JP2000084788A - 工作機械の主軸装置 - Google Patents
工作機械の主軸装置Info
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- JP2000084788A JP2000084788A JP10254143A JP25414398A JP2000084788A JP 2000084788 A JP2000084788 A JP 2000084788A JP 10254143 A JP10254143 A JP 10254143A JP 25414398 A JP25414398 A JP 25414398A JP 2000084788 A JP2000084788 A JP 2000084788A
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Abstract
箇所に常時供給でき、クイルの位置に変化が生じても切
削箇所に対するクーラントの供給を適切に行うことがで
きる工作機械の主軸装置を提供すること。 【解決手段】 後端をクイル主軸ユニット5の後部に連
結されたギヤ箱9あるいはそれに準ずるクイル一体移動
物に固定配管され、クイル主軸ユニット5の外側方を軸
線方向に沿って主軸先端側に延在するクーラント供給管
15を設け、クーラント供給管15は、後端側に接続さ
れるクーラント供給ホース21よりクーラントを供給さ
れ、先端部にクーラント供給接続ポート23を有する先
端ブロック25を取り付けられ、クーラント供給接続ポ
ート23と主軸11の先端部に装着されるクーラント供
給用ホルダ11が具備しているクーラント入口ポート1
1aとの接続によりクーラントをクーラント供給用ホル
ダ11に供給する。
Description
装置に関し、特に、横中ぐりフライス盤など、クイル主
軸ユニットが主軸本体ケースに対して軸線方向に移動可
能な工作機械の主軸装置に関するものである。
対して軸線方向に移動可能な工作機械の主軸装置におい
て、切削箇所に対するクーラントの供給は、スルー型ツ
ールを使用するクーラント供給用ホルダの場合には、ク
イル主軸ユニットの内部に設けられたクーラント供給孔
を通してクーラントをクーラント供給用ホルダに供給す
るか、あるいはクイル外部にあるヘッド本体ノーズ(主
軸本体ケース)部に配置されたマニホールドブロックよ
りクイル先端部に取り付けられたマニホールドブロック
に直接供給することにより行われている。
内部に設けられたクーラント供給孔を通してクーラント
をクーラント供給用ホルダに供給するものでは、クーラ
ント供給孔通過過程でクーラント温度がクイル主軸ユニ
ットに影響し、クイル主軸ユニットに熱変形が生じ、加
工精度の低下を招く原因になる。
ルドブロックよりクイル先端部に取り付けられたマニホ
ールドブロックに直接供給するものでは、クイル主軸ユ
ニットの位置を常時同位置としなければならないと不具
合がある。
部クーラントノズルによるクラーントの供給では、クイ
ル主軸ユニットの移動に応じてその都度、ノズルの向き
を変更しなけばならないと云う欠点がある。
なされたものであり、クイル内部を通すことなくクーラ
ントを切削箇所に常時供給でき、クイルの位置に変化が
生じても切削箇所に対するクーラントの供給を適切に行
うことができる工作機械の主軸装置を提供することを目
的としている。
めに、この発明による工作機械の主軸装置は、クイル主
軸ユニットが主軸本体ケースに対して軸線方向に移動可
能な工作機械の主軸装置において、後端をクイル主軸ユ
ニットの後部に連結されたギヤ箱あるいはそれに準ずる
クイル一体移動物に固定配管され、クイル主軸ユニット
の外側方を軸線方向に沿って主軸先端側に延在するクー
ラント供給管が設けられ、前記クーラント供給管は、後
端側に接続されるクーラント供給ホースよりクーラント
を供給され、先端部にクーラント供給接続ポートを有す
る先端ブロックを取り付けられ、前記クーラント供給接
続ポートとクイル主軸ユニットの先端部に装着されるク
ーラント供給用ホルダが具備しているクーラント入口ポ
ートとの接続によりクーラントをクーラント供給用ホル
ダに供給するものである。
は、前記先端ブロックが前記クーラント供給管の先端部
に着脱可能に取り付けられ、前記クーラント供給管の先
端部に前記先端ブロックに代えて主軸先端外部クーラン
トノズルが取り付けられることもできる。
面を用いて詳細に説明する。
軸装置の実施の形態を示している。これらの図におい
て、符号1は主軸本体ケース(主軸ヘッド本体)を示し
ている。主軸本体ケース1はクイル保持スリーブ3など
を介してクイル主軸ユニット5を軸線方向に移動可能に
支持している。
に支持している。主軸7は、後端をクイル主軸ユニット
5の後部に連結されたギヤ箱9に組み込まれ、自身の中
心軸線周りに回転駆動される。
ダ11等のツールホルダが交換可能に取り付けられ、主
軸7はツールホルダに取り付けられたドリル13等のツ
ールにより切削加工を行う。
のクーラント供給管15が設けられている。クーラント
供給管15は、後端をギヤ箱9に管固定接続金具17に
より固定配管され、クイル主軸ユニット5の外側方を軸
線方向に沿って延在し、主軸本体ケース1に形成された
管通し孔19を遊嵌合状態で貫通し、主軸先端部に到達
している。
定接続金具17に接続された可撓性のクーラント供給ホ
ース(ゴムホース)21よりクーラントを供給される。
クーラント供給接続ポート23(図4(a)参照)を有
する先端ブロック25を着脱交換可能取り付けられ、ク
ーラント供給接続ポート23は主軸7の先端部に装着さ
れるクーラント供給用ホルダ11が具備しているクーラ
ント入口ポート11aと連通接続される構造になってい
る。
従来のものと同様に、複数個の外部クーラントノズル2
7が固定配置されている。
5はクイル主軸ユニット5の軸線方向移動に追従して移
動し、クイル主軸ユニット5の軸線方向移動に拘わら
ず、クーラント供給ホース21、クーラント供給管1
5、先端ブロック25のクーラント供給接続ポート2
3、クーラント供給用ホルダ11のクーラント入口ポー
ト11aと云う経路をもってクーラントがクーラント供
給用ホルダ11に常時供給される。これにより、クイル
内部を通すことなくクーラントをツール13による切削
箇所に常時供給でき、クイル主軸ユニット5の位置に変
化が生じても切削箇所に対するクーラントの供給が適切
に行われるようになる。
ブロック25に代えて、図4(b)に示されているよう
に、主軸先端外部クーラントノズル29を取り付けるこ
ともできる。
ル主軸ユニット5の軸線方向移動に追従して移動し、ク
