JP2000059999A - 系統連系インバータ - Google Patents
系統連系インバータInfo
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- JP2000059999A JP2000059999A JP10220036A JP22003698A JP2000059999A JP 2000059999 A JP2000059999 A JP 2000059999A JP 10220036 A JP10220036 A JP 10220036A JP 22003698 A JP22003698 A JP 22003698A JP 2000059999 A JP2000059999 A JP 2000059999A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 系統連系時に通常発生する系統の電源異常等
により単独運転と誤検知することなく、単独運転時には
確実にインバータの動作を停止する系統連系インバータ
を提供すること。 【解決手段】 インバータ手段26の出力電圧を検出す
る出力電圧検出手段27と、インバータ手段26の出力
電圧の零点電圧位相に同期した信号を出力する零電圧位
相同期信号手段28と、インバータ手段の出力電流の零
点を出力電圧の零点から一定の位相角で出力するように
制御し、インバータ手段26の出力電圧の周波数が許容
値を超えた時、インバータ手段26を停止する制御手段
29を備える。
により単独運転と誤検知することなく、単独運転時には
確実にインバータの動作を停止する系統連系インバータ
を提供すること。 【解決手段】 インバータ手段26の出力電圧を検出す
る出力電圧検出手段27と、インバータ手段26の出力
電圧の零点電圧位相に同期した信号を出力する零電圧位
相同期信号手段28と、インバータ手段の出力電流の零
点を出力電圧の零点から一定の位相角で出力するように
制御し、インバータ手段26の出力電圧の周波数が許容
値を超えた時、インバータ手段26を停止する制御手段
29を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力電源を系統電
源に適合した仕様に変換して系統に対して電力を供給す
る系統連系インバータにおける単独運転防止に関するも
のである。
源に適合した仕様に変換して系統に対して電力を供給す
る系統連系インバータにおける単独運転防止に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている系統連系インバ
ータの一例を図11のブロック図を使用して説明する。
ータの一例を図11のブロック図を使用して説明する。
【0003】系統連系インバータ1は直流電源2の電圧
を100V、周波数を60Hzなど系統3の電源仕様に
適合するように変換して系統に対して電力を供給する。
4は系統につながる負荷で、5は系統3と系統連系イン
バータ1を分離する開閉器である。系統連系インバータ
1はインバータ手段6と出力電流検出手段7と零電流位
相同期信号手段8と出力電圧検出手段9と零電圧位相同
期信号手段10と制御手段11からなる。インバータ手
段6は直流電源2を交流電源に変換して系統3に電力を
供給する。出力電流検出手段7はインバータ手段6の出
力電流を検出し、検出信号を零電流位相同期信号手段8
に入力する。零電流位相同期信号手段8はインバータ手
段6の出力電流の零点電流位相に同期した信号を出力す
る。出力電圧検出手段9はインバータ手段6の出力電圧
を検出し、検出信号を零電圧位相同期信号手段10に入
力する。零電圧位相同期信号手段10はインバータ手段
6の出力電圧の零点電圧位相に同期した信号を出力す
る。制御手段11は零電流位相同期信号手段8及び零電
圧位相同期信号手段10の出力を入力しインバータ手段
6を制御する。
を100V、周波数を60Hzなど系統3の電源仕様に
適合するように変換して系統に対して電力を供給する。
4は系統につながる負荷で、5は系統3と系統連系イン
バータ1を分離する開閉器である。系統連系インバータ
1はインバータ手段6と出力電流検出手段7と零電流位
相同期信号手段8と出力電圧検出手段9と零電圧位相同
期信号手段10と制御手段11からなる。インバータ手
段6は直流電源2を交流電源に変換して系統3に電力を
供給する。出力電流検出手段7はインバータ手段6の出
力電流を検出し、検出信号を零電流位相同期信号手段8
に入力する。零電流位相同期信号手段8はインバータ手
段6の出力電流の零点電流位相に同期した信号を出力す
る。出力電圧検出手段9はインバータ手段6の出力電圧
を検出し、検出信号を零電圧位相同期信号手段10に入
力する。零電圧位相同期信号手段10はインバータ手段
6の出力電圧の零点電圧位相に同期した信号を出力す
る。制御手段11は零電流位相同期信号手段8及び零電
圧位相同期信号手段10の出力を入力しインバータ手段
6を制御する。
【0004】制御手段11の動作を図12(a)のフロ
ーチャートにより説明する。ステップ1で制御手段11
は零電流位相同期信号手段8及び零電圧位相同期信号手
段10の出力を入力しインバータ手段6の出力電流と出
力電圧の零点を検出する。ステップ2では出力電流と出
力電圧の零点の位相差を求めその位相差が系統と連携さ
れている時の正常値からはずれているかどうかを判断す
る。正常値の範囲であればステップ3に進みインバータ
手段6の動作を継続させステップ1に戻る。逆に正常値
の範囲を越えている時はステップ4に進む。ステップ4
ではインバータ手段6の動作を停止しステップ5に進
む。ステップ5ではインバータ手段6を停止させてから
一定時間後に自動復帰させステップ1に戻り以上の動作
を繰り返す。
ーチャートにより説明する。ステップ1で制御手段11
は零電流位相同期信号手段8及び零電圧位相同期信号手
段10の出力を入力しインバータ手段6の出力電流と出
力電圧の零点を検出する。ステップ2では出力電流と出
力電圧の零点の位相差を求めその位相差が系統と連携さ
れている時の正常値からはずれているかどうかを判断す
る。正常値の範囲であればステップ3に進みインバータ
手段6の動作を継続させステップ1に戻る。逆に正常値
の範囲を越えている時はステップ4に進む。ステップ4
ではインバータ手段6の動作を停止しステップ5に進
む。ステップ5ではインバータ手段6を停止させてから
一定時間後に自動復帰させステップ1に戻り以上の動作
を繰り返す。
【0005】ステップ2で説明した正常値の範囲につい
て図12(b)、(c)をもとに説明する。図12
(b)にあるように、制御手段11はインバータ手段6
の出力電流iを出力電圧Vに対して一定の進み位相で出
力されるようにインバータ手段6を制御する。すなわち
図12(b)のA部を拡大した図12(c)において系
統連系時はインバータ手段6の出力電流iが斜線部にあ
り、これを正常値の範囲としている。ここで単独運転時
になると、負荷4の位相特性で決まる位置にインバータ
手段6の出力電流iが移動する。図12(c)の場合は
負荷4が容量性の時である。このように正常値の範囲を
越えている時は制御手段11は単独運転と判断するので
ある。
て図12(b)、(c)をもとに説明する。図12
(b)にあるように、制御手段11はインバータ手段6
の出力電流iを出力電圧Vに対して一定の進み位相で出
力されるようにインバータ手段6を制御する。すなわち
図12(b)のA部を拡大した図12(c)において系
統連系時はインバータ手段6の出力電流iが斜線部にあ
り、これを正常値の範囲としている。ここで単独運転時
になると、負荷4の位相特性で決まる位置にインバータ
手段6の出力電流iが移動する。図12(c)の場合は
負荷4が容量性の時である。このように正常値の範囲を
越えている時は制御手段11は単独運転と判断するので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の系統連系インバータでは、系統3の電圧位相の急変、
周波数変動、電源歪み等の電源異常及び直流電源2の出
力の急変などでインバータ手段6の出力電流iと出力電
圧Vの位相変化が起こり、系統連系時に単独運転を誤検
知してインバータ手段6を停止させてしまう問題があっ
た。
の系統連系インバータでは、系統3の電圧位相の急変、
周波数変動、電源歪み等の電源異常及び直流電源2の出
力の急変などでインバータ手段6の出力電流iと出力電
圧Vの位相変化が起こり、系統連系時に単独運転を誤検
知してインバータ手段6を停止させてしまう問題があっ
た。
【0007】また、負荷4の位相特性は正常の範囲に入
る場合がある等、単独運転検知の不感帯の範囲が大き
く、単独運転時にもかかわらず系統連系インバータ1が
電力を供給し続け、開閉器5を開放したこと等により停
電状態にあると認識した電気作業者等が触れることによ
り感電事故が発生する可能性があった。
る場合がある等、単独運転検知の不感帯の範囲が大き
く、単独運転時にもかかわらず系統連系インバータ1が
電力を供給し続け、開閉器5を開放したこと等により停
電状態にあると認識した電気作業者等が触れることによ
り感電事故が発生する可能性があった。
【0008】また、インバータ手段6の出力電流iと出
力電圧Vの両方を検出し、さらにそれぞれの零点同期信
号が必要で、回路構成が複雑でコストがかかり、基板上
のスペースも取るなどの問題があった。
力電圧Vの両方を検出し、さらにそれぞれの零点同期信
号が必要で、回路構成が複雑でコストがかかり、基板上
のスペースも取るなどの問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような従来
の構成が有している課題を解決するもので、系統連系イ
ンバータが系統連系されている時に単独運転を誤検知す
ることが無く、また系統連系インバータが系統と分断さ
れた時、確実に系統連系インバータを停止でき、さらに
コストが安くスペースも小さくできる系統連系インバー
