JP2000096913A - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents
車両用ドア開閉装置Info
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 description 1
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
- E05F15/60—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
- E05F15/603—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
- E05F15/611—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for swinging wings
- E05F15/63—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for swinging wings operated by swinging arms
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2201/00—Constructional elements; Accessories therefor
- E05Y2201/20—Brakes; Disengaging means; Holders; Stops; Valves; Accessories therefor
- E05Y2201/214—Disengaging means
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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- E05Y2201/00—Constructional elements; Accessories therefor
- E05Y2201/20—Brakes; Disengaging means; Holders; Stops; Valves; Accessories therefor
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- E05Y2800/74—Specific positions
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- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
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- E05Y2900/53—Type of wing
- E05Y2900/548—Trunk lids
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ドアを自動及び手動により開閉可能としなが
ら、装置の小型化を図ることができる車両用ドア開閉装
置を提供する。 【解決手段】開閉アクチュエータは、トランクドアを開
閉すべく回転駆動されるモータをその駆動源に備え、そ
のモータと駆動連結する出力軸14に円弧状のガード1
6cを有する回転プレート16を備えている。クランク
アーム17は、ガード16cの端面16eに係合する連
結部17bを有し、その連結部17bがガード16cの
端面16eに係合してモータの駆動力によりトランクド
アを開閉作動させる。コントローラは、開閉スイッチか
らの開閉指令信号に基づいてモータを制御し、ガード1
6cの端面16eと連結部17bとを係合させてトラン
クドアを開閉作動させ、又、トランクドアの手動閉閉作
動による連結部17bの移動を妨げない位置(ホームポ
ジション位置)にガード16cを配置させる。
ら、装置の小型化を図ることができる車両用ドア開閉装
置を提供する。 【解決手段】開閉アクチュエータは、トランクドアを開
閉すべく回転駆動されるモータをその駆動源に備え、そ
のモータと駆動連結する出力軸14に円弧状のガード1
6cを有する回転プレート16を備えている。クランク
アーム17は、ガード16cの端面16eに係合する連
結部17bを有し、その連結部17bがガード16cの
端面16eに係合してモータの駆動力によりトランクド
アを開閉作動させる。コントローラは、開閉スイッチか
らの開閉指令信号に基づいてモータを制御し、ガード1
6cの端面16eと連結部17bとを係合させてトラン
クドアを開閉作動させ、又、トランクドアの手動閉閉作
動による連結部17bの移動を妨げない位置(ホームポ
ジション位置)にガード16cを配置させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のドアをアク
チュエータで自動開閉する機能を備えた車両用ドア開閉
装置に関するものである。
チュエータで自動開閉する機能を備えた車両用ドア開閉
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のドア、例えばトランクドアは、車
体に対してヒンジにて開閉可能に支持されている。この
ようなヒンジには、特開平1−163386号公報で開
示されているアーム式のものが一般的である。又、この
公報に開示されているドア開閉装置には、近年の自動開
閉の要求に答えるべく、ドア開閉のためのアクチュエー
タ(駆動部)が備えられている。
体に対してヒンジにて開閉可能に支持されている。この
ようなヒンジには、特開平1−163386号公報で開
示されているアーム式のものが一般的である。又、この
公報に開示されているドア開閉装置には、近年の自動開
閉の要求に答えるべく、ドア開閉のためのアクチュエー
タ(駆動部)が備えられている。
【0003】又、前記装置は、トランクドアを手動で開
閉可能に構成されている。即ち、トランクドアを開閉す
るアクチュエータにはクラッチが備えられ、クラッチ
は、手動開閉時においてトランクドアの開閉によりアク
チュエータの出力軸が回転しても、その回転がモータの
回転軸に伝達しないようにアクチュエータの出力軸を空
転させる。このように、前記ドア開閉装置は、トランク
ドアを自動及び手動により開閉可能として、ユーザーの
使い勝手を向上させている。
閉可能に構成されている。即ち、トランクドアを開閉す
るアクチュエータにはクラッチが備えられ、クラッチ
は、手動開閉時においてトランクドアの開閉によりアク
チュエータの出力軸が回転しても、その回転がモータの
回転軸に伝達しないようにアクチュエータの出力軸を空
転させる。このように、前記ドア開閉装置は、トランク
ドアを自動及び手動により開閉可能として、ユーザーの
使い勝手を向上させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したド
ア開閉装置では、特別にクラッチを設けているため、装
置が大型化してしまう。このように装置が大型化する
と、車室(トランクルーム)内のスペースが狭くなると
いう問題が生じる。
ア開閉装置では、特別にクラッチを設けているため、装
置が大型化してしまう。このように装置が大型化する
と、車室(トランクルーム)内のスペースが狭くなると
いう問題が生じる。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、ドアを自動及び手動
により開閉可能としながら、装置の小型化を図ることが
できる車両用ドア開閉装置を提供することにある。
されたものであって、その目的は、ドアを自動及び手動
により開閉可能としながら、装置の小型化を図ることが
できる車両用ドア開閉装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、車両に対して開閉可能に
連結されたドアを開閉する車両用ドア開閉装置であっ
て、前記ドアを開閉すべく回転駆動されるモータをその
駆動源に備えるとともに、そのモータと駆動連結する出
力軸に第1係合部を有する出力部を備えた開閉アクチュ
エータと、前記第1係合部に係合する第2係合部を有
し、その第2係合部が前記第1係合部に係合して前記モ
ータの駆動力により前記ドアを開閉作動させる開閉作動
部材と、前記ドアの開閉を指令する開閉指令手段と、前
記開閉指令手段からの開閉指令信号に基づいて前記モー
タを制御し、前記第1係合部と第2係合部とを係合させ
て前記ドアを開閉作動させ、該ドアの閉閉作動による第
2係合部の移動を妨げない位置に前記第1係合部を配置
させる制御手段とを備えた。
め、請求項1に記載の発明は、車両に対して開閉可能に
連結されたドアを開閉する車両用ドア開閉装置であっ
て、前記ドアを開閉すべく回転駆動されるモータをその
駆動源に備えるとともに、そのモータと駆動連結する出
力軸に第1係合部を有する出力部を備えた開閉アクチュ
