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JP2000048633A - 蛍光ランプ装置 - Google Patents

蛍光ランプ装置

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Publication number
JP2000048633A
JP2000048633A JP21155398A JP21155398A JP2000048633A JP 2000048633 A JP2000048633 A JP 2000048633A JP 21155398 A JP21155398 A JP 21155398A JP 21155398 A JP21155398 A JP 21155398A JP 2000048633 A JP2000048633 A JP 2000048633A
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JP
Japan
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base
fluorescent lamp
electric wire
lighting circuit
lamp device
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Application number
JP21155398A
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Hiroshi Sano
浩 佐野
Keisuke Ono
桂輔 小野
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication of JP2000048633A publication Critical patent/JP2000048633A/ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電球形の蛍光ランプ装置の組み立て作業を容
易にして製造コストを低減する。 【解決手段】 保持体14の取付孔43に蛍光ランプを接着
し、保持体14の基板嵌合部45に点灯回路16の基板60を挿
入して嵌合し、保持体14を基体11に嵌合し、基体11の口
金取付部22に口金12をかしめて固定し、蛍光ランプ装置
を構成する。点灯回路16に接続した一方の電線W1は、筒
状の口金取付部22の内側を通し、口金12の先端口金部32
に接続する。他方の電線W2は、電線挿通部26を通して口
金取付部22の外側に導出し、折り返して口金嵌合部25上
に配置し、口金12の機械的な固定と同時に螺合口金部33
に電気的に接続する。口金取付部22には、口金12の内周
側に嵌合する口金嵌合部25を設けるとともに、電線挿通
部26は、口金嵌合部25から離間した位置に形成すること
により、防水性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口金および点灯回
路を備えた蛍光ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる電球形の蛍光ランプ装置
において、蛍光ランプと点灯回路の基板とを保持体に取
り付け、これら蛍光ランプと点灯回路とを電気的に接続
するとともに、この保持体を基体に取り付け、さらに、
この基体の一端に口金をねじ切りにより取り付けるとと
もに、点灯回路に接続した電線を口金の先端口金部と螺
合口金部とにそれぞれ電気的および機械的に接続した構
成が知られている。また、従来、基体に挿通部を切り欠
き形成し、この挿通部に電線を挿通させる構成が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、点灯回路に接続した電線を口金の先端口金
部と螺合口金部とにそれぞれ電気的および機械的に接続
する構成では、作業が煩雑で製造コストの低減が困難と
なる問題を有している。また、基体に電線を挿通させる
切欠部を形成する構成では、防水性の向上が困難である
とともに、基体を位置あわせする煩雑な作業が必要で、
製造コストの低減が困難となる問題を有している。ま