タとしているものである。
の構成が有している課題を解決するもので、系統連系イ
ンバータが系統連系されている時に単独運転を誤検知す
ることが無く、また系統連系インバータが系統と分断さ
れた時、確実に系統連系インバータを停止でき、さらに
コストが安くスペースも小さくできる系統連系インバー
タとしているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、入力
電源を交流電源に変換して系統に出力するインバータ手
段と、インバータ手段の出力電圧を検出する出力電圧検
出手段と、この出力電圧検出手段の出力信号を入力し、
インバータ手段の出力電圧の零点電圧位相に同期した信
号を出力する零電圧位相同期信号手段と、この零電圧位
相同期信号手段の出力を入力し、インバータ手段の出力
電流の零点を出力電圧の零点から一定の位相角で出力す
るようにインバータ手段を制御するとともに、インバー
タ手段の出力電圧の周波数を測定し、測定した周波数が
許容値を超えた時、インバータ手段を停止する制御手段
とを備えた構成とし、周波数の許容値を系統で考えられ
る周波数範囲より大きくずれたところに設定することに
より系統連系時に単独運転を誤検知することなく、単独
運転時は確実にインバータ手段を停止でき、構成が簡単
な系統連系インバータとするものである。
電源を交流電源に変換して系統に出力するインバータ手
段と、インバータ手段の出力電圧を検出する出力電圧検
出手段と、この出力電圧検出手段の出力信号を入力し、
インバータ手段の出力電圧の零点電圧位相に同期した信
号を出力する零電圧位相同期信号手段と、この零電圧位
相同期信号手段の出力を入力し、インバータ手段の出力
電流の零点を出力電圧の零点から一定の位相角で出力す
るようにインバータ手段を制御するとともに、インバー
タ手段の出力電圧の周波数を測定し、測定した周波数が
許容値を超えた時、インバータ手段を停止する制御手段
とを備えた構成とし、周波数の許容値を系統で考えられ
る周波数範囲より大きくずれたところに設定することに
より系統連系時に単独運転を誤検知することなく、単独
運転時は確実にインバータ手段を停止でき、構成が簡単
な系統連系インバータとするものである。
【0011】請求項2に記載した発明は、出力電圧検出
手段の出力を入力し、零電圧位相同期信号手段に出力信
号を出すバンドパスフィルタと、少なくともインバータ
手段の出力電圧の周波数が許容値を超えるまでバンドパ
スフィルタの周波数特性による位相のずれを、零電圧位
相同期信号手段に対して補正する位相補正手段を備えた
構成とし、系統の電源異常に対して高周波ノイズや高調
波ノイズなどの系統周波数近辺以外の周波数成分を除去
するとともに、位相補正手段によりバンドパスフィルタ
の周波数特性による位相のずれを補正するので零電圧位
相同期信号手段の零点検出精度及び周波数精度を高め、
系統連系時に単独運転を誤検知することなく、単独運転
時には確実にインバータ手段を停止する系統連系インバ
ータとするものである。
手段の出力を入力し、零電圧位相同期信号手段に出力信
号を出すバンドパスフィルタと、少なくともインバータ
手段の出力電圧の周波数が許容値を超えるまでバンドパ
スフィルタの周波数特性による位相のずれを、零電圧位
相同期信号手段に対して補正する位相補正手段を備えた
構成とし、系統の電源異常に対して高周波ノイズや高調
波ノイズなどの系統周波数近辺以外の周波数成分を除去
するとともに、位相補正手段によりバンドパスフィルタ
の周波数特性による位相のずれを補正するので零電圧位
相同期信号手段の零点検出精度及び周波数精度を高め、
系統連系時に単独運転を誤検知することなく、単独運転
時には確実にインバータ手段を停止する系統連系インバ
ータとするものである。
【0012】請求項3に記載した発明は、位相補正手段
により位相補正する補正量を任意に設定する補正量設定
手段を備えた構成とし、標準補正量より補正量を変える
ことで単独運転時にインバータ手段の出力電圧の周波数
が変化する時間を変え、検知時間を可変できる系統連系
インバータとするものである。
により位相補正する補正量を任意に設定する補正量設定
手段を備えた構成とし、標準補正量より補正量を変える
ことで単独運転時にインバータ手段の出力電圧の周波数
が変化する時間を変え、検知時間を可変できる系統連系
インバータとするものである。
【0013】請求項4に記載した発明は、位相補正手段
により位相補正するのを遅らせる時間を設定する補正遅
延時間設定手段を備えた構成とし、位相補正するのを遅
らせることで単独運転時にインバータ手段の出力電圧の
周波数が変化する時間を遅らせ、検知時間に自由度を持
たせた系統連系インバータとするものである。
により位相補正するのを遅らせる時間を設定する補正遅
延時間設定手段を備えた構成とし、位相補正するのを遅
らせることで単独運転時にインバータ手段の出力電圧の
周波数が変化する時間を遅らせ、検知時間に自由度を持
たせた系統連系インバータとするものである。
【0014】請求項5に記載した発明は、バンドパスフ
ィルタを50Hz用と60Hz用の2つを備え、50H
z用もしくは60Hz用のバンドパスフィルタに切換え
る50・60Hz切り換え手段を備えた構成とし、系統
の周波数が50Hzと60Hzとでのバンドパスフィル
タの位相ずれによる補正精度を改善した系統連系インバ
ータとするものである。
ィルタを50Hz用と60Hz用の2つを備え、50H
z用もしくは60Hz用のバンドパスフィルタに切換え
る50・60Hz切り換え手段を備えた構成とし、系統
の周波数が50Hzと60Hzとでのバンドパスフィル
タの位相ずれによる補正精度を改善した系統連系インバ
ータとするものである。
【0015】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第一の実施例に
ついて説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック
図である。21は本実施例の系統連系インバータで直流
電源22を電圧を100V、周波数を60Hzなど系統
23の電源仕様に適合するように変換して系統23に対
して電力を供給する。24は系統につながる負荷で、2
5は系統23と系統連系インバータ21を分離するブレ
ーカなどの開閉器である。系統連系インバータ21はイ
ンバータ手段26と出力電圧検出手段27と零電圧位相
同期信号手段28と制御手段29からなる。インバータ
手段26は直流電源22を交流電源に変換して系統23
に電力を供給する。出力電圧検出手段27はインバータ
手段26の出力電圧を検出し、検出信号を零電圧位相同
期信号手段28に入力する。零電圧位相同期信号手段2
8はインバータ手段26の出力電圧の零点電圧位相に同
期した信号を出力する。制御手段29は零電圧位相同期
信号手段28の出力を入力し、インバータ手段26を制
御する。
ついて説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック
図である。21は本実施例の系統連系インバータで直流
電源22を電圧を100V、周波数を60Hzなど系統
23の電源仕様に適合するように変換して系統23に対
して電力を供給する。24は系統につながる負荷で、2
5は系統23と系統連系インバータ21を分離するブレ
ーカなどの開閉器である。系統連系インバータ21はイ
ンバータ手段26と出力電圧検出手段27と零電圧位相
同期信号手段28と制御手段29からなる。インバータ
手段26は直流電源22を交流電源に変換して系統23
に電力を供給する。出力電圧検出手段27はインバータ
手段26の出力電圧を検出し、検出信号を零電圧位相同
期信号手段28に入力する。零電圧位相同期信号手段2
8はインバータ手段26の出力電圧の零点電圧位相に同
期した信号を出力する。制御手段29は零電圧位相同期
信号手段28の出力を入力し、インバータ手段26を制
御する。
【0016】制御手段29の動作を図2のフローチャー
トにより説明する。ステップ10で制御手段29は零電
圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ手段
26の出力電圧の零点を検出する。制御手段29は検出
したインバータ手段26の出力電圧の零点に対して電流
の零点が一定位相角になるように電流を出力する。ステ
ップ11では制御手段29は零電圧位相同期信号手段2
8の出力を入力しインバータ手段26の出力電圧周波数
を測定する。次にステップ12に進む。ステップ12で
は制御手段29はステップ11で測定した周波数が判定
周波数fHより大きいかを判断する。大きければ単独運
転と判断しステップ13に進む。ステップ13では制御
手段29はインバータ手段26の動作を停止してステッ
プ14に進む。ステップ13でインバータ手段26の動
作を停止しているだけであるが負荷24に接続されるラ
インに開閉器を直列に入れておき制御手段29によりこ
れを解列しても良い。ステップ14では制御手段29は
一定時間経過後にインバータ手段26の動作を再度行い
自動的に復帰させステップ10に戻る。逆にステップ1
2で、ステップ11で測定した周波数が判定周波数fH
より小さい時は、ステップ15に進む。ステップ15で
は制御手段29はステップ11で測定した周波数が判定
周波数fLより小さいかを判断する。小さければ単独運
転と判断しステップ13、ステップ14に進む。逆にス
テップ15で、ステップ11で測定した周波数が判定周
波数fLより大きい時は系統連系時であり、ステップ1
0に進み同じ動作を繰り返す。
トにより説明する。ステップ10で制御手段29は零電
圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ手段
26の出力電圧の零点を検出する。制御手段29は検出
したインバータ手段26の出力電圧の零点に対して電流
の零点が一定位相角になるように電流を出力する。ステ
ップ11では制御手段29は零電圧位相同期信号手段2
