止腕
23,23を該車輌パネル8の取付孔9に挿入して係止
させる。
【0018】また、メンテナンス等のために、線条体用
プロテクタ10を車輌パネル8から取り外す時は、図4
に示すように、クランプ20からプロテクタ本体11を
分離することにより行う。このとき、クランプ20の一
対の可撓性係止腕23,23は車輌パネル8の取付孔9
の周縁に係止されて固定されているので、車輌パネル8
からプロテクタ本体11を取り外す際に、クランプ20
の一対の可撓性係止腕23,23が破損することがな
い。
プロテクタ10を車輌パネル8から取り外す時は、図4
に示すように、クランプ20からプロテクタ本体11を
分離することにより行う。このとき、クランプ20の一
対の可撓性係止腕23,23は車輌パネル8の取付孔9
の周縁に係止されて固定されているので、車輌パネル8
からプロテクタ本体11を取り外す際に、クランプ20
の一対の可撓性係止腕23,23が破損することがな
い。
【0019】このように、線条体用プロテクタ10を構
成するプロテクタ本体11の係止部14とクランプ20
の係合部21を着脱自在にしたので、線条体用プロテク
タ10を車輌パネル8に取り付ける時はクランプ20の
一対の可撓性係止腕23,23を車輌パネル8の取付孔
9の周縁に係止することにより簡単に取り付けることが
でき、また、メンテナンス等のために線条体用プロテク
タ10を車輌パネル8から取り外す時はクランプ20よ
りプロテクタ本体11を離脱させて分離することにより
簡単に取り外すことができる。これにより、プロテクタ
本体11をクランプ20を介して車輌パネル8に簡単に
取り付け、取り外しすることができるため、車輌パネル
8への線条体用プロテクタ10の取り付け作業性及び取
り外し作業性をより一段と向上させることができると共
に、メンテナンス性をより一段と向上させることができ
る。
成するプロテクタ本体11の係止部14とクランプ20
の係合部21を着脱自在にしたので、線条体用プロテク
タ10を車輌パネル8に取り付ける時はクランプ20の
一対の可撓性係止腕23,23を車輌パネル8の取付孔
9の周縁に係止することにより簡単に取り付けることが
でき、また、メンテナンス等のために線条体用プロテク
タ10を車輌パネル8から取り外す時はクランプ20よ
りプロテクタ本体11を離脱させて分離することにより
簡単に取り外すことができる。これにより、プロテクタ
本体11をクランプ20を介して車輌パネル8に簡単に
取り付け、取り外しすることができるため、車輌パネル
8への線条体用プロテクタ10の取り付け作業性及び取
り外し作業性をより一段と向上させることができると共
に、メンテナンス性をより一段と向上させることができ
る。
【0020】さらに、プロテクタ本体11の係止部14
の凸部14aと一対の鈎部14b,14bを、クランプ
20の係合部21の凹部21aと一対の凹溝部21b,
21bにそれぞれ係止・離脱自在にしたので、プロテク
タ本体11とクランプ20とを簡単かつ確実に組み付け
ることができ、また、クランプ20からプロテクタ本体
11を取り外す時も簡単に取り外すことができて、クラ
ンプ20の一対の可撓性係止腕23,23の破損を確実
に防止することができる。
の凸部14aと一対の鈎部14b,14bを、クランプ
20の係合部21の凹部21aと一対の凹溝部21b,
21bにそれぞれ係止・離脱自在にしたので、プロテク
タ本体11とクランプ20とを簡単かつ確実に組み付け
ることができ、また、クランプ20からプロテクタ本体
11を取り外す時も簡単に取り外すことができて、クラ
ンプ20の一対の可撓性係止腕23,23の破損を確実
に防止することができる。
【0021】尚、前記実施形態によれば、被取付体は車
輌パネルに限らず、また、クランプが係止される取付部
は矩形の取付孔に限らず、穴状の取付凹部でもよい。さ
らに、線条体としてワイヤハーネスを用いた場合につい
て説明したが、線条体は電線束のワイヤハーネスに限ら
ず、光ファイバケーブル束等でもよい。さらにまた、プ
ロテクタ本体側に係止部を設けると共に、クランプ側に
係合部を設けたが、プロテクタ本体側に係合部を設ける
と共に、クランプ側に係止部を設けてもよい。
輌パネルに限らず、また、クランプが係止される取付部
は矩形の取付孔に限らず、穴状の取付凹部でもよい。さ
らに、線条体としてワイヤハーネスを用いた場合につい
て説明したが、線条体は電線束のワイヤハーネスに限ら
ず、光ファイバケーブル束等でもよい。さらにまた、プ
ロテクタ本体側に係止部を設けると共に、クランプ側に
係合部を設けたが、プロテクタ本体側に係合部を設ける
と共に、クランプ側に係止部を設けてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、線条体用プロテクタを構成するプロテクタ本体
とクランプをそれらのいずれか一方に設けられた係止部
と他方に設けられた係合部を介して着脱自在にしたの
で、線条体用プロテクタを被取付体に取り付ける時はク
ランプを被取付体の取付部に係止することにより簡単に
取り付けることができ、また、メンテナンス等のために
線条体用プロテクタを被取付体より取り外す時はクラン
プよりプロテクタ本体を離脱させて分離することにより
簡単に取り外すことができる。これにより、プロテクタ
本体をクランプを介して被取付体に簡単に取り付け、取
り外しすることができるため、被取付体への線条体用プ
ロテクタの取り付け作業性及び取り外し作業性をより一
段と向上させることができると共に、メンテナンス性を
より一段と向上させることができる。
よれば、線条体用プロテクタを構成するプロテクタ本体
とクランプをそれらのいずれか一方に設けられた係止部