エータと、前記第1係合部に係合する第2係合部を有
し、その第2係合部が前記第1係合部に係合して前記モ
ータの駆動力により前記ドアを開閉作動させる開閉作動
部材と、前記ドアの開閉を指令する開閉指令手段と、前
記開閉指令手段からの開閉指令信号に基づいて前記モー
タを制御し、前記第1係合部と第2係合部とを係合させ
て前記ドアを開閉作動させ、該ドアの閉閉作動による第
2係合部の移動を妨げない位置に前記第1係合部を配置
させる制御手段とを備えた。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用ドア開閉装置において、前記出力部の第1係合
部は、前記第2係合部と係合して前記ドアを開作動させ
る第1係合面と、前記第2係合部と係合して前記ドアを
閉作動させる第2係合面とを有する。
の車両用ドア開閉装置において、前記出力部の第1係合
部は、前記第2係合部と係合して前記ドアを開作動させ
る第1係合面と、前記第2係合部と係合して前記ドアを
閉作動させる第2係合面とを有する。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の車両用ドア開閉装置において、前記出力部は、円弧状
に形成されるものであり、前記第1及び第2係合面は、
前記円弧状に形成された出力部の端面であり、前記開閉
作動部材は、前記出力部と同軸状に回動可能に支持さ
れ、その回動により前記ドアを開閉作動させる回動体を
備えるものであり、前記第2係合部は、前記回動体に対
してその回動体の回転軸と直交する方向にのびるように
形成されるものである。
の車両用ドア開閉装置において、前記出力部は、円弧状
に形成されるものであり、前記第1及び第2係合面は、
前記円弧状に形成された出力部の端面であり、前記開閉
作動部材は、前記出力部と同軸状に回動可能に支持さ
れ、その回動により前記ドアを開閉作動させる回動体を
備えるものであり、前記第2係合部は、前記回動体に対
してその回動体の回転軸と直交する方向にのびるように
形成されるものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の車両用ドア開閉装置において、前
記出力部の位置を検出するセンサを備え、前記制御手段
は、そのセンサによる出力部の位置の検出に基づいて前
記モータを制御するようにした。
いずれか1項に記載の車両用ドア開閉装置において、前
記出力部の位置を検出するセンサを備え、前記制御手段
は、そのセンサによる出力部の位置の検出に基づいて前
記モータを制御するようにした。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の車両用ドア開閉装置において、前記センサは前記モー
タの回転を検出して前記出力部の位置を検出する回転セ
ンサであって、その回転センサを前記モータに一体に組
み付けた。
の車両用ドア開閉装置において、前記センサは前記モー
タの回転を検出して前記出力部の位置を検出する回転セ
ンサであって、その回転センサを前記モータに一体に組
み付けた。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載の車両用ドア開閉装置において、前
記ドアと車両との間の挟持の有無を検出する挟持検出手
段と、前記挟持検出手段にて挟持が検出されると、その
検出に基づいて前記モータを制御して、ドアを所定の開
度だけ開作動させる挟持制御手段とを備えた。
いずれか1項に記載の車両用ドア開閉装置において、前
記ドアと車両との間の挟持の有無を検出する挟持検出手
段と、前記挟持検出手段にて挟持が検出されると、その
検出に基づいて前記モータを制御して、ドアを所定の開
度だけ開作動させる挟持制御手段とを備えた。
【0012】従って、請求項1に記載の発明によれば、
開閉アクチュエータの第1係合部がドアを開閉作動させ
る開閉作動部材の第2係合部に係合し、両係合部が係合
することによりモータの駆動力が開閉作動部材に伝達さ
れ、ドアが開閉作動される。又、制御手段は、ドアの開
閉作動(手動)による第2係合部の移動を妨げない位置
に第1係合部を配置するので、手動によるドアの閉作動
が可能である。従って、クラッチを設けることなく、ド
アを自動及び手動により開閉することができるので、装
置の小型化を図ることができる。
開閉アクチュエータの第1係合部がドアを開閉作動させ
る開閉作動部材の第2係合部に係合し、両係合部が係合
することによりモータの駆動力が開閉作動部材に伝達さ
れ、ドアが開閉作動される。又、制御手段は、ドアの開
閉作動(手動)による第2係合部の移動を妨げない位置
に第1係合部を配置するので、手動によるドアの閉作動
が可能である。従って、クラッチを設けることなく、ド
アを自動及び手動により開閉することができるので、装
置の小型化を図ることができる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、第1係合
面は第2係合部と係合してドアを開作動させ、第2係合
面は第2係合部と係合してドアを閉作動させる。又、制
御手段はドアの開閉作動(手動)による第2係合部の移
動を妨げない位置に第1及び第2係合面を配置する。即
ち、ドアの開閉作動(手動)により第2係合部が移動し
ても、第2係合部は第1及び第2係合面に係合しない。
面は第2係合部と係合してドアを開作動させ、第2係合
面は第2係合部と係合してドアを閉作動させる。又、制
御手段はドアの開閉作動(手動)による第2係合部の移
動を妨げない位置に第1及び第2係合面を配置する。即
ち、ドアの開閉作動(手動)により第2係合部が移動し
ても、第2係合部は第1及び第2係合面に係合しない。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、第1及び
第2係合面は円弧状に形成された出力部の端面である。
ドアを開閉作動させる回動体は出力部と同軸状に回動可
能に支持され、第2係合部は前記回動体に対してその回
動体の回転軸と直交する方向にのびるように形成され
る。従って、開閉作動部材の回動体が出力部と同軸状に
支持され、しかも第2係合部が回動体の回動軸と直交す
る方向にのびるているので、出力部と回動体の連結部を
コンパクトに構成することができる。従って、装置の小
型化を図ることができる。
第2係合面は円弧状に形成された出力部の端面である。
ドアを開閉作動させる回動体は出力部と同軸状に回動可
能に支持され、第2係合部は前記回動体に対してその回
動体の回転軸と直交する方向にのびるように形成され
る。従って、開閉作動部材の回動体が出力部と同軸状に
支持され、しかも第2係合部が回動体の回動軸と直交す
る方向にのびるているので、出力部と回動体の連結部を
コンパクトに構成することができる。従って、装置の小
型化を図ることができる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、センサは
出力部の位置を検出し、制御手段はそのセンサによる出
力部の位置の検出に基づいてモータを制御する。従っ
て、制御手段は確実に開閉アクチュエータを制御するこ
とができる。
出力部の位置を検出し、制御手段はそのセンサによる出
力部の位置の検出に基づいてモータを制御する。従っ
て、制御手段は確実に開閉アクチュエータを制御するこ
とができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、センサはモータ
の回転を検出して出力部の位置を検出する回転センサで
あって、その回転センサはモータに一体に組み付けられ
る。従って、電気機器(モータ、回転センサ)を一箇所
にまとめることができるので、配線の取り回しを簡単に
することができる。
の回転を検出して出力部の位置を検出する回転センサで
あって、その回転センサはモータに一体に組み付けられ
る。従って、電気機器(モータ、回転センサ)を一箇所
にまとめることができるので、配線の取り回しを簡単に
することができる。
【0017】請求項6に記載の発明によれば、挟持検出
手段はドアと車両との間の挟持の有無を検出し、挟持制
御手段は挟持検出手段にて挟持が検出されると、その検
出に基づいてモータを制御して、ドアを所定の開度だけ
開作動させる。従って、ドアと車両との間で物等の挟み
込みを防止することができる。
手段はドアと車両との間の挟持の有無を検出し、挟持制
御手段は挟持検出手段にて挟持が検出されると、その検
出に基づいてモータを制御して、ドアを所定の開度だけ
開作動させる。従って、ドアと車両との間で物等の挟み
込みを防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図11に従って説明する。図1に示すよ
うに、車両1の後部にはトランクルーム2が形成され、
トランクルーム2の上部には略四角形状の開口部2aを
有している。トランクルーム2の開口部2aには、トラ
ンクルーム2を密閉するトランクドア3が備えられてい
