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JP2000048885A - フレキシブル基板用コネクタ - Google Patents

フレキシブル基板用コネクタ

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Publication number
JP2000048885A
JP2000048885A JP10213081A JP21308198A JP2000048885A JP 2000048885 A JP2000048885 A JP 2000048885A JP 10213081 A JP10213081 A JP 10213081A JP 21308198 A JP21308198 A JP 21308198A JP 2000048885 A JP2000048885 A JP 2000048885A
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contact
housing
lever
flexible substrate
flexible
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Application number
JP10213081A
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English (en)
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Inventor
Kenichi Hatakeyama
健一 畠山
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NEC Tohoku Corp
Original Assignee
NEC Tohoku Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Tohoku Corp filed Critical NEC Tohoku Corp
Priority to JP21308198A priority Critical patent/JP3184154B2/ja
Publication of JP2000048885A publication Critical patent/JP2000048885A/ja
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Publication of JP3184154B2 publication Critical patent/JP3184154B2/ja
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】操作性がよく、且つ高い信頼性を確保し、多く
の繰り返し装着にも耐え得るフレキシブル基板用コネク
タを実現する。 【解決手段】レバー320に、レバー回動後にフレキシ
ブル基板325をコンタクト310の接点部に回動中心
と同一直線上で押圧する突起(A)322と、レバー回
動途中にハウジング302に設けた基台部(B)304
を乗り越えるように接触する突起(B)323を有して
いる。フレキシブル基板の装着に対して回動するレバー
にロック等を用いる必要がなく、また押圧力によってフ
レキシブル基板へ与えるダメージを少なくすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル基板
用コネクタ,特にプリント回路基板等に実装される際
に、作業性が良く且つ高い信頼性が得られる小型のフレ
キシブル基板用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリント回路基板等に実装し
て用いるフレキシブル基板用コネクタにおいては、高密
度実装化、小型化、そして高作業性、高信頼性が要求さ
れており、この種のフレキシブル基板用又はフラットケ
ーブル用コネクタの例が、特開平9−82427号及び
実開平6−77186号に開示されている。
【0003】図8は特開平9−82427号に記載のコ
ネクタを示すものであり、図8(A)〜(C)はフラッ
トケーブルを装着する過程を示している。この図に示す
ように、コネクタ101は、上方が開口したハウジング
102と、ハウジング102の前方から後方に向けて延
びその先端にフラットケーブル(図示せず)と電気的に
接続される接点部106aが設けられた接触部104a
とリード端子片105aを有しハウジング102に前方
