アウトドアシーンでの宿泊に役立つ寝袋(シュラフ)。夏用・冬用など季節や車中泊など使用シーンに適したものがあるうえ、封筒型やマミー型、着るタイプの寝袋などバリエーションが豊富。モンベル・イスカ・ナンガなどの有名ブランドをはじめコールマン・ロゴスなどの人気アウトドアメーカーから販売されています。最近ではワークマン・ニトリ・コーナン・カインズといった実店舗やAmazonや楽天などECサイトでも取り扱いがあり、どれを選ぶか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の寝袋18商品を集め、7個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの寝袋をランキング形式でご紹介します。
Wilderness Risk Management Japan理事・日本アウトドアネットワーク会員。約20年間野外教育施設で活躍。その後アウトドアコンサルタントとして企画・開発をはじめ、自然環境やアウトドア活動に関する豊富な知識と経験を活かし、チームビルディング・教育研修も行う。アウトドアギアの商品検証や、自治体の青少年育成事業の講師などもつとめる。
防犯・防災の総合危機管理専門家として活動しており、護身術や防災グッズなど防災・防犯対策や危機管理業務について、企業・自治体・大学向けに実技指導・講演会・セミナー・監修を行うほか、TVや雑誌などメディアにも出演。43歳で硬式空手のチャンピオンとなっており、引退後に危機管理のアドバイス活動を開始。防犯・防災対策を実技と知識両方で広めるべく、活動している。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
保温性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「気温5℃の野外でも熱を逃さず暖かい空気をまとったように寝ることができ、全く寒さを感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「120Lのキャリーカートに積む際に他のキャンプ道具と合わせて積んでも他の荷物を圧迫することなく、邪魔にならない」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
寝袋が使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「キャンプが趣味であるテスターが、ファスナーが噛むことがなくスムーズに動き、寝袋に入りやすくドローコードを簡単に絞ることができると評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
収納袋からの出し入れのしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「キャンプが趣味であるテスターが簡単に素早く取り出せて、片付ける際に手間がかからないと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
寝心地がいい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「キャンプが趣味であるモニターが布団のような感覚で寝れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
肌触りがいい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「20〜40代の寝袋を一年以内に使用したことがある10人のモニターがより肌触りがいいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
撥水性がある商品としてユーザーがとても満足できる基準を「目視で水を弾いているのがわかり撥水機能があると判断できるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
以下の商品を検証し、ランキングをアップデートしました。
AIFLYCY| 寝袋
HAWK GEAR | 寝袋 シュラフ
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
検証ロジックのアップデートを行い、あわせてランキング・コンテンツの内容を刷新しました。
寝袋には夏用・3シーズン用(春~秋)・冬用の3種類が展開されており、使用する季節によって選ぶべきものが変わります。はじめて寝袋を購入する人には使用期間が長く、汎用性が高い3シーズン用がおすすめ。まずは3シーズン用を購入し、対応できない気温で使用する場合に夏用・冬用の購入を検討するとよいでしょう。
寝袋の暖かさを表す基準は、主に下限温度・極限温度・快適使用温度の3つ。これらのなかで見るべき基準は、快適使用温度です。快適使用温度とは、一般的な成人女性が寒さを感じることなく寝られる温度域のこと。快適使用温度が-5〜10℃の3シーズン用は、春・秋の平野部でキャンプをしたい人にぴったりです。また、夏のキャンプでも川の近くや山間部では夜に冷え込むため、スリーシーズン用が活躍します。
寝袋は災害で避難が必要となったとき、体を温かく保つのに役立ちます。防災カバンに入れて避難所に持ち運べるものもあるので、防災用に購入するのもおすすめです。
避難所にはパーテーションがなく、音や光で眠りを妨げられる場合も。寝袋を使用することで音や光をある程度抑えられ、ストレス軽減につながります。
寝袋と検索すると、検索結果で表示されることが多い「シュラフ」という言葉。実は寝袋とシュラフは同じ意味の言葉です。シュラフはドイツ語のシュラフザックが語源で、日本ではザックが省略され、シュラフという名で広まりました。ちなみに英語ではスリーピングバックと呼ばれています。
寝袋(シュラフ)を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
寝袋を選ぶ際に重要となるのが保温性の高さです。急な冷え込みに対応するためにも、保温性の高さの評価が★4.5以上の商品を選びましょう。検証の結果、3シーズン用のなかでも保温性の高さには差があることがわかりました。ある程度保温性の高い商品を選んでおくと、春〜秋まで広い範囲の気温で使用できる点が魅力です。
寝袋に必要な暖かさは季節や標高によって異なります。秋口の山間部でキャンプをする場合は、3シーズン用のなかでも特に暖かいものを選びましょう。山は天候が変わりやすく、日中との寒暖差が激しいため、保温力が高い寝袋だと朝まで快適に過ごせます。
さらに、ドローコード(留め具つきのひも)がついているものがおすすめ。顔や肩についているドローコードを絞ることで、体と寝袋の間からの冷気の侵入を防ぐことができ、より暖かさをキープできるでしょう。
暑さへの温度調整はファスナーの開閉でできますが、保温力が低いと寒さで寝られず翌日の行動に影響が出るなど、フィールドでは様々なリスクを抱えることになります。耐寒に対する感覚は人それぞれ違いますので、使用する時期と標高に合わせて、快適に寝られるものを選びましょう。
寝心地と持ち運びやすさのどちらを優先するかに合わせて、寝袋の形状を選ぶのがおすすめ。寝袋には、主にマミー型と封筒型の2種類があります。封筒型は文字通り封筒のような長方形のもの。一方、マミー型は足元が細く体にフィットする形状のものです。それぞれのメリット・デメリットを確認し、使いやすいものを選びましょう。
自由な体勢で普段と同じように眠りたいなら、封筒型がおすすめです。四角い封筒のような形をしており、肩や足周りにゆとりがあるのが特徴。寝返りをうてるほどの広さがあるので、リラックスして眠れるでしょう。