た、基体に口金をねじ切りにより固定する構成では、自
動化が困難で、製造コストの低減が困難となる問題を有
している。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、組立作業を簡略化し、製造コストを低減できる蛍
光ランプ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の蛍光ラン
プ装置は、点灯回路と;点灯回路に電気的に接続された
蛍光ランプと;点灯回路に電線を介して電気的に接続さ
れる先端口金部および螺合口金部を備えた口金と;口金
の内周側に嵌合する口金嵌合部と口金嵌合部から離間し
た位置に形成され電線が挿通する電線挿通部とが設けら
れ、外周部に口金を取り付ける筒状の口金取付部を設け
た基体と;を具備したものである。
【0006】そして、この構成では、点灯回路に接続さ
れた電線は、筒状の口金取付部の内側を通り、口金の先
端口金部に接続されるとともに、筒状の口金取付部の内
側から電線挿通部を介して外側に導出され、口金の螺合
口金部に接続される。口金取付部には、口金の内周側に
嵌合する口金嵌合部を設けるとともに、電線挿通部は、
口金嵌合部から離間した位置に形成したので、容易に防
水性が向上する。
【0007】なお、口金を装着した状態において、電線
挿通部よりも口金の開口側部分において、口金と口金嵌
合部との間にシリコンリングなどのOリングを装着すれ
ば、より一層防水性が向上する。
【0008】請求項2記載の蛍光ランプ装置は、点灯回
路と;点灯回路に電気的に接続された蛍光ランプと;点
灯回路に電線を介して電気的に接続される先端口金部お
よび螺合口金部を備えた口金と;電線が挿通する電線挿
通部と、端面と交差しかつ互いに同一平面上に位置する
一対のガイド当接部とが一端部に形成され、外周部に口
金を取り付ける口金取付部を設けた基体と;を具備した
ものである。
【0009】そして、この構成では、点灯回路に接続さ
れた電線は、筒状の口金取付部の内側を通り、口金の先
端口金部に接続されるとともに、筒状の口金取付部の内
側から一端部の電線挿通部を介して外側に導出され、口
金の螺合口金部に接続される。口金取付部の一端部に
は、互いに同一平面上に位置する一対のガイド当接部を
形成したので、これらガイド当接部にガイド部材を当接
することにより、端面と交差する方向に搬送される基体
の向きが容易かつ正確に揃えられ、電線挿通部に電線を
通す作業が容易になり、組立作業の自動化が容易になっ
て、製造コストが低減される。
【0010】請求項3記載の蛍光ランプ装置は、点灯回
路と;点灯回路に電気的に接続された蛍光ランプと;点
灯回路に電線を介して電気的に接続される先端口金部お
よび螺合口金部を備えた口金と;第1のガイド当接部
と、このガイド当接部に略直交する第2のガイド当接部
とが一端部に形成され、外周部に口金を取り付ける筒状
の口金取付部を設けた基体と;を具備したものである。
【0011】そして、この構成では、基体の一端部に第
1のガイド当接部とこの第1のガイド当接部に略直交す
る第2のガイド当接部とを形成したので、これらガイド
当接部にガイドを当接することにより、基体が異なる2
方向から容易かつ正確に位置決めされ、組立作業の自動
化が容易になって、製造コストが低減される。
【0012】請求項4記載の蛍光ランプ装置は、点灯回
路と;点灯回路に電気的に接続された蛍光ランプと;口
金取付部を設けた基体と;点灯回路に電線を介して電気
的に接続される先端口金部および螺合口金部を備え、口
金取付部の外周に被せて外周側からかしめて固定された
口金と;を具備したものである。
【0013】そして、この構成では、口金は、基体に対
して相対的に一方向に移動して口金取付部の外周に被
せ、外周側からかしめて固定することにより、かしめの
前工程では、例えば口金を基体に遊挿させておくだけの
状態とすればよく、基体に口金をねじ切込む作業を含ん
で固定する構成に比べ、組立作業の自動化が容易にな
り、製造コストが低減される。
【0014】請求項5記載の蛍光ランプ装置は、請求項
4記載の蛍光ランプ装置において、口金は、相対向する
複数方向からの圧力によりかしめられ、かつ、互いに等
間隔の6方向以上10方向以下の方向からかしめられた
ものである。
【0015】そして、この構成では、複数方向からの圧