側から取り付けられた複数のコンタクト103aと、ハ
ウジング102の後方から前方に向けて延びその先端に
フラットケーブルと電気的に接続される接点部106b
が設けられた接触片104bとリード端子片105bを
有しハウジング102に後方側から取り付けられた複数
のコンタクト103bと、ハウジング102の上方に回
動自在に支持され、所定の回動位置でハウジング102
に対してフラットケーブルを押圧、固定するレバー10
8と、から構成されている。そして、レバー108の回
動中心107とコンタクト103aの接点部106aと
コンタクト103bの接点部106bとを結ぶ線は二等
辺三角形をなしている。
【0004】また、図9は実開平6−77186号に記
載のコネクタを示すものである。この図に示すように、
コネクタ201は、上方が開口したハウジング202
と、ハウジング202の内部に挿入したフレキシブル基
板209を加圧固定する加圧部材210と、加圧部材2
10の回動支持部204とフレキシブル基板209に接
続するためのU字状接続部205と外部への電気的接続
のためのリード端子部206をアーム部207で一体化
したコンタクト203とによって構成されており、コン
タクト203はハウジング202の後方から取り付けら
れ、また、加圧部材210は回動支持部204の先端を
中心に回動するように取り付けられている。そして、加
圧部材210にある加圧突部211は、加圧部材210
が開放状態にあるとき回動支持部204の先端中心とコ
ンタクト203の接点部208とを結ぶ線よりも外側に
位置し、加圧部材210が所定の位置まで回動したとき
該線よりも内側に位置するように設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図10は、特開平9−
82427号に記載のコネクタのフラットケーブルを装
着する際のレバー108の操作力を示したものである
が、実開平6−77186号に記載のコネクタにおいて
も同様に次のことがいえる。
【0006】上述した二つの従来例とも、フラットケー
ブルを装着する際のレバー108の操作力又はフレキシ
ブル基板209を装着する加圧部材210の操作力は図
10に示すグラフのようになり、セルフロック機能が生
じている。そして、このグラフの縦軸は、レバー108
がフラットケーブルを押圧する力又は加圧部材210が
フレキシブル基板209を押圧する力、すなわち接触力
とみなすことができ、セルフロック機能は接触力を利用
して得ていると考えることができる。
【0007】この二つの従来例における問題は、コネク
タとしての特性を確保、維持する上で最も重要で且つで
きるだけ高く設定したい接触力を、レバー108の操作
又は加圧部材210の操作終了時に設定できない点であ
る。
【0008】その理由は、接触力はグラフよりレバー1
08の操作又は加圧部材210の操作終了時の力とそれ
より高いセルフロック機能を得るための力があり、二つ
の従来例とも接触力でフラットケーブル又はフレキシブ
ル基板209を挟み込んでいる構造上、操作途中に最も
高い力がフラットケーブル又はフレキシブル基板209
に加わることから、フラットケーブル又はフレキシブル
基板209が最大許容できる力をセルフロック機能を得
るための力、すなわち操作途中に発生する最も高い力と
すると、レバー108の操作又は加圧部210の終了時
の力がそれより小さくなってしまうためである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のフレキシブル基板用コネクタは、フレキ
シブル基板の挿入方向が前後方向とされ、上方が開口し
たハウジングと、このハウジングの後方から前方に向け
て延びその先端にフレキシブル基板と電気的に接続され
る接点部が設けられた接触片とリード端子片を有し前記
ハウジングに後方側から取り付けられた複数のコンタク
トと、前記ハウジングの上方に回動自在に支持され、所
定の回動位置で該ハウジングに対して前記フレキシブル
基板を押圧・固定するレバーと、から構成され、フレキ
シブル基板を装着したコネクタを側面視した際、コンタ
クト断面においてはコンタクトの接点部とレバーの回転
中心とレバーがフレキシブル基板を接点部に押圧する突
起(A)とが同一直線上に位置し、フレキシブル基板を
装着する過程で、複数のコンタクト間又はコンタクト郡
の両端の断面において、レバーの回転前はレバーの突起
(B)が前記直線より外側に位置し、回動が開始され前
記直線を越える前後にハウジングに設けた面に乗り越え
るように接触し、回動終了後前記直線より内側に位置す
ることを特徴とするものである。また、レバーには、フ
レキシブル基板をコンタクトに押圧する突起(A)と、
