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JP2000050014A - イメージスキャナ - Google Patents

イメージスキャナ

Info

Publication number
JP2000050014A
JP2000050014A JP10217892A JP21789298A JP2000050014A JP 2000050014 A JP2000050014 A JP 2000050014A JP 10217892 A JP10217892 A JP 10217892A JP 21789298 A JP21789298 A JP 21789298A JP 2000050014 A JP2000050014 A JP 2000050014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
mirror
lens
sensor
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10217892A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunari Kano
光成 加納
Yoshiharu Konishi
義治 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10217892A priority Critical patent/JP2000050014A/ja
Publication of JP2000050014A publication Critical patent/JP2000050014A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帳票画像の読み取りに際し画像読み取り部中
心付近に装置の一部を張り出させない光学系を持ったス
キャナ方式の実現。 【解決手段】 回転ミラー8の回転により用紙1面を走
査し、レンズ2の光軸中心を帳票読み取り範囲の中心か
ら移動させたイメージスキャナであって、センサ3及び
レンズ2間距離を固定し、用紙1からミラー8迄の距離
とミラー8からレンズ2までの距離の合計値を一定に保
つ様にレンズ2及びセンサ3を上下移動することによ
り、スキャンに際して画像のピント制御を行うもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票等の用紙上の
画像を光学的に読み取るイメージスキャナに係り、例え
ば銀行業務における公金伝票、入出金伝票等のOCR処
理や、図形・線画画像の入力を行うための各種用紙の画
像の読取処理を行うイメージスキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に用紙上の画像、例えば銀行業務に
おける各種伝票や帳票のOCR処理用画像、用紙上の印
鑑/肖像/サイン等のイメージ画像の入力を行うイメー
ジスキャナとしては、1次元の画像を光学的に読み取る
イメージ(ライン)センサを固定しておき、用紙を前記
イメージセンサ上で搬送することにより画像の読み取り
を行う方式(センサ固定方式と呼ぶ)と、台上に置かれ
た用紙に対してセンサが移動することにより画像の読み
取りを行う方式(フラットベッドスキャナ方式と呼ぶ)
の2種類が主流である。
【0003】また近年のイメージスキャナとして2次元
の画像読み取りセンサを収納したカメラを用いて画像の
読み取りを行う方式(2次元センサ方式と呼ぶ)が提案
されている。この2次元センサ方式のスキャナは、2次
元センサの画素数が少ないために用紙上の文字を光学的
に認識できるほどに高精細に画像を読みとるには現時点
では困難なため狭い範囲の読み取り用に適用される。こ
の方式を改善する方法として用紙の正面にレンズを含む
ヘッド部を配置し、用紙の画像がレンズを介して結像す
る面で1次元画像読み取りヘッド部或いはセンサを副走
査方向に移動させる方式(主副走査方式と呼ぶ)も考え
られる。
【0004】これら2次元センサ方式及び主副走査方式
のイメージスキャナは、用紙を搬送する方式では対応で
きなかった用紙種によって厚みが変わる業務や複数枚の
用紙が綴じられている場合にも画像を読み込むことがで
き、また。フラットベッドスキャナ方式のように読みと
る用紙面が用紙設置者に対して見えなくなることを防止
できる。尚、これらイメージスキャナに関する技術が記
載された文献としては、例えば特開平5−153344
号公報が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の各方式のイメー
ジスキャナは、用紙を搬送する或いは載せる方式のため
に装置の大型化を招くと言う不具合があった。また2次
元センサ方式及び主副走査方式のイメージスキャナにお
いても、前記大型化の不具合に加え、用紙面の正面に読
み取りヘッド部が張り出す形状になるために用紙を設置