る。このトランクドア3は、その両側に設けられるアー
ム式ヒンジ4にて車両1に開閉可能に支持されている。
の形態を図1〜図11に従って説明する。図1に示すよ
うに、車両1の後部にはトランクルーム2が形成され、
トランクルーム2の上部には略四角形状の開口部2aを
有している。トランクルーム2の開口部2aには、トラ
ンクルーム2を密閉するトランクドア3が備えられてい
る。このトランクドア3は、その両側に設けられるアー
ム式ヒンジ4にて車両1に開閉可能に支持されている。
【0019】前記各ヒンジ4は、図2に示すように、略
U字状のアーム5と支軸6から構成されている。即ち、
アーム5の一端はトランクドア3の裏面にそれぞれ固定
され、他端は支軸6にて車両1に回動可能にそれぞれ支
持されている。そして、アーム5近傍の車両1には、該
アーム5を揺動させてトランクドア3を開閉させるドア
開閉装置10が設けられている。
U字状のアーム5と支軸6から構成されている。即ち、
アーム5の一端はトランクドア3の裏面にそれぞれ固定
され、他端は支軸6にて車両1に回動可能にそれぞれ支
持されている。そして、アーム5近傍の車両1には、該
アーム5を揺動させてトランクドア3を開閉させるドア
開閉装置10が設けられている。
【0020】前記ドア開閉装置10には開閉アクチュエ
ータ11が備えられる。開閉アクチュエータ11には、
図3及び図4に示すようにその駆動源として正逆転可能
なモータ12と、そのモータ12の回転を減速し、その
回転運動をアクチュエータ11の出力軸14の回動運動
に変換する減速部13が備えられる。又、該モータ12
には回転センサ15が一体に組み付けられている。この
回転センサ15は、モータ12の回転に応じたパルス信
号を生成する。
ータ11が備えられる。開閉アクチュエータ11には、
図3及び図4に示すようにその駆動源として正逆転可能
なモータ12と、そのモータ12の回転を減速し、その
回転運動をアクチュエータ11の出力軸14の回動運動
に変換する減速部13が備えられる。又、該モータ12
には回転センサ15が一体に組み付けられている。この
回転センサ15は、モータ12の回転に応じたパルス信
号を生成する。
【0021】前記出力軸14には回転プレート16が一
体回動可能に固定されている。この回転プレート16
は、図5に示すように前記出力軸14に固定される円柱
状の軸部16aと、その軸部16aの軸線を中心に円弧
状に形成される円弧溝部16bと、同じく軸線を中心に
円弧溝部16bより外周側に形成される円弧状のガード
16cとからなる。
体回動可能に固定されている。この回転プレート16
は、図5に示すように前記出力軸14に固定される円柱
状の軸部16aと、その軸部16aの軸線を中心に円弧
状に形成される円弧溝部16bと、同じく軸線を中心に
円弧溝部16bより外周側に形成される円弧状のガード
16cとからなる。
【0022】前記軸部16aにはクランクアーム17が
回動可能に支持され、前記軸部16aからの抜けを防止
する抜止部材18が取着されている。クランクアーム1
7は、前記円弧溝部16bに嵌着される円環部17a
と、円環部17aの外周側面から突出し、前記ガード1
6cが形成されていない部分(以下、切り欠き部16d
という)に配置される連結部17bとからなる。つま
り、クランクアーム17は、その連結部17bが前記切
り欠き部16dにおいてガード16cの両端面16eに
当接するまでの回動範囲内で回動可能に組み付けられて
いる。そして、前記回転プレート16が回動すると、ガ
ード16cの端面16eが連結部17bの側面に当接し
て、クランクアーム17が一体回動するようになってい
る。又、本実施の形態では、クランクアーム17の連結
部17bが下方に向くように、前記回転プレート16が
開閉アクチュエータ11の出力軸14に対して組み付け
られている。
回動可能に支持され、前記軸部16aからの抜けを防止
する抜止部材18が取着されている。クランクアーム1
7は、前記円弧溝部16bに嵌着される円環部17a
と、円環部17aの外周側面から突出し、前記ガード1
6cが形成されていない部分(以下、切り欠き部16d
という)に配置される連結部17bとからなる。つま
り、クランクアーム17は、その連結部17bが前記切
り欠き部16dにおいてガード16cの両端面16eに
当接するまでの回動範囲内で回動可能に組み付けられて
いる。そして、前記回転プレート16が回動すると、ガ
ード16cの端面16eが連結部17bの側面に当接し
て、クランクアーム17が一体回動するようになってい
る。又、本実施の形態では、クランクアーム17の連結
部17bが下方に向くように、前記回転プレート16が
開閉アクチュエータ11の出力軸14に対して組み付け
られている。
【0023】前記連結部17bにはロッド19の一端が
回動可能に連結されている。ロッド19の他端には、前
記アーム5の所定の位置に固定される連結プレート20
が回動可能に連結されている。そして、このロッド19
及び連結プレート20によって、前記クランクアーム1
7の回動運動が前記支軸6を支点としたアーム5の揺動
運動、即ちトランクドア3の開閉運動に変換される。
回動可能に連結されている。ロッド19の他端には、前
記アーム5の所定の位置に固定される連結プレート20
が回動可能に連結されている。そして、このロッド19
及び連結プレート20によって、前記クランクアーム1
7の回動運動が前記支軸6を支点としたアーム5の揺動
運動、即ちトランクドア3の開閉運動に変換される。
【0024】ここで、前記回転プレート16のガード1
6c(切り欠き部16dであり、両端面16eのなす
角)は、トランクドア3を手動にて開閉可能とするよう
に形成されている。詳述すると、回転プレート16は、
トランクドア3が全閉位置に配置されているとき(図6
参照)、又はトランクドア3が全開位置に配置されてい
るとき(図8参照)ホームポジション位置に配置され
る。この状態で、トランクドア3を全開位置から全閉位
置(又は全閉位置から全開位置)まで手動にて作動させ
てクランクアーム17が回転プレート16に対して回動
しても、クランクアーム17の連結部17bがガード1
6cに衝突しない。このような角度で前記切り欠き部1
6dが形成されている。従って、本実施の形態では、回
転プレート16がホームポジション位置に配置される
と、トランクドア3の開閉によりクランクアーム17が
揺動しても、プレート16はクランクアーム17の回動
を妨げない。
6c(切り欠き部16dであり、両端面16eのなす
角)は、トランクドア3を手動にて開閉可能とするよう
に形成されている。詳述すると、回転プレート16は、
トランクドア3が全閉位置に配置されているとき(図6
参照)、又はトランクドア3が全開位置に配置されてい
るとき(図8参照)ホームポジション位置に配置され
る。この状態で、トランクドア3を全開位置から全閉位
置(又は全閉位置から全開位置)まで手動にて作動させ
てクランクアーム17が回転プレート16に対して回動
しても、クランクアーム17の連結部17bがガード1
6cに衝突しない。このような角度で前記切り欠き部1
6dが形成されている。従って、本実施の形態では、回
転プレート16がホームポジション位置に配置される
と、トランクドア3の開閉によりクランクアーム17が
揺動しても、プレート16はクランクアーム17の回動
を妨げない。
【0025】図2に示すように、前記アーム5にはダン
パステー21の一端が連結されている。ダンパステー2
1の他端は車両1に連結されている。このダンパステー
21は、トランクドア3の自重による開閉を防止してい
る。
パステー21の一端が連結されている。ダンパステー2
1の他端は車両1に連結されている。このダンパステー
21は、トランクドア3の自重による開閉を防止してい
る。
【0026】このようなドア開閉装置10では、モータ
12が正転すると、図6に示すように開閉アクチュエー
タ11の出力軸14、即ち回転プレート16がA1矢印
方向に回動する。すると、回転プレート16のガード1
6cがクランクアーム17の連結部17bの側面に当接
し、クランクアーム17が同方向に回動する。そして、
クランクアーム17のA1矢印方向の回動運動が支軸6
を支点としたアーム5のB1矢印方向の揺動運動に変換
され、トランクドア3が開作動される。
12が正転すると、図6に示すように開閉アクチュエー
タ11の出力軸14、即ち回転プレート16がA1矢印
方向に回動する。すると、回転プレート16のガード1
6cがクランクアーム17の連結部17bの側面に当接
し、クランクアーム17が同方向に回動する。そして、
クランクアーム17のA1矢印方向の回動運動が支軸6
を支点としたアーム5のB1矢印方向の揺動運動に変換
され、トランクドア3が開作動される。
【0027】一方、モータ12が逆転すると、図8に示
すように開閉アクチュエータ11の出力軸14、即ち回
転プレート16がA2矢印方向に回動する。すると、回
