JP2000094920A - ストラット型懸架装置 - Google Patents
ストラット型懸架装置Info
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Abstract
ラットに対し所望の横力を適切に付与し得るストラット
型懸架装置を提供する。 【解決手段】 圧縮コイルばね5の上側座面の中心を通
るコイル軸が自由状態において所定の曲率で湾曲するよ
うに圧縮コイルばね5を形成する。この圧縮コイル5ば
ねの車体外側に位置する下側座巻部の素線5aと、これ
に隣接する素線5bとの間にゴムブロック20を介装す
る。そして、ストラット2を囲繞するように上側座3と
下側座4との間に圧縮コイルばね5を配置し、そのコイ
ル軸の湾曲方向が車体外側方向となるように保持する。
Description
するように圧縮コイルばねを配置した自動車用のストラ
ット型懸架装置に関し、特に、ストラットの緩衝作用を
円滑に行ない得るストラット型懸架装置に係る。
り種々の形式のものが知られているが、車輪の位置決め
用の支柱(ストラット)としてショックアブソーバ(緩
衝器)を利用したストラット型懸架装置が普及してい
る。このストラット型懸架装置においては、荷重入力軸
とストラット軸との間のずれが不可避であるため、スト
ラットに曲げモーメントが発生し、ストラットのガイド
部及びピストン部に作用する横力によってショックアブ
ソーバとして円滑な摺動作動が阻害される。これを防止
するため、例えば円筒状の圧縮コイルばねのコイル軸を
ストラット軸に対してオフセットさせて曲げモーメント
を相殺する技術が利用されている。
例えば実公昭48−39290号公報には、緩衝支柱
(ストラット)に生ずる横力を減少させる方法として、
自由状態においてコイル軸が直線の円筒状に形成された
汎用のコイルスプリングをばね中心に関して実質的に直
角方向に湾曲させて取付ける方法、及びあらかじめ自由
状態においてばね中心を湾曲させて形成されたコイルス
プリングを取付状態においてばね中心が直線状になるよ
うにセットすることによりばね横反力によるモーメント
を得る方法が提案されている。結局、コイルスプリング
を、そのばね中心に関して実質的に直角方向に弾性変形
させて横荷重をもって取付け、コイルスプリングはその
横荷重によって緩衝支柱に作用するモーメントが路面反
力によるモーメントに対抗して作用するように取付け
て、緩衝支柱のブッシュ及びピストンの横力を減少させ
るように構成されている。
にも、ストラット型懸架装置において、ショックアブソ
ーバ即ちストラットに対し車輪による曲げモーメントと
反対方向に曲げモーメントが生ずるようにコイルばねを
圧縮して装着する方法が提案されている。同公報Fig
2においては、実質的に直線状の軸回りに巻回され、両
端の巻回部が相互にα°屈曲形成されたコイルばねが開
示されている。このコイルばねはショックアブソーバの
ハウジングとロッドに結合された平行なプレート間に、
コイルばねの両端を含む面が車両の内側で交差するよう
に配置されると、コイルばねの圧縮量が内側より外側の
ほうが大となるので、その付勢力によって、ストラット
に対し、車輪による曲げモーメントと反対方向に曲げモ
ーメントが生ずる旨記載されている。
一つの円弧状の軸回りに巻回され、二つの座面が相互に
傾斜するように形成されたコイルばねが開示されてい
る。このコイルばねが平行なプレート間に介装され、自
由状態で長い方の側面が車両の外側に向くように配置さ
れると、コイルばねの圧縮量が内側より外側のほうが大
となる旨記載されている。また、Fig4には、二つの
プレートが相互に傾斜し、その二つの面が車両の外側で
交差するようにショックアブソーバのハウジングとロッ
ドに結合されており、これらのプレート間に、直線状の
軸回りに巻回された円筒状のコイルばねが配置される旨
記載されている。これにより、コイルばねの圧縮量が内
側より外側のほうが大となる旨記載されている。
ストラット型懸架装置において、自動車のタイヤ幅が広
くなると車輪支持点が外方へ移るため、ばね力作用線を
設定すべき支持作用線と緩衝器軸線の間の角度が大きく
なり、これを満足する構造とすることはできないことに
鑑み、緩衝器のピストン棒に生じる横力を大幅に除去で
きるようにすることを目的として、ばね中心線が無負荷
状態においてほぼS字形に延びた圧縮コイルばねを有す
る懸架装置が提案されている。
の一層の小型化が要請される今日においては、通常の円