レバーの回動過程においてハウジングに設けた面に乗り
越えるように接触する突起(B)とを設けたことを特徴
とするものである。
【0010】さらに、本発明のフレキシブル基板用コネ
クタは、フレキシブル基板の挿入方向が前後方向とさ
れ、上方が開口したハウジングと、このハウジングの後
方から前方に向けて延びその先端に前記フレキシブル基
板と電気的に接続される接点部が設けられた接触固定片
とリード端子片と弾性支持片を有し前記ハウジングに後
方側から取り付けられた複数のコンタクトと、前記ハウ
ジングの上方に回動自在に支持され、所定の回動位置で
該ハウジングに対して前記フレキシブル基板を押圧・固
定するレバーと、から構成され、前記コンタクトは、前
記フレキシブル基板と電気的に接続される二つの接点部
を有している。フレキシブル基板を押圧・固定するレバ
ーの回転中心と前記二つの接点部は二等辺三角形の位置
関係に配置されるのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態を
図1〜図6を参照して説明する。図1は本実施の形態の
フレキシブル基板用コネクタの全体構成を示す図であ
り、コネクタ301は、ハウジング302、コンタクト
310,レバー320の各部材から構成されている。ま
た、図2はコンタクト310を組み付ける状態を示す
図、図3及び図4はコネクタ301にフレキシブル基板
325を押圧、固定する過程を示す側断面図、図5はフ
レキシブル基板325のパッド部326を示す図、図6
はコネクタ301にフレキシブル基板325を押圧、固
定する過程でのレバー320の操作力をグラフ化したも
のである。
【0012】図1に示すように、ハウジング302は基
台部(A)303とその両側に設けられた基台部(B)
304及び側壁部305から構成され、上方が開口した
形状となっている。そして基台部(A)303には後方
から切り込まれた多数のスリット部306が形成されて
いる。
【0013】図1及び図2に示すように、ハウジング3
02のスリット部306には、ハウジング302の後方
側からコンタクト310が挿入されている。図2に示す
ように、コンタクト310は接触片311と固定片31
2とリード 端子片313に加えて、接触片311の上
方に弾性支持片314を有しており、図4(A)に示す
ように、ハウジング302内に挿入した状態で接触片3
11と固定片312がハウジング302の凸部308を
上下から挟み込む構造となっている。さらに、弾性支持
片314の先端は円滑な湾曲面を有しており、この部分
が後述するレバー320を回動自在に支持している。ま
た、接触片311の先端上面は図5に示すフレキシブル
基板325のパッド部326と電気的に接触するための
接点部315が設けられている。
【0014】レバー320は、図1及び図4(A)に示
すように、ハウジング302の上方に、軸受け部307
及びコンタクト310の弾性支持片314に対し回動自
在に支持され、フレキシブル基板325をハウジング3
02上の所定の位置にセットした後、回動させることに
より、フレキシブル基板325をコンタクト310の接
点部315に押圧、固定するとともに、フレキシブル基
板325を覆うハウジング302の蓋となるものであ
る。図4(A)〜(C)に示すように、レバー320の
回動中心側は湾曲した係止部321が設けられ、この係
止部321とコンタクト310の弾性支持片314の先
端が嵌合することにより、レバー320が弾性支持片3
14の先端を中心として回動自在に支持されている。
【0015】一方、図5に示すように、フレキシブル基
板325の裏面には、コンタクト310の接点部315
と電気的に接触するための多数のパッド部326が設け
られている。
【0016】次に、図3及び図4を用い、コネクタ30
1にフレキシブル基板325を押圧、固定する過程を順
に説明する。図3はコンタクト310群の両端の断面で
ある。まず、図3(A)に示すように、レバー320を
開いた状態でフレキシブル基板325を挿入する。その
後、図3(B)に示すようにレバー320の回転が始ま
り、突起(B)323が基台部(B)304に接触し、
弾性支持片314が上方へ撓み、その量がピークに達し
た後、弾性支持片314の撓みが復旧し、図3(C)に
示す状態となり、装着が完了する。図4はコンタクト3
10の断面である。まず、図4(A)に示すように、レ
バー320を開いた状態でフレキシブル基板325を挿
入する。その後、図4(B)に示すようにレバー320
の回転が始まるが、突起(A)322と突起(B)32
3の位置関係からフレキシブル基板325に接触するこ
とのないまま弾性支持片314が上方へ撓んで図4