と他方に設けられた係合部を介して着脱自在にしたの
で、線条体用プロテクタを被取付体に取り付ける時はク
ランプを被取付体の取付部に係止することにより簡単に
取り付けることができ、また、メンテナンス等のために
線条体用プロテクタを被取付体より取り外す時はクラン
プよりプロテクタ本体を離脱させて分離することにより
簡単に取り外すことができる。これにより、プロテクタ
本体をクランプを介して被取付体に簡単に取り付け、取
り外しすることができるため、被取付体への線条体用プ
ロテクタの取り付け作業性及び取り外し作業性をより一
段と向上させることができると共に、メンテナンス性を
より一段と向上させることができる。
【0023】請求項2の発明によれば、係止部に設けら
れた凸部と一対の鈎部を、係合部に設けられた凹部と一
対の凹溝部にそれぞれ係止・離脱自在にしたので、プロ
テクタ本体とクランプとを簡単かつ確実に組み付けるこ
とができ、また、クランプからプロテクタ本体を取り外
す時も簡単に取り外すことができてクランプの破損を確
実に防止することができる。
れた凸部と一対の鈎部を、係合部に設けられた凹部と一
対の凹溝部にそれぞれ係止・離脱自在にしたので、プロ
テクタ本体とクランプとを簡単かつ確実に組み付けるこ
とができ、また、クランプからプロテクタ本体を取り外
す時も簡単に取り外すことができてクランプの破損を確
実に防止することができる。
【図1】本発明の一実施形態の線条体用プロテクタの組
み付け前の状態を示す斜視図である。
み付け前の状態を示す斜視図である。
【図2】上記線条体用プロテクタの斜視図である。
【図3】上記線条体用プロテクタを車輌パネルに取り付
けた状態を一部断面で示す側面図である。
けた状態を一部断面で示す側面図である。
【図4】上記線条体用プロテクタのプロテクタ本体を車
輌パネルに取り付けられたクランプから取り外した状態
を一部断面で示す側面図である。
輌パネルに取り付けられたクランプから取り外した状態
を一部断面で示す側面図である。
【図5】従来例の線条体用プロテクタを車輌パネルに取
り付けた状態を一部断面で示す側面図である。
り付けた状態を一部断面で示す側面図である。
【図6】上記従来例の線条体用プロテクタを車輌パネル
から取り外した状態を一部断面で示す側面図である。
から取り外した状態を一部断面で示す側面図である。
7 ワイヤハーネス(線条体) 8 車輌パネル(被取付体) 9 取付孔(取付部) 10 線条体用プロテクタ 11 プロテクタ本体 14 係止部 14a 凸部 14b,14b 一対の鈎部 20 クランプ 21 係合部 21a 凹部 21b,21b 一対の凹溝部
Claims (2)
- 【請求項1】 線条体を収容するプロテクタ本体と、こ
のプロテクタ本体を被取付体の取付部に着脱自在に取り
付けるクランプとを備えた線条体用プロテクタにおい
て、 前記プロテクタ本体と前記クランプのいずれか一方に係
止部を設けると共に、他方に該係止部と係止・離脱自在
の係合部を設け、これら係止部と係合部を介して前記プ
ロテクタ本体と前記クランプとを着脱自在に組み付けた
ことを特徴とする線条体用プロテクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載の線条体用プロテクタであ
って、 前記係止部の中央に凸部を設けると共に該係止部の両側
に断面L字状で一対の鈎部をそれぞれ設ける一方、これ
ら凸部と一対の鈎部に対向する前記係合部の所定位置に
凹部と断面逆L字状で一対の凹溝部をそれぞれ設けたこ
とを特徴とする線条体用プロテクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10318070A JP2000152468A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 線条体用プロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10318070A JP2000152468A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 線条体用プロテクタ |
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
JP2019013138A (ja) * | 2017-05-11 | 2019-01-24 | ヘラーマンタイトン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングHellermannTyton GmbH | ケーブルチャネルモジュール、ケーブルチャネルモジュールのモジュール式アセンブリ、および、モジュール式アセンブリを組み立てる方法 |
JP2020115708A (ja) * | 2019-01-17 | 2020-07-30 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス |
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-
1998
- 1998-11-09 JP JP10318070A patent/JP2000152468A/ja active Pending
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CN111845588B (zh) * | 2019-04-25 | 2024-01-30 | 矢崎总业株式会社 | 安装结构、线束以及支承部件 |
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