8の出力を入力しインバータ手段26の出力電圧周波数
を測定する。次にステップ12に進む。ステップ12で
は制御手段29はステップ11で測定した周波数が判定
周波数fHより大きいかを判断する。大きければ単独運
転と判断しステップ13に進む。ステップ13では制御
手段29はインバータ手段26の動作を停止してステッ
プ14に進む。ステップ13でインバータ手段26の動
作を停止しているだけであるが負荷24に接続されるラ
インに開閉器を直列に入れておき制御手段29によりこ
れを解列しても良い。ステップ14では制御手段29は
一定時間経過後にインバータ手段26の動作を再度行い
自動的に復帰させステップ10に戻る。逆にステップ1
2で、ステップ11で測定した周波数が判定周波数fH
より小さい時は、ステップ15に進む。ステップ15で
は制御手段29はステップ11で測定した周波数が判定
周波数fLより小さいかを判断する。小さければ単独運
転と判断しステップ13、ステップ14に進む。逆にス
テップ15で、ステップ11で測定した周波数が判定周
波数fLより大きい時は系統連系時であり、ステップ1
0に進み同じ動作を繰り返す。
【0017】ここで単独運転時に周波数が変化する動作
について説明する。制御手段29は系統連系時において
インバータ手段26の出力電流の零点を出力電圧の零点
を基準にして位相角を一定の値θになるように制御す
る。単独運転時には、負荷24で決まる位相特性により
インバータ手段26の出力電圧の零点を基準にした出力
電流の零点との負荷位相角φが決まる。しかし単独運転
時でも制御手段29は零電圧位相同期信号手段28の信
号に対してインバータ手段26の出力電流を一定の位相
角の値θに制御しようと出力するのでθとφの差分だけ
周波数が変化することになる。例えば制御手段29が系
統連系時のインバータ手段26の出力電流を出力電圧よ
り進み位相角θで出力するとする。これを制御位相角θ
とする。ここで負荷24の位相角φがθより大きい時は
負荷24が制御位相角θよりも容量性の傾向であり、制
御手段29がステップ10の動作を行うごとにθとφの
差分だけ周波数が低くなる。
について説明する。制御手段29は系統連系時において
インバータ手段26の出力電流の零点を出力電圧の零点
を基準にして位相角を一定の値θになるように制御す
る。単独運転時には、負荷24で決まる位相特性により
インバータ手段26の出力電圧の零点を基準にした出力
電流の零点との負荷位相角φが決まる。しかし単独運転
時でも制御手段29は零電圧位相同期信号手段28の信
号に対してインバータ手段26の出力電流を一定の位相
角の値θに制御しようと出力するのでθとφの差分だけ
周波数が変化することになる。例えば制御手段29が系
統連系時のインバータ手段26の出力電流を出力電圧よ
り進み位相角θで出力するとする。これを制御位相角θ
とする。ここで負荷24の位相角φがθより大きい時は
負荷24が制御位相角θよりも容量性の傾向であり、制
御手段29がステップ10の動作を行うごとにθとφの
差分だけ周波数が低くなる。
【0018】系統連系時の系統23の周波数が60Hz
とすると、単独運転して最初にステップ10の動作を行
い、ステップ11で周波数を測定するとその値は f1=1/(1/60Hz−(θ−φ)°/360°/
60Hz) となり、ステップ10の動作を次に行う時は f2=1/(1/f1Hz−(θ−φ)°/360°/
f1Hz) となりこれを繰り返して急速に周波数が低くなる。逆に
φがθより小さい時は負荷24が制御位相角θよりも誘
導性の傾向であり、制御手段29がステップ10の動作
を行うごとにθとφの差分だけ周波数が高くなる。
とすると、単独運転して最初にステップ10の動作を行
い、ステップ11で周波数を測定するとその値は f1=1/(1/60Hz−(θ−φ)°/360°/
60Hz) となり、ステップ10の動作を次に行う時は f2=1/(1/f1Hz−(θ−φ)°/360°/
f1Hz) となりこれを繰り返して急速に周波数が低くなる。逆に
φがθより小さい時は負荷24が制御位相角θよりも誘
導性の傾向であり、制御手段29がステップ10の動作
を行うごとにθとφの差分だけ周波数が高くなる。
【0019】系統連系時の系統23の周波数が60Hz
とすると、単独運転して最初にステップ10の動作を行
い、ステップ11で周波数を測定するとその値は f1=1/(1/60Hz−(θ−φ)°/360°/
60Hz) となり、ステップ10の動作を次に行う時は f2=1/(1/f1Hz−(θ−φ)°/360°/
f1Hz) となりこれを繰り返して急速に周波数が高くなる。系統
連系時の系統23の周波数が50Hzとすると、f1を
求める式の60Hzの部分を50Hzにすればよい。ま
た周波数の変化量はφとθの差分が大きいほど大きくな
る。つまりφとθの差分が大きいほど単独運転検知時間
が早くなる。
とすると、単独運転して最初にステップ10の動作を行
い、ステップ11で周波数を測定するとその値は f1=1/(1/60Hz−(θ−φ)°/360°/
60Hz) となり、ステップ10の動作を次に行う時は f2=1/(1/f1Hz−(θ−φ)°/360°/
f1Hz) となりこれを繰り返して急速に周波数が高くなる。系統
連系時の系統23の周波数が50Hzとすると、f1を
求める式の60Hzの部分を50Hzにすればよい。ま
た周波数の変化量はφとθの差分が大きいほど大きくな
る。つまりφとθの差分が大きいほど単独運転検知時間
が早くなる。
【0020】ここでステップ12及びステップ15での
判定周波数は系統23の周波数が例えば60Hzの時は
fH=65Hz、fL=55Hz、系統23の周波数が5
0Hzの時はfH=55Hz、fL=45Hz等のように
系統23に通常発生しない周波数に設定する。判定周波
数は通常発生しない周波数であればよく、系統23の周
波数との差が大きいと単独運転検知時間は長く、系統2
3の周波数との差が小さいと単独運転検知時間は短くな
る。よって判定周波数を任意に設定できるようにすれば
単独運転検知時間を任意に設定できることになる。但し
判定周波数と系統23の周波数との差を小さくしすぎる
と系統連系時に単独運転を誤検知しやすくなるので判定
周波数は単独運転検知時間と単独運転の誤検知可能性と
のかねあいで決定する。また系統連系時のインバータ手
段26の出力電流を出力電圧より一定の位相角θで出力
するのは負荷24が抵抗負荷の時でも制御位相角θと負
荷24の位相角φの差を十分発生させて単独運転検知を
可能とするためである。
判定周波数は系統23の周波数が例えば60Hzの時は
fH=65Hz、fL=55Hz、系統23の周波数が5
0Hzの時はfH=55Hz、fL=45Hz等のように
系統23に通常発生しない周波数に設定する。判定周波
数は通常発生しない周波数であればよく、系統23の周
波数との差が大きいと単独運転検知時間は長く、系統2
3の周波数との差が小さいと単独運転検知時間は短くな
る。よって判定周波数を任意に設定できるようにすれば
単独運転検知時間を任意に設定できることになる。但し
判定周波数と系統23の周波数との差を小さくしすぎる
と系統連系時に単独運転を誤検知しやすくなるので判定
周波数は単独運転検知時間と単独運転の誤検知可能性と
のかねあいで決定する。また系統連系時のインバータ手
段26の出力電流を出力電圧より一定の位相角θで出力
するのは負荷24が抵抗負荷の時でも制御位相角θと負
荷24の位相角φの差を十分発生させて単独運転検知を
可能とするためである。
【0021】次に系統連系時は系統23の周波数は一般
に標準値±1Hz程度であるのでステップ10からステ
ップ11、ステップ12、ステップ15に進みステップ
15からステップ10に戻りこれを繰り返す。また単独
運転時は系統連系時のインバータ手段26の出力電流と
出力電圧との位相角θと負荷24で決まる負荷位相角φ
との差が少しでもあれば制御手段29がステップ10の
動作を行うごとに周波数が変化し、ステップ13、ステ
ップ14に進む。以上のように本実施例によれば系統連
系時に単独運転を誤検知することなく、単独運転時は確
実にインバータ手段を停止でき、さらに構成が簡単であ
るのでコストも安くスペースも小さくできる系統連系イ
ンバータとするものである。
に標準値±1Hz程度であるのでステップ10からステ
ップ11、ステップ12、ステップ15に進みステップ
15からステップ10に戻りこれを繰り返す。また単独
運転時は系統連系時のインバータ手段26の出力電流と
出力電圧との位相角θと負荷24で決まる負荷位相角φ
との差が少しでもあれば制御手段29がステップ10の
動作を行うごとに周波数が変化し、ステップ13、ステ
ップ14に進む。以上のように本実施例によれば系統連
系時に単独運転を誤検知することなく、単独運転時は確
実にインバータ手段を停止でき、さらに構成が簡単であ
るのでコストも安くスペースも小さくできる系統連系イ
ンバータとするものである。
【0022】(実施例2)以下、本発明の第二の実施例
について説明する。図3は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図1と同一番号の構成要素は同一の機能を
有しているものとする。30は本実施例の系統連系イン
バータで出力電圧検出手段27の出力を入力し、零電圧
位相同期信号手段28に出力信号を出すバンドパスフィ
ルタ31と、少なくともインバータ手段26の出力電圧
の周波数が許容値を超えるまでバンドパスフィルタ31
の周波数特性による位相のずれを、零電圧位相同期信号
手段28に対して補正する位相補正手段32と制御手段
33で構成される。制御手段33は零電圧位相同期信号
手段28の出力を入力し、インバータ手段26を制御す
る。
について説明する。図3は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図1と同一番号の構成要素は同一の機能を
有しているものとする。30は本実施例の系統連系イン
