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JP2000065792A - 電気化学的測定センサ及びその使用 - Google Patents

電気化学的測定センサ及びその使用

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JP2000065792A
JP2000065792A JP11030131A JP3013199A JP2000065792A JP 2000065792 A JP2000065792 A JP 2000065792A JP 11030131 A JP11030131 A JP 11030131A JP 3013199 A JP3013199 A JP 3013199A JP 2000065792 A JP2000065792 A JP 2000065792A
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electrochemical
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solid electrolyte
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Eberhard Schnaibel
シュナイベル エバーハルト
Harald Dr Neumann
ノイマン ハーラルト
Johann Dr Riegel
リーゲル ヨハン
Lothar Dr Diehl
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の技術の欠点を解消した、電気化学的要
素によって測定ガスのガス濃度、例えば酸素濃度を判定
する電気化学的測定センサを提供する。 【解決手段】 電気化学的ポンプセル及びガス空間を備
えた第1の固体電解質部材を含み、かつ電気化学的セン
サセル(ネルンストセル)を備えた第2の固体電解質部
材を含み、その際、測定ガス空間の方に向いた第1の固
体電解質部材の面、及びガス侵入開口が、多孔性の保護
層によって覆われている、電気化学的要素によって測定
ガスのガス濃度を判定する電気化学的測定センサにおい
て、本発明によれば、多孔性の保護層(21)に、保護
層(21)に対して高い密度又はわずかな多孔性を有す
る層(25)が付属している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気化学的ポンプ
セル及び第1及び第2の電極を備えかつガス侵入開口を
介して測定ガス空間に結合されかつその中に両方の電極
のうちの1つが配置されたガス空間を備えた第1の固体
電解質部材を含み、かつ電気化学的センサセル(ネルン
ストセル)及び第3及び第4の電極を備えた第2の固体
電解質部材を含み、その際、測定ガス空間の方に向いた
第1の固体電解質部材の面、及びガス侵入開口が、多孔
性の保護層によって覆われている、電気化学的要素によ
って測定ガスのガス濃度を判定する電気化学的測定セン
サ、とくに電気化学的測定センサに関する。
【0002】
【従来の技術】初めに述べたような電気化学的測定セン
サは周知である。これらは、有利には平らな第1の固体
電解質部材及び第1及び第2の有利には多孔性の電極を
備えた電気化学的なポンプセルを有する電気化学的要素
を含む。これらの測定センサは、さらに有利には平らな
第2の固体電解質部材及び第3及び第4の有利には多孔
性の電極を備えかつポンプセルと共同動作する電気化学
的センサセルを含む。この測定センサは、さらにガス侵
入開口及びガス侵入通路を有するので、ガス空間とも称
される内側中空空間が測定ガス空間に結合されている。
少なくとも1つの固体電解質部材における切り欠きによ
って形成された中空空間内に、拡散抵抗装置が配置され
ており、この拡散抵抗装置は、多孔性の充填物を含むこ
とができる。したがって測定ガスは、ガス侵入開口及び
ガス侵入通路を介してガス空間内に到達し、その際、ポ
ンプセルの第1及び第2の電極は、制御されてガス空間
内への測定ガスの侵入に作用を及ぼし、したがって測定
すべきガス成分の管理された分圧を惹起する。第2の固
体電解質部材の第3及び第4の電極の間の電気化学的な
電位の差異は、拡散抵抗装置内における及び例えば第2
の固体電解質部材内に必要な基準ガス空間内における異
なったガス分圧に基づいて生じる。この電位の差異は、
電気化学的要素の外にある電圧測定装置によって検出す
ることができる。
【0003】ガス侵入開口を多孔性のカバーで覆い、こ