(C)に示す状態になり、装着が完了する。
【0017】コネクタ301にフレキシブル基板325
を押圧、固定する過程におけるレバー320の操作力を
図6(A),(B)を用い説明する。まず、図3示した
コンタクト310群の両端断面においては、レバー32
0の回転が始まり突起(B)323が基台部(B)に3
04に接触した時点からレバー操作力が発生し始め、さ
らにレバー320の回転とともに上昇し始め、レバー回
転中心とコンタクト310の接点部315を結ぶ直線上
に突起(B)323が達した時点を境に下降が始まり、
その途中でレバー320の回転、すなわちフレキシブル
基板325の装着が完了する。一方、図4に示したコン
タクト310断面では、レバー320の回転とともに突
起(A)322がフレキシブル基板325に接近してい
くが突起(B)323との位置関係により接触すること
はなく進行し、図3におけるレバー回転中心とコンタク
ト310の接点部315を結ぶ直線を突起(B)323
が通過しレバー320の回転が終了する直前から突起
(A)322がフレキシブル基板325に接触し始め、
徐々に上昇し、レバー320の回転、すなわちフレキシ
ブル基板325の装着が完了する。よって、コネクタと
してのレバー操作力は、図3及び図4それぞれ注目した
レバー操作力を合わせたものと考えることができ、セル
フロック効果を持った特性線となるのである。
【0018】なお、実施形態の応用として、コンタクト
群の両側に設けた基台部(B)を複数あるコンタクトの
間に設け、レバーの突起(A)と突起(B)を基台部
(B)に対応する位置に設けても同様の効果が得られる
のはもちろんである。
【0019】次に、本発明の第2の実施の形態を図7を
参照して説明する。図7(A)〜(C)は本発明の第2
の実施の形態のフレキシブル基板用コネクタのコネクタ
401にフレキシブル基板425を押圧・固定する過程
を示すコンタクト部分の側断面図である。図7(A)に
示すようにコネクタ401は、ハウジング402の後方
からコンタクト410が複数挿入され、コンタクト41
0は接触固定片411とリード端子片412と接触固定
片411の上方に弾性支持片414とを有し、さらに接
触固定片411には接点部(A)415aと接点部
(B)415bが設けられている。弾性支持片414の
先端の回転軸416の中心と接点部(A)415aと接
点部B415bとは二等辺三角形をなす位置関係に設け
られるのが好ましい。
【0020】レバー417は、ハウジング402の上方
に弾性支持片414の回転軸416に回動自在に支持さ
れ、レバー417の回転の後フレキシブル基板425を
接点部(A)415aと接点部(B)415bに押し当
てる平坦部418と突起419を有している。フレキシ
ブル基板425は、レバー417を開いた状態でコネク
タ401に挿入されており、押圧・固定する過程の初期
段階である。次に、図7(B)に示すようにレバー41
7は弾性支持片414を上方へ撓ませながら回転し、突
起419が接点部(A)415a及び接点部(B)41
5bを乗り越えた後、弾性支持片414の撓みがわずか
ながら回復して図7(C)の状態となり一連の操作が完
了する。なお、この第2の実施の形態について、コネク
タにフレキシブル基板を押圧・固定する過程を示すコン
タクト群の外側の側断面図を示していないが、これらは
第1の実施の形態で示した図3(A)〜(C)の側断面
図と同じであるので図示および説明を省略する。
【0021】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、フレキシ
ブル基板を装着する際のレバー回転の中心となるコンタ
クトの弾性支持片を撓ませることで接触力を得て、ま
た、レバーに突起(A)と突起(B)の二つをレバーの
回転角方向にずらして設け、突起(A)にはフレキシブ
ル基板をコンタクトの接点に押しつける機能を持たせ、
また、突起(B)にはハウジング基台部(B)としまり
代をもって接触させる機能を持たせたことにより、セル
フクロック効果を得るためのレバー操作特性線を、ハウ
ジングの基台部(B)とレバーの突起(B)の二つの構
成部材のみで、フレキシブル基板を介することなく得る
ことができる。
【0022】さらに、それによって、フレキシブル基板
が許容できる最大の接触力をレバー操作終了時に設定す
ることができ、そして、コネクタ特性をより高いレベル
で確保,維持することができ、もしくは、フレキシブル
基板の許容できる最大の接触力を設定しない場合でも、
フレキシブル基板に余分なストレスを加えることがなく
なり、フレキシブル基板の繰り返し装着回数の長寿命化
や耐環境性能の向上を図ることができる。
【0023】また、上方が開口したハウジングと、この
