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JP2000074702A - 車両用計器装置のケース組付構造 - Google Patents

車両用計器装置のケース組付構造

Info

Publication number
JP2000074702A
JP2000074702A JP10241871A JP24187198A JP2000074702A JP 2000074702 A JP2000074702 A JP 2000074702A JP 10241871 A JP10241871 A JP 10241871A JP 24187198 A JP24187198 A JP 24187198A JP 2000074702 A JP2000074702 A JP 2000074702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
upper housing
front cover
lower housing
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10241871A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Tomita
清 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP10241871A priority Critical patent/JP2000074702A/ja
Publication of JP2000074702A publication Critical patent/JP2000074702A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計器本体等を収容するロアハウジング、アッ
パハウジング及びフロントカバーとからなる計器装置ケ
ースの組付構造部分の製作経済性を改善する。 【解決手段】 ロアハウジング21には、一対の係止縁
30を有する係止孔28を一体形成し、該係止孔28内
に、アッパハウジング22に設けた弾性舌片32及びフ
ロントカバー23に設けた弾性舌片34のそれぞれを共
に挿通し、該係止孔28内に挿通せしめたアッパハウジ
ング21の弾性舌片32を上記係止縁30の一方に係止
させ、係止孔28内に挿通されたフロントカバー23の
弾性舌片34を上記係止縁30の他方にそれぞれ係止さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の運
転席前方に設備される計器装置のケース組付構造であっ
て、特に計器本体等を収容するロアハウジング、アッパ
ハウジング及びフロントカバーとからなる計器装置ケー
スの組付構造部分の製作経済性を改善するケース組付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転情報を知るために自動車運
転席前方に設備される車両用計器装置の一般的構造は、
図4、図5で示すように、樹脂製のロアハウジング1、
樹脂製のアッパハウジング2(見返し板)及びそのアッ
パハウジング2の前面に被着される透明な樹脂製のフロ
ントカバー3とからなるケース4の内部に、車速計5、
エンジン回転計6、燃料計7、液温計8等の計器本体
と、インジケータ9、ワーニング10、方向指示器11
等の表示器と、上記計器本体及び表示器の駆動制御回路
を実装する回路基板15等が組付けられている。
【0003】上記の各計器本体、表示器及び駆動制御回
路等を内装しているケース4は、前にも述べているよう
に、ロアハウジング1、アッパハウジング2、フロント
カバー3とからなっており、計器装置の組立手順は上記
の各計器本体、表示器、駆動制御回路を取り付けたロア
ハウジング1の前面に、アッパハウジング2を被着し、
さらにそのアッパハウジング2の前面にフロントカバー
3を被着して、計器装置を構成している。
【0004】上記ロアハウジング1とアッパハウジング
2との被着結合構造及びロアハウジング1とフロントカ
バー3との被着結合構造として、ロアハウジング1の周
縁部適宜位置にはアッパハウジング係止孔12を隔設
し、さらにそれらアッパハウジング係止孔12に隣設し
てフロントカバー係止孔13を形成する。またアッパハ
ウジング2の周縁部には、上記ロアハウジング1に形成
されているアッパハウジング係止孔12内に挿入係止さ
れる係止爪片15を形成し、フロントカバー3の周縁部
には、上記ロアハウジング1に形成されているフロント
カバー係止孔13内に挿入係止される係止爪片14が形
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、樹脂製の
ロアハウジング1には、アッパハウジング係止孔12及
びフロントカバー係止孔13のそれぞれを一体形成し、
樹脂製のアッパハウジング2には係止爪片15を、また
樹脂製フロントカバー3には係止爪片14をそれぞれ形
成しているものであって、特に上記ロアハウジング1に
