“日本屈指の飲み屋街”でスナックを営む20代女性が見た、“帰り際が残念な客”の特徴5選「会計後に居座るのはNG」
東京の上野でスナックを営む大谷麻稀です。会社員を辞め、未経験の水商売で独立してから早2年。日本屈指の飲み屋街で、昼も夜もさまざまな人間模様を見てきた私が、今夜のお酒がちょっぴり美味しくなるコラムをお届けします。
夜の街、酒が進むほどに人となりが垣間見える場所、それがスナックをはじめとした夜のお店。「家に帰るまでが遠足」とは子供の頃によく聞きましたが、大人は「家に帰るまでが夜遊び」です。細分化して言うと、「退店するまでがその人の“飲み方”」です。
今回は、夜のお店でお会計が終わったあとから店の敷地を出るまでの間で、「飲み方は綺麗だったのに、帰り際が残念だったな……」と思われてしまう行動を紹介します。
これは説明するまでもなく、アウトです。キャバクラやガールズバーを中心に、夜のお店は時間制が設けられていることが多いです。悪気なく堂々と居座ることもあれば、「自分が入れたカラオケが回ってくるまで待って!」と勝手な解釈で独自判定でOKにされることも(この言い方されると、断りづらい……)。
夜のお店は、お酒に対して課金されているわけではありません。会計後はお酒飲んでないからOK、ではないのです。目に見えないものだから軽視されていますが、時間制のお店で会計後の居座りは「食い逃げ」と同じです。
会計後に、「彼女と別れたんだよね」など重い話をし始めるのも困りものです。話を聞いて欲しくて言ってるのでしょうが、それは会計前に話して欲しかった……。
「そうなんだ、でももう会計終わってるから次回聞くね!」とシャットダウンしたら、「冷たいやつ」になりそうな空気……。会計後に新たなトピックスをぶち込むのはやめましょう。
大谷麻稀
①会計後に居座る
②会計後に長話を始める
上野にてスナックを経営する28歳。大好きなお酒にコミットするべく鉄道会社を退職し、ほぼ未経験の世界へ転身。TOEIC910取得。趣味は海外一人旅。
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