する際にヘッド部が障害になったり、操作者がぶつかる
等安全面での危険性を含むと言う不具合があった。
【0006】本発明の目的は、前述の従来技術による不
具合を除去することであり、小型且つ安全性、操作性の
良いイメージスキャナを提供することである。具体的に
述べると本発明の目的は、銀行等での帳票読み取りに適
した2次元センサ方式及び主副走査方式のイメージスキ
ャナを改良し、用紙設置時の操作性の改善、同安全性の
改善を行い、さらには用紙面の正面(上部)に読み取り
ヘッド部が張り出すというオフィスの景観をそこなう形
状を改善することができるイメージスキャナを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、用紙上の画像を反射するミラーと該ミラー
により反射された画像をレンズを介して光学的に読み取
る1次元センサとを備え、前記レンズ及びセンサから成
る光学系を像読み取り範囲の中心から離脱させ、前記ミ
ラーの回転により用紙上の画像を走査して受像するイメ
ージスキャナにおいて、前記ミラーの回転軸と用紙間の
距離、及び前記レンズとセンサ間距離を固定した状態
で、レンズから用紙面までの距離を一定に保つ様に、レ
ンズ及びセンサをミラーの回転軸に対して移動すること
を第1の特徴とする。
【0008】更に本発明は、用紙上の画像を反射するミ
ラーと該ミラーにより反射された画像をレンズを介して
光学的に読み取る1次元センサとを備え、前記レンズ及
びセンサから成る光学系を像読み取り範囲の中心から離
脱させ、前記ミラーの回転により用紙上の画像を走査し
て受像するイメージスキャナにおいて、前記ミラーの回
転軸と用紙間の距離を変化自在に構成し、前記レンズと
センサ間距離及びレンズとセンサを固定した状態で、レ
ンズから用紙面までの距離を一定に保つ様に、前記ミラ
ーの回転軸をレンズに対して移動することを第2の特徴
とする。
【0009】更に本発明は、用紙上の画像を反射するミ
ラーと該ミラーにより反射された画像をレンズを介して
光学的に読み取る1次元センサとを備え、前記レンズ及
びセンサから成る光学系を像読み取り範囲の中心から離
脱させ、前記ミラーの回転により用紙上の画像を走査し
て受像するイメージスキャナにおいて、前記ミラーの回
転軸と用紙間の距離、及びレンズを固定した状態で、セ
ンサをレンズに対して移動する様に構成したことを第3
の特徴とする。
【0010】また本発明は、前記各特徴のイメージスキ
ャナにおいて、前記ミラーの回動が用紙面を等速度で走
査する様に角度制御を行うことを第4の特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して詳細に説明するものであるが、これに先だっ
て本発明の原理を説明する。まず、前述の従来技術によ
る2次元センサ方式及び主副走査方式のイメージスキャ
ナは、読み取り用紙の正面にレンズを配置するために原
理的に用紙(原稿や帳票)面の正面に読み取りヘッド部
が張り出す形状となるものであった。
【0012】これの具体例を図3に示す主副走査方式の
ものを参照して説明する。本方式の装置は、台座5に置
かれた読み取り用紙1の正面にレンズ2を配置し、用紙
1の画像が結像する面で1次元画像読み取りセンサ3を
副走査方向(矢印A方向)に移動させ、レンズ2が用紙
1の画像を1次元画像読み取りセンサ3の移動する面に
結像させることにより、2次元センサ方式と等価的に画
像を読み取るものである。この2次元画像読み取りセン
サは、例えば1次元画像読み取りセンサを利用でき、例
えば5000画素のものを副走査方向に移動させたこと
を考えると5000画素×7500スキャン=3750
万画素の2次元画像読み取りセンサに匹敵し、遥かに高
精細の画像読み取りに適していると共に、用紙設置者7
が用紙1を直接見ながら位置あわせができるため操作性
としては優れている。
【0013】しかし当該イメージスキャナは、読み取り
部が用紙1の正面(図3では上部)に張り出した形にな
るため用紙1の位置合わせがやりにくい上、場合によっ
ては用紙設置者7の頭部に接触する危険性もあった。
【0014】これを改善するため発明者らは、読み取り
ヘッド部を用紙の設置に支障をきたさない位置に配置
し、この配置でも用紙上の画像を光学的に走査できる光
学系を持つ読み取りヘッドを含むイメージスキャナを発
明した。この光学系として発明者らは、読み取りヘッド
を用紙上から離脱した位置に配置し、換言すればレンズ
の光軸中心を画像読み取り範囲の中心からシフトさせ、
更にスキャナが走査する用紙面までの紙面距離の変化に
より発生するピントのずれが引き起こす画像の劣化と画
像寸法の変化(変形)を防止するため、用紙面を走査す
る回転ミラーと用紙面までの距離を一定に保つべくレン
ズを含めた受光センサ部の移動を行う移動機構を具備し
たイメージスキャナを発明した。即ち本発明は、用紙全
面を走査するために回動するミラーの回動に起因するミ
ラーと用紙との距離が変化してピントずれが生じること
を防止するため、ミラーと用紙との距離(レンズ前方距