筒状圧縮コイルばねを用いストラット及びその支持機構
の改良を加えるだけでは、路面荷重によってストラット
に発生する曲げモーメントを打ち消すことは困難であ
る。従って、圧縮コイルばねの横力を積極的に増大さ
せ、この圧縮コイルばねをストラット型懸架装置に適切
に取り付けることが必要となる。然し乍ら、前掲の実公
昭48−39290号公報に開示された、自由状態にお
いてばね中心を湾曲させて形成されたコイルスプリング
を取付状態においてばね中心が直線状になるようにセッ
トする構造では所望の効果を得ることは至難である。
公報に開示された懸架装置においては、コイルばねの構
造が開示されているが、同公報に記載のコイルばね及び
その取付構造によっても所望の効果を得ることは困難で
ある。この点に関しては、前掲の特許第2642163
号公報においてもストラットのガイド部及びピストン部
に作用する横力の減少を十分に達成することは困難とし
ている。もっとも、特許第2642163号公報に開示
された、ばね中心線が無負荷状態においてほぼS字形に
延びた圧縮コイルばねでは、製造が困難でありコストア
ップ要因となる。
させるだけでは、ばね反力軸(ばね力作用線)がコイル
軸(ばね中心線)に対して平行にシフトし、圧縮コイル
ばねの上側座面の中心を通らないため、上側座に対し偏
心力が生じ、上側座の支持構造に悪影響を及ぼすおそれ
がある。
イルばねによってストラットに対し所望の横力を適切に
付与し得るストラット型懸架装置を提供することを課題
とする。
め、本発明は請求項1に記載のように、車体にストラッ
トの上端を支持すると共に、前記ストラットに固定する
下側座と前記車体に支持する上側座との間に、前記スト
ラットを囲繞するように圧縮コイルばねを配置し、前記
ストラットを介して前記車体に車輪を支持するストラッ
ト型懸架装置において、前記圧縮コイルばねの上側座面
の中心を通るコイル軸が、前記圧縮コイルばねの自由状
態において所定の曲率で湾曲するように前記圧縮コイル
ばねを形成すると共に、前記圧縮コイルばねの前記車体
外側に位置し前記下側座近傍で隣接する素線間に弾性部
材を介装し、及び/又は前記圧縮コイルばねの前記車体
内側に位置し前記上側座近傍で隣接する素線間に弾性部
材を介装し、前記下側座と前記上側座との間に配置する
前記圧縮コイルばねを、前記コイル軸の湾曲方向が前記
車体外側方向となるように保持することとしたものであ
る。例えば、前記圧縮コイルばねを前記ストラットに対
しコイル軸がオフセットするように配置する場合には、
前記弾性部材を介装した圧縮コイルばねを、前記コイル
軸の湾曲方向が前記圧縮コイルばねの配置時の前記スト
ラットに対するオフセット方向と一致するように保持す
るとよい。
トラットの上端を支持すると共に、前記ストラットに固
定する下側座と前記車体に支持する上側座との間に、前
記ストラットを囲繞するように圧縮コイルばねを配置
し、前記ストラットを介して前記車体に車輪を支持する
ストラット型懸架装置において、前記圧縮コイルばねの
上側座面の中心を通るコイル軸が、前記圧縮コイルばね
の自由状態において所定の曲率で湾曲するように前記圧
縮コイルばねを形成すると共に、前記圧縮コイルばねの
前記車体外側に位置する下側座巻部の素線と、該下側座
巻部の素線に隣接する素線との間に弾性部材を介装し、
前記下側座と前記上側座との間に配置する前記圧縮コイ
ルばねを、前記コイル軸の湾曲方向が前記車体外側方向
となるように保持する構成とするとよい。
に、前記圧縮コイルばねの軸心を中心とする中心角が6
5°以下の範囲で、前記下側座巻部の素線と、前記下側
座巻部の素線に隣接する素線に当接するように配設する
ゴムブロックによって構成することが望ましい。
参照して説明する。図1はストラット型懸架装置(以
下、単に懸架装置という)の一実施形態の全体構成を示
し、図2は上側座3、下側座4及びストラットマウント
10を示す拡大断面図である。図1において、車体1に
ストラット2の上端が弾性的に支持されると共に、上側
座3が車体1に支持され、ストラット2の中間部に下側
座4が固定されている。これら上側座3と下側座4との
間に、ストラット2を囲繞するように圧縮コイルばね5
が配置されている。ストラット2の下端はナックル6に
固定され、ナックル6はロアアーム7を介して車体1に
ピボット結合されている。而して、ナックル6に軸支さ
れる車輪8はストラット2及び圧縮コイルばね5を介し
て車体1に支持されると共に、ロアアーム7を介して車
体1に支持されている。尚、ストラット2の上端及び上