バータで出力電圧検出手段27の出力を入力し、零電圧
位相同期信号手段28に出力信号を出すバンドパスフィ
ルタ31と、少なくともインバータ手段26の出力電圧
の周波数が許容値を超えるまでバンドパスフィルタ31
の周波数特性による位相のずれを、零電圧位相同期信号
手段28に対して補正する位相補正手段32と制御手段
33で構成される。制御手段33は零電圧位相同期信号
手段28の出力を入力し、インバータ手段26を制御す
る。
【0023】制御手段33の動作を図4のフローチャー
トにより説明する。ステップ20で制御手段33は零電
圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ手段
26の出力電圧の零点を検出する。制御手段33は検出
したインバータ手段26の出力電圧の零点に対して電流
の零点が一定位相角になるように電流を出力する。ここ
で零電圧位相同期信号手段28の出力はステップ26に
あるようにバンドパスフィルタ31の周波数特性による
位相のずれを補正されている。次にステップ21では制
御手段33は零電圧位相同期信号手段28の出力を入力
しインバータ手段26の出力電圧周波数を測定する。次
にステップ22に進む。
トにより説明する。ステップ20で制御手段33は零電
圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ手段
26の出力電圧の零点を検出する。制御手段33は検出
したインバータ手段26の出力電圧の零点に対して電流
の零点が一定位相角になるように電流を出力する。ここ
で零電圧位相同期信号手段28の出力はステップ26に
あるようにバンドパスフィルタ31の周波数特性による
位相のずれを補正されている。次にステップ21では制
御手段33は零電圧位相同期信号手段28の出力を入力
しインバータ手段26の出力電圧周波数を測定する。次
にステップ22に進む。
【0024】ステップ22では制御手段33はステップ
21で測定した周波数が判定周波数fHより大きいかを
判断する。大きければ単独運転と判断しステップ23に
進む。ステップ23では制御手段33はインバータ手段
26の動作を停止してステップ24に進む。ステップ2
3でインバータ手段26の動作を停止しているだけであ
るが負荷24に接続されるラインに開閉器を直列に入れ
ておき制御手段33によりこれを解列しても良い。ステ
ップ24では制御手段33は一定時間経過後にインバー
タ手段26の動作を再度行い自動的に復帰させステップ
20に戻る。逆にステップ22で、ステップ21で測定
した周波数が判定周波数fHより小さい時は、ステップ
25に進む。ステップ25では制御手段33はステップ
21で測定した周波数が判定周波数fLより小さいかを
判断する。小さければ単独運転と判断しステップ23、
ステップ24に進む。逆にステップ25で、ステップ2
1で測定した周波数が判定周波数fLより大きい時は系
統連系時であり、ステップ26に進む。
21で測定した周波数が判定周波数fHより大きいかを
判断する。大きければ単独運転と判断しステップ23に
進む。ステップ23では制御手段33はインバータ手段
26の動作を停止してステップ24に進む。ステップ2
3でインバータ手段26の動作を停止しているだけであ
るが負荷24に接続されるラインに開閉器を直列に入れ
ておき制御手段33によりこれを解列しても良い。ステ
ップ24では制御手段33は一定時間経過後にインバー
タ手段26の動作を再度行い自動的に復帰させステップ
20に戻る。逆にステップ22で、ステップ21で測定
した周波数が判定周波数fHより小さい時は、ステップ
25に進む。ステップ25では制御手段33はステップ
21で測定した周波数が判定周波数fLより小さいかを
判断する。小さければ単独運転と判断しステップ23、
ステップ24に進む。逆にステップ25で、ステップ2
1で測定した周波数が判定周波数fLより大きい時は系
統連系時であり、ステップ26に進む。
【0025】ステップ26ではステップ21で測定した
周波数に応じて位相補正手段32がバンドパスフィルタ
31の周波数特性による位相のずれを、零電圧位相同期
信号手段28に対して補正しステップ20に戻り以上の
動作を繰り返す。以上のように本発明によればバンドパ
スフィルタ31により系統23の電源異常に対して高周
波ノイズや高調波ノイズなどの系統周波数近辺以外の周
波数成分を除去するとともに、位相補正手段32により
バンドパスフィルタ31の周波数特性による位相のずれ
を補正し、零電圧位相同期信号手段28の零点検出精度
及び周波数精度を高められるので、系統連系時に単独運
転を誤検知することなく、単独運転時には確実にインバ
ータ手段を停止する系統連系インバータとするものであ
る。
周波数に応じて位相補正手段32がバンドパスフィルタ
31の周波数特性による位相のずれを、零電圧位相同期
信号手段28に対して補正しステップ20に戻り以上の
動作を繰り返す。以上のように本発明によればバンドパ
スフィルタ31により系統23の電源異常に対して高周
波ノイズや高調波ノイズなどの系統周波数近辺以外の周
波数成分を除去するとともに、位相補正手段32により
バンドパスフィルタ31の周波数特性による位相のずれ
を補正し、零電圧位相同期信号手段28の零点検出精度
及び周波数精度を高められるので、系統連系時に単独運
転を誤検知することなく、単独運転時には確実にインバ
ータ手段を停止する系統連系インバータとするものであ
る。
【0026】(実施例3)以下、本発明の第三の実施例
について説明する。図5は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図1、図3と同一番号の構成要素は同一の
機能を有しているものとする。36は本実施例の系統連
系インバータで出力電圧検出手段27の出力を入力し、
零電圧位相同期信号手段28に出力信号を出すバンドパ
スフィルタ31と、少なくともインバータ手段26の出
力電圧の周波数が許容値を超えるまでバンドパスフィル
タ31の周波数特性による位相のずれを、零電圧位相同
期信号手段28に対して補正する位相補正手段32と位
相補正手段32により位相補正する補正量を任意に設定
する補正量設定手段34と制御手段35で構成される。
制御手段35は零電圧位相同期信号手段28の出力を入
力し、インバータ手段26を制御する。
について説明する。図5は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図1、図3と同一番号の構成要素は同一の
機能を有しているものとする。36は本実施例の系統連
系インバータで出力電圧検出手段27の出力を入力し、
零電圧位相同期信号手段28に出力信号を出すバンドパ
スフィルタ31と、少なくともインバータ手段26の出
力電圧の周波数が許容値を超えるまでバンドパスフィル
タ31の周波数特性による位相のずれを、零電圧位相同
期信号手段28に対して補正する位相補正手段32と位
相補正手段32により位相補正する補正量を任意に設定
する補正量設定手段34と制御手段35で構成される。
制御手段35は零電圧位相同期信号手段28の出力を入
力し、インバータ手段26を制御する。
【0027】制御手段35の動作を図6のフローチャー
トにより説明する。ステップ30で制御手段35は零電
圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ手段
26の出力電圧の零点を検出する。制御手段35は検出
したインバータ手段26の出力電圧の零点に対して電流
の零点が一定位相角になるように電流を出力する。ここ
で零電圧位相同期信号手段28の出力はステップ37に
あるように補正量設定手段34で設定された補正量でバ
ンドパスフィルタ31の周波数特性による位相のずれを
補正されている。次にステップ31では制御手段35は
零電圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ
手段26の出力電圧周波数を測定する。
トにより説明する。ステップ30で制御手段35は零電
圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ手段
26の出力電圧の零点を検出する。制御手段35は検出
したインバータ手段26の出力電圧の零点に対して電流
の零点が一定位相角になるように電流を出力する。ここ
で零電圧位相同期信号手段28の出力はステップ37に
あるように補正量設定手段34で設定された補正量でバ
ンドパスフィルタ31の周波数特性による位相のずれを
補正されている。次にステップ31では制御手段35は
零電圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ
手段26の出力電圧周波数を測定する。
【0028】次にステップ32に進む。ステップ32で
は制御手段35はステップ31で測定した周波数が判定
周波数fHより大きいかを判断する。大きければ単独運
転と判断しステップ33に進む。ステップ33では制御
手段35はインバータ手段26の動作を停止してステッ
プ34に進む。ステップ33でインバータ手段26の動
作を停止しているだけであるが負荷24に接続されるラ
インに開閉器を直列に入れておき制御手段35によりこ
れを解列しても良い。ステップ34では制御手段35は
一定時間経過後にインバータ手段26の動作を再度行い
自動的に復帰させステップ30に戻る。逆にステップ3
2で、ステップ31で測定した周波数が判定周波数fH
より小さい時は、ステップ35に進む。ステップ35で
は制御手段35はステップ31で測定した周波数が判定
周波数fLより小さいかを判断する。小さければ単独運
転と判断しステップ33、ステップ34に進む。逆にス
テップ35で、ステップ31で測定した周波数が判定周
波数fLより大きい時は系統連系時であり、ステップ3
6に進む。
は制御手段35はステップ31で測定した周波数が判定
周波数fHより大きいかを判断する。大きければ単独運