離)が一定の関係を保つ様に受光センサ又はミラーを移
動する本発明を発明した。
【0015】<実施形態1>以下、本発明の実施形態に
よるイメージスキャナを順を追って説明する。図1は、
本発明の第1の実施形態によるイメージスキャナの基本
的構成を示す図であり、本スキャナは、被走査対象であ
る用紙1を図面奥方向に搭載する用紙台5と、該用紙の
側面に配置されるスキャナ本体100とから構成され、
該スキャナ本体100は、用紙1上の画像を読み取るた
めのセンサ3と、該センサ3に用紙1からのスキャニン
グした走査光を集光するレンズ2と、該レンズ2に用紙
1全面を走査した走査光を与えるために回動する回転ミ
ラー8と、該回転ミラー8を回動させるための駆動機構
6Bと、前記レンズ2とセンサ3間の距離を保ちながら
これらを上下駆動する駆動機構6Aとを備える。
【0016】前記センサ3は、例えば1次元5000画
素の読取センサであり、副走査方向に7500スキャン
することにより3750万画素の2次元画像読み取りセ
ンサに匹敵する。前記駆動機構6Bは、前記センサ3が
用紙全面を副走査方向にスキャンするために用紙からの
走査光を移動させる様にミラー8を回転させるものであ
り、前記駆動機構6Aは、前記センサ3とレンズ2との
距離を一定に保った状態で一体的に上下させることによ
りミラー8との距離を調整するためのものである。
【0017】本実施形態によるイメージセンサは、前記
レンズ2と1次元画像読み取りセンサ3を駆動機構6A
によりレンズ前方光路長(a1+a2:レンズ2からミラ
−8を介して用紙1上のスキヤン位置までの距離)の変
化に対しレンズの基本特性である次数式1を満足するよ
うレンズ2および1次元画像読み取りセンサ3を駆動機
構6Aにより移動させる。尚、図及び式中、fはレンズ
2の焦点距離、a1はミラ−8から用紙1上のスキヤン
位置までの距離、a2はミラ−8からレンズ2までの距
離、故に(a1+a2)はレンズ前方光路長、a3はレン
ズ2の後方光路長(レンズ2からセンサ3までの距離)
である。
【0018】
【数1】
【0019】即ち、本実施形態によるイメージスキャナ
は、用紙1上のラインセンサを用いたスキャンを行うた
めの回転ミラー8の回転により距離a1が変化するのに
応じ、前記焦点f及び後方光路長a3が固定のため、前
記数式1の条件を満足させる様に駆動機構6Aが距離a
2を変化させる様に動作する。例えば図1の状態におい
てミラー8が時計方向に回転して距離a1が短くなるの
に応じて駆動機構6Aが前記数式1を満足する様に距離
2を変化させる(a2を長くする)。
【0020】この構成により本実施形態によるイメージ
スキャナは、ミラー8の回転に応じて前記数式1の関係
を保つことにより、センサ3に受光される画像のピント
を保ち且つ用紙1の画像イメージをそのまま正画像とし
て受光することができる。尚、前記駆動機構6Aを使用
しない場合のセンサ受光画像は、レンズ前方光路長がス
キャンに応じて変化するためにピントがずれると共に用
紙1の画像イメージが台形に変化するものである。特に
本実施形態によるイメージスキャナは用紙1の正面(上
部)に読みとり部が張り出さないため用紙1を設置する
ときの機械的な障害にならないし用紙設置者の視野を蔽
ることがない。
【0021】<実施形態2>次に本発明の第2の実施形
態によるイメージスキャナの基本的構成を図2を参照し
て説明する。本イメージスキャナは、被走査対象である
用紙1を図面奥方向に搭載する用紙台5と、該用紙の側
面に配置されるスキャナ本体101とから構成され、該
スキャナ本体101は、用紙1上の画像を読み取るため
のセンサ3と、該センサ3に用紙1からのスキャニング
した走査光を集光するレンズ2と、該レンズ2に用紙1
全面を走査した走査光を与えるために回動する回転ミラ
ー8と、該回転ミラー8を回動及び上下させるための駆
動機構6とを備える。
【0022】本実施形態によるスキャナは、レンズ2及
びセンサ3の位置は固定とし、回転ミラー8がスキャン
用の回転のみならず上下方向に移動し、前述の数式1の
関係を保つ様に駆動機構6がミラー8を上下移動させる
ものである。即ち本スキャナは、回転ミラー8の回転に
より距離a1が変化するのに応じ、前記焦点f及び後方
光路長a3が固定のため、前記数式1の条件を満足させ
る様に駆動機構6が距離a2を変化させる様に動作す
る。例えば図1の状態においてミラー8が時計方向に回
転して距離a1が短くなるのに応じて駆動機構6Aが前
記数式1を満足する様に距離a2を変化させるものであ
る(a2を長くする)。本実施形態によればミラー8を
上下させるためにミラー8の移動量の約2倍のレンズ前
方光路長の補正ができ、ミラー8の移動量を少なくして
装置を小型化できるという利点がある。
【0023】<実施形態3>次に本発明の第3の実施形
態によるイメージセンサの基本的構成を図4を参照して
説明する。本イメージスキャナは、被走査対象である用
紙1を図面奥方向に搭載する用紙台5と、該用紙1の側