側座3はストラットマウント10を介して車体1に取り
付けられているが、これについては後述する。
ンダ2a内に摺動自在に支持されたロッド2bを備え、
これらによってショックアブソーバが構成されている。
ロッド2bの上端はストラットマウント10を介して車
体1に取り付けられ、シリンダ2aの下端がナックル6
に取り付けられ、例えば前掲の実公昭48−39290
号公報に開示された機構と同様に構成されている。そし
て、これらの間のシリンダ2aに下側座4が固定されて
いる。
側座面USの中心を通るコイル軸CAが、圧縮コイルば
ね5の自由状態において所定の曲率で湾曲するように形
成されており、胴曲がり量dの初期胴曲がりを有する。
そして、圧縮コイルばね5を車体に装着した際に車体外
側に位置する下側座巻部の素線5aと、この素線5aに
隣接する素線5bとの間には、本発明の弾性部材たるゴ
ムブロック20が介装されている。
に、圧縮コイルばね5の軸心を中心とする中心角が65
°以下となる円弧の内外周を有するゴム製円筒体の一部
で、少なくとも最小荷重時に、圧縮コイルばね5の円周
方向に沿って下側座巻部の素線5aとこれに隣接する素
線5bに当接するように形成されている。
ブロック20が介装された圧縮コイルばね5が、図2に
示すように上側座3と下側座4との間に介装される。即
ち、圧縮コイルばね5のコイル軸の湾曲方向が車体外側
方向となるように下側座4と上側座3との間に支持され
る。例えば、図1に示すようにストラット2がオフセッ
トして配置されている場合には、圧縮コイルばね5のス
トラット2に対するオフセット方向(図2の右側)と一
致するように保持される。この結果、圧縮コイルばね5
は図2の右側が左側より大きな圧縮力で保持される。
うに軸受11を介して上側座3を車体1に支持する下側
ブラケット12と、この下側ブラケット12と共に車体
1にボルト結合する上側ブラケット13を備え、これら
の間に防振ゴム14が収容されている。一方、ストラッ
ト2のロッド2bの先端には支持ブラケット15が固定
されており、この支持ブラケット15が下側ブラケット
12と上側ブラケット13の間で防振ゴム14に挟持さ
れている。即ち、本実施形態のストラットマウント10
は荷重経路分離型となっており、ストラット2は防振ゴ
ム14を介して車体1に支持されているので車輪8から
の振動が吸収され、圧縮コイルばね5は軸受11を介し
て車体1に支持されているので圧縮、拡張作動時に生ず
る応力が適切に吸収される。
コイルばねを初期胴曲がりさせるだけでは、ばね反力軸
RAが平行移動するだけで、ばね反力の着力点はコイル
軸CAからずれるので(ずれ量を図7にeで示す)、軸
受11(図2)に偏摩耗が生ずるおそれがある。これに
対し、本実施形態においては図2に示すように、ばね反
力の着力点が上側座面USの略中心にあって略コイル軸
CA上に位置するように構成されている。
ては、図1に示すように、荷重入力軸AAとばね反力軸
RAは一致せず、ストラット2のストラット軸SAと荷
重入力軸AAとは角度θ1をなすのに対し、ストラット
軸SAとばね反力軸RAとは角度θ2をなしている。
尚、LAはロアアーム7の軸、KAはキングピン軸を表
す。上記荷重入力軸AAとストラット軸SAの不一致に
起因し、ストラット2のシリンダ2aとロッド2bとの
間に摺動抵抗が生じ得るが、この摺動抵抗は圧縮コイル
ばね5の付勢力によって発生が抑えられ、ロッド2bの
円滑な摺動作動が確保される。
を有し、ゴムブロック20が介装された圧縮コイルばね
5に対応する解析モデル(図示せず)を用いてFEM解
析を行なったときの結果を示すものである。尚、この解
析モデルは、コイルばねの下側座面から0.75巻と
1.75巻の間に介装した数個のスカラーばねによって
モデル化したもので、そのばね定数はゴムブロック20
のばね定数が45N/mmとなるように設定し、最小荷
重時にゴムブロック20が素線5a,5bに当接するよ
うにばね特性を設定したものである。
る中心角θcに応じた横力の変化を表すもので、中心角
θcが増加すると圧縮コイルばね5の横力Fs(N)が
減少することが分かる。また、図5は中心角θcと横力
減少率(%)の関係を示すもので、θc=0°の場合に
比し、θc=70°で横力が約5%減少することにな
る。尚、θc=0°はシミュレーション上の極小値であ
り、実際には存在しないので、現実的には製造可能な最
小値とする必要があるが、本実施形態では後述のように
最小値を必要とすることはない。
に、上側座面の中心を通るコイル軸が自由状態において
