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JP2000043487A - 電子黒板および記憶媒体 - Google Patents

電子黒板および記憶媒体

Info

Publication number
JP2000043487A
JP2000043487A JP10227627A JP22762798A JP2000043487A JP 2000043487 A JP2000043487 A JP 2000043487A JP 10227627 A JP10227627 A JP 10227627A JP 22762798 A JP22762798 A JP 22762798A JP 2000043487 A JP2000043487 A JP 2000043487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
storage
writing
volume
program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10227627A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kato
隆夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP10227627A priority Critical patent/JP2000043487A/ja
Publication of JP2000043487A publication Critical patent/JP2000043487A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筆記した内容に対応する録音部分を容易かつ
迅速に探し出して再生できる電子黒板を実現する。 【解決手段】 CPUは、再生ボタンがONしたことを
検出し(S62:Yes)、タッチパネル上にペンを接
触させることにより、あるいは、筆記を開始することに
より、筆記領域が指定されたことを検出すると(S6
4:Yes)、その指定された筆記領域を検出する(S
66)。続いてCPUは、その検出された筆記領域が含
まれる筆記領域に対応付けて記憶されている音声データ
を第2記憶領域から検索し(S68)、音声データがあ
ると判定すると(S70:Yes)、その検索された音
声データを第2記憶領域から読出し(S72)、再生す
る(S74)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子黒板およびそ
の電子黒板を制御するためのコンピュータプログラムが
記憶された記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、黒板上に筆記された文字や図形な
どの軌跡を電気的に検出し、その検出した軌跡を用紙に
縮小印刷する電子黒板が知られている。そして、この種
の電子黒板をたとえば会議などで使用する場合、口頭で
述べられた意見の内容を後で確認できるように、録音装
置を併用する手法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
手法では、電子黒板に筆記を行う者は、述べられた意見
の内容を要約して筆記したり、重要な部分のみを筆記し
たりすることが多い。その一方、録音は、筆記の進行状
況とは無関係に会議中を通して連続で行う。したがっ
て、筆記できなかった部分を再度聞きたい場合や、筆記
した部分を再度確認したい場合などに録音装置を再生し
ても、聞きたい部分をすぐに探し出すことができないと
いう問題がある。特に、筆記者が会議の進行役を務める
場合にあっては、録音装置の操作に時間がかかると、会
議を円滑に進行させることができないため望ましくな
い。
【0004】そこで、本発明は、筆記した内容に対応す
る録音部分を容易かつ迅速に探し出して再生できる電子
黒板、およびその電子黒板を制御するためのコンピュー
タプログラムが記憶された記憶媒体を実現することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、筆記面と、こ
の筆記面の筆記領域を検出する筆記領域検出手段と、音
声を入力する音声入力手段と、この音声入力手段によっ
て入力された音声と、前記筆記領域検出手段によって検
出された筆記領域とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記筆記領域検出手段によって所定の筆記領域が検出さ
れた場合に、その所定の筆記領域に対応付けられて記憶
されている音声を前記記憶手段から読出すとともに、そ
の読出した音声を再生する音声再生手段と、が備えられ
たという技術的手段を採用する。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電子黒板において、前記所定の筆記領域を指定する
筆記領域指定手段が備えられており、前記記憶手段に
は、前記音声入力手段によって入力された音声を所定の
タイミングで記憶する第1の音声記憶手段と、この第1
の音声記憶手段に記憶された音声を読出す音声読出手段
と、前記筆記領域検出手段によって検出された所定の筆
記領域と、前記音声読出手段によって読出された音声と
を対応付けて記憶する第2の音声記憶手段と、が備えら
れており、前記音声再生手段は、前記筆記領域指定手段
によって所定の筆記領域が指定された場合に、その指定
された所定の筆記領域に対応付けられて記憶されている
音声を前記第2の音声記憶手段から読出すとともに、そ
の読出した音声を再生するように構成されているという
技術的手段を採用する。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の電子黒板において、前記第1の音声記憶手段に記憶
された音声の音量に対応する表示を行う音量表示手段
と、この音量表示手段によって行われる表示に対応する
音声を前記第1の音声記憶手段から選択するための選択
手段と、が備えられており、前記音声読出手段は、前記
選択手段によって選択された音声を前記第1の音声記憶
手段から読出すように構成されているという技術的手段
を採用する。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項2また
は請求項3に記載の電子黒板において、前記第1の音声
記憶手段は、前記音声入力手段によって入力される音声
の音量を演算する音量演算手段と、この音量演算手段に
よって演算された音量が、所定の音量以上であるか否か
を判定する音量判定手段とを備え、その音量判定手段
が、前記音量演算手段によって演算された音量が、前記
所定の音量以上であると判定したタイミングで前記音声
入力手段によって入力された音声を記憶するように構成
されているという技術的手段を採用する。
【0009】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し請求項4のいずれか1つに記載の電子黒板において、
前記記憶手段は、前記筆記面に筆記が開始されたことを