面に配置されるスキャナ本体103とから構成され、該
スキャナ本体103は、用紙1上の画像を読み取るため
のセンサ3と、該センサ3に用紙1からのスキャニング
した走査光を集光するレンズ2と、該レンズ2に用紙1
全面を走査した走査光を与えるために回動する回転ミラ
ー8と、該回転ミラー8を回動させるための駆動機構6
Bと、前記センサ3を上下してレンズ2との距離を調整
する駆動機構6Aとを備える。
【0024】即ち本実施形態によるイメージスキャナ
は、前述の実施形態と比べると、回転ミラー8とレンズ
2を上下方向に固定とし、センサ3をレンズ2に対して
上下移動な構成とし、レンズ後方光路長a3(レンズと
センサ間距離)を補正する方式である。本実施形態によ
るスキャナは、縮小光学系を採用した場合、レンズ前方
光路長(a1+a2)がレンズ後方光路長a3より十分に
大きくすることができ、短い距離のレンズ後方光路長a
3を制御するだけでセンサ3に受光される画像のピント
を保ちながら受光することができる。
【0025】本実施形態は、レンズ前方光路長を補正す
る代わりにレンズ後方光路長を補正する方式であり、補
正量が少なくてすむためモータ等による移動量の大きな
補正の代わりに圧電素子、ボイスコイル等による高速小
型の駆動素子が採用できる。但し、本方式は、レンズ前
方光路長(a1+a2)を常に一定量に補正する図1及び
図2の方式とは異なり、スキャン位置に応じて光学系の
縮小率が変化する特性を持つ。即ち、スキャン位置に応
じてレンズ前方光路長(a1+a2)が変化し、次数式2
に示す縮小率が変化する特性を持つ。
【0026】
【数2】
【0027】このためセンサ3で読み取った画像は用紙
画像と相似形にならず前記数式2で示す関係の形状変化
を起こす。例えば読み取った画像が台形に変形して読み
取られる。従って本実施形態によるイメージスキャナ
は、読み取った画像データを数式2の逆補正を施す必要
がある。
【0028】以上が本発明の実施形態によるイメージス
キャナの概念的構成であり、次に前記各実施形態の具体
的各機構等について説明する。
【0029】<実施形態2対応のミラー上下及び回転機
構の説明>図5は、前述の第2の実施形態によるイメー
ジスキャナに適用するミラー8を回転しながら上下方向
に移動させる機構の一例を示す。本機構は、ミラー回転
ドラム7により回転自在に支持された回転ミラー8と、
該ミラー回転ドラム7を保持して直線移動レール10沿
って上下方向に移動可能な直線移動部9と、該直線移動
部9に上向きの張力を与える張力機構11Bと、該移動
部9にワイア12Bを介して減速機及び巻き取り機構に
より下向きの張力を与える駆動機構60と、ワイア12
Aの一端に係合してミラー回転ドラム7を図中時計方向
に回転力を与える張力機構11Aと、前記ワイヤ12A
の他端に係合して、減速機及び巻き取り機構によりミラ
ー回転ドラム7を下向きの張力を与える駆動機構61と
を備える。尚、本実施形態及び他の実施形態で説明する
図中の黒丸はワイヤ等が装置の筐体等の不動点に固定さ
れていることを示し、白丸はワイアの移動部材への締結
点を示している。
【0030】本機構は、駆動機構60が張力機構11B
の張力に抗してワイア12Bの巻き取り及び緩みを行う
ことにより直線移動部9に支持した回転ミラー8を上下
移動し、駆動機構61が張力機構11Aの張力に抗して
ワイア12Aの巻き取り及び緩みを行うことにより直線
移動部9に支持した回転ミラー8を回転ドラム7を介し
て回転する様に動作する。本機構は、前記駆動機構60
及び61の巻き取り量を制御することにより、ミラー8
を回転且つ上下移動し、用紙面のスキャン位置の制御と
レンズ前方光路長(a1+a2)の補正を行うことができ
る。特に本実施形態においてはミラーの回転と上下を別
個の機構により制御することにより、ミラー回転に応じ
たミラー上下位置の制御を細かく行うことができる。
【0031】図6は、図5に示した機構の改良例を示す
図であり、1つの駆動機構によりミラー8の回転と上下
移動を行なう機構を示している。本機構は、所定の外形
形状のカム機構13により回転自在に支持された回転ミ
ラー8と、該カム機構8を保持して直線移動レール10
沿って上下方向に移動可能な直線移動部9と、該直線移
動部9に上向きの張力を与える張力機構11Bと、該移
動部9にワイア12Bを介して減速機及び巻き取り機構
により下向きの張力を与える駆動機構62と、ワイア1
2Aの一端に係合してカム機構13を図中反時計方向に
回転力を与える張力機構11Cとを備える。
【0032】本機構は、駆動機構62が張力機構11B
の張力に抗してワイア12Bの巻き取り及び緩みを行う
ことにより直線移動部9に支持した回転ミラー8を上下
移動し、この直線移動部9の上下移動に応じて張力機構
11Cにより張力が与えられたワイア12Aがカム機構
13を回転し、これによりミラー8を回転させる様に構
成している。本機構においても前記駆動機構62の巻き
取り量を制御することにより、特に本機構は1つの駆動