ハウジングの後方から前方に向けて延びその先端にフレ
キシブル基板と電気的に接続される接点部が設けられた
接触固定片とリード端子片を有しハウジングに後方側か
ら取り付けられた複数のコンタクトと、ハウジングの上
方に回動自在に支持され、所定の回動位置で該ハウジン
グに対してフレキシブル基板を押圧・固定するレバー
と、から構成され、コンタクトは、フレキシブル基板と
電気的に接続される二つの接点部を有し、フレキシブル
基板を押圧・固定するレバーの回転中心と二つの接点部
が二等辺三角形の位置関係に配置させることにより、回
転中心から発生する力と前記二つの接点部が受ける力の
半分の力、すなわち1接点部あたりの接触力が二等辺三
角形の位置関係によって平衡状態となることによりセル
フクロック効果が得られるとともに、フレキシブル基板
が許容できる最大の接触力をレバー操作終了時に設定で
きなくとも1コンタクトあたりの二つの接点部を設けた
ことにより、耐環境性能を大きく向上させることがで
き、高信頼性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるフレキシブル
基板用コネクタの全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のコネクタにコンタ
クトを組み付ける前の状態を示す斜視図である。
【図3】(A)〜(C)は、本発明の実施の形態のコネ
クタにフレキシブル基板を押圧、固定する過程を示すコ
ンタクト群の外側の側断面図である。
【図4】(A)〜(C)は、本発明の第1の実施の形態
のコネクタにフレキシブル基板を押圧、固定する過程を
示すコンタクト部分の側断面図である。
【図5】本発明のコネクタに接続するフレキシブル基板
を示す裏面図である。
【図6】(A),(B)は、本発明のコネクタのレバー
の回転角度とレバーの操作力の関係を示す図である。
【図7】(A)〜(C)は、本発明の第2の実施の形態
のコネクタにフレキシブル基板を押圧、固定する過程を
示すコンタクト部分の側断面図である。
【図8】(A)〜(C)は、従来のコネクタのフラット
ケーブルを装着する過程を示す断面図である。
【図9】従来の他のコネクタの断面図である。
【図10】従来のコネクタのレバー又は加圧部材の回転
角度とレバー又は加圧部材の操作力の関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
301,401 フレキシブル基板用コネクタ 302,402 ハウジング 303 基台部(A) 304 基台部(B) 305 側壁部 306 スリット部 307 軸受け部 308 凸部 310,410 コンタクト 311 接触片 312 固定片 313,412 リード端子片 314,414 弾性支持片 315 接点部 320,417 レバー 321 係止部 322 突起(A) 323 突起(B) 325,425 フレキシブル基板 411 接触固定片 415a 接点部(A) 415b 接点部(B) 416 回転軸 418 平坦部 419 突起

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブル基板の挿入方向が前後方向
    とされ、上方が開口したハウジングと、このハウジング
    の後方から前方に向けて延びその先端に前記フレキシブ
    ル基板と電気的に接続される接点部が設けられた接触片
    とリード端子と弾性支持片を有し前記ハウジングに後方
    側から取り付けられた複数のコンタクトと、前記ハウジ
    ングの上方に回動自在に支持され、所定の回動位置で該
    ハウジングに対して前記フレキシブル基板を押圧・固定
    するレバーとを有するフレキシブル基板用コネクタにお
    いて、前記レバーは、前記フレキシブル基板を前記コン
    タクトに押圧する突起と、レバーの回動過程において前
    記ハウジングに設けた面に乗り越えるように接触する突
    起と、レバーの回動中心側に湾曲した係止部とを有し、
    この係止部と前記コンタクトの弾性支持片の先端部が嵌
    合することにより、前記弾性支持片の先端部を中心とし
    て回動することを特徴とするフレキシブル基板用コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 フレキシブル基板の挿入方向が前後とさ
    れ、上方が開口したハウジングと、このハウジングの後
    方から前方に向けて延びその先端に前記フレキシブル基
    板と電気的に接続される接点部が設けられた接触片とリ
    ード端子と弾性支持片を有し前記ハウジングに後方側か
