2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
本日(平成20年1月30日)の朝日新聞の読者投稿欄に産婦人科医の投稿が載った。50歳台後半の開業医である。タイトルは『「籠の鳥」の私 心の中で遊ぶ』。開業して30年になるがなかなか休めず、年に1〜2回しか休みがとれない。また急患や分娩に対応するために…
新聞1面の下4分の1にはよく本の広告が載っている。内容がデタラメのトンデモ本でも載るようだが、新聞社も商売であるからして仕方なかろう。だが、たとえば「南京大虐殺はなかった!朝日新聞の欺瞞」といった本でも載せてくれるかどうかは興味深いところであ…
な・・・・なんだってー!!(AA略) ■進化論は間違っていた!?(livedoorニュース) 「実はダーウィンの進化論を生命の進化の常識として信じきっているのは日本人くらいなのです。ダーウィンの進化論は聖書が語るすべてを否定することで、すなわち神の存在を…
ベストセラーの■生物と無生物のあいだ(福岡伸一 著)を読んでみた。前半は著者の留学体験を通して生物学の発展をわかりやすく解説し、後半は「生命とは動的平衡(ダイナミック・イクイリブリアム)にある流れである」という生命観を論じている。著者の福岡…
■自分の首を絞める喫煙者の続きの■喫煙とマナーに関する議論の続きのコメント欄がいっぱいになったので、続きはこちらで。 何が申し訳ないのだろう?(画像と内容は無関係です) それはそれとして、コメント欄がいっぱいになる現象について少し述べておこう…
まずは毎日新聞の記事より。 ■タミフル:厚労省解析「異常行動が半減」誤りの可能性*1(毎日新聞) タミフルは、10代の使用が原則禁止されている。研究班は、06年末から07年前半にインフルエンザにかかった18歳未満の患者、約1万人のデータを解析。…
右を買う人いるのか?(画像と内容は無関係です) ■自分の首を絞める喫煙者のコメント欄で議論が行なわれているが、どうやらコメント欄がいっぱいになったので、こちらのほうで続きを。共用のスペースにおいて喫煙を行い、管理規約には煙草を吸ってはいけな…
ニセ科学批判批判をされているmercaさんの新しいエントリー。 ■ニセ科学批判の意味空間(社会学玄論)*1 ニセ科学は、やはり科学が唯一絶対的な正しい真理であるという暗黙の前提に支えられているような気がする。そして、ニセ科学批判も、科学の立場からな…
■妊婦健診受けて!無料回数アップへ(日本海新聞) 妊婦が定期的に受けるべき妊婦健診。近年、仕事の都合や健診費用を賄えないなどの理由で受診しない妊婦が問題となっている。かかりつけ医を持たないまま分娩(ぶんべん)の時期を迎えて病院へ駆け込む「飛…
■急患対応に調整役 たらい回し対策 地元医師ら配置(朝日新聞) 救急患者のたらい回しが起きた時には「調整官」に対応させます――政府は4月から、急患の搬送先の医療機関が見つからず手遅れになるのを防ぐため、搬送先を探して、受け入れを依頼するコーディ…
■まちの病院がなくなる!?―地域医療の崩壊と再生 伊関 友伸 (著) 医療崩壊に関する本としては珍しく、非医療従事者によって書かれた。著者の伊関は2004年3月まで埼玉県に勤務する公務員であり、県立病院課および県立精神医療センターの職員として埼玉県立病院…