なかでも肌に触れる生地が、サラサラな触り心地の寝袋はベタつきにくい点が魅力。実際に使用したモニターからは、「寒い時期から汗ばむ場面まで、幅広く快適に使えそう」との声が挙がりました。なお、サラサラな生地でも暑すぎて大量の汗をかくと生地がべたつく可能性があるので、あくまでも快適な温度で使用しましょう。
また、封筒型は完全に開けばブランケットやかけ布団としても使えるため、暑い季節には簡単に温度管理ができます。大判なので小さい子どもと添い寝ができるのも魅力です。
マミー型の商品は人体に沿ったデザインで、足元が細い形状なので寝袋全体が体に密着。人によっては窮屈感を感じ、寝心地が悪く感じる傾向もありました。ランキングでは実際に寝心地を詳細に紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
簡単に持ち運びたいなら、マミー型を選択しましょう。封筒型に比べてコンパクトにたたむことができ、持ち運びやすい点が特徴です。
なかでも、畳んだときの長さが32cm・直径20cm・重さ1,500g以下のものが片手で持てる大きさで持ち運びやすくおすすめ。120Lのキャリーカートに家族3~4人分の寝袋を積んでも、ほかのキャンプ道具を積むスペースが十分残ります。車に積むときにも荷物にならないうえ、バックパックに入れて持ち運べる点もメリット。使用しないときに自宅で保管する際にもかさばりにくいでしょう。
また、体にフィットしやすく隙間が少ないため、保温性が高い点も魅力。フードがついているので、頭部を覆うことでさらに保温性を高められます。封筒型に比べると寝心地は劣りますが、「Carinthia Defence 1 Top」は「寝心地の良さ」の検証で比較的評価が高かったので、気になる人はチェックしてくださいね。
寝袋の中綿素材には、ダウン(羽毛)と化学繊維の2種類があります。ダウンは水鳥の羽毛で、空気を多く含むため軽量で断熱性が高い点が特徴。一方、化学繊維はダウンに比べて重い傾向がありますが、価格が手頃である点がメリットです。同じ保温性で比較すると、軽さを求めるならダウン、コスト重視なら化学繊維が候補になります。
なお、ダウンは水に濡れると空気を含まなくなり、保温性が著しく低下するため注意が必要です。一方、化学繊維は濡れてもある程度暖かく、乾きやすいという特徴があります。現在では撥水加工されたダウン寝袋や、軽量な保温性ポリゴンを使用した化繊の寝袋など、それぞれの弱点を補う寝袋も出てきています。
持ち運びやすさを重視するなら、コンプレッションバッグつきの商品がおすすめです。収納時に本体を圧縮して小さくできるのが特徴。また、コンプレッションバッグのベルトがバックル式のものだと、すぐに圧縮を解くことができます。
使用するシーンに応じて、必要な性能が備わっているかチェックしましょう。
車中泊で使用する場合は、保温性の高さと寝心地のよさを重視して選ぶのがおすすめです。車内は夜になると冷え込むことがあるので、保温性が高いものを選びましょう。また、軽自動車などの狭い車で車中泊をする場合は、車内と外の温度差で窓が結露して濡れる可能性があるため、撥水性の高さも大切。車移動なので、持ち運びやすさはそこまで重視しなくてもよいといえます。
ソロキャンプやツーリングで使用したい人は、保温性の高さと持ち運びやすさに着目してください。悪天候により体が冷えることもあるため、保温性が高い商品を選びましょう。さらに、バックパックやツーリングであれば持ち物を減らす必要もあるため、コンパクトに持ち運びやすいものだと移動時にも便利です。
登山用には、持ち運びやすさと保温性の高さを兼ね備えたダウン素材かつマミー型の商品がぴったり。登山ではできるだけ荷物を減らすことが重要なので、寝袋のなかで最もコンパクトで保温性の高いマミー型が重宝します。素材は軽量で保温力が高いダウンを選んで、山の寒さに備えましょう。また、テント内は外気温との差から結露が発生しやすく、寝袋が濡れることが多いため、撥水加工がされた寝袋がおすすめです。
キャンプでは周囲の暗さや寒さで手元が見えにくいことも。ファスナーやドローコードが扱いやすいものなら環境が悪くてもストレスなく使えますよ。
片手で簡単に開閉したいなら、ファスナーが噛みづらいものがおすすめ。内側の生地が薄く柔らかい商品は、生地がファスナー側にはみ出て噛みやすく使いづらいと感じることがあります。ファスナーが噛みにくいものなら、暗くて手元が見えにくい環境でも引っかかることなく快適に使用できるでしょう。
保温性の高さを重視するなら、ドローコードの締めやすさにも着目。ドローコードがあることで外気を寝袋内に入れず、保温性をキープできます。製品によってはドローコードを締めるのに力が必要なものもあるため、力いらずで簡単に操作できるものを選びましょう。
収納のしやすいものがほしいなら、収納袋が大きいものを選びましょう。たたんだ寝袋の大きさに対して収納袋が小さいと、出し入れの際に力と時間がかかりストレスを感じやすいです。検証した結果、本体に対して収納袋が大きい商品は簡単に素早く取り出せるうえ、片づける手間が省けることがわかりました。
保温性能・重量・収納サイズを基本にして、使い勝手や快適性はその次に選ぶポイントと考えましょう。
どれを選べばよいか迷ったら、有名メーカーから選ぶのもあり。日本には3大メーカーといわれる有名メーカーがあるので、それぞれの特徴をチェックしましょう。どれも日本のメーカーで値段が高価である一方、保温性・収納時のサイズなど寝袋の機能においてはハイパフォーマンスなものが多い傾向があります。
寝袋の専門メーカーである「イスカ」は、保温性の高さとフィット感にこだわっているのが特徴。足元に多めの保温材を充填することによって、保温性を向上させています。独自の3D構造を採用しており、上部に余裕のあるほどよいフィット感も魅力です。
ダウンスリーピングバッグメーカー「ナンガ」は、羽毛の品質にこだわったダウン製品を展開しています。独自設計の専門機器や加工方法で洗浄されたダウンを使用。高い防水性と保温性を兼ね備えているのが特徴です。購入後は期間を限定せずに修理に対応してもらえるアフターサービスつきなので、安心して長期間使用できるでしょう。
アウトドア用品を幅広く取り扱う「モンベル」は、独自技術であるスーパースパイラルストレッチシステムにより高い伸縮性を実現。スパイダーバッフルシステムにより、縫い目をなくすことで高い断熱性も兼ね備えています。特許取得済みの「テーパードスパイラルスタッフバッグ」という収納袋は、形状を変えられるためスペースに合わせた収納が可能です。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||
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保温性の高さ | 持ち運びやすさ. | 寝袋の使いやすさ | 収納袋からの出し入れのしやすさ | 寝心地の良さ | 撥水性があるか | 寝袋の肌触りの良さ | 使用可能な季節(メーカー公表) | 中綿の素材 | 中綿の量 | フィルパワー(FP)値 | 寝袋の形状 | 快適使用温度 | 限界温度 | 重量. | 収納時サイズ | 使用時サイズ | 使用時幅 | 使用時長さ | 連結機能 | 洗濯可能 | 枕付き | |||||||
1 | Bears Rock 封筒型寝袋-6℃|MX-604 | 1位 | 万人におすすめ!使い勝手・寝心地・保温性のバランスが優秀 | 3.5シーズン | 化学繊維 | 不明 | 不明 | 封筒型 | 28℃ | -6℃ | 1389g | 39cm×23cm | 80cm×230cm | 80cm | 230cm | |||||||||||||