イル主軸ユニット5の軸線方向移動に拘わらず、クーラ
ント供給ホース21、クーラント供給管15と云う経路
をもってクーラントが主軸先端外部クーラントノズル2
9に常時供給される。これにより、クーラント供給用ホ
ルダ11の使用外においても、クーラントを切削箇所に
常時供給でき、クイル主軸ユニット5の位置に変化が生
じても切削箇所に対するクーラントの供給が適切に行わ
れるようになる。
固定するから、ヘッド本体のノーズ部にゴムホースを露
呈させる必要がなくなり、切削により発生する切粉等に
よつてゴームホース21が損傷したり、被削物に引掛か
る等の不具合を未然に回避できる。
態について詳細に説明したが、この発明は、これに限定
されるものではなく、この発明の範囲内にて種々の実施
の形態が可能であることは当業者にとって明らかであろ
う。
明による工作機械の主軸装置によれば、クーラント供給
管がクイル主軸ユニットの軸線方向移動に追従して移動
し、クイル主軸ユニットの軸線方向移動に拘わらず、ク
ーラント供給ホース、クーラント供給管、先端ブロック
のクーラント供給接続ポート23、クーラント供給用ホ
ルダのクーラント入口ポートと云う経路をもってクーラ
ントがクーラント供給用ホルダに常時供給されるから、
クイル内部を通すことなくクーラント切削箇所に常時供
給でき、クイル主軸ユニットの位置に変化が生じても切
削箇所に対するクーラントの供給が適切に行われるよう
になる。これにより、工作機械自体の性能を最大限まで
引く出すことができ、加工時間の短縮、異形被削材の加
工、無人運転、使用工具種の低減を図ることができる。
端ブロックに代えて、主軸先端外部クーラントノズルを
取り付けることにより、主軸先端外部クーラントノズル
もクイル主軸ユニットの軸線方向移動に追従して移動
し、クイル主軸ユニットの軸線方向移動に拘わらず、ク
ーラント供給ホース、クーラント供給管と云う経路をも
ってクーラントが主軸先端外部クーラントノズルに常時
供給されるから、クーラント供給用ホルダの使用外にお
いても、クーラントを切削箇所に常時供給でき、クイル
主軸ユニットの位置に変化が生じても切削箇所に対する
クーラントの供給が適切に行われるようになる。
施の形態を示す一部断面平面図である。
施の形態を示す側面図である。
施の形態を示す正面図である。
先端ブロック取付状態を、(b)は主軸先端外部クーラ
ントノズルの取付状態を各々示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 クイル主軸ユニットが主軸本体ケースに
対して軸線方向に移動可能な工作機械の主軸装置におい
て、 後端をクイル主軸ユニットの後部に連結されたギヤ箱あ
るいはそれに準ずるクイル一体移動物に固定配管され、
クイル主軸ユニットの外側方を軸線方向に沿って主軸先
端側に延在するクーラント供給管が設けられ、 前記クーラント供給管は、後端側に接続されるクーラン
ト供給ホースよりクーラントを供給され、先端部にクー
ラント供給接続ポートを有する先端ブロックを取り付け
られ、前記クーラント供給接続ポートとクイル主軸ユニ
ットの先端部に装着されるクーラント供給用ホルダが具
備しているクーラント入口ポートとの接続によりクーラ
ントをクーラント供給用ホルダに供給することを特徴と
する工作機械の主軸装置。 - 【請求項2】 前記先端ブロックは前記クーラント供給
管の先端部に着脱可能に取り付けられ、前記クーラント
供給管の先端部に前記先端ブロックに代えて主軸先端外
部クーラントノズルが取り付けられることを特徴とする
請求項1に記載の工作機械の主軸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25414398A JP4001680B2 (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 工作機械の主軸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25414398A JP4001680B2 (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 工作機械の主軸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000084788A true JP2000084788A (ja) | 2000-03-28 |
JP4001680B2 JP4001680B2 (ja) | 2007-10-31 |
Family
ID=17260828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25414398A Expired - Lifetime JP4001680B2 (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 工作機械の主軸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4001680B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101186041A (zh) * | 2006-11-21 | 2008-05-28 | 勃兰特边角技术有限公司 | 加工机组 |
JP2018034232A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | ファナック株式会社 | 流体噴射装置 |
-
1998
- 1998-09-08 JP JP25414398A patent/JP4001680B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101186041A (zh) * | 2006-11-21 | 2008-05-28 | 勃兰特边角技术有限公司 | 加工机组 |
JP2008126665A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Brandt Kantentechnik Gmbh | 加工アセンブリ |
JP2018034232A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | ファナック株式会社 | 流体噴射装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4001680B2 (ja) | 2007-10-31 |
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