転と判断しステップ33に進む。ステップ33では制御
手段35はインバータ手段26の動作を停止してステッ
プ34に進む。ステップ33でインバータ手段26の動
作を停止しているだけであるが負荷24に接続されるラ
インに開閉器を直列に入れておき制御手段35によりこ
れを解列しても良い。ステップ34では制御手段35は
一定時間経過後にインバータ手段26の動作を再度行い
自動的に復帰させステップ30に戻る。逆にステップ3
2で、ステップ31で測定した周波数が判定周波数fH
より小さい時は、ステップ35に進む。ステップ35で
は制御手段35はステップ31で測定した周波数が判定
周波数fLより小さいかを判断する。小さければ単独運
転と判断しステップ33、ステップ34に進む。逆にス
テップ35で、ステップ31で測定した周波数が判定周
波数fLより大きい時は系統連系時であり、ステップ3
6に進む。
【0029】ステップ36では補正量設定手段34によ
り補正量を設定する。例えばバンドパスフィルタ31の
周波数特性による位相のずれをαとすると標準補正量α
よりも補正量を大きくしたり、小さくしたりする増減分
を設定できるようにしておく。ここで補正量を大きくす
ることで単独運転時の周波数変化の時間を早くでき検知
時間を短くできる。逆に補正量を小さくすることで単独
運転時の周波数変化の時間を遅くでき検知時間を長くで
きる。次にステップ37に進む。ステップ37ではステ
ップ31で測定した周波数に応じて位相補正手段32が
ステップ36で設定した補正量の増減分を追加してバン
ドパスフィルタ31の周波数特性による位相のずれを、
零電圧位相同期信号手段28に対して補正する。次にス
テップ30に戻り以上の動作を繰り返す。以上のように
本発明によれば補正量設定手段34により単独運転時に
インバータ手段の出力電圧の周波数が変化する時間を変
え、検知時間を可変できる系統連系インバータとするも
のである。
り補正量を設定する。例えばバンドパスフィルタ31の
周波数特性による位相のずれをαとすると標準補正量α
よりも補正量を大きくしたり、小さくしたりする増減分
を設定できるようにしておく。ここで補正量を大きくす
ることで単独運転時の周波数変化の時間を早くでき検知
時間を短くできる。逆に補正量を小さくすることで単独
運転時の周波数変化の時間を遅くでき検知時間を長くで
きる。次にステップ37に進む。ステップ37ではステ
ップ31で測定した周波数に応じて位相補正手段32が
ステップ36で設定した補正量の増減分を追加してバン
ドパスフィルタ31の周波数特性による位相のずれを、
零電圧位相同期信号手段28に対して補正する。次にス
テップ30に戻り以上の動作を繰り返す。以上のように
本発明によれば補正量設定手段34により単独運転時に
インバータ手段の出力電圧の周波数が変化する時間を変
え、検知時間を可変できる系統連系インバータとするも
のである。
【0030】(実施例4)以下、本発明の第四の実施例
について説明する。図7は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図1、図3、図5と同一番号の構成要素は
同一の機能を有しているものとする。39は本実施例の
系統連系インバータで出力電圧検出手段27の出力を入
力し、零電圧位相同期信号手段28に出力信号を出すバ
ンドパスフィルタ31と、少なくともインバータ手段2
6の出力電圧の周波数が許容値を超えるまでバンドパス
フィルタ31の周波数特性による位相のずれを、零電圧
位相同期信号手段28に対して補正する位相補正手段3
2と位相補正手段32により位相補正するのを遅らせる
時間を設定する補正遅延時間設定手段37と制御手段3
8で構成される。制御手段38は零電圧位相同期信号手
段28の出力を入力し、インバータ手段26を制御す
る。
について説明する。図7は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図1、図3、図5と同一番号の構成要素は
同一の機能を有しているものとする。39は本実施例の
系統連系インバータで出力電圧検出手段27の出力を入
力し、零電圧位相同期信号手段28に出力信号を出すバ
ンドパスフィルタ31と、少なくともインバータ手段2
6の出力電圧の周波数が許容値を超えるまでバンドパス
フィルタ31の周波数特性による位相のずれを、零電圧
位相同期信号手段28に対して補正する位相補正手段3
2と位相補正手段32により位相補正するのを遅らせる
時間を設定する補正遅延時間設定手段37と制御手段3
8で構成される。制御手段38は零電圧位相同期信号手
段28の出力を入力し、インバータ手段26を制御す
る。
【0031】制御手段38の動作を図8のフローチャー
トにより説明する。ステップ40で制御手段38は零電
圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ手段
26の出力電圧の零点を検出する。制御手段38は検出
したインバータ手段26の出力電圧の零点に対して電流
の零点が一定位相角になるように電流を出力する。ここ
で零電圧位相同期信号手段28の出力はステップ46、
ステップ47にあるように補正遅延時間設定手段37で
設定された時間が経過して初めてバンドパスフィルタ3
1の周波数特性による位相のずれを補正している。次に
ステップ41では制御手段38は零電圧位相同期信号手
段28の出力を入力しインバータ手段26の出力電圧周
波数を測定する。次にステップ42に進む。
トにより説明する。ステップ40で制御手段38は零電
圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ手段
26の出力電圧の零点を検出する。制御手段38は検出
したインバータ手段26の出力電圧の零点に対して電流
の零点が一定位相角になるように電流を出力する。ここ
で零電圧位相同期信号手段28の出力はステップ46、
ステップ47にあるように補正遅延時間設定手段37で
設定された時間が経過して初めてバンドパスフィルタ3
1の周波数特性による位相のずれを補正している。次に
ステップ41では制御手段38は零電圧位相同期信号手
段28の出力を入力しインバータ手段26の出力電圧周
波数を測定する。次にステップ42に進む。
【0032】ステップ42では制御手段38はステップ
41で測定した周波数が判定周波数fHより大きいかを
判断する。大きければ単独運転と判断しステップ43に
進む。ステップ43では制御手段38はインバータ手段
26の動作を停止してステップ44に進む。ステップ4
3でインバータ手段26の動作を停止しているだけであ
るが負荷24に接続されるラインに開閉器を直列に入れ
ておき制御手段38によりこれを解列しても良い。ステ
ップ44では制御手段38は一定時間経過後にインバー
タ手段26の動作を再度行い自動的に復帰させステップ
40に戻る。逆にステップ42で、ステップ41で測定
した周波数が判定周波数fHより小さい時は、ステップ
45に進む。
41で測定した周波数が判定周波数fHより大きいかを
判断する。大きければ単独運転と判断しステップ43に
進む。ステップ43では制御手段38はインバータ手段
26の動作を停止してステップ44に進む。ステップ4
3でインバータ手段26の動作を停止しているだけであ
るが負荷24に接続されるラインに開閉器を直列に入れ
ておき制御手段38によりこれを解列しても良い。ステ
ップ44では制御手段38は一定時間経過後にインバー
タ手段26の動作を再度行い自動的に復帰させステップ
40に戻る。逆にステップ42で、ステップ41で測定
した周波数が判定周波数fHより小さい時は、ステップ
45に進む。
【0033】ステップ45では制御手段38はステップ
41で測定した周波数が判定周波数fLより小さいかを
判断する。小さければ単独運転と判断しステップ43、
ステップ44に進む。逆にステップ45で、ステップ4
1で測定した周波数が判定周波数fLより大きい時は系
統連系時であり、ステップ46に進む。ステップ46で
は補正遅延時間設定手段37により補正を遅らせる時間
tを設定し、ステップ47に進み遅延時間tが経過した
かを判断する。ステップ47で遅延時間tが経過してい
ない場合は補正せずにステップ40に戻る。ステップ4
7で遅延時間tが経過すればステップ48に進み、ステ
ップ41で測定した周波数に応じて位相補正手段32が
バンドパスフィルタ31の周波数特性による位相のずれ
を、零電圧位相同期信号手段28に対して補正する。次
にステップ40に戻り以上の動作を繰り返す。ここで補
正遅延時間により補正しない状態では周波数の変化量が
小さくなるので単独運転の検知時間を自由に遅らせるこ
とができる。以上のように本発明によれば単独運転時に
インバータ手段の出力電圧の周波数が変化する時間を遅
らせ、検知時間に自由度を持たせた系統連系インバータ
とするものである。
41で測定した周波数が判定周波数fLより小さいかを
判断する。小さければ単独運転と判断しステップ43、
ステップ44に進む。逆にステップ45で、ステップ4
1で測定した周波数が判定周波数fLより大きい時は系
統連系時であり、ステップ46に進む。ステップ46で
は補正遅延時間設定手段37により補正を遅らせる時間
tを設定し、ステップ47に進み遅延時間tが経過した
かを判断する。ステップ47で遅延時間tが経過してい
ない場合は補正せずにステップ40に戻る。ステップ4
7で遅延時間tが経過すればステップ48に進み、ステ
ップ41で測定した周波数に応じて位相補正手段32が
バンドパスフィルタ31の周波数特性による位相のずれ
を、零電圧位相同期信号手段28に対して補正する。次
にステップ40に戻り以上の動作を繰り返す。ここで補
正遅延時間により補正しない状態では周波数の変化量が
小さくなるので単独運転の検知時間を自由に遅らせるこ
とができる。以上のように本発明によれば単独運転時に
インバータ手段の出力電圧の周波数が変化する時間を遅
らせ、検知時間に自由度を持たせた系統連系インバータ