のカバーが測定センサの内部空間への、したがって大体
においてガス空間への測定ガス内に含まれることがある
液状の成分(例えばガソリン)の侵入を阻止することも
提案されている。このカバーは、測定ガス空間の方に向
いた電気化学的要素の面における多孔性の層である。カ
バーは、測定ガスに対して透過性であるが、測定ガス中
に含まれた液状の成分に対して障壁をなしている。カバ
ー内に引止められ貯蔵された液体は、設けられたヒータ
の投入後に速やかに蒸発する。多孔性のカバーは、外側
ポンプ電極上に配置されており、かつ例えばZrO2
らなる。このカバーは、白金を含むことができ、かつポ
ンプのために測定ガスから酸素を準備することができ
る。その上さらにこのカバーは、一方において外側ポン
プ電極の汚染を防止するようにし、かつ他方において測
定ガスにおける液状の成分に対してすでに述べた障壁を
形成する。
【0004】それにもかかわらず測定ガスは、この保護
層によってわずかしか妨害されず、ここを急速に通過
し、かつこのようにして外側ポンプ電極に到達する。こ
のことは、測定ガスの変化するガス組成によって、外側
ポンプ電極におけるガス雰囲気もきわめて急速に変化す
ることができることを表わしている。その結果、電極に
おける無負荷位置濃度も変化し、したがってポンプセル
の内部抵抗が変化する。しかしながらこの時、ポンプセ
ルのエネルギー供給(電流−又は電圧源)に応じて、ま
だ測定センサの中空空間内におけるガス組成が新たに設
定されないうちに、ポンプ電流も即座に変化する。した
がってガス空間内のガス平衡は、外側ポンプ電極におけ
るガス平衡よりも遅れる。この関係は、λ=1−脈動
(ステップ状の変化の際の出力信号のアンダーシュート
又はオーバーシュート)の周知であるが不所望の現象を
引起こす。
【0005】前記のような測定センサは、プラナー広帯
域λセンサの専門名称において、例えば内燃機関の触媒
による排気ガス解毒の技術に利用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の欠点
を解消した、電気化学的要素によって測定ガスのガス濃
度、例えば酸素濃度を判定する電気化学的測定センサを
提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】測定センサは、第1及び
第2の電極を有する電気化学的ポンプセルを備えた第1
の固体電解質部材を含んでいる。さらに測定センサは、
ガス空間を有し、このガス空間は、ガス侵入開口を介し
て測定ガス空間に結合されており、かつその中に両方の
電極のうちの1つが配置されている。さらに測定センサ
は、第3及び第4の電極を含む電気化学的センサセル
(ネルンストセル)を備えた第2の固体電解質部材を有
する。測定ガス空間の方に向いた第1の固体電解質部材
の面、及びガス侵入開口は、多孔性の保護層によって覆
われている。本発明による電気化学的測定センサは、と
くに次の点において傑出している。すなわち多孔性の保
護層に、保護層に対して高い密度又はわずかな多孔性を
有する層が付属している。さらに高い密度又はさらにわ
ずかな多孔性を有する保護層を設けることによって、外
側ポンプ電極への測定ガスの侵入は遅らされる。このこ
とは、測定ガスが中空空間、したがってガス空間にも到
達したときに、初めてポンプ電流が変化するという利点
を有する。それによりいわゆるλ=1−脈動は阻止され
る。したがって外側ポンプ電極への測定ガスの侵入が内
側ポンプ電極へ、したがって第二の電極へ及び第3の電
極へのものよりもさほど早く行なわれないことが保証さ
れる。
【0008】有利な実施例は、次の点において傑出して
いる。すなわち層及び保護層が、同じ密度又は多孔性を
有する。したがって擬似的に二重機能を実行する1つの
層が形成されている。一方において保護層は、測定ガス
に含まれる液状の成分のガス空間内への侵入を阻止す
る。他方において第1の電極(外側ポンプ電極)への測
定ガスの遅れた侵入が達成される。その上さらにこの層
は、排気ガス成分によって引起こされる電極老化を阻止
するという機能を有する。
【0009】その代わりに別の実施例において、次のこ
とを考慮することができる。すなわち例えばZrO2
からなるガス密のカバー層が、保護層の上に配置されて
おり、したがって測定ガス空間の方に向けられている。
有利な構成において層は、20μmであることができる
厚さを有する。その際、保護層は、ガス密なカバー層よ
りもわずかな厚さを有することができる。
【0010】本発明による測定センサの層及び/又は保
護層の構成のための材料として、密に焼結された二酸化