力により口金が口金取付部に強固にかしめて固定され
る。そして、かしめの打点を相対向させ、また、互いに
等間隔とすることにより、口金が傾きにくく正確な位置
に固定される。そして、6方向以上からかしめることに
より、強度が確保されねじ込みなどによる仮固定(補助
固定)が不要になる。さらに、10方向以下からかしめ
ることにより、製造設備が簡略化され、製造コストが低
減される。なお、好ましくは8点ポンチであり、4点同
時ポンチを位置を変えて2回行う方法で、比較的簡略な
設備で、傾きが少なく、かつ、強固にかしめが行われ
る。
【0016】請求項6記載の蛍光ランプ装置は、請求項
5記載の蛍光ランプ装置において、基体の口金取付部と
口金との間に電線が配置され、口金の電線に対応する部
分が電線に密着し、電線の形状に沿って変形するもので
ある。
【0017】そして、この構成では、かしめにより、電
線が配置された位置で口金が凸状に変形し、電線と口金
との接続が目視により容易に確実に確認される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の蛍光ランプ装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の蛍光ランプ装置の一実施
の形態を示す一部の分解状態の斜視図、図2は、同上蛍
光ランプ装置の分解状態の正面図、図3は、同上蛍光ラ
ンプ装置の正面図、図4は、同上蛍光ランプ装置の点灯
回路、基体、および口金の分解状態の正面図、図5は、
同上蛍光ランプ装置の基体の平面図、図6は、同上蛍光
ランプ装置の一部の断面図である。
【0020】そして、図2および図3において、10は蛍
光ランプ装置で、この蛍光ランプ装置10は、基体11、口
金12、保持体14、蛍光ランプ15、および点灯回路16など
により形成されている。なお、以下、口金12側を上側と
して説明する。
【0021】そして、基体11は、カバーあるいはベース
などとも呼ばれるもので、図1ないし図5に示すよう
に、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの耐熱
性を有する合成樹脂にて略円筒状に一体に形成されてい
る。そして、この基体11には、下方に拡開する基体本体
部21と、この基体本体部21の上側から略筒状である略円
筒状に延設された口金取付部22とが形成されている。そ
して、基体本体部21の下端の開口部の近傍には、係合部
24が複数カ所から内側に爪状に突設されている。また、
口金取付部22には、下端部に、垂直状に立ち上げられた
径寸法の大きい径大部である口金嵌合部25が円環状に形
成されているとともに、上端部には、一端部としての上
端面25a に開口して、リード線用切欠部である電線挿通
部26と、案内用切欠部27とが形成されている。そして、
電線挿通部26には、上端面25a に拡開状に開口する電線
案内部26a と、この電線案内部26a の下端部から下方す
なわち口金嵌合部25に向かって延設された電線用溝部26
b とが形成されている。また、この電線用溝部26b の下
端部すなわち先端部は、口金嵌合部25から所定寸法だけ
離間して形成されている。さらに、案内用切欠部27は、
口金取付部22の上端部の一部を直線状あるいは放射状に
切り取った形状に形成され、本実施の形態では、互いに
同一平面状に位置する一対の垂直な第1のガイド当接部
27a と、上端面25a と平行すなわち水平な第2のガイド
当接部27b とが形成されている。また、これらガイド当
接部27a ,27b は、平滑な平面に形成されている。
【0022】また、口金12は、E26形などのエジソン
形の口金を構成するもので、絶縁部31と、この絶縁部31
の上端中央部に固定された導電性を有する先端口金部32
と、絶縁部31の外周部に固定されソケットに螺合される
導電性を有する螺合口金部33とを備えている。また、こ
の口金12の内側には、下方に開口した収納凹部が形成さ
れている。
【0023】そして、保持体14は、仕切体などとも呼ば
れるもので、ポリブチレンテレフタレートなどの耐熱性
を有する合成樹脂にて、略円板状をなす仕切板部41と、
この仕切板部41の外周部から上側に延設された略円筒状
をなす筒状部42とが一体に形成されている。そして、仕