2 | Daly Corporation Carinthia|Defence 1 Top | 寝袋選びに迷っているにおすすめの商品 | 春、夏 | 化学繊維 | 不明 | 不明 | マミー型 | 8.1℃ | -10℃(極限温度) | 1342g | 20×31.1cm | 83×215cm | 83cm | 215cm | ||||||||||||||
3 | ロゴスコーポレーション LOGOS|抗菌防臭 丸洗いサウンドリーシュラフ・-2(枕ホルダー付き)|72600018 | 7位 | 家族での使用におすすめ!サイズが大きく寝返りしやすい商品 | 不明 | 化学繊維(ダイナチューブファイバー) | 不明 | 不明 | 封筒型(レクタングラー型) | -2℃ | -2℃ | 2440g | 37.8×46cm | 80×190cm | 80cm | 190cm | |||||||||||||
4 | モンベル シームレス ダウンハガー|シームレス ダウンハガー800 #3 |#1121401 | 2位 | 登山での使用におすすめ。保温性が高く持ち運びしやすい | オールシーズン | ダウン(羽毛) | 不明 | 800FP | マミー型 | 4℃ | -1℃ | 552g | 15×25.3cm | 55×190cm | 55cm | 190cm | |||||||||||||
5 | ナンガ NANGA|AURORA light 600 DX|N16DBK13 | 永久保証つきで長期間寝袋を使用したい人におすすめ | オールシーズン | ダウン(スペイン産ダックダウン90-10%) | 600g | 760 | マミー型 | -4℃ | -11℃ | 1552g | 24×44cm | 80×210cm | 80cm | 210cm | ||||||||||||||
5 | AIFLYCY 寝袋 | 5位 | サラっとした肌触りのよさが魅力。保温性も十分ある | オールシーズン | 化学繊維 | 不明 | 不明 | マミー型 | 10℃ | -15℃ | 1878g | 30×42.5cm | 210×82cm | 82cm | 210cm | |||||||||||||
7 | イスカ ALPHA LIGHT|700X|1118 | 8位 | 保温性の高さと持ち運びやすさを両立した商品 | 3シーズン | 化学繊維 | 700g | 不明 | マミー型 | 不明 | -6℃ | 1313g | 21×43cm | 81×203cm | 81cm | 203cm | |||||||||||||
8 | Newell Brands Coleman|タスマンキャンピングマミー|L-8 | 車中泊で活躍する寝袋がほしい人におすすめ。保温性が高く柔らかな肌触り | 不明 | 化学繊維 | 不明 | 不明 | マミー型 | -2℃ | -8℃ | 2818g | 34.5×63cm | 83×203cm | 83cm | 203cm | ||||||||||||||
9 | ワークマン FieldCore|エクストリームダウンシュラフ690|FCS10 | 肌にまとわりつかず心地よい肌触り。春夏キャンプにおすすめ | オールシーズン(3月上旬~6月下旬、8月下旬~11月下旬) | ダウン(羽毛)、化学繊維(レーヨン、ポリエステル)、フェザー | 690g | 不明 | マミー型 | 2℃ | -19℃ | 1350g | 23×32.5cm | 70×215cm | 70cm | 215cm | ||||||||||||||
10 | カインズ 連結できるシュラフ | 連結して家族と一緒に寝られる。持ち運びやすく寝心地も良好 | 不明 | 化学繊維 | 約280g | 不明 | 封筒型(レクタングラー型) | 15℃(使用時温度目安) | 不明 | 895g | 21×38cm | 75×185cm | 75cm | 185cm |
中綿の素材 | 化学繊維 |
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寝袋の形状 | 封筒型 |
快適使用温度 | 28℃ |
限界温度 | -6℃ |
重量. | 1389g |
収納時サイズ | 39cm×23cm |
使用時サイズ | 80cm×230cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
保温性の検証では、寝袋の中に40℃の湯たんぽを入れて室温5℃の環境に30分放置した結果、温度の低下は2.6℃にとどまりました。寒暖差が大きい春から秋にかけてのスリーシーズンでも、安心して使えるでしょう。
収納袋は余裕のある大きさで、寝袋の出し入れは簡単。寝袋は生地に厚みがないため、コンパクトに折りたためます。足元までファスナーがあるため、寝袋に入りやすいのもうれしいポイント。ファスナーカバーはないものの、内側に噛むのを防止する生地があり巻き込みにくいでしょう。総じて評価が高く、使い勝手のよい寝袋を求めている人にはぴったりの商品といえます。
寝心地も良好。寝袋は全体的にゆとりのある大きさで、スムーズに寝返りが打てました。長さも十分で、肩や足元にも余裕があります。肌触りについても、「サラっと柔らかく、中綿が絶妙にふんわりしている」「家で寝ているような安心感がある」「入ったらすぐにでも眠れそう」と好印象。また「通気性のある質感で、肌に張りつく感じもない」という声も上がりました。
寝袋のファスナーを完全に開けると、マットやブランケットとしても使え、汎用性が高いことも魅力のひとつ。使いやすさは申し分なく、快眠を得るための頼りにもなるので、寝袋の購入を考えている人にぜひ検討してほしい1枚です。
中綿の量 | 不明 |
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使用時幅 | 80cm |
使用時長さ | 230cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | 化学繊維 |
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寝袋の形状 | マミー型 |
快適使用温度 | 8.1℃ |
限界温度 | -10℃(極限温度) |
重量. | 1342g |
収納時サイズ | 20×31.1cm |
使用時サイズ | 83×215cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
Daly Corporationの「Carinthia Defence 1 Top」は、スリーシーズン活躍する寝袋です。室温5℃の環境下で寝袋の中に40℃の湯たんぽを入れて30分放置したところ、温度は2.4℃しか下がりませんでした。保温性が非常に高いため、気温5℃の環境でも体温が低下しにくく、眠りにつきやすいでしょう。
寝袋の使い勝手もよく、快適に出入りできます。ファスナーは大きめサイズで噛みにくく、足元までスムーズに開きました。寝袋自体が軽量かつ薄いため、簡単にコンパクトにたためました。撥水性も備わっており、多少の水滴ならしっかり弾きます。
寝心地は横になると肩と足元にスペースがあり、窮屈さは感じません。背中のクッション性は乏しいものの、寝返りは問題なく打てます。生地の質感はふわっと柔らかく、肌触りも良好。肌に張りつく感覚もそれほどありません。使用したモニターからは「高級感のある心地のよい肌触り」「包まれる感じが心地よい」という声が挙がりました。
収納袋に入れた際の体積は、11,545cm3とそれほどかさばるわけではありません。重量も1,342gとそれほど重くないので、持ち運びしやすいでしょう。しかしドローコードのストッパーが硬めなのに加え、寝袋に対して収納袋のサイズは小さめなので押し込む力が必要です。
