JP2000007347A - 溶融ガラスの減圧脱泡方法 - Google Patents
溶融ガラスの減圧脱泡方法Info
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Abstract
時間に消失または減少させることにより、脱泡効率の向
上、および減圧脱泡装置の小型化を図る。 【解決手段】溶融ガラスを所定の減圧条件下で脱泡処理
を行うに際し、溶融ガラスに生成した泡層の表面に対
し、アルミニウム、チタン、珪素、亜鉛、マグネシウ
ム、鉄、クロム、コバルト、セリウムおよびカルシウム
からなる群より選択される1以上の金属化合物を供給す
る。
Description
る溶融ガラスから気泡を除去する、溶融ガラスの減圧脱
泡方法の技術分野に属する。
を向上させるために、溶融炉で溶融した溶融ガラスを成
形装置で成形する前に溶融ガラス内に発生した気泡を除
去する減圧脱泡装置が用いられている。このような従来
の減圧脱泡装置を図2に示す。図2に示す減圧脱泡装置
100は、溶解槽112中の溶融ガラスGを減圧脱泡処
理して、次の処理槽に連続的に供給するプロセスに用い
られるものであって、真空吸引されている。減圧ハウジ
ング102内に水平に減圧脱泡槽104が収納配置さ
れ、その両端に垂直に取り付けられる上昇管106およ
び下降管108が収納配置されている。
し、脱泡処理前の溶融ガラスGを溶解槽112から上昇
させて減圧脱泡槽104に導入する。下降管108は、
減圧脱泡槽104に連通し、脱泡処理後の溶融ガラスG
を減圧脱泡槽104から下降させて次の処理槽(図示せ
ず)に導出する。そして、減圧ハウジング102内にお
いて、減圧脱泡槽104、上昇管106および下降管1
08の周囲には、これらを断熱被覆する断熱用レンガな
どの断熱材110が配設されている。なお、減圧ハウジ
ング102は、金属製、例えばステンレス製であり、外
部から真空ポンプ(図示せず)等によって真空吸引さ
れ、内部が減圧され、内設される減圧脱泡槽104内を
所定の減圧、例えば1/20〜1/3気圧の減圧状態に
維持する。
温、例えば1200〜1400℃の温度の溶融ガラスG
を処理するように構成されているので、本出願人の出願
に係る特開平2−221129号公報に開示しているよ
うに、減圧脱泡槽104、上昇管106および下降管1
08などのように溶融ガラスGと直接接触する部分は、
通常白金または白金ロジウムのような白金合金などの貴
金属製円管で構成されている。ここで、これらを白金合
金などの貴金属製円管で構成するのは、溶融ガラスGが
高温であるばかりでなく、貴金属が溶融ガラスとの高温
反応性が低く、溶融ガラスとの反応による不均質化を生
じさせることがなく、高温での強度がある程度確保でき
るからである。特に、減圧脱泡槽104を貴金属製円管
で構成するのは、上記理由に加え、貴金属製円管自体に
電流を流して自己発熱させ、円筒内の溶融ガラスGを均
一に加熱し、溶融ガラスGの温度を所定の温度に保持す
るためである。
成すると、高温強度の点から円管とするのがよいが、白
金などの貴金属は高価であるため、肉厚を大きくできな
いため、コストおよび強度の両方の点から円管の直径に
は限界があり、あまり大きくできず、減圧脱泡槽104
で脱泡処理できる溶融ガラスGの流量にも限界があり、
大流量の減圧脱泡装置を構築できないという問題があっ
た。もちろん、円管状減圧脱泡槽104の全長を長くし
て流速を速くすることにより、脱泡処理量を増加させる
ことも考えられるが、処理量に比して、また溶解槽や成
形処理槽などに比べて、装置が長大化してしまうという
問題もあった。このため、減圧脱泡装置100における
溶融ガラスGの脱泡処理量(流量)を大きくできないと
いう問題もあった。
応させることによって得られるので、溶解の点では、溶
解槽112の温度は高い方が好ましく、また、減圧脱泡
の点では溶融ガラスの粘度は低く、従って温度は高い方
が好ましい。しかしながら、高温強度の点から減圧脱泡
槽104などに貴金属合金を用いる必要がある一方で、
貴金属は高価なものであり、コストの点から円管の厚み
をあまり厚くできないため、白金などの貴金属を用いる
と、減圧脱泡装置100の入口での溶融ガラスGの温度
