Zenlyの後継アプリとして人気が爆発的に高まっている「whoo」。位置情報共有アプリとしてZenlyに極めて近い操作性を持つことが、使いやすさにも繋がっており、ユーザーの支持を集めています。
一方で、Zenlyと同じくやはり友達に「24時間位置情報を共有し続けるのは抵抗感がある」人も多いもの。そこで役立つのが、whooの「ゴーストモード」。友達に位置情報をあいまいに表示したり、現在の位置情報を固定したりする設定です
(画像引用元:App Store「whoo」)
今回はwhooでゴーストモードに設定したときに、相手からはどのように見えるのか。また「位置情報を隠していることは友人にバレるのか」検証し、解説します。
whooのゴーストモードとは?
まず前提として、whooのゴーストモードは非常に正確な位置情報をマップ上に表示します。
上のスクリーンショットはパートナーに筆者の位置情報をスクショしてもらったもの。【左】この日、筆者は山手線に乗って大崎・五反田の方面から渋谷に向かいました。【右】ちなみに渋谷に向かった目的は、ハチ公前のあたりから渋谷駅に張り出されていたPayPayの広告(中居正広さん出演)を撮影したかったためです
こうした正確な情報が友人に撮影されることに、筆者としてはあまり抵抗が無いですが、やはり「隠しておきたい」人もいるものでしょう。そうしたときに役立つのが、位置情報を固定させたり、あいまいにできる「ゴーストモード」です。
whooのゴーストモードの設定方法
whooのゴーストモードの設定方法は「あいまい」か「フリーズ」かで、少しずつ違います。まずはそれぞれの設定方法を紹介します。
「あいまい」の設定方法
whooのゴーストモードでは「あいまい」「フリーズ」の2通りの設定が存在します。まずは「あいまい」の設定方法は以下の通りです。
【3】チェックマークがついている友人に対して、③「あいまい」か④「フリーズ」、どちらの設定にしたいか選びます。今回は「あいまい」を選びましょう。【4】設定が完了すると、そのユーザーが『あいまいな位置』という項目に表示されるようになります
「フリーズ」の設定方法
「フリーズ」の設定は以下の通りです。
【3】ゴーストモードは「友人ごと」に設定するため、③フリーズしたい友達のチェックボックスに対してチェックを入れます。④「フリーズ」をタップ 【4】⑤その友達が「フリーズした位置」の箇所に表示されるようになれば設定完了です
whooのゴーストモード「あいまい」「フリーズ」の違い
ゴーストモードの「あいまい」と「フリーズ」に設定すると相手からどう見えるか、それぞれ画像付きで解説します。
「あいまい」に設定したときの相手からの見え方
【あいまいに指定された側】上のスクリーンショットで赤枠に囲んでいるのが「あいまい」の目印となるマーク。このマークが友人に出ている場合、自分はその友人に「あいまい」に指定されています。つまり「いまは位置情報を、正確には知られたくない」と思われているかもしれません
「フリーズ」に設定したときの相手からの見え方
フリーズに設定した場合の相手からの見え方は、あいまいよりもはるかにシンプルで「同じ場所に留まり続けている」ように見えるだけです。たとえばハチ公前でフリーズにした場合、その友人から自分は「延々とハチ公前から一歩も動かない人」に見えるでしょう。
ただしフリーズにすると、アイコンの上に「13分前」など何分前からフリーズにしているかの表示がされます。向かって右はフリーズにしていない場合の表示。「オンライン」か「〇分前」かで、フリーズにしているかどうかの判断はできます
whooのゴーストモードは相手にバレる?
ゴーストモードにすると「あいまい」であろうと「フリーズ」であろうと、友人にはバレます。あいまいの場合は特徴的な「あいまい」のマークがアイコンに表示され、またフリーズにすると「〇分前」表記が出るためです。
つまり「位置情報を隠している」ことが相手に分からないような形で、位置情報を隠すのはゴーストモードでは難しいといえます。
まとめ
whooのゴーストモードには「あいまい」「フリーズ」が存在し、どちらも便利な設定ではありますが「位置情報を隠している」ことはwhoo上の友人にはバレてしまいます。
もともと、whooは「位置情報共有アプリ」であり、位置情報を共有し合うのに抵抗が無いパートナー同士や友人同士での利用を前提にしているといえるでしょう。
「昨日、位置情報をフリーズしてたよね、どこに行ってたの?」などと目くじらを立て合うような関係ではなく、自分もフリーズ機能などを使うし、相手も使うといったおおらかな感情でwhooを使うことをおすすめします。