転プレート16のガード16cがクランクアーム17の
連結部17bの側面に当接し、クランクアーム17が同
方向に回動する。そして、クランクアーム17のA2矢
印方向の回動運動が支軸6を支点としたアーム5のB2
矢印方向の揺動運動に変換され、トランクドア3が閉作
動される。
すように開閉アクチュエータ11の出力軸14、即ち回
転プレート16がA2矢印方向に回動する。すると、回
転プレート16のガード16cがクランクアーム17の
連結部17bの側面に当接し、クランクアーム17が同
方向に回動する。そして、クランクアーム17のA2矢
印方向の回動運動が支軸6を支点としたアーム5のB2
矢印方向の揺動運動に変換され、トランクドア3が閉作
動される。
【0028】前記トランクドア3の先端部における車幅
方向の略中央には、ドアクローザアンドオープナ装置3
0が設けられている。又、トランクドア3が全閉位置の
ときにドアクローザアンドオープナ装置30と係合する
ストライカ31がトランクルーム2内に設けられてい
る。このドアクローザアンドオープナ装置30は、トラ
ンクドア3がハーフラッチ位置でストライカ31と係合
状態(ハーフラッチ状態)にあるとき、後述するクロー
ザアクチュエータ32にてストライカ31を強制的に引
き込み、トランクドア3をフルラッチ位置(フルラッチ
状態)まで引き込む引き込み動作(施錠動作)と、トラ
ンクドア3がフルラッチ状態にあるとき、該装置30と
ストライカ31との係合状態を解除して該ドア3を最小
開位置(ストライカ31との係合が解かれた直後の位
置)に配置する解錠動作とを行うように構成されてい
る。
方向の略中央には、ドアクローザアンドオープナ装置3
0が設けられている。又、トランクドア3が全閉位置の
ときにドアクローザアンドオープナ装置30と係合する
ストライカ31がトランクルーム2内に設けられてい
る。このドアクローザアンドオープナ装置30は、トラ
ンクドア3がハーフラッチ位置でストライカ31と係合
状態(ハーフラッチ状態)にあるとき、後述するクロー
ザアクチュエータ32にてストライカ31を強制的に引
き込み、トランクドア3をフルラッチ位置(フルラッチ
状態)まで引き込む引き込み動作(施錠動作)と、トラ
ンクドア3がフルラッチ状態にあるとき、該装置30と
ストライカ31との係合状態を解除して該ドア3を最小
開位置(ストライカ31との係合が解かれた直後の位
置)に配置する解錠動作とを行うように構成されてい
る。
【0029】尚、車両1には、ドアクローザアンドオー
プナ装置30を作動させる図示しないトランクドアオー
プナーが設けられている。ドアクローザアンドオープナ
装置30は、トランクドアオープナーの操作に基づい
て、該装置30とストライカ31との係合状態を解除し
て、フルラッチ状態にあるトランクドア3を最小開位置
に配置する解錠動作を行うように構成されている。
プナ装置30を作動させる図示しないトランクドアオー
プナーが設けられている。ドアクローザアンドオープナ
装置30は、トランクドアオープナーの操作に基づい
て、該装置30とストライカ31との係合状態を解除し
て、フルラッチ状態にあるトランクドア3を最小開位置
に配置する解錠動作を行うように構成されている。
【0030】前記ドアクローザアンドオープナ装置30
には、後述するハーフラッチ検出スイッチ33及びフル
ラッチ検出スイッチ34が備えられている。ハーフラッ
チ検出スイッチ33はトランクドア3がハーフラッチ位
置になるとハーフラッチ検出信号を生成し、フルラッチ
検出スイッチ34はトランクドア3がフルラッチ位置に
なるとフルラッチ検出信号を生成する。
には、後述するハーフラッチ検出スイッチ33及びフル
ラッチ検出スイッチ34が備えられている。ハーフラッ
チ検出スイッチ33はトランクドア3がハーフラッチ位
置になるとハーフラッチ検出信号を生成し、フルラッチ
検出スイッチ34はトランクドア3がフルラッチ位置に
なるとフルラッチ検出信号を生成する。
【0031】又、前記トランクドア3の車両1との当接
面には、所定値以上の圧力を検出する感圧センサ35が
設けられている。感圧センサ35は、トランクドア3と
車両1との間に物等が挟持されると、該センサ35に加
わる圧力が所定値以上に上昇してその挟持を検出し、挟
持検出信号を生成する。
面には、所定値以上の圧力を検出する感圧センサ35が
設けられている。感圧センサ35は、トランクドア3と
車両1との間に物等が挟持されると、該センサ35に加
わる圧力が所定値以上に上昇してその挟持を検出し、挟
持検出信号を生成する。
【0032】次に、図10は、ドア開閉装置10及びド
アクローザアンドオープナ装置30の電気的構成を示
す。前記ドア開閉装置10及びドアクローザアンドオー
プナ装置30は、車両1に搭載されるコントローラ40
に接続される。
アクローザアンドオープナ装置30の電気的構成を示
す。前記ドア開閉装置10及びドアクローザアンドオー
プナ装置30は、車両1に搭載されるコントローラ40
に接続される。
【0033】コントローラ40には、トランクドア3を
開閉するために開閉操作される開閉スイッチ41から開
閉指令信号が入力される。コントローラ40には、トラ
ンクドア3がハーフラッチ位置に配置されるとハーフラ
ッチ検出スイッチ33からハーフラッチ検出信号が入力
され、トランクドア3がフルラッチ位置に配置されると
フルラッチ検出スイッチ34からフルラッチ検出信号が
入力される。
開閉するために開閉操作される開閉スイッチ41から開
閉指令信号が入力される。コントローラ40には、トラ
ンクドア3がハーフラッチ位置に配置されるとハーフラ
ッチ検出スイッチ33からハーフラッチ検出信号が入力
され、トランクドア3がフルラッチ位置に配置されると
フルラッチ検出スイッチ34からフルラッチ検出信号が
入力される。
【0034】コントローラ40には、回転センサ15か
らモータ12の回転に応じたパルス信号が入力される。
コントローラ40は、このパルス信号に基づいてモータ
12の回転数を検出し、その回転数に基づいて前記回転
プレート16のホームポジション位置を含めた回動位置
を検出する。
らモータ12の回転に応じたパルス信号が入力される。
コントローラ40は、このパルス信号に基づいてモータ
12の回転数を検出し、その回転数に基づいて前記回転
プレート16のホームポジション位置を含めた回動位置
を検出する。
【0035】そして、コントローラ40は、開閉指令信
号、ハーフラッチ及びフルラッチ検出信号、パルス信号
に基づいて、バッテリ42から供給される駆動電源に基
づき図11に示すようにドア開閉装置10及びドアクロ
ーザアンドオープナ装置30を制御する。
号、ハーフラッチ及びフルラッチ検出信号、パルス信号
に基づいて、バッテリ42から供給される駆動電源に基
づき図11に示すようにドア開閉装置10及びドアクロ
ーザアンドオープナ装置30を制御する。
【0036】詳述すると、コントローラ40は、開閉ス
イッチ41から開指令信号が入力されると、図11
(a)に示すようにドアクローザアンドオープナ装置3
0を作動し、トランクドア3を全閉位置(フルラッチ位
置)からハーフラッチ位置を経た最小開位置に配置させ
る。トランクドア3が最小開位置に配置されると、コン
トローラ40は、ドアクローザアンドオープナ装置30
を非作動状態に切り替えるとともに、ドア開閉装置10
のモータ12を正転させて回転プレート16を図6に示
すホームポジション位置からA1矢印方向に回動させ、
トランクドア3を最小開位置から全開位置まで開作動さ
せる。そして、図7に示すようにトランクドア3が全開
位置に配置されると、コントローラ40はドア開閉装置
10のモータ12を逆転させて回転プレート16をA2
矢印方向に回動させ、該回転プレート16を図8に示す
ホームポジション位置に配置させる。回転プレート16
がホームポジション位置に配置されると、コントローラ
40はモータ12の作動を停止する。
イッチ41から開指令信号が入力されると、図11
(a)に示すようにドアクローザアンドオープナ装置3
0を作動し、トランクドア3を全閉位置(フルラッチ位
置)からハーフラッチ位置を経た最小開位置に配置させ
る。トランクドア3が最小開位置に配置されると、コン
トローラ40は、ドアクローザアンドオープナ装置30
を非作動状態に切り替えるとともに、ドア開閉装置10
のモータ12を正転させて回転プレート16を図6に示
すホームポジション位置からA1矢印方向に回動させ、
トランクドア3を最小開位置から全開位置まで開作動さ
せる。そして、図7に示すようにトランクドア3が全開
位置に配置されると、コントローラ40はドア開閉装置
10のモータ12を逆転させて回転プレート16をA2
矢印方向に回動させ、該回転プレート16を図8に示す
ホームポジション位置に配置させる。回転プレート16
がホームポジション位置に配置されると、コントローラ
40はモータ12の作動を停止する。
【0037】一方、コントローラ40は、開閉スイッチ
41から閉指令信号が入力されると、図11(b)に示