は、上述した所定温度(1200〜1400℃)に制限
されてしまっていた。
問題に対し、減圧脱泡槽104、上昇管106および下
降管108を貴金属合金よりも安価な耐火物レンガで構
成し、貴金属合金の場合と同様に溶融ガラスを連続的に
減圧脱泡処理することができれば、白金などの貴金属合
金を用いる場合に比べて、コストの点から使用量を制限
したり、それに伴う強度低下の点から大きさを制限した
りする必要性はなくなり、装置設計の自由度が飛躍的に
向上することから、大流量の減圧脱泡装置の構築が可能
になるとともに、より高温での減圧脱泡処理も可能にな
るものと考えられる。
伴い、効率的な脱泡処理をいかにして行うかが問題とな
る。また、大流量の減圧脱泡装置であっても、可能な限
り小型化されているのが、スペースおよびコスト等の点
から好ましいのはもちろんである。
であり、連続的に供給される溶融ガラスから気泡を除去
する、溶融ガラスの減圧脱泡方法において、泡層の生成
を抑制し、または生成した泡層を短時間に消失または減
少させることにより、脱泡効率の向上、ひいては減圧脱
泡装置の小型化を図ることを課題とする。
に、本発明は、溶融ガラスを減圧脱泡槽に導入して、所
定の減圧条件下で脱泡処理を行った後、前記溶融ガラス
を次工程に導出する減圧脱泡方法であって、前記脱泡処
理時に、前記溶融ガラスに生成する泡層の表面に対し、
アルミニウム、チタン、珪素、亜鉛、マグネシウム、
鉄、クロム、コバルト、セリウムおよびカルシウムから
なる群より選択される少なくとも1以上の金属を含有す
る金属化合物を前記減圧脱泡槽の外部から供給すること
により、前記泡層を薄化または消滅させることを特徴と
する溶融ガラスの減圧脱泡方法を提供する。
に金属もしくは金属酸化物の微粉末、または溶融金属も
しくは溶融金属化合物の微粒滴になるものであれば、供
給時の状態はどのようなものであってもよいが、たとえ
ば溶液、スラリー、粉末または有機金属のガスの状態で
供給されるのが好ましい。また、前記金属化合物を燃料
中に混合し、これらを燃焼用の空気または酸素とともに
燃焼し、生じた燃焼排ガス中に含まれる前記金属化合物
を前記泡層に供給することも可能である。また、前記金
属化合物を燃焼用の空気または酸素中に混入し、これら
燃焼用気体とともに燃料を燃焼し、生じた燃焼排ガス中
に含まれる前記金属化合物を前記泡層に供給することも
可能である。また、前記金属化合物の微粉末を空気中に
混入し、前記泡層に直接供給することも可能である。
ウム化合物、有機チタン化合物、有機珪素化合物、有機
亜鉛化合物、有機マグネシウム化合物、有機鉄化合物、
有機クロム化合物、有機コバルト化合物、有機セリウム
化合物および有機カルシウム化合物からなる群より選択
される少なくとも1以上を水または有機溶媒に溶解した
溶液として供給されるのが好ましい。また、前記金属化
合物は、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化珪素、酸
化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化鉄、酸化クロム、酸化
コバルトおよび酸化セリウムからなる群より選択される
少なくとも1以上の粉末を水または有機溶媒に懸濁した
スラリー液として供給されるのが好ましい。
チタン、珪素、亜鉛、マグネシウム、鉄、クロム、コバ
ルトおよびカルシウムからなる群より選択される少なく
とも1以上の水酸化物、硫酸塩、硝酸塩および/または
塩化物を水または有機溶媒に溶解した溶液として供給さ
れるのが好ましい。また、前記金属化合物は、四塩化チ
タンまたは四塩化珪素であり、ガスの状態で前記泡層に
供給されるものであってもよい。なお、前記脱泡処理
は、耐火物で形成された減圧脱泡槽内で行われるのが好
ましい。
脱泡方法について、添付の図面に示される好適実施例を
もとに詳細に説明する。
た減圧脱泡装置の一例の概略断面図を示す。図1に示す
ように、減圧脱泡装置10は、溶解槽20内の溶融ガラ
スGを減圧脱泡処理して、図示しない次の処理槽、例え
ば、フロートバスなどの板状の成形処理槽や瓶などの成
形作業槽などに連続的に供給するプロセスに用いられる
もので、基本的に、減圧ハウジング12、減圧脱泡槽1
4、上昇管16および下降管18を有する。減圧ハウジ