機構によってミラー8を回転且つ上下移動し、用紙面の
スキャン位置の制御とレンズ前方光路長(a1+a2)の
補正を行うことができる。本機構は、上下移動を駆動機
構6により制御し、カム機構13により上下移動量に対
するミラー8の回転角変化量をカム機構の形状により達
成するものである。
【0033】図7は、図5に示した機構の更なる他の改
良例を示す図であり、1つの駆動機構によりミラー8の
回転と上下移動を行なう機構を表している。本機構は、
ミラー回転ドラム7により回転自在に支持された回転ミ
ラー8と、該ミラー回転ドラム7を保持して直線移動レ
ール10沿って上下方向に移動可能な直線移動部9と、
該直線移動部9に上向きの張力を与える張力機構11B
と、該移動部9にワイア12Bを巻き取ることにより下
向きの張力を与えるカム機構13Bと、ワイア12Aの
一端に係合してミラー回転ドラム7を図中時計方向に回
転力を与える張力機構11Aと、前記ワイヤ12Aの他
端に係合してワイア12Aを巻き取ることによりミラー
8に下向きの張力を与えるカム機構13Aと、前記カム
機構13A及び13Bを回転させる駆動力を与える駆動
機構63とを備える。
【0034】本機構は、駆動機構63がカム機構13A
及び13Bを回転させることにより、カム機構13Bが
回転して直線移動部9を張力機構11Bの張力に抗して
上下移動すると共に、カム機構13Aが回転してミラー
8を張力機構11Aの張力に抗して回転駆動する様に動
作する。従って本機構は、1つの駆動機構によりミラー
8を回転且つ上下移動し、用紙面のスキャン位置の制御
とレンズ前方光路長(a1+a2)の補正を行うことがで
きる。特に本機構は、カム機構13Bの外形状によりミ
ラー8の上下移動量を制御し、カム機構13Aの外形状
によりミラー8の回転量を制御するものである。
【0035】尚、前記説明においてはミラーを回転及び
上下駆動する実施形態2対応の機構について説明した
が、前記直線移動部にレンズ及びセンサを搭載、又はセ
ンサのみを搭載することにより前述の第1及び第3の実
施形態のものにも適用することができる。
【0036】<ミラー回転,ミラー又はセンサ上下移動
制御の説明>次に前記実施形態1及び2によるミラー回
転,ミラー又はセンサ上下移動制御について説明するも
のであるが、まず前提となる光学系を図8の原理を参照
して説明する。図は、左端の位置P0に読取対象である
原稿(用紙)を示し、符号2がレンズを示し、右端の位
置P3にレンズ2を介して投影される読取対象画像を示
している。図に示す光学系は、位置P0にある用紙から
出た光がレンズ2の前方主点と呼ばれる点Hに向かい、
その光はレンズ2の後方主点と呼ばれるH'から画像位
置P3に向かって光が進む特性を持っている。ここで前
方主点からの焦点距離に対応する点をF、後方主点から
の焦点距離に対応する点をF'とすると、これらの両主
点F,F’をレンズ2の仮想的な中心とすると、レンズ
は、(1)光軸に平行な光は焦点(図8のF' )を通
り,(2)レンズの中心(前方主点)へ向かう光は直進
する(実際には後方主点から平行な光として進む)と言
う特性を持つことが判る。
【0037】ここで位置P0から光軸方向の前方主点F
に対応する位置P1までの距離をレンズ前方光路長a、
光軸方向に後方主点に対応する位置P2から画像上の点
P3までをレンズ後方光路長b、焦点距離をfとした場
合、本光学系は次数3の関係が成立する様に画像が結像
する。
【0038】
【数3】
【0039】さて、前述した実施形態によるイメージス
キャナにおいても、この原理が適用され、用紙からの読
み取り画像を焦点合わせして読み込むためには、前記ミ
ラー8の回転と上下移動もしくはミラー8の回転とレン
ズ2、および1次元画像読み取りセンサ3の上下移動に
対して所定の関係で駆動する必要がある。
【0040】これを図9及び図10を参照して説明す
る。 《実施形態1対応の制御の説明》図9は、図1に対応し
たミラー上下位置を固定、即ちミラー8の回転中心を用
紙1から高さhに保ち回転させ、レンズ2と1次元画像
読み取りセンサ3を上下移動させる例を示している。こ
の場合レンズ前方光路長は、(a1+a2)であり、この
値が一定になるようにレンズ2と1次元画像読み取りセ
ンサ3を上下移動させるとともにミラー8の角度制御に
より図9のように光が進むようにミラー8の角度を制御
することが必要である。
【0041】本例においては、レンズ前方光路長を所定
値k0に保つ次数式4を満足する必要があり、
【0042】
【数4】
【0043】この条件下においては次数式5及び6の関
係が三角関数により成立する。
【0044】
【数5】
【0045】
【数6】
【0046】従って本例においては、次数式7の関係が
成立し、これにより次数式8の関係となる様にミラー8
の角度θの制御を行なう。
【0047】
【数7】
【0048】
【数8】
【0049】またレンズ2と1次元画像読み取りセンサ
3の上下移動制御は、ミラー8の回転中心からの距離を