すようにドア開閉装置10のモータ12を逆転させて回
転プレート16を図8に示すホームポジション位置から
A2矢印方向に回動させ、トランクドア3を全開位置か
らハーフラッチ位置まで閉作動させる。図9に示すよう
にトランクドア3がハーフラッチ位置に配置されると、
コントローラ40は、ドア開閉装置10のモータ12を
正転させて回転プレート16をA1矢印方向に回動さ
せ、該回転プレート16を図6に示すホームポジション
位置に配置させるとともに、ドアクローザアンドオープ
ナ装置30を作動し、トランクドア3をハーフラッチ位
置から全閉位置(フルラッチ位置)に配置させる。そし
て、トランクドア3が全閉位置に配置されると、コント
ローラ40はドアクローザアンドオープナ装置30の作
動を停止する。
41から閉指令信号が入力されると、図11(b)に示
すようにドア開閉装置10のモータ12を逆転させて回
転プレート16を図8に示すホームポジション位置から
A2矢印方向に回動させ、トランクドア3を全開位置か
らハーフラッチ位置まで閉作動させる。図9に示すよう
にトランクドア3がハーフラッチ位置に配置されると、
コントローラ40は、ドア開閉装置10のモータ12を
正転させて回転プレート16をA1矢印方向に回動さ
せ、該回転プレート16を図6に示すホームポジション
位置に配置させるとともに、ドアクローザアンドオープ
ナ装置30を作動し、トランクドア3をハーフラッチ位
置から全閉位置(フルラッチ位置)に配置させる。そし
て、トランクドア3が全閉位置に配置されると、コント
ローラ40はドアクローザアンドオープナ装置30の作
動を停止する。
【0038】又、コントローラ40には、トランクドア
3と車両1との間に物等が挟持されたとき、感圧センサ
35から挟持検出信号が入力される。そのため、トラン
クドア3がドア開閉装置10にて閉作動しているとき、
コントローラ40に挟持検出信号が入力されると、該コ
ントローラ40は、この挟持検出信号に基づいてドア開
閉装置10を制御し、該ドア3を所定の開度だけ開作動
させる。つまり、コントローラ40は、トランクドア3
と車両1との間に挟持された物等が解放可能となるよう
にドア開閉装置10を制御する。
3と車両1との間に物等が挟持されたとき、感圧センサ
35から挟持検出信号が入力される。そのため、トラン
クドア3がドア開閉装置10にて閉作動しているとき、
コントローラ40に挟持検出信号が入力されると、該コ
ントローラ40は、この挟持検出信号に基づいてドア開
閉装置10を制御し、該ドア3を所定の開度だけ開作動
させる。つまり、コントローラ40は、トランクドア3
と車両1との間に挟持された物等が解放可能となるよう
にドア開閉装置10を制御する。
【0039】次に、上記のように構成されたドア開閉装
置10及びドアクローザアンドオープナ装置30の作用
を説明する。 [自動開閉作動]初期状態として、トランクドア3は全
閉状態(フルラッチ状態)にある。このとき、開閉アク
チュエータ11の回転プレート16はホームポジション
位置に配置されている。
置10及びドアクローザアンドオープナ装置30の作用
を説明する。 [自動開閉作動]初期状態として、トランクドア3は全
閉状態(フルラッチ状態)にある。このとき、開閉アク
チュエータ11の回転プレート16はホームポジション
位置に配置されている。
【0040】この状態で、開閉スイッチ41が開操作さ
れ、該スイッチ41から開指令信号がコントローラ40
に入力されると、該コントローラ40はドアクローザア
ンドオープナ装置10を作動し、トランクドア3を全閉
位置(フルラッチ位置)からハーフラッチ位置を経た最
小開位置に配置させる。
れ、該スイッチ41から開指令信号がコントローラ40
に入力されると、該コントローラ40はドアクローザア
ンドオープナ装置10を作動し、トランクドア3を全閉
位置(フルラッチ位置)からハーフラッチ位置を経た最
小開位置に配置させる。
【0041】トランクドア3が最小開位置に配置される
と、コントローラ40は、ドアクローザアンドオープナ
装置30を非作動状態に切り替えるとともに、ドア開閉
装置10のモータ12を正転させて図6に示すように回
転プレート16をA1矢印方向に回動させ、アーム5を
B1矢印方向に揺動させる。このようにして、コントロ
ーラ40は、図7に示すようにトランクドア3を最小開
位置から全開位置まで開作動させる。
と、コントローラ40は、ドアクローザアンドオープナ
装置30を非作動状態に切り替えるとともに、ドア開閉
装置10のモータ12を正転させて図6に示すように回
転プレート16をA1矢印方向に回動させ、アーム5を
B1矢印方向に揺動させる。このようにして、コントロ
ーラ40は、図7に示すようにトランクドア3を最小開
位置から全開位置まで開作動させる。
【0042】次に、コントローラ40は、ドア開閉装置
10のモータ12を逆転させて回転プレート16をA2
矢印方向に回動させ、該回転プレート16を図8に示す
ホームポジション位置に配置する。回転プレート16が
ホームポジション位置に配置されると、コントローラ4
0はモータ12の作動を停止する。この一連の動作によ
り、トランクドア3が自動で開作動される。
10のモータ12を逆転させて回転プレート16をA2
矢印方向に回動させ、該回転プレート16を図8に示す
ホームポジション位置に配置する。回転プレート16が
ホームポジション位置に配置されると、コントローラ4
0はモータ12の作動を停止する。この一連の動作によ
り、トランクドア3が自動で開作動される。
【0043】一方、全開状態のトランクドア3を閉作動
すべく開閉スイッチ41が閉操作され、該スイッチ41
から閉指令信号がコントローラ40に入力されると、該
コントローラ40はドア開閉装置10のモータ12を逆
転させて図8に示すように回転プレート16をA2矢印
方向に回動させ、アーム5をB2矢印方向に揺動させ
る。このようにして、コントローラ40は、図9に示す
ようにトランクドア3を全開位置からハーフラッチ位置
まで閉作動させる。
すべく開閉スイッチ41が閉操作され、該スイッチ41
から閉指令信号がコントローラ40に入力されると、該
コントローラ40はドア開閉装置10のモータ12を逆
転させて図8に示すように回転プレート16をA2矢印
方向に回動させ、アーム5をB2矢印方向に揺動させ
る。このようにして、コントローラ40は、図9に示す
ようにトランクドア3を全開位置からハーフラッチ位置
まで閉作動させる。
【0044】次に、コントローラ40は、ドアクローザ
アンドオープナ装置30を作動し、トランクドア3をハ
ーフラッチ位置から全閉位置(フルラッチ位置)に配置
させる。又、コントローラ40は、ドア開閉装置10の
モータ12を正転させて図9に示すように回転プレート
16をA1矢印方向に回動させ、該回転プレート16を
図6に示すホームポジション位置に配置する。回転プレ
ート16がホームポジション位置に配置されると、コン
トローラ40はモータ12の作動を停止する。そして、
トランクドア3が全閉位置に配置されると、コントロー
ラ40はドアクローザアンドオープナ装置30の作動を
停止する。
アンドオープナ装置30を作動し、トランクドア3をハ
ーフラッチ位置から全閉位置(フルラッチ位置)に配置
させる。又、コントローラ40は、ドア開閉装置10の
モータ12を正転させて図9に示すように回転プレート
16をA1矢印方向に回動させ、該回転プレート16を
図6に示すホームポジション位置に配置する。回転プレ
ート16がホームポジション位置に配置されると、コン
トローラ40はモータ12の作動を停止する。そして、
トランクドア3が全閉位置に配置されると、コントロー
ラ40はドアクローザアンドオープナ装置30の作動を
停止する。
【0045】又、トランクドア3の閉作動中にトランク
ドア3と車両1との間に物等が挟持されると、感圧セン
サ35から挟持検出信号がコントローラ40に入力され
る。コントローラ40は、この挟持検出信号に基づいて
ドア開閉装置10を制御、即ちモータ12の回転方向を
反転して、該ドア3を所定の開度だけ開作動させる。こ
のようにして、トランクドア3と車両1との間に挟持さ
れた物等が解放可能となる。
ドア3と車両1との間に物等が挟持されると、感圧セン
サ35から挟持検出信号がコントローラ40に入力され
る。コントローラ40は、この挟持検出信号に基づいて
ドア開閉装置10を制御、即ちモータ12の回転方向を
反転して、該ドア3を所定の開度だけ開作動させる。こ
のようにして、トランクドア3と車両1との間に挟持さ
れた物等が解放可能となる。
【0046】[手動開閉作動]前記ドア開閉装置10が
作動していないときには、開閉アクチュエータ11の回
転プレート16は常に図6又は図8に示すホームポジシ
ョン位置に配置されている。この場合、上記したように
トランクドア3が全開位置から全閉位置(又は全閉位置
から全開位置)まで作動してクランクアーム17が回転
プレート16に対して回動しても、クランクアーム17