ング12は、減圧脱泡槽14の気密性を確保するための
ものであり、略門型に形成される。この減圧ハウジング
12は、減圧脱泡槽14に必要とされる気密性および強
度を有するものであれば、その材質、構造は特に限定さ
れるものではないが、金属製、特にステンレス製とする
のが好ましい。このような減圧ハウジング12は、外部
から真空ポンプ(図示せず)等によって真空吸引され、
内部が減圧され、内設される減圧脱泡槽14内を所定の
減圧、例えば1/20〜1/3気圧の減圧状態に維持す
るように構成される。
槽14が設けられる。減圧脱泡槽14は、図1中左下側
において上昇管16の上端に連通し、右下側において下
降管18の上端に連通し、その左上側および右上側に、
減圧脱泡槽14内を所定の減圧状態(設定減圧条件)に
維持するための吸引口14a,14bを有している。減
圧脱泡槽14内においては、上昇管16から導入された
溶融ガラスGが図中右側に向かって流れ、下降管18に
導出されるが、減圧脱泡槽14の上部には溶融ガラスG
中の気泡を浮上させて破泡させるための上部空間14s
が設けられる。さらに、減圧脱泡槽14内には溶融ガラ
スG中を浮上してきた気泡に富む表層部分(泡層)を堰
止め、破泡を促進するとともに、下流への気泡の流出を
低減し、もしくは防止するために、溶融ガラスG中にそ
の一部が浸漬され、その余が上部空間14sに突出する
バリヤ34a,34bが配設されるのが好ましい。な
お、上昇管16および下降管18はそれぞれ減圧ハウジ
ング12の脚部12a,12b内に配設されている。
いては、減圧脱泡槽14、上昇管16および下降管18
の材質は特に限定されず、白金または白金ロジウム、白
金パラジウム等の白金合金などの貴金属合金や、耐火
物、特に電鋳耐火物や緻密質焼成耐火物などが挙げられ
るが、中でも電鋳耐火物を用いるのが好ましい。すなわ
ち、減圧脱泡装置10における溶融ガラスGと直接接触
する主要部分を電鋳耐火物で形成することにより、従来
から用いられてきた貴金属合金製のものよりも、コスト
が大幅に低減し、従って自由な形状で、かつ、自由な寸
法に設計することが可能となることから、減圧脱泡装置
10の大容量化が実現するとともに、より高温での減圧
脱泡処理も行えるようになるからである。
び下降管18の形状は少なくとも筒状であれば特に限定
されず、例えば、その断面形状は円状のみならず矩形状
であってもよい。電鋳耐火物を用いて減圧脱泡槽14、
上昇管16および下降管18を構築する方法は、特に制
限的ではなく、例えば小さい直方体の電鋳レンガを互い
違いに3次元的に、すなわちつなぎ目地構造に積み上
げ、その間の目地の部分を目地材で埋めて、所定長の筒
状管を形成してもよいし、円筒状もしくは角筒状に鋳込
み成形した筒状の電鋳レンガを一列に積み重ねて、その
間の目地の部分を目地材で埋め、所定長の筒状管を形成
してもよい。
も、上昇管16の下端であって、上流ピット20内の溶
融ガラスGに浸漬させる部分や、下降管18の下端であ
って下流ピット24内の溶融ガラスGに浸漬させる部分
については、特に溶融ガラスGと大気との界面が存在す
ることから、この界面近傍においては反応性に富み、特
に電鋳耐火物では界面部分や目地部分の劣化が進行しや
すい。従って、上昇管16の下端部および下降管18の
下端部は、図1に示されるように、白金または白金合金
で作製することも可能である。
した後、所定形状に鋳込み成形したものであれば特に限
定されず、従来公知の各種の電鋳耐火物を使用すればよ
い。中でも、耐蝕性が高く、素地からの発泡も少ない点
で、アルミナ系電鋳耐火物、ジルコニア系電鋳耐火物、
AZS(Al2 O3 −ZrO2 −SiO2 )系電鋳耐火
物等が好適に例示され、具体的には、マースナイト(M
B−G)、ZB−X950、ジルコナイト(ZB)(い
ずれも旭硝子(株)製)等が挙げられる。
泡槽14を被覆する断熱用の耐火レンガ32(以下、断
熱レンガ32とする)が配設され、上昇管16および下
降管18の周囲にもそれぞれを被覆する断熱レンガ32
が配設される。断熱レンガ32としては、公知の種々の
レンガを使用すればよく、特に限定されない。このよう
に配設された断熱レンガ32は、その外側が減圧ハウジ