扱いやすく寝心地もよいにもかかわらず、コンパクトに収納できるのがうれしいところ。保温性も高く、春・秋・冬のスリーシーズンをとおして暖かい状態を保てます。寝袋選びで迷っている人におすすめの商品です。
中綿の量 | 不明 |
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使用時幅 | 83cm |
使用時長さ | 215cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | 化学繊維(ダイナチューブファイバー) |
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寝袋の形状 | 封筒型(レクタングラー型) |
快適使用温度 | -2℃ |
限界温度 | -2℃ |
重量. | 2440g |
収納時サイズ | 37.8×46cm |
使用時サイズ | 80×190cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
ロゴスコーポレーションの「LOGOS 抗菌防臭 丸洗いサウンドリーシュラフ・-2(枕ホルダー付き)」は、家族のキャンプで使いたい人におすすめ。サイズが大きいので寝返りを打ちやすく、子どもと一緒に寝られます。
寝袋に入ったときに足や肩に余裕があり、窮屈感がありません。背中のクッション性はあまり感じないものの、空間が広いためリラックスして眠れるでしょう。生地はふわふわと柔らかく、表面はサラッとしているので肌に張りつきにくく快適です。使用したモニターからは「長時間気持ちよく使えそう」というコメントが寄せられました。
保温性は高く、室温5℃の環境下で40℃のお湯を入れた湯たんぽを寝袋の中に入れて30分放置したところ、温度は1.95℃しか下がりませんでした。気温−5℃の真冬でも、保温性を高く保った状態で寝られるでしょう。
ドローコードのストッパーが大きく、指がフィットする窪みがあったのに加え、収納袋の口も大きいため収納に力は必要ありません。しかし中綿に厚みがあり、折りたたみには苦労します。収納時のサイズも大きく重さもあり、持ち運びづらい点はデメリット。撥水性もいまひとつで、表面に水をかけると若干浸水しました。
持ち運びづらさは気になるものの、サイズが大きく寝心地は良好です。子どもと一緒に寝られるので、家族でキャンプに行く予定なら有力な選択肢になるでしょう。
中綿の量 | 不明 |
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使用時幅 | 80cm |
使用時長さ | 190cm |
連結機能 | |
枕付き |
ロゴス 抗菌防臭 丸洗いサウンドリーシュラフ・-2(枕ホルダー付き)の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
中綿の素材 | ダウン(羽毛) |
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寝袋の形状 | マミー型 |
快適使用温度 | 4℃ |
限界温度 | -1℃ |
重量. | 552g |
収納時サイズ | 15×25.3cm |
使用時サイズ | 55×190cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
持ち運びやすさは比較したなかでもトップクラス。体積は4,471cm3と小さく、重量は552gと軽量。登山用バックパックに入れても負担になりにくく、身軽に山登りができます。
ファスナーが噛みにくく、スムーズに開け閉めできます。ファスナーは足元まで開くので、出入りも楽に行えました。収納袋に押し込む手間はかかるものの、寝袋を折りたたむ必要がないのもうれしいポイント。取り出しも簡単に行えました。撥水性もあり、水滴をしっかり弾きます。
寝る際のスペースは十分で寝返りもしやすく、身体の窮屈さは感じません。しかし、背中のクッション性に欠け、地面の感触が伝わりやすいのはネック。生地は硬くザラザラしており、肌触りはよくありません。また肌にまとわりつく感覚も気になりました。
寝心地はやや劣るものの保温性も高く、コンパクトで軽く持ち運びもしやすいため登山用におすすめの商品です。
中綿の量 | 不明 |
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使用時幅 | 55cm |
使用時長さ | 190cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | ダウン(スペイン産ダックダウン90-10%) |
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寝袋の形状 | マミー型 |
快適使用温度 | -4℃ |
限界温度 | -11℃ |
重量. | 1552g |
収納時サイズ | 24×44cm |
使用時サイズ | 80×210cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
ナンガの「NANGA AURORA light 600 DX」は、長い期間寝袋を使用したい人におすすめです。永久保証がついており、軽微な生地破損の修理・ファスナー交換・羽毛の増量などが行えます。
保温性は比較したなかでもトップクラス。室温5℃の環境で寝袋に40℃の湯たんぽを入れて30分放置した結果、温度はわずか1.7℃しか下がりませんでした。さらにドローコードを絞ることで、冷気の侵入を防げます。冷え込むこともある春・秋のキャンプでも使いやすいでしょう。
入口の幅は広く、出入りは簡単に行えます。ファスナーカバーがついており、ファスナーが噛みずらい構造です。ただしドローコードのストッパーが固く、閉めづらい点は注意が必要。また、寝袋を折りたたむ必要がなく楽な一方で収納袋が小さく、収納時には力を入れて押し込む必要がありました。撥水性は優れており、水をしっかり弾きます。
生地の肌触りはとてもよく、中に入ってもゴワつきや擦れをほぼ感じません。体に密着するように作られていますが、肌に張りつく感覚も気になりにくい印象です。しかし両腕に圧迫感があり、背中のクッション性はあまり感じませんでした。本体が1,552gと重いうえに体積が大きく、持ち運びづらい点もネックです。
使いやすさや寝心地にやや難はあるものの、保温性と肌触りに優れています。オールシーズン活躍し、長く使っていける寝袋がほしい人は必見です。
中綿の量 | 600g |
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使用時幅 | 80cm |
使用時長さ | 210cm |
連結機能 | |
枕付き |
NANGA(ナンガ) オーロラライト600DXをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
中綿の素材 | 化学繊維 |
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寝袋の形状 | マミー型 |
快適使用温度 | 10℃ |
限界温度 | -15℃ |
重量. | 1878g |
収納時サイズ | 30×42.5cm |
使用時サイズ | 210×82cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
AIFLYCYの「寝袋」は、肌触りのよさが魅力。寝心地を重視する人におすすめできる商品です。