の連結部17bはガード16cに衝突することなく、前
記切り欠き部16d内で回動可能である。即ち、ガード
16cは、連結部17bの回動を妨げない。
作動していないときには、開閉アクチュエータ11の回
転プレート16は常に図6又は図8に示すホームポジシ
ョン位置に配置されている。この場合、上記したように
トランクドア3が全開位置から全閉位置(又は全閉位置
から全開位置)まで作動してクランクアーム17が回転
プレート16に対して回動しても、クランクアーム17
の連結部17bはガード16cに衝突することなく、前
記切り欠き部16d内で回動可能である。即ち、ガード
16cは、連結部17bの回動を妨げない。
【0047】従って、トランクドア3を全閉位置から開
作動させるとき、先ず、トランクオープナーを操作し
て、ドアクローザアンドオープナ装置30とストライカ
31との係合状態を解除し、その後、手動によりトラン
クドア3を開作動することができる。一方、トランクド
ア3を全開位置から閉作動させるとき、そのまま手動に
よりトランクドア3を閉作動することができる。
作動させるとき、先ず、トランクオープナーを操作し
て、ドアクローザアンドオープナ装置30とストライカ
31との係合状態を解除し、その後、手動によりトラン
クドア3を開作動することができる。一方、トランクド
ア3を全開位置から閉作動させるとき、そのまま手動に
よりトランクドア3を閉作動することができる。
【0048】上記したように、本実施の形態では、以下
に示す作用効果を得ることができる。 (1)本実施の形態では、回転プレート16のガード1
6cがトランクドア3を開閉作動させるクランクアーム
17の連結部17bに係合し、連結部17bがガード1
6cに係合することによりモータ12の駆動力がクラン
クアーム17、ロッド19、連結プレート20を介して
トランクドア3を支持するアーム5に伝達され、トラン
クドア3が開閉作動される。又、トランクドア3の開作
動終了後には、回転プレート16がトランクドア3の閉
作動による連結部17bの移動を妨げないホームポジシ
ョン位置されるので、手動によるトランクドア3の閉作
動が可能であり、トランクドア3の閉作動終了後には、
回転プレート16がトランクドア3の開作動による連結
部17bの移動を妨げないホームポジション位置に配置
されるので、手動によるトランクドア3の閉作動が可能
である。従って、クラッチを設けることなく、トランク
ドア3を自動及び手動により開閉することができるの
で、ドア開閉装置10の小型化を図ることができる。
に示す作用効果を得ることができる。 (1)本実施の形態では、回転プレート16のガード1
6cがトランクドア3を開閉作動させるクランクアーム
17の連結部17bに係合し、連結部17bがガード1
6cに係合することによりモータ12の駆動力がクラン
クアーム17、ロッド19、連結プレート20を介して
トランクドア3を支持するアーム5に伝達され、トラン
クドア3が開閉作動される。又、トランクドア3の開作
動終了後には、回転プレート16がトランクドア3の閉
作動による連結部17bの移動を妨げないホームポジシ
ョン位置されるので、手動によるトランクドア3の閉作
動が可能であり、トランクドア3の閉作動終了後には、
回転プレート16がトランクドア3の開作動による連結
部17bの移動を妨げないホームポジション位置に配置
されるので、手動によるトランクドア3の閉作動が可能
である。従って、クラッチを設けることなく、トランク
ドア3を自動及び手動により開閉することができるの
で、ドア開閉装置10の小型化を図ることができる。
【0049】(2)又、上記したクラッチレスのドア開
閉装置10を、回転プレート16とクランクアーム17
の連結構造、即ち連結部17bを切り欠き部16dに挿
入した構造と、コントローラ40の制御により行うこと
ができるので、簡単な連結構造とすることができる。
閉装置10を、回転プレート16とクランクアーム17
の連結構造、即ち連結部17bを切り欠き部16dに挿
入した構造と、コントローラ40の制御により行うこと
ができるので、簡単な連結構造とすることができる。
【0050】(3)しかも、クランクアーム17が回転
プレート16と同軸状に支持され、かつ連結部17dが
クランクアーム17の回動軸(軸部16a)と直交する
方向にのびるているので、回転プレート16とクランク
アーム17の連結部をコンパクトに構成することができ
る。従って、ドア開閉装置10の小型化を図ることがで
きる。
プレート16と同軸状に支持され、かつ連結部17dが
クランクアーム17の回動軸(軸部16a)と直交する
方向にのびるているので、回転プレート16とクランク
アーム17の連結部をコンパクトに構成することができ
る。従って、ドア開閉装置10の小型化を図ることがで
きる。
【0051】(4)本実施の形態では、モータ12の回
転を検出し、回転プレート16の回動位置を検出する回
転センサ15を該モータ12に一体に組み付けた。従っ
て、コントローラ10は確実に開閉アクチュエータ10
を制御することができるので、該アクチュエータ10の
誤動作を未然に防止することができる。
転を検出し、回転プレート16の回動位置を検出する回
転センサ15を該モータ12に一体に組み付けた。従っ
て、コントローラ10は確実に開閉アクチュエータ10
を制御することができるので、該アクチュエータ10の
誤動作を未然に防止することができる。
【0052】(5)しかも、回転センサ15をモータ1
2に一体に組み付けたので、電気機器(モータ12、回
転センサ15)を一箇所にまとめることができ、配線の
取り回しを簡単にすることができる。
2に一体に組み付けたので、電気機器(モータ12、回
転センサ15)を一箇所にまとめることができ、配線の
取り回しを簡単にすることができる。
【0053】(6)本実施の形態では、トランクドア3
と車両1との間の挟み込みを検出可能な位置に感圧セン
サ35を設け、コントローラ40は感圧センサ35から
の挟持有無検出信号に基づいてドア開閉装置10を制御
し、トランクドア3を所定の開度だけ開作動させる。従
って、トランクドア3と車両1との間で物等の挟み込み
を防止することができる。
と車両1との間の挟み込みを検出可能な位置に感圧セン
サ35を設け、コントローラ40は感圧センサ35から
の挟持有無検出信号に基づいてドア開閉装置10を制御
し、トランクドア3を所定の開度だけ開作動させる。従
って、トランクドア3と車両1との間で物等の挟み込み
を防止することができる。
【0054】尚、本発明の実施の形態は以下のように変
更してもよい。 ○ 回転プレート16の切り欠き部16dの切り欠いた
角度を、トランクドア3の開閉により回動する連結部1
7bの回動角より小さくしてもよい。この場合、手動に
よりトランクドア3が開閉されているとき、該ドア3の
開閉位置(連結部17bの位置)に応じて回転プレート
16が手動による該ドア3の開閉を妨げないように、該
プレート16をその都度回動させる必要がある。このよ
うにすれば、回転プレート16と連結部17bとの遊び
が少なくなるため、例えばトランクドア3を途中まで手
動で開閉して、その後開閉アクチュエータ11により自
動で開閉しようとしたとき、回転プレート16が連結部
17bに当接するまでの時間、即ち開閉スイッチ41の
操作から実際にトランクドア3が動き始めるまでの時間
(タイムラグ)を短くすることができる。従って、操作
者の違和感を軽減することができる。
更してもよい。 ○ 回転プレート16の切り欠き部16dの切り欠いた
角度を、トランクドア3の開閉により回動する連結部1
7bの回動角より小さくしてもよい。この場合、手動に
よりトランクドア3が開閉されているとき、該ドア3の
開閉位置(連結部17bの位置)に応じて回転プレート
16が手動による該ドア3の開閉を妨げないように、該
プレート16をその都度回動させる必要がある。このよ
うにすれば、回転プレート16と連結部17bとの遊び
が少なくなるため、例えばトランクドア3を途中まで手
動で開閉して、その後開閉アクチュエータ11により自
動で開閉しようとしたとき、回転プレート16が連結部
17bに当接するまでの時間、即ち開閉スイッチ41の
操作から実際にトランクドア3が動き始めるまでの時間
(タイムラグ)を短くすることができる。従って、操作
者の違和感を軽減することができる。
【0055】○ 回転プレート16のガード16cの端
面16eと、クランクアーム17の連結部17bの側面
(端面16eが衝突する部位)の少なくとも一方に消音
部材を取着してもよい。例えば、ガード16cの端面1
6eに硬質ゴムを取着してもよい。このようにすれば、
回転プレート16の端面16eが連結部17bの側面に
衝突するときに発生する衝突音を小さくすることができ
る。
面16eと、クランクアーム17の連結部17bの側面
(端面16eが衝突する部位)の少なくとも一方に消音
部材を取着してもよい。例えば、ガード16cの端面1