ング12に覆われることにより減圧ハウジング12内に
収容される。なお、減圧ハウジング12の外壁面の温度
は、断熱レンガ32によってできるだけ減圧ハウジング
12に伝達される熱を遮断して、できるだけ低温、例え
ば100℃程にするのが好ましい。
下降管18の周囲には、必要に応じて、断熱レンガ32
とともに、加熱ヒータを設けて加熱可能な構成としても
よいし、冷却水を通過可能にして冷却可能な構成として
もよい。
管および下降管を電鋳耐火物で構成して、大流量化した
場合には、溶融ガラスの流量の増大に伴い、効率的な脱
泡処理をいかにして行うかが問題となる。また、大流量
の減圧脱泡装置であっても、可能な限り小型化されてい
るのが、スペースおよびコスト等の点から好ましいのは
もちろんである。
て、所定の減圧条件下で脱泡処理を行った後、溶融ガラ
スGを次工程に導出する減圧脱泡方法であって、脱泡処
理時に、前記溶融ガラスに生成する泡層の表面に対し、
アルミニウム、チタン、珪素、亜鉛、マグネシウム、
鉄、クロム、コバルト、セリウムおよびカルシウムから
なる群より選択される少なくとも1以上の金属を含有す
る金属化合物を供給し、例えば滴下したり、噴霧したり
して供給し、前記泡層を薄化または消滅させることによ
り、上記問題を解決したものである。
脱泡槽14に供給装置36を設け、この供給装置36に
より、所定の金属化合物を噴霧する構成とすればよい。
供給装置36は、上述の所定の金属化合物を、消泡剤と
して直接的にまたは間接的に泡層に、例えば滴下し、ま
たは噴霧することによって供給し、到達させるためのも
のであり、減圧脱泡槽14内に設けられる。図示例の供
給装置36は、溶液、スラリー、粉末またはガスの状態
で金属化合物を直接滴下もしくは噴霧するタイプのもの
であり、その先端が減圧脱泡槽14内に向けて挿入され
る開口部、例えばSUS管、あるいはスプレーノズルを
介し、泡層に向けて直接金属化合物を滴下もしくは噴霧
などによって供給するように構成されるが、本発明はこ
れに限定されず、従来公知の種々の供給装置が使用可能
である。
は、特に限定されないが、図示例のように、減圧脱泡層
内にバリヤ34aおよび34bが設けられる場合には、
それぞれのバリヤ34aおよび34bに対応して設け、
バリヤ30aおよび30bによって堰止められた泡層に
滴下もしくは噴霧して供給する構成とすれば、スプレー
ノズルを多数本設置することなく、大部分の泡層に金属
化合物を到達させることができるので、より一層効率的
に泡層の薄化または消滅を行うことが可能となり好まし
い。
記図示例のように、金属化合物を泡層に直接供給する方
法に限定されず、金属化合物を燃料中に混合し、燃焼バ
ーナにより燃料を燃焼しつつ、泡層に噴霧して供給する
方法を採用してもよい。例えば、図1に示す減圧脱泡装
置において、スプレーノズルの代わりに燃焼バーナを供
給装置36として設ける一方、金属化合物を低沸点石油
類、例えばガソリン、あるいは炭化水素系ガス、例えば
天然ガスなど、不完全燃焼をし難い燃料中に溶解もしく
は懸濁させ、空気または酸素中で燃焼させてその燃焼排
ガスをバーナーより噴霧して泡層に到達させる構成とす
ればよい。
噴霧または混入(滴下)し、燃焼バーナにより燃料を燃
焼用二次空気と共に燃焼しつつ、金属化合物を泡層に噴
霧する方法も採用可能である。例えば、図1に示す減圧
脱泡装置において、スプレーノズルの代わりに燃焼バー
ナを供給装置36として設ける一方、この燃焼バーナに
導入される燃焼用二次空気とともに燃焼し、生成した排
ガス中に含まれる金属化合物をハイガスと同時に泡層に
噴霧する構成とすればよい。
続的に行ってもよいし、泡層の量に応じて間欠的に行っ
てもよい。例えば、所定量の金属化合物の供給を行った
後、所定時間供給を停止し、再度供給を行う方法として
もよく、これにより金属化合物の使用量を削減すること
ができる。
ことで、減圧脱泡槽14内における泡層の生成を抑制
し、または生成した泡層を短時間に消失または減少させ
ることができるので、脱泡効率の向上、ひいては減圧脱
泡装置の小型化を図ることができる。また、製品の残存
泡もより一層減少し、さらに品質を向上させるという効
果も得ることができる。
ニウム、チタン、珪素、亜鉛、マグネシウム、鉄、クロ
