JP2000028917A5 - 光情報記録媒体の記録再生用光ピックアップ装置 - Google Patents

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は光源から出射した光束を集光光学系で情報記録面に集光させ、光情報記録媒体上に情報を記録再生する光情報記録媒体の記録再生方法、該方法を実施するための光ピックアップ装置に関する。

【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明の光ピックアップ装置は、波長λ1の光束を出射する第１光源と、波長λ2(ただしλ2≠λ1)の光束を出射する第２光源と、集光光学系とを有し、第１光情報記録媒体に対して、前記波長λ1の光束を前記集光光学系で透明基板を介して情報記録面に集光させ、情報記録面上に情報を記録再生し、前記第１情報記録媒体とは異なる第２光情報記録媒体に対して、前記波長λ2の光束を前記集光光学系で透明基板を介して情報記録面に集光させ、情報記録面上に情報を記録再生する光ピックアップ装置において、前記第１情報記録媒体の記録再生の際には、前記集光光学系で回折された光束によりピームスポットを形成し、前記第２情報記録媒体の記録再生の際には、前記集光光学系で前記第１情報記録媒体の記録再生時とは異なる次数で回折された光束によりビームスポットを形成することを特徴とする。
また、本発明の光ピックアップ装置は、前記第１情報記録媒体が、透明基板の厚さがt1であり、前記第２情報記録媒体が、透明基板の厚さがt2(ただしt2≠t1)であることを特徴とする。

本発明の光ピックアップ装置は、前記集光光学系を構成する少なくとも１つの光学面は、ホログラムを有する光学面で構成し、前記第１情報記録媒体の記録再生の際には、前記ホログラムで回折された光束によりビームスポットを形成し、前記第２情報記録媒体の記録再生の際には、前記ホログラムで前記第１情報記録媒体の記録再生時とは異なる次数で回折された光束によりピームスポットを形成することを特徴とする。
また、本発明の光ピックアップ装置は、前記集光光学系を構成する前記少なくとも１つの光学面が、第１分割面と、該第１分割面とは光学特性の異なる第２分割面とに分割された光学面を有し、前記第２分割面に前記ホログラムを有することを特徴とする。
更に、本発明の光ピックアップ装置は、前記第１分割面が、前記第２分割面の外側に形成されていること、また、前記第２分割面は、前記第１分割面の外側に形成されていることを特徴とする。

Claims (6)

1. 波長λ 1 の光束を出射する第１光源と、
   波長λ 2( ただしλ 2 ≠λ 1) の光束を出射する第２光源と、
   集光光学系とを有し、
   第１光情報記録媒体に対して、前記波長λ 1 の光束を前記集光光学系で透明基板を介して情報記録面に集光させ、情報記録面上に情報を記録再生し、
   前記第１情報記録媒体とは異なる第２光情報記録媒体に対して、前記波長λ 2 の光束を前記集光光学系で透明基板を介して情報記録面に集光させ、情報記録面上に情報を記録再生する光ピックアップ装置において、
   前記第１情報記録媒体の記録再生の際には、前記集光光学系で回折された光束によりピームスポットを形成し、
   前記第２情報記録媒体の記録再生の際には、前記集光光学系で前記第１情報記録媒体の記録再生時とは異なる次数で回折された光束によりビームスポットを形成することを特徴とする光ピックアップ装置。
2. 前記第１情報記録媒体は、透明基板の厚さが t1 であり、
   前記第２情報記録媒体は、透明基板の厚さが t2( ただし t2 ≠ t1) であることを特徴とする請求項 1 記載の光ピックアップ装置。
3. 前記集光光学系を構成する少なくとも１つの光学面は、ホログラムを有する光学面で構成し、
   前記第１情報記録媒体の記録再生の際には、前記ホログラムで回折された光束によりビームスポットを形成し、
   前記第２情報記録媒体の記録再生の際には、前記ホログラムで前記第１情報記録媒体の記録再生時とは異なる次数で回折された光束によりピームスポットを形成することを特徴とする請求項１または２記載の光ピックアップ装置。
4. 前記集光光学系を構成する前記少なくとも１つの光学面は、第１分割面と、該第１分割面とは光学特性の異なる第２分割面とに分割された光学面を有し、
   前記第２分割面に前記ホログラムを有することを特徴とする請求項３記載の光ピックアップ装置。
5. 前記第１分割面は、前記第２分割面の外側に形成されていることを特徴とする請求項４記載の光ピックアップ装置。
6. 前記第２分割面は、前記第１分割面の外側に形成されていることを特徴とする請求項４記載の光ピックアップ装置。