6eに硬質ゴムを取着してもよい。このようにすれば、
回転プレート16の端面16eが連結部17bの側面に
衝突するときに発生する衝突音を小さくすることができ
る。
【0056】○ 開閉アクチュエータ11によるトラン
クドア3の開閉速度や、回転プレート16をホームポジ
ション位置に復帰させるための回動動作速度を適宜変更
して制御してもよい。このようにすれば、操作者の違和
感を軽減することができる。
クドア3の開閉速度や、回転プレート16をホームポジ
ション位置に復帰させるための回動動作速度を適宜変更
して制御してもよい。このようにすれば、操作者の違和
感を軽減することができる。
【0057】○ ドア開閉装置10によりトランクドア
3が開閉作動されているとき、作動中であることを示す
ためのブザーを鳴らすようにしてもよい。このようにす
れば、トランクドア3付近にいる人の注意力を向上する
ことができる。
3が開閉作動されているとき、作動中であることを示す
ためのブザーを鳴らすようにしてもよい。このようにす
れば、トランクドア3付近にいる人の注意力を向上する
ことができる。
【0058】○ 上記実施の形態では、切り欠き部16
dをモータ12側の回転プレート16に形成し、その切
り欠き部16dに挿入される連結部17d、即ち凸部を
トランクドア3側のクランクアーム17に形成したが、
その逆であってもよい。又、上記と同様に動作すれば、
互いに係合する切り欠き部16d、連結部(凸部)をそ
の他の係合部としてもよい。
dをモータ12側の回転プレート16に形成し、その切
り欠き部16dに挿入される連結部17d、即ち凸部を
トランクドア3側のクランクアーム17に形成したが、
その逆であってもよい。又、上記と同様に動作すれば、
互いに係合する切り欠き部16d、連結部(凸部)をそ
の他の係合部としてもよい。
【0059】○ 上記実施の形態では、回転プレート1
6の回動位置を検出する回転センサ15をモータ12と
一体に組み付けたが、回転プレート16の回動位置が検
出できれば、センサの取付位置、センサの種類はこれに
限定されるものではない。
6の回動位置を検出する回転センサ15をモータ12と
一体に組み付けたが、回転プレート16の回動位置が検
出できれば、センサの取付位置、センサの種類はこれに
限定されるものではない。
【0060】○ 上記実施の形態では、トランクドア3
による挟持の有無を感圧センサ35にて検出するように
したが、その他のセンサや、モータの負荷電流等を検出
して挟持有無を検出するようにしてもよい。
による挟持の有無を感圧センサ35にて検出するように
したが、その他のセンサや、モータの負荷電流等を検出
して挟持有無を検出するようにしてもよい。
【0061】○上記実施の形態では、ドア開閉装置10
はトランクドア3を閉作動させるとき、該ドア3をハー
フラッチ位置まで閉作動させるようにしたが、図2に示
すようにハーフラッチ位置の手前位置Xまで閉作動させ
るようにしてもよい。この場合、トランクドア3が手前
位置Xまで閉作動したのち、手動で該ドア3を閉める必
要がある。このようにすれば、ドア開閉装置10により
トランクドア3が閉作動してとき該ドア3と車両1との
間での物等の挟み込むことがないため、感圧センサ35
及びコントローラ40の挟持制御手段を省略することが
できる。従って、コストを低減することができる。
はトランクドア3を閉作動させるとき、該ドア3をハー
フラッチ位置まで閉作動させるようにしたが、図2に示
すようにハーフラッチ位置の手前位置Xまで閉作動させ
るようにしてもよい。この場合、トランクドア3が手前
位置Xまで閉作動したのち、手動で該ドア3を閉める必
要がある。このようにすれば、ドア開閉装置10により
トランクドア3が閉作動してとき該ドア3と車両1との
間での物等の挟み込むことがないため、感圧センサ35
及びコントローラ40の挟持制御手段を省略することが
できる。従って、コストを低減することができる。
【0062】○上記実施の形態では、ドア開閉装置10
はトランクドア3を開閉するものであったが、ヒンジ4
にて前記トランクドア3と同様に支持されていれば、車
両のその他のドア、例えばボンネットドア、サイドド
ア、バックドア等に前記ドア開閉装置10を適用しても
よい。
はトランクドア3を開閉するものであったが、ヒンジ4
にて前記トランクドア3と同様に支持されていれば、車
両のその他のドア、例えばボンネットドア、サイドド
ア、バックドア等に前記ドア開閉装置10を適用しても
よい。
【0063】上記各実施の形態から把握できる請求項以
外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載
する。 (イ) 請求項1に記載の車両用ドア開閉装置におい
て、前記制御手段は、前記第1係合部を第2係合部の位
置に応じた位置にその都度配置することを特徴とする車
両用ドア開閉装置。このようにすれば、両係合部間の遊
びを少なくすることができるため、第1係合部が第2係
合部に当接するまでの時間を短くすることができる。
外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載
する。 (イ) 請求項1に記載の車両用ドア開閉装置におい
て、前記制御手段は、前記第1係合部を第2係合部の位
置に応じた位置にその都度配置することを特徴とする車
両用ドア開閉装置。このようにすれば、両係合部間の遊
びを少なくすることができるため、第1係合部が第2係
合部に当接するまでの時間を短くすることができる。
【0064】(ロ) 請求項1に記載の車両用ドア開閉
装置において、前記第1,第2係合部の衝突する部位の
少なくとも一方に消音部材を取着したことを特徴とする
車両用ドア開閉装置。このようにすれば、各係合部が衝
突するときに発生する衝突音を小さくすることができ
る。
装置において、前記第1,第2係合部の衝突する部位の
少なくとも一方に消音部材を取着したことを特徴とする
車両用ドア開閉装置。このようにすれば、各係合部が衝
突するときに発生する衝突音を小さくすることができ
る。
【0065】(ハ) 請求項1に記載の車両用ドア開閉
装置において、前記出力部の位置に応じて前記モータの
回転速度を制御する速度制御手段を設けたことを特徴と
する車両用ドア開閉装置。このようにすれば、操作者の
違和感を低減することができる。
装置において、前記出力部の位置に応じて前記モータの
回転速度を制御する速度制御手段を設けたことを特徴と
する車両用ドア開閉装置。このようにすれば、操作者の
違和感を低減することができる。
【0066】(ニ) 請求項1に記載の車両用ドア開閉
装置において、前記開閉アクチュエータによりドアが開
閉作動されているときに鳴動する鳴動装置を備えたこと
を特徴とする車両用ドア開閉装置。このようにすれば、
ドアが開閉アクチュエータにより自動で開閉されている
とき、鳴動装置により該ドア付近にいる人の注意力を向
上することができる。
装置において、前記開閉アクチュエータによりドアが開
閉作動されているときに鳴動する鳴動装置を備えたこと
を特徴とする車両用ドア開閉装置。このようにすれば、
ドアが開閉アクチュエータにより自動で開閉されている
とき、鳴動装置により該ドア付近にいる人の注意力を向
上することができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ドアを自動及び手動により開閉可能としながら、装置の
小型化を図ることができる車両用ドア開閉装置を提供す
ることができる。
ドアを自動及び手動により開閉可能としながら、装置の
小型化を図ることができる車両用ドア開閉装置を提供す
ることができる。
【図1】 本実施の形態の車両を示す斜視図。
【図2】 ドア開閉装置及びドアクローザアンドオープ
ナ装置を説明するための図。
ナ装置を説明するための図。
【図3】 ドア開閉装置を示す平面図。
【図4】 ドア開閉装置の一部断面図。
【図5】 ドア開閉装置の要部を示す分解斜視図。
【図6】 ドア開閉装置の動作を説明するための図。
【図7】 ドア開閉装置の動作を説明するための図。
【図8】 ドア開閉装置の動作を説明するための図。
【図9】 ドア開閉装置の動作を説明するための図。
【図10】 ドア開閉装置及びドアクローザアンドオー
プナ装置の電気的構成を示すブロック図。
プナ装置の電気的構成を示すブロック図。
【図11】 コントローラの制御マップを説明するため
の図。
の図。
1…車両、3…トランクドア、11…開閉アクチュエー
タ、12…モータ、14…出力軸、15…センサとして
の回転センサ、16…出力部としての回転プレート、1
6c…第1係合部としてのガード、16e…第1及び第
2係合面としての端面、17…開閉作動部材を構成する
回動体としてのクランクアーム、17b…第2係合部と
しての連結部、35…挟持検出手段としての感圧セン
サ、40…制御手段及び挟持制御手段としてのコントロ
ーラ、41…開閉指令手段としての開閉スイッチ。
タ、12…モータ、14…出力軸、15…センサとして