は、アッパハウジング係止孔12とフロントカバー係止
孔13のそれぞれを複数個所に設けなければならないこ
とから、そのロアハウジング1を樹脂成形するに使用さ
れる型構造が複雑となり、これが原因で型費が高くな
り、結果的には製品コストが高くなるという問題点があ
った。
【0006】本発明はかかる問題点に着目してなされた
もので、ロアハウジングの周縁部にアッパハウジングに
設けた係止爪片と、フロントカバーに設けた係止爪片と
を同一の孔内で共に係止する係止孔を設けて、アッパハ
ウジングとフロントカバーの係止孔構造を簡素化し、こ
れにより上記アッパハウジングを樹脂成形するに使用さ
れる型装置の経済性を高めることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、ロアハウジングと、該ロア
ハウジングの前縁に被着されるアッパハウジングと、該
アッパハウジングの前縁に被着されるフロントカバーと
からなる計器装置の樹脂製ケースにおいて、上記ロアハ
ウジングには、一対の係止縁を有する係止孔を一体形成
し、該係止孔内に、アッパハウジングに設けた弾性舌片
及びフロントカバーに設けた弾性舌片のそれぞれを共に
挿通し、該係止孔内に挿通せしめたアッパハウジングの
弾性舌片を上記係止縁の一方に係止させ、係止孔内に挿
通されたフロントカバーの弾性舌片を上記係止縁の他方
にそれぞれ係止させるケース組付構造であることを特徴
としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態に基いて詳細に説明する。
【0009】図1乃至図3において、21は樹脂製のロ
アハウジング、22はそのロアハウジング21の前面に
被着される樹脂製のアッパハウジング、23はアッパハ
ウジング22の前面に被着される樹脂製のフロントカバ
ーであって、これらのロアハウジング21、アッパハウ
ジング22、フロントカバー23とからなる計器ケース
の内部には、従来例同様に、複数の計器本体24、表示
器(図示せず)、導光体25、文字板26等が組付けら
れており、さらに上記ロアハウジング21の背面には、
上記計器本体及び表示器の駆動制御回路等を実装した回
路基板27が取付けられている。
【0010】本発明にあっては、上記ロアハウジング2
1に対して取付けるアッパハウジング22とフロントカ
バー23の取付構造を特徴とするもので、以下その取付
構造について具体的に説明する。上記ロアハウジング2
1の周側外面の適宜位置に、その側面と平行方向に穿設
される係止孔28を形成する方形の係止枠部29がロア
ハウジング21と一体に突設成形されており、それらの
係止枠部29の裏縁は、フロントカバー23の係止縁3
0に形成されている。また係止枠部29の内側にはアッ
パハウジング22の係止爪31が形成されている。
【0011】アッパハウジング22の周縁において、上
記ロアハウジング21に設けられている各係止孔28と
の対応位置には、その係止孔28内に挿入し得る形状の
弾性舌片32が形成されており、該弾性舌片32には上
記の係止爪31と係止し得る係止穴33が形成されてい
る。フロントカバー23において、上記ロアハウジング
21に設けられている各係止孔28との対応位置には、
その係止孔28内に上記アッパハウジング22の弾性舌
片32と共に挿入し得る弾性舌片34が形成されてお
り、この弾性舌片34の先端部には、上記係止縁30に
係止される爪片35が形成されている。
【0012】以上がケース取付構造の第1の実施形態で
あるが、次にその作用について述べると、先ずは、計器
本体24、導光体25、文字板26及び回路基板27等
の計器装置構成部品を取付けた後のロアハウジング21
の前面にアッパハウジング22を被着するが、このアッ
パハウジング22の被着作業は、ロアハウジング21の
周縁個所に形成されているそれぞれの係止孔28内にア
ッパハウジング22に設けられている弾性舌片32を挿
入する。これによって弾性舌片32に設けられている係
止穴33が、係止孔28内の係止爪31と係止し、ロア
ハウジング21へのアッパハウジング22の被着がなさ
れる。
【0013】次にロアハウジング21に被着されている
アッパハウジング22の前方からアッパハウジング22
に向けてフロントカバー23を被せ、そのフロントカバ
ー23の上縁部に設けられている弾性舌片34を、既に
アッパハウジング22の弾性舌片32を挿入係止してい
るロアハウジング21上縁部の係止孔28内に挿入し、
その弾性舌片34の先端に形成されている爪片35を、
係止枠部29の係止縁30に係止させると共に、そのフ
ロントカバー23の下縁部に設けられている弾性舌片3
4の爪片35を、アッパハウジング22の下縁に設けら
れている係止孔36に係止させることで、フロントカバ
ーのロアハウジング21及びアッパハウジング22への
被着がなされるものである。
【0014】このように本実施形態のロアハウジング2
1にあっては、そのロアハウジング21に被着すべきア
ッパハウジング22及びフロントカバー23の被着係止
構造、つまり係止孔28がアッパハウジング22に設け
られている弾性舌片32とフロントカバー23に設けら