検出する筆記開始検出手段を備え、その筆記開始検出手
段によって前記筆記面に筆記が開始されたことが検出さ
れたタイミングで前記音声入力手段によって入力される
音声の記憶を開始するように構成されているという技術
的手段を採用する。
【0010】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し請求項5のいずれか1つに記載の電子黒板において、
前記音声入力手段によって入力される音声の記憶を開始
する記憶開始スイッチおよび記憶を停止する記憶停止ス
イッチを有しており、前記記憶手段と電気的に接続され
た筆記手段が備えられたという技術的手段を採用する。
【0011】請求項7に記載の発明では、請求項1ない
し請求項6のいずれか1つに記載の電子黒板において、
前記音声再生手段による前記音声の再生を開始する再生
開始スイッチおよび再生を停止する再生停止スイッチを
有しており、前記音声再生手段と電気的に接続された筆
記手段が備えられたという技術的手段を採用する。
【0012】請求項8に記載の発明では、電子黒板を制
御するためのコンピュータプログラムが記憶された記憶
媒体であって、筆記面の筆記領域を検出し、入力された
音声と、前記検出された筆記領域とを対応付けて記憶手
段に記憶する記憶プログラムと、所定の筆記領域が検出
された場合に、その所定の筆記領域に対応付けられて記
憶されている音声を前記記憶手段から読出すとともに、
その読出した音声を再生する音声再生プログラムと、が
記憶されたという技術的手段を採用する。
【0013】請求項9に記載の発明では、請求項8に記
載の記憶媒体において、前記所定の筆記領域を指定する
筆記領域指定プログラムを有しており、前記記憶プログ
ラムは、前記入力された音声を前記記憶手段に備えられ
た第1の音声記憶手段に記憶する第1の音声記憶プログ
ラムと、前記第1の音声記憶手段に記憶された音声を読
出す音声読出プログラムと、前記所定の筆記領域が検出
された場合に、その検出された所定の筆記領域と、前記
読出された音声とを対応付けて前記記憶手段に備えられ
た第2の音声記憶手段に記憶する第2の音声記憶プログ
ラムと、を有しており、前記音声再生プログラムは、前
記筆記領域指定プログラムによって指定された所定の筆
記領域に対応付けられて記憶されている音声を前記第2
の音声記憶手段から読出すとともに、その読出した音声
を再生するように構成されているという技術的手段を採
用する。
【0014】請求項10に記載の発明では、請求項9に
記載の記憶媒体において、前記第1の音声記憶手段に記
憶された音声の音量に対応する表示を行う音量表示プロ
グラムと、この音量表示プログラムによって行われる表
示に対応する音声を前記第1の音声記憶手段から選択す
るための選択プログラムと、を有しており、前記音声読
出プログラムは、前記選択プログラムによって選択され
た音声を前記第1の音声記憶手段から読出すように構成
されているという技術的手段を採用する。
【0015】請求項11に記載の発明では、請求項9ま
たは請求項10に記載の記憶媒体において、前記第1の
音声記憶プログラムは、前記入力される音声の音量を演
算するとともに、その演算された音量が所定の音量以上
であるか否かを判定する音量判定プログラムを備え、そ
の音量判定プログラムによって前記演算された音量が、
前記所定の音量以上であると判定したタイミングで前記
入力された音声を記憶するように構成されているという
技術的手段を採用する。
【0016】請求項12に記載の発明では、請求項8な
いし請求項11のいずれか1つに記載の記憶媒体におい
て、前記記憶プログラムは、筆記面に筆記が開始された
ことを検出し、その検出のタイミングで前記入力される
音声の記憶を開始するように構成されているという技術
的手段を採用する。
【0017】請求項13に記載の発明では、請求項8な
いし請求項12のいずれか1つに記載の記憶媒体におい
て、前記電子黒板には、前記入力される音声の記憶を開
始する記憶開始スイッチおよび記憶を停止する記憶停止
スイッチを有する筆記手段が備えられており、前記記憶
プログラムは、前記筆記手段の有する前記記憶開始スイ
ッチおよび記憶停止スイッチから出力される信号に基づ
いて前記入力される音声の記憶開始および記憶停止を行
うように構成されているという技術的手段を採用する。
【0018】請求項14に記載の発明では、請求項8な
いし請求項13のいずれか1つに記載の記憶媒体におい
て、前記電子黒板には、前記音声の再生を開始する再生
開始スイッチおよび再生を停止する再生停止スイッチを
有する筆記手段が備えられており、前記音声再生プログ
ラムは、再生開始スイッチおよび再生停止スイッチから
出力される信号に基づいて前記記憶手段から読出した音
声の再生開始および再生停止を行うように構成されてい
るという技術的手段を採用する。
【0019】
【作用】請求項1ないし請求項14に記載の発明では、
記憶手段は、音声を入力する音声入力手段によって入力
された音声と、筆記面の筆記領域を検出する筆記領域検
出手段によって検出された筆記領域とを対応付けて記憶
する。そして、音声再生手段は、筆記領域検出手段によ
って所定の筆記領域が検出された場合に、その所定の筆
記領域に対応付けられて記憶されている音声を記憶手段
から読出すとともに、その読出した音声を再生する。つ
まり、筆記領域の筆記内容に対応する音声を再度聞きた
い場合に、その筆記領域に筆記手段を接触させたり加筆
したりすることによって、その筆記領域が検出される
と、その筆記領域に対応付けられて記憶されている音声
を再生することができる。したがって、筆記した内容に
対応する音声を容易かつ迅速に探し出して再生すること
ができる。
【0020】また、請求項2に記載の発明では、第1の
音声記憶手段は、音声入力手段によって入力された音声
を所定のタイミングで記憶し、音声読出手段は、第1の
音声記憶手段に記憶された音声を読出し、第2の音声記
憶手段は、筆記領域検出手段によって検出された所定の
筆記領域と、音声読出手段によって読出された音声とを
対応付けて記憶する。そして、音声再生手段は、筆記領
域指定手段によって所定の筆記領域が指定された場合
に、その指定された所定の筆記領域に対応付けられて記
憶されている音声を第2の音声記憶手段から読出すとと
もに、その読出した音声を再生する。つまり、音声と筆
記領域とを対応付けた記憶は、音声読出手段を用いて第
1の音声記憶手段から音声を読出し、第2の記憶手段を
用いて筆記領域と読出した音声とを対応付けて記憶する
ことにより行う。したがって、第1の音声記憶手段に記
憶された音声の中の所望の音声と、所望の筆記領域とを
対応付けて記憶することができる。
【0021】さらに、請求項3に記載の発明では、音量
表示手段は、第1の音声記憶手段に記憶された音声の音
量に対応する表示を行い、選択手段は、音量表示手段に
よって行われる表示に対応する音声を第1の音声記憶手
段から選択し、音声読出手段は、選択手段によって選択
された音声を第1の音声記憶手段から読出す。つまり、
音量表示手段による表示を見ることにより、音声が記憶
されている部分を知ることができる。そして、その記憶