の回転センサ、16…出力部としての回転プレート、1
6c…第1係合部としてのガード、16e…第1及び第
2係合面としての端面、17…開閉作動部材を構成する
回動体としてのクランクアーム、17b…第2係合部と
しての連結部、35…挟持検出手段としての感圧セン
サ、40…制御手段及び挟持制御手段としてのコントロ
ーラ、41…開閉指令手段としての開閉スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 徹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 CA06 DA01 DA06 DB01 DB06 EA01 EB01 EC01 GA00 GA10 GB06 GB12 GC06 GC07 GD05 GD07 GD09 HA01 KA01 KA02 KA06 KA12 KA13 LA02 3D004 AA03 AA13 BA03 CA14 CA34 CA41
Claims (6)
- 【請求項1】 車両(1)に対して開閉可能に連結され
たドア(3)を開閉する車両用ドア開閉装置であって、 前記ドア(3)を開閉すべく回転駆動されるモータ(1
2)をその駆動源に備えるとともに、そのモータ(1
2)と駆動連結する出力軸(14)に第1係合部(16
c)を有する出力部(16)を備えた開閉アクチュエー
タ(11)と、 前記第1係合部(16c)に係合する第2係合部(17
b)を有し、その第2係合部(17b)が前記第1係合
部(16c)に係合して前記モータ(12)の駆動力に
より前記ドア(3)を開閉作動させる開閉作動部材(1
7等)と、 前記ドア(3)の開閉を指令する開閉指令手段(41)
と、 前記開閉指令手段(41)からの開閉指令信号に基づい
て前記モータ(12)を制御し、前記第1係合部(16
c)と第2係合部(17b)とを係合させて前記ドア
(3)を開閉作動させ、該ドア(3)の閉閉作動による
第2係合部(17b)の移動を妨げない位置に前記第1
係合部(16c)を配置させる制御手段(40)とを備
えたことを特徴とする車両用ドア開閉装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両用ドア開閉装置に
おいて、 前記出力部(16)の第1係合部(16c)は、前記第
2係合部(17b)と係合して前記ドア(3)を開作動
させる第1係合面(16e)と、前記第2係合部(17
b)と係合して前記ドア(3)を閉作動させる第2係合
面(16e)とを有することを特徴とする車両用ドア開
閉装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の車両用ドア開閉装置に
おいて、 前記出力部(16)は、円弧状に形成されるものであ
り、 前記第1及び第2係合面(16e)は、前記円弧状に形
成された出力部(16)の端面であり、 前記開閉作動部材(17等)は、前記出力部(16)と
同軸状に回動可能に支持され、その回動により前記ドア
(3)を開閉作動させる回動体(17)を備えるもので
あり、 前記第2係合部(17b)は、前記回動体(17)に対
してその回動体(17)の回転軸と直交する方向にのび
るように形成されるものであることを特徴とする車両用
ドア開閉装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車
両用ドア開閉装置において、 前記出力部(16)の位置を検出するセンサ(15)を
備え、 前記制御手段(40)は、そのセンサ(15)による出
力部(16)の位置の検出に基づいて前記モータ(1
2)を制御するようにしたことを特徴とする車両用ドア
開閉装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の車両用ドア開閉装置に
おいて、 前記センサ(15)は前記モータ(12)の回転を検出
して前記出力部(16)の位置を検出する回転センサ
(15)であって、その回転センサ(15)を前記モー
タ(16)に一体に組み付けたことを特徴とする車両用
ドア開閉装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車
両用ドア開閉装置において、 前記ドア(3)と車両(1)との間の挟持の有無を検出
する挟持検出手段(35)と、 前記挟持検出手段(35)にて挟持が検出されると、そ
の検出に基づいて前記モータ(12)を制御して、ドア
(3)を所定の開度だけ開作動させる挟持制御手段(4
0)とを備えたことを特徴とする車両用ドア開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10266491A JP2000096913A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 車両用ドア開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10266491A JP2000096913A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 車両用ドア開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000096913A true JP2000096913A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17431675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10266491A Pending JP2000096913A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 車両用ドア開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000096913A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003104060A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用開閉体の開閉機構 |
WO2004063512A1 (ja) * | 2003-01-16 | 2004-07-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 挟み込み検出装置及び開閉装置 |
DE10353272B4 (de) * | 2002-11-14 | 2005-11-10 | Aisin Seiki K.K., Kariya | Türantriebseinheit |
EP1715129A1 (de) * | 2005-04-22 | 2006-10-25 | Delphi Technologies, Inc. | Schliessvorrichtung für eine Klappe |
KR101923887B1 (ko) | 2013-11-01 | 2018-11-29 | 현대자동차주식회사 | 파워트렁크리드의 제어방법 |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP10266491A patent/JP2000096913A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003104060A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用開閉体の開閉機構 |
DE10353272B4 (de) * | 2002-11-14 | 2005-11-10 | Aisin Seiki K.K., Kariya | Türantriebseinheit |
US7104589B2 (en) | 2002-11-14 | 2006-09-12 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Door driving unit |
WO2004063512A1 (ja) * | 2003-01-16 | 2004-07-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 挟み込み検出装置及び開閉装置 |
EP1715129A1 (de) * | 2005-04-22 | 2006-10-25 | Delphi Technologies, Inc. | Schliessvorrichtung für eine Klappe |
KR101923887B1 (ko) | 2013-11-01 | 2018-11-29 | 현대자동차주식회사 | 파워트렁크리드의 제어방법 |
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