サラっとした生地で「肌に張りつく感じがない」との声が多く挙がり、肌触りのよさでは高評価を獲得。「生地が頬や耳に触れても心地よい」「夏場でも快適に眠れそう」というコメントもありました。寝袋はゆとりのあるサイズで、寝返りもスムーズに打てます。伸縮性がないため足は曲げにくかったものの、長さは十分にあり、肩や足元にも窮屈さは感じられません。
保温性の検証では、寝袋に40℃の湯たんぽを入れ室温5℃の部屋で30分放置したところ、温度の低下は2.5℃にとどまりました。保温性も十分で、寒暖差の大きくなる春や秋でも使えるでしょう。
収納袋は大きいため出し入れはスムーズにできますが、寝袋が厚いため、折りたたみにくい点は気になりました。寝袋のファスナーは足元まであるため、入りやすいのは好印象。チャックに噛み防止のカバーがついているものの、内側の生地は柔らかくまったく噛まないわけではありません。ドローコードもやや固く、スムーズに閉められるとはいえませんでした。
肌触りがとにかくよく、暑い時期のキャンプでも快適な眠りを大切にしたい人におすすめできる寝袋です。
中綿の量 | 不明 |
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使用時幅 | 82cm |
使用時長さ | 210cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | 化学繊維 |
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寝袋の形状 | マミー型 |
快適使用温度 | 不明 |
限界温度 | -6℃ |
重量. | 1313g |
収納時サイズ | 21×43cm |
使用時サイズ | 81×203cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
イスカの「ALPHA LIGHT 700X 」は、保温性が高く持ち運びしやすい商品を探している人におすすめです。40℃の湯たんぽを寝袋の中に入れて30分放置したところ、温度は2.7℃しか下がりませんでした。気温5°℃であっても、保温性を高く保った状態で眠りにつけるでしょう。
収納袋に入れた際のサイズが比較的小さく、重量も1,313gと軽めです。バックパックに入れて持ち運べるでしょう。
生地はゴワつきや擦れの気にならない柔らかな肌当たり。サラっとしており、張りつく感覚もほとんどありません。モニターのなかには「フワモチ感のある上級のダウンコートのような感触」と絶賛する人も。一方、足周りは窮屈で、寝返りをすると顔を入れる穴の位置もズレてしまいます。背中のクッション性も少なく、地面の感触が伝わりました。
寝袋の入口は広く、楽に出入りできます。ドローコードの紐が細くゴム製なので、ストッパーの移動もスムーズです。ファスナーが噛むことはありましたが、すぐに解消できました。表面に水がかかってもしっかり弾き、撥水性も十分です。しかし、収納袋の入口が小さく、入れるのにかなり力がいります。
収納袋へ入れづらいのはネックですが、保温性が高く持ち運びしやすい点は魅力。キャンプで使用したい人におすすめの商品です。
中綿の量 | 700g |
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使用時幅 | 81cm |
使用時長さ | 203cm |
連結機能 | |
枕付き |
イスカ アルファライト 700Xの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
中綿の素材 | 化学繊維 |
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寝袋の形状 | マミー型 |
快適使用温度 | -2℃ |
限界温度 | -8℃ |
重量. | 2818g |
収納時サイズ | 34.5×63cm |
使用時サイズ | 83×203cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
Newell Brandsの「Coleman タスマンキャンピングマミー L-8」は、保温性の高さを重視する人におすすめです。寝袋に入れた40℃の湯たんぽは30分経過しても、2.05℃しか温度が下がりませんでした。ドローコードを絞ることで冷気の侵入も防げるので、5℃の気温でも暖かい状態で寝られるでしょう。
寝袋はまっすぐ寝た際に、足にも余裕がありました。窮屈さはなく、リラックスして寝られるでしょう。背中のクッション性は特別高くはありませんが、弾力のある綿が詰められており、生地は柔らかな質感です。肌に張りつく感覚は少なく、モニターからは「さらっとして柔らかな肌触り」というコメントが寄せられました。
ドローコードは力を使わずに調節できます。撥水性もあり、表面にかかった水をしっかり弾きました。生地は空気を含みやすいものの、ベルトがついておりコンパクトにたためました。収納袋を絞る部分がバックル式なので収納するのも簡単です。
しかし、収納袋に入れた際に持ち運びづらいのは難点。本体は2,818gと重いだけでなく、体積が非常に大きく、120Lのキャリーカートに積む際に半分ほどの場所を取ります。
とはいえ、保温性の高さと寝心地のよさは大きな魅力。車中泊で活躍する寝袋がほしい人は検討してみてくださいね。
中綿の量 | 不明 |
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使用時幅 | 83cm |
使用時長さ | 203cm |
連結機能 | |
枕付き |
コールマン タスマンキャンピングマミー L-8をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
中綿の素材 | ダウン(羽毛)、化学繊維(レーヨン、ポリエステル)、フェザー |
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寝袋の形状 | マミー型 |
快適使用温度 | 2℃ |
限界温度 | -19℃ |
重量. | 1350g |
収納時サイズ | 23×32.5cm |
使用時サイズ | 70×215cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
ワークマンの「フィールドコア エクストリームダウンシュラフ690」は、肌触りを重視する人におすすめです。実際に使用したモニターからは、「とてもなめらかな肌触り」「サラッとしていて通気性もよさそう」という声が聞かれました。生地が肌にまとわりつくような感覚もなく、夏場でも快適に眠れるでしょう。ただし、背中のクッション性は物足りないため、寝返りしやすいよう下に厚手のシートを敷くなどの工夫が必要です。
一方で本体の重量は1,350g、収納袋に入れた状態での体積は13,502cm3と、重すぎずコンパクトなサイズもうれしいポイント。かさばらず持ち運びやすいので、荷物が多くなりがちな登山やキャンプにも利用しやすいでしょう。
霧吹きで水をかけてもしっかり水を弾き、撥水性も優秀。急な天候の変化にも十分対応できるでしょう。ファスナーが噛む場合もありますが、足元まで開けられるので出入りはかなりスムーズでした。
しかし、保温性の検証では満足とはいえない結果に。気温によっては暖かさをキープしにくい可能性があります。とはいえ、顔部分にはドローコードがついており、冷気の侵入を防げるのはプラスポイントです。
保温性や寝心地は満足とまではいえないものの、肌触りがよく使い勝手も申し分のない商品。春夏のキャンプ用に寝袋を探しているなら、ぜひ検討してみてください。
中綿の量 | 690g |
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使用時幅 | 70cm |