切板部41には、正六角形の頂点に位置して、取付孔43が
形成されている。なお、6カ所の取付孔43のうち、互い
に隣接する2対の取付孔43は、互いに連続して形成され
ている。また、筒状部42には、高さ方向の略中央部に位
置して、基体11の基体本体部21の下端の開口部に嵌合す
る基体嵌合部44が形成されているとともに、上端部に位
置して、複数のリード線用切欠部42a と基板嵌合部45が
形成されている。そして、基体嵌合部44には、外周に位
置し、基体本体部21の下端部が嵌合する環状段部44a
と、基体本体部21の係合部24が係合する複数の係合受部
44b と、係合部24を係合受部44b に案内する係合部案内
部44c となどが形成されている。
【0024】また、基板嵌合部45には、周方向に所定間
隔で対をなすチャック用溝部46が上端部に開口して形成
されている。そして、これら対をなすチャック用溝部46
同士の間が弾性変形可能な腕部47となり、各腕部47の先
端部から内側に向かって係合部48が爪状に突設されてい
る。さらに、基板嵌合部45の内側には、各チャック用溝
部46の側方に位置して、軸方向に沿って4カ所に突条49
が形成され、各突条49の上端部が当接部49a となってい
る。また、4カ所の突条49のうち、1カ所の突条49の当
接部49a からは、さらに上側に向かって位置決め係合部
49b が突設されている。なお、位置決め係合部49b の上
端部は、基板嵌合部45の上端部とほぼ面一に形成されて
いるのに対して、係合部48の下面は、基板嵌合部45の上
端部より若干上側に位置し、当接部49a の上面は、基板
嵌合部45の上端部より若干下側に位置している。
【0025】そして、蛍光ランプ15は、略U字状すなわ
ち中間部を滑らかに湾曲させた3本のバルブ51すなわち
発光管を所定の位置に配置し、図示しない連通管で順次
接続し、1本の放電路が形成されている。また、各バル
ブ51は、内面に蛍光体膜が形成されるとともに、内側に
アルゴンなどの希ガスおよび水銀が封入されている。
【0026】また、点灯回路16は、いわゆる回路基板で
ある円板状の基板60を備えている。そして、この基板60
は、基板嵌合部45の内側に嵌合する円板の四方を直線状
に切断して直線縁部62が形成され、さらに、外周部の一
部を切り欠いて位置決め係合受部63が形成されている。
さらに、基板60の上面である一面には、あるいは、上面
である一面および下面である他面には、複数の電気部品
が実装され、高周波点灯を行うインバータ回路すなわち
高周波点灯回路が構成されている。また、電気部品とし
ては、中央部に配置される電解コンデンサ65、棒状のラ
ッピングピン66、その他、トランジスタ、チップ状の整
流素子、抵抗などの部品67が備えられている。また、基
板60の下面には、比較的耐熱性が強く、厚さ寸法の小さ
い部品が実装されている。
【0027】そして、この蛍光ランプ装置10の組立作業
は、まず、保持体14の取付孔43に、蛍光ランプ15のバル
ブ51の各基端部を下側から挿入し、上側からシリコーン
などの接着剤を充填して固定する。
【0028】次いで、蛍光ランプ15のフィラメントに接
続されたリード線Wを、保持体14の内側を通し、リード
線用切欠部42a を介して外周側に導出した状態で、保持
体14の上側の開口から基板嵌合部45に基板60を挿入し嵌
合して固定する。すなわち、基板60の2カ所の直線縁部
62の各両側部を、製造装置を構成するチャックで把持
し、各チャックをチャック用溝部46に位置合わせして、
基板60をチャックで把持したまま、基板嵌合部45の内側
に基板60を圧入し、各チャックは側方に退避させる。す
ると、基板60の曲線状の外周部が基板嵌合部45の内周面
に嵌合するとともに、基板60の下面が突条49の当接部49
a に当接し、基板60の直線縁部62の部分の上面が係合部
48に係合して抜け止め保持される。また、この状態で、
突条49の位置決め係合部49b が基板60の位置決め係合受
部63に係合し、周方向に位置決めされるとともに回り止
めして保持される。さらに、この状態で、基板60の一面
である上面は、基板嵌合部45の上端部である一端部45a
と面一か、あるいは一端部45a よりも上側に突出した状
態で保持されている。
【0029】次いで、基板60の一面に実装した3本また