されている音声を選択手段によって第1の音声記憶手段
から選択し、読出手段によって読み出すことができる。
【0022】また、請求項4に記載の発明では、音量演
算手段は、音声入力手段によって入力される音声の音量
を演算し、音量判定手段は、音量演算手段によって演算
された音量が、所定の音量以上であるか否かを判定す
る。そして、第1の音声記憶手段は、音量判定手段が、
音量演算手段によって演算された音量が、所定の音量以
上であると判定したタイミングで音声入力手段によって
入力された音声を記憶する。つまり、音声が所定の音量
以上の場合に音声の記憶を行い、音声が所定の音量を下
回っている場合は音声の記憶を行わないため、記憶され
ている部分と記憶されていない部分とを区別できる表示
を行うことができる。また、所定の音量を下回っている
場合は記憶を行わないため、効率の良い記憶を行うこと
ができる。
【0023】さらに、請求項5に記載の発明では、筆記
開始検出手段は、筆記面に筆記が開始されたことを検出
し、記憶手段は、その筆記開始検出手段によって筆記面
に筆記が開始されたことが検出されたタイミングで音声
入力手段によって入力される音声の記憶を開始する。つ
まり、筆記と同時に自動的に音声の記憶を開始すること
ができるため、音声の記憶忘れを防止できる。
【0024】また、請求項6に記載の発明では、筆記手
段に備えられた記憶開始スイッチは、音声入力手段によ
って入力される音声の記憶を開始し、記憶停止スイッチ
は、記憶を停止する。つまり、手に持っている筆記手段
に備えられたスイッチを操作することにより、音声の記
憶および停止を行うことができるため、それらスイッチ
が電子黒板上に設けられている場合よりも記憶の開始お
よび停止を容易かつ迅速に操作できる。
【0025】さらに、請求項7に記載の発明では、筆記
手段に備えられた再生開始スイッチは、音声再生手段に
よる音声の再生を開始し、再生停止スイッチは、再生を
停止する。つまり、手に持っている筆記手段に備えられ
たスイッチを操作することにより、音声の再生および停
止を行うことができるため、それらスイッチが電子黒板
上に設けられている場合よりも音声の再生および停止を
容易かつ迅速に操作できる。
【0026】そして、請求項8に記載の発明では、筆記
面の筆記領域を検出し、入力された音声と、上記検出さ
れた筆記領域とを対応付けて記憶手段に記憶する記憶プ
ログラムと、所定の筆記領域が検出された場合に、その
所定の筆記領域に対応付けられて記憶されている音声を
記憶手段から読出すとともに、その読出した音声を再生
する音声再生プログラムと、が記憶された記憶媒体とい
う構成であるため、その記憶媒体を用いることにより、
請求項1ないし請求項7に記載の電子黒板を実現でき
る。つまり、たとえば、後述する発明の実施の形態に記
載するように、上記電子黒板の制御は、電子黒板に内蔵
されたCPUによって行われることから、上記記憶媒体
としての記憶部を電子黒板に内蔵させることによって、
上記請求項1ないし請求項7に記載の電子黒板を実現で
きるからである。
【0027】また、請求項9に記載の発明では、上記所
定の筆記領域を指定する筆記領域指定プログラムを有し
ており、上記音声記憶プログラムは、入力された音声を
記憶手段に備えられた第1の音声記憶手段に記憶する第
1の音声記憶プログラムと、第1の音声記憶手段に記憶
された音声を読出す音声読出プログラムと、所定の筆記
領域が検出された場合に、その検出された所定の筆記領
域と、読出された音声とを対応付けて記憶手段に備えら
れた第2の音声記憶手段に記憶する第2の音声記憶プロ
グラムと、を有しており、音声再生プログラムは、上記
指定された所定の筆記領域に対応付けられて記憶されて
いる音声を第2の音声記憶手段から読出すとともに、そ
の読出した音声を再生するように構成されているため、
それらのプログラムを用いることにより請求項2に記載
の電子黒板を実現できる。
【0028】さらに、請求項10に記載の発明では、第
1の音声記憶手段に記憶された音声の音量に対応する表
示を行う音量表示プログラムと、この音量表示プログラ
ムによって行われる表示に対応する音声を第1の音声記
憶手段から選択するための選択プログラムと、を有して
おり、音声読出プログラムは、選択プログラムによって
選択された音声を第1の音声記憶手段から読出すように
構成されているため、それらのプログラムを用いること
により請求項3に記載の電子黒板を実現できる。
【0029】また、請求項11に記載の発明では、第1
の音声記憶プログラムは、入力される音声の音量を演算
するとともに、その演算された音量が所定の音量以上で
あるか否かを判定する音量判定プログラムを備え、その
音量判定プログラムによって上記演算された音量が、上
記所定の音量以上であると判定したタイミングで上記入
力された音声を記憶するように構成されているため、そ
の第1の音声記憶プログラムを用いることにより請求項
4に記載の電子黒板を実現できる。
【0030】さらに、請求項12に記載の発明では、上
記記憶プログラムは、筆記面に筆記が開始されたことを
検出し、その検出のタイミングで前記入力される音声の
記憶を開始するように構成されているため、その第1の
音声記憶プログラムを用いることにより請求項5に記載
の電子黒板を実現できる。
【0031】また、請求項13に記載の発明では、上記
電子黒板には、入力される音声の記憶を開始する記憶開
始スイッチおよび記憶を停止する記憶停止スイッチを有
する筆記手段が備えられており、上記記憶プログラム
は、筆記手段の有する記憶開始スイッチおよび記憶停止
スイッチから出力される信号に基づいて上記入力される
音声の記憶開始および記憶停止を行うように構成されて
いるため、その第1の音声記憶プログラムを用いること
により請求項6に記載の電子黒板を実現できる。
【0032】請求項14に記載の発明では、電子黒板に
は、音声の再生を開始する再生開始スイッチおよび再生
を停止する再生停止スイッチを有する筆記手段が備えら
れており、上記音声再生プログラムは、再生開始スイッ
チおよび再生停止スイッチから出力される信号に基づい
て記憶手段から読出した音声の再生開始および再生停止
を行うように構成されているため、その第1の音声記憶
プログラムを用いることにより請求項7に記載の電子黒
板を実現できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子黒板の一実施
形態について図を参照して説明する。図1(A)は、本
発明実施形態の電子黒板の主要構成を示す外観説明図で
ある。電子黒板10には、フレーム11が備えられてお
り、そのフレーム11の下部には、スタンド12が取付
けられている。フレーム11には、タッチパネル13が
取付けられている。タッチパネル13は、筆記面となる
透明のシート13aと、このシート13aの下面にマト
リックス状に設けられたタッチセンサ(図3に番号13
bで示す)と、そのタッチセンサの下面に設けられたL
CD(図3に番号13cで示す)とから構成される。ま
た、タッチパネル13の右側には、電子黒板10を操作
するための操作部20と、タッチパネル13に描かれた
軌跡を印刷した用紙を排出するための排紙口19aとが