使用時長さ | 215cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | 化学繊維 |
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寝袋の形状 | 封筒型(レクタングラー型) |
快適使用温度 | 15℃(使用時温度目安) |
限界温度 | 不明 |
重量. | 895g |
収納時サイズ | 21×38cm |
使用時サイズ | 75×185cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
カインズの「連結できるシュラフ」は、家族で一緒に寝られる商品を探している人におすすめ。寝袋の連結機能があるため、つなげて大きくするとよりゆったり寝られます。収納袋に入れた際はコンパクトになり、持ち運びしやすいのもうれしいポイントです。
寝袋の長さと肩幅には余裕があり、リラックスして寝られます。背中のクッション性には欠けますが、足周りの自由度は高く、寝返りも快適に打てました。ふんわりとした生地感かつサラサラしているので、肌にまとわりつくような感覚はありません。
収納袋が小さいので入れるのには苦労するもののコンパクトに折りたためます。ファスナーが足元まで開くので、寝袋への出入りもスムーズでした。一方、ファスナーがタグや内側の生地を噛みやすい点はネック。また、撥水性は備わっておらず、表面にかけた水が浸水しました。
保温性も高いとはいえません。40℃の湯たんぽを30分間寝袋内に入れて置いたところ、温度は2.8℃下がりました。−5℃の気温では寒さを感じることもあるでしょう。
真冬の使用には向きませんが、持ち運びやすさや寝心地のよさは申し分ありません。連結機能があるので、あまり寒くない時期に家族でゆったりと寝るのにぴったりの商品です。
中綿の量 | 約280g |
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使用時幅 | 75cm |
使用時長さ | 185cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | 化学繊維 |
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寝袋の形状 | マミー型 |
快適使用温度 | -15℃~ |
限界温度 | 不明 |
重量. | 1787g |
収納時サイズ | 17×28.5 |
使用時サイズ | 72.5×210cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
HAWK GEARの「寝袋 シュラフ」は、豊富なカラーバリエーションが魅力。自分好みの寝袋を選びたい人におすすめです。
保温性の高さの検証では、室温5℃の環境で寝袋に40℃の湯たんぽを入れ30分放置したところ、温度の低下が2.4℃にとどまりました。朝晩が冷え込む春や秋でも活躍するでしょう。
撥水性の検証でも高評価を獲得。寝袋のファスナーは足元まであり出入りはスムーズ。収納袋からは簡単に取り出せ、生地が柔らかくたたみやすい印象でした。ただしファスナーにカバーがなく内側の生地を噛みやすいため、開け閉めの際には注意が必要です。袋の奥行きが足らず、収納時もやや手間取りました。
サラっとした生地で肌触りは良好ですが、生地がやや厚手でしっかりしているため、人によっては汗をかくと肌に張りつくことも考えられます。ストレッチ性がないため、寝返りする際には突っ張る感じがあるものの、マミー型のわりには足元にゆとりのある寝袋です。
好きな色を選びたい人や、保温性と撥水性を重視する人は検討してもよいでしょう。
中綿の量 | 不明 |
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使用時幅 | 72.5cm |
使用時長さ | 210cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | ダウン(羽毛)、フェザー |
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寝袋の形状 | 封筒型(レクタングラー型) |
快適使用温度 | 7℃ |
限界温度 | 2℃ |
重量. | 1810g |
収納時サイズ | 20×50cm |
使用時サイズ | 敷:105×210cm/掛:110×200cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
寝袋の中に入ってからファスナーを閉めると噛みやすいので注意が必要ですが、足元まで開くためスムーズに出入りできました。ダウン素材なので寝袋をたたまなくてよいのは利点ですが、収納する際は空気を抜きながら収納袋に入れる必要があります。
収納時の体積は20,773cm3とコンパクトとはいえず、かさばりやすいのがネック。荷物が多くなる登山用として使いたい人には不向きといえます。
また、保温性の検証ではお湯を入れた湯たんぽの温度低下がやや早く、肌寒い季節での使用を想定すると満足とはいえませんでした。冷気の侵入を防ぐために必要なドローコードもついていないため、11月以降のキャンプに使うのは避けた方が無難でしょう。
中綿の量 | 700g |
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使用時幅 | 敷:105cm/掛:110cm |
使用時長さ | 敷:210cm/掛:200cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | 化学繊維(ポリエステル:ホローファイバー) |
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寝袋の形状 | 封筒型(レクタングラー型) |
快適使用温度 | |
限界温度 | |
重量. | 942g |
収納時サイズ | 23×39cm |
使用時サイズ | 75×185cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
パール金属の「CAPTAIN STAG プレーリー 封筒型シュラフ600 」は、軽量で持ち運びしやすいのが魅力です。収納袋に入れた際のサイズはそれほどコンパクトではありませんが、重量は942gと軽量でした。
寝袋の厚みはそこまでないので折りたたみやすく、収納袋からの出し入れもスムーズ。ファスナーは足元まで開くので、出入りは楽に行えました。内側の生地が出ないように気をつければ、噛まずに閉められます。ただし撥水性はいまひとつで、表面に水をかけると若干浸水しました。
寝袋は広く、横になると上半身にゆとりがあります。足周りの自由度も高めで、寝返りは快適に行えました。しかし背中のクッション性は乏しく、肌触りには少しチクチク感があります。モニターからは「夏場で汗をかくとさらに張りつきそう」というコメントが寄せられています。
保温性も高くありません。40℃の湯たんぽを寝袋に入れて30分放置したところ、温度は3.3℃低下しました。朝晩の寒暖差が激しい春や秋の使用には向かないといえます。
保温性と肌触りに優れるとはいえないものの、持ち運びやすさと収納袋からの出し入れのしやすさは魅力です。手軽に使える寝袋を探しているなら、購入を検討してもよいでしょう。
中綿の量 | 600g |
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使用時幅 | 75cm |