所定の曲率で湾曲するように形成された、初期胴曲がり
を有する圧縮コイルばねに関し、前述のゴムブロック2
0がばね反力に及ぼす影響を実験したときの実験結果で
ある。具体的には、下側座巻部の素線5aとこれに隣接
する素線5bに当接する範囲を特定するための、種々の
中心角θcの範囲を有するゴムブロックを圧縮コイルば
ね5の素線5a,5b間に介装したときのばね反力軸
を、x−z面に投影した図である。尚、ばね反力軸は上
側座面及び下側座面に作用するばね反力の着力点を結ぶ
線である。
軸方向の傾きを有する太い一点鎖線は、ゴムブロックが
無い場合の解析結果を表し、最も上側に位置し最大のx
軸方向の傾きを有する実線は、中心角θcが0°の場合
を表す。図6から明らかなように、中心角θcが0°か
ら増大(素線との当接部分が増大)するに応じてx軸方
向のばね反力軸の傾きが小さくなる。
なる。即ち、(1)ゴムブロック20の中心角θcの範
囲は小さい程、圧縮コイルばねの横力増大効果が大き
い。(2)ゴムブロック20の中心角θcの範囲を大き
くし過ぎると、横力増大効果が低下するだけでなく、工
作精度上、隣接する素線5a及び素線5bに対し均等に
当接させることが困難となる。(3)逆に、ゴムブロッ
ク20の中心角θcの範囲を小さくし過ぎると、製作、
組付けが困難となり、安定した状態で素線5a及び素線
5bに当接し得る形状の設計が困難となる。
は65°以下とすることが望ましいが、中心角θcの範
囲を小さくし過ぎると上記の問題が生ずるので、中心角
θcの下限を、例えば図3に示すゴムブロック20の素
線5a及び素線5bに当接する部分の幅wが20mm以
上となるように設定することが望ましい。尚、上記の解
析結果から最大主応力分布(図示せず)も得られたが、
ゴムブロック20の中心角θcを変化させても応力分布
及びその最大値は殆ど変化しないことが確認できた。
すように圧縮コイルばね5の胴曲がり量dとゴムブロッ
ク20の中心角θcが適宜設定され、ストラット2に対
する横力の大きさが適宜調整されると共に、ばね反力の
着力点が上側座面USの略中心に位置するように調整さ
れる。これにより、軸受11に偏摩耗が生ずることもな
く安定した状態でストラット2に横力が付与される。
尚、防振ゴム14は、本願では詳細な説明は省略する
が、圧縮コイルばね5のばね反力軸が上側座面USの略
中心を通るように設計されている。
ク20に代えて、あるいは上記ゴムブロック20と共
に、圧縮コイルばね5の上側座3近傍で隣接する素線間
にゴムブロックを介装することとしてもよい。この場合
には、圧縮コイルばね5の上側座3近傍に介装するゴム
ブロックは車体内側に配置される。
で以下の効果を奏する。即ち、請求項1に係るストラッ
ト型懸架装置は、圧縮コイルばねの上側座面の中心を通
るコイル軸が自由状態において所定の曲率で湾曲するよ
うに圧縮コイルばねを形成すると共に、圧縮コイルばね
の車体外側に位置し下側座近傍で隣接する素線間に弾性
部材を介装し、及び/又は圧縮コイルばねの車体内側に
位置し上側座近傍で隣接する素線間に弾性部材を介装
し、且つコイル軸の湾曲方向が車体外側となるように圧
縮コイルばねを保持することとしているので、ストラッ
トに対して所望の横力を適切に付与し、円滑な緩衝作動
を確保することができる。また、圧縮コイルばねの装着
時に特別な手段を講ずる必要もないので、組付けが容易
である。
装置においては、圧縮コイルばねの上側座面の中心を通
るコイル軸が自由状態において所定の曲率で湾曲するよ
うに圧縮コイルばねを形成すると共に、圧縮コイルばね
の車体外側に位置する下側座巻部の素線と、該下側座巻
部の素線に隣接する素線との間に弾性部材を介装し、且
つコイル軸の湾曲方向が車体外側方向となるように圧縮
コイルばねを保持することとしているので、簡単な構成
でストラットに対して所望の横力を適切に付与し、円滑
な緩衝作動を確保することができる。
に、圧縮コイルばねの軸心を中心とする中心角が65°
以下の範囲で、下側座巻部の素線と、これに隣接する素
線に当接するように配設するゴムブロックによって構成
すれば、安価且つ容易にストラットに対して所望の横力
を適切に付与することができる。
置の断面図である。
びストラットマウントを示す拡大断面図である。
置に供するゴムブロックの斜視図である。
置に供するゴムブロックの中心角と横力との関係を示す
グラフである。
置に供するゴムブロックの中心角と横力減少率との関係
を示すグラフである。
範囲を有するゴムブロックを介装したときのばね反力軸