とするものである。
【0034】(実施例5)以下、本発明の第五の実施例
について説明する。図9は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図1、図3、図5、図7と同一番号の構成
要素は同一の機能を有しているものとする。44は本実
施例の系統連系インバータで出力電圧検出手段27の出
力を入力し、零電圧位相同期信号手段28に出力信号を
出す50Hzバンドパスフィルタ43および60Hzバ
ンドパスフィルタ40と、これらのバンドパスフィルタ
を切換える50・60Hz切り換え手段41と、少なく
ともインバータ手段26の出力電圧の周波数が許容値を
超えるまで50・60Hz切り換え手段41で選択され
た50Hzバンドパスフィルタ43もしくは60Hzバ
ンドパスフィルタ40の周波数特性による位相のずれ
を、零電圧位相同期信号手段28に対して補正する位相
補正手段32と位相補正手段32により位相補正する補
正量を任意に設定する補正量設定手段34と位相補正手
段32により位相補正するのを遅らせる時間を設定する
補正遅延時間設定手段37と制御手段42で構成され
る。制御手段42は零電圧位相同期信号手段28の出力
を入力し、インバータ手段26を制御する。
について説明する。図9は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図1、図3、図5、図7と同一番号の構成
要素は同一の機能を有しているものとする。44は本実
施例の系統連系インバータで出力電圧検出手段27の出
力を入力し、零電圧位相同期信号手段28に出力信号を
出す50Hzバンドパスフィルタ43および60Hzバ
ンドパスフィルタ40と、これらのバンドパスフィルタ
を切換える50・60Hz切り換え手段41と、少なく
ともインバータ手段26の出力電圧の周波数が許容値を
超えるまで50・60Hz切り換え手段41で選択され
た50Hzバンドパスフィルタ43もしくは60Hzバ
ンドパスフィルタ40の周波数特性による位相のずれ
を、零電圧位相同期信号手段28に対して補正する位相
補正手段32と位相補正手段32により位相補正する補
正量を任意に設定する補正量設定手段34と位相補正手
段32により位相補正するのを遅らせる時間を設定する
補正遅延時間設定手段37と制御手段42で構成され
る。制御手段42は零電圧位相同期信号手段28の出力
を入力し、インバータ手段26を制御する。
【0035】制御手段42の動作を図10のフローチャ
ートにより説明する。ステップ50で50・60Hz切
り換え手段41は系統23の周波数を測定する。次にス
テップ51に進む。ステップ51では系統23の周波数
が50Hz系かどうかを判定する。50Hz系であれば
ステップ52に進む。ステップ52では50・60Hz
切り換え手段41が50Hzバンドパスフィルタ43を
選択する。次にステップ53に進む。ステップ53では
制御手段42は零電圧位相同期信号手段28の出力を入
力しインバータ手段26の出力電圧の零点を検出する。
制御手段42は検出したインバータ手段26の出力電圧
の零点に対して電流の零点が一定位相角になるように電
流を出力する。ここで零電圧位相同期信号手段28の出
力はステップ59にあるように補正量設定手段34で設
定された補正量で50Hzバンドパスフィルタ43の周
波数特性による位相のずれを補正されている。また零電
圧位相同期信号手段28の出力はステップ60、ステッ
プ61にあるように補正遅延時間設定手段37で設定さ
れた時間が経過して初めて50Hzバンドパスフィルタ
43の周波数特性による位相のずれを補正している。
ートにより説明する。ステップ50で50・60Hz切
り換え手段41は系統23の周波数を測定する。次にス
テップ51に進む。ステップ51では系統23の周波数
が50Hz系かどうかを判定する。50Hz系であれば
ステップ52に進む。ステップ52では50・60Hz
切り換え手段41が50Hzバンドパスフィルタ43を
選択する。次にステップ53に進む。ステップ53では
制御手段42は零電圧位相同期信号手段28の出力を入
力しインバータ手段26の出力電圧の零点を検出する。
制御手段42は検出したインバータ手段26の出力電圧
の零点に対して電流の零点が一定位相角になるように電
流を出力する。ここで零電圧位相同期信号手段28の出
力はステップ59にあるように補正量設定手段34で設
定された補正量で50Hzバンドパスフィルタ43の周
波数特性による位相のずれを補正されている。また零電
圧位相同期信号手段28の出力はステップ60、ステッ
プ61にあるように補正遅延時間設定手段37で設定さ
れた時間が経過して初めて50Hzバンドパスフィルタ
43の周波数特性による位相のずれを補正している。
【0036】次にステップ54では制御手段42は零電
圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ手段
26の出力電圧周波数を測定する。次にステップ55に
進む。ステップ55では制御手段42はステップ54で
測定した周波数が判定周波数f50Hより大きいかを判
断する。大きければ単独運転と判断しステップ56に進
む。ステップ56では制御手段42はインバータ手段2
6の動作を停止してステップ57に進む。ステップ56
でインバータ手段26の動作を停止しているだけである
が負荷24に接続されるラインに開閉器を直列に入れて
おき制御手段42によりこれを解列しても良い。ステッ
プ57では制御手段42は一定時間経過後にインバータ
手段26の動作を再度行い自動的に復帰させステップ5
3に戻る。逆にステップ55で、ステップ54で測定し
た周波数が判定周波数f50Hより小さい時は、ステッ
プ58に進む。ステップ58では制御手段42はステッ
プ54で測定した周波数が判定周波数f50Lより小さ
いかを判断する。小さければ単独運転と判断しステップ
56、ステップ57に進む。逆にステップ58で、ステ
ップ54で測定した周波数が判定周波数f50Lより大
きい時は系統連系時であり、ステップ59に進む。
圧位相同期信号手段28の出力を入力しインバータ手段
26の出力電圧周波数を測定する。次にステップ55に
進む。ステップ55では制御手段42はステップ54で
測定した周波数が判定周波数f50Hより大きいかを判
断する。大きければ単独運転と判断しステップ56に進
む。ステップ56では制御手段42はインバータ手段2
6の動作を停止してステップ57に進む。ステップ56
でインバータ手段26の動作を停止しているだけである
が負荷24に接続されるラインに開閉器を直列に入れて
おき制御手段42によりこれを解列しても良い。ステッ
プ57では制御手段42は一定時間経過後にインバータ
手段26の動作を再度行い自動的に復帰させステップ5
3に戻る。逆にステップ55で、ステップ54で測定し
た周波数が判定周波数f50Hより小さい時は、ステッ
プ58に進む。ステップ58では制御手段42はステッ
プ54で測定した周波数が判定周波数f50Lより小さ
いかを判断する。小さければ単独運転と判断しステップ
56、ステップ57に進む。逆にステップ58で、ステ
ップ54で測定した周波数が判定周波数f50Lより大
きい時は系統連系時であり、ステップ59に進む。
【0037】ステップ59では補正量設定手段34によ
り補正量を設定する。例えば50Hzバンドパスフィル
タ43の周波数特性による位相のずれをαとすると標準
補正量αよりも補正量を大きくしたり、小さくしたりす
る増減分を設定できるようにしておく。ここで補正量を
大きくすることで単独運転時の周波数変化の時間を早く
でき検知時間を短くできる。逆に補正量を小さくするこ
とで単独運転時の周波数変化の時間を遅くでき検知時間
を長くできる。次にステップ60に進む。ステップ60
では補正遅延時間設定手段37により補正を遅らせる時
間tを設定し、ステップ61に進み遅延時間tが経過し
たかを判断する。ステップ61で遅延時間tが経過して
いない場合は補正せずにステップ53に戻る。
り補正量を設定する。例えば50Hzバンドパスフィル
タ43の周波数特性による位相のずれをαとすると標準
補正量αよりも補正量を大きくしたり、小さくしたりす
る増減分を設定できるようにしておく。ここで補正量を
大きくすることで単独運転時の周波数変化の時間を早く
でき検知時間を短くできる。逆に補正量を小さくするこ
とで単独運転時の周波数変化の時間を遅くでき検知時間
を長くできる。次にステップ60に進む。ステップ60
では補正遅延時間設定手段37により補正を遅らせる時
間tを設定し、ステップ61に進み遅延時間tが経過し
たかを判断する。ステップ61で遅延時間tが経過して
いない場合は補正せずにステップ53に戻る。
【0038】ステップ61で遅延時間tが経過すればス
テップ62に進み、ステップ54で測定した周波数に応
じて位相補正手段32が50Hzバンドパスフィルタ4
3の周波数特性による位相のずれを、零電圧位相同期信
号手段28に対して補正する。次にステップ53に戻り
以上の動作を繰り返す。ここで補正遅延時間により補正
しない状態では周波数の変化量が小さくなるので単独運
転の検知時間を自由に遅らせることができる。逆にステ
ップ51で系統23の周波数が60Hz系であればステ
ップ63に進む。ステップ63では50・60Hz切り
換え手段41が60Hzバンドパスフィルタ40を選択
する。次にステップ64に進む。ステップ64では制御
手段42は零電圧位相同期信号手段28の出力を入力し
インバータ手段26の出力電圧の零点を検出する。制御
手段42は検出したインバータ手段26の出力電圧の零
点に対して電流の零点が一定位相角になるように電流を
出力する。
テップ62に進み、ステップ54で測定した周波数に応
じて位相補正手段32が50Hzバンドパスフィルタ4
3の周波数特性による位相のずれを、零電圧位相同期信
号手段28に対して補正する。次にステップ53に戻り
以上の動作を繰り返す。ここで補正遅延時間により補正
