カラフルな色合いで、クッション性が高く座り心地も良好と謳う、コールマン レジャーシート デラックス。「寒い季節でもひんやりしない」「軽くて大きさもちょうどよい」と評判です。しかし、「収納サイズが大きい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のレジャーシートとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、レジャーシート選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
こちらの商品はリニューアルされているため、現行品とは仕様が異なります。詳細は公式サイトをご確認ください。
目次
良い
気になる
コールマン レジャーシート デラックスは、ビーチ・デイキャンプなど長時間滞在するシーンにおすすめです。中地にはポリウレタンフォームを使用し、ふかふかとした座り心地が魅力。比較したほかの商品には、生地が薄くお尻が痛くなるものもありましたが、実際に使用したモニターからは「地面の凹凸を感じづらい」「毛布っぽい」とのコメントが寄せられました。
持ち手が本体と一体型なのもうれしいポイント。収納袋を紛失する心配がなく、スムーズに展開・収納できます。比較したなかには生地が硬く、折りたたみにくいものもありましたが、本商品は生地が柔らかく面ファスナーで比較的簡単にまとめられました。
重さは実測値で約1050g。比較した全商品の平均値990.5g(※執筆時点)を若干上回るものの、持ち運びにさほど苦労はしないでしょう。厚さが3mmあり、軽さだけでなく座り心地にもこだわった設計。「収納サイズが大きい」との口コミもありますが、実際に手に持っても負担には感じませんでした。
洗濯対応については明記されていませんが、防水撥水加工が施され汚れに強い点も高評価。比較したほとんどの商品になかった砂よけを備えているのも利点です。砂が飛んできやすいビーチなどでも使いやすいので、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
今回ご紹介するコールマン レジャーシート デラックスは、アメリカのアウトドア総合メーカーであるコールマンから販売されているレジャーシート。カラフルなストライプ柄が目を惹くアイテムです。ファミリーで使いやすいサイズと、砂がシート内に入りにくい構造にもこだわっています。
コールマンでは、テント・タープ・シュラフ・クーラーボックスなどさまざまなアウトドアアイテムを展開。レジャーシートと一緒に使えるポップアップテントなども扱っているので、あわせて購入するのもおすすめですよ。
表地にはポリエステル、裏地には水を通さないPEVA素材を使用。中地にはポリウレタンフォームを入れ、3層構造に仕上げているのが特徴です。クッション性に優れた快適な座り心地を実現しているとアピールしています。
使用サイズは約210×170cmで、大人4人が座れる大きめタイプ。重さは約1.1kgです。ハンドルとストラップが本体に付属し、くるくると丸めて収納すれば約20×45cmにまとめられますよ。
スナップボタンでシートのフチを立ち上げられ、風や砂を防げる点も魅力のひとつ。海辺など、風が強く砂が飛んでくる場所で使いたいシーンにも役立つ仕様です。
コールマン公式サイトで紹介されているカラー展開は、グレージュストライプ・エメラルドの2色。どちらもデイキャンプやお花見などに思わず出かけたくなるような、やさしいカラーリングです。
なお検証ではサンセットカラーを使用しましたが、執筆時点で公式サイトでサンセットカラーの販売は確認できませんでした。ECサイトではサンセットカラーの販売が確認できたので、好みの場合はリサーチしてみてくださいね。
また、今回ご紹介するレジャーシート デラックスのほかに、ひと回り小さなレジャーシート デラックスミニも販売されています。サイズは約150×100cmで、大人2人で使用可能。1人でふらっと出かけたい場合や、カップルや夫婦での使用を想定するなら要チェックです。
今回はコールマン レジャーシート デラックスを含む、レジャーシート全20商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは、座り心地の検証です。
レジャーシートを使って花見やピクニックをしたことがあるモニター5名が花見スポットの芝生の上で実際に使用し、厚さや肌触りを確認。「厚さとクッション性があり地面の凸凹を感じにくく、お尻が痛くなりにくい商品」を高評価としました。
中地にポリウレタンフォームを使用し、座り心地はふかふかです。比較したほかの商品には、生地が薄く長く座っているとお尻が痛くなるものもありましたが、モニターからは「地面の凹凸を感じづらい」「小石は気にならない」と満足の声が挙がりました。
厚さの実測値は約3mmで、重量は約1050g。比較した結果、厚さ3mm以上・重量950〜1200gのものが持ち運びやすさと座り心地を両立しているとわかり、本商品も該当します。お花見やデイキャンプなど、ほかの荷物も多く同じ場所に長く滞在したいシーンに重宝するでしょう。
<厚みについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
柔らかい質感で心地よく、肌触りも優秀です。モニターからは「表面がふわふわしていて、厚さ以上に柔らかく感じる」などの声が挙がりました。
比較したなかにはツルッとした肌触りで、心地よさを感じにくいモデルも。本品は一部の人から「ほかの化繊起毛タイプと同様」との意見がありましたが、「クセがなくちょうどよい」「毛布っぽい」などプラスのコメントがほとんどでした。
<肌触りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、折りたたみやすさの検証です。レジャーシートを使って花見やピクニックをしたことがあるモニター5名が、折り目に沿ってスムーズに折りたためるか、1人でも折りたたみやすいかなどをチェック。「迷うことなく短時間でパッと折りたためる商品」を高評価としました。
結果、折りたたみやすさの評価も良好です。比較したなかには生地が硬くまとめにくい商品がありましたが、本商品は比較的楽に折りたためました。モニターからは「柔らかくてたたみやすい」などの声が挙がっています。
