不動産プラグインは WordPressデフォルトテーマ(Twentyシリーズ)で表示するように 独自のテンプレートやCSSを使用していますので、WordPressデフォルトテーマと「WP 不動産オンライン」が販売している デザインテーマ 以外の一般のテーマでは正しく表示されません。
デザイン・レイアウトによっては不動産プラグイン内のテンプレートファイルを直接変更する方法もありますが、不動産プラグインのバージョンアップに対応できなくなります。
そこで下記、作業を行って頂く事で テーマ内のテンプレートだけで完結しますので安心です。
*この作業は専門知識が必要ですので解らない場合は作業をしないでください。(WEB製作者限定)
下記のテンプレートが対象になります。
home.php | トップページテンプレート |
archive-fudo.php | 物件リストテンプレート (プログラム部分) |
archive-fudo-loop.php | 物件リストテンプレート (物件表示部分) |
single-fudo.php | 物件詳細テンプレート |
※archive-fudo.php と archive-fudo-loop.php はセットでコピーしてください。
不動産プラグイン(本体)のテンプレートを置いているフォルダ(wp-content/plugins/fudou/themes) より、変更したいテンプレートの部分だけ、オリジナルで制作するテーマフォルダへコピーしてください。
次に、このままでしたら元のファイルを読みに行きますのでテーマに設置したテンプレートを読みに行くように設定します。
変更したいテンプレートの部分だけ、オリジナルテーマ内の functions.php に該当する下記コードを追加してください。
テーマ側に設置したテンプレートを読むようになりましたら、そのテンプレートをテーマのデザイン・レイアウトにあわせてHTML構造やCSSのid/classを修正変更してください。
トップページ(home.php)をコピーした場合
/* * トップテンプレート切替キャンセル * この記述で、オリジナルテーマ内home.phpを読みます。 * * 不動産プラグイン v1.4.0 ~ */ //標準切替キャンセル (不動産プラグイン v1.4.0 ~) remove_filter( 'template_include', 'get_post_type_top_template_fudou' );
※このコード(切替キャンセル)を設置するだけでオリジナルテーマ側に置いたhome.phpを読みにいきます。
home.phpを触らずに 固定ページや投稿ページをトップページにする
home.phpを触らずに 固定ページや投稿ページをトップページにする事も可能です。
トップページにはウイジェットが不要な場合で、後からでも自由に変更したい場合には最適です。
また、Full Width Pageテンプレート を使う事(テーマが対応していれば)でサイドウイジェットも非表示にする事もできます。
※WordPressの標準機能です
【設定例】
固定ページを新規作成してトップページコンテンツを入力します。
管理画面 編集→表示設定で固定ページを指定します。
物件詳細ページ(single-fudo.php)をコピーした場合
/* * 物件詳細テンプレート切替キャンセル * 標準切替キャンセルするだけで、オリジナルテーマ内single-fudo.phpを読みます。 * * 不動産プラグイン v1.4.0 ~ */ //標準切替キャンセル (不動産プラグイン v1.4.0 ~) remove_filter( 'template_include', 'get_post_type_single_template_fudou' );
※このコード(切替キャンセル)を設置するだけでオリジナルテーマ側に置いたsingle-fudo.phpを読みにいきます。
物件一覧ぺージ(archive-fudo.phpとarchive-fudo-loop.php)をコピーした場合
/* * 物件リストテンプレート切替 * * 不動産プラグイン v1.5.3 ~ */ //標準切替キャンセル (不動産プラグイン v1.5.3 ~) remove_filter( 'template_include', 'get_post_type_archive_template_fudou' , 11); //オリジナルテーマ内 archive-fudo.php を読み込むように再設定。 function fudo_body_org_class( $class ) { $class[0] = 'archive archive-fudo'; return $class; } function get_post_type_archive_org_template( $template = '' ) { global $wp_query; $cat = $wp_query->get_queried_object(); $cat_name = isset( $cat->taxonomy ) ? $cat->taxonomy : ''; if ( isset( $_GET['bukken'] ) || isset( $_GET['bukken_tag'] ) || $cat_name == 'bukken' || $cat_name =='bukken_tag' ) { status_header( 200 ); $template = locate_template( array('archive-fudo.php', 'archive.php') ); add_filter( 'body_class', 'fudo_body_org_class' ); } return $template; } add_filter( 'template_include', 'get_post_type_archive_org_template' , 11 );
これで オリジナルテーマ側に置いた archive-fudo.php と archive-fudo-loop.php を読みにいきます。
ご注意
※テーマフォルダへコピーしたファイルは不動産プラグイン(本体)をバージョンアップしても変更されません。
※バージョンアップした際に必要ならば差分を反映させてください。
CSSファイルの扱いについて
/* * CSS追加キャンセル * 不動産プラグイン内の 各デフォルトテーマ用CSS の読み込みをキャンセルします。 * 必要なCSS記述はオリジナルテーマ内 style.css へコピーしてください。 * * 不動産プラグイン v1.5.0 ~ */ //標準切替キャンセル (不動産プラグイン v1.5.0 ~) remove_action( 'wp_enqueue_scripts', 'add_header_css_js_fudou', 12 );
不動産プラグインの 各デフォルトテーマ用CSS の読み込みをキャンセルします。
※テーマに合わせたデザインCSS新規作成してください。
※fudou/themes/style2025.cssやfudou/themes/corners2025.cssを参考にしてください。
他の不動産プラグインシリーズのCSSファイルの扱いについて
オリジナルのテーマ等で以下のプラグインのCSSが不要になる場合は下記コードを追記してください。
※テーマに合わせたデザインCSSを記述してください。
//不動産閲覧履歴プラグイン の CSS を読み込まなくする (v1.5.0 ~) remove_action( 'wp_enqueue_scripts', 'add_header_history_css_fudou', 12 );
不動産マッププラグインの場合
不動産マッププラグインを利用している場合は、wp-content/plugins/fudoumap 内の page-mapXX.php をオリジナルのテーマフォルダへコピーしてください。
//標準インマップページテンプレート切替キャンセル remove_filter('template_include', 'get_post_type_template_map' ); //インマップページテンプレート切替 function get_post_type_template_map_org( $template = '' ) { global $wp_query; $pagename = isset($wp_query->query_vars['name']) ? $wp_query->query_vars['name'] : ''; //rewrite $page = isset( $_GET['page'] ) ? esc_attr( stripslashes( $_GET['page'] )) : '' ; if( ( $page == 'map' && is_front_page() ) || $pagename == 'map' ){ //オリジナルで作ったファイルを テーマフォルダ 内に設置した場合。( page-map-org.php として ) $template = locate_template( array('page-map-org.php', 'index.php') ); } return $template; } add_filter( 'template_include', 'get_post_type_template_map_org', 12 );
※CSSファイルの読み込み記述は page-mapXX.php 内に書いてありますので直接、編集してください。
※テーマに合わせたデザインCSSを記述してください。
これで準備は出来ましたので 各テンプレートを デザイン・レイアウト修正 を開始してください。
※テーマフォルダへコピーしたファイルは不動産プラグイン(本体)をバージョンアップしても変更されません。
※バージョンアップした際に必要ならば差分を反映させてください。
※こちらも一読ください。不動産プラグイン テンプレート http://nendeb.jp/?p=16