しない状態では周波数の変化量が小さくなるので単独運
転の検知時間を自由に遅らせることができる。逆にステ
ップ51で系統23の周波数が60Hz系であればステ
ップ63に進む。ステップ63では50・60Hz切り
換え手段41が60Hzバンドパスフィルタ40を選択
する。次にステップ64に進む。ステップ64では制御
手段42は零電圧位相同期信号手段28の出力を入力し
インバータ手段26の出力電圧の零点を検出する。制御
手段42は検出したインバータ手段26の出力電圧の零
点に対して電流の零点が一定位相角になるように電流を
出力する。
【0039】ここで零電圧位相同期信号手段28の出力
はステップ68にあるように補正量設定手段34で設定
された補正量で60Hzバンドパスフィルタ40の周波
数特性による位相のずれを補正されている。また零電圧
位相同期信号手段28の出力はステップ69、ステップ
70にあるように補正遅延時間設定手段37で設定され
た時間が経過して初めて60Hzバンドパスフィルタ4
0の周波数特性による位相のずれを補正している。次に
ステップ65では制御手段42は零電圧位相同期信号手
段28の出力を入力しインバータ手段26の出力電圧周
波数を測定する。次にステップ66に進む。ステップ6
6では制御手段42はステップ65で測定した周波数が
判定周波数f60Hより大きいかを判断する。大きけれ
ば単独運転と判断しステップ56に進む。ステップ56
では制御手段42はインバータ手段26の動作を停止し
てステップ57に進む。
はステップ68にあるように補正量設定手段34で設定
された補正量で60Hzバンドパスフィルタ40の周波
数特性による位相のずれを補正されている。また零電圧
位相同期信号手段28の出力はステップ69、ステップ
70にあるように補正遅延時間設定手段37で設定され
た時間が経過して初めて60Hzバンドパスフィルタ4
0の周波数特性による位相のずれを補正している。次に
ステップ65では制御手段42は零電圧位相同期信号手
段28の出力を入力しインバータ手段26の出力電圧周
波数を測定する。次にステップ66に進む。ステップ6
6では制御手段42はステップ65で測定した周波数が
判定周波数f60Hより大きいかを判断する。大きけれ
ば単独運転と判断しステップ56に進む。ステップ56
では制御手段42はインバータ手段26の動作を停止し
てステップ57に進む。
【0040】ステップ57では制御手段42は一定時間
経過後にインバータ手段26の動作を再度行い自動的に
復帰させステップ64に戻る。逆にステップ66で、ス
テップ65で測定した周波数が判定周波数f60Hより
小さい時は、ステップ67に進む。ステップ67では制
御手段42はステップ65で測定した周波数が判定周波
数f60Lより小さいかを判断する。小さければ単独運
転と判断しステップ56、ステップ57に進む。逆にス
テップ67で、ステップ65で測定した周波数が判定周
波数f60Lより大きい時は系統連系時であり、ステッ
プ68に進む。ステップ68では補正量設定手段34に
より補正量を設定する。例えば60Hzバンドパスフィ
ルタ40の周波数特性による位相のずれをαとすると標
準補正量αよりも補正量を大きくしたり、小さくしたり
する増減分を設定できるようにしておく。ここで補正量
を大きくすることで単独運転時の周波数変化の時間を早
くでき検知時間を短くできる。逆に補正量を小さくする
ことで単独運転時の周波数変化の時間を遅くでき検知時
間を長くできる。
経過後にインバータ手段26の動作を再度行い自動的に
復帰させステップ64に戻る。逆にステップ66で、ス
テップ65で測定した周波数が判定周波数f60Hより
小さい時は、ステップ67に進む。ステップ67では制
御手段42はステップ65で測定した周波数が判定周波
数f60Lより小さいかを判断する。小さければ単独運
転と判断しステップ56、ステップ57に進む。逆にス
テップ67で、ステップ65で測定した周波数が判定周
波数f60Lより大きい時は系統連系時であり、ステッ
プ68に進む。ステップ68では補正量設定手段34に
より補正量を設定する。例えば60Hzバンドパスフィ
ルタ40の周波数特性による位相のずれをαとすると標
準補正量αよりも補正量を大きくしたり、小さくしたり
する増減分を設定できるようにしておく。ここで補正量
を大きくすることで単独運転時の周波数変化の時間を早
くでき検知時間を短くできる。逆に補正量を小さくする
ことで単独運転時の周波数変化の時間を遅くでき検知時
間を長くできる。
【0041】次にステップ69に進む。ステップ69で
は補正遅延時間設定手段37により補正を遅らせる時間
tを設定し、ステップ70に進み遅延時間tが経過した
かを判断する。ステップ70で遅延時間tが経過してい
ない場合は補正せずにステップ64に戻る。ステップ7
0で遅延時間tが経過すればステップ71に進み、ステ
ップ65で測定した周波数に応じて位相補正手段32が
60Hzバンドパスフィルタ40の周波数特性による位
相のずれを、零電圧位相同期信号手段28に対して補正
する。次にステップ64に戻り以上の動作を繰り返す。
ここで補正遅延時間により補正しない状態では周波数の
変化量が小さくなるので単独運転の検知時間を自由に遅
らせることができる。さらにf60H=65Hz、f6
0L=55Hz、系統の周波数が50Hzの時はf50H
=55Hz、f50L=45Hz等のように系統に通常
発生しない周波数に設定しておく。
は補正遅延時間設定手段37により補正を遅らせる時間
tを設定し、ステップ70に進み遅延時間tが経過した
かを判断する。ステップ70で遅延時間tが経過してい
ない場合は補正せずにステップ64に戻る。ステップ7
0で遅延時間tが経過すればステップ71に進み、ステ
ップ65で測定した周波数に応じて位相補正手段32が
60Hzバンドパスフィルタ40の周波数特性による位
相のずれを、零電圧位相同期信号手段28に対して補正
する。次にステップ64に戻り以上の動作を繰り返す。
ここで補正遅延時間により補正しない状態では周波数の
変化量が小さくなるので単独運転の検知時間を自由に遅
らせることができる。さらにf60H=65Hz、f6
0L=55Hz、系統の周波数が50Hzの時はf50H
=55Hz、f50L=45Hz等のように系統に通常
発生しない周波数に設定しておく。
【0042】以上のように本実施例によれば周波数の許
容値を系統で考えられる周波数範囲より大きくずれたと
ころに設定できる点、バンドパスフィルタにより系統の
電源異常に対して高周波ノイズや高調波ノイズなどの系
統周波数近辺以外の周波数成分を除去するとともに、位
相補正手段によりバンドパスフィルタの周波数特性によ
る位相のずれを補正し、零電圧位相同期信号手段の零点
検出精度及び周波数精度を高められる点、バンドパスフ
ィルタを系統の周波数により切り換えでき50Hzと6
0Hzでのバンドパスフィルタの位相ずれによる補正精
度を改善できる点、さらに単独運転の検知時間を短くで
きる補正量設定手段と、逆に長くできる補正遅延時間設
定手段によりきめ細かい時間設定もできる点等から系統
連系時に単独運転を誤検知することなく、単独運転時は
確実にインバータ手段を停止できる系統連系インバータ
とするものである。
容値を系統で考えられる周波数範囲より大きくずれたと
ころに設定できる点、バンドパスフィルタにより系統の
電源異常に対して高周波ノイズや高調波ノイズなどの系
統周波数近辺以外の周波数成分を除去するとともに、位
相補正手段によりバンドパスフィルタの周波数特性によ
る位相のずれを補正し、零電圧位相同期信号手段の零点
検出精度及び周波数精度を高められる点、バンドパスフ
ィルタを系統の周波数により切り換えでき50Hzと6
0Hzでのバンドパスフィルタの位相ずれによる補正精
度を改善できる点、さらに単独運転の検知時間を短くで
きる補正量設定手段と、逆に長くできる補正遅延時間設
定手段によりきめ細かい時間設定もできる点等から系統
連系時に単独運転を誤検知することなく、単独運転時は
確実にインバータ手段を停止できる系統連系インバータ
とするものである。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載した発明
は、入力電源を交流電源に変換して系統に出力するイン
バータ手段と、インバータ手段の出力電圧を検出する出
力電圧検出手段と、この出力電圧検出手段の出力信号を
入力し、インバータ手段の出力電圧の零点電圧位相に同
期した信号を出力する零電圧位相同期信号手段と、この
零電圧位相同期信号手段の出力を入力し、インバータ手
段の出力電流の零点を出力電圧の零点から一定の位相角
で出力するようにインバータ手段を制御するとともに、
インバータ手段の出力電圧の周波数を測定し、測定した
周波数が許容値を超えた時、インバータ手段を停止する
制御手段とを備えた構成とし、周波数の許容値を系統で
考えられる周波数範囲より大きくずれたところに設定す
ることにより系統連系時に単独運転を誤検知することな
く、単独運転時は確実にインバータ手段を停止でき、構
成が簡単な系統連系インバータとするものである。
は、入力電源を交流電源に変換して系統に出力するイン
バータ手段と、インバータ手段の出力電圧を検出する出
力電圧検出手段と、この出力電圧検出手段の出力信号を
入力し、インバータ手段の出力電圧の零点電圧位相に同
期した信号を出力する零電圧位相同期信号手段と、この
零電圧位相同期信号手段の出力を入力し、インバータ手
段の出力電流の零点を出力電圧の零点から一定の位相角
で出力するようにインバータ手段を制御するとともに、
インバータ手段の出力電圧の周波数を測定し、測定した
周波数が許容値を超えた時、インバータ手段を停止する
制御手段とを備えた構成とし、周波数の許容値を系統で
考えられる周波数範囲より大きくずれたところに設定す
ることにより系統連系時に単独運転を誤検知することな
く、単独運転時は確実にインバータ手段を停止でき、構
成が簡単な系統連系インバータとするものである。