持ち手と一体型で、折りたたみ後にそのまま持ち運べるのもうれしいポイント。「面ファスナータイプの持ち手があるので、固定しやすい」などのコメントも寄せられており、携帯しやすいものがほしい人にも使いやすいでしょう。
<折りたたみやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、軽さの検証です。はかりを使って収納時の重量を計測。「軽量で体の負担になりにくい商品」を満足の基準として評価しました。
計測したところ、重さは約1050g。比較した全商品の平均値990.5g(※執筆時点)と並ぶと、とりわけ軽いとはいえないものの、満足の基準とした1300gを下回り持ち運びにそれほど苦労しないといえます。
比較したなかには200gを下回るものや、逆に2kg近いものも。軽いものは持ち運びやすく、重いものは座り心地がよい傾向がありましたが、本品は持ち運びやすさ・座り心地どちらも譲れない人にも候補となるでしょう。
使用サイズが210×170cmと広々していて、大人4人が座れるのも魅力。ファミリーでの使用を想定するなら「軽くて大きさもちょうどよい」との評判にも納得です。「収納サイズが大きい」という口コミもありましたが、収納時のサイズは幅20×奥行45cmと比較した商品内では特別大きくはありません。
最後は、機能性の検証です。
洗濯対応の可否・防水撥水加工の有無・砂よけの有無などをチェック。「より快適にアウトドアレジャーを楽しめる工夫が多い商品」を高評価としました。
機能性も、高評価を得ました。防水撥水加工が施されていて、汚れに強い点が魅力。比較した商品の多くに防水撥水加工が施されていましたが、汚れを拭き取りやすいのはメリットです。小さな子ども連れのアウトドアにもぴったりですよ。
ただ、洗濯対応についての記載がないのは気がかり。比較した商品の多くが洗濯に非対応でしたが、なかには洗濯機で丸洗いできるモデルもありました。清潔に使い続けたいなら、洗える商品もチェックしてみましょう。
砂よけがあるのも強みのひとつ。比較した商品に砂よけのあるものは少なかった点を考慮すると、ビーチなど砂が入りやすい場所での使用にも向いています。ただしペグ穴(ハトメ)はないので、強風が吹いている場合はまわりを荷物などでしっかり押さえておきましょう。
持ち手が本体と一体になっている点も便利。収納袋を紛失する心配もなく、スムーズに展開・収納できますよ。
重量(実測値) | 約1050g |
---|---|
中地素材 | PUフォーム(ポリウレタンフォーム) |
裏地素材 | PEVA |
厚さ(実測値) | 約3mm |
持ち手タイプ | 一体型 |
良い
気になる
最大使用人数(目安) | 4人 |
---|---|
本体使用時幅 | 210cm |
本体使用時奥行 | 170cm |
本体収納時幅 | 20cm |
本体収納時奥行 | 45cm |
表地素材 | ポリエステル |
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レジャーシートの正しいお手入れ方法をご紹介します。水洗いの可否によって洗い方が異なるので、以下を参考にしてください。
<水洗い可能なレジャーシートのお手入れ方法>
①掃除機をかける
②洗濯機で丸洗いOKなら洗濯機に入れる・手洗いのみなら水道で揉み洗いする
③晴れた日に天日干し
なお汚れが落ちにくい場合は、中性洗剤をつけて歯ブラシでこすりましょう。
<水洗い不可のレジャーシートのお手入れ方法>
①掃除機をかける
②中性洗剤を使い、濡れたタオルで拭く
③晴れた日に天日干し
汚れやニオイが気になる場合は、除菌スプレーを吹きかけてから乾かすのがおすすめ。水洗い不可のシートは、洗濯機にかけたり水洗いしたりすると布地が傷んだりシワがついたりするので注意しましょう。
コールマン レジャーシート デラックスは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入可能。値段や送料などをチェックして、お得に購入できる取扱店舗を選びましょう。
また、コールマン公式オンラインショップでも購入できます。価格は税込5,610円で、送料は無料(※執筆時点・公式サイト参照)。現物を確認したい場合は、コールマン公式オンラインショップから直営店情報を検索できるので、近くに直営店がないか確認するのもひとつの方法です。
最後に、コールマンのレジャーシートにはない機能を備えた商品をご紹介します。
清潔に使いたいなら、Grouport OutPort レジャーシートがおすすめです。防水撥水加工で汚れが浸透しにくく、裏面は手洗いもできます。また、約950gと軽量で持ち運びやすいのも大きな魅力。生地は厚みのある3層構造で、座り心地も申し分ありません。大きめサイズでファミリーにも重宝しますよ。
機能性を重視するなら、Heletora レジャーシートを要チェック。防水撥水加工はもちろん、ハトメ(ペグ穴)を備えていて、風が強いときでも飛んでいく心配がありません。手洗いにも対応しているので、清潔に使い続けられますよ。ショルダーストラップつきで肩掛けで持ち運べるのも魅力です。
重量(実測値) | 約950g |
---|---|
中地素材 | ウレタンスポンジ |
裏地素材 | 防水TPE |
厚さ(実測値) | 約3mm |
持ち手タイプ | 一体型 |
良い
気になる
最大使用人数(目安) | 5人 |
---|---|
本体使用時幅 | 200cm |
本体使用時奥行 | 200cm |
本体収納時幅 | 25cm |
本体収納時奥行 | 42cm |
表地素材 | アクリル100% |
OutPort レジャーシートをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量(実測値) | 約1120g |
---|---|
中地素材 | ウレタンフォーム |
裏地素材 | PEVA |
厚さ(実測値) | 約3mm |
持ち手タイプ | 一体型 |
良い
気になる
最大使用人数(目安) | 5人 |
---|---|
本体使用時幅 | 200cm |
本体使用時奥行 | 200cm |
本体収納時幅 | 36cm |
本体収納時奥行 | 17cm |
表地素材 | フリース |
Heletora レジャーシートをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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