使用時長さ | 185cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | 化学繊維(ISOFIBRE) |
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寝袋の形状 | マミー型 |
快適使用温度 | -12℃ |
限界温度 | -17℃ |
重量. | 2865g |
収納時サイズ | 31.7×50cm |
使用時サイズ | 80×220cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
Snugpakの「ベースキャンプ スリープシステム マミー センタージップ」は、保温性の高さが魅力。寝袋の中に40℃の湯たんぽを入れたところ、30分後に温度は2.3℃しか下がりませんでした。気温-5℃の環境でも暖かさを保ちやすいでしょう。ドローコードを絞れば、冷気の侵入を防げます。
柔らかい感触のナイロン生地で、肌触りは良好です。表面はサラサラしており、肌に張りつく感覚はほぼありません。寝返りを打ってもほどよく体に沿って動き、快適です。使用したモニターからは「包まれる感じが心地よい」とのコメントが寄せられています。ただし両腕に圧迫感があり、足周りが窮屈なのは惜しいポイントです。
ファスナーは内側の生地に噛みやすいものの、足元まで開くのでスムーズに出入りできます。撥水性も優れており、表面にかかった水をしっかり弾きました。しかし、寝袋に厚みがあり折りたたみにくいのはネックです。収納袋のサイズが小さく、出し入れする際には力が必要でしょう。
加えて収納時のサイズ・重量どちらも大きいため、持ち運びもしにくいでしょう。とはいえ保温性・撥水性に優れ、幅広いシーンで使えます。
中綿の量 | 不明 |
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使用時幅 | 80cm |
使用時長さ | 220cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | 化学繊維 |
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寝袋の形状 | 封筒型(レクタングラー型) |
快適使用温度 | 10~25℃ |
限界温度 | 不明 |
重量. | 1010g |
収納時サイズ | 22×40.8cm |
使用時サイズ | 75×210cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
寝袋はとても薄く、力を入れずに簡単に折りたためます。収納袋が広く、出し入れもスムーズでした。サイズも比較的コンパクトかつ軽量なので、持ち運びしやすいでしょう。ファスナーが足元まで開くので、出入りしやすいのもうれしいポイントです。撥水性も備わっています。しかし、寝袋の生地が出てきやすく、ファスナーは噛みやすいので注意が必要です。
生地はシャカシャカした素材で肌触りもよくありません。肌に張りつく感覚も強く、モニターからは「ごわつきを感じる」「シャカシャカと擦れる」と指摘されました。寝た際に足元に突っ張りを感じるので寝返りがしにくく、肩幅も狭い印象です。背中のクッション性が乏しく、地面の感触が伝わりやすいのも気になりました。
肌触りや寝心地に不満はあるものの、保温性の高さと手頃な価格は魅力です。本格的なキャンプを始める前の入門用として、購入を検討してもよいでしょう。
中綿の量 | 不明 |
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使用時幅 | 75cm |
使用時長さ | 210cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | 化学繊維 |
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寝袋の形状 | 封筒型 |
快適使用温度 | 不明 |
限界温度 | |
重量. | 1472g |
収納時サイズ | 24.8×40.6cm |
使用時サイズ | 80×190cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
Newell Brandsの「Coleman パフォーマーIII C5」は、寝返りが打ちやすい商品です。足先に突っ張りは感じるものの、寝袋の中のスペースが広く、上半身や足周りの自由度が高め。生地はなめらかなナイロン素材で、モニターからは「寝返りを打っても肌に擦れる感じはなく快適」という意見が寄せられています。
サイズは大きめですが、重量が比較的軽い点は魅力です。ファスナーが噛みやすいものの、足元まで開くので出入りはスムーズに行えました。しかし寝袋に対して収納袋が小さく、収納するとぱんぱんに詰まるため、取り出すのにも入れるのにもかなり苦労しました。撥水機能も備わっておらず、水をかけると浸水します。
使う時期を選ぶものの、収納の手間を厭わず、ゆったり眠れてそこそこ持ち運びやすいものがよいという人であれば選択肢に入れてもよいでしょう。
中綿の量 | 不明 |
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使用時幅 | 80cm |
使用時長さ | 190cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | 化学繊維 |
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寝袋の形状 | 封筒型(レクタングラー型) |
快適使用温度 | 15℃ |
限界温度 | 不明 |
重量. | 1015g |
収納時サイズ | 23×31cm |
使用時サイズ | 80×190cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
TKクリエイトの「G.G.N. シュラフ」は、寝袋の使いやすさが魅力。ファスナーがプラスチック製のカバーで囲われており、噛まずにスムーズに動きます。足元まで開くので、出入りもしやすいでしょう。
寝袋のスペースは広く、リラックスして寝られました。背中のクッション性には欠けるものの、上半身と足元にゆとりがあるので、快適に寝返りできます。生地はふんわりと肌にやさしく、擦れやゴワつきはほとんど感じません。表面がさらりとしているので、肌に張りつく感覚も少なめです。
撥水性があり、多少の水はしっかり弾きます。収納袋のストッパーが調整しやすいので、寝袋を取り出しやすいのもうれしいポイントです。しかし、寝袋に対して収納袋が小さいので、収納時には力で押し入れる必要があります。本体が軽量なので、持ち運びはしやすいでしょう。
保温性はやや低いので朝晩の寒暖差が激しい春や秋、標高が高い場所の夏場のキャンプには向きません。使い勝手や寝心地はよいので、手軽に使える商品を探している人は候補にいれてもよいでしょう。
中綿の量 | 不明 |
---|---|
使用時幅 | 80cm |
使用時長さ | 190cm |
連結機能 | |
枕付き |
中綿の素材 | イミテーションシルクコットン |
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寝袋の形状 | 封筒型(レクタングラー型) |
快適使用温度 | 15℃ |
限界温度 | 8℃ |
重量. | 660g |
収納時サイズ | 16×23cm |
使用時サイズ | 75×190cm |
洗濯可能 |
良い
気になる
しかし保温性は低く、40℃のお湯を入れた湯たんぽは、30分後に3.9℃も低下。夜に冷え込む春や秋の使用には向きません。