ム、コバルト、セリウムおよびカルシウムからなる群よ
り選択される少なくとも1以上の金属を含有するもので
あれば特に限定されず、無機化合物、有機化合物を問わ
ず、公知の種々の金属化合物が使用可能である。中で
も、泡層へ到達する際にはできるだけ微細な金属酸化物
粒子の形態である方が消泡効果が大きいことから、有機
金属化合物を使用するのが好ましい。
のものが用いられる。有機チタン化合物としては、テト
ラ−n−ブチルチタネート、テトラ−1−プロピルチタ
ネート、テトラオクチルグリコールチタネート等のチタ
ンエステルおよびその誘導体、ジヒドロキシ・ビス(ラ
クタト)チタン、テトラキス(2−エチルヘキサンジオ
ラト)チタン等のチタンキレートおよびその誘導体、テ
トラステアロキシチタン、ジ−n−ブトキシ・ビス(ト
リエタノールアミナト)チタン等のチタンアシレートお
よびその誘導体が用いられる。
ソシリケート、テトラエチルオルソシリケートおよびテ
トラ−n−プロピルシリケート等、有機アルミニウム化
合物としてアセチルアセトンアルミニウム等が用いられ
る。鉄アセチルアセトネート、クロムアセチルアセトネ
ート、コバルトアセチルアセトネート等の鉄、クロム、
またはコバルトの有機化合物もまた用いられる。これら
の化合物は、水またはエタノール、メタノール、トルエ
ン、イソプロパノール、灯油等の有機溶媒に任意の割合
で溶解した溶液の形で用いられる。なお、これらの有機
金属化合物としては、特開昭49−80120号公報、
同53−121813号公報、同53−121814号
公報および同54−24号等で本出願人が開示した熱反
射ガラスのオンラインコートスプレー薬液の吹き付け後
の排ガスを用いれば、排ガスを有効活用することがで
き、コストも低減できることから好ましい。
温で液体であるが低沸点であって容易に気化しうる化合
物を用いてもよく、この場合は、これら化合物を加熱気
化し搬送気体によって泡層に噴射しあるいは二次空気中
に供給する構成とすればよい。酸化アルミニウム、酸化
チタン、酸化珪素、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化
鉄、酸化クロム、酸化コバルト、酸化セリウムまたは酸
化カルシウムの粉末を用いてもよく、この場合は、これ
らの粉末をそのまま気体で搬送し、あるいは水または有
機溶媒に懸濁し、スラリー状となし、これを供給装置3
6より滴下もしくは噴霧する構成とすればよい。
鉛、マグネシウム、鉄、クロム、コバルトおよびカルシ
ウムからなる群より選択される少なくとも1以上の硫酸
塩、硝酸塩および/または塩化物を水または有機溶媒に
溶解した溶液を用いてもよく、この場合には、これらの
溶液を供給装置36より滴下もしくは噴霧する構成とす
ればよい。このような溶液としては、四塩化珪素、四塩
化チタン、三塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、硝
酸アルミニウム、塩化第二鉄、硫酸マグネシウム、塩化
マグネシウム等の塩化物、硫酸塩、硝酸塩の溶液が好適
に例示される。
噴霧が泡層の消失を招くメカニズムは、必ずしも明確で
はないが、これらの化合物が多数の細かい酸化物の粒子
となり泡層へ到達し、この粒子が泡の表面に付着し、微
粉であるために金属酸化物が付着した泡のガラス組成と
低融点組成物をすみやかに形成し、泡の局所部分の物理
的性質、例えば表面張力と粘度、に不均一を生じて破泡
を助けるものと考えられる。また、金属化合物が泡到達
時に溶融滴になっていれば、一層すみやかに泡を構成す
るガラス組成に溶け込むことができて、泡の物理的性質
に局所的な変化をもたらすことができると考えられる。
融ガラスGを脱泡処理して次の処理炉に連続的に供給す
るプロセス例を以下に示す。まず、図示しない真空ポン
プで減圧ハウジング12内および減圧脱泡槽14内を真
空吸引状態に維持する。この状態で、溶解槽20で溶融
されたガラスGは上流ピット22を通って上昇管16を
介して上昇して減圧脱泡槽14内に導かれる。そこで、
溶融ガラスGは減圧脱泡槽14内で、所定の減圧条件下
において、金属化合物を供給されつつ効率良く脱泡処理
される。そして、脱泡処理された溶融ガラスGは下降管
18を介して下流ピット24に導かれる。