設けられている。さらに、電子黒板10には、シート1
3aに筆記を行うためのペン14が備えられている。
【0034】ここで、操作部20の構成について、それ
を拡大して示す図1(B)を参照して説明する。操作部
20には、電子黒板10を起動するための電源ボタン2
1と、集音用のマイクロフォン15と、このマイクロフ
ォン15によって集音された音声を録音するための録音
ボタン22と、録音された音声を再生するための再生ボ
タン23と、録音または再生を停止するための停止ボタ
ン24と、逆方向のキューイングを行うためのキューイ
ングボタン25と、正方向のキューイングを行うための
キューイングボタン26と、筆記された軌跡をプリント
アウトする際に押す印刷ボタン27とが設けられてい
る。
【0035】また、操作パネル20には、録音状態など
を経過時間に対応させて表示するインジケータ28と、
筆記領域と対応付けて記憶されている音声の再生を開始
する際に押す開始ボタン16と、その記憶を終了する際
に押す終了ボタン17と、録音した音声を再生するスピ
ーカ18とが設けられている。録音は、マイクロフォン
15から入力された音声の音量が一定の音量以上になっ
たときに開始され、上記一定の音量を下回った状態が一
定時間以上続いたときに停止される。
【0036】そして、インジケータ28は、録音されて
いることを横棒形状の液晶表示(以下、バーと称する)
28aによって所定の経過時間ごとに表示し、録音され
ていない時間帯はバー28aを表示しない。上記所定の
経過時間は、本実施形態では15秒であり、その15秒
の間に録音が少しでもなされている場合には、バー28
aを1本表示する。また、経過時間は、現在から6分ま
での1分間隔に目盛られており、たとえば図1(B)に
示すように、3分から4分までの間の1分間に録音が連
続して行われた場合は、4本のバー28aが積層表示さ
れる。
【0037】また、インジケータ28の上方には、筆記
領域と対応付けて記憶する音声を選択する際に押す選択
ボタン29が、時間経過ごとの液晶表示に対応する位置
に設けられている。さらに、選択ボタン29の下には、
音声と筆記領域とを対応付けた記憶がされていることを
表示するLED29aが設けられている。また、インジ
ケータ28は、時間経過とともに古いデータを消去して
行き、図面右から左へ横スクロール表示する。
【0038】次に、ペン14の構成について、それを示
す図2(A)の外観説明図を参照して説明する。ペン1
4には、グリップ部14aと、その下端に設けられたペ
ン先14bとが備えられており、グリップ部14aの上
部には、音声の再生を指示する再生ボタン14cと、再
生の停止を指示する停止ボタン14dとが設けられてい
る。また、ペン14には、図示しないが、再生ボタン1
4cまたは停止ボタン14dを押したときに発生するス
イッチング信号を電波で操作部20へ送信するための送
信回路が内蔵されている。
【0039】次に、電子黒板10の電気的構成につい
て、それを示す図3を参照して説明する。電子黒板10
には、タッチパネル13に筆記された軌跡の座標の検
出、検出した座標の記憶、筆記領域の検出、入力された
音声の音量の演算、録音および再生の制御、録音された
音声と筆記領域とを対応付けた記憶などの制御および処
理を行うCPU30が内蔵されている。このCPU30
には、ROM31と、RAM32と、VRAM33とが
接続されている。ROM31には、その記憶内容を説明
する図4(A)に示すように、CPU30が実行する各
種のコンピュータプログラムが記憶されている。その各
種コンピュータプログラムとは、筆記領域を検出し、マ
イクロフォン15から入力された音声と筆記領域とを対
応付けて記憶するための記憶プログラム31aと、筆記
領域を指定するための筆記領域指定プログラム31f
と、記憶された音声を再生するための音声再生プログラ
ム31gと、インジケータ28によって音量に対応する
表示を行うための音量表示プログラム31hと、この音
量表示プログラム31hによって行われる表示に対応す
る音声を選択するための選択プログラム31iである。
【0040】また、記憶プログラム31aには、マイク
ロフォン15から入力された音声を記憶するための第1
の音声記憶プログラム31bと、この第1の音声記憶プ
ログラム31bによって記憶された音声を読出すための
音声読出プログラム31eと、第1の音声記憶プログラ
ム31bによって記憶された音声と筆記領域とを対応付
けて記憶する第2の音声記憶プログラム31dとが含ま
れている。また、第1の音声記憶プログラム31bに
は、マイクロフォン15から入力された音声の音量が所
定のしきい値以上であるか否かを判定するための音量判
定プログラム31cが備えられている。次に、RAM3
2は、その記憶内容を説明する図4(B)に示すよう
に、音声データを記憶する記憶領域1〜6を有する第1
記憶領域32aと、図4(C)に示すように、筆記領域
A、B、C・・と第1記憶領域32aから読出した音声
データとを対応付けて記憶する第2記憶領域32bとを
備える。また、RAM32は、CPU30の動作時にR
OM31から読出されたコンピュータプログラムを一時
的に記憶するワーキングメモリの役割を有する。さら
に、VRAM33は、タッチセンサ13bによって検出
された軌跡を示す軌跡データと、LCD13cに表示す
るための表示用データとを一時的に記憶する。
【0041】ここで、図3の説明に戻り、CPU30に
は、タッチセンサ13bによって検出された検出信号に
基づいてペン14の接触している点の座標を検出する座
標検出回路34と、軌跡を表示するための表示信号をL
CD13cに出力する表示回路35と、マイクロフォン
15から入力された音声をデジタルデータに変換する録
音回路36と、RAM32に記憶されている音声データ
をアナログ信号に変換するとともに、増幅を行う再生回
路37と、インジケータ28と、VRAM33に記憶さ
れた軌跡を所定の用紙に印刷するプリンタ19と、ペン
14から送信され、アンテナ38で受信した信号をCP
U30により検出可能な信号に変換する受信回路39
と、各種ボタンとが接続されている。また、電子黒板1
0には、各ブロックへ電源を供給する電源回路40が内
蔵されている。ところで、シート13aが請求項1に記
載の筆記面に対応し、タッチセンサ13bおよび座標検
出回路34が筆記領域検出手段に対応し、マイクロフォ
ン15および録音回路36が音声入力手段に対応し、R
AM32が記憶手段に対応し、再生回路37およびスピ
ーカ18が音声再生手段に対応する。また、第1記憶領
域32aが請求項2に記載の第1の音声記憶手段に対応
し、第2記憶領域32bが第2の音声記憶手段に対応す
る。さらに、インジケータ28が請求項3に記載の音量
表示手段に対応し、選択ボタン29が選択手段に対応す
る。そして、ROM31が請求項8に記載の記憶媒体に
対応する。
【0042】次に、CPU30が実行する主な処理の内
容について、それを示す図5のフローチャートを参照し
て説明する。CPU30は、電子黒板10を操作する者
(以下、操作者と称する)が、電源ボタン21(図1
(B))を押して電源を立上げたことを検出すると(ス
テップ(以下、Sと称する)1)、ROM31に記憶さ