次数式9の関係が成立する様に上下移動制御を行う。
【0050】
【数9】
【0051】図10は、図2に対応したレンズ2の高さ
hを一定に保ち、ミラー8を回転及び上下移動させる例
を示している。この場合レンズ前方光路長も、(a1
2)であり、この値が一定になるようにミラー8の角
度及び高さを制御することが必要である。
【0052】《実施形態2対応の制御の説明》図9と同
様に本例においても前記数式4の関係を保つように制御
する。
【0053】この条件下においては次数式10及び11
の関係が三角関数により成立する。
【0054】
【数10】
【0055】
【数11】
【0056】従って本例においては、次数式12の関係
が成立し、これにより次数式13〜数式15の関係が成
立する。
【0057】
【数12】
【0058】
【数13】
【0059】
【数14】
【0060】
【数15】
【0061】これら数式によりsinθは次数式16で
表され、ミラーの回転角度θは次数式17で表され、こ
の数式17の関係となる様にミラー8の角度θの制御を
行なう。
【0062】
【数16】
【0063】
【数17】
【0064】またミラー8のレンズ2前方主点からの高
さは次数式18の関係が成立するよう上下移動量を制御
する。
【0065】
【数18】
【0066】この様に本発明によるイメージスキャナ
は、図1対応のミラー上下位置固定且つセンサ上下位置
を制御する実施形態においては数式8及び9の関係が成
立する様にミラー角度及びセンサ位置を制御し、図2対
応のミラー上下制御且つセンサ上下位置固定の実施形態
においては数式17及び18の関係が成立する様にミラ
ー角度及び位置を制御することにより、用紙全面にピン
トがあい、且つ用紙1の画像イメージをそのまま正画像
として受光することができる。
【0067】<実施形態1対応の駆動機構及び回路の説
明>図11は実施形態1で説明したイメージスキャナに
おけるミラー8の角度制御やレンズ2とセンサ3の上下
移動量の制御を行なう駆動機構及び回路を説明するため
の図である。本機構回路は、レンズ2を介して受光した
画像をスキャンするセンサ3を駆動する1次元画像読み
取りセンサ駆動回路16と、該センサ3からの画像出力
信号を増幅する増幅回路14と、この画像出力信号をA
/D変換するA/D変換回路15と、センサ3を移動す
る駆動モータ19Aを含む駆動機構60と、該駆動機構
60を制御する駆動モータドライバ20Aと、前記レン
ズ2及びセンサ3等を一体的に保持するした移動体に取
り付けられたブレード22と、該軸受部22の移動を基
準位置を検出する基準センサ21Aと、回転ミラー8を
ワイヤを介して回転させるモータ19Bを含む駆動機構
61と、前記回転ミラー8の回転角度を検出する定位置
センサ21Bと、前記モータ19Bを駆動する駆動回路
20Bと、これら回路を制御し、センサ3からの画像出
力信号をデータライン18に出力する読取り制御回路1
7とを備える。
【0068】この様に構成した機構回路は、ミラー8の
角度制御を定位置センサ21Bを用い基準となる角度位
置を元に制御し、ミラー8及びセンサ3の上下位置をセ
ンサ21Aを基準に制御し、読み取った画像データをラ
イン18を介してホスト装置等へ送出する様に動作す
る。
【0069】<実施形態2対応の駆動機構及び回路の説
明>図14は実施形態2で説明したイメージスキャナに
おけるミラー8の角度及び上下移動制御を行なう駆動機
構及び回路を説明するための図である。本機構回路は、
レンズ2を介して受光した画像をスキャンするセンサ3
を駆動する1次元画像読み取りセンサ駆動回路16と、
該センサ3からの画像出力信号を増幅する増幅回路14
と、この画像出力信号をA/D変換するA/D変換回路
15と、回転ミラー8をワイヤを介して回転させるモー
タ19Bを含む駆動機構61と、該駆動機構61を制御
する駆動回路20Bと、回転ミラー8を支持する移動部
10と、該移動部9の移動を直線的に案内するレール1
0と、移動部10の一端に配置されたブレード22の基
準位置を検出する基準センサ21Aと、該移動部10と
ワイヤを介して接続され、ミラーの上下移動を行うモー
タ19Aを含む駆動機構60と、これを制御する駆動回
路20Aと、センサ3からの画像出力信号をデータライ
ン18に出力する読取り制御回路17とを備える。
【0070】この様に構成した機構回路は、ミラー8の
角度制御を定位置センサ21Bを用い基準となる角度位
置を元に制御し、ミラー8の上下位置をセンサ21Aを
基準に制御し、読み取った画像データをライン18を介
してホスト装置等へ送出する様に動作する。
【0071】この様に本実施形態による駆動機構及び回
路は、ミラー8の回転制御に加え、レンズ及びセンサの
位置制御(図11)又はミラー8の位置制御を、前述の
数式8及び9の関係が成立する様に制御する、又は数式
17及び18の関係が成立する様にミラー角度及び位置
を制御することにより、用紙全面にピントがあい、且つ
用紙1の画像イメージをそのまま正画像として受光する