れている弾性舌片34の双方を共に挿通係止させること
ができる構造となしていることで、ロアハウジング21
に設けるためのアッパハウジング22及びフロントカバ
ー23被着用の係止孔28の形成数を、従来例のものに
比して半減させることができ、これにより樹脂成形する
ロアハウジング21の型構造が簡素化できる。
【0015】図3(ロ)は、本発明の他の実施形態を示
すもので、この実施形態ではアッパハウジング22に設
けられている弾性舌片32の先端部に、ロアハウジング
21の係止枠部29に形成されている係止縁30に係止
される爪片37を形成したものである。なおフロントカ
バー23の構成は、前記実施形態と変りはない。このよ
うな他の実施形態にあっては、ロアハウジング21に形
成した係止孔28の内部に、係止爪31を設ける必要が
なく、さらにアッパハウジング22の弾性舌片32に係
止穴33を成形する必要がないので、そのロアハウジン
グ21及びアッパハウジング22を樹脂成形するための
型装置の簡素化がさらに高められ、これにより経済性も
向上する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明のケース組付構造に
よれば、ロアハウジング21に、アッパハウジング22
及びフロントカバー23を被着するケース組付構造にお
いて、そのロアハウジング21にはアッパハウジング2
2及びフロントカバー23に設けている取付用のそれぞ
れの弾性舌片32,34を共に挿通係止させる単位の係
止孔28を設けたものであるから、ロアハウジング21
に形成すべきアッパハウジング22及びフロントカバー
23の組付構造を従来のものに比して簡素化することが
でき、これによりアッパハウジング22及びフロントカ
バー23を組付けるための組付構造を具備せしめるロア
ハウジング21を樹脂成形するに要する成形型構造の簡
素化と経済性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなるケース組付構造の実施形態を示
した断面説明図。
【図2】本発明よりなるケース組付構造の実施形態を示
した要部説明斜視図。
【図3】ケース組付部の断面図であって、(イ)はその
第1の実施形態を示し、(ロ)は他の実施形態を示す。
【図4】従来のケース組付構造を示した車両用計器装置
の正面図。
【図5】従来のケース組付構造を示した断面図。
【図6】従来例であるロアハウジングとアッパハウジン
グの取付け状態を示した要部断面図。
【図7】従来例であるロアハウジングとフロントカバー
の取付け状態を示した要部断面図。
【符号の説明】
21…ロアハウジング 22…アッパハウジング 23…フロントカバー 24…計器本体 25…導光体 26…文字板 27…回路基板 28…係止孔 29…係止枠部 30…係止縁 31…係止爪 32…弾性舌片 33…係止穴 34…弾性舌片 35…爪片 36…係止孔 37…爪片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロアハウジング(21)と、該ロアハウ
    ジング(21)の前縁に被着されるアッパハウジング
    (22)と、該アッパハウジング(22)の前縁に被着
    されるフロントカバー(23)とからなる計器装置の樹
    脂製ケースにおいて、上記ロアハウジング(21)に
    は、一対の係止縁(30)を有する係止孔(28)を一
    体形成し、該係止孔(28)内に、アッパハウジング
    (22)に設けた弾性舌片(32)及びフロントカバー
    (23)に設けた弾性舌片(34)のそれぞれを共に挿
    通し、該係止孔(28)内に挿通せしめたアッパハウジ
    ング(21)の弾性舌片(32)を上記係止縁(30)
    の一方に係止させ、係止孔(28)内に挿通されたフロ
    ントカバー(23)の弾性舌片(34)を上記係止縁
    (30)の他方にそれぞれ係止させることを特徴とする
    車両用装置のケース組付構造。
JP10241871A 1998-08-27 1998-08-27 車両用計器装置のケース組付構造 Pending JP2000074702A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006189316A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Yazaki Corp メータ、メータ本体及びメータカバー
CN104527432A (zh) * 2014-12-17 2015-04-22 绍兴四环怡东仪表有限公司 一种电动汽车仪表总成

Cited By (2)

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JP2006189316A (ja) * 2005-01-06 2006-07-20 Yazaki Corp メータ、メータ本体及びメータカバー
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