れている各種プログラムを読出し、RAM32に記憶す
る。そして、CPU30は、操作部20に設けられた各
種ボタンの操作に対応して、録音処理(S10)、記憶
処理(S40)、再生処理(S60)および印刷処理
(S80)を実行する。
【0043】次に、CPU30がS10で実行する録音
処理の内容について、それを示す図6のフローチャート
を参照して説明する。なお、以下では、電子黒板10を
会議に使用し、操作者が会議中に口頭で述べられた意見
を録音するとともに、タッチパネル13に筆記するもの
とする。CPU30は、録音ボタン22(図1(B))
がONしたことを検出すると(S12:Yes)、CP
U30に内蔵されたタイマTBをスタートさせて録音開
始からの経過時間を計測する(S14)。なお、その経
過時間が、インジケータ28(図1(B))に目盛られ
た時間に対応する。続いて、CPU30は、録音回路3
6(図3)を動作させてマイクロフォン15から出力さ
れた音声信号をデジタルの音声データに変換する(S1
6)。続いて、CPU30は、その変換された音声デー
タの音量Vを演算し(S18)、予めROM31に設定
されている音量のしきい値V1以上であるか否かを判定
する(S20)。つまり、会議において意見が述べられ
ている状況であるか否かを判定する。
【0044】続いて、CPU30は、音量Vは、しきい
値V1以上であると判定すると(S20:Yes)、つ
まり誰かの意見が述べられている状況であると判定する
と、S28へ進み、第1記憶領域32aの記憶領域1に
音声データを記憶し(S28)、インジケータ28の現
在〜1分の間の最下部にバー28aを1本表示する(S
30)。続いて、CPU30は、経過時間TBがROM
31に予め設定されている設定時間T2以上になったか
否かを判定し(S32)、経過時間TBが設定時間T2
以上になっていない場合は(S32:No)、S36へ
進み、停止ボタン24がONしたか否かを判定する。な
お、上記設定時間T2は、本実施形態では、15秒であ
る。
【0045】続いて、CPU30は、停止ボタンがON
していないと判定すると(S36:No)、S16へ進
み、音声データの記憶およびバー28aの表示を行う
(S16〜S30)。また、CPU30は、S20にお
いて、音量Vが、しきい値V1以上ではない、つまり、
しきい値V1を下回っていると判定すると(S20:N
o)、CPU30に内蔵しているタイマTCをスタート
させて、音量Vが、しきい値V1を下回っている経過時
間を計測する(S22)。つまり、口頭で意見が述べら
れていない時間を計測する。続いて、CPU30は、経
過時間TCが、予めROM31に設定されている設定時
間T3以上になったと判定すると(S24:Yes)、
次に表示すべきバー28aをスキップする(S26)。
つまり、表示しないバー28aを1本作ることにより、
録音されている部分とされていない部分との表示上の区
別を付けることができる(図1(B))。
【0046】そして、CPU30はS16に戻り、S2
0において音量Vがしきい値V1以上であると判定する
と(S20:Yes)、音声データの記憶およびバー2
8aの表示を行い(S28、S30)、経過時間TBが
設定時間T2以上になると(S32:Yes)、第1記
憶領域32aの記憶領域(図4(B))を1つシフトす
る(S34)。以降、CPU30は、上記処理を繰り返
し、停止ボタンがONしたことを検出すると(S36:
Yes)、録音処理(S10)を終了する。なお、図6
に示す録音処理の変更例を一部を省略して示す図9のフ
ローチャートのように、録音ボタン22がONしたこと
の検出に代えて、タッチパネル13上に筆記が開始され
たことを検出するように構成することもできる(S1
1)。この構成によれば、録音のし忘れを防止できる。
【0047】次に、CPU30がS40で実行する記憶
処理の内容について、それを示す図7のフローチャート
を参照して説明する。CPU30は、いずれかの選択ボ
タン29(図1(B))が押されてONしたことを検出
すると(S42:Yes)、その押された選択ボタン2
9に対応する記憶領域の音声データをRAM32の第1
記憶領域32aから読出し(S44)、その読出した音
声データを再生する(S46)。操作者は、その再生さ
れた音声を聞くことにより、再生を希望した内容である
か否かを判断できる。続いて、CPU30は、停止ボタ
ン24がONしたか否か、つまり、操作者が再生された
内容が希望したものではないと判断して停止ボタン24
を押したか否かを判定する(S48)。
【0048】続いて、CPU30は、停止ボタン24が
ONしていないと判定し(S48:No)、タッチパネ
ル13に何らかの筆記がされたことを検出すると(S5
0:Yes)、筆記されている領域を検出し(S5
2)、その検出を終了ボタン17がONするまで行う
(S50、S52)。本実施形態では、筆記領域は、筆
記領域を説明する図2(B)の中で符号Aで示すよう
に、筆記された文字列などの最も外側に位置する座標の
間を直線で結ぶことにより形成される□によって示され
る範囲である。また、タッチパネル13の横方向はX軸
に、縦方向はY軸にそれぞれ設定されており、筆記領域
Aは、左上の座標(X1,Y1)および右下の座標(X
2,Y2)によって特定される。そして、第2記憶領域
32bには、筆記領域として、座標(X1,Y1)およ
び座標(X2,Y2)が記憶される。
【0049】そして、CPU30は、終了ボタン17が
ONしたことを検出すると(S54:Yes)、第2記
憶領域32b(図4(C))に、S52において検出し
た筆記領域と、S44において読出した音声データとを
対応付けて記憶する(S56)。本実施形態では、図4
(C)に示すように、筆記領域Aと音声データ1とが対
応付けて記憶される。続いて、CPU30は、S42に
おいてONされた選択ボタン29の下に位置するLED
29aを点灯させ、筆記領域と音声データとが対応付け
て記憶されたことを表示する(S58)。なお、ペン1
4に設けられた再生ボタン14cおよび停止ボタン14
dを、それぞれ記憶開始および記憶終了を指示するボタ
ンに代えることもできる。この構成によれば、ペン14
を持った状態で記憶開始および記憶終了を行うことがで
きる。ところで、この場合のペン14が請求項6に記載
の筆記手段に対応し、再生ボタン14cおよび停止ボタ
ン14dが、それぞれ記憶開始スイッチおよび記憶停止
スイッチに対応する。
【0050】次に、CPU30がS60で実行する再生
処理の内容について、それを示す図8のフローチャート
を参照して説明する。CPU30は、再生ボタン23が
ONしたことを検出し(S62:Yes)、タッチパネ
ル13上にペン14を接触させることにより、あるい
は、筆記を開始することにより、筆記領域が指定された
ことを検出すると(S64:Yes)、その指定された
筆記領域を検出する(S66)。続いて、CPU30
は、その検出された筆記領域が含まれる筆記領域に対応
付けて記憶されている音声データを第2記憶領域32b
から検索する(S68)。本実施形態では、ペン14が
最初に接触した点の座標が、第2記憶領域32bの筆記