ジルコニウムが有利である。その代わりにナノ結晶のか
つそれ故に密に焼結された酸化アルミニウム(Al
23)を使用することができる。
【0011】ガス侵入開口は、ガス侵入通路に結合する
ことができ、このガス侵入通路は、少なくとも部分的に
中空空間として構成されており、かつこのガス侵入通路
は、多孔性の充填物によって満たされていてもよい。こ
の中空空間は、内側の多孔性充填物へのガソリンのよう
な液体の毛細管転送を阻止する。その製造は、焼結の間
に昇華可能な材料を燃焼することによって行なうことが
できる。
【0012】ガス侵入開口は、多孔性のカバーによって
覆うことができる。このカバーは、有利には多孔性の材
料から形成され、この材料は、測定ガス空間の方に向い
た電気化学的要素の面を覆う多孔性の保護層の続きであ
ることができる。
【0013】本発明の変形によれば、通常ガス空間内に
設けられる充填物は省略される。それにより拡散障壁が
省略され、かつガス空間内の第2及び第3の電極への測
定ガスの侵入が加速されるので、それにより本発明の目
的も、すなわち3つすべての電極(第1ないし第3)に
おける測定ガスの組成の同じく迅速な調節も達成でき
る。
【0014】本発明による電気化学的測定センサ及びそ
の電気化学的要素の製造は、目的に合うように例えば安
定化された二酸化ジルコニウムからなる板片−又はフィ
ルム状の酸素を通す固体電解質から出発し、かつこれを
所属の導体路を有する内側及び外側のそれぞれ1つのポ
ンプ電極によって覆うことによって行う。その際、内側
のポンプ電極は、ここを通って測定ガスが供給されかつ
ガス拡散抵抗として使われる拡散−又はガス侵入通路の
縁範囲にあると有利である。このようにして得られたポ
ンプセルを、それから第2の電解質フィルムから同様に
製造されたセンサセル(ネルンストセル)及び第3の、
場合によっては加熱ユニットになるように構成された電
解質フィルムとともに積層し、かつ例えば1300〜1
550℃で焼結する。
【0015】多孔性充填物の製造のために、例えば適当
な熱膨張特性を有するセラミック材料からなる多孔性に
焼結されたフィルム挿入体から出発し、この熱膨張特性
は、利用される固体電解質フィルムのものに相当するか
又はそれに近い。有利には充填のために固体電解質フィ
ルムもこれからなるセラミック材料からなるフィルム挿
入体を利用し、その際、挿入体の多孔性は、サーマルブ
ラック粉末、有機合成物質又は塩のような細孔形成剤に
よって形成させることができ、これらの細孔形成剤は、
焼結工程の際に燃焼し、分解し又は蒸発する。原料は、
焼結の後に、10〜50%の多孔性が生じ、その際に、
平均細孔直径がほぼ5〜50μmにあるような量の比に
おいて適用する。
【0016】本発明は、次のような利点を提供する。す
なわち測定ガス空間から外側ポンプ電極へのガス侵入
は、外側ポンプ電極へのガス侵入が内側ポンプ電極
(“第2の”)へ又はネルンスト電極(“第3の”)へ
のものよりそれほど早く行なわれず、測定ガスが通常外
側ポンプ電極(“第1の”)より早く又はそれと同時に
第2及び第3の電極に到達する程度に、周知の装置に対
して遅らされる。それにより例えば強力なλ脈動によっ
て引起こされる広帯域λセンサの限定された制御ダイナ
ミックにある従来の技術の欠点が克服される。
【0017】とくに有利には、本発明は、内燃機関にお
けるガス混合気のλ値を判定する広帯域λセンサに関す
る。その際、λ値又は“空気過剰率”は、現在の空気燃
料比に対する化学量論的な空気燃料比の比として定義さ
れている。センサは、境界電流変化を介して排気ガスの
酸素含有量を検出する。
【0018】
【実施例】次に本発明を所属の図面によって実施例によ
り詳細に説明する。
【0019】図は、電気化学的要素2、電流−又は電圧
供給装置3及び電圧測定装置4を含む電気化学的測定セ
ンサ1を示している。電気化学的要素2は、電気化学的
ポンプセル5を有し、このポンプセルは、第1の平らな
固体電解質部材6、第1の多孔性電極7及び第2の多孔
性電極8から構成されている。以下単に要素2と称する
電気化学的要素は、さらに電気化学的センサセル(ネル
ンストセル)9を有し、このセンサセルは、第2の固体
電解質部材10、及び第3の電極11及び第4の電極1
2から構成されている。ポンプセル5は、第1及び第2
の電極7、8において外部電圧供給装置3により電圧を
供給される。第1及び第2の固体電解質部材6、10
は、互いに結合されており、かつガス空間13と称する
内側中空空間14をも囲んでいる。これは、多孔性材料
15によって完全に満たすことができ、かつ第2及び第