は4本のラッピングピン66に、製造装置を構成する巻付
装置で、外周側に導出したリード線Wの一端を巻き付け
て機械的および電気的に接続する。
【0030】また、電気部品を実装した基板60に一端部
がはんだなどで実装されたリード線すなわちワイヤであ
る電線W1,W2を基体11の内側に通した状態で、必要に応
じて接着剤を塗布したうえで、蛍光ランプ15および基板
60を取り付けた保持体14を、基体11の開口から圧入し、
基体11の係合部24と保持体14の係合受部44b とを係合
し、基体11と保持体14とを固定する。
【0031】そして、一方の電線W1の他端は、口金12の
先端口金部32に電気的および機械的に接続する。また、
他方の電線W2の他端は、電線挿通部26を通して口金取付
部22の外側に導出し、折り返して口金嵌合部25上に配置
する。そして、この状態で、口金12の収納凹部を口金取
付部22に一方向に移動して被せて、図6に示すように、
口金嵌合部25の外周側から、複数カ所、すなわち6方向
以上10方向以下、例えば8方向から相対向して押圧
し、すなわち8カ所の打点でポンチしてかしめることに
より、電線W2が口金12の螺合口金部33に電気的に接続さ
れるとともに、口金12が基体11に固定され、蛍光ランプ
装置10が組み立てられる。
【0032】そして、本実施の形態によれば、電球形蛍
光ランプの形状および製造方法に関し、点灯回路16の基
板60に接続された電線W1,W2の一方は、筒状の口金取付
部22の内側を通し、口金12の先端口金部32に接続すると
ともに、他方は、電線挿通部26を通して口金取付部22の
外側に導出し、折り返して口金嵌合部25上に配置するこ
とにより、口金12の機械的な固定と同時に螺合口金部33
に電気的に接続できる。そして、口金取付部22には、口
金12の内周側に嵌合する口金嵌合部25を設けるととも
に、電線挿通部26は、口金嵌合部25から離間した位置に
形成し、すなわち、電線挿通部26の切欠長さを口金12の
シェル部の開口端の位置まで達しない長さとしている。
そこで、電線挿通部の切欠を口金12のシェル部の開口端
の位置まで設けた構成に比べて、簡略な構造で容易に防
水性を向上でき、また、製造コストを低減できる。
【0033】また、口金取付部22には、互いに同一垂直
平面上に位置する一対の第1のガイド当接部27a を形成
したため、これらガイド当接部27a にガイド部材である
レールを当接することにより、水平方向に搬送する搬送
過程で基体11の向きを容易かつ正確に揃えることができ
る。そこで、電線挿通部26に電線W2を通す作業が容易に
なり、組立作業の自動化が容易になって、製造コストを
低減できる。さらに、これら第1のガイド当接部27a に
直交し、底面が水平面となる第2のガイド当接部27b を
設けたため、口金取付部22の上端部に設けた第1のガイ
ド当接部27a と第2のガイド当接部27b とで横方向と縦
方向との異なる2方向について同時に位置規制ができ
る。また、第2のガイド当接部27b を水平な平面とする
ことにより、第1のガイド当接部27a 用のガイドに当接
しても、基体11を傾きにくくできる。
【0034】さらに、口金12は、一方向に移動して口金
取付部22にかしめて固定することにより、かしめの前工
程では、例えば口金12を基体11に遊挿させておくだけの
状態とすればよく、基体11に口金12をねじ切込む作業を
含んで固定する構成に比べ、組立作業の自動化が容易に
なり、製造コストを低減できる。また、かしめは、6方
向以上からかしめることにより、強度を確保でき、ねじ
込みなどによる仮固定(補助固定)を不要にできる。一
方、10方向以下からかしめることにより、製造設備を
簡略化し、製造コストを低減できる。そして、かしめの
打点を相対向させ、また、互いに等間隔とすることによ
り、口金12が傾きにくく正確な位置に固定できる。例え
ば、好ましくは、8点をかしめることにより、傾きの防
止効果を一層向上できる。すなわち、8点ポンチの場合
は、90度間隔で4点を同時にポンチできる機械を用
い、まず、4点をポンチし、機械を口金12に対して相対
的に45度回転させ、さらに4点を同時にポンチして固
定できる。そして、この8点ポンチの構成では、4点ず
つの同時固定のため、口金12の傾きを非常に発生しにく
くできるとともに、比較的簡略な設備で、強固にかしめ