領域に記憶されている座標によって特定される筆記領域
に含まれるものがあるか否かに基づいて上記検索を行
う。
【0051】そして、CPU30は、検索の結果、音声
データがあると判定すると(S70:Yes)、その検
索された音声データを第2記憶領域32bから読出し
(S72)、再生回路37(図3)を動作させて上記読
出した音声データをアナログの音声信号に変換するとと
もに、増幅を行って再生する(S74)。これにより、
操作者は、筆記できなかった意見の内容や聞き漏らした
内容などを音声を聞いて再度筆記することができる。な
お、聞きたい箇所がすぐに再生されない場合は、キュー
イングボタン25,26を操作して聞きたい箇所を探し
出すことができる。また、ペン14に設けられた再生ボ
タン14cおよび停止ボタン14dを押して、音声の再
生および停止を行うこともできる。ところで、この場合
のペン14が請求項7に記載の筆記手段に対応し、再生
ボタン14cおよび停止ボタン14dがそれぞれ再生開
始スイッチおよび再生停止スイッチに対応する。
【0052】以上のように、本実施形態の電子黒板10
を使用すれば、タッチパネル13に筆記した領域と、マ
イクロフォン15によって集音した音声とを対応付けて
記憶することができ、聞きたい時間帯に対応する選択ボ
タン29を押すだけの簡単な操作により、聞きたい音声
を再度聞くことができる。つまり、筆記した内容に対応
する録音部分を容易かつ迅速に探し出して再生できる。
【0053】なお、上記実施形態では、アナログ的な表
示を行うインジケータ28を用いたが、記憶の開始され
た経過時間、記憶されている時間および記憶されていな
い時間などをデジタルで表示するインジケータを用いる
こともできる。また、操作部20を携帯可能なリモコン
に構成することもできる。さらに、上記実施形態では、
本発明の電子黒板として、LCD13cによって軌跡を
タッチパネル13上に表示する機能を備えたものを代表
に説明したが、イメージスキャナをホワイトボード上に
沿って移動させ、ホワイトボード上に筆記された軌跡を
電気的に読み取る構成の電子黒板などにも適用すること
ができる。ところで、CPU30が実行する図7のS5
2が、請求項1に記載の筆記領域検出手段として機能
し、図6のS10〜S36および図7のS40〜S56
が記憶手段として機能し、図8のS72およびS74が
音声再生手段として機能し、図8のS64およびS66
が筆記領域指定手段として機能する。また、CPU30
が実行する図6のS10〜S36が、請求項2に記載の
第1の音声記憶手段として機能し、図7のS44が音声
読出手段として機能し、図7のS56が第2の音声記憶
手段として機能する。さらに、CPU30が実行する図
6のS18が、請求項4に記載の音量演算手段として機
能し、S20が音量判定手段として機能する。
【0054】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし請求項1
4に記載の発明によれば、音声を入力する音声入力手段
によって入力された音声と、筆記面の筆記領域を検出す
る筆記領域検出手段によって検出された筆記領域とを対
応付けて記憶する記憶手段と、筆記領域検出手段によっ
て所定の筆記領域が検出された場合に、その所定の筆記
領域に対応付けられて記憶されている音声を記憶手段か
ら読出すとともに、その読出した音声を再生する音声再
生手段とを備えるため、筆記領域の筆記内容に対応する
音声を再度聞きたい場合に、その筆記領域に筆記手段を
接触させたり加筆したりすることによって、その筆記領
域が検出されると、その筆記領域に対応付けられて記憶
されている音声を再生することができる。したがって、
筆記した内容に対応する音声を容易かつ迅速に探し出し
て再生することができる。
【0055】また、請求項2に記載の発明によれば、音
声入力手段によって入力された音声を所定のタイミング
で記憶する第1の音声記憶手段と、この第1の音声記憶
手段に記憶された音声を読出す音声読出手段と、筆記領
域検出手段によって検出された所定の筆記領域と、音声
読出手段によって読出された音声とを対応付けて記憶す
る第2の音声記憶手段と、筆記領域指定手段によって所
定の筆記領域が指定された場合に、その指定された所定
の筆記領域に対応付けられて記憶されている音声を第2
の音声記憶手段から読出すとともに、その読出した音声
を再生する音声再生手段とを備えるため、第1の音声記
憶手段に記憶された音声の中の所望の音声と、所望の筆
記領域とを対応付けて記憶することができる。
【0056】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
第1の音声記憶手段に記憶された音声の音量に対応する
表示を行う音量表示手段と、この音量表示手段によって
行われる表示に対応する音声を第1の音声記憶手段から
選択する選択手段と、この選択手段によって選択された
音声を第1の音声記憶手段から読出す音声読出手段とを
備えるため、音量表示手段による表示を見ることによ
り、音声が記憶されている部分を知ることができる。そ
して、その記憶されている音声を選択手段によって第1
の音声記憶手段から選択し、読出手段によって読み出す
ことができる。
【0057】また、請求項4に記載の発明によれば、音
声入力手段によって入力される音声の音量を演算する音
量演算手段と、この音量演算手段によって演算された音
量が、所定の音量以上であるか否かを判定する音量判定
手段とを備え、第1の音声記憶手段は、音量判定手段
が、音量演算手段によって演算された音量が、所定の音
量以上であると判定したタイミングで音声入力手段によ
って入力された音声を記憶するため、音声が所定の音量
以上の場合に音声の記憶を行い、音声が所定の音量を下
回っている場合は音声の記憶を行わないようにできる。
したがって、記憶されている部分と記憶されていない部
分とを区別できる表示を行うことができる。また、所定
の音量を下回っている場合は記憶を行わないため、効率
の良い記憶を行うことができる。
【0058】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
筆記面に筆記が開始されたことを検出する筆記開始検出
手段を備え、記憶手段は、筆記開始検出手段によって筆
記面に筆記が開始されたことが検出されたタイミングで
音声入力手段によって入力される音声の記憶を開始する
ため、筆記と同時に自動的に音声の記憶を開始すること
ができることから、音声の記憶忘れを防止できる。
【0059】また、請求項6に記載の発明によれば、音
声入力手段によって入力される音声の記憶を開始する記
憶開始スイッチと、記憶を停止する記憶停止スイッチと
を有する筆記手段を備えるため、それらスイッチが電子
黒板上に設けられている場合よりも記憶の開始および停
止を容易かつ迅速に行うことができる。
【0060】さらに、請求項7に記載の発明によれば、
音声再生手段による音声の再生を開始する再生開始スイ
ッチと、再生を停止する再生停止スイッチとを有する筆
記手段を備えるため、それらスイッチが電子黒板上に設
けられている場合よりも音声の再生および停止を容易か
つ迅速に行うことができる。
【0061】そして、請求項8に記載の発明によれば、