し、本発明をより具体的に説明する。 (実施例1)日産20トンの板ガラス製造用の減圧脱泡
装置(図1と同じ構成のもの)において、内径5mmの
SUS管を泡層直上の覗き窓直下に設置し、タイマーに
より電磁弁を開閉させ、表1に示される組成の溶液を、
配管末端から自由落下させて泡層に直接滴下し、泡層の
減少量を観察した。なお、泡層の観察は、減圧槽の天井
に設けた石英ガラスの覗き窓から、8倍の短距離焦点望
遠鏡を用いた目視で行った。ここで、表中、◎は滴下を
開始した直後から泡層が薄くなり始め、10分後以内に
部分的に鏡面が観察されるに至ったもの、○は泡層の厚
みが薄くなるものの鏡面が観察されるまでに10分を越
したか、または、泡層は薄くなるものの鏡面がほとんど
観察されないもの、△はそれよりも一層泡層の薄化効果
が乏しいものを定性的に示す。液滴の滴下は10分間隔
で平均10cc/回ずつ滴下させた。
るにあたり、軽油に表1に示す有機溶剤に溶解もしくは
懸濁させた金属化合物を混入してから燃焼させ、生じた
高温燃焼排ガスの一部を実施例1と同じ減圧脱泡装置の
泡層上から供給した。結果は表1とほとんど同じであっ
た。
合物混入燃焼排ガスによる結果から、本発明に係る金属
化合物を泡層に供給することにより、減圧脱泡処理の際
の脱泡効率が大幅に向上することが分かる。従って、本
発明の効果は明らかである。
について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定
されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種
の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
よれば、連続的に供給される溶融ガラスから気泡を除去
する、溶融ガラスの減圧脱泡方法において、泡層の生成
を抑制し、または生成した泡層を短時間に消失または減
少させることが可能となる。従って、脱泡効率の向上、
ひいては減圧脱泡装置の小型化を図ることができる。
概略断面図である。
断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】溶融ガラスを減圧脱泡槽に導入して、所定
の減圧条件下で脱泡処理を行った後、前記溶融ガラスを
次工程に導出する減圧脱泡方法であって、前記脱泡処理
時に、前記溶融ガラスに生成する泡層の表面に対し、ア
ルミニウム、チタン、珪素、亜鉛、マグネシウム、鉄、
クロム、コバルト、セリウムおよびカルシウムからなる
群より選択される少なくとも1以上の金属を含有する金
属化合物を前記減圧脱泡槽の外部から供給することによ
り、前記泡層を薄化または消滅させることを特徴とする
溶融ガラスの減圧脱泡方法。 - 【請求項2】前記金属化合物は、溶液、スラリー、粉末
またはガスの状態で供給される請求項1に記載の溶融ガ
ラスの減圧脱泡方法。 - 【請求項3】前記金属化合物は、有機アルミニウム化合
物、有機チタン化合物、有機珪素化合物、有機亜鉛化合
物、有機マグネシウム化合物、有機鉄化合物、有機クロ
ム化合物、有機コバルト化合物、有機セリウム化合物お
よび有機カルシウム化合物からなる群より選択される少
なくとも1以上を水または有機溶媒に溶解した溶液とし
て供給される請求項1または2に記載の溶融ガラスの減
圧脱泡方法。 - 【請求項4】前記金属化合物は、酸化アルミニウム、酸
化チタン、酸化珪素、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸
化鉄、酸化クロム、酸化コバルトおよび酸化セリウムか
らなる群より選択される少なくとも1以上の粉末を水ま
たは有機溶媒に懸濁したスラリー液として供給される請
求項1または2に記載の溶融ガラスの減圧脱泡方法。 - 【請求項5】前記金属化合物は、四塩化チタンまたは四
塩化珪素であり、ガスの状態で前記泡層に供給される請
求項1または2に記載の溶融ガラスの減圧脱泡方法。 - 【請求項6】前記脱泡処理は、耐火物で形成された減圧
脱泡槽内で行われる請求項1〜5のいずれか1項に記載
の溶融ガラスの減圧脱泡方法。
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