ことができる。尚、前記各実施形態対応の駆動機構及び
回路は、図5〜図7対応の機構を含むものであるが、本
発明はこれに限られるものではない。
【0072】<本実施形態によるイメージスキャナの外
観の説明>図12は本発明によるイメージスキャナの外
観の一例を示す図である。このイメージスキャナは、台
座5に置かれた用紙1を用紙1の上部に読取り部を持た
ない光学系を採用することにより斜めの状態で用紙1の
画像の読み取りを行っている。またスキャナ本体24内
部には視野23を走査する回転ミラー8やレンズ2等が
収納される。画像処理/認識装置25は画像の明るさむ
らの補正(シェーディング補正)、輪郭強調、2値化等
の画像処理を行い、認識処理26に画像データを渡す。
認識処理26では得られた画像データに基づき文字認識
等の帳票読みとり処理を行う。これらの処理の一例を図
13の流れ図で説明する。この処理は、帳票等の用紙画
像を定位置に設置した設置者が読みとり開始ボタン等に
より読みとりを指示する(ステップ131)。これによ
りスキャナ部は画像を読みとる(ステップ132)が、
設置した用紙がそのときの業務に対し妥当であるか否か
とか、必要事項が記入されているか、設置方向は正しい
か等のチェックをするため一度読みとり画像の表示をす
る(ステップ133)。その結果十分と認められたもの
に対しては後続の画像処理、認識処理を行い結果を図1
2のデータライン27から外部装置に読取り結果をデータ
転送する(ステップ134〜137)様に動作する。
【0073】尚、本発明は次に述べる実施形態として表
すことができる。 <実施形態1> 帳票画像の読み取りに際し画像読み取
り部を帳票読み取り範囲の中心から移動させる光学系を
具備することにより画像用紙前面部から画像読みとり部
を排除したことを特徴とする帳票読み取り装置におい
て、画像読み取り部が走査する用紙面までの紙面距離の
変化により発生するピントのずれが引き起こす画像の劣
化と画像寸法の変化を防止するため、用紙面を走査する
回転ミラーと用紙紙面までの距離を一定に保つべくレン
ズを含めた受光センサ部の移動を行う移動機構を具備し
たことを特徴とする帳票読み取り装置。
【0074】<実施形態2> 上記実施形態1の用紙紙
面までの距離を一定にする機構が回転と直線移動をする
ミラーであることを特徴とする帳票読み取り装置。
【0075】<実施形態3> 帳票画像の読み取りに際
し画像読み取り部を帳票読み取り範囲の中心から移動さ
せる光学系を具備することにより画像用紙前面部から画
像読みとり部を排除したことを特徴とする帳票読み取り
装置において、用紙面を走査する回転ミラーと画像読み
取り部が走査する用紙面までの紙面距離の変化に対応し
光学系の結像条件を満たすべくレンズと受光センサ間の
距離を変化させながら画像読み取りを行う機構を具備し
たことを特徴とする画像読み取り装置 <実施形態4> 実施形態1〜3の画像読み取り装置に
おいて各主走査ごとに受光センサが読みとる用紙面での
副走査間隔が一定となるよう回転ミラーの角度制御を行
ったことを特徴とする帳票読み取り装置。
【0076】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、用紙上
の画像を反射するミラーと該ミラーにより反射された画
像をレンズを介して光学的に読み取る1次元センサとを
備え、前記レンズ及びセンサから成る光学系を像読み取
り範囲の中心から離脱させたイメージスキャナにおい
て、用紙面を走査する回転ミラーと用紙面までの距離を
一定に保つ様にレンズ及びまたはセンサを移動するこ
と、前記センサ及びレンズ間距離を固定した状態でミラ
ーとの距離が用紙面を走査する回転ミラーと用紙面まで
の距離を一定に保つ様にセンサ及びレンズ上下位置を制
御すること、前記センサ及びレンズ間距離を固定し、且
つ該レンズとの間隔が、用紙面を走査する回転ミラーと
用紙面までの距離を一定に保つ様にミラー上下位置を制
御することにより、ピントが全面にあった画像を走査す
ることができる。更に用紙設置者が読みとる用紙を確認
しながら読みとりができるとともに、斜め方向からの読
取りを行なうためにスキャナの操作性、安全性が確保さ
れる。また読みとり部を用紙帳票設置者と対座する顧客
との間から取り除くことになり、読みとり装置としての
存在を意識させなくすることができ銀行営業店等、外来
者に見られる場所でのレイアウトに自由度が増すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるイメージスキャナの第1の実施形
態を説明するための図。
【図2】本発明によるイメージスキャナの第2の実施形
態を説明するための図。
【図3】従来技術によるイメージスキャナを説明するた
めの図。
【図4】本発明によるイメージスキャナの第3の実施形
態を説明するための図。
【図5】本発明によるイメージスキャナのミラー上下及
び回転機構の実施形態を説明するための図。
【図6】本発明によるイメージスキャナのミラー上下及