を、x−z面に投影した状態を示すグラフである。
持状態を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 車体にストラットの上端を支持すると共
に、前記ストラットに固定する下側座と前記車体に支持
する上側座との間に、前記ストラットを囲繞するように
圧縮コイルばねを配置し、前記ストラットを介して前記
車体に車輪を支持するストラット型懸架装置において、
前記圧縮コイルばねの上側座面の中心を通るコイル軸
が、前記圧縮コイルばねの自由状態において所定の曲率
で湾曲するように前記圧縮コイルばねを形成すると共
に、前記圧縮コイルばねの前記車体外側に位置し前記下
側座近傍で隣接する素線間に弾性部材を介装し、及び/
又は前記圧縮コイルばねの前記車体内側に位置し前記上
側座近傍で隣接する素線間に弾性部材を介装し、前記下
側座と前記上側座との間に配置する前記圧縮コイルばね
を、前記コイル軸の湾曲方向が前記車体外側方向となる
ように保持することを特徴とするストラット型懸架装
置。 - 【請求項2】 車体にストラットの上端を支持すると共
に、前記ストラットに固定する下側座と前記車体に支持
する上側座との間に、前記ストラットを囲繞するように
圧縮コイルばねを配置し、前記ストラットを介して前記
車体に車輪を支持するストラット型懸架装置において、
前記圧縮コイルばねの上側座面の中心を通るコイル軸
が、前記圧縮コイルばねの自由状態において所定の曲率
で湾曲するように前記圧縮コイルばねを形成すると共
に、前記圧縮コイルばねの前記車体外側に位置する下側
座巻部の素線と、該下側座巻部の素線に隣接する素線と
の間に弾性部材を介装し、前記下側座と前記上側座との
間に配置する前記圧縮コイルばねを、前記コイル軸の湾
曲方向が前記車体外側方向となるように保持することを
特徴とするストラット型懸架装置。 - 【請求項3】 前記弾性部材は、前記圧縮コイルばねの
軸心を中心とする中心角が65°以下の範囲で、前記下
側座巻部の素線と、前記下側座巻部の素線に隣接する素
線に当接するように配設するゴムブロックから成ること
を特徴とする請求項2記載のストラット型懸架装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28727498A JP4098898B2 (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | ストラット型懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28727498A JP4098898B2 (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | ストラット型懸架装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000094920A true JP2000094920A (ja) | 2000-04-04 |
JP4098898B2 JP4098898B2 (ja) | 2008-06-11 |
Family
ID=17715288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP28727498A Expired - Lifetime JP4098898B2 (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | ストラット型懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4098898B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
CN103660830B (zh) * | 2013-12-04 | 2016-01-13 | 浙江万向系统有限公司 | 一种基于旋转机构的麦弗逊悬架偏置弹簧侧向力调校机构 |
-
1998
- 1998-09-24 JP JP28727498A patent/JP4098898B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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Legal Events
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