筆記面の筆記領域を検出し、入力された音声と、上記検
出された筆記領域とを対応付けて記憶手段に記憶する記
憶プログラムと、所定の筆記領域が検出された場合に、
その所定の筆記領域に対応付けられて記憶されている音
声を記憶手段から読出すとともに、その読出した音声を
再生する音声再生プログラムと、が記憶された記憶媒体
という構成であるため、その記憶媒体を用いることによ
り、請求項1ないし請求項7に記載の電子黒板を実現で
きる。
【0062】また、請求項9に記載の発明によれば、上
記所定の筆記領域を指定する筆記領域指定プログラムを
有しており、上記音声記憶プログラムは、入力された音
声を記憶手段に備えられた第1の音声記憶手段に記憶す
る第1の音声記憶プログラムと、第1の音声記憶手段に
記憶された音声を読出す音声読出プログラムと、所定の
筆記領域が検出された場合に、その検出された所定の筆
記領域と、読出された音声とを対応付けて記憶手段に備
えられた第2の音声記憶手段に記憶する第2の音声記憶
プログラムと、を有しており、音声再生プログラムは、
上記指定された所定の筆記領域に対応付けられて記憶さ
れている音声を第2の音声記憶手段から読出すととも
に、その読出した音声を再生するように構成されている
ため、それらのプログラムを用いることにより請求項2
に記載の電子黒板を実現できる。
【0063】さらに、請求項10に記載の発明によれ
ば、第1の音声記憶手段に記憶された音声の音量に対応
する表示を行う音量表示プログラムと、この音量表示プ
ログラムによって行われる表示に対応する音声を第1の
音声記憶手段から選択するための選択プログラムと、を
有しており、音声読出プログラムは、選択プログラムに
よって選択された音声を第1の音声記憶手段から読出す
ように構成されているため、それらのプログラムを用い
ることにより請求項3に記載の電子黒板を実現できる。
【0064】また、請求項11に記載の発明によれば、
第1の音声記憶プログラムは、入力される音声の音量を
演算するとともに、その演算された音量が所定の音量以
上であるか否かを判定する音量判定プログラムを備え、
その音量判定プログラムによって上記演算された音量
が、上記所定の音量以上であると判定したタイミングで
上記入力された音声を記憶するように構成されているた
め、その第1の音声記憶プログラムを用いることにより
請求項4に記載の電子黒板を実現できる。
【0065】さらに、請求項12に記載の発明によれ
ば、上記記憶プログラムは、筆記面に筆記が開始された
ことを検出し、その検出のタイミングで前記入力される
音声の記憶を開始するように構成されているため、その
第1の音声記憶プログラムを用いることにより請求項5
に記載の電子黒板を実現できる。
【0066】また、請求項13に記載の発明によれば、
上記電子黒板には、入力される音声の記憶を開始する記
憶開始スイッチおよび記憶を停止する記憶停止スイッチ
を有する筆記手段が備えられており、上記記憶プログラ
ムは、筆記手段の有する記憶開始スイッチおよび記憶停
止スイッチから出力される信号に基づいて上記入力され
る音声の記憶開始および記憶停止を行うように構成され
ているため、その第1の音声記憶プログラムを用いるこ
とにより請求項6に記載の電子黒板を実現できる。
【0067】請求項14に記載の発明によれば、電子黒
板には、音声の再生を開始する再生開始スイッチおよび
再生を停止する再生停止スイッチを有する筆記手段が備
えられており、上記音声再生プログラムは、再生開始ス
イッチおよび再生停止スイッチから出力される信号に基
づいて記憶手段から読出した音声の再生開始および再生
停止を行うように構成されているため、その第1の音声
記憶プログラムを用いることにより請求項7に記載の電
子黒板を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明実施形態の電子黒板の主要
構成を示す外観説明図であり、図1(B)は図1(A)
に示す電子黒板に備えられた操作部20を拡大して示す
説明図である。
【図2】図2(A)は、ペンの構成を示す外観説明図で
あり、図2(B)は、筆記領域を示す説明図である。
【図3】図1に示す電子黒板の主な電気的構成を示す説
明図である。
【図4】図4(A)はROM31の記憶内容を示す説明
図であり、図4(B)および図4(C)はRAM32の
記憶内容を示す説明図である。
【図5】CPU30が実行する主な処理の内容を示すフ
ローチャートである。
【図6】CPU30が図5のS10において実行する録
音処理の内容を示すフローチャートである。
【図7】CPU30が図5のS40において実行する記
憶処理の内容を示すフローチャートである。
【図8】CPU30が図5のS60において実行する再
生処理を示すフローチャートである。
【図9】図6に示す録音処理の変更例を一部を省略して
示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 電子黒板 13 タッチパネル 13a シート 13b タッチセンサ 13c LCD 14 ペン 15 マイクロフォン 18 スピーカ 28 インジケータ(音量表示手段) 29 選択ボタン(選択手段) 30 CPU 31 ROM(記憶媒体) 32 RAM(記憶手段) A 筆記領域

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記面と、 この筆記面の筆記領域を検出する筆記領域検出手段と、 音声を入力する音声入力手段と、 この音声入力手段によって入力された音声と、前記筆記
    領域検出手段によって検出された筆記領域とを対応付け
    て記憶する記憶手段と、 前記筆記領域検出手段によって所定の筆記領域が検出さ
    れた場合に、その所定の筆記領域に対応付けられて記憶
    されている音声を前記記憶手段から読出すとともに、そ
    の読出した音声を再生する音声再生手段と、 が備えられたことを特徴とする電子黒板。
  2. 【請求項2】 前記所定の筆記領域を指定する筆記領域
    指定手段が備えられており、 前記記憶手段には、 前記音声入力手段によって入力された音声を所定のタイ
    ミングで記憶する第1の音声記憶手段と、 この第1の音声記憶手段に記憶された音声を読出す音声
    読出手段と、 前記筆記領域検出手段によって検出された所定の筆記領
    域と、前記音声読出手段によって読出された音声とを対
    応付けて記憶する第2の音声記憶手段と、が備えられて
    おり、 前記音声再生手段は、 前記筆記領域指定手段によって所定の筆記領域が指定さ
    れた場合に、その指定された所定の筆記領域に対応付け
    られて記憶されている音声を前記第2の音声記憶手段か
    ら読出すとともに、その読出した音声を再生するように
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子
    黒板。
  3. 【請求項3】 前記第1の音声記憶手段に記憶された音
    声の音量に対応する表示を行う音量表示手段と、 この音量表示手段によって行われる表示に対応する音声