3の電極8、11を含んでいる。内側中空空間14は、
部分的に多孔性充填物16を装入されたガス侵入通路1
7を介して測定ガス空間19に結合されている。ガス侵
入開口18の上にカバー20が取付けられており、この
カバーは、多孔性保護層21の一部であってもよく、こ
の保護層は、測定ガス空間19の方に向いた第1の固体
電解質部材6の面22を、したがってポンプセル5の第
1の電極7をも覆っている。
【0020】第2の固体電解質部材10は、基準ガス空
間23を有する。この中に第4の電極12が取付けられ
ており、この電極は、基準ガスと称する比較ガスにさら
されている。測定ガス空間19からの測定ガスは、ガス
侵入開口18及びガス侵入通路17を介して内側中空空
間14に到達し、その際、ポンプセル5の第1及び第2
の電極7、8に加えられるポンプ電圧により、酸素の供
給ポンピング又は放出ポンピングによって管理された分
圧が設定される。
【0021】ガス空間13内における及び第2の固体電
解質部材10内に配置された基準ガス空間23内におけ
る異なったガス分圧に基づいて、第2の固体電解質部材
10の第3及び第4の電極11、12の間に電気化学的
な電位の相違が生じ、この電位の相違は、電気化学的要
素の外に配置された電圧測定装置4によって検出され
る。電位の相違を検出する評価装置を設けてもよいこと
は明らかである。
【0022】カバー20及びその下にある中空空間24
は、ガス侵入開口18及びガス侵入通路17を介してガ
ス空間13内に測定ガス中に含まれる液状成分、例えば
ガソリンが侵入することを阻止する。カバー20は、多
孔性保護層21の一部として構成されており、この保護
層は、測定ガス空間19の方に向いた第1の固体電解質
部材6の面22に取付けられている。
【0023】図1による実施例において、測定ガス空間
19の方に向いた保護層21の側に層25が取付けられ
ており、この層の厚さは、有利には20μmである。こ
の層25は、保護層21に対して高い密度又はわずかな
多孔性を有する。それにより測定ガス空間19からの測
定ガスの侵入が遅らされるので、測定ガスが、外側ポン
プ電極とも称される第1の電極7に遅らされて到達する
ことが達成される。すなわち電極7へのガス侵入は、内
側ポンプ電極とも称する第2の電極8よりもそれほど早
く行なわれない。層25又はその厚さは、その際、第1
の電極7へのガス侵入が第2の電極8へのガス侵入と大
体において同時に行なわれるように選定することができ
る。それによりλ=1−脈動が、大体において回避さ
れ、又はそれどころか完全に阻止される。
【0024】有利な構成において層25は、密に焼結さ
れた二酸化ジルコニウム層によって形成される。
【0025】したがって層25は、保護層21を完全に
覆っている。しかし層25が開口を有するので、ガス侵
入開口18のカバー20が覆われないことも、考慮する
ことができる。
【0026】図2に要素2の第2の実施例が示されてい
る。図1による実施例に対して、層25が保護層21の
構成部分である点においてだけ相違している。その際、
とくに保護層21と層25が同じ材料、例えば二酸化ジ
ルコニウムから形成されていることを考慮することがで
きる。保護層21及び層25は、この実施例において、
有利には第1の実施例における層25のものに相当する
同じ密度又は多孔性を有する。したがって密に焼結され
た二酸化ジルコニウムを考慮することができる。第1の
電極7へのガス侵入が過剰に遅れないようにするため
に、層25又は保護層21の厚さは、変更することがで
きる。層25又は保護層21は、図2による実施例にお
いて複数の機能を受持つ。一方においてこれは、測定ガ
ス中に含まれる液状成分に対する障壁を形成する。他方
においてこれは、第1の電極7への遅らされたガス侵入
を可能にする。最後にこれは、ガス構成部分によって引
起こされる電極老化を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気化学的測定センサの第1の実施例を示す図
である。
【図2】電気化学的測定センサの第2の実施例を示す図
である。
【符号の説明】
1 測定センサ、 2 電気化学的要素、 3 電流−
又は電圧供給装置、4 電圧測定装置、 5 ポンプセ
ル、 6 固体電解質部材、 7 電極、8 電極、
9 センサセル、 10 固体電解質部材、 11 電
極、 12電極、 13 ガス空間、 14 中空空
間、 15 多孔性充填物、 16多孔性充填物、 1
7 ガス侵入通路、 18 ガス侵入開口、 19 測
定ガス空間、 20 多孔性カバー、 21 保護層、