また、封筒型にもかかわらず、肩身が狭く感じました。足元や上半身に窮屈感があり、寝返りのしやすさもいまひとつ。背中のクッション性もありませんでした。サラッとした生地で肌触りはよいものの、寝ている際に肌にしっとりと張りつく感覚があります。
ファスナーが内側の生地に噛みやすいのも気になりましたが、足元まで開くので出入りはスムーズ。また、撥水性が備わっているのもうれしいところ。薄くて軽いので、簡単に折りたためます。収納袋にも楽に入れられました。
保温性の低さや肩身の狭さなどが気になるため、使うシーンを選ぶ寝袋といえます。とはいえ安価に購入できるので、少しでも予算を抑えたい人は選択肢に入れてもよいでしょう。
中綿の量 | 不明 |
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使用時幅 | 75cm |
使用時長さ | 190cm |
連結機能 | |
枕付き |
マイベストではベストな寝袋を「寒さを感じることなく熟睡でき、持ち運びがしやすくて使いやすい寝袋」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の寝袋18商品を集め、以下の7個のポイントで徹底検証しました。
検証①:保温性の高さ
検証②:持ち運びやすさ
検証③:寝袋の使いやすさ
検証④:収納袋からの出し入れのしやすさ
検証⑤:寝心地の良さ
検証⑥:撥水性があるか
検証⑦:寝袋の肌触りの良さ
今回検証した商品
保温性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「気温5℃の野外でも熱を逃さず暖かい空気をまとったように寝ることができ、全く寒さを感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
気温5℃に設定した部屋で寝袋の胸元と足元に40℃のお湯を入れた湯たんぽを設置し30分後の水温を計測。2℃を上限に、温度の下り幅が低いものほどおすすめとしてスコア化しました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「120Lのキャリーカートに積む際に他のキャンプ道具と合わせて積んでも他の荷物を圧迫することなく、邪魔にならない」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
サイズ・重量の2つの観点で検証を実施。それぞれに重みづけをし、持ち運びやすさの総合的なレーティングを算出しています。
収納時の直径・長さをメジャーで測定し体積を算出。60000cm3を上限に小さいものほどおすすめとしてスコア化しました。
総重量を量りで測定。5000gを上限に軽いものほどおすすめとしてスコア化しました。
寝袋が使いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「キャンプが趣味であるテスターが、ファスナーが噛むことがなくスムーズに動き、寝袋に入りやすくドローコードを簡単に絞ることができると評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベスト アウトドア担当の舘岡新九郎が実際に寝て各項目チェックし、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
収納袋からの出し入れのしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「キャンプが趣味であるテスターが簡単に素早く取り出せて、片付ける際に手間がかからないと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベスト アウトドア担当の舘岡新九郎が収納袋から寝袋を出し入れして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
寝心地がいい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「キャンプが趣味であるモニターが布団のような感覚で寝れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベスト アウトドア担当の舘岡新九郎が寝袋に寝て寝返りをうち、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
肌触りがいい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「20〜40代の寝袋を一年以内に使用したことがある10人のモニターがより肌触りがいいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
モニターが実際に寝袋に寝て寝返りをうち肌触りの良さを評価。各商品のおすすめ度をスコア化しました。
モニター:「20〜40代の寝袋を一年以内に使用したことがある人」10人
撥水性がある商品としてユーザーがとても満足できる基準を「目視で水を弾いているのがわかり撥水機能があると判断できるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました
首元から30cmの位置に霧吹きで2回かけ表面の状態を判断
寝袋のたたみ方は、ダウン素材と化学繊維によってそれぞれ異なります。
ダウン素材は、たたまず収納袋に押し込むのが基本です。ランダムに詰めていくことで、中のダウンが偏りにくいメリットがあります。寝袋は頭側のほうが大きく空気が抜けやすいので、必ず足側から入れるようにしましょう。
化学繊維は縦方向にたたんだあと、空気を抜きながら丸めていきます。化学繊維はダウン素材のように無造作に収納すると、コンパクトにまとめられず収納袋に入らない可能性も。コンパクトに収納するため丁寧に畳むことが重要です。
寝袋は商品によって洗濯方法が異なるため、必ずタグや説明書を見て洗濯方法・乾燥方法を確認しましょう。
洗濯機を使用する場合は、寝袋を裏返して洗濯ネットに入れて洗濯します。生地の傷みを防ぐために、すべてのジッパーを閉めておきましょう。おしゃれ着洗いや手洗いなどできるだけ生地に負担をかけにくいモードを選び、中性洗剤か寝袋専用洗剤を使用してください。ダウン素材は基本的に洗濯機は使用できません。
手洗いの場合は、すべてのジッパーを閉めて裏返した寝袋をバスタブや大きな容器に入れます。ぬるま湯に中性洗剤か寝袋専用洗剤を少し加え、やさしく押し洗いしましょう。泡がなくなるまですすいだら、タオルで水分を拭き取ります。
洗濯表示を確認し、乾燥機を使えるものであれば乾燥機を使用しましょう。ダウン素材は乾燥機を使用できるものが多い傾向があります。一方、化学繊維は中綿が劣化する恐れがあるため、乾燥機は使用できないものがほとんど。乾燥機が使用できない場合は、風通しのよい日陰で自然乾燥させてください。
1位: Bears Rock|封筒型寝袋-6℃|MX-604
2位: Daly Corporation|Carinthia|Defence 1 Top
3位: ロゴスコーポレーション|LOGOS|抗菌防臭 丸洗いサウンドリーシュラフ・-2(枕ホルダー付き)|72600018
4位: モンベル|シームレス ダウンハガー|シームレス ダウンハガー800 #3 |#1121401
5位: ナンガ|NANGA|AURORA light 600 DX|N16DBK13
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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