    を前記第1の音声記憶手段から選択するための選択手段
    と、が備えられており、 前記音声読出手段は、 前記選択手段によって選択された音声を前記第1の音声
    記憶手段から読出すように構成されていることを特徴と
    する請求項2に記載の電子黒板。
  4. 【請求項4】 前記第1の音声記憶手段は、 前記音声入力手段によって入力される音声の音量を演算
    する音量演算手段と、 この音量演算手段によって演算された音量が、所定の音
    量以上であるか否かを判定する音量判定手段とを備え、
    その音量判定手段が、前記音量演算手段によって演算さ
    れた音量が、前記所定の音量以上であると判定したタイ
    ミングで前記音声入力手段によって入力された音声を記
    憶するように構成されていることを特徴とする請求項2
    または請求項3に記載の電子黒板。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、 前記筆記面に筆記が開始されたことを検出する筆記開始
    検出手段を備え、その筆記開始検出手段によって前記筆
    記面に筆記が開始されたことが検出されたタイミングで
    前記音声入力手段によって入力される音声の記憶を開始
    するように構成されていることを特徴とする請求項1な
    いし請求項4のいずれか1つに記載の電子黒板。
  6. 【請求項6】 前記音声入力手段によって入力される音
    声の記憶を開始する記憶開始スイッチおよび記憶を停止
    する記憶停止スイッチを有しており、前記記憶手段と電
    気的に接続された筆記手段が備えられたことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の電子
    黒板。
  7. 【請求項7】 前記音声再生手段による前記音声の再生
    を開始する再生開始スイッチおよび再生を停止する再生
    停止スイッチを有しており、前記音声再生手段と電気的
    に接続された筆記手段が備えられたことを特徴とする請
    求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の電子黒
    板。
  8. 【請求項8】 電子黒板を制御するためのコンピュータ
    プログラムが記憶された記憶媒体であって、 筆記面の筆記領域を検出し、入力された音声と、前記検
    出された筆記領域とを対応付けて記憶手段に記憶する記
    憶プログラムと、 所定の筆記領域が検出された場合に、その所定の筆記領
    域に対応付けられて記憶されている音声を前記記憶手段
    から読出すとともに、その読出した音声を再生する音声
    再生プログラムと、 が記憶されたことを特徴とする記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記所定の筆記領域を指定する筆記領域
    指定プログラムを有しており、 前記記憶プログラムは、 前記入力された音声を前記記憶手段に備えられた第1の
    音声記憶手段に記憶する第1の音声記憶プログラムと、 前記第1の音声記憶手段に記憶された音声を読出す音声
    読出プログラムと、 前記所定の筆記領域が検出された場合に、その検出され
    た所定の筆記領域と、前記読出された音声とを対応付け
    て前記記憶手段に備えられた第2の音声記憶手段に記憶
    する第2の音声記憶プログラムと、を有しており、 前記音声再生プログラムは、 前記筆記領域指定プログラムによって指定された所定の
    筆記領域に対応付けられて記憶されている音声を前記第
    2の音声記憶手段から読出すとともに、その読出した音
    声を再生するように構成されていることを特徴とする請
    求項8に記載の記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記第1の音声記憶手段に記憶された
    音声の音量に対応する表示を行う音量表示プログラム
    と、 この音量表示プログラムによって行われる表示に対応す
    る音声を前記第1の音声記憶手段から選択するための選
    択プログラムと、を有しており、 前記音声読出プログラムは、 前記選択プログラムによって選択された音声を前記第1
    の音声記憶手段から読出すように構成されていることを
    特徴とする請求項9に記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記第1の音声記憶プログラムは、 前記入力される音声の音量を演算するとともに、その演
    算された音量が所定の音量以上であるか否かを判定する
    音量判定プログラムを備え、その音量判定プログラムに
    よって前記演算された音量が、前記所定の音量以上であ
    ると判定したタイミングで前記入力された音声を記憶す
    るように構成されていることを特徴とする請求項9また
    は請求項10に記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記記憶プログラムは、 筆記面に筆記が開始されたことを検出し、その検出のタ
    イミングで前記入力される音声の記憶を開始するように
    構成されていることを特徴とする請求項8ないし請求項
    11のいずれか1つに記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記電子黒板には、 前記入力される音声の記憶を開始する記憶開始スイッチ
    および記憶を停止する記憶停止スイッチを有する筆記手
    段が備えられており、 前記記憶プログラムは、 前記筆記手段の有する前記記憶開始スイッチおよび記憶
    停止スイッチから出力される信号に基づいて前記入力さ
    れる音声の記憶開始および記憶停止を行うように構成さ
    れていることを特徴とする請求項8ないし請求項12の
    いずれか1つに記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記電子黒板には、 前記音声の再生を開始する再生開始スイッチおよび再生
    を停止する再生停止スイッチを有する筆記手段が備えら
    れており、 前記音声再生プログラムは、 再生開始スイッチおよび再生停止スイッチから出力され
    る信号に基づいて前記記憶手段から読出した音声の再生
    開始および再生停止を行うように構成されていることを
    特徴とする請求項8ないし請求項13のいずれか1つに
    記載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002268617A (ja) * 2001-03-08 2002-09-20 Ricoh Co Ltd 電子黒板アプリケーションシステム
KR20150135056A (ko) * 2014-05-23 2015-12-02 삼성전자주식회사 컨텐트를 재생하는 방법 및 이를 위한 디바이스

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