できる。さらに、基体11の口金取付部22の口金嵌合部25
と口金12との間に電線W2を配置したため、かしめによ
り、電線W2が配置された位置で口金12が電線W2に密着し
て凸状に変形し、電線W2と口金12との電気接続および機
械的な接続を目視により容易に確実に確認できる。そし
て、6点以上をかしめることにより、ポンチ位置と電線
W2の位置とが接近して、電線W2の位置を確実に凸状に変
形させることができる。
【0035】なお、上記の実施の形態の構成に加え、基
体11の口金取付部22と口金12の螺合口金部33の端部すな
わちシェル部の端部との間にOリングなどのシール部材
を設けることにより、さらに防水機能を向上できる。
【0036】また、上記の実施の形態では、蛍光ランプ
15が露出する構成について説明したが、制光体としての
種々の形状のグローブを備えることもできる。
【0037】図7は、本発明の蛍光ランプ装置の他の実
施の形態を示す正面図である。
【0038】そして、この実施の形態では、上記の実施
の形態の構成に加え、透光性を有するグローブ70を備え
ている。そして、このグローブ70は、透明あるいは光拡
散性を有する乳白色などで、ガラスあるいは合成樹脂に
より一体的に形成されている。また、このグローブ70
は、蛍光ランプ15の発光部を収容するとともに、開口部
の縁部を基体11と保持体14との間に挿入し、これら基体
11および保持体14に熱硬化性樹脂などの接着剤で固定さ
れるものであるが、グローブ70は、基体11のみ、あるい
は保持体14のみに、接着して固定することもできる。そ
して、このグローブ70と基体11となどにより構成される
外囲器の形状を、JIS C 7501に定義される定
格電力60W形相当の白熱電球などの一般照明用電球の
形状に近似させることにより、蛍光ランプ装置10を白熱
電球と置き換えて使用することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の蛍光ランプ装置によれ
ば、点灯回路に接続された電線は、筒状の口金取付部の
内側を通り、口金の先端口金部に接続されるとともに、
筒状の口金取付部の内側から電線挿通部を介して外側に
導出され、口金の螺合口金部に接続される。口金取付部
には、口金の内周側に嵌合する口金嵌合部を設けるとと
もに、電線挿通部は、口金嵌合部から離間した位置に形
成したため、容易に防水性を向上でき、製造コストを低
減できる。
【0040】請求項2記載の蛍光ランプ装置によれば、
点灯回路に接続された電線は、筒状の口金取付部の内側
を通り、口金の先端口金部に接続されるとともに、筒状
の口金取付部の内側から一端部の電線挿通部を介して外
側に導出され、口金の螺合口金部に接続される。口金取
付部の一端部には、互いに同一平面上に位置する一対の
ガイド当接部を形成したため、これらガイド当接部にガ
イド部材を当接することにより、端面と交差する方向に
搬送される基体の向きを容易かつ正確に揃えることがで
き、電線挿通部に電線を通す作業が容易になり、組立作
業の自動化が容易になって、製造コストを低減できる。
【0041】請求項3記載の蛍光ランプ装置によれば、
基体の一端部に第1のガイド当接部とこの第1のガイド
当接部に略直交する第2のガイド当接部とを形成したた
め、これらガイド当接部にガイドを当接することによ
り、基体を異なる2方向から容易かつ正確に位置決めで
き、組立作業の自動化が容易になって、製造コストを低
減できる。
【0042】請求項4記載の蛍光ランプ装置によれば、
口金は、基体に対して相対的に一方向に移動して口金取
付部の外周に被せ、外周側からかしめて固定することに
より、かしめの前工程では、例えば口金を基体に遊挿さ
せておくだけの状態とすればよく、基体に口金をねじ切
込む作業を含んで固定する構成に比べ、組立作業の自動
化が容易になり、製造コストを低減できる。
【0043】請求項5記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項4記載の効果に加え、複数方向からの圧力により
口金を口金取付部に強固にかしめて固定できる。そし
て、かしめの打点を相対向させ、また、互いに等間隔と
することにより、口金が傾きにくく正確な位置に固定で
きる。そして、6方向以上からかしめることにより、強