び回転機構の実施形態を説明するための図。
【図7】本発明によるイメージスキャナのミラー上下及
び回転機構の実施形態を説明するための図。
【図8】レンズを用いた光学系の結像状態を説明するた
めの図。
【図9】本実施形態による光学系の補正内容を説明する
ための光学系の配置図。
【図10】本実施形態による光学系の補正内容を説明す
るための光学系の配置図。
【図11】本実施形態によるミラー角度制御及びセンサ
等の移動量制御を行なう機構回路を説明するための図。
【図12】本発明の一実施形態によるイメージスキャナ
の外観を説明するための図。
【図13】本発明によるイメージスキャナの処理を説明
するための図。
【図14】本実施形態によるミラー角度制御及びセンサ
等の移動量制御を行なう機構回路を説明するための図。
【符号の説明】
1:用紙、2:レンズ、3,3'、:1次元画像読みとり
センサ、4:画像センサ移動機構、5:台座、6,6A,
6B:駆動機構、7:ミラー回転ドラム、8:回転ミラ
ー、9:直線移動部、10:直線移動レール、11,1
1A,11B:張力機構、12A,12B:ワイア、1
3,13A,13B:カム機構、14:増幅回路、15:
A/D変換回路、 16:1次元画像読み取りセンサ駆
動回路、17:読み取り制御回路、 18:画像データ
ライン、19:駆動モータ、20:駆動モータドライ
バ、21:定位置センサ、22:ブレード、23:視
野、24:スキャナ筐体、25:画像処理/認識装置、
26:表示装置、27:データライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA27 AA30 BA02 BB02 BB09 BC05 BC16 CA08 CA11 CA13 CA17 CB05 DC07 5C072 AA01 DA02 DA04 DA21 DA23 HA12 HB15 JA07 NA01 NA04 RA12 XA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙上の画像を反射するミラーと該ミラ
    ーにより反射された画像をレンズを介して光学的に読み
    取る1次元センサとを備え、前記レンズ及びセンサから
    成る光学系を像読み取り範囲の中心から離脱させ、前記
    ミラーの回転により用紙上の画像を走査して受像するイ
    メージスキャナにおいて、前記ミラーの回転軸と用紙間
    の距離、及び前記レンズとセンサ間距離を固定した状態
    で、レンズから用紙面までの距離を一定に保つ様に、レ
    ンズ及びセンサをミラーの回転軸に対して移動すること
    を特徴とするイメージスキャナ。
  2. 【請求項2】 用紙上の画像を反射するミラーと該ミラ
    ーにより反射された画像をレンズを介して光学的に読み
    取る1次元センサとを備え、前記レンズ及びセンサから
    成る光学系を像読み取り範囲の中心から離脱させ、前記
    ミラーの回転により用紙上の画像を走査して受像するイ
    メージスキャナにおいて、前記ミラーの回転軸と用紙間
    の距離を変化自在に構成し、前記レンズとセンサ間距離
    及びレンズとセンサを固定した状態で、レンズから用紙
    面までの距離を一定に保つ様に、前記ミラーの回転軸を
    レンズに対して移動することを特徴とするイメージスキ
    ャナ。
  3. 【請求項3】 用紙上の画像を反射するミラーと該ミラ
    ーにより反射された画像をレンズを介して光学的に読み
    取る1次元センサとを備え、前記レンズ及びセンサから
    成る光学系を像読み取り範囲の中心から離脱させ、前記
    ミラーの回転により用紙上の画像を走査して受像するイ
    メージスキャナにおいて、前記ミラーの回転軸と用紙間
    の距離、及びレンズを固定した状態で、センサをレンズ
    に対して移動する様に構成したことを特徴とするイメー
    ジスキャナ。
  4. 【請求項4】 前記ミラーの回動が用紙面を等速度で走
    査する様に角度制御を行うことを特徴とする請求項1又
    は2又は3記載のイメージスキャナ。
JP10217892A 1998-07-31 1998-07-31 イメージスキャナ Pending JP2000050014A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005086443A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Ricoh Co Ltd 画像入力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005086443A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Ricoh Co Ltd 画像入力装置

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