【0044】また、請求項2に記載した発明は、出力電
圧検出手段の出力を入力し、零電圧位相同期信号手段に
出力信号を出すバンドパスフィルタと、少なくともイン
バータ手段の出力電圧の周波数が許容値を超えるまでバ
ンドパスフィルタの周波数特性による位相のずれを、零
電圧位相同期信号手段に対して補正する位相補正手段を
備えた構成とし、系統の電源異常に対して高周波ノイズ
や高調波ノイズなどの系統周波数近辺以外の周波数成分
を除去するとともに、位相補正手段によりバンドパスフ
ィルタの周波数特性による位相のずれを補正するので零
電圧位相同期信号手段の零点検出精度及び周波数精度を
高め、系統連系時に単独運転を誤検知することなく、単
独運転時には確実にインバータ手段を停止する系統連系
インバータとするものである。
圧検出手段の出力を入力し、零電圧位相同期信号手段に
出力信号を出すバンドパスフィルタと、少なくともイン
バータ手段の出力電圧の周波数が許容値を超えるまでバ
ンドパスフィルタの周波数特性による位相のずれを、零
電圧位相同期信号手段に対して補正する位相補正手段を
備えた構成とし、系統の電源異常に対して高周波ノイズ
や高調波ノイズなどの系統周波数近辺以外の周波数成分
を除去するとともに、位相補正手段によりバンドパスフ
ィルタの周波数特性による位相のずれを補正するので零
電圧位相同期信号手段の零点検出精度及び周波数精度を
高め、系統連系時に単独運転を誤検知することなく、単
独運転時には確実にインバータ手段を停止する系統連系
インバータとするものである。
【0045】また、請求項3に記載した発明は、位相補
正手段により位相補正する補正量を任意に設定する補正
量設定手段を備えた構成とし、標準補正量より補正量を
変えることで単独運転時にインバータ手段の出力電圧の
周波数が変化する時間を変え、検知時間を可変できる系
統連系インバータとするものである。
正手段により位相補正する補正量を任意に設定する補正
量設定手段を備えた構成とし、標準補正量より補正量を
変えることで単独運転時にインバータ手段の出力電圧の
周波数が変化する時間を変え、検知時間を可変できる系
統連系インバータとするものである。
【0046】また、請求項4に記載した発明は、位相補
正手段により位相補正するのを遅らせる時間を設定する
補正遅延時間設定手段を備えた構成とし、位相補正する
のを遅らせることで単独運転時にインバータ手段の出力
電圧の周波数が変化する時間を遅らせ、検知時間に自由
度を持たせた系統連系インバータとするものである。
正手段により位相補正するのを遅らせる時間を設定する
補正遅延時間設定手段を備えた構成とし、位相補正する
のを遅らせることで単独運転時にインバータ手段の出力
電圧の周波数が変化する時間を遅らせ、検知時間に自由
度を持たせた系統連系インバータとするものである。
【0047】また、請求項5に記載した発明は、バンド
パスフィルタを50Hz用と60Hz用の2つを備え、
50Hz用もしくは60Hz用のバンドパスフィルタに
切換える50・60Hz切り換え手段を備えた構成と
し、系統の周波数が50Hzと60Hzとでのバンドパ
スフィルタの位相ずれによる補正精度を改善した系統連
系インバータとするものである。
パスフィルタを50Hz用と60Hz用の2つを備え、
50Hz用もしくは60Hz用のバンドパスフィルタに
切換える50・60Hz切り換え手段を備えた構成と
し、系統の周波数が50Hzと60Hzとでのバンドパ
スフィルタの位相ずれによる補正精度を改善した系統連
系インバータとするものである。
【図1】本発明の第一の実施例である系統連系インバー
タを示すブロック図
タを示すブロック図
【図2】同系統連系インバータの動作を示すフローチャ
ート
ート
【図3】本発明の第二の実施例である系統連系インバー
タを示すブロック図
タを示すブロック図
【図4】同系統連系インバータの動作を示すフローチャ
ート
ート
【図5】本発明の第三の実施例である系統連系インバー
タを示すブロック図
タを示すブロック図
【図6】同系統連系インバータの動作を示すフローチャ
ート
ート
【図7】本発明の第四の実施例である系統連系インバー
タを示すブロック図
タを示すブロック図
【図8】同系統連系インバータの動作を示すフローチャ
ート
ート
【図9】本発明の第五の実施例である系統連系インバー
タを示すブロック図
タを示すブロック図
【図10】同系統連系インバータの動作を示すフローチ
ャート
ャート
【図11】従来例の系統連系インバータを示すブロック
図
図
【図12】同系統連系インバータの動作説明図
21 系統連系インバータ 26 インバータ手段 27 出力電圧検出手段 28 零電圧位相同期信号手段 29 制御手段 30 系統連系インバータ 31 バンドパスフィルタ 32 位相補正手段 33 制御手段 34 補正量設定手段 35 制御手段 36 系統連系インバータ 37 補正遅延時間設定手段 38 制御手段 39 系統連系インバータ 40 60Hzバンドパスフィルタ 41 50・60Hz切り換え手段 42 制御手段 43 50Hzバンドパスフィルタ 44 系統連系インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼桑 雅之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 新山 浩次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5G066 HA11 HB04 5H007 AA01 AA07 AA08 AA17 BB02 CC09 DA03 DB01 DC04 DC05 FA13 GA06 GA08 5J055 AX37 AX51 AX67 BX16 CX07 EZ07 EZ14 FX31 GX02 GX03
Claims (5)
- 【請求項1】 入力電源を交流電源に変換して系統に出
力するインバータ手段と、前記インバータ手段の出力電
圧を検出する出力電圧検出手段と、この出力電圧検出手
段の出力信号を入力し、前記インバータ手段の出力電圧
の零点電圧位相に同期した信号を出力する零電圧位相同
期信号手段と、この零電圧位相同期信号手段の出力を入
力し、前記インバータ手段の出力電流の零点を出力電圧
の零点から一定の位相角で出力するように前記インバー
タ手段を制御するとともに、前記インバータ手段の出力
電圧の周波数を測定し、測定した周波数が許容値を超え
た時、前記インバータ手段を停止する制御手段とを備え
た系統連系インバータ。 - 【請求項2】 前記出力電圧検出手段の出力を入力し、
前記零電圧位相同期信号手段に出力信号を出すバンドパ
スフィルタと、少なくとも前記インバータ手段の出力電
圧の周波数が許容値を超えるまで前記バンドパスフィル
タの周波数特性による位相のずれを、前記零電圧位相同
期信号手段に対して補正する位相補正手段を備えた請求
項1記載の系統連系インバータ。 - 【請求項3】 前記位相補正手段により位相補正する補
正量を任意に設定する補正量設定手段を備えた請求項1
または2記載の系統連系インバータ。 - 【請求項4】 前記位相補正手段により位相補正するの
を遅らせる時間を設定する補正遅延時間設定手段を備え
た請求項1〜3のいずれか1項に記載の系統連系インバ
ータ。 - 【請求項5】 前記バンドパスフィルタは50Hz用と
60Hz用を備え、50Hz用もしくは60Hz用のバ
ンドパスフィルタに切換える50・60Hz切り換え手
段を備えた請求項1〜4のいずれか1項に記載の系統連
系インバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10220036A JP2000059999A (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | 系統連系インバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10220036A JP2000059999A (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | 系統連系インバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000059999A true JP2000059999A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16744927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10220036A Pending JP2000059999A (ja) | 1998-08-04 | 1998-08-04 | 系統連系インバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000059999A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099230A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-20 | Daihen Corp | 系統連系インバータ装置の単独運転検出装置 |
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1998
- 1998-08-04 JP JP10220036A patent/JP2000059999A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013099230A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-20 | Daihen Corp | 系統連系インバータ装置の単独運転検出装置 |
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