度を確保でき、ねじ込みなどによる仮固定(補助固定)
を不要にできる。さらに、10方向以下からかしめるこ
とにより、製造設備を簡略化し、製造コストを低減でき
る。
【0044】請求項6記載の蛍光ランプ装置によれば、
請求項5記載の効果に加え、基体の口金取付部と口金と
の間に電線を配置したため、かしめにより、電線が配置
された位置で口金が電線に密着して凸状に変形し、電線
と口金との接続を目視により容易に確実に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光ランプ装置の一実施の形態を示す
一部の分解状態の斜視図である。
【図2】同上蛍光ランプ装置の分解状態の正面図であ
る。
【図3】同上蛍光ランプ装置の正面図である。
【図4】同上蛍光ランプ装置の点灯回路、基体、および
口金の分解状態の正面図である。
【図5】同上蛍光ランプ装置の基体の平面図である。
【図6】同上蛍光ランプ装置の一部の断面図である。
【図7】本発明の蛍光ランプ装置の他の実施の形態を示
す正面図である。
【符号の説明】
10 蛍光ランプ装置 11 基体 12 口金 15 蛍光ランプ 16 点灯回路 22 口金取付部 25 口金嵌合部 25a 一端部としての上端面 26 電線挿通部 27a ガイド当接部 32 先端口金部 33 螺合口金部 W1,W2 電線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点灯回路と;点灯回路に電気的に接続さ
    れた蛍光ランプと;点灯回路に電線を介して電気的に接
    続される先端口金部および螺合口金部を備えた口金と;
    口金の内周側に嵌合する口金嵌合部と口金嵌合部から離
    間した位置に形成され電線が挿通する電線挿通部とが設
    けられ、外周部に口金を取り付ける筒状の口金取付部を
    設けた基体と;を具備したことを特徴とする蛍光ランプ
    装置。
  2. 【請求項2】 点灯回路と;点灯回路に電気的に接続さ
    れた蛍光ランプと;点灯回路に電線を介して電気的に接
    続される先端口金部および螺合口金部を備えた口金と;
    電線が挿通する電線挿通部と、端面と交差しかつ互いに
    同一平面上に位置する一対のガイド当接部とが一端部に
    形成され、外周部に口金を取り付ける口金取付部を設け
    た基体と;を具備したことを特徴とする蛍光ランプ装
    置。
  3. 【請求項3】 点灯回路と;点灯回路に電気的に接続さ
    れた蛍光ランプと;点灯回路に電線を介して電気的に接
    続される先端口金部および螺合口金部を備えた口金と;
    第1のガイド当接部と、この第1のガイド当接部に略直
    交する第2のガイド当接部とが一端部に形成され、外周
    部に口金を取り付ける筒状の口金取付部を設けた基体
    と;を具備したことを特徴とする蛍光ランプ装置。
  4. 【請求項4】 点灯回路と;点灯回路に電気的に接続さ
    れた蛍光ランプと;口金取付部を設けた基体と;点灯回
    路に電線を介して電気的に接続される先端口金部および
    螺合口金部を備え、口金取付部の外周に被せて外周側か
    らかしめて固定された口金と;を具備したことを特徴と
    する蛍光ランプ装置。
  5. 【請求項5】 口金は、相対向する複数方向からの圧力
    によりかしめられ、かつ、互いに等間隔の6方向以上1
    0方向以下の方向からかしめられたことを特徴とする請
    求項4記載の蛍光ランプ装置。
  6. 【請求項6】 基体の口金取付部と口金との間に電線が
    配置され、口金の電線に対応する部分が電線に密着し、
    電線の形状に沿って変形することを特徴とする請求項5
    記載の蛍光ランプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040029668A (ko) * 2002-10-02 2004-04-08 윤영일 전구형 형광등기구
WO2009064014A1 (ja) * 2007-11-14 2009-05-22 Lead Corporation Ltd. Led式蛍光灯形照明装置

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