    ら取り付けられた複数のコンタクトと、前記ハウジング
    の上方に回動自在に支持され、所定の回動位置で該ハウ
    ジングに対して前記フレキシブル基板を押圧・固定する
    レバーとを有するフレキシブル基板用コネクタにおい
    て、前記ハウジングは、フレキシブル基板が挿入される
    平坦な基板部と、その両端部に設けられた前記平坦な基
    板部より高い基板部とを有し、前記レバーは、フレキシ
    ブル基板を前記コンタクトに押圧する突起と、レバーの
    回動過程において前記高い基板部の上面に乗り越えるよ
    うに接触する突起と、レバーの回動中心側に湾曲した係
    止部とを有し、この係止部と前記コンタクトの弾性支持
    片の先端部が嵌合することにより、前記弾性支持片の先
    端部を中心として回動することを特徴とするフレキシブ
    ル基板用コネクタ。
  3. 【請求項3】 フレキシブル基板の挿入方向が前後方向
    とされ、上方が開口したハウジングと、このハウジング
    の後方から前方に向けて延びその先端に前記フレキシブ
    ル基板と電気的に接続される接点部が設けられた接触固
    定片とリード端子片と弾性支持片を有し前記ハウジング
    に後方側から取り付けられた複数のコンタクトと、前記
    ハウジングの上方に回動自在に支持され、所定の回動位
    置で該ハウジングに対して前記フレキシブル基板を押圧
    ・固定するレバーとを有するフレキシブル基板用コネク
    タにおいて、前記コンタクトは、前記フレキシブル基板
    と電気的に接続される二つの接点部を有することを特徴
    とするフレキシブル基板用コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記フレキシブル基板を押圧・固定する
    レバーの回動中心と前記二つの接点部が二等辺三角形の
    位置関係に配置されていることを特徴とする請求項3記
    載のフレキシブル基板用コネクタ。
  5. 【請求項5】 フレキシブル基板の挿入方向が前後方向
    とされ、上方が開口したハウジングと、このハウジング
    の後方から前方に向けて延びその先端に前記フレキシブ
    ル基板と電気的に接続される接点部が設けられた接触固
    定片とリード端子片と弾性支持片を有し前記ハウジング
    に後方側から取り付けられた複数のコンタクトと、前記
    ハウジングの上方に回動自在に支持され、所定の回動位
    置で該ハウジングに対して前記フレキシブル基板を押圧
    ・固定するレバーと、から構成されたフレキシブル基板
    用コネクタにおいて、前記レバーは、前記フレキシブル
    基板を前記コンタクトに押圧する突起と、レバーの回動
    過程において前記ハウジングに設けた面に乗り越えるよ
    う接触する突起とを有し、かつ、前記接触固定片は二つ
    の接点部を有することを特徴とするフレキシブル基板用
    コネクタ。
  6. 【請求項6】 フレキシブル基板の挿入方向が前後方向
    とされ、上方が開口したハウジングと、このハウジング
    の後方から前方に向けて延びその先端に前記フレキシブ
    ル基板と電気的に接続される接点部が設けられた接触固
    定片とリード端子片と弾性支持片を有し前記ハウジング
    に後方側から取り付けられた複数のコンタクトと、前記
    ハウジングの上方に回動自在に支持され、所定の回動位
    置で該ハウジングに対して前記フレキシブル基板を押圧
    ・固定するレバーと、から構成されたフレキシブル基板
    用コネクタにおいて、前記ハウジングは、フレキシブル
    基板が挿入される平坦な基板部と、その両端部に設けら
    れた前記平坦な基板部より高い基板部とを有し、前記レ
    バーは、フレキシブル基板を前記コンタクトに押圧する
    突起と、レバーの回動過程において前記高い基板部の上
    面に乗り越えるように接触する突起とを有し、かつ、前
    記接触固定片は二つの接点部を有することを特徴とする
    フレキシブル基板用コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記フレキシブル基板を押圧・固定する
    レバーの回動中心と前記接触固定片の二つの接点部は二
    等辺三角形の位置関係に配置されていることを特徴とす
    る請求項5または6記載のフレキシブル基板用コネク
    タ。
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