23 基準ガス空間、24 中空空間、 25 層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーラルト ノイマン ドイツ連邦共和国 ファイヒンゲン レー メンシュトラーセ 29/1 (72)発明者 ヨハン リーゲル ドイツ連邦共和国 ビーティッヒハイム− ビッシンゲン アイヒェンヴェーク 27 (72)発明者 ローター ディール ドイツ連邦共和国 シュツツトガルト グ ルーベンエッカー 141

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気化学的ポンプセル及び第1及び第2
    の電極を備えかつガス侵入開口を介して測定ガス空間に
    結合されかつその中に両方の電極のうちの1つが配置さ
    れたガス空間を備えた第1の固体電解質部材を含み、か
    つ電気化学的センサセル(ネルンストセル)及び第3及
    び第4の電極を備えた第2の固体電解質部材を含み、そ
    の際、測定ガス空間の方に向いた第1の固体電解質部材
    の面、及びガス侵入開口が、多孔性の保護層によって覆
    われている、電気化学的要素によって測定ガスのガス濃
    度を判定する電気化学的測定センサにおいて、多孔性の
    保護層(21)に、保護層(21)に対して高い密度又
    はわずかな多孔性を有する層(25)が付属しているこ
    とを特徴とする、電気化学的測定センサ。
  2. 【請求項2】 層(25)及び保護層(21)が、同じ
    高い密度又は多孔性を有する、請求項1に記載の電気化
    学的測定センサ。
  3. 【請求項3】 層(25)が、保護層(21)の上に配
    置されており、かつ測定ガス空間(19)の方に向けら
    れている、請求項1に記載の電気化学的センサ。
  4. 【請求項4】 層(25)が、二酸化ジルコニウムから
    なる、請求項1から3までのいずれか1項記載の電気化
    学的センサ。
  5. 【請求項5】 ガス侵入開口(18)が、ガス侵入通路
    (17)に結合されており、このガス侵入通路が、少な
    くとも部分的に中空空間(24)として構成されてい
    る、請求項1に記載の電気化学的センサ。
  6. 【請求項6】 ガス侵入開口(18)が、多孔性のカバ
    ー(20)によって覆われている、請求項1に記載の電
    気化学的センサ。
  7. 【請求項7】 多孔性のカバー(20)が、多孔性の保
    護層(21;25)の一部である、請求項4に記載の電
    気化学的測定センサ。
  8. 【請求項8】 ガス侵入通路(17)が、部分的に多孔
    性の充填物(16)によって満たされている、請求項5
    から7までのいずれか1項記載の電気化学的測定セン
    サ。
  9. 【請求項9】 ガス空間(13)が、少なくとも部分的
    に多孔性の充填物(15)によって満たされている、請
    求項1から8までのいずれか1項記載の電気化学的測定
    センサ。
  10. 【請求項10】 ガス空間(13)が、多孔性の充填物
    (15)を含まない、請求項1から8までのいずれか1
    項記載の電気化学的測定センサ。
  11. 【請求項11】 電気化学的要素(2)、とくにその第
    2の固体電解質部材(10)が、比較ガスを含んだ内側
    基準ガス空間(23)を有し、その際、第4の電極(1
    2)が、この比較ガスにさらされている、請求項1から
    10までのいずれか1項記載の電気化学的測定センサ。
  12. 【請求項12】 ガス空間(13)が、第1及び第2の
    固体電解質部材(6;10)によって囲まれかつ多孔性
    の充填物(15)によって少なくとも部分的に満たされ
    た内側中空空間(14)として構成されている、請求項
    1から11までのいずれか1項記載の電気化学的測定セ
    ンサ。
  13. 【請求項13】 層(25)の厚さが、20μmであ
    る、請求項1に記載の電気化学的測定センサ。
  14. 【請求項14】 請求項1から13までのいずれか1項
    記載の電気化学的測定センサの、内燃機関におけるガス
    混合気のλ値を判定するための使用。
JP03013199A 1998-02-09 1999-02-08 電気化学的測定センサ及びその使用 Expired - Fee Related JP4489862B2 (ja)

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